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長龍(ちょうりょう)酒造 吉野杉の樽酒セミナー その1

奈良県北葛城郡広陵町の長龍ブリューパークで「吉野杉の樽酒セミナー」が開催され、行ってきました。

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長龍酒造は、1923年に飯田酒造場(奈良県天理市飯田本店、2015年廃業)より独立して大阪府八尾市に酒の小売店を開業、1963年に長龍酒造を設立し醸造を開始、1979年に広陵酒造を設立して広陵蔵で醸造を開始、1993年に合併しています。代表銘柄は、「長龍」・「ふた穂(ふたほ)」・「稲の国の稲の酒(いねのくにのいねのさけ)」です。

会場の長龍ブリューパークです。
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日本酒とクラフトビールを楽しめる場として2022年3月にオープンした施設で、現在は土・日・祝のみ営業しています。

2023年11/19に「第25回 長龍酒造 蔵開き」が開催予定です。
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入場は無料で、予約も不要です。蔵開き限定酒・限定ビールが販売されるほか飲食コーナーやステージイベント、抽選会などが行われます。開催時間は10~16時です。

長龍ブリューパークのエントランスホールです。
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カウンターでクラフトビールや日本酒を注文することができます。
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長龍酒造は2021年3月からクラフトビールの醸造を行っています。

たくさんのタップが並んでいます。
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セミナー開始まで少し時間があるのでクラフトビールを。
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写真上段左から
白麹セゾン ハイビスカス&ラズベリー」 「白麹セゾン 2023
写真下段左から
SMaSH-Crisp&S.Wolf-」 「SMaSH-Crisp&BarbeRouge-

「吉野杉の樽酒セミナー」が始まります。
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まずは映像を交えての樽酒の説明。

吉野杉の樽酒」の誕生について。
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長龍酒造は1964年に日本で最初の瓶詰樽酒として「長龍 吉野杉の樽酒」を発売しています。

樽の材料には吉野杉が使われています。
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樹齢80年を超えるの吉野杉の「甲付(こうつき)」とよばれる赤味と白太の境目部分だけを使用しています。

材木を組み合わせて出来上がった樽に原酒を入れてなじませます。
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熟練した樽添師が味わい香りのバランスを見極めて瓶詰め、すぐにパストクーラー(急冷装置)で急冷し、香りと味わいを封じ込めています。

その2に続きます。


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