fc2ブログ

旅館 美保館(みほかん) その1

島根県松江市の旅館 美保館へ、宿泊してきました。

s-DSC_2606_202307302228418b8.jpg
1905年創業で、旧本館は美保(みほ)神社(松江市)の参道でもある青石畳通りに面し、新館は美保関港に面しています。

美保関港側から見た旧本館(写真左)と新館(写真右)です。
s-DSC_2537.jpg
宿泊の客室はすべて新館で、旧本館は宿泊者の朝食会場になっています。

新館です。
s-DSC_2493_202307302228269cc.jpg
昭和後期の建築だそうです。

新館玄関の看板です。
s-DSC_2495_20230730222828968.jpg

新館エントランスホールです。
s-DSC_2532_20230730222839439.jpg

客室から見た美保関港です。
s-DSC_2525_20230730222835196.jpg
写真中央左にうっすらと見える山は中国地方最高峰の大山(だいせん、鳥取県西伯郡大山町など、1,709m)です。

夕食です。
s-DSC_2511.jpg

まだまだ、あります!
s-DSC_2515_202307302228310e8.jpg

地酒飲み比べセットを。
s-DSC_2517_20230730222834bcc.jpg
写真左より
奥出雲(おくいずも)純米吟醸」(島根県仁多郡奥出雲町奥出雲酒造)
<データー>純米吟醸酒、佐香錦・五百万石、精米歩合60%、アルコール分15度
豊の秋(とよのあき)花かんざし 純米吟醸」(島根県松江市米田酒造)
<データー>純米吟醸酒、山田錦・五百万石、精米歩合55%、アルコール分15~16度
金鳳(きんぽう)純米吟醸」(島根県安来市金鳳酒造)
<データー>純米吟醸酒、五百万石、精米歩合58%、アルコール分15度

その2に続きます。


福田(ふくだ)酒店

島根県松江市の福田酒店へ、行ってきました。

s-DSC_2475.jpg
美保(みほ)神社(松江市)の門前で古くからの海上交通の要所、風待ちの港として栄えた町・美保関の青石畳通りの中にある酒販店です。

青石畳通りへの入口の門です。
s-DSC_2545_20230730095120c4f.jpg
青石畳通りは、江戸時代の美保神社や仏谷寺(ぶっこくじ、松江市)への参拝道の遺構です。

青石畳通りの風景です。
s-DSC_2466.jpg
文化年間~弘化年間(1804~1847年)に敷設されたものだそうです。地元の海石を切り出して畳を敷くように敷き詰め、雨に濡れると青く見えることが名の由来になっています。

福田酒店の玄関です。
s-DSC_2470_20230730094315955.jpg
3代続く酒販店で、歴史は100年以上あるそうです。

店内の様子です。
s-DSC_2474.jpg

「艫つけ(ともつけ)」とよばれる立ち飲みカウンターもあります。
s-DSC_2473_20230730094317dff.jpg

お土産に購入したオリジナル限定酒。
s-DSC_2521_20230730094320169.jpg
美保(みほ)純米吟醸原酒」(島根県松江市米田酒造)
<データー>純米吟醸酒、精米歩合55%、アルコール分16度

<福田酒店(ふくださけてん)>島根県松江市美保関町美保関553
JR境港駅から松江市コミュニティバス宇井渡船場行きで宇井渡船場バス停下車・美保関行きに乗り換えて美保関バス停下車、またはJR松江駅から一畑バス万原線美保関ターミナル行きで美保関バスターミナルバス停下車・松江市コミュニティバス美保関行きに乗り換えて美保関バス停下車、徒歩約2分


酒蔵訪問 千代むすび(ちよむすび)酒造 その5

鳥取県境港市の千代むすび酒造の続きです。

s-DSC_2449_20230728200857860.jpg
販売所「岡空本店」に隣接して、日本酒バー「酒蔵角打ち」があります。

「酒蔵角打ち」の様子です。
s-DSC_2426_20230728200850f86.jpg
立ち飲みのバースタイルです。

まずはスパークリング酒(瓶内二次発酵)。
s-DSC_2432_202307282008534a8.jpg
千代むすび SORAH(そら)
<データー>特定名称表記無し、アルコール分12度

続いて。
s-DSC_2437.jpg
千代むすび 純米大吟醸 強力(ごうりき)うすにごり生酒
<データー>純米大吟醸生原酒、強力、精米歩合50%、アルコール分17度

にごり酒の瓶の底と開栓したてを飲み比べ。
s-DSC_2442_20230728200854ed6.jpg
千代むすび 純米吟醸 強力50 おおにごり 袋取り生
<データー>純米吟醸生酒、強力、精米歩合50%、アルコール分17度

皆生(かいけ)温泉オリジナル日本酒。
s-DSC_2446_202307282008579b8.jpg
皆生温泉 オリジナル日本酒 上代(かみだい)
<データー>純米大吟醸酒、五百万石、精米歩合50%、アルコール分17度

販売所の様子です。
s-DSC_2306_20230728200850e7e.jpg

冷蔵ガラスケースにも酒がぎっしり!
s-DSC_2305_20230728200847f2c.jpg

お土産に購入したのに、飲み干してしまった酒。
s-DSC_2735_2023072821222967e.jpg
千代むすび 純米吟醸 強力50 無濾過原酒 生
<データー>純米吟醸生原酒、強力、精米歩合50%、アルコール分17度

もう1本、お土産に買った酒。
s-DSC_2518.jpg
千代むすび 純米酒 完熟古酒
<データー>純米酒、山田錦・玉栄・五百万石、精米歩合55%、アルコール分16度

<千代むすび酒造(ちよむすびしゅぞう)>鳥取県境港市大正町131
千代むすび酒造 公式ページ
JR境港駅から徒歩約5分


酒蔵訪問 千代むすび(ちよむすび)酒造 その4

鳥取県境港市の千代むすび酒造の続きです。

s-DSC_2393_202307281003451bf.jpg
引き続き酒蔵を見学します。分析室です。

焼酎の製造に使う蒸留器です。
s-DSC_2404.jpg
1959年に米焼酎の真空減圧蒸留装置を設備し焼酎の製造を開始しています。2000年からは芋焼酎の製造も開始しています。

瓶を洗浄する洗瓶機です。
s-DSC_2413_20230728100352833.jpg

瓶詰機です。
s-DSC_2398_2023072810034886d.jpg

蔵の入口脇に置かれていた甕(かめ)です。
s-DSC_2418_20230728100353550.jpg

酒蔵と母屋の間にある庭です。
s-DSC_2415_20230728100352543.jpg

酒蔵見学後は試飲。
s-DSC_2421.jpg
3種類の酒が用意されます。

試飲した酒です。
s-DSC_2420_20230728100356019.jpg
写真左より
千代むすび 純米吟醸 強力(ごうりき)50 無濾過生原酒
<データー>純米吟醸生原酒、強力、精米歩合50%、アルコール分17度
千代むすび 純米吟醸 強力50 無濾過
<データー>純米吟醸酒、強力、精米歩合50%、アルコール分16度
千代むすび 純米 強力60
<データー>純米酒、強力、精米歩合60%、アルコール分15度

その5に続きます。


酒蔵訪問 千代むすび(ちよむすび)酒造 その3

鳥取県境港市の千代むすび酒造の続きです。

s-DSC_2383.jpg
引き続き酒蔵を見学します。酒母室です。

酒母の温度を調節する暖気樽(だきだる)も置かれています。
s-DSC_2384_20230726185529a7f.jpg
その年の優れた酵母は毎年保存して、より良い酵母の育成に努めているそうです。

仕込室です。
s-DSC_2377.jpg

仕込み工程の様子です。(案内パネルを撮影)
s-DSC_2392_202307261855305e8.jpg

温度管理ができるサーマルタンクもあります。
s-DSC_2378_20230726185526e72.jpg

酒を搾る圧搾機(あっさくき)です。
s-DSC_2339_202307261855205c4.jpg
醪(もろみ)を酒と酒粕に分ける機械です。

昔ながらの槽(ふね)も使っています。
s-DSC_2354_202307261855239e8.jpg
槽の中に醪を入れた酒袋を並べ上部から圧力をかけて酒を搾ります。

搾り工程の様子です。
s-DSC_2353_202307261855234ac.jpg
醪を袋に詰めた状態で吊るして、圧力を掛けずに自重で滴る酒だけを集める「袋吊り(ふくろつり)も行われています。

火入れ(低温加熱殺菌)を行う機械です。
s-DSC_2400_20230726185533928.jpg
ジュール加熱殺菌装置というそうです。

貯蔵室です。
s-DSC_2351_20230726203607834.jpg
純米酒・吟醸酒・大吟醸酒などは冷蔵貯蔵を行っているそうです。

その4に続きます。


酒蔵訪問 千代むすび(ちよむすび)酒造 その2

鳥取県境港市の千代むすび酒造の続きです。

s-DSC_2362.jpg
引き続き酒蔵を見学します。米を洗う洗米機です。洗った米は浸漬機(しんせきき)に入れて一定量の水分を吸わす浸漬工程を行います。

洗米・浸漬作業の様子です。(案内パネルを撮影)
s-DSC_2368_20230726100222006.jpg

米を蒸す甑(こしき)です。
s-DSC_2363_20230726100219a29.jpg

蒸し工程の様子です。(案内パネルを撮影)
s-DSC_2371_20230726100223b14.jpg

蒸しあがった米は放冷機に入れて冷まします。(紹介動画を撮影)
s-DSC_2369_20230726100222f02.jpg

放冷機です。
s-DSC_2364_202307261014264d3.jpg

麹を造る製麹室(せいぎくしつ)です。
s-DSC_2335_20230726101952d25.jpg

製麹工程の様子です。(案内パネルを撮影)
s-DSC_2338_20230726101955f62.jpg
気温32~38℃、湿度約60~70%の部屋で約2日かけて麹を造ります。

製麹室の入口脇には神棚があります。
s-DSC_2336_2023072610195558e.jpg
一麴(いちこうじ)、二酛(にもと)、三造り(さんつくり)といわれ、麹造りが日本酒造りの最重要工程とされています。

機械管理で麹を自動で造る製麹室もあります。
s-DSC_2347_20230726101958b9b.jpg

自動製麹機です。
s-DSC_2345.jpg

その3に続きます。


酒蔵訪問 千代むすび(ちよむすび)酒造 その1

鳥取県境港市の千代むすび酒造へ、行ってきました。

s-DSC_2302_20230725102940dbe.jpg
1865年に創業し、岡空(おかそら)醸造所、岡空酒造を経て、1954年に千代むすび酒造に組織変更しています。代表銘柄は、「千代むすび」です。

販売所「岡空本店」の入口です。
s-DSC_2303_20230725102943337.jpg

この日は、事前に予約していた酒蔵見学スタンダードコースを。
s-DSC_2307_20230725102943646.jpg
ミニ講座+蔵見学+テイスティング(3種類)で1,000円(税込)です。まずは醸造工程などのミニ講座。

ミニ講座が終わると酒蔵へ。
s-DSC_2310_20230725102946066.jpg

屋外に大きな煙突が建っています。
s-DSC_2313_2023072510294685c.jpg
現在は使っていないので、撤去を検討しているそうです。

煙突の根元に置かれている屋外タンクです。
s-DSC_2314_20230725102949f5d.jpg
酒蔵は水木しげるロードの近くにあり、「ゲゲゲの鬼太郎」のキャラクターをラベルに使った酒も販売しています。

精米機です。
s-DSC_2324_20230725102949826.jpg
千代むすび酒造では、原料を自分の目で確かめるため、全量自家製米を行っています。

もう1つの精米機です。
s-DSC_2326_20230725102952346.jpg
米を35%にまで磨くには、96時間(4日間)かかるそうです。

精米の様子です。(案内パネルを撮影)
s-DSC_2330_20230725102956185.jpg

削り取られた部分(糠(ぬか))は部位によって4種類に分けらています。
s-DSC_2328_20230725102952b6b.jpg
一番外側の赤糠は家畜の飼料や漬物用糠に、白糠はせんべいやインスタントラーメンなどの原料に利用されます。

その2に続きます。


鷦鷯屋(ささきや)

島根県松江市の鷦鷯屋へ、行ってきました。

s-DSC_2277_20230723204545d9e.jpg
JR松江駅直結のショッピングセンター・シャミネ松江 食の専門館内にある地元食材やお土産・酒類を扱っているお店です。

山陰の地酒の飲み比べができます!
s-DSC_2278_2023072320454710a.jpg

この日のメニューです。
s-DSC_2279.jpg
3種類の酒の飲み比べセットが2コースあります。(内容は定期的に変更されます)

コースの内容はこんな感じ。
s-DSC_2289_20230723204551d9e.jpg
どちらのコースにもおつまみの3種盛り(焼き貝ひも・赤てん・するめ糀漬)が付いています。(おつまみの内容も定期的に変更されます)

1,200円(税込)コースの酒。
s-DSC_2292_20230723204554b56.jpg
写真左より
島根県益田市の右田(みぎた)本店。
宗味(そうみ)純米吟醸 佐香錦60
<データー>純米吟醸酒、佐香錦、精米歩合60%、アルコール分15度
島根県出雲市の板倉酒造。
天穏(てんおん)純米大吟醸 佐香錦
<データー>純米大吟醸酒、佐香錦、精米歩合50%、アルコール分15度
島根県大田市の一宮酒造。
理可(りか)純米吟醸 改良八反錦
<データー>純米吟醸酒、改良八反錦、精米歩合60%、アルコール分16度

せっかくなので、1,000円コースも。
s-DSC_2291_202307232045519d3.jpg
写真左より
島根県浜田市の日本海酒造。
環日本海(かんにほんかい)純米吟醸 夏汲み原酒
<データー>純米吟醸原酒、五百万石、精米歩合58%、アルコール分17度
島根県仁多郡奥出雲町の簸上(ひかみ)清酒。
七冠馬(ななかんば)純米 夏生
<データー>純米生酒、改良雄町、精米歩合60%、アルコール分15度
島根県出雲市の富士酒造。
出雲富士(いずもふじ)夏吟 純米吟醸仕込み
<データー>純米吟醸酒、山田錦、精米歩合50%、アルコール分14度

<鷦鷯屋(ささきや)>島根県松江市朝日町伊勢宮472-2シャミネ松江 食の専門館内
シャミネ松江 公式ページ
JR松江駅直結


酒とチーズと自由とENERGY その3

大阪市北区の「酒とチーズと自由とENERGY」の続きです。

引き続き飲みます。新潟県佐渡市の逸見(へんみ)酒造。
s-DSC_3742.jpg
真稜(しんりょう)至(いたる)純米
<データー>純米酒、五百万石、精米歩合60%、アルコール分15度

神奈川県愛甲郡愛川町の大矢孝(おおやたかし)酒造。
s-DSC_3751.jpg
残草蓬萊(ざるそうほうらい)純米吟醸 Queeen 薄にごり無濾過生原酒
<データー>純米吟醸生原酒、出羽燦々・山田錦、精米歩合60%、アルコール分12度

セルフで燗酒も楽しむことができます。
s-DSC_3748_2023072121522955c.jpg

滋賀県高島市の福井弥平(ふくいやへい)商店を燗酒で。
s-DSC_3746_202307212152273d3.jpg
萩乃露(はぎのつゆ)美里(みさと)純米 磨き八割 なごみ原酒
<データー>純米原酒、キヌヒカリ・山田錦、精米歩合80%、アルコール分15度

長野県諏訪郡下諏訪町の磐栄運送諏訪御湖鶴酒造場を燗酒で。
s-DSC_3753_20230721215233203.jpg
御湖鶴(みこつる)純米辛口 無濾過生原酒
<データー>純米生原酒、美山錦・他、精米歩合70%、アルコール分16度
※磐栄(ばんえい)運送諏訪御湖鶴酒造場は、2017年に自己破産した菱友(ひしとも)醸造(1912年創業)を2018年に磐栄運送(福島県いわき市)が承継。

長野県上田市の岡崎酒造を燗酒で。
s-DSC_3760.jpg
信州 亀齢(きれい)純米吟醸 山恵錦
<データー>純米吟醸酒、山恵錦、精米歩合55%、アルコール分16度

石川県白山市の菊姫合資会社を燗酒で。
s-DSC_3759.jpg
菊姫(きくひめ)姫(ひめ)
<データー>普通酒、山田錦・他、精米歩合70%、アルコール分14度

石川県鳳珠郡能登町の数馬(かずま)酒造を燗酒で。
s-DSC_3776.jpg
竹葉(ちくは)奥能登 生酛純米
<データー>純米酒、五百万石、精米歩合70%、アルコール分15度

石川県白山市の吉田酒造店。
s-DSC_3792.jpg
手取川(てどりがわ)夏 純米・辛口
<データー>純米原酒、五百万石・山田錦、精米歩合60%、アルコール分15度

秋田県山本郡八峰町の山本酒造店で締め。
s-DSC_3790_20230721215239fc7.jpg
山本(やまもと)インディゴ ブルー 純米吟醸
<データー>純米吟醸酒、一穂積、精米歩合55%、アルコール分15度
※「一穂積(いちほづみ)」は、2001年に秋田県農業試験場で「越淡麗(こしたんれい、秋田酒72号)」と「秋田酒こまち(秋田酒77号)」を交配・育成(秋田酒120号)した酒造好適米

<酒とチーズと自由とENERGY>大阪市北区天神橋5-5-28 CIELBLUE 2F
酒とチーズと自由とENERGY 公式ページ
阪急・大阪メトロ天神橋筋六丁目駅12番出口から徒歩約3分、JR天満駅から徒歩約6分


酒とチーズと自由とENERGY その2

大阪市北区の「酒とチーズと自由とENERGY」の続きです。

引き続き飲みます。福岡県大川市の若波酒造合名会社。
s-DSC_3771.jpg
青蜻蛉(あおとんぼ)特別純米酒 うすにごり
<データー>特別純米生酒、夢一献、精米歩合60%、アルコール分16度

佐賀県小城市の光栄菊酒造。
s-DSC_3774_20230721210556a95.jpg
光栄菊(こうえいぎく)Harujion(ハルジオン)無濾過生原酒
<データー>特定名称表記無し生原酒、春陽、精米歩合非公開、アルコール分14度

滋賀県湖南市の北島酒造。
s-DSC_3778_2023072121055647a.jpg
北島 タコイズブルー? 純米吟醸
<データー>純米吟醸酒、玉栄、精米歩合55%、アルコール分15度

東京都東村山市の豊島屋酒造。
s-DSC_3782_20230721210556f9b.jpg
屋守(おくのかみ)仕込28号 純米中取り 直汲み無調整生
<データー>純米生原酒、八反錦、精米歩合55%、アルコール分16度

岐阜県各務原市の林本店。
s-DSC_3788_20230721210559ba6.jpg
百十郎 純米吟醸 青波 Blue Wave
<データー>純米吟醸酒、五百万石、精米歩合60%、アルコール分15度

長野県上田市の沓掛(くつかけ)酒造。
s-DSC_3785.jpg
互(ご)夏の青春 純米吟醸生原酒
<データー>純米吟醸生原酒、ひとごこち、精米歩合55%、アルコール分14度

リキュールも自由に飲み比べできます。和歌山県海南市の平和酒造。
s-DSC_3749_20230721210546c4b.jpg
鶴梅(つるうめ)夏蜜柑
<データー>リキュール、アルコール分7度

佐賀県三養基郡基山町の合資会社基山(きやま)商店。
s-DSC_3765.jpg
不思議の国のカシス 赤揃え 柘榴とカシス
<データー>リキュール、アルコール分8度

もう1杯、合資会社基山商店。
s-DSC_3767_2023072121054901b.jpg
不思議の国のカシス 漆黒 カシスと黒文字
<データー>リキュール、アルコール分8度

滋賀県高島市の福井弥平(ふくいやへい)商店。
s-DSC_3769_20230721210553a0d.jpg
萩乃露(はぎのつゆ)和の果のしずく れもん酒
<データー>リキュール、アルコール分8度

その3に続きます。


酒とチーズと自由とENERGY その1

大阪市北区の「酒とチーズと自由とENERGY」へ、行ってきました。

s-DSC_1160_20230721090247e86.jpg
セルフで日本酒を楽しむことができる日本酒バーで、フードは持ち込み自由です。(時間制)

店内の様子です。
s-DSC_1100_20230721090244a49.jpg
土曜日は12時、日曜日・祝日は14時にオープンで、早い時間は比較的空いているのでゆっくりと昼飲みが楽しめます。(平日は17時オープン、火曜日は定休日)

冷蔵ガラスケースには日本酒がいっぱい!
s-DSC_3722.jpg
飲みたい酒を自由に取り出して楽しむことができます。

佐賀県嬉野市の五町田(ごちょうだ)酒造でスタート。
s-DSC_3725.jpg
東一(あずまいち)Lieto(リエート)
<データー>特定名称表記無し、春陽、アルコール分14度
※「春陽(しゅんよう)」は2001年に北陸農業試験場によって「エルジーシー1」と「北陸153号」とを交配して育成(北陸183号)した一般米で低グルテリン品種の1つ。

新潟県南魚沼市の高千代酒造。
s-DSC_3723.jpg
髙千代(たかちよ)純米酒 美山錦 無調整生原酒おりがらみ
<データー>純米酒、美山錦、精米歩合65%、アルコール分18度

高知県土佐市の酔鯨酒造。
s-DSC_3727_2023072109385493f.jpg
酔鯨(すいげい)香魚(こうぎょ)純米酒
<データー>純米酒、精米歩合70%、アルコール分15度

滋賀県高島市の福井弥平(ふくいやへい)商店。
s-DSC_3730.jpg
萩の露(はぎのつゆ)双子座のスピカ impact white
<データー>純米酒、山田錦・日本晴、精米歩合70%、アルコール分9度

埼玉県上尾市の北西(きたにし)酒造。
s-DSC_3734_20230721101328b2a.jpg
彩來 Sara(さら)朝涼み 特別純米無ろ過生原酒
<データー>特別純米生原酒、酒こまち、精米歩合55%、アルコール分16度

長崎県平戸市の森酒造場。
s-DSC_3737.jpg
飛鸞(ひらん)BLACK JACK21 生もと 極辛口
<データー>普通酒、山田錦・他、精米歩合60%、アルコール分15度

佐賀県鹿島市の矢野酒造。
s-DSC_3739.jpg
竹の園(たけのその)おまち売りの少女 純米大吟醸
<データー>純米大吟醸酒、雄町、精米歩合50%、アルコール分15度

その2に続きます。


浪花(なにわ)酒造 酒米の田植えとバーベキュー その6

大阪府阪南市の浪花酒造で開催された「浪花酒造 酒米の田植えとバーベキュー」イベントの続きです。

s-DSC_3048_202307201040516b1.jpg
バーベキューが始まります!

肉は地元・阪南市の「なにわ黒牛」!
s-DSC_3047.jpg
月5頭しか出荷できない希少純粋黒毛和牛だそうです。

成子和弘10代目社長が自ら酒を注いでまわっています。
s-DSC_3038.jpg

乾杯!
s-DSC_3043_20230720104049ec0.jpg

乾杯酒はコレ。
s-DSC_3037_2023072010404561e.jpg
浪花正宗(なにわまさむね)大吟醸 令和五年全国新酒鑑評会金賞受賞酒
<データー>大吟醸酒、山田錦、精米歩合40%、アルコール分16~17度
未発売の酒で、販売開始日は未定だそうです。 追記:2023年8/1販売開始

今回、田植えを行った波有手(ぼうで)地区の米で醸した酒。
s-DSC_3050_202307201040532a9.jpg
波有手 純米吟醸
<データー>純米吟醸酒、ヒノヒカリ、精米歩合60%、アルコール分16度

どんどん酒が出てきます。
s-DSC_3055_20230720104056e36.jpg
浪花政宗 純米吟醸 夏生
<データー>純米吟醸生酒、精米歩合55%、アルコール分16度

盛り上がったところで、成子社長のマジックショーが始まります。
s-DSC_3096_202307201040593d1.jpg
見ている私たちも楽しいですが、社長が一番嬉しそう!

さらに酒!
s-DSC_3053_2023072010405480c.jpg
浪花政宗 にごり酒
<データー>普通酒、アルコール分18度

酒粕アイスで締め。
s-DSC_3104_20230720111301b01.jpg
秋には「稲刈りとバーベキュー」のイベントが開催予定だそうです。

<浪花酒造(なにわしゅぞう)酒米の田植えとバーベキュー>2023年6/18 大阪府阪南市尾崎町3-13-6
浪花酒造 公式ページ
南海尾崎駅から徒歩約5分


浪花(なにわ)酒造 酒米の田植えとバーベキュー その5

大阪府阪南市の浪花酒造で開催された「浪花酒造 酒米の田植えとバーベキュー」イベントの続きです。

s-DSC_3016_202307191014363b5.jpg
引き続き酒蔵を見学します。酒母室の前に展示されている酵母の顕微鏡写真です。酵母の大きさは、100分の1㎜~200分の1㎜で、約1時間に2つに分裂し、24時間では約1700万に増えるそうです。

見せていただいた「きょうかい酵母」です。
s-DSC_3007_20230719101213182.jpg
「清酒用1401酵母(金沢酵母)」です。

仕込室です。
s-DSC_3026.jpg

温度管理ができるサーマルタンクも並んでいます。
s-DSC_3025_20230719101216ae6.jpg

酒をしぼる圧搾機(ヤブタ式圧搾機)です。
s-DSC_2989.jpg
醪(もろみ)をしぼって酒と酒粕に分けます。

搾った後に酒粕を取っている様子です。(案内パネルを撮影)
s-DSC_3036.jpg
ヤブタ式圧搾機の場合はパネル板に酒粕が残り、手作業ではがしていきます。

昔ながらの方法で酒をしぼる槽(ふね)です。
s-DSC_2990_20230719101210127.jpg
佐瀬式とよばれています。槽の中に醪を入れた酒袋を並べ上部から圧力をかけてしぼります。酒粕は酒袋の中に残り、手作業で取り除きます。

別の角度から見た佐瀬式です。
s-DSC_2999.jpg

濾過器(ろかき)です。
s-DSC_3030_2023071910121987a.jpg

その6に続きます。


浪花(なにわ)酒造 酒米の田植えとバーベキュー その4

大阪府阪南市の浪花酒造で開催された「浪花酒造 酒米の田植えとバーベキュー」イベントの続きです。

s-DSC_2993_202307181009546d6.jpg
引き続き酒蔵を見学します。米に一定量の水を吸わす浸漬機(しんせきき)です。

蒸米機です。
s-DSC_2992.jpg


酒蔵の2階へ上がります。
s-DSC_3002_20230718100957d52.jpg
蒸しあがった米を冷ましたり、出来上がった麹を広げて乾燥させる(出麹枯らし)場所です。

この台の上に布を敷き、米や麹を広げます。
s-DSC_3001_20230718100955fe0.jpg

麹を造る製麹室(せいぎくしつ)です。
s-DSC_3019.jpg

同じく、製麹室です。
s-DSC_3017_202307181010055b5.jpg

製麹室内の様子です。
s-DSC_3012_20230718101002404.jpg

製麹室の正面は酒母室(写真左)になっています。
s-DSC_3013_20230718102216200.jpg

酒母室の上部には太い梁が!
s-DSC_3014_20230718102414e3c.jpg

酒母タンクです。
s-DSC_3009_20230718100959a2a.jpg

その5に続きます。


浪花(なにわ)酒造 酒米の田植えとバーベキュー その3

大阪府阪南市の浪花酒造で開催された「浪花酒造 酒米の田植えとバーベキュー」イベントの続きです。

s-DSC_2973_202307170930526e5.jpg
引き続き、成子(なるこ)家住宅離れの見学。洋室の隣は茶室になっています。

茶室の床の間です。
s-DSC_2968.jpg

茶室から見た露地です。
s-DSC_2972_202307170930493f1.jpg

成子和弘10代目社長が琴の演奏を!
s-DSC_2959.jpg

成子家見学後は酒蔵へ。
s-DSC_2984_20230717104128a80.jpg

酒蔵への門には杉玉が吊るされています。
s-DSC_2985_202307171041314d7.jpg

酒蔵への通路にある貯水槽(高置水槽)です。
s-DSC_2986.jpg

酒蔵の外観です。
s-DSC00911_202307171041355e5.jpg

酒蔵の中にある井戸です。
s-DSC_2995_20230717104753c07.jpg

井戸の様子です。
s-DSC_2996.jpg
和泉葛城山系の伏流水で、「灘の宮水」(兵庫県西宮市)と同じ中硬水だそうです。

その4に続きます。


浪花(なにわ)酒造 酒米の田植えとバーベキュー その2

大阪府阪南市の浪花酒造で開催された「浪花酒造 酒米の田植えとバーベキュー」イベントの続きです。

s-DSC_2946_202307152230044a2.jpg
成子(なるこ)家住宅離れの座敷(写真左)と次の間(写真右)です。

次の間の額です。
s-DSC_2938_20230715222952660.jpg
「翠煙岳飛鶴」と書かれています。

座敷の床の間です。
s-DSC_2943_20230715222955373.jpg

座敷の床の間に向かって右手(東)にある主庭です。
s-DSC_2940_202307152229555af.jpg

座敷の床の間に向かって左手(西)にある中庭です。
s-DSC_2945_20230715223001652.jpg
写真左にある建物は成子家主屋です。

主屋の外観です。
s-DSC_2981_20230715225204557.jpg

庭に面するガラス戸には大正時代のガラスが!
s-DSC_2935_20230715225556aec.jpg
手作りがゆえの不規則な歪みがあり、ガラス越しに見る庭が歪んで見え味わい深い雰囲気です。

座敷から中庭に向かって縁側を左に進むと洋間があります。
s-DSC_2957_20230715223004dd4.jpg

洋間の窓です。
s-DSC_2961_20230715230751141.jpg
上部には花をモチーフにしたステンドグラスがはめられています。

成子和弘10代目社長がピアノ演奏を披露!
s-DSC_2949_202307152230045d0.jpg
60歳を過ぎてから習い始めたとか。

その3に続きます。


浪花(なにわ)酒造 酒米の田植えとバーベキュー その1

大阪府阪南市の浪花酒造で「浪花酒造 酒米の田植えとバーベキュー」イベントが開催され、行ってきました。

s-20230628.jpg
浪花酒造は1716年に初代・成子善七(なるこぜんしち)が屋号・松屋で創業し、1948年に浪花酒造を設立しています。代表銘柄は「浪花正宗(なにわまさむね)」です。毎年6月に田植えイベント、秋に稲刈りイベントを開催しています。

水野けんじ阪南市長も駆けつけてあいさつ。
s-DSC_2919.jpg

一列に並んで、田植え開始。
s-DSC_2929_202307151044120b7.jpg
水野市長も一緒に田植えに参加!田圃は蔵から南西へ約2kmの波有手(ぼうで)という地区にあります。2018年に地元の元教師の方が自分が栽培した米でお酒を造って欲しいとの依頼を受けたのが始まりだそうです。

米は「ヒノヒカリ」です。
s-DSC_2918_2023071510440937e.jpg

約40分で田植えは終了。
s-DSC_2934_20230715104412b8b.jpg

田植え後は各自で蔵へ。
s-DSC_2979_20230715111116a67.jpg
まずは、成子家住宅の見学。1912~1925年の建築です。

表門です。
s-DSC_2976_202307151111131b8.jpg
接客に使う離れへの出入り口になっています。門扉は一枚板です。

門の屋根には、鬼瓦の代わりに波に乗ったうさぎが!
s-DSC_2977_20230715111116c06.jpg

門を入って前庭を抜けると離れ玄関に着きます。
s-DSC_2975_2023071511111321a.jpg

離れの座敷で映像による酒造りなどの紹介。
s-DSC_2937_20230715111110d1f.jpg

その2に続きます。


酒屋へちかん

大阪市生野区の「酒屋へちかん」へ、行ってきました。

s-DSC_2892_2023071410211465f.jpg
2012年に開業した日本酒のみを取り扱う小さな酒販店です。

玄関の様子です。
s-DSC_2893.jpg

店内の冷蔵ガラスケースには日本酒がギッシリ!
s-DSC_2894_202307141026100ea.jpg
毎週、月・金・土曜日の19時~23時は角打ちを行っています。

さっそく、奈良県御所市の油長(ゆうちょう)酒造。
s-DSC_2899.jpg
風の森(かぜのもり)ALPHA 1 夏の夜空2022
<データー>純米生原酒、秋津穂、精米歩合70%、アルコール分11度

愛知県半田市の伊東酒造。
s-DSC_2901.jpg
敷嶋(しきしま)山田錦 特別純米 無濾過生原酒 7号酵母
<データー>特別純米生原酒、山田錦、精米歩合60%。アルコール分18度

きき酒チャレンジも行っています。
s-DSC_2907.jpg
3種類の酒を飲み、並べられている5種類の酒からどの酒なのかを当てるものです。

準備された3種類の酒。
s-DSC_2908_20230714102122677.jpg
左・中・右と飲み、どの酒なのかを記入します。全問正解すると、きき酒チャレンジ代金が半額になります。

今回の3種類はこの酒。結果は・・OK!
s-DSC_2915_20230714102124812.jpg
写真左より
阿櫻(あざくら)ゆきのふスペシャル」(秋田県横手市阿櫻酒造)
<データー>純米吟醸生原酒、めんこいな、精米歩合60%、アルコール分15度
白老(はくろう)若水 純米酒」(愛知県常滑市澤田酒造)
<データー>純米生原酒、若水、精米歩合65%、アルコール分17~18度
大倉(おおくら)辛口 山廃 特別純米」(奈良県香芝市大倉本家)
<データー>特別純米生原酒、オオセト、精米歩合55%、アルコール分17度

岐阜県美濃市小坂酒造場。
s-DSC_2905.jpg
百春(ひゃくしゅん)純米吟醸 直汲 無ろ過生原酒 おりがらみ
<データー>純米吟醸生原酒、美濃錦、精米歩合60%、アルコール分16.5度

締めは、岩手県北上市の喜久盛酒造。
s-DSC_2916_202307141021273bd.jpg
喜久盛(きくざかり)純米酒 酩途(めいず)生酒
<データー>純米生原酒、亀ノ尾、精米歩合55%、アルコール分16度

購入した酒です。滋賀県近江八幡市の西勝酒造。
s-DSC_3357.jpg
湖東富貴(ことぶき)純米 HEART LAND
<データー>純米酒、精米歩合55%、アルコール分15~16度
※製造は滋賀県東近江市の喜多酒造、西勝酒造は2023年5月に解散が決定し、酒蔵跡の「酒游館(しゅゆうかん)」の運営に専念するそうです。

もう1本、西勝酒造。
s-DSC_3362.jpg
湖東富貴 オールド
<データー>貴醸酒、精米歩合65%、アルコール分17~18度
※貴醸酒は仕込水の一部を酒に代えて醸した酒。

<酒屋へちかん>大阪市生野区中川2-1-3ライオンズマンション今里1F
酒屋へちかん facebook
JR天王寺駅、大阪メトロ今里駅などから大阪シティバス今里ライナー中川西公園前バス停下車徒歩約2分、近鉄今里駅から徒歩約14分


金札宮(きんさつぐう) 後編

京都市伏見区の金札宮の続きです。

s-DSC_1315_2023071310045736e.jpg
本殿に向かって右手に公岡稲荷大明神社があります。1891年頃に勧請されたと伝えられています。

公岡稲荷大明神社です。
s-DSC_1314_20230713100455293.jpg

公岡稲荷大明神社に向かって左手にある恵比須像です。
s-DSC_1312.jpg

公岡稲荷大明神社の手前、右手にある橋吉稲荷社です。
s-DSC_1316_20230713100457867.jpg

橋吉稲荷社に向かって右隣にある常盤稲荷社です。
s-DSC_1317_20230713100500574.jpg

常盤稲荷社に向かって右隣に2社が並んであります。
s-DSC_1318_2023071310050001b.jpg
写真左が恵比須社、右が金刀比羅社です。

拝殿の手前、参道右手にあるご神木です。
s-DSC_1304_202307131004510e4.jpg
樹齢約1200年といわれるクロガネモチの木です。冬には木々いっぱいに赤い実を付けるそうです。クロガネモチが「苦労がなく金持ちになる」といわれ金運のパワースポットになっています。

参道の途中、右手にある授与所・社務所です。
s-DSC_1319_20230713100503c06.jpg

<金札宮(きんさつぐう)>京都市伏見区鷹匠町8
金札宮 公式ページ
京阪丹波橋駅・近鉄丹波橋駅西口から徒歩約9分


金札宮(きんさつぐう) 前編

京都市伏見区の金札宮へ、行ってきました。

s-DSC_1303_20230712101231e22.jpg
750年に翁が現れて、「吾は天太玉命(あめのふとだまのみこと)で、干天で稲が枯れそうな時には、白菊の露を注ごう」といって手に持った白菊を打ち振ると清水が湧き出し、話を聞いた孝謙(こうけん)天皇(第46代天皇=重祚して称徳(しょうとく)天皇(第48代天皇))は事のほか喜び「金札白菊大明神」の宸翰(しんかん、直筆の書)を里人に与えて社殿を造営したのが始まりと伝えられています。豊臣秀吉の伏見城造営の際に城内に移されますが、1604年に現在地に遷座しています。

門から参道を進むと右手に手水鉢があります。
s-DSC_1320_202307121012417f6.jpg
「白菊井(しらぎくい)」とよばれ、「手水に触れれば清らかな心と福運が舞い込む」といわれています。(飲用不可)

参道正面にある拝殿です。
s-DSC_1305_20230712101234536.jpg

拝殿の奥に本殿拝所があります。
s-DSC_1307_202307121012349fb.jpg

本殿です。
s-DSC_1310_20230712101238c37.jpg
祭神は、天太玉命〈白菊大明神〉・天照大御神(あまてらすおおみかみ)・倉稲魂命(うがのみたまのみこと)の3柱です。

本殿手前、向かって左手に置かれている菰樽です。
s-DSC_1309.jpg
神聖(しんせい)」(伏見区山本本家)、「月桂冠(げっけいかん)」(伏見区月桂冠)です。

本殿手前、向かって右手に置かれている菰樽です。
s-DSC_1308.jpg
金鵄(きんし)」(伏見区キンシ正宗)、「英勲(えいくん)」(伏見区齊藤酒造)です。

本殿に向かって左隣にある神輿蔵です。
s-DSC_1306_202307121056296e4.jpg

後編に続きます。


酒蔵訪問 藤岡(ふじおか)酒造

京都市伏見区の藤岡酒造へ、行ってきました。

s-DSC_1341.jpg
1902年に初代・藤岡栄太郎が京都市東山区で酒造りを始め創業年としています。1910年に伏見に醸造所を建設、1918年から現在地で醸造を始め1952年に藤岡酒造を設立しています。1995年に休造となりますが、2002年に5代目・藤岡正章氏が復活しています。代表銘柄は「蒼空(そうくう)」です。

玄関の様子です。
s-DSC_1323_2023071018592065c.jpg
玄関を入るとショップがあります。

玄関を入った左手には酒蔵Bar「えん」があります。
s-DSC_1340_20230710185928662.jpg
ほとんどの日本酒がグラス1杯・600円(税込)で楽しむことができます。

さっそく。
s-DSC_1330.jpg

飲んだのはコレ。
s-DSC_1336.jpg
蒼空 純米大吟醸 生酒 愛山
<データー>純米大吟醸生酒、愛山、精米歩合50%、アルコール分17度

カウンター席からはガラス越しに蔵の様子を見ながら飲むことができます。
s-DSC_1328_202307101859237b8.jpg
2週間以上前に2人~15人の範囲で事前予約すれば蔵見学が可能です。6~9月(夏季休業中は除く)のみで、見学料はグラス3杯のきき酒付きで2,500円(税込)です。予約はこちら→藤岡酒造 蔵見学のページ

2杯目は、おりがらみ。
s-DSC_1329.jpg

2杯目のボトル。
s-DSC_1339_20230710200945453.jpg
蒼空 純米吟醸 生酒 おりがらみ 山田穂
<データー>純米吟醸生酒、山田穂、精米歩合55%、アルコール分17度

締めの酒もおりがらみ。
s-DSC_1331.jpg

締めの酒のボトル。
s-DSC_1337.jpg
蒼空 純米大吟醸 生酒 おりがらみ 愛山
<データー>純米大吟醸生酒、愛山、精米歩合50%、アルコール分17度

酒蔵Bar「えん」から見たショップの様子です。
s-DSC_1335_2023071018592608d.jpg
2023年7/26(水)~8/9(水)は夏季休業期間でショップ・酒蔵Bar「えん」ともお休みです!

<藤岡酒造(ふじおかしゅぞう)>京都市伏見区今町672-1
藤岡酒造 公式ページ
京阪伏見桃山駅から徒歩約5分、近鉄桃山御陵前駅から徒歩約7分、JR桃山駅から徒歩約15分


日雲宮(ひくものみや)

滋賀県甲賀市の日雲宮へ、行ってきました。

s-DSC_3311_202307100808237e4.jpg
創建の詳細は不明ですが、倭姫命(やまとひめのみこと、垂仁(すいにん)天皇(第11代天皇)の皇女)が天照大神(あまたらすおおみかみ)をまつる地を探した元伊勢の甲可日雲宮(こうかひくものみや)の候補地の1つとされています。西へ徒歩約12分にある水口(みなくち)神社(甲賀市)の境外社の1つです。

鳥居から参道を進むと右手に手水舎があります。
s-DSC_3312.jpg

手水鉢です。
s-DSC_3313_20230710080826409.jpg

参道正面にある本殿です。
s-DSC_3315_202307100808299c3.jpg
祭神は、天照大御神(あまてらすおおみかみ)です。

参道の途中、右手にある旧社務所です。
s-DSC_3317_202307100808324e1.jpg

参道の途中、左手にある社務所です。
s-DSC_3316_20230710080829c8f.jpg

<日雲宮(ひくものみや)>滋賀県甲賀市水口町神明3-40
水口神社 公式ページ
近江鉄道水口石橋駅から徒歩約7分、JR・近江鉄道貴生川駅南口から甲賀市コミュニティバス和野・中畑線で平町バス停下車徒歩約4分


國造(こくぞう)神社

滋賀県甲賀市の國造神社へ、行ってきました。

s-DSC_3292_20230709102341acd.jpg
創建の詳細は不明です。南西へ徒歩約10分にある水口(みなくち)神社(甲賀市)の境外社の1つです。

鳥居の扁額です。
s-DSC_3297.jpg

鳥居に向かって右手に手水舎があります。
s-DSC_3293_2023070910234444d.jpg

参道正面にある拝殿です。
s-DSC_3296.jpg

拝殿奥にある本殿です。
s-DSC_3294_20230709102344358.jpg

別の角度から見た本殿です。
s-DSC_3295.jpg
祭神は、大己貴命(おおあなむちのみこと=大国主神(おおくにぬしのかみ))です。

<國造神社(こくぞうじんじゃ)>滋賀県甲賀市水口町松栄1
水口神社 公式ページ
近江鉄道水口石橋駅から徒歩約5分、JR・近江鉄道貴生川駅南口から甲賀市コミュニティバス和野・中畑線で平町バス停下車徒歩約2分


酒蔵訪問 西田(にしだ)酒造

滋賀県甲賀市の西田酒造へ、行ってきました。

s-DSC_3321_2023070720221076b.jpg
1868年創業で、代表銘柄は「酔小町(よいこまち)」です。

玄関脇のショーウインドーの様子です。
s-DSC_3323_20230707201948fc6.jpg

西側に回ると煉瓦煙突が見えます。
s-DSC_3331_202307072019585ad.jpg

南側から見た酒蔵の様子です。
s-DSC_3298_20230707201945fcf.jpg

別の角度から見た酒蔵の様子です。
s-DSC_3299_202307072019487c4.jpg

玄関を入った土間で酒の販売を行っています。
s-DSC_3325_20230707201951ad7.jpg
現在、自社醸造は行っておらず委託して造った酒の瓶詰を行って販売をしているそうです。

棚に商品が並べられています。
s-DSC_3326_20230707201951658.jpg

酒銘の入った徳利や猪口が置かれています。(非売品)
s-DSC_3328_20230707201953f5e.jpg

お土産に購入した酒です。
s-DSC_3718.jpg
酔小町 上撰
<データー>普通酒、アルコール分15~16度

購入して近くの駅で飲み切った酒です。
s-DSC_3333_2023070720195881f.jpg
みなくち 清酒カップ
<データー>普通酒、アルコール分15~16度

<西田酒造(にしだしゅぞう)>滋賀県甲賀市水口町松栄1-29
近江鉄道水口石橋駅から徒歩約5分、JR・近江鉄道貴生川駅南口から甲賀市コミュニティバス和野・中畑線で平町バス停下車徒歩約2分

酒蔵訪問 笑四季(えみしき)酒造

滋賀県甲賀市の笑四季酒造へ、行ってきました。

s-DSC_3301_20230707103706aeb.jpg
1825年に初代・竹島栄三郎が竹島本家として酒造りを開始し創業年としています。代表銘柄は、「笑四季」です。

玄関の様子です。
s-DSC_3302_202307071037090dc.jpg
杉玉が吊るされています。玄関は、旧東海道に面しています。

ショーウインドーの様子です。
s-DSC_3304.jpg
笑四季」は「酒は人生を楽しく暮らすときの糧となり、人と人とを絆ぐ潤滑剤の役目を担う。四季折々、酒を以って日々笑って過ごせるようにと願う」から命名されています。

玄関内の様子です。
s-DSC_3303.jpg
販売も行っているそうですが、この日はほとんど在庫無し・・。

ぐるっと道を回ると酒蔵があります。
s-DSC_3305_20230707103712302.jpg
一般の酒蔵見学は行っていません。

別の角度から見た酒蔵の様子です。
s-DSC_3307.jpg

北側から見た酒蔵の外観です。
s-DSC_3310.jpg

別の角度から見た酒蔵の様子です。
s-DSC_3308.jpg

以前、飲んだ酒です。
s-DSC_1665_20210703225658231_20230707105921a19.jpg
笑四季 Sensation Red 生酒
<データー>特別純米生酒、越神楽、精米歩合50%、アルコール分16度

<笑四季酒造(えみしきしゅぞう)>滋賀県甲賀市水口町本町1-7-8
笑四季酒造 公式ページ
近江鉄道水口石橋駅から徒歩約10分、JR・近江鉄道貴生川駅南口から甲賀市コミュニティバス和野・中畑線で平町バス停下車徒歩約6分


市神(いちがみ)神社 後編

滋賀県東近江市の市神神社の続きです。

s-DSC_32541.jpg
拝殿に向かって左手奥にある金刀比羅神社です。

金刀比羅神社に向かって左手にある小祠です。
s-DSC_3257_20230705174851239.jpg
何がまつられているのかは未確認です。

小祠に向かって左手にある歌碑です。
s-DSC_3258_202307051748549c0.jpg
滋賀県彦根市出身の小西久二郎の歌で、「諸子とり 鮒とり湖のよごれなど 知らずに逝きし 父よわが父」と刻まれています。

拝殿に向かって左手にある歌碑です。
s-DSC_3255.jpg
額田王(ぬかたのおうきみ、皇族・女流歌人)の万葉歌碑で、「君待登(君待つと) 吾戀居者(わが恋ひをれば) 我屋戸之(我が屋戸の) 簾動之(すだれ動かし) 秋風吹(秋の風吹く)と刻まれています。「あの方のおいでを待って恋い焦がれていると、折しも家の戸口のすだれをさやさやと動かして秋の風が吹く」という意味だそうです。

境内の北東隅にある鎮宅神社です。
s-DSC_3260.jpg
国之常立神(くにのとこたちのかみ)をまつっています。

拝殿に向かって左手にある授与所・社務所です。
s-DSC_3253.jpg

東参道です。
s-DSC_3262.jpg

<市神神社(いちがみじんじゃ)>滋賀県東近江市八日市本町15-4
近江鉄道八日市駅から徒歩約7分


市神(いちがみ)神社 前編

滋賀県東近江市の市神神社へ、行ってきました。

s-DSC_3240_20230705095058a3a.jpg
「八日市場市神之略本記」という古文書によると、593年に聖徳太子が四天王寺を造営する際に、白鹿山(現・箕作山、東近江市)の麓で瓦を造らせ、自ら刻んだ事代主命(ことしろぬしのみこと)の神像をまつったのが始まりと伝えられています。

鳥居から参道を進むと左手に手水舎があります。
s-DSC_3242_20230705095101a08.jpg

手水舎には恵比須・大黒の像がまつられています。
s-DSC_3243_20230705095101ebc.jpg

参道正面にある拝殿です。
s-DSC_3252_2023070509510780a.jpg
主祭神は事代主命で、大国主命(おおくにぬしのみこと)と猿田彦大神(さるたひこおおかみ)を配祀しています。

拝殿の扁額です。
s-DSC_3250_20230705095105837.jpg

拝殿に向かって右手にある聖徳太子像です。
s-DSC_3249.jpg

拝殿の手前、参道右手にある大国天神像です。
s-DSC_3245_20230705095104207.jpg

大黒天神像に向かって左手にある歌碑です。
s-DSC_3246.jpg
「釣り糸の ながく仰かぬ 人もなし 海より深き 神のめぐみは」と刻まれています。「海より深いとされるえびす神の恵みは、長く人々に敬神されている」という意味で、宗教家・政治家の千家尊福(せんげ たかとみ)が建立したようです。

後編に続きます。


酒蔵訪問 愛知(えち)酒造 その3

滋賀県愛知郡愛荘町の愛知酒造の続きです。

s-DSC_3140.jpg
販売所横の蔵の様子です。

仕込蔵です。
s-DSC_3146.jpg

温度管理ができるサーマルタンクもあります。
s-DSC_3148_202307040901210eb.jpg

醪(7もろみ)を搾って酒と酒粕に分ける圧搾機(あっさくき)です。
s-DSC_3147_20230704085648159.jpg

圧搾機は2基あります。
s-DSC_3150.jpg

濾過器(SFフィルター)です。
s-DSC_3145.jpg

分析室です。
s-DSC_3152_20230704085648a32.jpg

日本酒度が約-20ということで、お土産に選んだ酒です。
s-DSC_3345.jpg
トミツル 純米吟醸
<データー>純米吟醸酒、精米歩合60%、アルコール分15度

<愛知酒造(えちしゅぞう)>滋賀県愛知郡愛荘町野々目207
愛知酒造 公式ページ
近江鉄道愛知川駅から徒歩約20分、または近江鉄道愛知川駅・JR能登川駅から湖国バス湖東記念病院・市ケ原行きで矢守バス停下車徒歩約4分


酒蔵訪問 愛知(えち)酒造 その2

滋賀県愛知郡愛荘町の愛知酒造の続きです。

s-DSC_3136_20230703095956a36.jpg
直売所・事務所棟の玄関を入ると菰樽だ置かれています。

販売している商品見本が並べられています。
s-DSC_3155_2023070310000863e.jpg

「おかん酒」と書かれた酒燗器も展示されています。
s-DSC_3143_20230703100002403.jpg
現在は、パナソニックホールディングスの子会社になってしまった三洋電機製です。こんな製品も作っていたのですね!

直売所のすぐ横が蔵というか、蔵の一角を直売所にした感じ。
s-DSC_3137.jpg

釜場です。
s-DSC_3138.jpg
この上に釜や甑(こしき)を置いて、米を蒸すのでしょう(未確認)。

米に一定量の水を吸わす浸漬機(しんせきき)でしょう。
s-DSC_3158.jpg

製造工程の紹介が描かれたパネルもあります。
s-DSC_3160.jpg

放冷機でしょう。
s-DSC_3139_202307031000028f7.jpg
もしかすると、連続蒸米機と放冷機がセットになっているのかも(未確認)。

購入商品を準備する間に、許可を頂いてもう少し蔵の奥へ。
s-DSC_3151_20230703100005f04.jpg
酒造りを見守る松尾さまなどがまつられています。

2階への階段には角樽(つのだる)が置かれています。
s-DSC_3144.jpg

その3に続きます。


酒蔵訪問 愛知(えち)酒造 その1

滋賀県愛知郡愛荘町の愛知酒造へ、行ってきました。

s-DSC_3120.jpg
1869年創業で、代表銘柄は「冨鶴(とみつる)」です。

別の角度から見た蔵の様子です。
s-DSC_3121.jpg
一般の蔵見学は行っていませんが、2022年9月に完全予約制で10年ぶりに蔵開きが開催され、蔵見学が行われたそうです。

敷地入口には杉玉が吊るされています。
s-DSC_3127_202307020938257ae.jpg

レトロな看板も掲げられています。
s-DSC_3125.jpg

ショーウインドーには、こんな酒壺も。
s-DSC_3123.jpg
「大福長」という銘柄も醸していたのでしょうか(未確認)。

蔵元直売が行われています。
s-DSC_3128.jpg

入口の門です。
s-DSC_3129.jpg

門の近くから見た蔵の様子です。
s-DSC_3132.jpg

直売所・事務所棟です。
s-DSC_3133_20230702093833456.jpg

直売所の玄関にも杉玉やレトロ看板が!
s-DSC_3135.jpg

その2に続きます。