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酒蔵訪問 菊正宗(きくまさむね)酒造 後編

神戸市東灘区の菊正宗酒造の続きです。

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菊正宗酒造記念館の2階には、映像・展示コーナーがあります。

展示されている酒器です。
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2022年4月には菊正宗醸造場嘉宝蔵五番の中に「菊正宗 盃展示館」がオープンし、「日本酒と酒器の世界へ誘う」をテーマにした展示を見学することができます。(2日前までにwebサイトで予約が可能です。人数の空きがあれば当日でも菊正宗酒造記念館で申し込みができます。入館料は無料です。)

映像・展示コーナーの奥には文化財収蔵庫があります。
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中に入ることはできませんが、窓から室内の様子が見えます。

文化財収蔵庫です。
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酒造道具や昔のポスターなどが収蔵されています。

お宝がたくさん!
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じっくり、近くで見学したいなぁ…。

菊正宗酒造記念館の1階にあるショップです。
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試飲も可能です。(内容は定期的に変更されます)

2022年8月に新発売された酒がこの日の試飲に。
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菊正宗 SECESSION(セセシオン)豊潤しぼりたて
<データー>普通酒、アルコール分12~13度

もう1種類の試飲は「ひやおろし」
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菊正宗 特撰 生酛 ひやおろし
<データー>本醸造酒、精米歩合70%、アルコール分16度

<菊正宗酒造(きくまさむねしゅぞう>本社:神戸市東灘区御影本町1-7-15 酒造記念館:神戸市東灘区魚崎西町1-9-1 
菊正宗酒造 公式ページ
菊正宗酒造記念館へは、六甲ライナー南魚崎駅から徒歩約3分、または阪神魚崎駅から徒歩約10分


酒蔵訪問 菊正宗(きくまさむね)酒造 前編

神戸市東灘区の菊正宗酒造へ、行ってきました。

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1659年に本嘉納家が本宅敷地内に酒蔵を建てて酒造業を始め創業年としています。代表銘柄は「菊正宗」で、2016年に新ブランド「百黙(ひゃくもく)」を立ち上げています。

菊正宗酒造記念館です。
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創業時の酒蔵を移築して1960年に菊正宗酒造記念館をオープンしましたが、残念ながら1995年の阪神淡路大震災で倒壊、1999年に全面建て替えしましたが、倒壊前の柱や梁を随所に使っています。入館は無料です。

長屋門脇には菰樽が置かれています。
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エントランスホールの大看板です。
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明治末期~1940年頃に大阪支社に掲げられていたものだそうです。

酒造展示室入口です。
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酒造用具を使って、酒造りの工程を紹介しています。
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阪神淡路大震災で建物は倒壊しましたが、収蔵の酒造用具や小道具類はほとんどが無事・修復可能で、重要有形民俗文化財に指定されています。

生酛造りの様子は映像でも紹介しています。
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「生酛造りは酒造りの原点、菊正宗の原点」の言葉を掲げ、特定名称酒のほとんどが生酛造りです。

酒を搾る槽(ふね)です。
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昔は、槽に醪(もろみ)を入れた酒袋を重ねるように並べ、天秤棒を使って圧力をかけて酒を搾っていました。

会所場(かいしょば)も再現されています。
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酒蔵の一角に設けられている休憩所です。真ん中に囲炉裏がある畳敷きの部屋で、酒造りの合間に杜氏や蔵人が歓談していたそうです。

後編に続きます。


酒蔵訪問 白鶴(はくつる)酒造 後編

神戸市東灘区の白鶴酒造の続きです。

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白鶴酒造資料館のショップ内には唎き酒コーナーがあります。

セルフで無料試飲ができます。
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3種類の酒が用意されています。(内容は定期的に変更されます)

1種類目。
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白鶴 本醸造 山田錦 ひやおろし
<データー>本醸造酒、山田錦、精米歩合70%、アルコール分15~16度

2種類目。
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白鶴 純米大吟醸 白鶴錦 直営店限定
<データー>純米大吟醸酒、白鶴錦、精米歩合50%、アルコール分15度

3種類目。
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白鶴 まるごと搾り にごりゆず酒
<データー>リキュール、アルコール分10~11度

自販機による有料試飲も可能です。
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やっぱり飲みたい!
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白鶴 超特撰 天空(てんくう)袋吊り 純米大吟醸 白鶴錦
<データー>純米大吟醸酒、白鶴錦、精米歩合38%、アルコール分16~17度

<白鶴酒造(はくつるしゅぞう)>神戸市東灘区住吉南町4-5-5
白鶴酒造 公式ページ
阪神住吉駅から徒歩約8分


酒蔵訪問 白鶴(はくつる)酒造 前編

神戸市東灘区の白鶴酒造へ、行ってきました。

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1743年に材木屋治兵衛が醸造を開始し創業年としています。代表銘柄は「白鶴」です。

醸造を行っている本店二号蔵(写真手前)・本店三号蔵です。
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本店二号蔵は伝統的な方法で吟醸酒を主に醸造しています。看板のある本店三号蔵は最新装置を使って醸造を行っています。以前は、春と秋に行われる「酒蔵開放」で本店三号蔵の見学会が実施されていましたが、コロナ感染拡大の影響でイベント中止やオンラインでの開催になっています・・。

白鶴酒造資料館です。
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大正時代初期建築の本店壱号蔵を整備し1982年に開館しています。入館は無料です。

入口手前にある鹿威し(ししおどし)です。
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入口脇には菰樽が積み上げられています。
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入口正面には大きな木樽が展示されています。
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館内では、酒造りの工程が昔の酒造道具や人形を使って展示紹介されています。

蒸しあがった米を甑(こしき)から取り出している様子です。
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シアターホールもあります。
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プロジェクションマッピングで、四季の原風景とともに灘の酒造りの様子が紹介されています。

後編に続きます。


タツリキショップ 熟成古酒処 玄妙庵(げんみょうあん) 後編

兵庫県姫路市の「タツリキショップ 熟成古酒処 玄妙庵」の続きです。

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販売されているブレンド熟成酒を試してみます。

飲んだのはコレ。
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龍力(たつりき)玄妙 甘蜜(かんみつ)熟成古酒
<データー>特定名称表記無し、アルコール分14度

大人のミニミニパフェを。
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龍力 玄妙 甘蜜 熟成古酒」をシロップのようにかけて頂きます。

熟成酒を楽しむ間に生原酒を飲み比べ。
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写真左より
龍力 特別純米 雄町 無濾過生原酒 氷温貯蔵
<データー>特別純米生原酒、雄町、精米歩合65%、アルコール分18度
龍力 特別純米 神力 無濾過生原酒 氷温貯蔵
<データー>特別純米生原酒、神力、精米歩合65%、アルコール分18度
龍力 特別純米 山田錦 無濾過生原酒 氷温貯蔵
<データー>特別純米生原酒、山田錦、精米歩合65%、アルコール分18度

購入するオリジナルブレンドの熟成酒を作成します。
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メスシリンダーで量を測り、瓶に入れていきます。
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今回は3種類の熟成酒を1:1:1で。
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ブレンドした酒
龍力 タンクNo.144 純米酒 神力 2012BY
<データー>純米酒、神力、精米歩合表記無し、アルコール分18度
龍力 タンクNo.173 純米酒 神力 2008BY
<データー>純米大酒、神力、精米歩合表記無し、アルコール分14度
龍力 タンクNo.501 純米大吟醸 山田錦 2002BY
<データー>純米大吟醸酒、山田錦、精米歩合50%、アルコール分17度

完成!
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龍力 オリジナルブレンド熟成酒 タンクNo144・.173・501
<データー>純米酒、神力・山田錦、アルコール分16~17度

<タツリキショップ 熟成古酒処 玄妙庵(げんみょうあん)>兵庫県姫路市本町68-290イーグレひめじ1階
本田商店 公式ページ
JR姫路駅・山陽電鉄山陽姫路駅から徒歩約11分


タツリキショップ 熟成古酒処 玄妙庵(げんみょうあん) 前編

兵庫県姫路市の「タツリキショップ 熟成古酒処 玄妙庵」へ、行ってきました。

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龍力(たつりき)」を醸す本田商店(兵庫県姫路市)のアンテナショップで、「熟成酒の市場を創る、未来への挑戦するショップ」として2021年11月にオープンしています。

ショップのカウンターの様子です。
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商品の販売のほか、立飲みカウンターで有料試飲を楽しむことができます。本田商店は1921年創業で、2021年に創業100周年を機に4代目・本田眞一郎氏から5代目・本田龍祐氏に経営をバトンタッチしています。

さっそく。
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龍力 ドラゴン 夏純米
<データー>純米酒、神力、精米歩合65%、アルコール分15度

熟成酒を。(↓クリックで拡大できます)
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15種類の熟成酒があり、そのまま味わってもいいですが、ブレンドして自分だけのオリジナル熟成酒を楽しむこともできます。

とりあえず、1種類目。
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龍力 タンクNo.157 純米酒 山田錦 1997BY
<データー>純米酒、山田錦、精米歩合表記無し、アルコール分18度

2種類目。
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龍力 タンクNo.173 純米酒 神力 2008BY
<データー>純米大酒、神力、精米歩合表記無し、アルコール分14度

熟成酒のブレンドにはマイクロピペットを使います。
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量を測ることができるので、1:1や1:2などのブレンドも可能です。

気になる熟成酒をどんどん試します。
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写真左より
龍力 タンクNo.43 純米酒 山田錦 2003BY
<データー>純米酒、山田錦、精米歩合表記無し、アルコール分18度
龍力 タンクNo.501 純米大吟醸 山田錦 2002BY
<データー>純米大吟醸酒、山田錦、精米歩合50%、アルコール分17度

後編に続きます。


酒蔵訪問 本田商店(ほんだしょうてん)

兵庫県姫路市の本田商店へ、行ってきました。

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本田商店は1921年創業で、代表銘柄は「龍力(たつりき)」です。

蔵の外観です。
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毎年2月・3月に蔵見学会が行われています。(事前予約制)

母屋です。
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玄関には杉玉が吊るされています。
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玄関脇に置かれている彫刻作品です。
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兵庫県出身の彫刻家・牛尾啓三(うしおけいぞう)氏が4代目・本田眞一郎氏に依頼されて1995年に制作したもので、「和醸報徳」というタイトルです。

母屋に向かって左手に進むと本社ビルがあります。
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たくさんの菰樽が飾られています。
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本社ビルの1階に「龍力ショップ テロワール館」があります。
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2020年11月にオープンしています。入場は無料です。

入口に置かれている琺瑯看板です。
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館内には土壌標本(モノリス)が展示されています。
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本田商店は山田錦にこだわり、使用する原料米の85%は山田錦の特A米で、しかも兵庫県加東市の社(やしろ)・東条地区、三木市の吉川(よかわ)地区だけに産地を限定しています。土壌条件の良い農家との専属契約栽培を行い、山田錦テロワールの追究を続けています。

土壌標本を眺めながら、試飲させていただいた酒です。
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写真左より
龍力 特別純米 テロワール 社
<データー>特別純米酒、山田錦、精米歩合65%、アルコール分16度
龍力 特別純米 テロワール 東条
<データー>特別純米酒、山田錦、精米歩合65%、アルコール分16度
龍力 特別純米 テロワール 吉川
<データー>特別純米酒、山田錦、精米歩合65%、アルコール分16度

<本田商店(ほんだしょうてん)>兵庫県姫路市網干区高田361-1
本田商店 公式ページ
JR網干駅から徒歩約4分


和食 ダイニング拓(たく)

奈良市の「和食 ダイニング拓」へ、行ってきました。

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餅飯殿(もちいどの)センター街の中にある飲食店で、セルフで日本酒を楽しむことができます。

セルフ試飲の手順です。
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おちょこ1杯(20ml)100円で、おちょこの数で勘定します。この日は、ぐい飲み1杯(70ml)300円コースで。(価格は税込)

こんな極意も記載されています。
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日本酒の全種類制覇を目指してはいけません・・。(約50種は常備されています)

まずは奈良県の酒を。奈良県桜井市の今西酒造。
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みむろ杉(みむろすぎ)ろまんシリーズ 純米吟醸 雄町 ひやおろし
<データー>純米吟醸酒、雄町、精米歩合60%、アルコール分15度

鹿児島県日置市の西(にし)酒造。
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天賦(てんぶ)純米吟醸
<データー>純米吟醸酒、山田錦、精米歩合50%、アルコール分15度

長崎県壱岐市の重家(おもや)酒造。
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よこやま SILVER 純米吟醸 ひやおろし
<データー>純米吟醸酒、山田錦、精米歩合55%、アルコール分16度

刺身盛りが到着。
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兵庫県宍粟市の山陽盃(さんようはい)酒造。
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播州一献(ばんしゅういっこん)純米吟醸 無濾過原酒 ひやおろし
<データー>純米吟醸原酒、兵庫北錦、精米歩合55%、アルコール分15度

滋賀県甲賀市の笑四季酒造。
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笑四季(えみしき)Sensation Red 生酒
<データー>特別純米生酒、山田錦、精米歩合50%、アルコール分15度

山形市の秀鳳酒造場。
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秀鳳(しゅうほう)純米吟醸 八反 生原酒
<データー>純米吟醸生原酒、八反、精米歩合50%、アルコール分17度

新潟県南魚沼市の高千代酒造で締め。
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髙千代(たかちよ)からくち純米酒 Plas19 美山錦
<データー>純米酒、美山錦、精米歩合65%、アルコール分16度

<和食 ダイニング拓(たく)>奈良市橋本町32
和食 ダイニング拓 公式ページ
近鉄奈良駅から徒歩約5分、JR奈良駅から徒歩約15分


なら泉勇斎(ならいずみゆうさい)

奈良市の「なら泉勇斎」へ、行ってきました。

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奈良酒に特化した酒販店で、奈良県内の28蔵・約120種類の酒を販売しています。

店内には有料試飲カウンターがあります。
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入場人数の制限や常時マスク着用・利用時間30分程度などの感染対策が行われています。

奈良県御所市の油長(ゆうちょう)酒造。菩提酛仕込になったALPHAシリーズを。
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風の森(かぜのもり)ALPHA 1
<データー>純米生原酒、秋津穂、精米歩合70%、アルコール分14度

奈良県宇陀市の芳村(よしむら)酒造を飲み比べ。
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写真左より
千代の松(ちよのまつ)無濾過原酒 八段仕込み
<データー>特定名称表記無し原酒、精米歩合97%、アルコール分17度
千代の松 純米無濾過原酒 八段仕込み
<データー>純米原酒、精米歩合97%、アルコール分17度

奈良県天理市の増田酒造を飲み比べ。
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写真左より
都姫(みやこひめ)純米酒
<データー>純米酒、ひとめぼれ、精米歩合70%、アルコール分15~16度
都姫 純米吟醸酒
<データー>純米吟醸酒、雄山錦、精米歩合50%、アルコール分15~16度

奈良県北葛城郡広陵町の長龍(ちょうりょう)酒造で締め。
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四季咲(しきざき))菊花開(きくかかい)純米吟醸 無濾過生原酒
<データー>純米吟醸生原酒、雄町、精米歩合55%、アルコール分16~17度

<なら泉勇斎(ならいずみゆうさい)>奈良市西寺林町22
なら泉勇斎 公式ページ 
近鉄奈良駅から徒歩約8分、JR奈良駅から徒歩約10分


酒蔵訪問 今西清兵衛(いまにしせいべえ)商店 後編

奈良市の今西清兵衛商店の続きです。

引き続き「きき酒」を。2種類目は「酒蔵まつり限定酒」。
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春鹿(はるしか」)酒蔵まつり2022 限定酒A 純米吟醸生原酒
<データー>純米吟醸生原酒、山田錦、精米歩合60%、アルコール分15度

3種類目、同じく「酒蔵まつり限定酒」
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春鹿 酒蔵まつり2022 限定酒B 純米吟醸生原酒
<データー>純米吟醸生原酒、山田錦、精米歩合60%、アルコール分15度

「酒蔵まつり2022」はオンラインで2022年9/24に開催されます。
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詳細はこちら→今西清兵衛商店 酒蔵まつり2022のページ

4種類目。2019年に新しく立ち上げたブランド。
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鹿鳴 純米吟醸 原酒 雄町
<データー>純米吟醸原酒、雄町、精米歩合55%、アルコール分17度

5種類目。
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春鹿 ひやおろし 純米吟醸 生詰
<データー>純米吟醸酒、山田錦、精米歩合60%、アルコール分16度

おまけで、6種類目。
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春鹿 発泡清酒 ときめき
<データー>発泡清酒(発泡性①)、精米歩合70%、アルコール分6.5度

奈良漬の試食も。
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きゅうり・うり・燻製うりの3種類があります。

「きき酒」終了後に購入した「きき酒グラス」を受け取ります。
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4種類(4色)から好きなグラスを選ぶことができます。

<今西清兵衛商店(いまにしせいべえしょうてん)>奈良市福智院町24-1
今西清兵衛商店 公式ページ
近鉄奈良駅から徒歩約15分、JR京終(きょうばて)駅から徒歩約18分、JR奈良駅・近鉄奈良駅から奈良交通バス天理行き福智院町バス停下車徒歩約2分


酒蔵訪問 今西清兵衛(いまにしせいべえ)商店 前編

奈良市の今西清兵衛商店へ、行ってきました。

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1884年創業で、代表銘柄は「春鹿(はるしか)」です。写真は事務所棟でショップが併設されています。

玄関を入ると菰樽が置かれています。
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玄関付近から見たショップの様子です。
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棚には商品がズラリ。
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ショップには「きき酒」コーナーがあります。
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「きき酒グラス」(500円(税込))を購入(きき酒終了後に貰えます)すると、5種類のきき酒ができます。内容は定期的に変更されます。

1種類目。
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春鹿 超辛口 純米酒
<データー>純米酒、五百万石、精米歩合60%、アルコール分15度

仕込水もいただけます。
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春日山の伏流水で硬水だそうです。

後編に続きます。


あじ処 なる 阿倍野店

大阪市阿倍野区の「あじ処 なる 阿倍野店」へ、行ってきました。

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長龍(ちょうりょう)酒造(奈良県北葛城郡広陵町)を含む飯田グループが運営している居酒屋です。ドリンクに刺身2種がついた「泣きますセット」がお得(550円(税込))です。

樽酒を使った「樽ボールレモン」を。
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ベースは、「吉野杉の樽酒
<データー>普通酒、精米歩合70%、アルコール分15~16度

春分や夏至など二十四節気(にじゅうしせっき)に因んだ季節限定酒。
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四季咲(しきざき))半夏生(はんげしょう)純米吟醸 無濾過生原酒
<データー>純米吟醸生原酒、露葉風、精米歩合55%、アルコール分16~17度

名物のおでん!
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熟成酒で締め。
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ふた穂(ふたほ)特別純米酒 雄町 2012年醸造
<データー>特別純米酒、雄町、精米歩合68%、アルコール分15~16度

<あじ処 なる 阿倍野店>大阪市阿倍野区松崎町2-3-62
近鉄大阪阿部野橋駅中南口から徒歩約1分、JR天王寺駅・大阪市営地下鉄天王寺駅・阪堺電車天王寺駅前電停(駅)から徒歩約5分


長龍(ちょうりょう)ブリューパーク

奈良県北葛城郡広陵町の長龍ブリューパークへ、行ってきました。

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長龍酒造が本社及び酒蔵(広陵蔵)西隣に日本酒とクラフトビールを楽しめる施設として建設し、2022年3/19にオープンしています。現在は土・日・祝のみ営業しています。

西隣にある長龍酒造本社・広陵蔵です。
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1923年に飯田酒造場(奈良県天理市飯田本店、2015年廃業)より独立して大阪府八尾市に酒の小売店を開業、1963年に長龍酒造を設立し醸造を開始、1979年に広陵酒造を設立して広陵蔵で醸造を開始、1993年に合併しています。代表銘柄は、「長龍」・「ふた穂(ふたほ)」・「稲の国の稲の酒(いねのくにのいねのさけ)」です。

長龍ブリューパーク入口近くには大きな杉玉が吊るされています。
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灯籠や蹲(つくばい)がいい雰囲気。
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龍安寺(りょうあんじ、京都市右京区)の徳川光圀が寄進したとされる蹲を模したものでしょうか。中央の水穴を「口」の字に共用して、「吾唯足知(われ ただたるをしる)」と読むことができます。

エントランスホールです。
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タップが並んでいます。

2階のテーブル席の様子です。
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この日のドリンクメニューです。(↓クリックで拡大できます)
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内容は週ごとに変わります。

まずは2種類のビールを飲み比べ。
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写真左より
COLD IPA
Hoppy Saison

続いで、ビールと日本酒を。
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ビールは「SECOND

飲んだ酒の1種類目。(※販売品は火入れ酒)
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長龍ブリューパーク限定酒 露葉風 純米吟醸うすにごり 無濾過生原酒
<データー>純米吟醸生原酒、露葉風、精米歩合60%、アルコール分17~18度

飲んだ酒の2種類目。(販売品は火入れ酒)
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長龍ブリューパーク限定酒 雄町 純米大吟醸 無濾過生原酒
<データー>純米吟醸生原酒、雄町、精米歩合50%、アルコール分16~17度

2022年9/17~19は日本酒特別企画が行われます。
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3種飲み比べセットや木枡のプレゼントがあります。

<長龍(ちょうりょう)ブリューパーク>奈良県北葛城郡広陵町南7-1
長龍酒造 公式ページ
近鉄箸尾駅から徒歩約8分


酒とチーズと自由とENERGY 信州地酒先行テイスティングイベント第2弾 その3

大阪市北区の「酒とチーズと自由とENERGY」で開催された「信州地酒 先行テイスティングイベント第2弾」の続きです。

テイスティング終了後は追加代金を払うと店内の酒が飲み放題。
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竹葉(ちくは)純米吟醸」(石川県鳳珠郡能登町数馬酒造)
<データー>純米吟醸酒、五百万石、精米歩合50%、アルコール分15度

滋賀県甲賀市の藤本酒造。
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BLACK 神開(しんかい)Et volia! 2020 生酒
<データー>純米生原酒、コシヒカリ、精米歩合70%、アルコール分16度

長野県南佐久郡佐久穂町の高橋助作(たかはしすけさく)酒造店を燗酒で。
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松尾(まつお)錦(にしき)純米酒
<データー>純米酒、美山錦、精米歩合65%、アルコール分15度

高橋助作酒造店のリキュール。純米酒を使用したリンゴの酒。
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松尾 信乃大地(しなのだいち)
<データー>リキュール、アルコール分6~7度

長崎県平戸市の森酒造場。
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飛鸞(ひらん)?(はてな)
<データー>特定名称表記無し生原酒、精米歩合等非公開、アルコール分13度

岡山県真庭市の辻本店。
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御前酒(ごぜんしゅ)うきぐも
<データー>純米生原酒、雄町、精米歩合65%、アルコール分13度

青森県八戸市の八戸(はちのへ)酒造。
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陸奥八仙(むつはっせん)夏どぶろっく 活性にごり酒
<データー>純米生酒、華吹雪、精米歩合69%、アルコール分13度

栃木県大田原市の菊の里酒造。
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大那(だいな)特別純米 13度 原酒
<データー>特別純米酒、山田錦、精米歩合50%、アルコール分13度

島根県安来市の吉田酒造。
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月山(がっさん)innovation 2022 白麹四段
<データー>純米吟醸酒、精米歩合60%、アルコール分13度

神奈川県海老名市の泉橋酒造。
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いづみ橋(いづみばし)恵(めぐみ)海老名耕地(えびなこうち)
<データー>純米酒、山田錦、精米歩合80%、アルコール分16度

長野県中野市の丸世(まるせ)酒造店の燗酒で締め。
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勢正宗(いきおいまさむね)APPLE CARP 無濾過生原酒 おりがらみ
<データー>純米吟醸生原酒、ひめのもち・他、精米歩合59%、アルコール分14度

<酒とチーズと自由とENERGY 信州地酒先行テイスティングイベント>2022年8/7 大阪市北区天神橋5-5-28 CIELBLUE 2F
酒とチーズと自由とENERGY 公式ページ
阪急・大阪メトロ天神橋筋六丁目駅12番出口から徒歩約3分、JR天満駅から徒歩約6分


酒とチーズと自由とENERGY 信州地酒先行テイスティングイベント第2弾 その2

大阪市北区の「酒とチーズと自由とENERGY」で開催された「信州地酒 先行テイスティングイベント第2弾」の続きです。

引き続きテイスティングを。長野県木曽郡木祖村の湯川酒造店。
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十六代九郎右衛門(じゅうろくだいくろうえもん)生酛純米 金紋錦 生
<データー>純米生原酒、金紋錦、精米歩合60%、アルコール分16度

野沢菜やなめ茸、信州味噌など長野県のおつまみも。
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長野県諏訪郡下諏訪町の磐栄運送諏訪御湖鶴酒造場。
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御湖鶴(みこつる)純米吟醸 山恵錦 無濾過生原酒
<データー>純米吟醸生酒、山恵錦、精米歩合50%、アルコール分16度

長野県岡谷市の高天酒造。
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高天(こうてん)純米 辛口 寒造り
<データー>純米酒、ひとごこち、精米歩合59%、アルコール分15度

長野県上伊那郡辰野町の小野酒造店。
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夜明け前(よあけまえ)純米酒 山恵錦
<データー>純米酒、山恵錦、精米歩合60%、アルコール分15度

長野県松本市の大信州酒造。
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大信州(だいしんしゅう)豊穣ノ香月(ほうじょうのこうつき)純吟 中汲み
<データー>純米吟醸酒、ひとごこち、精米歩合49%、アルコール分16度

デザートのすりおろしリンゴ。
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長野県大町市の北安醸造。
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北安大國(ほくあんだいこく)純米吟醸
<データー>純米吟醸酒、ひとごこち、精米歩合55%、アルコール分15度

長野県南佐久郡佐久穂町の高橋助作(たかはしすけさく)酒造店。
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松尾(まつお)純米吟醸 斑尾(まだらお)山恵錦 生貯蔵酒
<データー>純米吟醸酒、山恵錦、精米歩合58%、アルコール分15.5度

今回のテイスティングイベントは終了。
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ちいPapaこと西谷啓助氏、ありがとうございます!
次回は2022年10/9に「超辛口特集」が開催されます。

その3に続きます。


酒とチーズと自由とENERGY 信州地酒先行テイスティングイベント第2弾 その1

大阪市北区の「酒とチーズと自由とENERGY」で「信州地酒 先行テイスティングイベント第2弾」が開催され、行ってきました。

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時間制で日本酒をセルフで楽しめる日本酒バーで、原則毎月第1日曜日に1か月間特集する酒を開栓する「先行テイスティングイベント」を行っています。参加には事前予約が必要です。

2022年8月に続き、信州地酒の特集。(↓クリックで拡大できます)
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南信(なんしん)地方(長野県南部)から中信(ちゅうしん)地方(長野県中央~西部)の酒蔵を主に集めた酒の特集です。

乾杯でスタート。
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乾杯酒は、2017年に自己破産した菱友(ひしとも)醸造(1912年創業)を2018年に磐栄(ばんえい)運送(福島県いわき市)が承継して立ち上げた​諏訪御湖鶴(すわみこつる)酒造場(長野県諏訪郡下諏訪町)。

磐栄運送(製造者)、磐栄運送諏訪御湖鶴酒造場(製造場)。
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御湖鶴(みこつる)純米吟醸 活性にごり生酒 山恵錦
<データー>純米吟醸生酒、山恵錦、精米歩合50%、アルコール分16度

ちいPapaこと西谷啓助氏がイベント企画&司会進行。
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酒蔵の様子や特色、酒の特長などを紹介しながらテイスティングを行っていきます。

長野県伊那市の仙醸(せんじょう)。
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黒松仙醸(くろまつせんじょう)こんな夜に・・・山椒魚 純吟 生
<データー>純米吟醸生原酒、金紋錦、精米歩合50%、アルコール分16度

こんな夜に・・・」シリーズは月を眺める信州の動物達がコンセプト。
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ラベルデザインは、陶芸作家の堀込和佳氏によるもので、俳句の師匠に絶賛された句が元になっているとか。他に、山女(やまめ)・雷鳥などがあります。

長野県伊那市の合資会社宮島酒店。
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斬九郎(ざんくろう)特別純米 生酒
<データー>特別純米生酒、美山錦、精米歩合61%、アルコール分16度

もう1杯、合資会社宮島酒店。
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信濃錦(しなのにしき)超玄(ちょうげん)S91
<データー>純米酒、山恵錦、精米歩合91%、アルコール分16度

超玄」は、物理学ですべての宇宙を表す「超弦理論」からきているとか。
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万物の中で重力のみが別の時空へ伝わることができるとされ、フードロスやエネルギー消費を抑える新たな視点から日本酒を見つめ直し、農薬を使わない特別栽培米を低精白で仕込んだ酒だそうです。

その2に続きます。


アサヒビール ミュージアム その4

大阪府吹田市のアサヒビール ミュージアムの続きです。

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「スーパードライ ゴーライド」のコーナーです。ビールを缶に詰める工程をイメージした映像を4面のスクリーンに投影しています。

缶が進んでいきます。
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自分自身がビールの缶に乗っているような感覚です。

いよいよ缶詰め機の内部へ。
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缶にビールが注がれています。
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「シーマー」という機械で、缶に蓋をします。
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パッケージラインへ。
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スピード感と迫力のある映像でした。

ミュージアムツアーの締めは、カフェエリアへ。
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できたての「アサヒスーパードライ」・「アサヒ生ビール(通称「マルエフ」)」などのビール、微アルコール、ノンアルコール、ソフトドリンクから2種類を選ぶことができます。自分でアルコール度数やフレーバーを選択してマイフレーバーを作るコーナーもあります。

1杯目はチェコ産のビール。2017年にアサヒビールが買収しています。
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ピルスナーウルケル

2杯目は泡アート!
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アサヒスースーパードライ エクストラコールド

ミュージアムショップでビールやグッズを購入することが可能です。
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<アサヒビール ミュージアム>大阪府吹田市西の庄町1-45
アサヒビール ミュージアム(大阪府吹田市)のページ
阪急吹田駅東口から徒歩約6分、JR吹田駅北口から徒歩約9分


アサヒビール ミュージアム その3

大阪府吹田市のアサヒビール ミュージアムの続きです。

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熟成コーナーでは、案内パネルと映像で紹介があります。「アサヒスーパードライ」は数十日間、屋外の熟成タンクで熟成されます。日々、酵母の様子を見ながら0.1℃単位で温度管理を行っているそうです。

屋外タンクは、ミュージアムツアーの途中で見ることができます。
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直径約7m・高さ約23mで容量は50万ℓ(500㎘)です。350ml缶だと約140万本分で、1日1缶毎日飲んで4000年かかるそうです。

「アサヒスーパードライ」の特長のイメージです。
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「アサヒスーパードライ」は、「飲んだ瞬間の飲みごたえ」と「瞬時に感じるキレのよさ」がポイントです。2022年4月のリニューアルで、より「飲みごたえ」を向上させたそうです。

ろ過装置です。
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熟成を終えたビールの不要な酵母や異物を取り除きます。

缶詰め機です。
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ラベラーです。
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瓶詰された瓶にラベルを貼り付けます。

パッケージラインです。
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箱詰めなどが行われます。

製品は常に官能検査が行われています。
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最新の分析技術が導入されていますが、最終的には人間が判断します。パネリストという専門家が色や泡の状態を見て香りをかぎ、実際に飲んで、機械では測れないバランスのブレを検査しています。

検査室の一部です。
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その4に続きます。


アサヒビール ミュージアム その2

大阪府吹田市のアサヒビール ミュージアムの続きです。

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「アサヒ スーパードライ」のコーナーからエスカレーターを上がって進むと原材料のコーナーがあります。「アサヒスーパードライ」350ml缶1本には、麦芽が約50g・ホップ6個・水が約1.8ℓ使われているそうです。

原材料のホップと麦芽です。
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「アサヒ スーパードライ」には、副原料として米・コーンスターチ・コーングリップも使用されています。

ビールの製造工程はプロジェクションマッピングで紹介。
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仕込釜に粉砕した麦芽・ホップ・副原料を投入して煮ます。仕込槽(しこみそう)にはお湯・麦芽を加えて醪(もろみ)を造り、そこに仕込釜で煮たものを加えます。

仕込槽では液の中のデンプン質が麦芽糖に変わります。(糖化)
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出来上がった生成物は麦汁(ばくじゅう)といいます。

糖化が完了した後、固形物を取り除くろ過を行います。
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そのままろ過された麦汁が第一麦汁、大部分のエキスの抽出が終わった層に湯をかけ残っているエキスを抽出したものが第二麦汁です。

麦汁を煮沸釜に移しホップを加えます。
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ホップを加えた麦汁を煮沸します。
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ホップを加えるだけでは苦味は生まれず、煮沸することで初めて苦味がでるそうです。

不純物を取り除くワールプールという工程を行います。
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麦汁をかき混ぜることで、遠心力により不要物がタンクの中心に集まり、麦汁と分離させることができるそうです。

発酵のコーナーに進みます。
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案内パネルと映像で紹介があります。

出来上がった麦汁に酵母を加えます。
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数百種類ある酵母から強い発酵力と洗練された味わいを醸し出す香味特性を併せもった「318酵母」が使われているそうです。

約1週間で発酵が完了して若ビールが誕生します。
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その3に続きます。


アサヒビール ミュージアム その1

大阪府吹田市のアサヒビール ミュージアムへ、行ってきました。

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2022年4月にアサヒビール吹田工場内にオープンし、「記憶に残る最高の一杯に出会える場所」をコンセプトに、各自に合った飲み物を味わえる体感型施設です。

エントランスへ向かう途中にある排気筒のモニュメントです。
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創業当時の麦芽製造工場の屋上に取り付けられていたもので風向きに合わせて回転します。通称「カブト」だそうです。

排気筒の近くにある「大阪麦酒 製びん部門発祥の地」の碑です。
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1893年に大阪・堀川に設立した製びん所を1899年にこの地に移転し、近代硝子びん工業の礎を築いています。

エントランス前にあるレンガ壁面です。
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竣工当時の壁をそのまま移設したものです。1889年に堺で酒造業を営む鳥居駒吉を中心として大阪麦酒会社として創業し、1906年に大阪麦酒・日本麦酒(恵比寿ビールを製造)・札幌麦酒の3社合同の大日本麦酒を経て、1949年に朝日麦酒が設立、1989年にアサヒビールに社名変更しています。

エントランスです。
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入場には事前にミュージアムツアーの予約が必要です。

検温・消毒を済ませて受付へ。
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創業当初の大阪麦酒会社吹田村醸造所を再現した模型です。
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予約した時間が来るとツアーが始まります。
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まずは、シアタールームへ。

アサヒビールの過去・現在・未来が紹介されます。
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「お客さまの記憶に残る最高の一杯」を挑戦し続けています。

シアター後は、「アサヒ スーパードライ」のコーナーへ。
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アサヒ スーパードライ」の歩みが紹介されています。
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苦くてコクがあるビールよりもキレのあるビールを目指して開発され、1987年に誕生しています。2022年にレイトホッピング製法を採用して、洗練されたクリアな味・辛口を磨き上げた初のリニューアルが行われています。

その2に続きます。


浅野日本酒店 Umeda

大阪市北区の「浅野日本酒店 Umeda」へ、行ってきました。

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梅田と扇町の間にある純米酒専門の酒販店で、店内には立ち飲みカウンターが併設されています。

お得な利き酒セットがあります。
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メニューは毎週変わります。この日は兵庫県姫路市の壺坂(つぼさか)酒造。

復活した酒米「辨慶(べんけい)」を使って醸した酒のセットを。
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写真左より
雪彦山(せっぴこさん)呼應(こおう)100年 山廃純米
<データー>純米酒、辨慶、精米歩合70%、アルコール分16度
雪彦山 壺坂正藏(つぼさかしょうぞう)純米吟醸 生酒
<データー>純米吟醸生酒、辨慶、精米歩合60%、アルコール分17度
雪彦山 TUBOSAKA TRIAL 5TH
<データー>貴醸酒、辨慶、精米歩合70%、アルコール分16度
※貴醸酒は仕込水の一部を酒に代えて醸した酒。

京都府宮津市のハクレイ酒造。
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白嶺(はくれい)純米大吟醸原酒 PLATINUM
<データー>純米大吟醸原酒、山田錦、精米歩合40%、アルコール分15度

兵庫県加古川市の合名会社岡田本家。
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盛典(せいてん)生酛造り 純米吟醸 無濾過生原酒
<データー>純米吟醸生原酒、山田錦、精米歩合60%、アルコール分16度

福島県二本松市の大七酒造を燗酒で。燗酒は錫の酒器で提供されます。
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大七(だいしち)純米 生酛 CLASSIC
<データー>純米生酒、五百万石・他、精米歩合69%、アルコール分15度

石川県珠洲市の宗玄酒造。
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宗玄(そうげん)純米 八反錦 無濾過生原酒
<データー>純米生原酒、八反錦、精米歩合55%、アルコール分17度

締めは三重県名張市の瀧自慢酒造。
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瀧自慢(たきじまん)滝水流(はやせ)辛口一徹純米
<データー>純米酒、五百万石・山田錦、精米歩合60%、アルコール分15度

ポイントがたまっていたので酒ガチャを。
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酒ガチャで当たったプレゼント券です。
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店のアプリ終了に伴い、たまっていたポイントで6回もガチャ!

合名会社岡田本家の酒を購入。
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盛典 特別純米 無濾過生原酒
<データー>特別純米生原酒、五百万石、精米歩合60%、アルコール分16度

<浅野日本酒店 Umeda(あさのにほんしゅてん うめだ)>大阪市北区太融寺町2-17
浅野日本酒店 公式ページ
大阪メトロ東梅田駅または扇町駅6番出口から徒歩約10分、JR天満駅から徒歩約12分

第19回 阪急蔵元まつり 後編

大阪市北区の阪急うめだ本店の阪急うめだホールで開催された「第19回 阪急蔵元まつり」の続きです。

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酒談議ブースがあり、「ワイングラスで日本酒というスタイル」・「日本酒の地域性」などの講義や蔵元の日本酒造りへ想いなどを聞くことができるセミナーが行われています。

酒談議ブースです。
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今回は感染対策で各セミナーは7名限定、事前予約制・応募者多数の場合は抽選で、ほとんどのセミナーが抽選だったそうです。

運よく抽選で当たったセミナーに参加。
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京都下京料理飲食業組合理事長で酒匠の本村哲朗氏による「お酒とお米のはなし」。

セミナーは酒を飲みながら。
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今回は、「ご飯は酒の肴になるのか」という内容で、おにぎりと酒をペアリング。

ペアリングした酒の1つ目は、岐阜県各務原市の小町(こまち)酒造。
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長良川(ながらがわ)純米吟醸 別囲い
<データー>純米吟醸酒、飛騨ほまれ、精米歩合55%、アルコール分15~16度

2つ目は、京都市右京区の羽田酒造。
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羽田(はねだ)純米 無濾過生原酒
<データー>純米生原酒、京の輝き、精米歩合60%、アルコール分17.5度

3つ目は、熊本県山鹿市の千代の園酒造の米焼酎。
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「本格米焼酎 八千代座(やちよざ)
<データー>焼酎、アルコール分25度

酒のボトルはコレ。
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写真左より、「長良川」・「羽田」・「八千代座
おにぎりには、「長良川」が合うような・・。

<第19回 阪急蔵元まつり>2022年8/26~8/28 阪急うめだホール(大阪市北区角田町8-7 阪急うめだ本店9F)
阪急・阪神・大阪メトロ梅田駅、JR大阪駅南口から徒歩約1分


第19回 阪急蔵元まつり 前編

大阪市北区の阪急うめだ本店の阪急うめだホールで「第19回 阪急蔵元まつり」が開催され、行ってきました。

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定期的に開催されているイベントです。入場は無料で、今回は全国から44蔵が参加し試飲販売しています。

会場内の様子です。
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毎回テーマがあり、今回は東北の地酒特集。
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特に、東北の酒米をクローズアップし特徴などを紹介しています。

岩手県の酒米紹介のパネルです。
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もちろん試飲販売も。
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東北の各県から2蔵ずつ、12蔵が参加しています。

秋田県大仙市の出羽鶴酒造。(販売者は秋田県大仙市秋田清酒)を購入。
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出羽鶴(でわつる)生酛仕込み 純米酒
<データー>純米酒、美山錦・ぎんさん、精米歩合65%、アルコール分15~16度

全国からの酒蔵ブースの様子です。
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和歌山市の田端(たばた)酒造のイベント限定酒。
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羅生門(らしょうもん)純米大吟醸 生原酒
<データー>純米大吟醸生原酒、精米歩合49%、アルコール分17度

鳥取県境港市の千代むすび酒造。
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千代むすび(ちよむそび)純米吟醸 強力 おおにごり 袋取り 生
<データー>純米吟醸生酒、強力、精米歩合50%、アルコール分17度

島根県江津市の都錦(みやこにしき)酒造。
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錦樹(にしき)黄朽葉(きちくば)純米酒 SWEET&MELLOW
<データー>純米酒、精米歩合60%、アルコール分15度

後編に続きます。



観光特急しまかぜ

近鉄の観光特急しまかぜに乗ってきました。

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2013年3月に営業運転を開始した近鉄の観光特急です。近鉄50000系電車が正式名称で、「しまかぜ」の愛称は志摩に吹く風の爽やかさから命名されています。

フロント部分は鋭いイメージ。
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2014年に鉄道友の会が選ぶブルーリボン賞を受賞しています。

車両側面のロゴマークです。
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乗車には普通運賃の他に特急料金+しまかぜ特別車両料金が必要です。

車内の様子です。
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乗車したのはプレミアムシートですが、ほかに個室やサロン席もありあります。(個室利用は別途個室料金が必要)

前方から見た車内の様子です。
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3列シートで豪華な座席です。

ヘッドレストにもロゴマークが入っています。
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ヘッドレストは上下に動かすことができます。

スクリーン(カーテン)は電動で、カラフルな柄です。
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乗車記念証(写真右)とおしぼりが頂けます。
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2階建てのカフェ車両もあります。
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この日は、1階席へ。
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伊勢神宮の御料酒を献上している兵庫県西宮市の白鷹を。
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白鷹(はくたか)御神酒
<データー>本醸造酒、精米歩合70%、アルコール分15~16度

<観光特急しまかぜ>
近鉄 観光特急しまかぜのページ


宇賀多(うがた)神社 後編

三重県志摩市の宇賀多神社の続きです。

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社宮司社(しゃぐうじしゃ)に向かって左隣にある拝殿です。主祭神は、天忍穂耳命(あめのおしほみみのみこと)・天穂日命(あめのほひのみこと)・天津彦根命(あまつひこねのみこと)・活津彦根命(いくつひこねのみこと)・熊野久須毘命(くまのくすひのみこと)・市杵嶋姫命(いちきしまひめのみこと)・多岐津姫命(たきつひめのみこと)・多紀理姫命(たぎりひめのみこと)です。天照大神(あまてらすおおみかみ)と須佐之男命(すさのおのみこと)との間で交わされた誓約(うけい)で生まれた五男三女神です。

拝殿の扁額です。
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天忍穂耳命は、正勝吾勝勝速日天忍穂耳命(まさかつあかつかちはやひあめのおしほみみのみこと)の別名があり、「正しく勝つ・我が勝つ・すばやく勝つ」と勝負の神とされ、また社名の宇賀多が「受かった」・「うっ勝った」に通じることから多くの受験生やスポーツ選手が参拝に訪れるそうです。

拝殿の手前、参道左手にあるご神木の竹柏(なぎ)の木です。
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江戸時代中期に落雷から本殿を守護したと伝えられています。厄難や災禍を「なぎ倒す」「難儀たおす」ことから災難除けの木とされ、葉をお守りに奉製して授与しているそうです。

二の鳥居の近くにある建物です。
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旧の社務所でしょうか。(未確認)

境内にあった碧志摩(あおしま)メグの等身大パネルです。
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三重県志摩市をPRするための海女をモチーフとした萌えキャラクターだそうです。

南参道のご神木です。
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<宇賀多神社(うがたじんじゃ)>三重県志摩市阿児町鵜方1550
近鉄鵜方駅北口から徒歩約7分


宇賀多(うがた)神社 前編

三重県志摩市の宇賀多神社へ、行ってきました。

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創建の詳細は不明ですが、鎌倉時代に海から引き揚げられた石(石神)をまつったのが始まりで、室町時代に末殿八王子社と合祀したと伝えられています。江戸時代に宇気比(うけひ)神社とよばれ、1871年に天真名井(あめのまない)神社と改称、1909年に村内の神社(17柱)を合祀して現社名に改称しています。写真は一の鳥居です。

参道途中から見た境内の様子です。
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写真右は社務所・宝物殿です。

参道の途中、左手に手水舎があります。
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さらに進むと石段があり、先に二の鳥居が見えます。
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二の鳥居です。
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二の鳥居の先で参道は右に折れます。

参道の途中、右手にある手水鉢です。
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参道の先に社宮司社(しゃぐうじしゃ)があります。
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創建の始まりとされる鎌倉時代に海から引き揚げられた石をまつっています。

社宮司社です。
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社殿はありません。現在は祓戸(はらえど)としていて、まずはこちらで心身を清めます。

後編に続きます。


KANPAI ISESHIMA(かんぱい いせしま)

三重県志摩市のKANPAI ISESHIMAへ、行ってきました。

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酒販店を営む「べんのや」(三重県志摩市)の姉妹店として2019年にオープンした酒と食の専門店です。

エントランスです。
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エントランスホールには、たくさんの菰樽が!
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三重県内の蔵ばかりです。三重県内の28蔵の日本酒を中心に販売しています。

同じく、飾られている三重県内の蔵の酒。
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店内の様子です。
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三重県産にこだわり、おつまみやクラフトビール・ワインなども販売しています。

棚にはずらりと三重県の蔵の酒が。
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有料試飲ができるとの情報があったのですが、感染拡大防止のため現在は自粛しているとか・・。他に来店客がいなかったので、特別に試飲をさせていただけることに。

三重県三重郡川越町の合資会社早川酒造部。
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天一(てんいち)純米酒 神の穂
<データー>純米酒、神の穂、精米歩合60%、アルコール分15度

三重県多気郡多気町の福和蔵。
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写真左より
福和蔵(ふくわぐら)純米吟醸 生酒
<データー>純米吟醸生酒、神の穂、精米歩合60%、アルコール分15度
福和蔵 純米酒 生酒
<データー>純米生酒、五百万石、精米歩合60%、アルコール分15度
※福和蔵は2020年に「あずきバー」の井村屋が福井酒造場(三重県伊賀市)を継承し建設した蔵。2021年7月に初出荷。

お土産に購入といいながら飲んでしまった酒。三重県四日市市の宮崎本店。
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宮の雪(みやのゆき)山廃仕込 特別純米生原酒
<データー>特別純米生原酒、神の穂、精米歩合60%、アルコール分17度

<KANPAI ISESHIMA(かんぱい いせしま)>三重県志摩市阿児町鵜方1224-3
KANPAI ISESHIMA facebook
近鉄志摩横山駅から徒歩約4分


伊鈴屋(いすずや)鵜方駅前店

三重県志摩市の「伊鈴屋 鵜方駅前店」へ、行ってきました。

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食品卸を営む伊鈴屋(三重県志摩市)のアンテナショップとしてオープンした飲食店です。

店内の様子です。
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三重県を主に全国の日本酒を楽しむことができます。

三重県鈴鹿市の清水清三郎(しみずせいざぶろう)商店。
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作(ざく)伊勢志摩コンセプト 純米吟醸
<データー>純米吟醸酒、神の穂、精米歩合55%、アルコール分13度

おつまみとして「アコヤ貝柱串焼き」
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<伊鈴屋(いすずや)鵜方駅前店>三重県志摩市阿児町鵜方4057-1
伊鈴屋 公式ページ
近鉄鵜方駅南口から徒歩約1分


浅間(せんげん)神社

三重県志摩市の浅間神社へ、行ってきました。

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創建の詳細は不明ですが、伊勢・志摩を中心に三重県南部には修験道に由来する富士山信仰があり、山頂・山中・海岸付近など様々な場所に「浅間(せんげん)さん」などと呼ぶ信仰拠点が設けられたとされています。

鳥居を入ると右手に手水舎があります。
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手水鉢です。
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鳥居を入ると左手に石段があり先に社殿が見えます。
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拝所です。
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本殿です。
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祭神は、木花之佐久夜毘売命(このはなのさくやびめのみこと)と思われます。(未確認)

本殿に向かって右手にある鳥居です。
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富士山の遥拝所と思われます。(未確認)

<浅間神社(せんげんじんじゃ)>三重県志摩市阿児町鵜方4065
近鉄鵜方駅南口から徒歩約4分


皇大神宮(こうたいじんぐう=内宮) その3

三重県伊勢市の皇大神宮(内宮)の続きです。

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神楽殿の手前、参道右手(南)に風日祈宮(かざひのみのみや)への参道があります。

途中、風日祈宮橋を渡ります。
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五十鈴川の支流である島路(しまじ)川に架かる橋です。

風日祈宮橋から見た島路川の様子です。
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風日祈宮です。
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神宮125社の別宮の1つです。風雨を司る神とされる級長津彦命(しなつひこのみこと)と級長戸辺命(しなとべのみこと)をまつっています。

別の角度から見た風日祈宮です。
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元は風神社(ふうじんのやしろ)とよばれる末社でしたが、鎌倉時代の元寇(げんこう)の際に神風を起こして日本を守ったとして、1293年に別宮に昇格しています。

神楽殿に隣接してある授与所です。
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授与所の西側にある内御厩(うちのみうまや)です。
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皇室から献上された神馬が飼育されているそうですが、この日は会えず・・。

内御厩の北にある外御厩(そとのみうまや)です。
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神馬は、毎月1日・11日・21日の朝8時に菊花紋章の馬衣をつけて正宮にお参りするそうです。

神苑の近くにある大山祗(おおやまつみ)神社です。
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神宮125社の所管社の1つです。山の守り神・大山祗神(おおやまつみのかみ)をまつっています。(写真は2013年に撮影したものです)

大山祗神社に向かって左手にある子安神社です。
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大山祇神の娘・木華開耶姫命(このはなさくやひめのみこと)をまつっています。安産、縁結びの神として信仰されています。(写真は2013年に撮影したものです)

<皇大神宮(こうたいじんぐう=内宮(ないくう)>三重県伊勢市宇治館町1
神宮 公式ページ
近鉄伊勢市駅から三重交通バス内宮行きなどで内宮前下車徒歩約2分(正宮までは徒歩約22分)、近鉄五十鈴川駅から徒歩約35分(正宮までは徒歩約55分)