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伏見名水スタンプラリー 御香宮(ごこうのみや)神社編 その1

京都市伏見区で「伏見名水スタンプラリー」が実施され、御香宮神社へ行ってきました。

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御香宮神社の創建の詳細は不明ですが、元は御諸(みむろ)神社で、862年に境内から香りの良い水が涌き出たので、 清和(せいわ)天皇(第56代天皇)より御香宮の名を賜ったと伝えられています。豊臣秀吉が伏見城築城の際に鬼門の守護神として城内に遷しますが、1,605年に徳川家康により元の現在地に戻されています。写真は一の鳥居(大鳥居)です。

一の鳥居から進むと左手にある表門です。
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1622年に徳川頼房(よりふさ、家康の子、徳川光圀(水戸黄門)の父)が伏見城の大手門を拝領して移築したもので、重要文化財です。

表門から参道を進むと二の鳥居(石鳥居)があります。
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さらに参道を進むと、右手に手水舎があります。
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手水舎から参道を進むと正面にある拝殿です。
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1625年再建です。建物の中央に通路がある割拝殿(わりはいでん)です。

拝殿の唐破風元の部分です。
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極採色で龍神伝説である「鯉の滝登り」などが彫刻されています。(1997年の修復で復元)

拝殿の奥に拝所・本殿が続きます。
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拝所の扁額です。
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本殿です。
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1605年に徳川家康の命で京都所司代の板倉勝重(いたくらかつしげ)が普請奉行となって再建したもので、重要文化財です。

本殿の装飾です。
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極彩色で細かい装飾が施されています。(1990年の修復で復元)

その2に続きます。


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