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笠置寺(かさぎでら) その2

京都府相楽郡笠置町の笠置寺の続きです。

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修行場入口から入り進んでいきます。大きな岩が覆いかぶさるようです。

道を進んでいくと正月堂に着きます。
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室町時代建築で、本堂にあたる建物です。751年に笠置山で修業をしていた実忠(じっちゅう)が竜穴を見つけ入ると天界の兜率天(とそつてん)に着き、そこで行われた行法を人間界に伝えたものが「お水取り」といわれています。751年1月に正月堂で行われ、翌年2月から東大寺(奈良市)二月堂で修二会として始められています。

正月堂の入口脇には奉納された菰樽が。
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「月桂冠(げっけいかん)」(京都市伏見区月桂冠)です。

正月堂横にある本尊の弥勒大磨崖仏です。
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正月堂は本尊の礼拝堂になっています。8世紀頃の作と考えられていますが、1331年の元弘の乱で焼かれ、現在は光背部分のみしか見えません。

正月堂の内陣に、線刻が再現されたパネルが置かれています。
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正月堂近くにある石造十三重塔です。
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鎌倉時代後期から室町時代作と考えられていて重要文化財です。元弘の乱で焼失した木造十三重塔の跡地に建てられています。

正月堂に向かって右手脇の道を進むと千手窟があります。
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東大寺の初代別当・良弁(ろうべん)が千手窟にこもり千手の秘法を行ったことで、東大寺造営の建築資材を調達することができたといわれています。実忠はここから入り、兜率天に着いたともいわれています。

千手窟からさらに進むと大きな岩が見えます。
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岩に彫られている虚空蔵磨崖仏(こくぞうまがいぶつ)です。
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高さ13m・幅7mあり、製作年代は不詳ですが、奈良時代や平安時代といわれていて、彫られているのは如意輪観音とする説もあります。

その3に続きます。

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