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橿原神宮 春の特別参拝と織田家柳本陣屋御殿「文華殿」特別公開 その3

奈良県橿原市の橿原神宮で開催された「春の特別参拝と織田家柳本陣屋御殿「文華殿」特別公開」の続きです。

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大書院の屋根の様子です。南面の中央には、三角形の千鳥破風(ちどりはふ)が飾られています。

大書院千鳥破風の懸魚(げぎょ)です。
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1844年の建築時のもので、織田木瓜(おだもっこう)の家紋が彫刻されています。

大書院の屋根の下部の様子です。
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南面の中央部分、ちょうど懸魚の下部にあたる部分の軒が少し垂れさがってしまっています。今回の修繕では軒を元の高さに戻すため結木を行い調整するそうです。

大書院下段の間付近の様子です。
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大書院には、対面の為の主要部分として上段の間・中段の間・下段の間の3室があります。下段の間から鍵の手に更に二の間、三の間が続いています。

大書院の西面(写真右)北面の屋根の様子です。
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上段の間・中段の間の屋根部分です。

大書院の鬼瓦です。
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織田木瓜の家紋があしらわれています。大書院は1830年に焼失して1844年に再建されていますが、鬼瓦の側面に再建を開始した1838年より前の1834年の刻銘があることから、先行して瓦が焼かれていたようです。

垂木(たるき)の修繕の際に必要な材木が準備されています。
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垂木は松材が使用されていますが、修繕の垂木は吉野ヒノキを使うそうです。

垂木を多角形に整えるために使う釿(ちょうな)です。
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釿は紀元前から使われてきたと考えられている伝統道具です。

揚屋(あげや)工事の様子です。
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今回の修繕工事の中で最も重要な基礎工事を行うにあたり、「文華殿」全体を1m揚屋し、コンクリート基礎を打設しています。

取り外された礎石が並べられています。
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全て調査を行っているそうです。

礎石には古墳時代の石室の石と推定されるものも発見されています。
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その4に続きます。


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