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平等寺(びょうどうじ) 後編

奈良県桜井市の平等寺の続きです。

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本堂の手前、右手には二重塔釈迦堂への参道があります。

二重塔釈迦堂です。
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2004年再建です。

別の角度から見た二重塔釈迦堂です。
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二重塔釈迦堂の周囲には十六羅漢像がまつられています。
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本堂に向かって左手にある寺務所です。
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二重塔釈迦堂への参道右手にある赤門です。
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1976年に現住職・丸子孝法師が手作りで建立した門だそうです。かつては重層の門があったそうです。

赤門から石段を下りると山の辺の道へ続いています。
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三輪山(奈良県桜井市)の麓から春日山(奈良市)の麓へと奈良盆地の東の山裾を縫うように続く古道で、日本最古の道の1つといわれています。古事記や日本書紀にもその名が記されています。

赤門から山の辺の道を南に進むと金谷(かなや)の石仏があります。
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赤門からは徒歩約4分です。堂(収蔵庫)の中に2体の石仏が安置されています。

安置されている金谷の石仏です。
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高さ約220㎝、幅約79㎝の2枚の泥板岩に弥勒如来(写真左)と釈迦如来(写真右)が浮き彫りにされています。平安時代~鎌倉時代初期の作と考えられ、重要文化財です。元は平等寺にあったものを、明治の廃仏毀釈で村人が現在の場所に移したといわれています。

堂の下にある金谷ミロク谷石棺です。
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5世紀末頃に造られた家形石棺と考えられています。

<平等寺(びょうどうじ)>奈良県桜井市三輪38
平等寺 公式ページ
JR三輪駅から徒歩約10分


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