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正暦寺 菩提酛(ぼだいもと)清酒祭

1/12正暦寺菩提酛清酒祭に行ってきました。
「菩提酛」は、奈良の菩提山正暦寺で室町時代に生み出されたとされる酒母の造り方。生もと造りの原型ともいわれ、酒母の仕込みを行う前に生米と蒸米を水に浸け乳酸菌を繁殖させた水「そやし水」を作り、この乳酸を大量に含んだ「そやし水」を仕込水とし、一緒に浸けていた生米を蒸して蒸米にして麹と共に仕込むという方法。
日本清酒の起源と言われています。大正時代に消滅してしまうのですが、奈良県の蔵元13社からなる 「奈良県菩提酛による清酒製造研究会」と、奈良県工業技術センターが共同研究を続けた結果、1999年に再現復活に成功しました。

お寺の送迎車があるとの情報があったのですが、乗降場所がわからず、JR万葉まほろば線帯解(おびとけ)駅から歩いて正暦寺へ向かいます。(奈良交通バス窪之庄南バス停から送迎車があったそうです)
1時間ちょっと歩くと、泣き笑い地蔵が見えてきます。
正暦寺泣き笑い地蔵
向かって左は身替地蔵尊(笑い地蔵)で1531年の銘がある船形光背を背負い、右は水子地蔵(泣き地蔵)です。
正暦寺の栄枯の歴史、街道を行く人々の泣き笑いを見てきたことから、名付けられたとか。

出発が遅かったので、到着はちょうど昼12時。
すでに、米を蒸したり麻布に米を移して冷ましたりする作業は終わっていて、清酒醸造祈願が始まりました。
正暦寺清酒祭清酒醸造祈願

正暦寺清酒祭清酒醸造祈願2

粕汁や餅が振る舞われるのですが、すでに無くなっていました・・。(10時開始)
正暦寺清酒祭餅つき

せめて菩提酛仕込みの酒の試飲でも!
5銘柄残っていました。
菩提酛仕込み
両白(もろはく)菩提酛純米」(奈良市西田酒造)
<データー>純米酒、精米歩合70%、アルコール分15度
菩提酛 三諸杉(みもろすぎ)」(奈良県桜井市今西酒造)
<データー>純米酒、ヒノヒカリ、精米歩合70%、アルコール分16.5度
菩提酛仕込つげのひむろ」(奈良市倉本酒造)
<データー>純米酒、精米歩合60%、アルコール分17度
菩提酛仕込純米 百楽門(ひゃくらくもん)」(奈良県御所市葛城酒造)
<データー>純米酒、奈良県産露葉風91%奈良県産ひのひかり9%、精米歩合60%、アルコール分16度
やたがらす浩然之氣(こうぜんのき)菩提酛純米酒」(奈良県吉野郡吉野町北岡本店)
<データー>純米酒、キヌヒカリ、精米歩合68%、アルコール分15度

正暦寺における菩提酛製造計画が貼られていました。
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日本清酒発祥之地の石碑
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ご住職がインタビューを受けていました。
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南天?と山門 (南天・千両・万両の違いがわかりません・・。)
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<正暦寺(しょうりゃくじ)>奈良市菩提山町157
992年、一条天皇の勅命を受けて兼俊僧正(藤原兼家の子)によって創建。当初は堂塔・伽藍が86坊も立ち並んでいたが、1180年、平重衡による南都焼討ちで一時は荒廃。1218年、興福寺一乗院大乗院住職信円僧正(関白藤原忠通の子)が、法相宗の学問所として再興し栄えるが、以後も兵火による焼亡を繰り返した。
福寿院客殿(江戸時代、重要文化財)、本尊は薬師如来倚像(奈良時代、重要文化財)秘仏で年3回公開
正暦寺公式ページ
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