fc2ブログ

浅野日本酒店 Umeda

大阪市北区の「浅野日本酒店 Umeda」へ、行ってきました。

s-DSC_5118.jpg
梅田と扇町の間にある純米酒専門の酒販店で、店内にはテイスティングバーが併設されています。

さっそく。茨城県結城市の結城酒造。
s-DSC_5133.jpg
結ゆい(むすびゆい)純米大吟醸 生酒」(製造元は三千櫻酒造)
<データー>純米大吟醸生原酒、雄町、精米歩合38%、アルコール分16度
※結城酒造は2022年5月に酒蔵から出火し酒蔵・母屋が全焼、現在は北海道上川郡東川町の三千櫻酒造と茨城県筑西市の来福酒造で醸造中。復興をお祈りしています。

兵庫県姫路市の壺坂(つぼさか)酒造。
s-DSC_5122_20231031100116295.jpg
雪彦山(せっぴこさん)壺坂トライアル 5th
<データー>貴醸酒、辨慶、精米歩合70%、アルコール分16度
※貴醸酒は仕込水の一部を清酒に代えて醸した酒。
※辨慶(べんけい)は、約100年前に山田穂と人気を二分した酒米、1955年頃に姿を消すが2018年に復刻

奈良県御所市の油長(ゆうちょう)酒造。
s-DSC_5140_20231031100124071.jpg
風の森(かぜのもり)試験醸造酒
<データー>純米生原酒、原料米非公開、精米歩合90%、アルコール分14度

滋賀県甲賀市の藤本酒造を燗酒で。
s-DSC_5121_20231031100116fdb.jpg
神開(しんかい)ひしゃく酒vol.2 純米吟醸 吟吹雪
<データー>純米吟醸生原酒、吟吹雪、精米歩合55%、アルコール分16度

奈良県吉野郡吉野町の美吉野(みよしの)醸造を燗酒で。
s-DSC_5128_20231031100119125.jpg
花巴(はなともえ)山廃純米 生原酒 2018BY
<データー>純米生原酒、精米歩合70%、アルコール分17度

兵庫県宍粟市の山陽盃(さんようはい)酒造で締め。
s-DSC_5136.jpg
播州一献(ばんしゅういっこん)純米吟醸 愛山
<データー>純米吟醸酒、愛山、精米歩合50%、アルコール分15度

<浅野日本酒店 Umeda(あさのにほんしゅてん うめだ)>大阪市北区太融寺町2-17
浅野日本酒店 公式ページ
大阪メトロ東梅田駅または扇町駅6番出口から徒歩約10分、JR天満駅から徒歩約12分


談山(たんざん)神社 その7

奈良県桜井市の談山神社の続きです。

s-DSC_4226.jpg
境内正面鳥居から拝殿へ続く石段の途中、右手に東殿(恋神社)への参道があります。

東殿です。
s-DSC_4367_20231030080950fee.jpg
若宮ともよばれ、1619年建築の談山神社本殿を1668年に移築したもので重要文化財です。祭神は鏡女王・定慧(じょうけい)・藤原不比等です。鏡女王は藤原鎌足の妻で幸せな生活をおくったことから縁結びの御利益があるとされ恋神社ともよばれています。正面から参拝した後、時計回りで社殿背後から参拝、時計回りで再び正面から参拝を3度繰り返すと祈願が深まるそうです。

東殿手前にある「厄割り石」があります。
s-DSC_4375.jpg

「厄割り改心玉」をこの石の上に2個落として割ります。
s-DSC_4286_20231030080950e06.jpg
1つ目の玉が厄落とし、2つ目の玉が祈願玉です。

東殿の近くにある「むすびの磐座(いわくら)」です。
s-DSC_4370.jpg
岩を撫でて心に思うことを祈願してから、おみくじをしたりお守りを授かるとより願いが叶うそうです。

東殿からさらに参道を進むと右手に如意輪観音堂があります。
s-DSC_4372_20231030080954f16.jpg

如意輪観音堂からさらに進むと鳥居があります。
s-DSC_4374.jpg
三天稲荷神社へ続く参道です。

三天稲荷神社拝殿です。
s-DSC_43592 (6)

三天稲荷神社です。
s-DSC_43592 (5)
宇賀魂命(うかのみたまのみこと)、菅原道真、市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)がまつられています。

<談山神社(たんざんじんじゃ)>奈良県桜井市多武峰319
談山神社 公式ページ
東大門まではJR・近鉄南口から奈良交通バス談山神社行きで多武峯バス停下車徒歩約4分
正面鳥居まではJR・近鉄南口から奈良交通バス談山神社行き終点下車徒歩約7分


談山(たんざん)神社 その6

奈良県桜井市の談山神社の続きです。

s-DSC_4366_202310291030471ca.jpg
権殿(ごんでん、写真左)から石段を下りると「けまりの庭」とよばれる広場があり、左右(東西)に社殿があります。中臣(藤原)鎌足と中大兄皇子(天智天皇)が蹴鞠会(けまりえ)で出会い645年の乙巳(いっし)の変(大化の改新)の発端になったとされ、「けまりの庭」では毎年4/29と11/3に「けまり祭」が行われています。

「けまりの庭」の東にある神廟拝所(しんびょうはいしょ)です。
s-DSC_4236_20231029103044701.jpg
元は、藤原鎌足の長男の僧・定慧(じょうけい)が創建した妙楽寺の講堂です。現在の社殿は1668年建築で重要文化財です。

別の角度から見た神廟拝所です。
s-DSC_4229.jpg
明治の神仏分離までは阿弥陀三尊像が本尊としてまつられていました。安倍文殊院((奈良県桜井市)に移されて、現在は釈迦三尊像としてまつられています。

神廟拝所内部には藤原鎌足の神像などがまつられています。
s-DSC_4245_20231029103044de9.jpg

三十六歌仙図も展示されています。
s-DSC_4253_20231029103047ced.jpg
江戸時代作です。

「けまりの庭」の西にある総社拝殿です。
s-DSC_4232_2023102911065344f.jpg
1668年建築で重要文化財です。

総社拝殿内には福禄寿大神がまつられています。
s-DSC_4235.jpg

総社拝殿の奥にある総社本殿です。
s-DSC_4261.jpg
926年に勧請され、八百万の神をまつり日本最古の総社と言われています。現在の社殿は1668年建築の談山神社本殿を1742年に移築したもので重要文化財です。

総社拝殿に向かって右手にある閼伽井屋(あかいや)です。
s-DSC_4255.jpg
1619年建築で需要文化財です。

閼伽井屋内にある井戸です。
s-DSC_4258.jpg
「摩尼法井(まにほうい)」とよばれ、定慧が法華経を講じた時に、龍王が出現したと伝えられています。

その7に続きます。


談山(たんざん)神社 その5

奈良県桜井市の談山神社の続きです。

s-DSC_4347_2023102609320071f.jpg
神明神社に向かって右手に藤原鎌足墓所(御破裂(ごはれつ)山)・談山(かたらいやま)への登山口があります。御破裂山へ510m(徒歩約20分)、談山へ290m(徒歩約10分)の案内板を信じて登ってみます。

登山口に向かって右手に古代信仰の霊地があります。
s-DSC_4328_20231026093157208.jpg
「龍ケ谷の古代磐座(いわくら)」といわれ、神聖な岩に天上から神を迎え祭祀を行った場所です。

龍ケ谷の古代磐座には龍神社がまつられています。
s-DSC_4330_2023102609320048f.jpg

登山口を進んでいきます。
s-DSC_4352_20231026093204705.jpg

途中で道が左右に分かれます。
s-DSC_4353.jpg
左に進むと藤原鎌足墓所、右に進むと談山です。

ほぼ登山口の案内板の時間通りで、談山に到着。
s-DSC_4356_2023102609320722e.jpg
「御相談所」の石碑があります。中大兄皇子(なかのおおえのおうじ=天智天皇(第38代天皇))と中臣鎌足(藤原鎌足)が645年の乙巳(いっし)の変の相談を行った場所と伝えられています。

談山にある祠です。
s-DSC_4358.jpg
新しく造営されたようですが、何がまつられているのかは未確認です。

道を戻って、分かれ道を左に進むと藤原鎌足墓所に着きます。
s-DSC_43591.jpg

藤原鎌足墓所です。
s-DSC_43592 (7)

その6に続きます。


談山(たんざん)神社 その4

奈良県桜井市の談山神社の続きです。

s-DSC_4317_20231025180007301.jpg
西宝庫に向かって左手の石段を下りると十三重塔があります。十三重塔は678年に藤原鎌足の長男で僧の定慧(じょうけい=定恵)が父の供養のために建てたとされ、現在の塔は1532年再建で重要文化財です。

別の角度から見た十三重塔です。
s-DSC_4319_20231025180010e10.jpg
現存する世界唯一の木造十三重塔です。

下から見上げるとこんな感じ!
s-DSC_4323.jpg

十三重塔の西にある権殿(ごんでん)です。
s-DSC_4324_20231025180010da4.jpg
970年に右大臣の藤原伊尹(これただ)によって創建された常行堂で、 永正年間(1504~1521年)再建です。

別の角度から見た権殿です。
s-DSC_4362.jpg

権殿に向かって左手に末社が並んでいます。
s-DSC_4334_20231025181757222.jpg

比叡神社です。
s-DSC_4335_2023102518180067f.jpg
飛鳥(奈良県高市郡明日香村)の大原にあった1627年創建の大原宮を移築したもので重要文化財です。明治維新までは山王宮とよばれていたそうです。大山咋神(おおやまくいのかみ)をまつっています。

比叡神社に向かって左隣にある稲荷神社です。
s-DSC_4343.jpg

比叡神社に向かって右隣にある山神神社です。
s-DSC_4337_2023102518180083d.jpg

山上神社に向かって右手にある杉山神社です。
s-DSC_4339.jpg
久々能智神(くくのちのかみ)という木の神をまつっています。

杉山神社に向かって右隣にある神明神社です。
s-DSC_4341.jpg

その5に続きます。


談山(たんざん)神社 その3

奈良県桜井市の談山神社の続きです。

s-DSC_4369_20231025163142d70.jpg
拝殿の外観です。1520年建築で重要文化財です。

拝殿南側の縁側の様子です。
s-DSC_4295.jpg

拝殿内部の様子です。
s-DSC_4297_20231025163133941.jpg
天井は角材を格子に組みその上に板を張った格天井(ごうてんじょう)です。

拝殿内に展示されている「百味の御食(ひゃくみのおんじき)」です。
s-DSC_4305_20231025163136739.jpg
10月の第2日曜日に嘉吉祭(かきつさい)が行われ、豪華に盛り付けた穀類・果実・野菜などのが供えられます。昔は100種類作られていましたが、現在は約30種類だそうです。

供えられた果実などが展示されています。
s-DSC_4307_20231025163139ea1.jpg

供えられた神前の様子です。(紹介パネルを撮影したものです)
s-DSC_4306_2023102516313953b.jpg

拝殿の中央部分は一段天井が高い折り上げ格天井になっています。
s-DSC_4292.jpg

拝殿中央部分の奥(北)にある本殿です。
s-DSC_4291_202310251631265da.jpg
1850年建築で重要文化財です。主祭神は藤原鎌足です。毎朝9時から朝拝を行なっていて参列することが可能です。(無料)

拝殿の東にある東宝庫です。
s-DSC_4303_202310251631360b5.jpg
1619年建築で重要文化財です。西宝庫と同様、名宝を収蔵していましたが、現在は博物館に寄託しているそうです。

東宝庫に向かって右手にある春日社です。
s-DSC_4301_20231025163132241.jpg
江戸時代後期の建築でしたが、いたみが激しく2022年に修繕されました。

その4に続きます。


談山(たんざん)神社 その2

奈良県桜井市の談山神社の続きです。

s-DSC_4377.jpg
正面入山入口から進むと境内大鳥居があります。談山神社の一の鳥居(大鳥居は)北へ約5㎞の多武峰(とうのみね)街道沿い(奈良県桜井市上之宮82)にあります。

境内大鳥居から石段を進むと参道右手にある夫婦杉です。
s-DSC_4224_20231025094146967.jpg

境内大鳥居からは石段が140段続きます。
s-DSC_4266.jpg

ようやく社殿が見えてみました・・。
s-DSC_4268_202310250941512ab.jpg

石段を上がると右手には拝殿の下部が見えます。
s-DSC_4270_202310251000382fc.jpg

さらに石段を上がると右手に楼門があります。
s-DSC_4272.jpg

楼門の手前、左手に手水舎があります。
s-DSC_4275.jpg

手水鉢です。
s-DSC_4274.jpg
1880年に昭和天皇(第124代天皇)の外祖父で公爵・九条道孝が奉納した鶴の手水鉢です。

手水舎の奥にあるマガタマ池です。
s-DSC_4308_2023102510070625b.jpg

手水舎に向かって左隣にある西宝庫です。
s-DSC_4276.jpg
1619年建築で重要文化財です。名宝を収蔵していましたが、現在は博物館に寄託しているそうです。

その3に続きます。


談山(たんざん)神社 その1

奈良県桜井市の談山神社へ、行ってきました。

s-DSC_4395.jpg
678年に藤原氏の祖である中臣鎌足(藤原鎌足)の長男で僧の定慧(じょうけい=定恵)が鎌足の遺骨を多武峰(とうのみね)に改葬し十三重塔を造立して妙楽寺と称したのが始まりで、701年に神殿を建て鎌足の神像を安置したと伝えられています。写真は東大門手前の社石標です。

社石標の手前(東)徒歩約3分に屋形橋があります。
s-DSC_4398_20231024100458fe8.jpg
神域への寺川に架かる長さ約10mの屋根付きの橋で、1791年に架けられたといわれ、松尾芭蕉もこの橋を渡って参拝したそうです。

屋形橋です。
s-DSC_4397_2023102410045825c.jpg
現在の橋は1979年に再建されたものです。

社石標か参道を進むと東大門があります。
s-DSC_4394_202310241004525fe.jpg
1803年再建で、惣門だったようです。

東大門から見た境内の様子です。
s-DSC_4392.jpg

東大門からは木立に囲まれた上り坂の参道が続きます。
s-DSC_4390_20231024105505d3f.jpg

東大門から徒歩約10分、参道左手に摩尼輪(まにりん)塔があります。
s-DSC_4380_20231024105905d99.jpg
摩尼は宝珠のことで、長い八角大石柱の塔身の上部に大円盤形を刻み出しためずらしい形の塔です。1303年の銘があり重要文化財です。

摩尼輪塔から徒歩約5分、参道右手に石灯籠があります。
s-DSC_4378.jpg
1331年の銘があり重要文化財です。後醍醐(ごだいご)天皇(第96代天皇)が寄進したものと伝えられています。

参道をさらに進むと正面入山入口に着きます。
s-DSC_4217_20231024112104018.jpg

参道左手にある手水舎です。
s-DSC_4219_20231024112107b24.jpg

その2に続きます。


濱田屋(はまだや)

神戸市東灘区の濱田屋へ、行ってきました。

s-DSC03282_20201103103719e97_20231023100920ac9.jpg
神戸地元酒保存会協力店になっている酒販店で、灘酒を中心に、こだわりの酒を販売しています。

店内の様子です。
s-DSC_5389.jpg
「濱田アルコール研究所」(飲食部)があり、販売されている酒や肴を購入して研究(飲食)することができます。

この日は暑かったので最初にビールを。
s-DSC_5388_20231023100913a00.jpg

山形県長井市の鈴木酒造店長井蔵。
s-DSC_5390.jpg
磐城壽(いわきことぶき)標葉(しねは)にごり しろうま 活性にごり
<データー>純米吟醸生酒、夢の香、精米歩合55%、アルコール分16度

兵庫県明石市の熟成酒を飲み比べて締め。
s-DSC_5395_20231023100920d91.jpg
写真左より
兵庫県明石市の江井ヶ島(えいがしま)酒造。
神鷹(かみたか)純米 ひやおろし 2019BY
<データー>純米原酒、精米歩合75%、アルコール分17度
兵庫県明石市の太陽酒造。
赤石(あかいし)たれくち 純米吟醸 生原酒 2019BY
<データー>純米吟醸生原酒、山田錦、精米歩合60%、アルコール分19~20度

<濱田屋(はまだや)>神戸市東灘区魚崎南町4-15-13
濱田屋 公式ページ
阪神魚崎駅から徒歩約5分、六甲ライナー魚崎駅から徒歩約6分


酒蔵訪問 菊正宗(きくまさむね)酒造 後編

神戸市東灘区の菊正宗酒造の続きです。

s-DSC_5352_202310201703279c2.jpg
事前予約していた「菊正宗 盃展示館」の見学に向かいます。菊正宗醸造場嘉宝(かほう)蔵五番(写真左)の一画に設けられ、2022年4月にオープンしています。

エントランスの様子です。
s-DSC_5380.jpg
見学には2日前までにwebサイトで予約が必要です。入館は無料です。

展示室の様子です。
s-DSC_5360_20231020170330424.jpg

たくさんの盃が展示されています。
s-DSC_5363_202310201703301af.jpg

「可盃(べくはい)」も展示されています。
s-DSC_5375_2023102017033357f.jpg
底に穴が開けられ手で押さえながら酒を飲み干さないと置けない盃や、天狗の鼻を持って酒を飲み干さないと置くことができない盃などがあります。

角樽(つのだる)です。
s-DSC_5376.jpg
婚礼や結納のほか、誕生・新築・開店などの慶事で使用されます。

指樽(さしだる)です。
s-DSC_5367.jpg
板を差し合わせて作った樽で、室町時代頃から使われていたそうです。慶事に使用されるため、漆器の側面に家紋が描かれたり、蒔絵(まきえ)の装飾が施されています。

遊山用燗瓶(ゆさんようかんびん)です。
s-DSC_5377_20231020170337cb5.jpg
錫の徳利(瓶)に燗酒を詰め、保温容器に入れて遊山に使用したそうです。

見学後は菊正宗酒造記念館へ戻り、盃の違いによる飲み比べ。
s-DSC_5383.jpg
菊正宗 上撰 生酛辛口
<データー>本醸造酒、精米歩合70%、アルコール分15度

もう少し飲みたいので有料試飲を。
s-DSC_7126_202310201703439ba.jpg
猪口と2杯の試飲ができるスターターセットは500円、試飲の追加は1杯150円です。(価格は税込)

この日は同じ酒を2杯。
s-DSC_5386_20231020170341555.jpg
菊正宗  超特撰 純米大吟醸 嘉宝(かほう)
<データー>純米大吟醸酒、山田錦、精米歩合38%、アルコール分16度

<菊正宗酒造(きくまさむねしゅぞう>本社:神戸市東灘区御影本町1-7-15 酒造記念館:神戸市東灘区魚崎西町1-9-1 
菊正宗酒造 公式ページ
菊正宗酒造記念館へは、六甲ライナー南魚崎駅から徒歩約3分、または阪神魚崎駅から徒歩約10分


酒蔵訪問 菊正宗(きくまさむね)酒造 前編

神戸市東灘区の菊正宗酒造へ、行ってきました。

s-DSC_5316_20231020161920199.jpg
1659年に本嘉納家が本宅敷地内に酒蔵を建てて酒造業を始め創業年としています。代表銘柄は「菊正宗」・「百黙(ひゃくもく)」です。写真は1924年建築の本社ビルです。

本社ビルの東北隅にある「嘉納治五郎翁 生誕地」の石碑です。
s-DSC_5317.jpg
嘉納治五郎は講道館柔道の創始者で、柔道の父とよばれています。1909年に国際オリンピック委員会(IOC)委員となり1940年の東京オリンピック招致(日中戦争の激化により返上)に尽力しています。

本社から東へ徒歩約12分にある嘉宝蔵(かほうぐら)です。
s-DSC_2398_20231020161917c7a.jpg

嘉宝蔵の東にある菊正宗酒造記念館です。
s-DSC_5349_202310201619233db.jpg
菊正宗酒造記念館は、1960年に創業時の酒蔵を移築してオープンしましたが、1995年の阪神淡路大震災で倒壊、1999年に全面建て替えして再オープンしています。入館は無料です。

入口脇には菰樽が置かれています。
s-DSC_5350_20231020161926673.jpg

入口付近から見たエントランスホールの様子です。
s-DSC_5351_20231020161926d5f.jpg
全面建て替えで建物は新しくなりましたが、倒壊前の柱や梁を随所に使っています。

館内には酒造展示室があります。
s-DSC_2405_20231020161920038.jpg
酒造用具を使って、酒造りの工程を紹介しています。写真は生酛造りの工程です。「生酛造りは酒造りの原点、菊正宗の原点」の言葉を掲げ、菊正宗酒造では特定名称酒のほとんどで生酛造りを行っています。

館内にはショップが併設され、きき酒コーナーでは試飲が可能です。
s-DSC_5384.jpg
菊正宗 特撰 生酛 ひやおろし
<データー>本醸造酒、精米歩合70%、アルコール分16度

後編に続きます。


酒蔵訪問 白鶴(はくつる)酒造 後編

神戸市東灘区の白鶴酒造の続きです。

s-DSC_5324_20231020103525206.jpg
白鶴酒造資料館のショップ内には唎き酒コーナーがあります。

セルフで無料試飲ができます。(内容は定期的に変更されます)
s-DSC_5323_20231020103524362.jpg
白鶴 本醸造 ひやおろし 山田錦
<データー>本醸造酒、山田錦、精米歩合70%、アルコール分15度

白鶴酒造資料館限定酒。(※試飲酒は生、販売酒は火入れ)
s-DSC_5322.jpg
白鶴 蔵酒 特別純米酒 生原酒
<データー>特別純米生原酒、山田錦、精米歩合70%、アルコール分17度

リキュールも。
s-DSC_5320.jpg
白鶴 まるごと搾り にごりゆず酒
<データー>リキュール、アルコール分10~11度

3種類の飲み比べが有料試飲で!
s-DSC_5325.jpg
別鶴(べっかく)」は白鶴酒造の若手社員だけで、「白鶴」とは異なるタイプの酒を造るプロジェクトです。

さっそく!
s-DSC_5326_20231020103528d0e.jpg

ボトルはこんな感じ。
s-DSC_0512_20231020103518890.jpg
写真左より
別鶴 木漏れ日のムシメガネ
<データー>純米酒、白鶴錦、精米歩合70%、アルコール分11~12度
別鶴 陽だまりのシュノーケル
<データー>純米酒、白鶴錦、精米歩合78%、アルコール分12~13度
別鶴 黄昏のテレスコープ
<データー>純米酒、白鶴錦、精米歩合70%、アルコール分12~13度

特別に第2期メンバーによる「別鶴」を試飲させていただけることに。
s-DSC_5406_20231020103531f9e.jpg
写真左より
別鶴 フクロウのうたたね
<データー>純米酒、精米歩合70%、アルコール分11~12度
別鶴 ウミネコのひとやすみ
<データー>純米酒、精米歩合70%、アルコール分10~11度

もう少し飲みたい場合は、有料の「利き酒自販機」もあります。
s-DSC_5321_202310201035219f0.jpg
お猪口付き・コイン2枚(30ml×2杯)で500円(税込)です。

<白鶴酒造(はくつるしゅぞう)>神戸市東灘区住吉南町4-5-5
白鶴酒造 公式ページ
阪神住吉駅から徒歩約8分


酒蔵訪問 白鶴(はくつる)酒造 前編

神戸市東灘区の白鶴酒造へ、行ってきました。

s-DSC_5319.jpg
1743年に材木屋治兵衛が醸造を開始し創業年とし、2023年10/10に創業280周年を迎えています。代表銘柄は「白鶴」です。

敷地入口付近から見た蔵の様子です。
s-DSC_5333.jpg
写真左端の本店二号蔵は伝統的な方法で吟醸酒を主に醸造しています。看板のある本店三号蔵は最新装置を使って醸造を行っています。普段は一般の酒蔵見学は行っていませんが、春と秋に行われる酒蔵開放で見学会を実施しています。

本店壱号蔵は白鶴酒造資料館になっています。
s-DSC_0506_202103181005572e2_20231018093726105.jpg
大正時代初期建築の酒蔵を整備して1982年に開館しています。入館は無料です。

白鶴酒造資料館の入口付近の様子です。
s-DSC_5330_20231018093729d5b.jpg

入口脇に置かれている菰樽です。
s-DSC_0061_202310180937234d5.jpg

館内に入ると正面には大きな酒樽がお出迎え。
s-DSC_2381_20220927101518d86_2023101809373578f.jpg
館内では、酒造りの工程が昔の酒造道具や人形を使って展示・紹介されています。

製麹室(せいぎくしつ=麹室(こうじむろ)の展示コーナーです。
s-DSC_0065_20220505101709352_20231018093726926.jpg

ショップが併設されています。
s-DSC_7157_20230311212048e59_20231018093732a1a.jpg

後編に続きます。


酒蔵訪問 小山本家(こやまほんけ)酒造 灘浜福鶴蔵(なだはまふくつるくら)

神戸市東灘区の小山本家酒造 灘浜福鶴蔵へ、行ってきました。

s-DSC_5348.jpg
1957年に福鶴酒造として創業しています。1995年の阪神淡路大震災で蔵が全壊しますが、1996年に社名を浜福鶴銘醸に改め製造を再開しています。2013年に小山本家酒造(さいたま市、1808年創業)と合併し小山本家酒造 灘浜福鶴蔵に社名変更しています。代表銘柄は「浜福鶴(はまふくつる)」・「空蔵(くぞう)」・「七ツ梅(ななつうめ)」です。

浜福鶴吟醸工房です。
s-DSC_2425_202310181004454d5.jpg
酒造りの全工程を公開する四季醸造蔵として1996年に建築されたもので、ショップを併設しています。

2階は酒造り体験空間になっています。
s-DSC_7308_20231018101007858.jpg
通路からガラス越しに酒造りや様子や設備を見学することができます。見学の予約は不要ですが、10名以上の団体の場合は事前予約すると案内人による説明を受けることができます。

ショップ内には試飲コーナーがあります。(内容は定期的に変更されます)
s-DSC_5334.jpg
「限定 浜福鶴 仕込参號 純米吟醸 無濾過生原酒」
<データー>純米吟醸生原酒、山田錦、精米歩合60%、アルコール分17度

季節限定酒。
s-DSC_5342.jpg
空蔵 純米吟醸原酒 山田錦 ひやおろし
<データー>純米吟醸原酒、山田錦、精米歩合60%、アルコール分16度

2代目の杜氏で、引退後も案内人を務める宮脇米治さんを冠した酒。
s-DSC_5338.jpg
米治(よねじ)大吟醸 生
<データー>大吟醸生酒、精米歩合50%、アルコール分17度

もう1杯。
s-DSC_5336.jpg
米治 純米吟醸 生
<データー>純米吟醸生酒、精米歩合60%、アルコール分17度

有料試飲ができる「きき酒処」もあります。
s-DSC_5340_20231018100452fa0.jpg

「きき酒処」のメニューです。(内容は定期的に変更されます)
s-DSC_5341_2023101810045241a.jpg

この日の期間限定酒は、ロック酒のセット。
s-DSC_5345.jpg
写真左より
七ツ梅(ななつうめ)生酛純米 生原酒 愛山
<データー>純米生原酒、愛山、精米歩合75%、アルコール分16度
七ツ梅 特別純米酒 山田錦 生酛仕込
<データー>特別純米酒、山田錦、精米歩合60%、アルコール分15度

もう1杯、この日の秘蔵酒。
s-DSC_5347.jpg
浜福鶴 吟醸工房 秘蔵酒 タンク直詰 愛山
<データー>純米大吟醸生酒、愛山、精米歩合45%、アルコール分17度

2023年10/21に「秋酒の宴」イベントが開催されます。
s-20231021.jpg
↑クリックで拡大できます。

<小山本家酒造 灘浜福鶴蔵(こやまほんけしゅぞう なだはまふくつるくら)>神戸市東灘区魚崎南町4-4-6
小山本家酒造 灘浜福鶴蔵 公式ページ
阪神魚崎駅または六甲ライナー南魚崎駅から徒歩約10分 


酒蔵訪問 泉(いずみ)酒造

神戸市東灘区の泉酒造へ、行ってきました。

s-DSC_5310.jpg
1756年に兵庫・有馬郡道場村(現・神戸市北区)で創業し、1844年に現在地に移転しています。1995年の阪神淡路大震災で蔵が焼失して休造しますが、2007年に復活しています。代表銘柄は、「仙介(せんすけ)」、「琥泉(こせん)」です。

事務所棟の玄関です。
s-DSC_1056_20220722102435c32_20231017100105cce.jpg
2021年3月に建築され、酒類の販売も行っています。一般の酒蔵見学は行っていません。

以前の事務所棟はこんな感じ。
s-DSC02722_20211108101608dc0_2023101710011169b.jpg

玄関脇には杉玉が吊るされています。
s-DSC_5312.jpg
以前も入りにくい感じでしたが、新しくなっても何故か入りにくい感じ・・。

試飲は可能です。
s-DSC_5314_2023101710011190c.jpg
写真左より
仙介 特別純米 白麹 無濾過生酒原酒
<データー>特別純米生原酒、山田錦、精米歩合65%、アルコール分13度
仙介 特別純米 無濾過生酒原酒
<データー>特別純米生原酒、五百万石・山田錦、精米歩合65%、アルコール分16度

<泉酒造(いずみしゅぞう)>神戸市東灘区御影塚町1-9-6
泉酒造 公式ページ
阪神石屋川駅から徒歩約8分、JR六甲道駅から徒歩約22分


十一代目又四郎(じゅういちだいめ またしろう)

神戸市東灘区の十一代目又四郎へ、行ってきました。

s-DSC_5226.jpg
1751年創業の安福又四郎(やすふくまたしろう)商店の直売所です。代表銘柄は「大黒正宗(だいこくまさむね)」です。

敷地にある看板です。
s-DSC_5224_20231016100217082.jpg
現在は丸亀製麺や毎度おおきに食堂の店舗などがありますが、ここには醸造を行っていた大黒蔵がありました。

かつてあった、大黒蔵の様子です。
P6080082_convert_20130619000237_2017063010322212b_20231016100819f82.jpg
老朽化のため2013年に解体されました。現在は白鶴酒造(神戸市東灘区)の二号蔵で醸造を行っています。

入口脇には菰樽が置かれています。
s-DSC_5227_202310161002203e3.jpg

手描きの看板も!
s-DSC_5228.jpg
毎日放送の「せやねん」の取材で訪れたお笑いコンビ・ダブルヒガシ作だそうです。

店内の様子です。
s-DSC_5229.jpg

大黒蔵の看板も飾られてます。
s-DSC_5231.jpg
復興して掲げられる日が来ることを祈っています。

試飲も可能です。さっそく。
s-DSC_5232.jpg
紅天女(くれないてんにょ)純米吟醸
<データー>純米吟醸酒、兵庫夢錦、精米歩合60%、アルコール分15度

季節限定酒。
s-DSC_5240.jpg
酒草子(さけのそうし)秋は夕暮れ
<データー>純米原酒、兵庫夢錦、精米歩合60%、アルコール分15度

創業270周年を機に発売を開始した和牛のための日本酒。
s-DSC_5234_202310161002283ad.jpg
牛と鉄板(うしとてっぱん)STEAK
<データー>特定名称表記無し、山田錦、精米歩合60%、アルコール分18度

なまざけシャーベットを販売中。
s-DSC_5236_2023101610023115f.jpg

せっかくなので。
s-DSC_5239_202310161002315ef.jpg
大黒正宗 吟醸 なまざけ
<データー>吟醸酒、兵庫夢錦、精米歩合60%、アルコール分17度

<安福又四郎商店(やすふくまたしろうしょうてん)>神戸市東灘区御影塚町1-5-23
十一代目又四郎 公式ページ
阪神石屋川駅から徒歩約13分、JR六甲道駅から徒歩約22分


酒蔵訪問 神戸酒心館(こうべしゅしんかん) その3

神戸市東灘区の神戸酒心館の続きです。

s-DSC_5250_2023101510012975e.jpg
福寿(ふくじゅ)蔵の酒蔵見学後は、ショップがある東明(とうみょう)蔵へ。

酒蔵見学を行った人は、特別な試飲ができます。
s-DSC_5291_20231015100132eb0.jpg
斗瓶採りの生酒を試飲に加えていただけることに!

斗瓶採りの生酒。
s-DSC_5296_20231015100135509.jpg
福寿 斗瓶倶楽部 蔵直採り生酒 大吟醸
<データー>大吟醸生原酒、山田錦、精米歩合50%、アルコール分18度

磨き35%の大吟醸酒。
s-DSC_5295.jpg
福寿 超特撰 大吟醸
<データー>大吟醸酒、山田錦、精米歩合35%、アルコール分15度

季節限定の生酒。
s-DSC_5294_20231015100132667.jpg
福寿 純米吟醸 生酒 爽生
<データー>純米吟醸生酒、精米歩合60%、アルコール分17度

季節限定酒。
s-DSC_5299_202310151001394cb.jpg
福寿 秋晴れ 生酛 純米
<データー>純米酒、精米歩合70%、アルコール分15度

2017年に登録された酒米「HYOGO SAKE 85」を使った酒。
s-DSC_5303_2023101510013953e.jpg
福寿 純米吟醸 HYOGO SAKE 85
<データー>純米吟醸酒、HYOGO SAKE 85、精米歩合60%、アルコール分15度
※HYOGO SAKE85(ひょうご さけ えいてぃ-ふぁいぶ)は、1986年に兵庫県立農林水産技術総合センターが韓国で育成された水原258号と山田錦を交配し、2017年に品種登録出願した酒造好適米

試飲後、斗瓶採りの生酒をお土産に。
s-DSC_5298.jpg
斗瓶からそのまま瓶詰します。

購入した酒。
s-DSC_5403.jpg
福寿 斗瓶倶楽部 蔵直採り生酒 純米酒
<データー>純米生原酒、精米歩合70%、アルコール分17度

<神戸酒心館(こうべしゅしんかん)>神戸市東灘区御影塚町1-8-17
神戸酒心館 公式ページ
阪神石屋川駅から徒歩約10分、JR六甲道駅から徒歩約20分


酒蔵訪問 神戸酒心館(こうべしゅしんかん) その2

神戸市東灘区の神戸酒心館の続きです。

s-DSC_5288.jpg
醸造を行っている福寿蔵の2階へはエレベーターで。扉は「福寿(ふくじゅ)」デザイン!

エレベーターの手前にはサインが書かれたボトルが展示されています。
s-DSC_5285_2023101314240794f.jpg
神戸酒心館を訪れたノーベル賞受賞者のサインボトルで、写真左が2012年にノーベル経済学賞を受賞したアルヴィン・ロス氏、写真右は2014年にノーベル物理学賞を受賞した中村修二氏のものです。2008年に「福寿 純米吟醸」がノーベル賞公式行事の提供酒として選ばれ、以降、日本人がノーベル賞を受賞する度に9度提供酒になっています。

福寿蔵2階の様子です。
s-DSC_5278_20231013142404842.jpg
エレベーターを降りると通路になっていて、ガラス越しに酒蔵を見学することができます。

エレベーターを降りてすぐ右手は酒蔵への扉。
s-DSC_5281.jpg
施錠されていて、関係者以外は入室禁止です。

酒蔵への扉のガラス越しには、釜場が見えます。
s-DSC_5258_202310131423551eb.jpg
ちょうど、米が蒸しあがったところです!

通路には酒造りのスケジュールが掲示されています。
s-DSC_5261.jpg

ガラス越しに見た仕込室の様子です。
s-DSC_5271_20231013142401780.jpg
蒸しあがった米が、エアシューターでタンクに運ばれているようです。

作業している様子がよく見えます。
s-DSC_5275_20231013142401620.jpg

さらに奥にもタンクがいっぱい!
s-DSC_5267_20231013142358279.jpg

その3に続きます。


酒蔵訪問 神戸酒心館(こうべしゅしんかん) その1

神戸市東灘区の神戸酒心館へ、行ってきました。

s-DSC_4491_20231012173531ed7.jpg
1751年創業です。福寿酒造時の1995年に阪神淡路大震災で全ての木造蔵が倒壊し1996年に神戸市東灘区魚崎南町にあった豊澤酒造(1932年創業)とともに神戸酒心館を設立して1997年にオープンしています。代表銘柄は「福寿(ふくじゅ)」です。写真は入口の長屋門です。

長屋門には杉玉が吊るされ、注連縄(しめなわ)が張られています。
s-DSC_4492.jpg

長屋門を入って右手に進むと東明蔵(とうみょうぐら)があります。
s-DSC_5246.jpg
ショップやSDGsの取り組みの紹介パネルなどがあります。

東明蔵入口脇には菰樽が置かれています。
s-DSC_5244.jpg

エントランスホールの様子です。
s-DSC_5306.jpg
映像で蔵の紹介が行われています。写真撮影コーナーもあります。この日は酒蔵見学を予約していたので受付へ。

長屋門を入って正面右手にある福寿蔵です。
s-DSC_5307.jpg
2日前までに事前予約をするとセルフでの見学が可能です。オンライン予約はこちら→神戸酒心館 酒蔵見学のページ

受付の方の案内で福寿蔵入口へ。
s-DSC_5290_202310131008396ef.jpg

入口を入るとさらに格子戸が。
s-DSC_5289_20231013100836426.jpg
16言語に対応したリーフレットも置かれています。

創業家である安福家の歴代当主の系図が展示されています。
s-DSC_5254_2023101310301215e.jpg
現在の当主は13代目・安福武之助氏です。(↑クリックで拡大できます)

酒蔵での作業の様子が映像で紹介されています。
s-DSC_5252.jpg

その2に続きます。


風の森(かぜのもり)花火大会 THE FINAL 風の森とBBQを楽しむ その3

大阪市此花区のホテル・ロッジ舞洲(まいしま)で開催された「風の森花火大会 THE FINAL 風の森とBBQを楽しむ」の続きです。

s-DSC_5202_20231012094353d06.jpg
油長(ゆうちょう)酒造が創業した1719年頃に建築された蔵を改装(享保蔵)し、2020年に奈良に伝わる古典醸造法を参考に室町時代の酒造りを再現、大甕で醸して大甕で熟成させ、2022年から販売を開始した「水端(みずはな)」も楽しむことができます。

展示されている「水端」のボトルです。
s-DSC_5171.jpg

これは飲まないと!
s-DSC_5217_2023101209440008f.jpg
いい色!

3種類を飲み比べ!
s-DSC_5204_20231012094356c7d.jpg
写真左より
水端 壱号 2020BY 常温熟成 一段仕込み
<データー>特定名称表記無し、秋津穂、精米歩合非公開、アルコール分12度
水端 弐号 2021BY 氷温熟成、零段仕込み
<データー>特定名称表記無し、秋津穂、精米歩合非公表、アルコール分11度
水端 1569×EUREKAI 2023BY 二段仕込み
<データー>特定名称表記無し、秋津穂、精米歩合非公表、アルコール分13度

カクテルも楽しむことができます。
s-DSC_5205_2023101209435612a.jpg
油長酒造が新たな取り組みとして2018年に設立した大和蒸溜所の「橘花 KIKKA GIN(きっかじん)」がベース。

大和蒸溜所所長・板床直輝氏自らが。
s-DSC_5208_20231012094357f3b.jpg

ルビートニック」を。
s-DSC_5213.jpg

頂いたカードとシールです。
s-DSC_5407_202310120944033d8.jpg
レアな「キラカード」だとか。確かに角度を変えると光るような。(写真ではよくわかりませんが)

昼の部はここまで。展示されていた花火です。
s-DSC_5161_20231012094350a68.jpg
夜には盛大に打ち上げられていました!

<風の森(かぜのもり)花火大会 THE FINAL 風の森とBBQを楽しむ>
2023年10/1 ホテル・ロッジ舞洲(大阪市此花区北港緑地2-3-75)
油長酒造 公式ページ


風の森(かぜのもり)花火大会 THE FINAL 風の森とBBQを楽しむ その2

大阪市此花区のホテル・ロッジ舞洲(まいしま)で開催された「風の森花火大会 THE FINAL 風の森とBBQを楽しむ」の続きです。

s-DSC_5184.jpg
日本酒はチケット制で楽しむことができます。(↑クリックで拡大できます)

まずは、このイベントのために造られた酒。
s-DSC_5183_20231011100301fa4.jpg
風の森 みんなで花火を打ち上げるお酒 THE FINAL 山田錦507
<データー>純米生原酒、山田錦、精米歩合50%、アルコール分15度

もう1杯、このイベントのために造られた酒。
s-DSC_5200.jpg
風の森 みんなで花火を打ち上げるお酒 THE FINAL 愛山607
<データー>純米生原酒、愛山、精米歩合60%、アルコール分16度

チャレンジとして限定復活した酒。
s-DSC_5191_20231011100304961.jpg
風の森 Challenge Edition 雄町607 真中採り(まなかとり)
<データー>純米生原酒、雄町、精米歩合60%、アルコール分16度

「風の森」発売25周年の記念し、5種の微生物で醸した酒。
s-DSC_5196_202310111003099dd.jpg
風の森 25周年記念 未来予想酒
<データー>純米生原酒、秋津穂、精米歩合50%、アルコール分14度

風の森」醸造責任者の中川悠奈氏。
s-DSC_5215.jpg
5種の微生物とは、通常の「風の森」に使用している7号酵母、菩提酛(ぼだいもと)仕込みで使用している正暦寺(しょうりゃくじ、奈良市)で発見された3種類の乳酸菌、甕仕込みの日本酒「水端(みずはな)」の醪(もろみ)の中からも発見されていて、中世や古い時代の酒造りに色濃く関係していたと思われるピキア属菌で、5種の微生物が織り成す未来の「風の森」の味わいは、今まで未体験のものだそうです。2023年11~12月に高温発酵で醸す風の森 25周年記念 未来予想図Ⅱを発売する予定なので楽しみに!とのこと。

引き続き飲みます。
s-DSC_5193_202310111003061cc.jpg
風の森 愛山807 真中採り
<データー>純米生原酒、愛山、精米歩合80%、アルコール分16度

さらに!
s-DSC_5198.jpg
風の森 秋津穂 特別栽培米
<データー>純米生原酒、秋津穂、精米歩合85%、アルコール分16度

風の森」の仕込水で休憩!
s-DSC_5180_20231011105838e1b.jpg

その3に続きます。


風の森(かぜのもり)花火大会 THE FINAL 風の森とBBQを楽しむ その1

大阪市此花区のホテル・ロッジ舞洲(まいしま)で「風の森花火大会 THE FINAL 風の森とBBQを楽しむ」が開催され、行ってきました。

s-DSC_5165_20231010115812f3f.jpg
奈良県御所市の油長(ゆうちょう)酒造が、コロナでイベントができなくなった2020年に、みんなの思いを込めて花火を打ち上げてオンライン中継したのが始まりで、日常生活を取り戻した今年でイベントが終了となりました。

会場のホテル・ロッジ舞洲です。
s-DSC_5154.jpg
今回は、花火大会が行われる夜の部に加え、BBQを楽しむ昼の部も行われました。(事前予約制)

ロビーには写真撮影コーナーが設けられています。
s-DSC_5158_20231010115813e5c.jpg

受付を済ませると振舞い酒(グラス付き)。
s-DSC_5168_20231010115816fa8.jpg
風の森 ALPHA 2 この上なき華
<データー>純米生原酒、秋津穂、精米歩合22%、アルコール分14度

好きな色のピンバッチも貰えます。
s-DSC_5167.jpg

BBQ会場です。
s-DSC_5176.jpg

BBQの具材が配られます。
s-DSC_5186.jpg
奈良県五條市の養豚農家「ばあく」が育てた豚肉など、奈良県御所市の秋津穂栽培農家「杉浦農園」による無農薬栽培された野菜、同じく御所市の老舗醤油蔵「片上醤油」でBBQを楽しみます。

さっそく、始めます!
s-DSC_5188_202310101158212c0.jpg

その2に続きます。


大衆呑処 サカグラ本店

大阪市北区の「大衆呑処 サカグラ本店」へ、行ってきました。

s-DSC_4609.jpg
2022年11月にオープンした立ち飲み店です。以前は、滋賀県湖南市の竹内酒造直営の「竹内酒造(たけうちしゅぞう)大阪駅前第二ビル店」でしたが、「どんがめ」などを営むコズミックダイナーの系列店に変更されました。嬉しいことに、日本酒は竹内酒造の酒を以前とほとんど変わらない値段で提供しています。

竹内酒造の大吟醸酒でスタート。
s-DSC_4616_20231009102138213.jpg
香の泉(かのいづみ)天醸(あまかもす)大吟醸
<データー>大吟醸酒、山田錦、精米歩合40%、アルコール分16度

次は、生原酒。
s-DSC_4622.jpg
香の泉 鳳紋(ほうもん)無濾過生原酒
<データー>普通酒生原酒、日本晴、精米歩合70%、アルコール分20度

続いて。
s-DSC_4624_20231009102144524.jpg
香の泉 かのいづみ 純米酒
<データー>純米酒、精米歩合60%、アルコール分15度

さらに。
s-DSC_4611_20231009102136b51.jpg
唯々 山廃 純米酒
<データー>純米酒、滋賀渡船6号、精米歩合70%、アルコール分15度

熟成酒も。
s-DSC_4613.jpg
唯々(ただただ)豊潤 純米酒 2019BY
<データー>純米酒、日本晴・玉栄、精米歩合60%、アルコール分15度

締めの1杯も熟成酒!
s-DSC_4619_202310091021410a7.jpg
唯々 山廃 特別純米酒 2018BY
<データー>特別純米酒、玉栄、精米歩合60%、アルコール分15度

<大衆呑処 サカグラ本店>大阪市北区梅田1-2-2大阪駅前第2ビルB1F
JR北新地駅から徒歩約3分、大阪メトロ西梅田駅から徒歩約5分


しまねの地酒フェア OSAKA その5

大阪市中央区の國民會館で開催された「しまねの地酒フェア OSAKA」の続きです。

s-DSC_5085.jpg
試飲で燗酒を提供している蔵が多いのも「しまねの地酒フェア」の特長!島根県松江市の若林酒造。

若林酒造を燗酒で飲み比べ。
s-DSC_5084.jpg
写真左より
開春(かいしゅん)生酛 杜氏・山口竜馬
<データー>純米酒、山田錦、精米歩合65%、アルコール分17度
開春 西田 純米 生酛仕込
<データー>純米酒、山田錦、精米歩合65%、アルコール分17度
開春 倇(おん)生酛 木桶仕込 2018BY
<データー>純米酒、山田錦、精米歩合90%、アルコール分17~18度

島根県出雲市の旭日(あさひ)酒造は寺田栄里子副杜氏が燗を!
s-DSC_5074.jpg
旭日酒造10代目・佐藤誠一氏の長女です。

旭日酒造を燗酒で。
s-DSC_5077_20231008105424dc4.jpg
写真左より
十旭日(じゅうじあさひ)生酛 純米 五百万石70 2016BY
<データー>純米酒、五百万石、精米歩合70%、アルコール分15度
十旭日 生酛 純米 緑ラベル 五百万石70 2016BY
<データー>純米酒、五百万石、精米歩合70%、アルコール分15度

もう1杯、旭日酒造を燗酒で。(写真中央)
s-DSC_5078.jpg
十旭日 生酛 純米 鏡草(かがみくさ)雄町70 2018BY
<データー>純米酒、雄町、精米歩合70%、アルコール分15度

島根県邑智郡邑南町の玉櫻酒造も試飲は燗酒で提供。
s-DSC_5054.jpg
蔵の酒を提供している飲食店の方などが応援!

玉櫻酒造を燗酒で。
s-DSC_5055_20231008111552993.jpg
写真左より
玉櫻(たまざくら)金櫻 純米吟醸 2021BY
<データー>純米吟醸酒、五百万石、精米歩合60%、アルコール分15度
玉櫻 純米 佐香錦 2017BY
<データー>純米酒、佐香錦、精米歩合70%、アルコール分15度

同じく、玉櫻酒造を燗酒で。
s-DSC_5057_202310081115525de.jpg
玉櫻 山廃 純米酒 五百万石 2019BY
<データー>純米酒、五百万石、精米歩合70%、アルコール分15度

もう1杯、玉櫻酒造を燗酒で。
s-DSC_5058.jpg
玉櫻 生酛 純米酒 山田錦 2017BY
<データー>純米酒、山田錦、精米歩合70%、アルコール分15度

仕込水を飲み比べて締め!
s-DSC_5059_20231008111558eb8.jpg
島根県仁多郡奥出雲町の奥出雲酒造の仕込水(写真左)、島根県松江市の若林酒造の仕込水(写真右)

<しまねの地酒フェア>2023年9/23 國民会館(大阪市中央区大手前2-1-2)
島根県酒造組合 公式ページ
大阪メトロ天満橋駅3番出口から徒歩約3分


しまねの地酒フェア OSAKA その4

大阪市中央区の國民會館で開催された「しまねの地酒フェア OSAKA」の続きです。

引き続き試飲を。島根県仁多郡奥出雲町の簸上清酒(ひかみせいしゅ)。
s-DSC_5070_20231007102809c85.jpg
七冠馬(ななかんば)The Seven Kimoto
<データー>純米酒、改良雄町、精米歩合60%、アルコール分15度

簸上清酒15代・田村明男代表が自ら燗付けを。
s-DSC_5072.jpg

田村明男代表自らの燗はパック酒。
s-DSC_5073_20231007102812567.jpg
簸上正宗(ひかみまさむね)佳撰 ヒカミパック
<データー>普通酒、アルコール分15~16度

島根県出雲市の酒持田本店(さけもちだほんてん)。
s-DSC_5081.jpg
ヤマサン正宗 誘一献(いざいっこん)特別純米酒 ひやおろし
<データー>特別純米酒、五百万石、精米歩合60%、アルコール分15度

同じく、酒持田本店。
s-DSC_5079.jpg
ヤマサン正宗 萌(もえ)純米生原酒
<データー>純米生原酒、五百万石、精米歩合70%、アルコール分18度

続いて、酒持田本店。
s-DSC_5083_20231007102818da9.jpg
ヤマサン正宗 出雲神庭(いずもかんば)古代米の薫り 原酒
<データー>純米原酒、五百万石・古代米、精米歩合70%、アルコール分17度

さらに、酒持田本店。
s-DSC_5080_20231007102815b17.jpg
ヤマサン正宗 山廃仕込純米酒 平成30(2018)BY
<データー>純米酒、五百万石、精米歩合70%、アルコール分16度

もう1杯、酒持田本店。
s-DSC_5082_20231007102818394.jpg
ヤマサン正宗 古滴(やまさんこてき)四年熟成 純米大吟醸原酒
<データー>純米大吟醸原酒、山田錦、精米歩合50%、アルコール分17度

酒持田本店の仕込水で休憩。
s-DSC_5060.jpg

しまねの地酒フェア OSAKA その3

大阪市中央区の國民會館で開催された「しまねの地酒フェア OSAKA」の続きです。

引き続き試飲を。島根県松江市の李白酒造。
s-DSC_5096.jpg
李白(りはく)純米吟醸 Wandering Poet 生
<データー>純米吟醸生酒、山田錦、精米歩合55%、アルコール分15度

島根県松江市の米田酒造。
s-DSC_5097_20231006101320363.jpg
豊の秋(とよのあき)雀と稲穂 特別純米酒
<データー>特別純米酒、山田錦、精米歩合58%、アルコール分15度

島根県出雲市の板倉酒造は試飲を燗酒で提供。
s-DSC_5090_20231006101313304.jpg

板倉酒造の燗酒を。生酛&山廃&水酛のブレンド。
s-DSC_5094.jpg
無窮天穏(むきゅうてんおん)縁起(えんぎ)
<データー>純米吟醸酒、山田錦、精米歩合60%、アルコール分15度

同じく、板倉酒造の燗酒を。
s-DSC_5091_20231006101316e13.jpg
無窮天穏 水母(くらげ)そやし水もと 純米吟醸 佐香錦
<データー>純米吟醸酒、五百万石・佐香錦、精米歩合60%、アルコール分14度

島根県大田市の一宮酒造。
s-DSC_5087.jpg
壱呑屋(いちのみや)TANE~にごり~
<データー>特定名称表記無し、原料米・精米歩合非公表、アルコール分14度

島根県安来市の金鳳酒造。
s-DSC_5100.jpg
金鳳(きんぽー)上撰
<データー>普通酒、原料米・精米歩合非公表、アルコール分15~16度

同じく金鳳酒造。
s-DSC_5101_20231006101323ae1.jpg
金鳳 本醸造
<データー>本醸造酒、五百万石、精米歩合65%、アルコール分15度

金鳳酒造の仕込水で休憩。
s-DSC_5064_20231006101310848.jpg

その4に続きます。


しまねの地酒フェア OSAKA その2

大阪市中央区の國民會館で開催された「しまねの地酒フェア OSAKA」の続きです。

引き続き試飲を。島根県邑智郡邑南町の池月酒造。
s-DSC_5037.jpg
誉 池月(ほまれいけづき)純米大吟醸 佐香錦 精米歩合三割五分
<データー>純米大吟醸原酒、佐香錦、精米歩合35%、アルコール分15度

同じく、池月酒造。
s-DSC_5039_20231005094447a59.jpg
誉 池月 純米吟醸 佐香錦 精米歩合五割
<データー>純米吟醸酒、佐香錦、精米歩合50%、アルコール分16度

島根県仁多郡奥出雲町の奥出雲酒造。
s-DSC_5043_20231005094450682.jpg
奥出雲(おくいずも)純米大吟醸
<データー>純米大吟醸酒、改良八反錦、精米歩合40%、アルコール分15度

同じく、奥出雲酒造。
s-DSC_5042.jpg
仁多米(にたまい)コシヒカリ 純米大吟醸
<データー>純米大吟醸酒、コシヒカリ、精米歩合50%、アルコール分15度

もう1杯、奥出雲酒造。
s-DSC_5050.jpg
裏 奥出雲の一滴(うら おくいずものいってき)純米酒 改良雄町
<データー>純米生原酒、改良雄町、精米歩合60%、アルコール分18度

島根県安来市の吉田酒造。
s-DSC_5047_20231005094450642.jpg
月山(がっさん)スパークリング クラウド
<データー>特定名称表記無し、精米歩合非公表、アルコール分12度

島根県浜田市の日本海酒造。
s-DSC_5051.jpg
環日本海(かんにほんかい)水澄みの里 純米大吟醸
<データー>純米大吟醸原酒、山田錦、精米歩合40%、アルコール分15度

同じく、日本海酒造。
s-DSC_5053_2023100509445642a.jpg
環日本海 やさか仙人NEO 純米吟醸
<データー>純米吟醸酒、五百万石、精米歩合55%、アルコール分15度

島根県隠岐郡隠岐の島町の隠岐酒造。
s-DSC_5088_202310050944598e5.jpg
隠岐誉(おきほまれ)純米大吟醸
<データー>純米大吟醸酒、山田錦、精米歩合45%、アルコール分16度

隠岐酒造の仕込水で休憩!
s-DSC_5063_20231005094456fe0.jpg

その3に続きます。


しまねの地酒フェア OSAKA その1

大阪市中央区の國民會館で、「しまねの地酒フェア OSAKA」が開催され、行ってきました。

s-20230923.jpg
島根県酒造組合の主催で、大阪では2016年から毎年9月~11月に開催されています。コロナで中断があり2019年以来、4年ぶりの開催です(事前予約不要で来場順受付)。東京では2023年10/9に東京交通会館で開催されます。

島根県酒造組合のLINEに友達登録しておくと「特製ぐい吞み」が!
s-DSC_5115_202310041005256e3.jpg
島根の木材を使ったぐい呑みで、材質は「檜(ひのき)」・「胡桃(くるみ)」・「桜」・「栃(とち)」・「欅(けやき)」・「桑(くわ)」の6種類、底に蔵のロゴが入っています。何が当たるのかはお楽しみ。(先着80名のみ)

受付で頂いた「特製ぐい吞み」と猪口です。
s-DSC_5400.jpg
猪口はもれなく貰えます。

別の角度から撮影した「特製ぐい吞み」と猪口です。
s-DSC_5401.jpg
私が頂いた「特製ぐい吞み」は、材質が「栃」で蔵のロゴは「李白(りはく)」(島根県松江市李白酒造)。

会場内の様子です。
s-DSC_5044.jpg
島根県内の16蔵が参加しており、自由に試飲を楽しむことができます。

会場内には菰樽も置かれています。
s-DSC_5046_20231004100519077.jpg

会場内からは大阪城がきれいに見えます!
s-DSC_5111.jpg
写真手前は大阪城乾櫓(いぬいやぐら)で1620年建築、重要文化財です。豊臣時代の大阪城は、1615年の大坂夏の陣で落城後に埋められています。1620年から徳川幕府により再建が開始され1629年に完成、現在の天守は1931年復興です。

試飲を!島根県出雲市の富士酒造合資会社。
s-DSC_5030_2023100410051496f.jpg
出雲富士(いずもふじ)天の叢雲(あまのむらくも)純米大吟醸
<データー>純米大吟醸酒、山田錦、精米歩合35%、アルコール分16度

同じく富士酒造合資会社。フェア限定の非売品の酒。
s-DSC_5032.jpg
出雲富士 大吟醸 おり酒
<データー>大吟醸酒、山田錦、精米歩合35%、アルコール分17度

さらに、富士酒造合資会社。
s-DSC_5112_20231004100522506.jpg
出雲富士 黒ラベル 特別純米 佐香錦
<データー>特別純米酒、佐香錦、精米歩合60%、アルコール分16度

もう1杯、富士酒造合資会社。
s-DSC_5036.jpg
出雲富士 秋雲(あきも)ひやおろし 純米
<データー>純米酒、山田錦、精米歩合70%、アルコール分15度

その2に続きます。


酒とチーズと自由とENERGY 後編

大阪市北区の「酒とチーズと自由とENERGY」の続きです。

引き続き飲みます。福井県鯖江市の加藤吉兵衛商店。
s-DSC_5002_2023100220571740f.jpg
梵(ぼん)GOLD 無濾過 純米大吟醸 山田錦
<データー>純米大吟醸酒、山田錦、精米歩合50%、アルコール分15度

宮城県石巻市の平孝(ひらこう)酒造。
s-DSC_5004_202310022057177a0.jpg
日高見(ひたかみ)純米 山田錦 秋あがり
<データー>純米酒、山田錦、精米歩合60%、アルコール分16~17度

静岡市の英君酒造。
s-DSC_5005_20231002205718211.jpg
英君(えいくん)特別純米 ひやおろし
<データー>特別純米酒、誉富士、精米歩合60%、アルコール分15度

長野県佐久市の伴野(ともの)酒造。
s-DSC_5000.jpg
Beau Michelle(ボー ミッシェル)
<データー>特定名称表記無し、精米歩合60%、アルコール分9度

三重県名張市の木屋正(きやしょう)酒造を燗酒で。
s-DSC_4992_20231002205710f5e.jpg
而今(じこん)特別純米 火入れ
<データー>特別純米酒、五百万石・山田錦、精米歩合60%、アルコール分16度

滋賀県長浜市の冨田酒造を燗酒で。
s-DSC_4993.jpg
七本鎗(しちほんやり)純米 玉栄
<データー>純米酒、玉栄、精米歩合60%、アルコール分15度

福井県大垣市の南部酒造場を燗酒で。
s-DSC_5013_2023100220572180c.jpg
花垣(はながき)米の違いシリーズ第2弾 九頭竜 純米無濾過生原酒
<データー>純米生原酒、九頭竜、精米歩合60%、アルコール分18度
※「九頭竜(くずりゅう)」は、2003年に栽培が途絶え、2014年に復活した福井県の酒造好適米

青森県八戸市の八戸酒造。
s-DSC_5008.jpg
陸奥八仙(むつはっせん)V1116 ワイン酵母仕込み
<データー>特定名称表記無し、華吹雪・他、精米歩合非公表、アルコール分13度

もう1杯、八戸酒造。
s-DSC_5017.jpg
陸奥八仙(むつはっせん)ミドリラベル 特別純米 火入
<データー>特別純米酒、まっしぐら・華吹雪、精米歩合60%、アルコール分16度

福島県河沼郡会津坂下町の廣木酒造本店。
s-DSC_5015_2023100220572405f.jpg
飛露喜(ひろき)特別純米
<データー>特別純米酒、五百万石・山田錦、精米歩合55%、アルコール分16度

青森市の西田酒造店で締め。papaさん(店主)ありがとう!
s-DSC_5019.jpg
田酒(でんしゅ)特別純米酒
<データー>特別純米酒、華吹雪、精米歩合55%、アルコール分16度

<酒とチーズと自由とENERGY>大阪市北区天神橋5-5-28 CIELBLUE 2F
残念ながら、2023年9/16で営業を終了されました


酒とチーズと自由とENERGY 前編

大阪市北区の「酒とチーズと自由とENERGY」へ、行ってきました。

s-DSC_4973_202310021024324a4.jpg
セルフで日本酒を楽しむことができる日本酒バーでしたが、papaさん(店主)体調不良により2023年9/16で営業を終了されました・・。

この光景をもう見ることはできないです・・。
s-DSC_4975_20231002102435869.jpg
最後にしっかりと飲み比べを!

滋賀県甲賀市の笑四季酒造。
s-DSC_4982_20231002102438a3b.jpg
笑四季(えみしき)Sensation BLUE 火入
<データー>特定名称表記無し、渡船二号、精米歩合50%、アルコール分15度

福島県会津若松市の宮泉銘醸。
s-DSC_4983.jpg
會津 宮泉(あいづ みやいずみ)純米酒 火入
<データー>純米酒、精米歩合60%、アルコール分16度

佐賀県伊万里市の古伊万里酒造。
s-DSC_4981.jpg
古伊万里(こいまり)前(さき)Pareja(パレハ)
<データー>吟醸酒、精米歩合60%、アルコール分15度

福島県河沼郡会津坂下町の曙(あけぼの)酒造。
s-DSC_4979_20231002102435d5b.jpg
天明(てんめい)Bange Yumenokaori 蔵薔薇 おりがらみ 一火
<データー>純米酒、夢の香、精米歩合50%、アルコール分14度

もう1杯、曙酒造。
s-DSC_4984.jpg
天明 さらさら純米 生 lobely summer 2023
<データー>純米生酒、夢の香・他、精米歩合65%、アルコール分15度

長野県佐久市の大澤酒造。
s-DSC_4990_202310021024451f3.jpg
明鏡止水(めいきょうしすい)ラヴィアンローズ ブーケロゼ
<データー>純米吟醸酒、美山錦、精米歩合55%、アルコール分11度

京都府京丹後市の白杉(しらすぎ)酒造。
s-DSC_4986.jpg
白木久(しらきく)BLACK LABEL 純米吟醸 無濾過一火原酒
<データー>純米吟醸原酒、コシヒカリ、精米歩合55%、アルコール分15~16度

富山市の富美菊(ふみぎく)酒造。
s-DSC_4998.jpg
羽根屋(はねや)特別純米酒 瓶燗火入
<データー>特別純米酒、五百万石、精米歩合60%、アルコール分15度

岐阜県各務原市の林本店。
s-DSC_4996_20231002102449276.jpg
百十郎 純米吟醸 ANNIVERSARY 直汲み無濾過生原酒
<データー>純米吟醸酒、五百万石、精米歩合60%、アルコール分15度

後編に続きます。