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皇大神宮(こうたいじんぐう=内宮) その2

三重県伊勢市の皇大神宮(内宮)の続きです。

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五丈殿(ごじょうでん)の奥(北)にある御酒殿神(みさかどののかみ)です。神宮125社の所管社の1つで、酒の神をまつっています。

御酒殿神に向かって右隣にある由貴御倉(ゆきのみくら)です。
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同じく、所管社の1つです。「由貴」は「清浄で穢れがない」という意味で、供えものや果物を納めておく倉だったそうです。倉の守護神である由貴御倉神をまつっています。

由貴御倉に向かって右手にある忌火屋殿(いみびやでん)です。
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神饌の調理を行う場所です。写真右の前庭は「祓所(はらえど)」とよばれ祭典の前に神饌と神職を祓い清める場所です。

五丈殿に向かって右手にある四⾄神(みやのめぐりのかみ)です。
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「四至」は神域の四方で、神域の四方の境界を守護する神です。社殿などは無く、石畳の上に磐座(いわくら)があります。

さらに参道を進むと右手にある御贄調舎(みにえちょうしゃ)です。
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祭典の際に、御饌都神(みけつかみ)である豊受大神宮(とようけだいじんぐう=外宮)の豊受大御神(とようけのおおみかみ)を迎えて、神饌の代表としてアワビを調理する儀式が行われるそうです。

石段の参道の先にある正宮(しょうぐう)です。(石段から先は撮影禁止)
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主祭神は天照大御神 (あまてらすおおみかみ)で、天手力男神(あめのたぢからおのかみ)と万幡豊秋津姫命 (よろづはたとよあきつひめのみこと)を相殿(あいどの、2柱以上の神を合わせてまつること)しています。天照大御神がまつられる御正殿は、外玉垣(とのたまがき)・内玉垣・瑞垣(みずがき)に囲まれており、一般の参拝者は白い絹でできた御幌(みとばり)がかけられた外玉垣南御門で参拝します。垣内に興玉神(おきたまのかみ)、宮比神(みやびのかみ)、屋乃波比伎神(やのはひきのかみ)の3つの所管社がまつられていますが、一般参拝者は見ることができないです。

参道の途中で北に進むと御稲御倉(みねのみくら)があります。
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所管社の1つです。神宮神田で収穫した御稲が納められ祭典で大御饌(おおみけ)として神前に奉納されます。倉の守護神である御稲御倉神をまつっています。

御稲御倉に向かって右手にある外幣殿(げへいでん)です。
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古神宝類などを納める神明造の高床式の建物です。

外幣殿からさらに進むと荒祭宮(あらまつりのみや)があります。
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神宮125社の別宮の1つです。天照大御神荒御魂(あまてらすおおみかみのあらみたま)をまつっています。荒々しく格別に顕著な神威をあらす御魂の働きを荒御魂といいます。

その3に続きます。


皇大神宮(こうたいじんぐう=内宮) その1

三重県伊勢市の皇大神宮(内宮)へ、行ってきました。

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神宮(伊勢神宮)の2つの正宮(しょうぐう)の1つ(他に豊受大神宮(とようけだいじんぐう=外宮)です。神宮は正宮(2)・別宮(14)・摂社(43)・末社(24)・所管社(42)の125社で成り立っています。写真は宇治橋鳥居です。

宇治橋鳥居から参道を進むと神苑(しんえん)があります。
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参道の両側にきれいに刈られた芝生と松林が続きます。

神苑を抜けて火除橋を渡ると右手に手水舎があります。
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さらに進むと第一鳥居があります。
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神宮の創建の詳細は不明ですが、垂仁(すいにん)天皇(第11代天皇)が倭姫命(やまとひめのみこと)に天照大御神(あまてらすおおみかみ)をまつる最適な場所を探すように命じて現在地に創建したと伝えられています。

第一鳥居から参道を進むと右手に御手洗場(みたらしば)があります。
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手水舎と同じように、五十鈴川の水で心身の清めができます。

御手洗場の近くにまつられている瀧祭神(たきまつりのかみ)です。
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所管社の1つで、五十鈴川の守り神とされています。社殿は無く、石畳に磐座があります。

さらに参道を進むと、第二鳥居があります。
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第二鳥居から参道を進むと左手にある神楽殿です。
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さらに参道を進むと左手にある五丈殿(ごじょうでん)です。
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祭典が雨天の際に、祓所(はらいしょ)に代わって神饌などを祓い清める場所です。

その2に続きます。


伊勢角屋麦酒(いせかどやびーる)内宮前店

三重県伊勢市の伊勢角屋麦酒 内宮前店へ、行ってきました。

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1575年に舟着場の茶店として創業した二軒茶屋餅角屋本店(にけんぢゃやもちかどやほんてん)の直営の飲食店です。1997年にクラフトビール造りを始め伊勢角屋麦酒を創業しています。

ビールタップが立ち並んでいます。
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6種類のクラフトビールを楽しむことができます。

ビールのメニュー表です。(↓クリックで拡大できます)
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340ml・560円(税込)~。4種類を選んで楽しむことができるテイスティングセットもあります。

テイスティングセットを。
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写真上段左から
神都(しんと)ビール」、「伊勢ピルスナー
写真下段左から
ねこにひき(ニューイングランドIPA)」、「クラフトラガー

おすすめのカキフライも!
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<伊勢角屋麦酒 内宮前店(いせかどやびーる ないくうまえみせ)>三重県伊勢市宇治今在家町東賀集楽34
伊勢角屋麦酒 公式ページ
近鉄伊勢市駅から三重交通バス内宮行きなどで内宮前下車徒歩約6分、近鉄五十鈴川駅から徒歩約29分


酒蔵訪問 伊勢萬(いせまん)

三重県伊勢市の伊勢萬へ、行ってきました。

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1702年に創業した蔵を買い取り、1949年に創業しています。代表銘柄は「おかげさま」・「老緑(おいみどり)」です。「おにぎりせんべい」を製造するマスヤのグループ会社で、赤福餅で知られる赤福の関連会社です。写真は伊勢萬内宮酒造場で、本店店舗・酒蔵があります。

玄関前に置かれている菰樽です。
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神宮(伊勢神宮)内宮のひざ元「おはらい町」に面しています。

商品も展示されています。
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店舗の様子です。
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店舗の奥に酒蔵があり醸造を行っているそうです。他に本社工場(三重県伊勢市)があり焼酎やウイスキー、リキュールなどを製造しています。

立ち飲みスタイルで1杯から楽しむことができます。
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頂いた酒。
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おかげさま しぼりたて 生原酒
<データー>普通酒生原酒、精米歩合50%、アルコール分18~19度

もう1杯!
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おかげさま 特別純米酒 山田錦
<データー>特別純米酒、山田錦、精米歩合60%、アルコール分15度

<伊勢萬(いせまん)>三重県伊勢市宇治中之切町77-2
伊勢萬 公式ページ
近鉄伊勢市駅から三重交通バス内宮行きなどで内宮前下車徒歩約5分、近鉄五十鈴川駅から徒歩約30分


白鷹 三宅商店(はくたか みやけしょうてん)

三重県伊勢市の白鷹 三宅商店へ、行ってきました。

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神宮(伊勢神宮)内宮のひざ元「おはらい町」にある酒販店です。

店内で酒を飲むことができます。
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感染対策で入店人数が制限され、注文できるのは肴とのセットのみです。酒は2種類から選ぶことができます。

店内の様子です。
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白鷹」は兵庫県西宮市の白鷹が醸す酒です。1924年に神宮御料酒に選ばれ、神宮では毎朝・夕に、日別朝夕大御饌祭(ひごとあさゆうおおみけさい)が行われ、鯛や昆布などと共に「白鷹」が天照大御神(あまてらすおおみかみ)に供えられています。

菰樽なども飾られています。
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さっそく。この店だけの限定酒。
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白鷹 純米吟醸樽香 特別限定酒
<データー>純米吟醸酒、精米歩合60%、アルコール分16~17度

お連れは、純米大吟醸酒を。
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白鷹 極上 生酛 大吟醸純米
<データー>純米大吟醸酒、山田錦、精米歩合50%、アルコール分16~17度

セットはこんな感じ。
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焼きたま・岩戸の塩・汐吹昆布・干しエビがついています。

<白鷹 三宅商店(はくたか みやけしょうてん)>三重県伊勢市宇治今在家町29-2
白鷹 三宅商店 公式ページ
近鉄伊勢市駅から三重交通バス内宮行きなどで内宮前下車徒歩約3分、近鉄五十鈴川駅から徒歩約33分


酒とチーズと自由とENERGY 信州地酒先行テイスティングイベント その3

大阪市北区の「酒とチーズと自由とENERGY」で開催された「信州地酒 先行テイスティングイベント」の続きです。

引き続きテイスティングを。長野県佐久市の土屋(つちや)酒造店。
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亀の海(かめのうみ)蝉しぐれ 純米吟醸 生酒
<データー>純米吟醸生酒、山恵錦、精米歩合59%、アルコール分14度

長野県佐久市の佐久の花酒造。
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佐久の花(さくのはな)純米大吟醸 たかね錦 袋しぼり おりがらみ 生酒
<データー>純米大吟醸酒、たかね錦、精米歩合49%、アルコール分16度

長野県南佐久郡佐久穂町の黒澤酒造。
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黒澤(くろさわ)生酛 純米 穂積 蔵熟生酒
<データー>純米生酒、ひとごこち、精米歩合70%、アルコール分16.5度

長野県南佐久郡佐久穂町の高橋助作(たかはしすけさく)酒造店。
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松尾(まつお)純米吟醸 斑尾(まだらお)山恵錦 生貯蔵酒
<データー>純米吟醸酒、山恵錦、精米歩合58%、アルコール分15.5度

信州酒テイスティング終了後は追加代金を払うと店内の酒が飲み放題!
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AKABU(あかぶ)MOUNTAIN 2022」(岩手県盛岡市赤武酒造)
<データー>純米酒、吟ぎんが、精米歩合60%、アルコール分14度

福島県郡山市の仁井田本家(にいだほんけ)。
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にいだしぜんしゅ 生酛にごり 酵母無添加(蔵つき酵母)
<データー>純米原酒、精米歩合80%、アルコール分16度

滋賀県湖南市の北島酒造。
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北島(きたじま)純米吟醸 吟吹雪 直汲み無濾過生原酒
<データー>純米吟醸生原酒、吟吹雪、精米歩合55%、アルコール分16度

滋賀県長浜市の冨田酒造。
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七本鎗(しちほんやり)純米酒 夏のにごり酒 火入れ
<データー>純米酒、玉栄、精米歩合60%、アルコール分15度

石川県珠洲市の宗玄酒造を燗酒で。
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宗玄(そうげん)黒峰(くろみね)
<データー>本醸造酒、精米歩合65%、アルコール分15度

締めは信州酒を燗酒で。長野県諏訪市の宮坂醸造。
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MIYASAKA(みやさか)純米吟醸酒 美山錦 中取り
<データー>純米吟醸酒、美山錦、精米歩合55%、アルコール分15度

<酒とチーズと自由とENERGY 信州地酒先行テイスティングイベント>2022年8/7 大阪市北区天神橋5-5-28 CIELBLUE 2F
酒とチーズと自由とENERGY 公式ページ
阪急・大阪メトロ天神橋筋六丁目駅12番出口から徒歩約3分、JR天満駅から徒歩約6分


酒とチーズと自由とENERGY 信州地酒先行テイスティングイベント その2

大阪市北区の「酒とチーズと自由とENERGY」で開催された「信州地酒 先行テイスティングイベント」の続きです。

引き続きテイスティングを。長野県諏訪市の酒ぬのや本金酒造。
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本金(ほんきん)山廃純米無濾過生原酒 美山60
<データー>純米生原酒、美山錦、精米歩合60%、アルコール分15度

長野県飯山市の田中屋酒造店。
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水尾(みずお)特別純米酒 金紋錦
<データー>特別純米酒、金紋錦、精米歩合59%、アルコール分15度

長野県中野市の丸世(まるせ)酒造店。
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勢正宗(いきおいまさむね)CARP 純米酒 無濾過生原酒
<データー>純米生原酒、ひとごこち・ひめのもち、精米歩合70%、アルコール分16度

再び、田中屋酒造店。
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水尾 辛口
<データー>普通酒、ひとごこち、精米歩合70%、アルコール分15度

長野県上高井郡小布施町の小布施(おぶせ)ワイナリーが醸す日本酒。
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ソガ ペール エフィス ヌメロシス サケ エロティック 生酛
<データー>特定名称表記無し生原酒、美山錦、精米歩合59%、アルコール分16度

長野県上田市の岡崎酒造。
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信州 亀齢(きれい)純米吟醸 山恵錦
<データー>純米吟醸酒、山恵錦、精米歩合55%、アルコール分16度
※山恵錦(さんけいにしき)は、長野県農業試験場で「信交509号」を母、「山形酒86号(出羽の里)」を父として交配・育成し(信交酒545号)、2017年に品種登録した酒造好適米。

長野県小諸市の大塚酒造。
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浅間嶽(あさまだけ)純米生酒 献寿(けんじゅ)
<データー>純米生酒、美山錦、精米歩合59%、アルコール分16度

デザートのすりおろしリンゴで一息。
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その3に続きます。


酒とチーズと自由とENERGY 信州地酒先行テイスティングイベント その1

大阪市北区の「酒とチーズと自由とENERGY」で「信州地酒 先行テイスティングイベント」が開催され、行ってきました。

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時間制で日本酒をセルフで楽しめる日本酒バーで、毎月第1日曜日に1か月間特集する酒を開栓する先行テイスティングイベントを始めています。

店内から見える看板です。
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イベントは人数限定(約10名)で事前予約が必要です。2022年9月は信州地酒第2弾のイベントが予定されています。

頂いた「信州日本酒ガイド」です。
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2022年7月の高知酒に続いて、2回目のイベントです。

ちいPapaこと西谷啓助氏がイベント企画&司会進行。
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酒蔵の様子や特色、酒の特長などを紹介しながらテイスティングを行っていきます。

頂いた資料です。(↓クリックで拡大できます)
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2022年8月は、諏訪湖と千曲川沿いの酒蔵の酒を特集としています。

酒蔵などの説明の後、乾杯酒が注がれます。
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長野県佐久市の伴野(ともの)酒造。
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Beau Michelle(ボー ミッシェル)Snow fantasy in Summer うすにごり生原酒
<データー>特定名称表記無し生原酒、ひとごこち、精米歩合60%、アルコール分9度

乾杯!
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野沢菜やなめ茸、信州味噌など長野県のおつまみも。
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長野県諏訪市の宮坂醸造。協会7号酵母の発祥蔵。
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MIYASAKA(みやさか)純米吟醸酒 美山錦 中取り
<データー>純米吟醸酒、美山錦、精米歩合55%、アルコール分15度

その2に続きます。


びわ湖ブルワリー(Biwako Brewery)

滋賀県高島市のびわ湖ブルワリー(Biwako Brewery)へ、行ってきました。

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2021年8月にオープンしたクラフトビール醸造所併設のレストランです。

レストラン棟の外観です。
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エントランスです。
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重厚な扉です。
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高級感がありすぎて、ちょっと躊躇・・。

店内の様子です。
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ビールは1杯500円(税込)。セットだとさらにお得です。
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↑クリックで拡大できます。

4種飲み比べ(1,800円(税込))を。好きな4種を選ぶことができます。
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写真左より
ペールエール
ケルシュ

続いての2種。
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写真左より
ヴァイチェン
アルト

飲み比べたビールです。
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ビールは販売もしています。(1本440円)。4種飲み比べセットだと、ほぼ販売価格で楽しむことができました。

<びわ湖ブルワリー(Biwako Brewery)>滋賀県高島市今津町今津694-2
びわ湖ブルワリー 公式ページ
JR近江今津駅西口から徒歩約16分


大田(おおた)神社 その3

滋賀県高島市の大田神社の続きです。

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拝殿に向かって右手にある絵馬殿です。

絵馬殿の近くにある石灯籠です。
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室町時代作と伝えられています。

拝殿に向かって右手に安楽寺があります。
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創建の詳細や大田神社との関連は未確認です。

安楽寺本堂です。
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拝殿の手前、参道右手に白太夫神社があります。
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白太夫神社です。
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参道の途中、左手にある社務所です。
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<大田神社(おおたじんじゃ)>滋賀県高島市新旭町太田1468
JR新旭駅から高島市コミュニティバス新旭町循環線(東循環線)で太田神社前バス停下車すぐ、JR新旭駅から徒歩約48分


大田(おおた)神社 その2

滋賀県高島市の大田神社の続きです。

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1718年建築の本殿です。当初は天押日命(あめのおしひのみこと)をまつっていましたが、現在の主祭神は大年神(おおとしのかみ)と菅原道真です。

本殿の彫刻です。
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透かし彫りの彫刻を多数見ることができます。この辺りには高い技術を持った大工集団が存在し、本殿造営の際に関わっていたようです。

本殿の背後に大宮神社があります。
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大宮神社です。
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天照皇大神(あまてらすすめおおかみ)と豊受大神(とようけのおおかみ)をまつっています。

大宮神社に向かって左手に春日神社があります。
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春日神社です。
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春日神社に向かって左手にある社庫です。
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本殿に向かって右手に男山神社があります。
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男山神社です。
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男山神社に向かって右手にある大田護国社です。
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その3に続きます。


大田(おおた)神社 その1

滋賀県高島市の大田神社へ、行ってきました。

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創建の詳細は不明ですが、社伝によると延暦年間(782~806年)頃に大伴大田宿禰(おおとものおおたのすくね)の末裔である大伴福美麿河行紀(おおとものふくみまろ かわのゆきのり)がこの地を開拓して祖先の名を地名とし、810年に祖神である天押日命(あめのおしひのみこと)をまつったのが始まりとされています。

社石標から参道を進むと右手にある硝子灯(ガス灯)です。
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1881年に奉納されたものです。

硝子灯から参道を進むと左手に浅見絅斎(あさみけいさい)誕生の地があります。
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浅見絅斎は1652年にこの地で誕生した朱子学者です。主著の「靖献遺言(せいけんいげん)」は尊王の思想として幕末の志士に影響を与え、勤王の志士の必読書だったそうです。

絅斎書院です。
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1924年建築で書籍や直筆の掛け軸などが保管されているようです。不定期で公開があるようです。

さらに参道を進むと鳥居があります。
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鳥居から参道を進むと右手に手水舎があります。
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手水舎付近から見た境内の様子です。
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拝殿です。
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別の角度から見た拝殿です。
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拝殿奥には、渡り殿(わたりどの)・本殿が続きます。
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その2に続きます。


上原(うえはら)酒造 初呑み切り その3

滋賀県高島市の上原酒造で開催された「初呑み切り」の続きです。

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「初呑み切り」終了後はショップへ。

玄関から見たショップの様子です。
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玄関土間に置かれている杉玉です。
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玄関土間には酒瓶がズラリと並べて飾られています。
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暖簾をくぐった次の土間には川端(かばた)とよばれる水場があります。
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比良山系の伏流水が自噴していて、仕込水にも使われています。

別の角度から見た川端です。
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自由に飲むこともできます。

冷蔵ガラスケースには販売中の酒が!
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飲み比べしようと小瓶の酒をお土産に購入。
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不老泉(ふろうせん)山廃仕込 純米吟醸 亀ノ尾 生
<データー>純米吟醸生原酒、亀ノ尾・山田錦、精米歩合55%、アルコール分17度

もう1本、お土産に購入した酒。
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不老泉 山廃仕込 純米吟醸 備前雄町 火入
<データー>純米吟醸酒、雄町・山田錦、精米歩合55%、アルコール分17度

<上原酒造(うえはらしゅぞう)初呑み切り>2022年7/23・7/24 滋賀県高島市新旭町太田1524
上原酒造 公式ページ
JR新旭駅から高島市コミュニティバス新旭町循環線(東循環線)で太田神社前バス停下車徒歩約2分、JR新旭駅から徒歩約50分


上原(うえはら)酒造 初呑み切り その2

滋賀県高島市の上原酒造で開催された「初呑み切り」の続きです。

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「初呑み切り」会場がある蔵の外観です。

別の角度から見た蔵の外観です。
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蔵見学は3月のみ事前に連絡し日にちが合えば可能のようです。

以前に見学した際の蔵の様子です。
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酵母無添加の山廃仕込み、甑(こしき)は木製、仕込みには復活させた木桶、天秤棒を使って槽(ふね)に圧力をかけて酒を搾る木槽天秤搾りなど、こだわりの酒造りを行っています。

「初呑み切り」の会場です。
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テーブルに酒がズラリと並べられています。
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「初呑み切り」は蔵の全ての酒の味わいや熟成度合いを確認しますが、感染対策で人数・時間を制限するため、今回は販売中の酒を除いた35種類が出品酒として並べられていました。

出品酒のリストをいただき、1本ずつコメントを記入します。
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終了後は、アンケート用紙に気に入った酒のコメントを記入します。一般の参加者から寄せられたアンケートの内容は、「ひやおろし」の酒の選択や今後出荷する酒の時期決定などを行う際の重要なデーターとしているそうです。

とりあえず、1番の札が貼られた出品酒から。
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こまめに手指の消毒をしながら出品酒の味わいなどを確認していきます。
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残りは約10本。
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最後の1本は1972(S47)年酒造年度!
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原料米は日本晴、精米歩合70%の上撰酒(普通酒)。50年も経つとこんな味わいになるのかと感動!

その3に続きます。


上原(うえはら)酒造 初呑み切り その1

滋賀県高島市の上原酒造で「初呑み切り」が行われ、行ってきました。

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上原酒造は、1862年創業で代表銘柄は「不老泉(ふろうせん)」・「杣の天狗(そまのてんぐ)」です。上原酒造では、「商品に対して広く意見を聞かせていただく」という方針で、一般参加も受け付けて開催しています。

母屋・ショップ棟です。
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「呑み切り」は、冬に仕込んで貯蔵したお酒がどの程度熟成したか、どのように味わいが変化したかなどを確認する蔵の大切な行事で、樽やタンクの吞み口の封印を切ることが語源とされています。その年の初めに行われる「呑み切り」が「初呑み切り」です。

母屋の横には水路があります。
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蔵があるこの地域は、比良山系の伏流水が湧き出て、飲料や炊事と言った日常生活に利用しています。もちろん仕込水にも使われています。

母屋に飾られている看板です。
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赤心(せきしん)」という、赤米を使用した酒もあったようです。

琺瑯(ほうろう)看板も発見!
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「初呑み切り」会場はさらに奥。
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精米棟が「初呑み切り」会場の入口です。
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精米機です。
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スリッパに履き替えて会場へ進みます。
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今回は、感染対策のため人数制限・完全予約制での開催でした。

その2に続きます。


おさかな旭(あさひ)

滋賀県高島市の「おさかな旭」へ、行ってきました。

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「針江 生水の郷(はりえ しょうずのさと)」にあり、琵琶湖の魚を使った佃煮や醤油煮などを販売しています。

敷地の入り口にあるオブジェです。
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琵琶湖の魚なのでしょうか。

店前の様子です。
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写真左は比良山系の伏流水が自噴する「川端(かばた)」とよばれる水場です。店の入口は写真右です。

地下水と水道水を自由に飲み比べることができます。
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購入した佃煮です。
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朝の漁で穫れた魚を炊いているので臭みがありません。内容量に差がありますが、1パック500円(税込)です。しばらく酒の肴に!

<おさかな旭(おさかなあさひ)>滋賀県高島市新旭町針江345-1
JR新旭駅から徒歩約17分またはJR新旭駅から高島市コミュニティバス新旭町循環線(東循環線)で針江公民館前バス停下車徒歩約4分


酒蔵訪問 川島(かわしま)酒造 後編

滋賀県高島市の川島酒造の続きです。

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母屋(事務所・ショップ棟)です。

玄関の暖簾がいい感じ!
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玄関脇に置かれている菰樽です。
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ショップの様子です。
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試飲が可能とのことで、さっそく。
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松の花(まつのはな)無濾過純米生原酒
<データー>純米生原酒、玉栄、精米歩合60%、アルコール分18~19度

続いて。
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写真左より
松の花 藤樹(とうじゅ)大吟醸
<データー>大吟醸酒、山田錦、精米歩合40%、アルコール分16~17度
松の花 ササケ 特別純米原酒
<データー>特別純米原酒、玉栄、精米歩合60%、アルコール分18度

さらに。
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松の花 千寿 本醸造 上撰
<データー>本醸造酒、玉栄・日本晴、精米歩合70%、アルコール分15~16度

にごり酒も。
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松の花 本醸造 にごり酒
<データー>本醸造酒、玉栄・日本晴、精米歩合70%、アルコール分16~17度

お土産に購入と言いながら途中で飲んでしまった酒・・。
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松の花 カップ酒 本醸造 原酒
<データー>本醸造原酒、精米歩合70%、アルコール分17~18度

もう1本、お土産。
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松の花 蔵一(くらいち)無濾過特別純米原酒
<データー>特別純米原酒、玉栄、精米歩合60%、アルコール分18度

<川島酒造(かわしましゅぞう)>滋賀県高島市新旭町旭83
川島酒造 公式ページ
JR新旭駅から徒歩約14分


酒蔵訪問 川島(かわしま)酒造 前編

滋賀県高島市の川島酒造へ、行ってきました。

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1865年創業です。代表銘柄は「松の花(まつのはな)」で、創業時に酒蔵建造のため伐採した古い松に対する思いを込めて名付けられています。

蔵の外観です。
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別の角度から見た蔵です。
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事前に連絡し日にちが合えば蔵見学が可能です。

以前、見学した際の蔵の様子です。
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駐車場の看板です。
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2020年に高島蒸溜所を立ち上げ、ウイスキー造りを始めています。

ウイスキーの樽が置かれています。
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駐車場脇には川端(かばた)があります。
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比良山系の伏流水が自噴し、水場は「川端(かばた)」とよばれています。自由に飲むことができます。

後編に続きます。


針江 生水の郷(はりえ しょうずのさと)

滋賀県高島市の「針江 生水の郷」へ、行ってきました。

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滋賀県高島市新旭町の針江地区は、比良山系に降った雪や雨が伏流水が自噴し、地域の人は自噴する水のことを「生水(しょうず)」とよび飲料や炊事などの生活用水として利用しています。自噴する水場は「川端(かばた)」とよばれています。写真は針江地区を流れる針江大川です。

針江大川です。
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きれいな水にしか生息できない梅花藻(ばいかも)も見ることができるそうです。

別の場所で見た針江大川です。
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汚水は下水道に流しているので水路や川には混じらないそうです。

地区内の川島酒造前にある川端です。
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自由に飲むことも可能です。

針江公園横には水車があります。
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別の角度から見た水車です。
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近隣の田んぼから移設されたもので、昔は精米に使われていましたが、今は公園の常夜灯に電気を供給しているそうです。

針江公園の池には大きな鯉が泳いでいます。
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針江公園の西側に秋葉神社があります。
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創建の詳細などは不明です。

秋葉神社です。
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社殿内には秋葉神社(祭神:秋葉大神=火之迦具土神(ひのかぐつちのかみ)と豊川稲荷がまつられています。

秋葉神社近くからみた針江大川です。
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※地域内には屋外にある川端もありますが私有地なの注意が必要で、ガイド付き見学を推奨します。

<針江 生水の郷(はりえ しょうずのさと)>高島市新旭町針江372など
針江 生水の郷 公式ページ
秋葉神社まではJR新旭駅から徒歩約20分またはJR新旭駅から高島市コミュニティバス新旭町循環線(東循環線)で針江公民館前バス停下車すぐ


日吉(ひよし)神社 後編

滋賀県高島市の日吉神社の続きです。

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本殿拝所に向かって左手に鳥居があり、奥に愛宕神社が見えます。

愛宕神社です。
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1808年に愛宕神社(京都市右京区)から分霊を勧請したものです。

愛宕神社に向かって右手にある白山姫(しらやまひめ)神社(白山社)です。
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1774年に白山比咩(しらやまひめ)神社(石川県白山市)から分霊を勧請したものです。

本殿拝所に向かって右手奥にある石造宝塔です。
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1307年の銘があり元は五輪塔で、最上部の相輪が欠失したと考えられています。写真左は金胎大日二尊板碑(こんたいだいにちにそんいたび)です。鎌倉時代作で、経年劣化で2つに折れてしまっていますが、復元すると約3m50㎝ある供養塔婆だそうです。

石造宝塔の近くにある石津寺です。
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日吉神社は1294年に創建した石津寺の鎮守社としてまつられたのが始まりと伝えられています。石津寺の本尊は観音菩薩像です。

石津寺に向かって右手にある北出金刀比羅神社です。
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元は、海運問屋を営んでいた北出氏がまつっていた社だそうです。

石津寺に向かって左手にある地蔵堂です。
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地蔵菩薩像が安置されています。

地蔵堂の近くにある巨木です、
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参道の途中、左手にある社務所です。
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<日吉神社(ひよしじんじゃ)>滋賀県高島市新旭町針江578
日吉神社 facebook
JR新旭駅から徒歩約18分


日吉(ひよし)神社 前編

滋賀県高島市の日吉神社へ、行ってきました。

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1294年に石津重元(詳細不明)という者が創建した石津寺の鎮守社として日吉大社(滋賀県大津市)の摂社・樹下宮(じゅげぐう)から分霊を勧請したのが始まりと伝えられています。古くは石津十禅師(いしづじゅうぜんじ)社とよばれていましたが、1871年に現社名に改称しています。

鳥居です。
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鳥居から進むと参道左手に手水舎があります。
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拝殿です。
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拝殿奥には石段があり先に本殿拝所があります。
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拝所から見た本殿です。
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祭神は、鴨玉拠姫命(かもたまよりひめのみこと=玉依姫(たまよりひめ))です。初代天皇・神武(じんむ)天皇の母です。

本殿拝所に向かって右手に鳥居があり奥に神武天皇社が見えます。
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神武天皇社です。
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後編に続きます。


森(もり)神社 後編

滋賀県高島市の森神社の続きです。

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本殿に向かって左手に饗庭(あいば)神社があります。

饗庭(あいば)神社です。
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本殿の背後にあるご神木のタブノキです。
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幹回り5.9mで、樹齢約1200年といわれています。

別の角度から見たご神木のタブノキです。
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拝殿横にも欅(けやき)の巨木があります。
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参道の途中、右手にある釈迦堂です。
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神仏習合の名残りなのでしょう。

釈迦堂の前にある石造宝塔です
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高さ約214㎝で、鎌倉時代中期作と考えられています。

参道の途中、左手にある社務所です。
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<森神社(もりじんじゃ)>滋賀県高島市新旭町旭1156
JR新旭駅から徒歩約10分


森(もり)神社 前編

滋賀県高島市の森神社へ、行ってきました。

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1385年に大和国から道祖神を勧請して創建したと伝えられ、1867年に現社名に改称しています。

鳥居です。
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鳥居から進むと参道右手に手水舎があります。
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参道正面にある拝殿です。
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拝殿奥から参道が続き、石段の先に本殿が見えます。
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本殿です。
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祭神は、八衢比古神(やちまたひこのかみ)・八衢比売神(やちまたひめのかみ)・久那戸神(くなどのかみ)です。祭神から考えると御杖(みつえ)神社(奈良県宇陀郡御杖村)から勧請されたのかもしれません(未確認)

別の角度から見た本殿です。
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本殿に向かって右隣にある五十鈴神社です。
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本殿に向かって左隣にある境内社です。
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何がまつられているかは未確認です・・。

後編に続きます。


唐崎(からさき)神社 その3

滋賀県大津市の唐崎神社の続きです。

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本殿の後方はすぐ琵琶湖です。

対岸の風景です。
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中央は三上山(近江富士)です。

「近江八景 唐崎の夜雨(やう)」の石碑があります。
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この日は「みたらし祭」の舞台が設営されていたためガードされています・・。境内から琵琶湖を背景に「唐崎の松」を描いた歌川広重の「唐崎の夜雨」の浮世絵で知られています。

拝殿に向かって左手にある服部春樹の句碑です。
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江戸末期~明治初期の滋賀県大津市に住んでいた歌人で、「渓川の 水草清し 見てをゆけ 日吉のみやしろ 詣でがてらに」と刻まれています。

拝殿に向かって右手にある社務所です。
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授与していただいた「みたらし団子守」です。
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本来は緑・黄・赤・白・黒の五色を使うべきところ、苦労が無いように「黒」を抜いて作られていて、家内安全や厄除けのご利益があるそうです。

<唐崎神社(からさきじんじゃ)>滋賀県大津市唐崎1-7-1
日吉大社 唐崎神社のページ
JR唐崎駅から徒歩約12分


唐崎(からさき)神社 その2

滋賀県大津市の唐崎神社の続きです。

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拝殿の奥にある本殿です。1879年建築です。

別の角度から見た本殿です。
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祭神は、女別当命(わけすきひめのみこと)です。琴御館宇志丸宿弥(ことのみたちうしまるのすくね)の妻です。平安時代には水辺で厄災を祓う「七瀬祓所(ななせのはらえしょ)」の1つとして、京の人々や公家の姫君がお祓いを受けに来ていたそうです。今も女性の信仰が篤く、特に婦人病の平癒にご利益があるといわれています。

後方から見た本殿です。
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本殿の四方に唐破風があり、あまり見たことがない社殿の造りです。

拝殿に向かって左手奥に「ちの輪」が設けられています。
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毎年7/28に行われる「みたらし祭」で、「夏越しの祓え(なごしのはらえ)」として、穢れを拭い去り、夏を健康で乗り切れるよう「ちの輪」をくぐります。

「ちの輪」のくぐり方が書かれた看板もあります。
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8の字を描くようにくぐり、向こう側へ通り抜けます。

さっそく。
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ちの輪の向こう側には琵琶湖、対岸の三上山(近江富士)が正面に見えます。「みさらし祭」では、「ちの輪」くぐり神事が終わると、沖で湖上焚上(たきあげ)神事が行われるそうです。

拝殿に向かって右手に「唐崎の松」があります。
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琴御館宇志丸宿弥が植えたのに始まったとされ、琵琶湖を背景に「唐崎の松」を描いた歌川広重の「唐崎の夜雨(からさきのやう)」が有名です。

「唐崎の松」です。
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初代の松は1581年に大風で倒れ、二代目は1591年に植えられましたが1891年に枯れ、写真は三代目の松です。三代目もかなり老齢化が進み、2018年頃から四代目の準備が行われているそうです。

「唐崎の松」の近くにある芭蕉句碑です。
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「唐崎の松は 花より朧(おぼろ)にて 芭蕉」と刻まれています。

その3に続きます。


唐崎(からさき)神社 その1

滋賀県大津市の唐崎神社へ、行ってきました。

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創建の詳細は不明ですが、663年に日吉(ひよし)大社(滋賀県大津市)の神職家の始祖・琴御館宇志丸宿弥(ことのみたちうしまるのすくね)が この地に居住して唐崎と名付け、697年に創建されたと伝えられています。日吉神社の境外摂社の1つです。

参道へ向かう途中に「日吉神社神馬仮屋地」の石碑があります。
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かつては日吉大社の山王祭の際に神馬が繋がれる場所で、山王一の鳥居があったとされています。

鳥居です。
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鳥居を入ると参道右手に手水舎があります。
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手水鉢です。
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「みたらし祭」にあわせて、「みたらし花手水」が行われています。
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「みたらし祭」は、毎年7/28に行われる夏越しの祓え(なごしのはらえ)で、芽の輪くぐりや湯立神楽などが行われます。2022年は7/22~7/28の期間で祈祷・授与品頒布・ちの輪くぐり・人形祓などが行われていました。

参道正面にある拝殿です。
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「みたらし祭」で提灯が奉納されています。

拝殿奥に本殿が見えます。
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その2に続きます。


こたろう日本酒店

大阪市天王寺区の「こたろう日本酒店」へ、行ってきました。

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谷町筋四天王寺前交差点の北西側に面してある酒販店です。2021年にオープンしたそうです。

玄関脇には菰樽が置かれています。
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玉川(たまがわ)」(京都府京丹後市木下酒造)と「五神(ごしん)」(奈良県五條市五條酒造)です。

店内の冷蔵ガラスケースには商品がいっぱい!
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カウンターがあり、有料試飲が楽しめます。
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この日の有料試飲メニューの一部です。
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1杯(60ml)・300円(税込)~。(有料試飲は2合(6杯)まで。)おつまみもあります。

栃木県宇都宮市の虎屋本店。
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七水(しちすい)S.K.Y/55 Sweet&Sharp 山廃 雄町
<データー>特定名称表記無し、雄町、精米歩合55%、アルコール分17度

京都府京丹後市の木下酒造。モデルは玉川ミャー(オス・14~15才)。
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玉川 純米吟醸 みゃー
<データー>純米吟醸酒、五百万石、精米歩合60%、アルコール分14~15度

静岡市清水区の神沢川(かんざわがわ)酒造場。
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正雪(しょうせつ)別撰 純米吟醸 山田錦 PREMIUM
<データー>純米吟醸酒、山田錦、精米歩合50%、アルコール分16度

富山県氷見市の高澤8たかさわ酒造場。
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有磯 曙(ありいそ あけぼの)70%精米 純米酒
<データー>純米酒、五百万石・てんたかく、精米歩合70%、アルコール分15度

静岡市駿河区の萩錦酒造。
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萩錦(はぎにしき)純米吟醸無濾過生原酒 誉富士
<データー>純米吟醸生原酒、誉富士、精米歩合60%、アルコール分15度

静岡県藤枝市の志太泉酒造。
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志太泉(しだいずみ)純米吟醸
<データー>純米吟醸酒、山田錦、精米歩合55%、アルコール分16度

購入した酒です。木下酒造。
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玉川 しぼりたて生原酒
<データー>本醸造生原酒、コシヒカリ・五百万石・他、精米歩合68%、アルコール分18度

<こたろう日本酒店>大阪府大阪市天王寺区逢阪1-1-9
こたろう日本酒店 Instagram
大阪メトロ四天王寺前夕日ヶ丘駅4番出口から徒歩約6分、JR天王寺駅北口から徒歩約11分


蔵元豊祝(ほうしゅく)難波店

大阪市天王寺区の「蔵元豊祝 難波店」へ、行ってきました。

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1868年創業の奈良豊澤(ならとよさわ)酒造(奈良市)の直営店です。近鉄大阪難波駅構内にあるので乗車券または入場券が必要です。入場券の場合は「Time's Place 難波 サービス券付き入場券」(160円)を購入すると、サービス券で入場券分の割引を受けることができます。

店内の様子です。
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立ち飲みスタイルで、カウンターはアクリル板で仕切られています。

酒や酒器が展示されています。
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奈良豊澤酒造の代表銘柄は「豊祝」・「喜仙寿吉兆(きせんじゅきっちょう)」で、2016年に限定流通の新ブランド「儀助(ぎすけ)」を立ち上げています。

杉玉も吊るされています。
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さっそく。
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豊祝 純米吟醸 山田錦 瓶貯蔵
<データー>純米吟醸酒、山田錦、精米歩合55%、アルコール分16度

サックっと飲んで締め。
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豊祝 特別純米酒 辛口 無濾過原酒 火入
<データー>特別純米原酒、山田錦、精米歩合70%、アルコール分17度

<蔵元豊祝(くらもと ほうしゅく)難波店>大阪市中央区難波4丁目1-17 Time's Place 難波
奈良豊澤酒造 公式ページ
近鉄大阪なんば駅構内


和食 ダイニング拓(たく) 5周年イベント その4

奈良市の「和食 ダイニング拓」で開催された5周年イベントの続きです。

引き続き飲みます。 長野県佐久市の千曲錦(ちくまにしき)酒造。
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帰山(きざん)番外編 EXTRA EDITION 純米大吟醸無濾過生原酒
<データー> 純米大吟醸生原酒、山田錦、精米歩合49%、アルコール分16度

新潟県南魚沼市の高千代(たかちよ)酒造。
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髙千代(たかちよ)純米大吟醸 山田錦 生酒
<データー>純米大吟醸酒、山田錦、精米歩合45%、アルコール分16度

同じく、高千代酒造。
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髙龗(こうりゅう)朱(あか)無濾過
<データー>特定名称表記無し、精米歩合等非公表、アルコール分15度

もう1杯、高千代酒造。
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高千代(たかちよ)59Takachiyo 純米吟醸 亀の尾 無調整生原酒
<データー>純米吟醸生原酒、亀の尾、精米歩合59%、アルコール分16度

岐阜県飛騨市の渡辺酒造店。
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W (だぶりゅー)カモフラージュ 高島雄町50 生酛純米 無ろ過生原酒
<データー>純米生原酒、雄町、精米歩合50%、アルコール分16度

三重県鈴鹿市の清水清三郎(しみずせいざぶろう)商店。
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作(ざく)恵乃智(めぐみのとも)純米吟醸
<データー>純米吟醸酒、精米歩合60%、アルコール分15度

栃木県芳賀郡益子町の外池(とのいけ)酒造店。
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望bo: 純米吟醸 ひとごこち 無濾過生原酒
<データー>純米吟醸生原酒、ひとごこち、精米歩合53%、アルコール分16度

奈良県天理市の増田酒造。
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神韻(しんいん)純米吟醸 無濾過生原酒 雄山錦40
<データー>純米吟醸生原酒、雄山錦、精米歩合40%、アルコール分16~17度

奈良市の倉本酒造。
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KURAMOTO(くらもと)BIT LINE Ym64 SAKE-TEN 生酒
<データー>普通酒生酒、山田錦、精米歩合64%、アルコール分16度

鰻丼(1,000円(税込))で締め。
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<和食 ダイニング拓(たく)5周年イベント>2022年7/16~7/18 奈良市橋本町32
和食 ダイニング拓 公式ページ
近鉄奈良駅から徒歩約5分、JR奈良駅から徒歩約15分


和食 ダイニング拓(たく) 5周年イベント その3

奈良市の「和食 ダイニング拓」で開催された5周年イベントの続きです。

引き続き飲みます。滋賀県大津市の浪乃音酒造。
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浪乃音(なみのおと)Te to Te(てとて)純米吟醸 渡船
<データー>純米吟醸酒、渡船、精米歩合60%、アルコール分15度

奈良県御所市の油長(ゆうちょう)酒造。
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風の森(かぜのもり)秋津穂(あきつほ)657 扁平精米
<データー>純米生原酒、秋津穂、精米歩合65%、アルコール分16度

同じく、油長酒造。
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風の森 山田錦 857 Sake Base ver.」
<データー>純米生原酒、山田錦、精米歩合85%、アルコール分16度

もう1杯、油長酒造。
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風の森 ALPHA 1 夏の夜空
<データー>純米生原酒、秋津穂、精米歩合70%、アルコール分10度

富山県高岡市の清都(きよと)酒造場を飲み比べ。
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写真左より
勝駒(かちこま)純米吟醸
<データー>純米吟醸酒、山田錦、精米歩合50%、アルコール分16度
勝駒(かちこま)純米酒
<データー>純米酒、五百万石、精米歩合50%、アルコール分16度

天ぷら盛(1皿1,000円(税込)を。
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福岡県久留米市の山口酒造場。
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庭のうぐいす(にわのうぐいす)純米吟醸
<データー>純米吟醸酒、精米歩合50%、アルコール分15度

同じく、山口酒造場。
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庭のうぐいす 鶯辛(おうから)
<データー>本醸造酒、山田錦、精米歩合68%、アルコール分15度

秋田県湯沢市の木村酒造。
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福小町(ふくこまち)Blue Moon~ブルームーン~
<データー>純米吟醸原酒、秋田酒こまち、精米歩合55%、アルコール分13.5度

新潟県加茂市の加茂錦酒造。
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加茂錦(かもにしき)荷札酒(にふだざけ)黄水仙(きすいせん)Ver.8.4
<データー>純米大吟醸原酒、雄町・山田錦、精米歩合50%、アルコール分13度

その4に続きます。