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酒蔵訪問 太田(おおた)酒造 灘千代田蔵(なだちよだぐら) その4

神戸市東灘区の太田酒造 灘千代田蔵の続きです。

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酒をしぼる「薮田式圧搾機(やぶたしきあっさくき=通称ヤブタ)」です。

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アコーディオンのような蛇腹部分にフィルターの濾過板があり、そこに醪(もろみ)を送り、圧力をかけてしぼります。蛇腹部分の濾過板に残ったものが酒粕です。

圧搾機でしぼった酒を集めるタンクです。
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タンク内にはしぼられたばかりの酒が!
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きれいな黄金色(山吹色)をしています。少し青み(黄緑)がかった色であるようにも見えることから、青冴え(あおざえ)ともよばれます。色は数日間で落ち着くそうです。

しぼった酒を濾過する濾過機です。
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「SFフィルター濾過」とよばれるもので、0.1~0.3μミリ(1μミリは0.001ミリ)の穴が開いたフィルターを通すことで雑菌などを取り除きます。精密濾過ともよばれています。もともとは人口透析用に開発された機械のようです。千代田蔵では「直汲み(じかぐみ)」と表示しているものは、タンクから直接瓶詰をして濾過はしていない酒だそうです。

酒を火入れ(低温加熱殺菌)する蛇管です。
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熱湯につけた蛇管の中に酒を通します。蛇管から出るころには62~68℃になり、微生物を殺菌したり、酵素の働きを止めます。

瓶詰め室の様子です。
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蔵見学は事前予約が必要です。


蔵見学の後は、特別に貴賓室とよばれる洋館へ。
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大日本紡績の社長・会長を務めた小寺源吾の別邸だったものを1955年に譲り受けたものだそうです。1935年頃の建築で、日本で数多くの西洋建築を手がけたウィリアム・メレル・ヴォーリズの設計といわれています。

別の角度から見た貴賓室です。
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アーチ形をした柱の空間がいいですね!
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その5に続きます。


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