fc2ブログ

浅野日本酒店 Umeda

大阪市北区の「浅野日本酒店 Umeda」へ、行ってきました。

s-DSC_4956.jpg
梅田と扇町の間にある純米酒専門の酒販店で、店内には立ち飲みカウンターが併設されています。

冷蔵ガラスケースには酒がギッシリ!
s-DSC_4967.jpg
立ち飲みカウンター中央付近は、冷蔵ガラスケースの酒を間近で眺めることができるので、「アリーナ席」とよばれているとか。

奈良県御所市の千代酒造を燗酒で。
s-DSC_4964.jpg
篠峯(しのみね)雄町 純米 山廃仕込生原酒
<データー>純米生原酒、雄町、精米歩合66%、アルコール分17度

もう1杯、千代酒造。
s-DSC_4968.jpg
篠峯 八反 純米大吟醸 中取り 無濾過生原酒
<データー>純米大吟醸生原酒、八反、精米歩合50%、アルコール分16度

この日はオール御所酒。奈良県御所市の油長(ゆうちょう)酒造の燗酒で締め。
s-DSC_4972.jpg
風の森(かぜのもり)ALPHA 5 燗SAKEの探求 ver7 菩提酛(ぼだいもと)
<データー>貴醸酒生原酒、秋津穂、精米歩合80%、アルコール分14度
※貴醸酒は仕込水の一部を酒に代えて醸した酒。今回の酒は10年古酒を使用。

<浅野日本酒店 Umeda(あさのにほんしゅてん うめだ)>大阪市北区太融寺町2-17
浅野日本酒店 公式ページ
大阪メトロ東梅田駅または扇町駅6番出口から徒歩約10分、JR天満駅から徒歩約12分

元興寺(がんごうじ)夜間特別参拝

奈良市の元興寺で夜間特別参拝が実施され、行ってきました。

s-DSC_4709.jpg
588年に蘇我馬子が仏寺建立に着手した法興寺(ほうこうじ、現・飛鳥寺(あすかでら=安居院(あんごいん)、奈良県高市郡明日香村)が前身で、710年の平城遷都に伴い718年に移転しています。「古都奈良の文化財」の一部として世界遺産に登録されています。「秋夜の奈良旅2022」で、2022年11/4~11/26の毎金曜日・土曜日の18~20時に極楽堂(本堂)夜間特別参拝と境内ライトアップが行われました。

参拝入口となっている東門です。
s-DSC_4750.jpg
かつて東大寺(奈良市)の塔頭であった西南院(さいなんいん)の門を室町時代に移築したもので重要文化財です。

東門を入ると右手には「竹明かり」のオブジェが展示されています。
s-DSC_4713_20221129094956466.jpg

東門を入ると正面にある極楽堂です。
s-DSC_4711.jpg
僧房を鎌倉時代に改築したもので国宝です。以前は極楽坊とよばれていました。

別の角度から見た極楽堂です。
s-DSC_4744.jpg
本尊は、智光曼荼羅(ちこうまんだら、室町時代作、重要文化財)です。

本堂の裏手(西)にある禅室です。
s-DSC_4746.jpg
元は極楽堂も含んで東西に長いひと続きの僧房であったものを鎌倉時代に改築したもので国宝です。

別の角度から見た禅室です。
s-DSC_4742.jpg

禅室には秘蔵の須田剋太(すだこくた)画伯の作品が展示されています。
s-DSC_4731_20221129111152cfe.jpg
残念ながら堂内には入ることができません。

本堂に向かって左手にある仏足石です。
s-DSC_4749_202211291112009f2.jpg

仏足石の近くにある五輪塔や石仏もライトアップされています。
s-DSC_4748_20221129111159443.jpg

禅室の近くにある石仏群です。
s-DSC_4735.jpg

同じく禅室近くにある石塔です。
s-DSC_4739.jpg
夜の静寂さの中での参拝は昼間とは違い幻想的でした。

<元興寺(がんごうじ)夜間特別参拝>2022年11/4~11/26の毎金曜日・土曜日 奈良市中院町11
元興寺 公式ページ
近鉄奈良駅から徒歩約14分、JR奈良駅東口から徒歩約20分


奈良若草山トワイライト・夜景観賞バス

奈良市の若草山へ、「奈良若草山トワイライト・夜景観賞バス」で行ってきました。

s-DSC_4637.jpg
若草山は奈良公園の東端にある標高342mの山で、菅笠のような形の山が三つ重なって見えることから三笠山ともよばれています。「秋夜の奈良旅2022」で、2022年11/4~11/26の毎金曜日・土曜日に「奈良若草山トワイライト・夜景観賞バス」が運行されました。

若草山三重目の案内板です。
s-DSC_4642_20221128100957fe2.jpg
「奈良若草山トワイライト・夜景観賞バス」は予約不要でJR奈良駅を16:00、近鉄奈良駅を16:05に出発し、奈良ドライブウエイを経由して16:30頃に若草山山頂の駐車場に到着します。料金は往復で600円(税込)です。乗り場に並んでいる乗客の人数を確認して運行しているようで、この日は3台のバスが運行されていました。

若草山の山頂には鶯塚(うぐいすづか)古墳があります。
s-DSC_4696.jpg
古墳時代前期後半頃の築造と推定されている前方後円墳で、国の史跡に指定されています。

山頂付近からの風景です。
s-DSC_4641.jpg

時々、鹿がやってきます。
s-DSC_4659.jpg

日没頃の風景です。
s-DSC_4665_202211281009593db.jpg

春日山の上には月が。
s-DSC_4678.jpg
阿倍仲麻呂の「天の原 ふりさけみれば 春日なる 三笠の山に 出でし月かも」の歌を思い出します。

日没後の風景です。
s-DSC_4699.jpg
帰りのバスは17:30出発なので、遅れないように駐車場に戻ります。(人数確認は無いので、乗り遅れると大変なことに・・)

<奈良若草山トワイライト・夜景観賞バス>2022年11/4~11/26の毎金曜日・土曜日
JR奈良駅・近鉄奈良駅発


酒蔵訪問 今西清兵衛(いまにしせいべえ)商店

奈良市の今西清兵衛商店へ、行ってきました。

s-DSC_3591_20221125191941b5f.jpg
1884年創業で、代表銘柄は「春鹿(はるしか)」・「白滴(はくてき)」・「鹿鳴(ろくめい)」です。毎年9月に酒蔵まつりを実施していますが、2022年もコロナの影響でオンラインイベントで実施されました。

事務所棟玄関です。ショップが併設されています。
s-DSC_4610.jpg

「きき酒グラス」(500円(税込))を購入すると、5種類のきき酒ができます。
s-DSC_4614_20221125191946ce2.jpg
きき酒の内容は定期的に変更されます。「きき酒グラス」はきき酒終了後に、好きな色(4種類)のグラスを選ぶことができいます。

1種類目。
s-DSC_4612.jpg
春鹿 超辛口 純米酒
<データー>純米酒、五百万石、精米歩合60%、アルコール分15度

2種類目・3種類目は「酒蔵まつり2022」の限定酒。
s-DSC_4617_202211251919498d8.jpg
写真左より
春鹿 酒蔵まつり2022 限定酒B 純米吟醸生原酒
<データー>純米吟醸生原酒、山田錦、精米歩合60%、アルコール分15度
春鹿 酒蔵まつり2022 限定酒A 純米吟醸生原酒
<データー>純米吟醸生原酒、山田錦、精米歩合60%、アルコール分15度

4種類目・5種類目は「鹿鳴」の火入れと生。
s-DSC_4618.jpg
写真左より
鹿鳴 純米吟醸 原酒 雄町
<データー>純米吟醸原酒、雄町、精米歩合60%、アルコール分17度
鹿鳴 純米吟醸 生原酒 雄町
<データー>純米吟醸生原酒、雄町、精米歩合60%、アルコール分17度

奈良漬の試食も。
s-DSC_4620.jpg

おまけの6種類目。
s-DSC_4621.jpg
春鹿 発泡清酒 ときめき
<データー>発泡清酒(発泡性①)、精米歩合70%、アルコール分6.5度

<今西清兵衛商店(いまにしせいべえしょうてん)>奈良市福智院町24-1
今西清兵衛商店 公式ページ
近鉄奈良駅から徒歩約15分、JR京終(きょうばて)駅から徒歩約18分、JR奈良駅・近鉄奈良駅から奈良交通バス天理行き福智院町バス停下車徒歩約2分


瑜伽山園地(ゆうがやまえんち)

奈良市の瑜伽山園地へ、行ってきました。

s-DSC_4607_20221125152932fc4.jpg
奈良公園の南端、浮見堂と鷺池の南側にある広さ約1.3haの園地です。明治~大正時代に山口銀行(1933年に合併し三和銀行、のちの三菱UFJ銀行)を経営した山口吉郎兵衛が造営した別邸の庭園(旧山口氏南都別邸庭園)を2019年から奈良県が整備し、2020年から一般公開を始めています。写真は入口の門で、入場料は無料です。

門付近から見た園地の様子です。
s-DSC_4586_20221125152917da2.jpg

門を入って進むと左手に茶室・䕪庵(たくあん)があります。
s-DSC_4606_20221125152930b0f.jpg

別の角度から見た茶室・䕪庵です。
s-DSC_4597_20221125152926b1f.jpg
茶室は事前予約すれば利用することが可能です。

門を入って正面の園地の様子です。
s-DSC_4589.jpg
石組みを見ていると、滝があり小川が流れていたようにも思えます。

茶室・䕪庵の南にある十三重石塔です。
s-DSC_4591.jpg

茶室・䕪庵の南から見た園地の様子です。
s-DSC_4593_2022112515292265c.jpg

茶室・䕪庵の東にある石灯篭です。
s-DSC_4594_2022112515292448a.jpg

園内東側から見た茶室・䕪庵の様子です。
s-DSC_4598_2022112515292883c.jpg

園地南東にある石塔です。
s-DSC_4601_20221125152928c19.jpg
宝篋印塔(ほうきょういんとう)でしょうか(未確認)。

<瑜伽山園地(ゆうがやまえんち)>奈良市高畑町1184-1
奈良県 奈良公園事務所 奈良公園についてのページ
JR奈良駅・近鉄奈良駅から市内循環バス外回りなどで、春日大社表参道バス停下車徒歩約5分、近鉄奈良駅東口から徒歩約18分


青葉茶屋(あおばぢゃや)

奈良市の青葉茶屋へ、行ってきました。

s-DSC_4546.jpg
奈良公園内にある料理旅館で、昭和初期に茶屋として創業し、料理屋を経て料理旅館になっています。

玄関先から見た様子です。
s-DSC_4544.jpg

玄関です。
s-DSC_4545.jpg
この日は、昼食コースで。

玄関を入ると落ち着いた雰囲気。
s-DSC_4584.jpg

玄関から続く廊下の様子です。
s-DSC_4583_20221125093742b46.jpg

昼食は個室で。
s-DSC_4553_202211250937396e7.jpg

会席料理。料理が順々に。
s-DSC_4559_20221125094537693.jpg s-DSC_4566_20221125094540c15.jpg
s-DSC_4568_20221125094540a43.jpg s-DSC_4569.jpg
s-DSC_4572_20221125094543b69.jpg s-DSC_4575.jpg
s-DSC_4577.jpg s-DSC_4580.jpg

やっぱり飲みたい!
s-DSC_4565.jpg
喜仙寿吉兆(きせんじゅきっちょう)純米吟醸
<データー>純米吟醸酒、五百万石、精米歩合60%、アルコール分15~16度

妙に気に入ってしまった柿の爪楊枝入れ!
s-DSC_4574_20221125095014e5a.jpg

<青葉茶屋(あおばぢゃや)>奈良県奈良市高畑町1169
青葉茶屋 facebook
近鉄奈良駅東口から徒歩約15分


春日大社 若宮御造替(わかみやごぞうたい)八日間初まいり

奈良市の春日大社 若宮神社で「 若宮御造替 八日間初まいり」行事が行われ、行ってきました。

s-DSC_4507_20221124100216f49.jpg
春日大社の摂社・若宮神社は1003年に春日大社本殿の床に水の塊ができ、その中から神が誕生し本殿第四殿に入ったと記録され、1135年に若々しい優れた霊験でより人々を救す力を発揮して頂こうと現在地に社殿を造営して遷宮したとされています。20年ごとの式年造替による修繕工事が完了し、2022年10/28に正遷宮(しょうせんぐう)が執り行われました。初まいりとして2022年10/30~11/6に「八日間初まいり」が行われました。

御造替で美しく蘇った若宮神社です。
s-DSC_4509.jpg

若宮神社の手前にある神楽殿です。
s-DSC_4533.jpg
今回は、若宮神社の正面にあり普段は閉ざされている神楽殿の石段が初めて公開され、昇って拝舎へ進むことができます。

神楽殿の石段です。
s-DSC_4514.jpg

神楽殿内部の様子です。
s-DSC_4515.jpg
1605年建立で重要文化財です。

別の角度から見た若宮神社です。
s-DSC_4516.jpg
1863年建立で重要文化財です。祭神は、天押雲根命(あめのおしくものみこと)です。

若宮神社です。
s-DSC_4517.jpg
本殿は「本朱(ほんしゅ)」という水銀朱の粉を使った質の高い貴重な顔料で塗られています。手前の鳥居の朱色より色が濃いです。

遷宮を記念した限定の御守があるとの案内が。
s-DSC_4537.jpg

授与所となっている夫婦大国社(めおとだいこくしゃ)です。
s-DSC_4528.jpg
若宮神社の手水屋で1633年頃建築で重要文化財です。内部に大国主命(おおくにぬしのみこと)・須勢理姫命(すせりひめのみこと)がまつられています。

授かった御守です。
s-DSC_5595.jpg

<春日大社 若宮御造替(かすがたいしゃ わかみやごぞうたい)八日間初まいり>2022年10/30~11/6 奈良市春日町160
春日大社 公式ページ
JR奈良駅・近鉄奈良駅から奈良交通バス春日大社本殿行きで下車すぐ、近鉄奈良駅から徒歩約30分


なら泉勇斎(ならいずみゆうさい)

奈良市の「なら泉勇斎」へ、行ってきました。

s-DSC_4623.jpg
奈良酒に特化した酒販店で、奈良県内の28蔵約120種類の酒を販売しています。

店内には試飲カウンターがあります。
s-DSC_5866_202211230604307bd.jpg
有料で試飲を楽しむことができます。(1杯(50ml)200円(税込)~)

奈良県北葛城郡広陵町の長龍(ちょうりょう)酒造。
s-DSC_4627.jpg
四季咲(しきざき))楓蔦黄(ふうちょうおう) 純米吟醸 無濾過生原酒
<データー>純米吟醸生原酒、露葉風、精米歩合55%、アルコール分16~17度

新酒の飲み比べで、サクッと締め。
s-DSC_4629.jpg
写真左より
大名庄屋酒(だいみょうしょうやざけ)生」(奈良県桜井市西内酒造)
<データー>普通酒生酒、アルコール分19度
篠峯(しのみね)酒蔵のどぶろく」(奈良県御所市千代酒造)
<データー>濁酒、アルコール分12~13度

<なら泉勇斎(ならいずみゆうさい)>奈良市西寺林町22
なら泉勇斎 公式ページ 
近鉄奈良駅から徒歩約8分、JR奈良駅から徒歩約10分

大黒寺(だいこくじ)

京都市伏見区の大黒寺へ、行ってきました。

s-DSC_4907.jpg
創建の詳細は不明ですが、元は空海(弘法大師)が創建したと伝えられる長福寺で、薩摩藩邸から近く島津家の守り本尊とされる「出生大黒天」と同じ「大黒天」がまつられていたことから、1615年に薩摩藩主・島津義弘が藩の祈願所とし大黒寺に改めたとされていますが、薩摩寺ともよばれています。

山門です。
s-DSC_4909_202211221014007b9.jpg

境内にある手水鉢です。
s-DSC_4905_20221122101357c6c.jpg

本堂です。
s-DSC_4902.jpg
本尊は大黒天です。秘仏で60年に1度の甲子(きのえね)の年(次回は2044年)に開扉されます。(※2016年に春の京都非公開文化財特別公開で開扉されました)

本堂脇には奉納された菰樽が置かれています。
s-DSC_4898_20221122101349e3c.jpg
英勲(えいくん)」(京都市伏見区齊藤酒造)です。

本堂の正面にある小堂です。
s-DSC_4901_20221122101352280.jpg
地蔵堂と思われますが未確認です。

小堂に向かって右手にまつられている不動明王像です。
s-DSC_4900_20221122101352761.jpg

不動明王像に向かって右手にある「金運清水」です。
s-DSC_4895_2022112210134741e.jpg
2001年に新たに掘られた井戸で、本尊の大黒天に供えられる霊験あらたかな水で、金運や子孫繁栄にご利益があるといわれています。

本堂に向かって右手にある庫裏・寺務所です。
s-DSC_4904.jpg

<大黒寺(だいこくじ)>京都市伏見区鷹匠町4
京阪丹波橋駅北改札口から徒歩約8分、近鉄丹波橋駅から徒歩約9分


酒蔵訪問 藤岡(ふじおか)酒造

京都市伏見区の藤岡酒造へ、行ってきました。

P7120253_convert_20130713071813_20210613110834dfc_20221121093958ed5.jpg
1902年京都市東山区で酒造りを始め創業年としています。1910年に伏見に醸造所を建設、1918年から現在地で醸造し、1952年に藤岡酒造を設立しています。1995年に休造しますが、2002年に復活しています。代表銘柄は「蒼空(そうくう)」です。

玄関手前の様子です。
s-DSC_4911.jpg

玄関を入ると左手に酒蔵Bar「えん」があります。
s-DSC_4933.jpg
カウンター席と座敷席があります。

酒蔵Bar「えん」の横は、ショップになっています。
s-DSC_4936_20221121094013dc1.jpg
ボトルはベネチアングラスで、一般用の販売酒は500mlサイズのみです。

酒蔵Bar「えん」のカウンター席です。
s-DSC_4921.jpg

カウンター席からはガラス越しに蔵の様子が見えます。
s-DSC_4927.jpg
2週間以上前に事前予約すれば蔵見学が可能です。(6~9月のみ、見学料はグラス3杯のきき酒付きで2,000円(税込))
予約はこちら→藤岡酒造 蔵見学のページ

2種類を飲み比べ。
s-DSC_4917_202211211002092d8.jpg
写真左より
蒼空 純米大吟醸生酒 別誂(べつあつらえ)おりがらみ 山田錦
<データー>純米大吟醸酒、山田錦、精米歩合40%、アルコール分17度
蒼空 特別純米生原酒 短稈渡船(たんかんわたりぶね)
<データー>特別純米生原酒、渡船二号、精米歩合60%、アルコール分17度

<藤岡酒造(ふじおかしゅぞう)>京都市伏見区今町672-1
藤岡酒造 公式ページ
京阪伏見桃山駅から徒歩約5分、近鉄桃山御陵前駅から徒歩約7分、JR桃山駅から徒歩約15分


キンシ正宗 秋の特別販売会

京都市伏見区のキンシ正宗で「秋の特別販売会」が開催され、行ってきました。

s-2022110502.jpg
1781年に松屋久兵衛が京都市中京区で創業し、1880年に酒造拠点を伏見に移しています。1936年に堀野久造商店、1946年に堀野商店、1991年にキンシ正宗に社名変更しています。代表銘柄は「金鵄正宗(きんしまさむね)」です。例年、春と秋に蔵開きを行っていましたがコロナの影響で中止し、2021年春から特別販売会を行っています。

会場の入口です。
s-DSC_4894_20221119173636f0e.jpg

会場入口横にあるショップ棟です。
s-DSC_4893_20221119173633908.jpg
この日はお休みでしたが、普段はこちらで酒やクラフトビールが購入できます。

この日はビールや酒の有料試飲も。
s-DSC_4862_20221119173617648.jpg
クラフトビールは、1997年から京都町屋麦酒醸造所(キンシ正宗グループ マツヤ株式会社)で醸造しています。

さっそく。
s-DSC_4866_2022111917362019b.jpg
写真左より
町家麦酒(まちやびーる)ケルシュ」、「町家麦酒 ライトゴールデンエール

会場奥からの蔵の様子です。
s-DSC_4872_20221119173624794.jpg

1995年建築の新常盤蔵です。
s-DSC_4871_2022111917362375c.jpg
蔵見学は予約制で行っていましたが、現在は休止しています。

燗酒の有料試飲があるので、もちろん!
s-DSC_4873_20221119173625bb5.jpg

燗酒のボトルはコレ。
s-DSC_4890_20221119173631a42.jpg
金鵄正宗 さらりとした純米吟醸
<データー>純米吟醸酒、ほか未確認

名水の常盤井水(ときわいすい)は飲み放題!
s-DSC_4865.jpg

無理をお願いして熟成酒も燗酒に。
s-DSC_4885.jpg

熟成酒。
s-DSC_4889_20221119173627784.jpg

熟成酒のボトルはコレ。
s-DSC_4891_20221119173631f0a.jpg
金鵄正宗 Vintage 2013 純米
<データー>純米酒、ほか未確認

<キンシ正宗 秋の特別販売会>2022年11/5 京都市伏見区紙子屋町554-1
キンシ正宗 公式ページ
京阪丹波橋駅北改札口から徒歩約5分、近鉄丹波橋駅から徒歩約7分


第4回 黄桜(きざくら)伏水蔵(ふしみぐら)蔵開き その4

京都市伏見区の黄桜で開催された「第4回 黄桜 伏水蔵 蔵開き」の続きです。

s-DSC_4846.jpg
伏水蔵の2階にはショップ・レストランが併設されています。(現在、レストランは土日祝は休業)

ショップ脇には菰樽が積み上げられています。
s-DSC_4845_202211190940312ae.jpg

立ち飲みカウンターもあります。
s-DSC_4847_20221119094034a9c.jpg

にごり酒(写真左)とどぶろくを。
s-DSC_4848_20221119094036094.jpg

にごり酒のボトルはコレ。
s-DSC_4850_20221119094037bc1.jpg
黄桜 純米 にごり酒 直営店限定酒
<データー>純米酒、精米歩合70%、アルコール分14度

どぶろくのボトルはコレ。お土産に購入!
s-DSC_5445_2022111909404568c.jpg
黄桜 どぶろく
<データー>濁酒、アルコール分12度

仕込水(酒を仕込む水)も飲むことができます!
s-DSC_4854.jpg

全てのキーワードを見つけて、抽選会に!
s-DSC_4857.jpg

コースターが当たりました。(実は残念賞・・)
s-DSC_5443.jpg

<黄桜 伏水蔵(ふしみぐら)第4回 蔵開き>2022年11/5 京都市伏見区横大路下三栖梶原町53
黄桜 公式ページ
送迎バスあり(要予約)、京阪中書島駅から徒歩約20分、中書島駅北口から徒歩約2分の中書島バス停から横大路車庫行きで下三栖バス停下車徒歩約7分または南工業団地行きで三栖公園前バス停下車徒歩約8分


第4回 黄桜(きざくら)伏水蔵(ふしみぐら)蔵開き その3

京都市伏見区の黄桜で開催された「第4回 黄桜 伏水蔵 蔵開き」の続きです。

s-DSC_4816_202211181019179ba.jpg
普段は一般立入禁止になっている物流センター(充填ライン)が公開されています。

パック酒ラインの様子です。
s-DSC_4817.jpg
※建物内は撮影禁止ですが、1枚だけならと許可を得て撮影したものです。

伏水蔵です。
s-DSC_4819_202211181019206ea.jpg
2016年8月に工場を改装し、日本酒とクラフトビール造りを見学できる施設としてオープンしています。現在は、完全予約制で3日前までに電話連絡が必要です。電話075-644-4488(受付は10~16時)

伏水蔵の入口です。
s-DSC_4820.jpg
金のカッパが出迎えてくれます。

伏水蔵の5階は吟醸藏になっています。
s-DSC_4824.jpg
酒造りの様子の一部を見ることができます。

伏水蔵の4階は地ビール充填ラインになっています。
s-DSC_4827.jpg

伏水蔵の3階には黄桜の歴史を紹介する展示コーナーがあります。
s-DSC_4842.jpg

展示コーナーには全国のクラフトビールの展示も行われています。
s-DSC_4840.jpg

伏水蔵の2階は地ビールの醸造所になっています。
s-DSC_4843_20221118101930467.jpg

その4に続きます。


第4回 黄桜(きざくら)伏水蔵(ふしみぐら)蔵開き その2

京都市伏見区の黄桜で開催された「第4回 黄桜 伏水蔵 蔵開き」の続きです。

s-DSC_4787.jpg
イベントブースで「きき酒クイズ」が行われています。プラカップに入っている2種類の酒を飲みながら、順々に3問のクイズに答えるものです。

第1問 「甘い酒はどっち?」 これは簡単!
s-DSC_4795_2022111710285009a.jpg
写真左より
黄桜 perle(ペルル)
<データー>特別純米酒、精米歩合70%、アルコール分8度
黄桜 呑(どん)糖質ハーフ
<データー>普通酒、アルコール分14度

第2問 「大吟醸はどっち?」 これが微妙に難しい・・。
s-DSC_4797_2022111710212552d.jpg
写真左より
黄桜 京都クラフト 大吟醸
<データー>大吟醸酒、京の輝き・祝、精米歩合50%、アルコール分16度
黄桜 呑
<データー>普通酒、アルコール分14度

第3問 「しぼりたて生原酒はどっち?」 これは簡単!
s-DSC_4798.jpg
黄桜 純米大吟醸 しぼりたて生原酒
<データー>純米大吟醸生原酒、山田錦、精米歩合45%、アルコール分16度
黄桜 生酛山廃 本醸造 ひやおろし
<データー>本醸造酒、精米歩合70%、アルコール分16度

何とか全問正解で頂いた甘酒です。
s-DSC_4800.jpg

販売ブースで飲み比べセットを購入。
s-DSC_4806_20221117102132ef6.jpg

飲み比べセットの酒はコレ。
s-DSC_4814.jpg
写真左より
黄桜 華祥風(はなしょうふう)大吟醸
<データー>大吟醸酒、山田錦、精米歩合35%、アルコール分16度
黄桜 大吟醸酒 平成22年(2010年)醸造
<データー>大吟醸酒、山田錦、精米歩合35%、アルコール分16度
黄桜 大吟醸酒 平成7年(1995年)醸造
<データー>大吟醸酒、山田錦、精米歩合35%、アルコール分16度

来場先着1,000名にプレゼントされたビールを開缶。
s-DSC_4803.jpg
黄桜 悪魔のビール アメリカンブラックエール

その3に続きます。


第4回 黄桜(きざくら)伏水蔵(ふしみぐら)蔵開き その1

京都市伏見区の黄桜で「第4回 黄桜 伏水蔵 蔵開き」が開催され、行ってきました。

s-20221105.jpg
黄桜は初代・松本治六郎が1925年に澤屋(さわや、現・松本酒造(伏見区))から分家して創業し、1951年に松本冶六郎商店、1964年に黄桜酒造となり、2006年に黄桜に社名変更しています。代表銘柄は「黄桜(きざくら)」です。

蔵開き会場です。
s-DSC_4770_20221116102004b9c.jpg
本社がある伏水蔵(ふしみぐら)に隣接した黄桜物流センター前を中心に行われています。前回(第3回)の蔵開きは2019年開催で、今回は、3年ぶりの開催です。

会場に入る前に体温測定があり、異常がなければ入場証が渡されます。
s-DSC_4773.jpg
入場は無料です。

入場証裏面です。
s-DSC_4775.jpg
会場内で4つのキーワードを見つけると、酒やグッズが当たる抽選に参加できます。

後ほど見つけたキーワードです。
s-DSC_4818_20221116102017dc1.jpg
キーワードは4つで、4文字目が「ら」なので、なんとなく予想はできますが・・。

会場内の様子です。
s-DSC_4779.jpg
中央に飲食ブースがあり、両サイドに酒やフードの販売・イベントブースがあります。

会場の一番奥にあるステージで鏡開きが行われスタート!
s-DSC_4792_20221116102010617.jpg

鏡開きの酒は振る舞い。
s-DSC_4799.jpg
酒の銘柄やデーター等は未確認。

ステージでは次々とイベントが行われます。
s-DSC_4804_20221116102014840.jpg

場所を確保して、蔵開き限定酒を。
s-DSC_4782.jpg
黄桜 純米大吟醸 しぼりたて生原酒
<データー>純米大吟醸生原酒、山田錦、精米歩合45%、アルコール分16度

その2に続きます。


竹内酒造(たけうちしゅぞう)大阪駅前第二ビル店

大阪市北区の竹内酒造 大阪駅前第二ビル店へ、行ってきました。

s-DSC_4399_20221112191956b92.jpg
滋賀県湖南市の竹内酒造直営の立飲み店です。一時、閉店して別の店になっていましたが、2022年9月末に元の場所で復活しています。

期間限定かもしれませんが、18時まで日本酒が1杯(90ml)・150円(税込)!
s-DSC_4401.jpg
酒はもちろん、竹内酒造の酒。

店内はカウンターのみ。
s-DSC_4405.jpg

冷蔵ガラスケースには竹内酒造の日本酒が並んでいます。
s-DSC_4406_202211121920020f9.jpg

さっそく、18時まで150円の日本酒を。
s-DSC_4402_20221112191959bd3.jpg
唯々(ただただ)純米吟醸 無濾過生原酒
<データー>純米吟醸生原酒、美山錦、精米歩合55%、アルコール分15度

もう1杯、お得な酒を。
s-DSC_4408.jpg
唯々 豊潤純米 火入
<データー>純米酒、日本晴・玉栄、精米歩合60%、アルコール分16度

どんどんと。
s-DSC_4413.jpg
香の泉(かのいずみ)山廃 純米大吟醸
<データー>純米大吟醸酒、山田錦、精米歩合50%、アルコール分16度

熟成酒もあります。
s-DSC_4415.jpg
唯々 山廃純米酒 渡船 火入 2017BY
<データー>純米酒、滋賀渡船6号、精米歩合70%、アルコール分15度

まだまだ。
s-DSC_4418.jpg
香の泉 鳳紋 無濾過生原酒
<データー>普通酒生原酒、日本晴、精米歩合70%、アルコール分20度

さらに。
s-DSC_4498_20221112192119d25.jpg
香の泉 太陽と大地のしずく 純米吟醸
<データー>純米吟醸酒、吟吹雪、精米歩合55%、アルコール分15度

燗酒も可能です。
s-DSC_4503_20221112192122533.jpg
猪口は気に入ったものを選ぶことができます。

燗酒の酒はコレ。
s-DSC_4500_20221112192122bbd.jpg
香の泉 男の背中 特別純米酒
<データー>特別純米酒、玉栄、精米歩合60%、アルコール分16度

<竹内酒造(たけうちしゅぞう)大阪駅前第二ビル店>大阪市北区梅田1-2-2大阪駅前第2ビルB1F
竹内酒造 公式ページ
JR北新地駅から徒歩約3分、大阪メトロ西梅田駅から徒歩約5分


続きを読む »

酒とチーズと自由とENERGY 後編

大阪市北区の「酒とチーズと自由とENERGY」の続きです。

引き続き飲みます。滋賀県大津市の平井商店。
s-DSC_2647_202211121810422f9.jpg
浅茅生(あさぢを)純米辛口 ASJIWO BLACK
<データー>純米酒、精米歩合60%、アルコール分16度

石川県珠洲市の宗玄酒造。
s-DSC_2653.jpg
宗玄(そうげん)しぼりたて生原酒
<データー>普通酒生原酒、精米歩合65%、アルコール分19度

京都府城陽市の城陽(じょうよう)酒造。
s-DSC_2658_20221112181046ec8.jpg
徳次郎(とくじろう)純米大吟醸 五百万石
<データー>純米大吟醸酒、五百万石、精米歩合40%、アルコール分15度

福島県会津若松市の鶴乃江(つるのえ)酒造。
s-DSC_2670_20221112181049258.jpg
会津 中将(あいづ ちゅうじょう)特別純米 ひやおろし
<データー>特別純米酒、タカネミノリ・五百万石、精米歩合55%、アルコール分16度

長野県南佐久郡佐久穂町の高橋助作(たかはしすけさく)酒造店。
s-DSC_2634_2022111218103967b.jpg
松尾(まつお)純米吟醸 斑尾(まだらお)山恵錦 生貯蔵酒
<データー>純米吟醸酒、山恵錦、精米歩合58%、アルコール分15.5度

高橋助作酒造店を燗酒で。
s-DSC_2639_20221112181041cef.jpg
松尾(まつお)錦(にしき)純米酒
<データー>純米酒、美山錦、精米歩合65%、アルコール分15度

新潟県柏崎市の阿部酒造を燗酒で。
s-DSC_2664_20221112181047bd3.jpg
あべ 圃場別プロジェクト 安田鳥越(やすだとりごえ)2021
<データー>特定名称表記無し原酒、越淡麗、精米歩合非公表、アルコール分14度

福島県会津若松市の花春酒造。
s-DSC_2667.jpg
牡丹の花春(ぼたんのはなはる)特別純米 一回火入れ
<データー>特別純米酒、コシヒカリ、精米歩合55%、アルコール分16度

長野県佐久市の千曲錦酒造。
s-DSC_2672.jpg
千曲錦(ちくまにしき)寒仕込純米
<データー>純米酒、美山錦・他、精米歩合65%、アルコール分15度

長野県佐久市の伴野(ともの)酒造の燗酒で締め。
s-DSC_2675_20221112181052088.jpg
Beau Michelle(ボー ミッシェル)
<データー>特定名称表記無し、精米歩合60%、アルコール分9度

<酒とチーズと自由とENERGY>大阪市北区天神橋5-5-28 CIELBLUE 2F
酒とチーズと自由とENERGY 公式ページ
阪急・大阪メトロ天神橋筋六丁目駅12番出口から徒歩約3分、JR天満駅から徒歩約6分


酒とチーズと自由とENERGY 前編

大阪市北区の「酒とチーズと自由とENERGY」へ、行ってきました。

s-DSC_2631_20221112155503bcc.jpg
セルフで日本酒を楽しむことができる日本酒バー(時間制)で、フードは持ち込み自由です。

店内の様子です。
s-DSC_2657_20221112155517617.jpg

窓際にはテーブル席もあります。
s-DSC_2656.jpg
土曜日は12時、日曜日・祝日は14時にオープンで、早い時間は比較的空いているのでゆっくりと昼飲みが楽しめます。(平日は17時オープン、火曜日は定休日)

長野県飯山市の田中屋酒造店。
s-DSC_2632.jpg
水尾(みずお)特別純米酒 金紋錦
<データー>特別純米酒、金紋錦、精米歩合59%、アルコール分15度

香川県仲多度郡琴平町の西野金陵(にしのきんりょう)。
s-DSC_2636_20221112155508716.jpg
金陵(きんりょう)純米吟醸 オリーブ酵母 無濾過生原酒
<データー>純米吟醸生原酒、さぬきよいまい、精米歩合58%、アルコール分15~16度

福島県喜多方市の大和川酒造。
s-DSC_2642.jpg
弥右衛門(やうえもん)リンゴ酸酵母仕込み 白ワインテイスト
<データー>特別純米酒、夢の香、精米歩合60%、アルコール分14度

滋賀県高島市の福井弥平(ふくいやへい)商店。
s-DSC_2644.jpg
萩の露(はぎのつゆ)双子座のスピカ
<データー>純米酒、山田錦・日本晴、精米歩合70%、アルコール分10度

福島県西白河郡矢吹町の大木代吉本店(おおきだいきちほんてん)。
s-DSC_2649.jpg
自然郷(しぜんごう)特別純米 BIO 無濾過無加水
<データー>特別純米原酒、夢の香、精米歩合60%、アルコール分15度

栃木県小山市の西堀酒造。
s-DSC_2651.jpg
Nishibori(にしぼり)パンセシリーズ ピュシス
<データー>特定名称表記無し、精米歩合55%、アルコール分16度

青森県八戸市の八戸酒造。
s-DSC_2661.jpg
陸奥八仙(むすはっせん)夏どぶろっく 活性にごり酒
<データー>純米生原酒、精米歩合69%、アルコール分13度

後編に続きます。


浅野日本酒店 SANNOMIYA

神戸市中央区の「浅野日本酒店 SANNOMIYA」へ、行ってきました。

s-DSC_3561_202211120943543be.jpg
2022年7月にオープンした純米酒専門の酒販店です。大阪・梅田店、京都店、東京・浜松町店にも酒販店があります。

入口ドアからは細い通路。
s-DSC_3562_20221112094356ada.jpg
両側に商品が並べられています。

奥側から見た入口からの通路です。
s-DSC_3566.jpg
通路の奥は少し広くなり、立ち飲みカウンターがあります。

立ち飲みカウンターです。
s-DSC_3564_202211120943591b6.jpg
地下には、予約制で1人2時間1,000円(税込)で利用できるソファー席もあるそうです。(日本酒とフードは持込み制)

冷蔵ガラスケースには、たくさんの日本酒が!
s-DSC_3572.jpg
1杯(45ml)・340円、(90ml)・500円(税込)~。

兵庫県丹波市の山名酒造を燗酒で。
s-DSC_3571_20221112094400dc1.jpg
千歳(せんさい)野条穂(のじょうほ)
<データー>特定名称表記無し原酒、野条穂、精米歩合60%、アルコール分16度
※野条穂は、大正時代に兵庫県加西市野条町で発見され、1933年に兵庫県立農事試験場で育成された酒造好適米、1960~70年頃に姿を消すが、2001年に復活。

岐阜県飛騨市の渡辺酒造店。
s-DSC_3576_20221112094403019.jpg
W (だぶりゅー)カモフラージュ 高島雄町50 生酛純米 瓶火入れ
<データー>純米原酒、雄町、精米歩合50%、アルコール分16度

兵庫県美方郡香美町の香住鶴で締め。
s-DSC_3577_20221112094405b1a.jpg
香住鶴(かすみつる)山廃吟醸純米 蛇紋岩米(じゃもんがんまい)山田錦
<データー>純米吟醸酒、山田錦、精米歩合55%、アルコール分15度
※蛇紋岩米は、ミネラル分を多く含む蛇紋岩が堆積した土壌で栽培された米で、兵庫県養父市の一部で栽培・出荷されている。

<浅野日本酒店 SANNOMIYA>兵庫県神戸市中央区北長狭通2-5-5
浅野日本酒店 公式ページ
阪急神戸三宮駅西口から徒歩約3分、JR元町駅東口から徒歩約4分、阪神元町駅東改札口から徒歩約6分


櫛玉比女命(くしたまひめのみこと)神社 後編

奈良県北葛城郡広陵町の櫛玉比女命神社の続きです。

s-DSC_3656.jpg
拝殿に向かって右手(北)に弁財天社の拝殿があります。

弁財天社拝殿の奥に鳥居があり、先に弁財天社本殿があります
s-DSC_3655.jpg
鳥居手前の瑞垣から奥の弁財天社本殿への参道は立ち入り禁止になっています。

弁財天社本殿です。
s-DSC_3657_20221111090954b45.jpg

弁財天社に向かって左手にある熊野神社・白山神社の相殿です。
s-DSC_3653_2022111109094859a.jpg

熊野神社・白山神社の相殿に向かって左隣にある稲荷神社です。
s-DSC_3651.jpg

稲荷神社に向かって左隣にある皇太宮です。
s-DSC_3649.jpg

皇太宮に向かって左隣にある八幡神社・春日神社の相殿です。
s-DSC_3647.jpg

稲荷神社の近くにはミニ庭園が。
s-DSC_3659.jpg

境内の南東隅に遥拝所と思われる場所があります。
s-DSC_3662.jpg
方向から考えると神武天皇陵の遥拝所でしょうか(未確認)。

<櫛玉比女命神社(くしたまひめのみことじんじゃ)>奈良県北葛城郡広陵町弁財天399
近鉄箸尾駅から徒歩約15分


櫛玉比女命(くしたまひめのみこと)神社 前編

奈良県北葛城郡広陵町の櫛玉比女命神社へ、行ってきました。

s-DSC_3633.jpg
創建の詳細は不明ですが、927年にまとめられた延喜式神名帳(えんぎしきじんみょうちょう)に記載がある古社です。

鳥居の扁額です。
s-DSC_3634_20221110094612c00.jpg
式内社とは、延喜式神名帳に記載されている神社のことです。櫛玉比女命は、登美夜毘売(とみやびめ)や三炊屋媛(みかしきやひめ、御炊屋姫)とも表記され、邇芸速日命(にぎはやひのみこと、饒速日命)の妻です。子の宇摩志麻遅命(うましまぢのみこと)は、物部氏や穂積氏の祖神とされています。

鳥居から参道を約2分歩くと境内につきます。
s-DSC_3635.jpg

境内の入口には注連柱があり注連縄が張られています。
s-DSC_3637.jpg
光の当たり方なのか、写真では光の筋が本殿へ続いているようです。

境内へ入ると参道左手に手水舎があります。
s-DSC_3642_20221110094617900.jpg

手水舎の後方には鏡池があります。
s-DSC_3641.jpg

拝殿です。
s-DSC_3660.jpg

拝殿奥にある本殿です。
s-DSC_3646_202211100946203c0.jpg
祭神は、櫛玉比女命です。拝殿・本殿とも江戸時代建築です。

本殿は、古墳の上に建てられています。
s-DSC_3645.jpg
櫛玉媛神社古墳といわれる6世紀前半頃に築造されたと考えられる前方後円墳で、前方部に本殿、後円部に拝殿があります。

後編に続きます。


事代主(ことしろぬし)神社(箸尾南戎(はしおみなみえびす)神社)

奈良県北葛城郡広陵町の事代主神社(箸尾南戎神社)へ、行ってきました。

s-DSC_3664.jpg
創建の詳細は不明です。箸尾の名は、鎌倉~戦国時代にこの辺りを治めていた箸尾氏に由来してると思われます。

社号標石です。
s-DSC_3665.jpg
奈良県神社庁の登録は「事代主神社」になっていますので、箸尾南戎神社は通称なのかもしれません。

鳥居はありませんが、本殿手前に手水鉢があります。
s-DSC_3667.jpg

本殿です。
s-DSC_3666.jpg
扁額は箸尾南戎神社になっています。

本殿覆屋内の本殿です。
s-DSC_3668.jpg
祭神は、事代主大神(ことしろぬしおおかみ=蛭子命(ひるこのみこと))と思われます。

本殿に向かって、左隣にまつられている地蔵石仏です。
s-DSC_3669.jpg

<事代主神社(ことしろぬしじんじゃ=箸尾南戎神社(はしおみなみえびすじんじゃ)>奈良県北葛城郡広陵町南218
近鉄箸尾駅から徒歩約14分


大福寺(だいふくじ) 後編

奈良県北葛城郡広陵町の大福寺の続きです。

s-DSC_3618.jpg
本堂に向かって左手奥(西)にある大師堂です。弘法大師(空海)像がまつられています。

大師堂の近くには、四国八十八所のミニ遍路道が作られています。
s-DSC_3620.jpg

不動明王石仏もまつられています。
s-DSC_3612.jpg

本堂に向かって左手にある十三重石塔です。
s-DSC_3623.jpg
鎌倉時代後期作のようです。

本堂に向かって右手奥(北)に天神社があります。
s-DSC_3610.jpg

天神社です。
s-DSC_3607_20221108094057f91.jpg

天神社に向かって右手奥にある祠です。
s-DSC_3608.jpg
何がまつられているのかは未確認です・・。

境内の南西隅に庫裏への門があります。
s-DSC_3622.jpg

書院・庫裏です。
s-DSC_3621_20221108094107367.jpg
現在は無住で、周辺住民の方が維持管理を行っているようです。

<大福寺(だいふくじ)>奈良県北葛城郡広陵町的場80
近鉄箸尾駅から徒歩約11分


大福寺(だいふくじ) 前編

奈良県北葛城郡広陵町の大福寺へ、行ってきました。

s-DSC_3632.jpg
聖徳太子が創建したと伝えられています。元は東大福寺と西大福寺があり、鎌倉~戦国時代は箸尾(はしお)氏の帰依により隆盛を誇りますが、明治初年に東寺が廃され西寺のみが残ったとされています。

山門です。
s-DSC_3631_20221107103103e44.jpg

山門を入って参道を進むと右手に石垣があります。
s-DSC_3629_202211071031019a8.jpg
鐘楼があったのかもしれません(未確認)。

山門を入って進むと正面にある祠です。
s-DSC_3627.jpg
満嶋弁財天社と思われます。

満嶋弁財天社と思われる祠に向かって右手にある石碑です。
s-DSC_3626_202211071030586b7.jpg
歌碑のようですが、全文が読めず、内容は未確認です。

近くにもう1つ石碑があります。
s-DSC_3625.jpg
こちらも歌碑のようですが、内容は未確認です。

さらに参道を進むと本堂があります。
s-DSC_3615_202211071030548a5.jpg
江戸時代中期頃の建築です。

別の角度から見た本堂です。
s-DSC_3616_2022110710305699a.jpg

本堂の扁額です。
s-DSC_3613.jpg

堂内の様子です。
s-DSC_3614_202211071030544c4.jpg
本尊は、江戸時代作の薬師如来像(写真中央)です。薬師如来像に向かって右手に十一面観音像(写真右端、1560年作)などが安置されています。

後編に続きます。


長龍(ちょうりょう)ブリューパーク 日本酒セミナー その3

奈良県北葛城郡広陵町の長龍ブリューパークで開催された日本酒セミナー「ふた穂ビンテージセミナー」の続きです。

s-DSC_3731.jpg
飲み比べの後は、好みで燗酒をリクエストすることができました。

「おでん」も提供されて「ふた穂」とマリアージュ。
s-DSC_3729.jpg

締めには、「きき酒チャレンジ」。
s-DSC_3733.jpg
4種類の酒を飲んだ後、そのうちの1種類の酒が出されて、どの酒なのかを当てます。結果は・・!見事に「はずれ」。

お土産にいただいた「ふた穂 オリジナル平皿」です。
s-DSC_3736.jpg
ありがとうございます。

もう少し、飲みたいので自販機で。
s-DSC_3681.jpg

自販機で購入して飲んだ酒。
s-DSC_3688.jpg
長龍 純米吟醸 ひやおろし
<データー>純米吟醸酒、雄町・他、精米歩合60%、アルコール分15度

もう1杯。限定の「ふた穂」
s-DSC_3689.jpg
ふた穂 山廃 純米吟醸 無濾過原酒 2017年醸造
<データー>純米吟醸原酒、雄町、精米歩合55%、アルコール分17~18度

2022年11/20に「第24回 長龍 蔵開き」が行われる予定です。
s-DSC_3679.jpg

写真左は、蔵開きで販売予定の酒です。
s-DSC_3687.jpg
写真右は、限定100本の限定酒。ちょうど予約を受け付けていたので、もちろん予約!

<長龍(ちょうりょう)ブリューパーク 日本酒セミナー>2022年10/16 奈良県北葛城郡広陵町南7-1
長龍酒造 公式ページ
近鉄箸尾駅から徒歩約8分


長龍(ちょうりょう)ブリューパーク 日本酒セミナー その2

奈良県北葛城郡広陵町の長龍ブリューパークで開催された日本酒セミナー「ふた穂ビンテージセミナー」の続きです。

s-DSC_3715_20221103160427c27.jpg
ふた穂」は一定期間の低温瓶内熟成の後に出荷している酒で、まずは熟成古酒についての解説。熟成古酒は一般的には醸造後1年以上経った酒を指しますが、きっちりと定められた規定は無いそうで、長期熟成酒研究会では「満3年以上蔵元で熟成させた、糖類添加酒を除く清酒」を熟成古酒と定義しています。

続いて、瓶内熟成酒についての解説。
s-DSC_3716_202211031604296f4.jpg
長龍酒造では、約10℃の貯蔵室で、空気に接する面積が少なく熟成の旨味を逃さない瓶内熟成を行っています。

貯蔵室で行っている瓶内熟成の様子です。
s-DSC_3717_20221103160431933.jpg
同じ時期に熟成を始めても、上段と下段では熟成が微妙に違うこともあるそうです。

ふた穂」の原料米となる雄町米についての解説。
s-DSC_3726.jpg
雄町は、1859年に備前国上道郡高島村字雄町(岡山市中区雄町)の岸本甚造が、大山(だいせん、鳥取県西伯郡大山町など)への参拝の帰りに、優秀な変わり穂2本を発見して持ち帰り栽培・開発したとされています。「ふた穂」は「2本の穂」が命名の由来となっています。栽培が難しく一時は「幻の米」となりますが、酒蔵の要望で生産量が回復。長龍酒造では2001年から雄町発祥の地である高島地区で委託栽培を開始し、減農薬による高品質な特別栽培米の育成や火力を使わない常温定湿乾燥方式の施設で自然乾燥を行っています。

ふた穂」の特長についての解説。
s-DSC_3727.jpg
雄町特有の「ふくらみのある柔らかな味わいをより引き出す」ため、精米歩合は磨きすぎない68%。年度毎の酒造りの特長をラベルに明記し、ビンテージ毎の個性を訴求しています。

いよいよ、実際に飲み比べ。
s-DSC_3706.jpg
2013~2020年醸造の8種類の酒が用意されています。

年度毎の酒造りの特長などが記載された用紙が配られます。
s-DSC_3708.jpg
(↑クリックで拡大できます。)

「ふた穂」のボトルです。写真左から2013~。
s-DSC_3692.jpg
ふた穂 特別純米酒 雄町」(データーはすべて同じ)
<データー>特別純米酒、雄町、精米歩合68%、アルコール分15~16度

その3に続きます。


長龍(ちょうりょう)ブリューパーク 日本酒セミナー その1

奈良県北葛城郡広陵町の長龍ブリューパークで日本酒セミナーが開催され、行ってきました。

s-DSC_3691.jpg
日本酒セミナーのテーマは「ふた穂ビンテージセミナー」で、長龍酒造のビンテージ純米酒「ふた穂(ふたほ)」の説明を聞きながら、2013~2020年の8年分の「ふた穂」を飲み比べする内容になっています。

会場の長龍ブリューパークです。
s-DSC_3674.jpg
長龍酒造が本社及び酒蔵(広陵蔵)西隣に日本酒とクラフトビールを楽しめる施設として建設し、2022年3/19にオープンしています。

長龍酒造本社・酒蔵です。
s-DSC_3671.jpg
1923年創業で、代表銘柄は、「長龍」・「ふた穂」・「稲の国の稲の酒(いねのくにのいねのさけ)」・「四季咲(しきざき)」です。

別の角度から見た長龍ブリューパークです。
s-DSC_3675.jpg
現在は、土・日・祝のみ営業しています。

敷地入口には大きな杉玉が吊るされています。
s-DSC_3678.jpg

セミナーが始まります。
s-DSC_3710.jpg
今回が、長龍ブリューパークで初めてとなる日本酒セミナーだそうです。

進行&講師は営業部の谷澤秀和さん。
s-DSC_3734.jpg

まずは、長龍酒造の変遷から。
s-DSC_3712.jpg
1923年に飯田弟一が生家の飯田酒造場(奈良県天理市飯田本店、2015年廃業)より独立して、大阪府八尾市に酒の小売店を開業、1963年に長龍酒造を設立し原酒の貯蔵と瓶詰を開始、1964年に樽酒の瓶詰「吉野杉の樽酒」の開発に成功、1979年に広陵酒造を設立して広陵蔵で醸造を開始、1993年に合併し長龍酒造になっています。2009年にビンテージ純米酒「ふた穂」を発売しています。

その2に続きます。


酒蔵訪問 木下(きのした)酒造 その3

京都府京丹後市の木下酒造の続きです。

s-DSC_3375_20221102224259166.jpg
試飲コーナーがあり、自由に試飲できます。

さっそく。
s-DSC_3376_20221102224300218.jpg
玉川(たまがわ)純米酒 ひやおろし
<データー>純米酒、兵庫北錦、精米歩合66%、アルコール分17~18度

地元の兜山(かぶとやま)の伝説に由来する商品名の酒。
s-DSC_3378.jpg
玉川 人喰い岩(ひとくいいわ)
<データー>特別本醸造酒、五百万石、精米歩合60%、アルコール分16~17度

続いて。
s-DSC_3379.jpg
玉川 純米吟醸 祝
<データー>純米吟醸酒、祝、精米歩合60%、アルコール分16~17度

熟成酒。
s-DSC_3380_20221102224307aa5.jpg
玉川 純米吟醸 雄町 2017BY
<データー>純米吟醸酒、雄町、精米歩合60%、アルコール分15~16度

同じく熟成酒、燗酒で飲みたい酒!
s-DSC_3377.jpg
玉川 特別純米酒 2017BY
<データー>特別純米酒、五百万石、精米歩合60%、アルコール分16~17度

酵母無添加(山廃)の純米大吟醸酒。
s-DSC_3391_20221102224309620.jpg
玉川 自然仕込シリーズ 玉龍(ぎょくりゅう)2018BY
<データー>純米大吟醸酒、山田錦、精米歩合50%、アルコール分16~17度

「コウノトリ育む農法」の無農薬酒米を使用した酒。
s-DSC_3394.jpg
玉川 純米吟醸 コウノトリラベル
<データー>純米吟醸酒、五百万石、精米歩合60%、アルコール分15~16度

コウノトリラベルの熟成酒。
s-DSC_3396_20221102224313b38.jpg
玉川 生酛 純米酒 コウノトリラベル無ろ過生原酒 2018BY
<データー>純米生原酒、五百万石、精米歩合77%、アルコール分21~22度

お土産に購入した蔵内限定品。
s-DSC_3548.jpg
玉川 純米酒 無濾過生原酒 仕込33号 蔵内限定品 中汲み
<データー>純米生原酒、兵庫北錦、精米歩合60%、アルコール分19~20度

<木下酒造(きのしたしゅぞう)>京都府京丹後市久美浜町甲山1512
木下酒造 公式ページ
京都丹後鉄道かぶと山駅から徒歩約3分


酒蔵訪問 木下(きのした)酒造 その2

京都府京丹後市の木下酒造の続きです。

s-DSC_3368.jpg
母屋へ向かう途中では、猫ちゃんがお出迎え。酒のラベルにもなっている玉川ミャー(オス・14~15才)です。手つきが「いっらっしゃいませ」という感じです!

以前に飲んだ酒です。
s-DSC_1910_20220805105204b21_2022110210090681b.jpg
玉川 純米吟醸 みゃー
<データー>純米吟醸酒、五百万石、精米歩合60%、アルコール分14~15度

母屋玄関です。
s-DSC_3370.jpg

玄関先には杉玉が吊るされています。
s-DSC_3371_202211021005173ef.jpg
暖簾は柿渋染めでしょうか(未確認)。柿渋には、殺菌・防虫・防腐効果があり、酒を搾るときに使う酒袋や酒蔵の柱・天井に塗っていました。

玄関を入った土間がショップになっています。
s-DSC_3372.jpg

商品や酒器が飾られた展示棚もあります。
s-DSC_3381.jpg

展示棚にはこんな瓶も。
s-DSC_3390.jpg
創業175周年(2017年)の際に、大阪市中央区のヤタニ酒販が贈った瓶のようです。

展示されている2升5合瓶(4,500ml)です。
s-DSC_3373.jpg
「升升半升(ますますはんじょう)」と「益々繁盛」をかけ、開店祝いや周年祝いのプレゼントに利用されています。

前掛けも販売しています。
s-DSC_3374.jpg

玉川ミャーが「試飲もできるニャ」と誘ってくれます。
s-DSC_3387_20221102100524d44.jpg

その3に続きます。


酒蔵訪問 木下(きのした)酒造 その1

京都府京丹後市の木下酒造へ、行ってきました。

s-DSC_3405.jpg
1842年に5代・木下善兵衛が酒造業を始め創業年としています。2007年からイギリス出身のフィリップ・ハーパー氏が杜氏を務めています。代表銘柄は「玉川(たまがわ)」で、蔵の横を流れる川上谷川が美しい玉砂利が敷きつめられたような清流で、とてもきれいな玉のような川ということに由来しています。

2008年から使用されている「玉川」のロゴマークです。
s-DSC_3407_20221101103826a7f.jpg
木下善人11代目蔵元の義兄である日本画家・坂根克介(さかねかつすけ)氏によるデザインで、「丸玉マーク」ともよばれています。

近隣の京都丹後鉄道かぶと山駅です。
s-DSC_3408_20221101103827da9.jpg
1日の乗降客は2019年で60人だそうで、秘境駅のような感じです。

蔵が見えてきます。奥の山が、兜山(かぶとやま)です。
s-DSC_3404_20221101110106bc6.jpg

蔵です。
s-DSC_3358_20221101103814cff.jpg

残念ながら一般の酒蔵見学は行っていませんが、うれしい看板が!
s-DSC_3359_20221101103815383.jpg

別の角度から見た蔵の様子です。
s-DSC_3361.jpg

壁には酒の写真が看板代わりに。
s-DSC_3364.jpg

貯蔵のためと思われる保冷コンテナがたくさんあります。
s-DSC_3399_20221101103824a62.jpg
純米酒のレギュラーは1年半ほど寝かし、ビンテージは3~4年寝かせています。冷蔵管理をしない地球に優しい「エコ熟成」にも取り組んでいます。

敷地入口の門柱です。
s-DSC_3366_202211011038229ce.jpg

母屋の様子です。
s-DSC_3398_20221101103822c00.jpg

その2に続きます。