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少彦名(すくなひこな)神社

大阪市中央区の少彦名神社へ行ってきました。

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1780年に薬種業者らが、薬の安全と薬業の繁栄を願うために、京都五条天(ごじょうてん)神社から勧請したのがはじまりです。「神農(しんのう)さん」ともよばれています。

ビルの間に参道があります。
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参道にはショーケースが並び薬が展示されています。
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鳥居です。
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拝殿です。
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祭神は、日本の薬祖神・少彦名命(すくなひこなのみこと)と中国の薬祖神・神農炎帝(しんのうえんてい)です。

拝殿の脇に菰樽が!
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「初霞(はつがすみ)」(奈良県宇陀市久保本家)です。

絵馬に描かれているのは、「張子の虎」です。
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大阪で疫病(コレラ)が流行した時、疫病除薬として「虎頭殺鬼雄黄圓(ことうさっきおうえん)」という丸薬をつくり、病除祈願し無償でお守りの「張子の虎」とともに配ったところ病気が平癒したと伝えられています。

境内に併設されているビル3階に「くすりの道修町(どしょうまち)資料館」があります。
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江戸時代の薬種業者の文書や明治以降の資料などが展示されています。

いただいた栞です。
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入館料は無料です。日・祝・お盆・年末年始は休館です。

<少彦名神社(すくなひこなじんじゃ)>大阪市中央区道修町2-1-8
少彦名神社 公式ページ

【日本酒○×クイズ】正解は次回に発表します。
<前回の問題>京都・伏見の酒は、中硬水を用いて比較的長い期間をかけて発酵させている。
<前回の解答>○ 酸は少な目、なめらかで、きめの細かい淡麗な風味があり「女酒」ともいわれています。

<今回の問題>酒造りに適している米を酒造好適米といい、一般米に比べて粒が小さい。

今は何位かな? 押してみてね!

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