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和食 ダイニング拓(たく) 5周年イベント その1

奈良市の「和食 ダイニング拓」で5周年イベントが開催され、行ってきました。

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餅飯殿(もちいどの)センター街の中にあるセルフで日本酒を楽しむことができる飲食店です。

以前にいただいていたイベント参加券です。
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なんと、日本酒が無料で飲み放題、しかも時間は無制限!

店内の様子です。
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ちっち店長こと千原淳志氏のあいさつ!
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5周年のお礼と「イベントだけど難しいことは言わないので、感染対策に留意しながら思いっきり日本酒を楽しんでください!」とのこと。

菰樽では氷の上で限定酒が冷やされています。
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これらもすべて飲み放題!

さっそく限定酒から。秋田市の新政酒造。
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新政(あらまさ)新年純米しぼりたて2022~ETERNAL TIGER~
<データー>純米生原酒、秋田酒こまち、精米歩合60%、アルコール分13度

同じく、新政酒造。
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新政 新年純米しぼりたて 2021 NEW YEAR'S DAY SPECIAL BREW
<データー>純米生原酒、秋田酒こまち、精米歩合60%、アルコール分13度

もう1杯、新政酒造。
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新政 新年純米しぼりたて 2020 WHEEL of FORTUNE
<データー>純米生原酒、秋田酒こまち、精米歩合65%、アルコール分14度

料理は何でも1皿1,000円(税込)
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山口県宇部市の永山本家(ながやまほんけ)酒造場。
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貴(たか)純米 本生 スパークリング
<データー>純米生酒、山田錦、精米歩合60%、アルコール分14度

その2に続きます。


酒とチーズと自由とENERGY 高知酒開栓イベント 後編

大阪市北区の「酒とチーズと自由とENERGY」で開催された高知酒開栓イベントの続きです。

リクエストで高知酒が次々と開栓されます。高知県香南市の高木酒造。
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豊能梅(とよのうめ)楽鴬(らくおう)どろめ祭 大杯の酒
<データー>普通酒、精米歩合70%、アルコール分15度
※どろめ祭りは毎年4月に香南市赤岡町の浜辺に酒豪達が集まり、とれたてのドロメ(マイワシ・ウルメなどの稚魚)を肴に男性は1升・女性は5合を飲み、飲み干す時間や飲みっぷりの総合得点を競う祭り。優勝者の平均時間は男性が約12.5秒・女性は約10.8秒。(2020~2022年は中止)

高知県高岡郡四万十町の無手無冠。
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無手無冠(むてむか)鬼辛 超辛口生原酒
<データー>本醸造生原酒、ひのひかり・風鳴子、精米歩合70%、アルコール分18.5度

高知県安芸郡芸西村の仙頭(せんとう)酒造場。
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土佐しらぎく(とさしらぎく)特別純米 斬辛 雄町
<データー>特別純米酒、雄町、精米歩合60%、アルコール分15~16度

高知県安芸郡安田町の土佐鶴(とさづる)酒造。
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土佐鶴(とさつる)承平(しょうへい)上等酒
<データー>普通酒、松山三井・あけぼの・他、精米歩合70%、アルコール分15~16度

土佐鶴」は、やはり燗が似合う。
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高知県吾川郡いの町の高知酒造。
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瀧嵐(たきあらし)岡田以蔵(おかだいぞう)純米酒
<データー>純米酒、松山三井、精米歩合70%、アルコール分15度
※岡田以蔵は幕末の土佐藩郷士。幕末の四大人斬りの1人で「人斬り以蔵」として恐れられるが、坂本龍馬の紹介で一時は勝海舟の護衛を務めたこともある。

高知県安芸郡安田町の南酒造場。
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玉の井(たまのい)特別純米
<データー>特別純米酒、松山三井、精米歩合60%、アルコール分16度

高知県高岡郡佐川町の司牡丹酒造。
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司牡丹(つかさぼたん)純米酒 二割の麹が八割の味を決める
<データー>純米酒、アケボノ・山田錦、精米歩合70%、アルコール分16~17度

次回は2022年8/7に長野酒の開栓イベントが行わる予定です。

<酒とチーズと自由とENERGY 高知酒開栓イベント>2022年7/3 大阪市北区天神橋5-5-28 CIELBLUE 2F
酒とチーズと自由とENERGY 公式ページ
阪急・大阪メトロ天神橋筋六丁目駅12番出口から徒歩約3分、JR天満駅から徒歩約6分


酒とチーズと自由とENERGY 高知酒開栓イベント 前編

大阪市北区の「酒とチーズと自由とENERGY」で高知酒開栓イベントが開催され、行ってきました。

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時間制で日本酒をセルフで楽しめる日本酒バーで、2022年7月から毎月第1日曜日に1か月間特集する酒の開栓イベントを始めています。

2022年7月は高知酒の特集。(↓クリックで拡大できます)
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イベントは人数限定(約10名)で、事前予約が必要です。2022年8月は長野酒の特集が予定されています。

乾杯酒が配られます。
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イベント企画監修のちいPapaこと西谷啓助氏が蔵や酒の紹介を。
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まずは乾杯。
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乾杯酒はコレ。高知県高岡郡四万十町の無手無冠。
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無手無冠(むてむか)しゅわんと 純米吟醸 発泡清酒
<データー>純米吟醸酒、吟の夢、精米歩合60%、アルコール分12度
※無手無冠の無手は「科学の手を借りず自然のもの」を、無冠は「等級などの冠は必要ない」という意味で、 「冠に溺れず飾らず素朴な心を大切に、自然を生かした地の酒造りを目指す」との想い。

参加者が飲みたい酒をリクエストして開栓。高知県土佐市の亀泉酒造。
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亀泉(かめいずみ)CEL-24 土佐うらら 純米吟醸生原酒
<データー>純米吟醸生原酒、土佐麗、精米歩合50%、アルコール分14度
※土佐麗(とさうらら)は、高知県農業技術センターが2009年から開発してきた高育80号。風鳴子とひとめぼれを交配。

高知県高岡郡中土佐町の西岡酒造場。
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久礼(くれ)CEL うらら 純米吟醸酒
<データー>純米吟醸酒、土佐麗、精米歩合60%、アルコール分14度
※久礼は蔵のある高知県高岡郡中土佐町久礼の地名。

もう1杯、西岡酒造場。
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どくれ 純米吟醸 直汲み手詰 あらばしり 生酒
<データー>純米吟醸生酒、吟の夢、精米歩合50%、アルコール分17度

芋けんぴなどの高知県産のおつまみも。
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後編に続きます。


サントリー 天然水のビール工場 京都 その4

京都府長岡京市の「サントリー 天然水のビール工場 京都」の続きです。

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工場見学の後は、お楽しみの試飲タイム。

サーバーから丁寧に注いでもらえます。
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まずは、1杯目。「ザ・プレミアム・モルツ
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ダイヤモンド麦芽とファインアロマホップのサンプルもあります。
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ファインアロマホップは香りを楽しむことができます。ダイアモンド麦芽は試食も可能です。

おつまみスナックもあります。
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続いて、3種類のプレミアムモルツが試飲グラスで配られます。
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写真左より、
ザ・プレミアム・モルツ
ザ・プレミアム・モルツ〈香る〉エール
ザ・プレミアム・モルツ マスターズドリーム 樽生仕立て

3種類の試飲後、気に入った1つを再度試飲できます。
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私が選んだのは、「ザ・プレミアム・モルツ マスターズドリーム 樽生仕立て」。試飲タイムは1杯目から約20分です。

試飲後はミュージアムショップへ。
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お土産に購入した「JETSTREAM 多機能ペン」です。
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家飲み用の「ザ・プレミアム・モルツ」たちです。
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<サントリー 天然水のビール工場 京都>京都府長岡京市調子3-1-1
サントリー 天然水のビール工場 京都のページ
阪急西山天王山駅・JR長岡京駅から無料シャトルバス、阪急西山天王山駅から徒歩約10分


サントリー 天然水のビール工場 京都 その3

京都府長岡京市のサントリー「サントリー 天然水のビール工場 京都」の続きです。

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通路の随所でプロジェクションマッピングが行われています。

缶に醸造家の想いが入ったビールが注がれます。
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缶にたっぷりと注がれます。
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醸造家の想いがたっぷりの「ザ・プレミアム・モルツ」!
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オリや酵母を取り除く濾過機です。
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ビールを缶に詰める缶詰機です。
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缶に蓋をする「シーマー」という機械です。
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速すぎてよくわかりません・・。

メンテナンス中の缶詰機です。
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パッケージング工程です。
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工場見学後は再びバスで戻ります。
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バスは敷地内を抜けていきます。
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車窓からは積み上げられ業務用樽生缶や瓶ビールを見ることができます。検品後きれいに洗って再びビールが詰められます。

業務用樽生缶が満載の大型トラック!
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その4へ続きます。


サントリー 天然水のビール工場 京都 その2

京都府長岡京市の「サントリー 天然水のビール工場 京都」の続きです。

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エントランスホールからビール工場は見えていますが、バスに乗り向かいます。

ビール工場入口でバスを降り、エスカレーターで2階へ。
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ザ・プレミアム・モルツ」の原材料について説明があります。
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国産ビールの多くは、米・コーン・スターチなどの副原料が使われていますが、「ザ・プレミアム・モルツ」は、副原料を一切使わず厳選された麦芽・ホップと天然水で造られています。

仕込釜や煮沸釜などはガラス越しに。
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夏の間は、室内の温度が40度以上になるため、立ち入りを制限しているそうです。

ガラス越しに見た仕込釜などの様子です。
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仕込釜などの配置はこんな感じ。
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仕込の様子や製法は映像で紹介されます。
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ザ・プレミアム・モルツ」は麦芽本来の旨味とコクを引き出すため、仕込釜で一部の麦汁を2回煮出す「ダブルデコクション製法」が行われています。

もう1つのこだわりは、「アロマリッチホッピング製法」。
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華やかな香りと良質な苦みを実現するための製法で、麦汁煮沸においてはアロマホップだけを使用し、仕上げにファインアロマホップを投入しています。

通路に描かれているビールの製造工程を見ながら進みます。
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貯酒タンクの様子です。
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発酵が終わった「若ビール」を低温に調整されたタンクの中で熟成します。

貯酒タンクです。
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貯蔵タンクは縦長のイメージですが、「ザ・プレミアム・モルツ」の貯酒タンクは横長に置かれています。


サントリー 天然水のビール工場 京都 その1

京都府長岡京市の「サントリー 天然水のビール工場 京都」へ、行ってきました。

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「サントリー 天然水のビール工場 京都」へは、阪急西山天王山駅から徒歩約10分ですが、無料のシャトルバスもあります。

シャトルバスで「サントリー 天然水のビール工場 京都」へ。
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行きは、JR長岡京駅を経由するので約18分かかります。帰りは阪急西山天王山駅まで約5分です。

「サントリー 天然水のビール工場 京都」に到着。
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1969年建設で西日本の主力工場になっています。工場見学(ガイドツアー)は無料ですが、事前に予約が必要です。(有料のガイドツアーやセミナーも開催されています。)

検温や消毒を済ませて受付へ。
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受付でいただいたパンフと入館証(写真右)です。
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入館証は持ち帰れます。入館証には切り込みが入っていて、くり抜くとコースターになります。

案内開始時間までは、エントランスで紹介ビデオなどを見ます。
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水は自由に飲むことができます。
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もちろん、「サントリー 南アルプスの天然水」です。

案内開始時間が来るとシアタールームへ。
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サントリーの歴史や、醸造家の想いなどが紹介されます。

その2に続きます。


酒蔵訪問 神戸酒心館(こうべしゅしんかん)

神戸市東灘区の神戸酒心館へ、行ってきました。

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1751年創業で、福寿酒造時の1995年に阪神淡路大震災で全ての木造蔵が倒壊、1996年に神戸市東灘区魚崎南町にあった豊澤酒造(1932年創業)とともに神戸酒心館を設立して1997年にオープンしています。代表銘柄は「福寿(ふくじゅ)」です。

入口の長屋門です。
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長屋門を入って正面右手にある醸造蔵の福寿蔵です。
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2日前までに電話予約するとガラス越しに仕込室などを見学できる蔵見学(スタッフの案内が無いセルフ方式、無料)が可能です。電話:078-841-1121

長屋門を入って右手にある大樽です。
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福寿蔵に向かって右手にはショップがある東明(とうみょう)蔵があります。
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他に、酒心館ギャラリーや「蔵の料亭・さかばやし」などの建物があります。

東明蔵入口脇にある菰樽です。
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ショップの様子です。
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試飲も可能です。

試飲した酒。1種類目。
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福寿 純米吟醸 生酒
<データー>純米吟醸生酒、兵庫夢錦・山田錦、精米歩合60%、アルコール分15度

2種類目。
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福寿 夏越しの酒(なごしのさけ)生酛純米 生酒
<データー>純米生原酒、精米歩合70%、アルコール分18度

「灘五郷パ酒ポート 2022」、完全制覇!
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<神戸酒心館(こうべしゅしんかん)>神戸市東灘区御影塚町1-8-17
神戸酒心館 公式ページ
阪神石屋川駅から徒歩約10分、JR六甲道駅から徒歩約20分


酒蔵訪問 泉(いずみ)酒造

神戸市東灘区の泉酒造へ、行ってきました。

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1756年に兵庫・有馬郡道場村(現・神戸市北区)で創業し、1844年に現在地に移転しています。2021年3月に事務所兼ショップが新しく建設されました。代表銘柄は、「仙介(せんすけ)」、「琥泉(こせん)」です。

駐車場には釜が置かれています。
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米を蒸すのに使用する和釜です。和釜で湯を沸かして蒸気を起こし、上部に置いた甑(こしき)で米を蒸します。

駐車場内には社もあります。
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稲荷社のようなので商売繁盛を願い勧請したのでしょう。

事務所兼ショップの玄関です。
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玄関脇には杉玉が吊るされています。
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セルフで試飲が可能です。
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試飲した酒です。
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写真左より
仙介 夏純米 一火 特別純米
<データー>特別純米酒、五百万石・山田錦、精米歩合65%、アルコール分14度
仙介 HYO5KURA(ひょうごくら)五蔵一田(ごくらいちでん)無濾過原酒生酒
<データー>純米吟醸生原酒、山田錦、精米歩合60%、アルコール分16度
※HYO5KURA 五蔵一田は、兵庫県の若手蔵元5社(泉酒造、山陽盃酒造(宍粟市)、富久錦(加西市)、岡田本家(加古川市)、茨木酒造(明石市))が、同じ生産者の同じ田んぼから収穫した山田錦を同じ精米歩合(60%)で自らの蔵で醸すプロジェクトの酒。

<泉酒造(いずみしゅぞう)>神戸市東灘区御影塚町1-9-6
泉酒造 公式ページ
阪神石屋川駅から徒歩約8分、JR六甲道駅から徒歩約22分


酒蔵訪問 太田(おおた)酒造 灘千代田蔵(なだちよだぐら)

神戸市東灘区の太田酒造 灘千代田蔵へ、行ってきました。

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太田酒造は1874年に滋賀県草津市で酒造業を始め創業年とし、1962年に灘に進出して千代田蔵を建設しています。本社の代表銘柄は「道灌(どうかん)」で、千代田蔵では別ブランド「千代田蔵(ちよだぐら)」を醸しています。

門の付近から見た蔵の様子です。
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先祖が江戸城を築いた太田道灌であるころから、江戸城の別名である千代田城から千代田蔵と命名しています。

醸造蔵です。
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事前に連絡し、日にちが合えば蔵見学が可能です。

蔵の様子です。(以前、蔵見学をした際に撮影したものです)
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敷地東側にある貴賓館(旧小寺新六郎氏別邸)です。
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日本で数多くの西洋建築を手がけたウィリアム・メレル・ヴォーリズが設計したもので、1935年頃の建築といわれています。1956年に元神戸市長・小寺謙吉の令息である小寺新六郎氏の厚意で、別宅跡を土地・建物とも譲り受けたそうです。

事務所棟です。
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事務所で酒の購入は可能です。

以前、購入した酒です。
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千代田蔵 純米生原酒 しぼりたて
<データー>純米生原酒、フクノハナ、精米歩合70%、アルコール分17度

<太田酒造 灘千代田蔵(おおたしゅぞう なだちよだぐら)>神戸市東灘区深江南町2-1-7
太田酒造 公式ページ
阪神深江駅から徒歩約14分、JR甲南山手駅から徒歩約23分


酒蔵訪問 北山(きたやま)酒造

兵庫県西宮市の北山酒造へ、行ってきました。

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1919年に兵庫県加東郡河合村粟生字島(現・小野市)で創業し、1962年に現在地に移転しています。代表銘柄は「島美人(しまびじん)」で、地名の「島」に「美人」をつけて酒銘としています。

玄関です。
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阪神淡路大震災で被災、醸造は辰馬本家酒造(兵庫県西宮市)へ委託していると思われます(未確認)。隣接するジャパン西宮戎店はかつて北山酒造の酒蔵があった場所です。

玄関脇に置かれている菰樽です。
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試飲や酒の購入が可能です。試飲した酒。
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島美人 上撰
<データー>普通酒、五百万石・日本晴、精米歩合70%、アルコール分15~16度

試飲してお土産に購入した酒です。
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島美人 美人蔵部(びじんくらぶ)本醸造 生酒 原酒
<データー>本醸造生原酒、五百万石・日本晴、精米歩合70%、アルコール分19~20度

<北山酒造(きたやましゅぞう)>兵庫県西宮市宮前町8-3
北山酒造 公式ページ
阪神西宮駅から徒歩約11分、JRさくら夙川駅から徒歩約15分


酒蔵訪問 松竹梅(しょうちくばい)酒造

兵庫県西宮市の松竹梅酒造へ、行ってきました。

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1884年に井上信次郎が創業し、当初は「桔梗政宗(ききょうまさむね)」という銘柄を醸していましたが、1920年に「松竹梅」を酒銘としますが、経営難で1933年に宝(たから)酒造(京都市伏見区)の傘下となり松竹梅酒造、戦時に企業整備されますが、1950年に宝酒造系列から独立して新たに松竹梅酒造を設立して創業年としています。代表銘柄は「灘一(なだいち)」です。

2019年1月に改修された旧工場です。
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1995年の阪神淡路大震災で酒蔵は全壊、現在は自社醸造は行っておらず、瓶詰のみを行っているようです。

事務所棟です。
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事務所で酒の購入は可能です。

以前、飲んだ酒です。
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灘一 純米吟醸
<データー>純米吟醸酒、精米歩合60%、アルコール分15~16度

<松竹梅酒造(しょうちくばいしゅぞう)>兵庫県西宮市浜町13-10
松竹梅酒造 公式ページ
阪神西宮駅南口から徒歩約13分、JRさくら夙川駅から徒歩約18分


酒蔵訪問 辰馬本家(たつうまほんけ)酒造

兵庫県西宮市の辰馬本家酒造へ、行ってきました。

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1662年に初代・辰屋吉左衛門が酒造業を始め創業年とし、1917年に辰馬本家酒造を設立しています。代表銘柄は「黒松白鹿(くろまつはくしか)」・「白鹿(はくしか)」です。写真は本社ビル(写真右)と六光蔵(ろっこうぐら)です。

白鹿クラシックスです。
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ショップとレストランがあり、2016年にリニューアルオープンしています。

白鹿クラシックス正面入口です。
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入口脇には菰樽が置かれています。

ショップの様子です。
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有料試飲も可能です。(↓クリックで拡大できます)
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限定酒のしぼりたてが40ml・100円(税込)~可能です。

3種類を飲み比べ。
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写真左は熟成古酒、中央は梅酒で、ほとんど同じ色です。

1種類目の熟成古酒。
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黒松白鹿 熟成古酒 2010年醸造
<データー>特定名称表記無し、山田錦、精米歩合70%、アルコール分17~18度

2種類目、純米大吟醸酒を使用した梅酒。
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白鹿 花琥珀(はなこはく)梅
<データー>リキュール、アルコール分10~11度

3種類目はタンクからの限定酒。
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白鹿クラシックス 山田錦 甘口 数量限定
<データー>未確認

<辰馬本家酒造(たつうまほんけしゅぞう)>兵庫県西宮市建石町2-10
辰馬本家酒造 公式ページ
阪急西宮北口駅・JR西宮駅南口から阪神バス西宮浜線で交通公園前バス停下車徒歩約6分、阪神西宮駅南口から徒歩約15分、JRさくら夙川駅から徒歩約20分


酒蔵訪問 白鷹(はくたか) 後編

兵庫県西宮市の白鷹の続きです。

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白鷹集古館の土蔵1階の様子です。酒器を中心にした展示があります。

盃の展示コーナーです。
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展示されている燗銅壷(かんどうこ)です。
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中央の銅壷(炉部分)に炭火を入れ、内部に満たされた水を温める仕組みです。

伊勢神宮の日別朝夕大御饌祭(ひごとあさゆうおおみけさい)の展示コーナーです。
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内宮と外宮、別宮のそれぞれの祭神に朝夕の2度、食事を奉る神事です。「白鷹」は神宮御料酒に選ばれ、神前に供えられています。

展示されている神宮御料酒や御神酒です。
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白鷹集古館の土蔵2階の様子です。
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資料を中心にした展示があります。

展示されている明治~大正時代の杜氏履歴簿です。
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政治家・若槻禮次郎の書です。
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第25代・28代の内閣総理大臣などを歴任しています。「白鷹」の愛飲家でロンドンへ行く際には樽を積み込んでいたそうです。

白鷹禄水苑(はくたかろくすいえん)にある蔵BARです。
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「季節の飲み比べセット」などを楽しむことができます。
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カウンター席は土・日・祝の12~17時のみの営業ですが、立ち飲みのテイスティングは可能です。(水曜日は定休日)

「季節の飲み比べセット」です。
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写真左より
白鷹 禄水苑限定 生酛純米 超辛口
<データー>純米酒、山田錦、精米歩合70%、アルコール分16度
白鷹 禄水苑限定 生酛純米 呑みきり 原酒
<データー>純米原酒、精米歩合70%、アルコール分18度
白鷹 清味緑酒(せいみりょくしゅ)生酛純米大吟醸 袋しぼり
<データー>純米大吟醸酒、山田錦、精米歩合50%、アルコール分16~17度

<白鷹(はくたか)>兵庫県西宮市浜町1-1
白鷹 公式ページ
阪神西宮駅南口から徒歩約12分、JR西宮駅南口から徒歩約20分


酒蔵訪問 白鷹(はくたか) 前編

兵庫県西宮市の白鷹へ、行ってきました。

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1862年に「白鹿(はくしか)」を醸す辰馬本家(たつうまほんけ)酒造(兵庫県西宮市)から分家して創業、当初は北辰馬商店でしたが、1929年に辰馬悦蔵(たつうまえつぞう)商店、1992年に白鷹に社名変更しています。代表銘柄は「白鷹」です。写真は白鷹禄水苑(はくたかろくすいえん)です。

入口のから通路途中にある石灯篭です。
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白鷹禄水苑は、2011年に建設された日本酒をテーマとする施設で、ショップ・レストラン・蔵BARなどがあります。

白鷹禄水苑玄関脇には菰樽が置かれています。
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年代物の看板も掛けられています。
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ショップの様子です。
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提灯がいい感じです!
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ショップ奥には中庭があり、庭に面して白鷹集古館があります。
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白鷹集古館は自由に見学できます。

白鷹集古館に展示されている酒造道具です。
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釜場も再現されています。
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後編に続きます。


酒蔵訪問 日本盛(にほんさかり)

兵庫県西宮市の日本盛へ、行ってきました。

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1889年に西宮企業会社として創業し、1893年に西宮酒造、2000年に日本盛に社名変更しています。代表銘柄は「日本盛」・「惣花(そうはな)」です。

日本盛酒蔵通り煉瓦館です。
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2000年にオープンし、館内にはショップ・ガラス工房・レストランなどがあります。入館は無料です。

入口脇には菰樽が置かれています。
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エントランスから見た日本盛酒蔵通り煉瓦館内部の様子です。
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ショップの様子です。
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限定酒の量り売りコーナーもあります。
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有料試飲が可能です。(↓クリックで拡大できます)
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日本盛」の他に、「獺祭(だっさい)」(山口県岩国市旭酒造)も有料試飲や酒の購入が可能です。旭酒造の桜井一宏社長が日本盛で3年間勤務していたという縁で、特約店になっているそうです。

2種類を飲み比べ。
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1種類目。
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日本盛 純米大吟醸 山田錦 生酒
<データー>純米大吟醸生酒、山田錦、精米歩合50%、アルコール分14~15度

2種類目。
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日本盛 超特撰 限定醸造 大吟醸
<データー>大吟醸酒、山田錦、精米歩合38%、アルコール分15~16度

<日本盛(にほんさかり)>兵庫県西宮市用海町4-57
日本盛 公式ページ
阪神今津駅南口から徒歩約13分、JR西宮駅南口から徒歩約15分


酒蔵訪問 万代大澤(まんだいおおさわ)醸造

兵庫県西宮市の万代大澤醸造へ、行ってきました。

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2005年に西隣にある大澤酒造(現・大澤本家(おおさかほんけ)酒造)から独立して創業しています。代表銘柄は「徳若(とくわか)」です。

蔵の入口から少しだけ中の様子を見ることができます。
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貯蔵タンクでしょう。
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ショップ兼事務所です。
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有料試飲が可能で、猪口は持ち帰ることができます。
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徳若 純米大吟醸 しずく酒 無濾過原酒 生酒 2018BY
<データー>純米大吟醸生原酒、山田錦、精米歩合50%、アルコール分17度

<万代大澤醸造(まんだいおおさわじょうぞう)>兵庫県西宮市東町1-13-25
万代大澤醸造 公式ページ
阪急西宮北口駅・JR西宮駅(北側ターミナル)・阪神西宮駅東口(西宮市役所前)から阪急バス朝凪町行きで誠成公倫会館バス停下車徒歩約1分、阪神西宮駅・JR西宮駅から徒歩約23分


酒蔵訪問 大澤本家(おおさわほんけ)酒造

兵庫県西宮市の大澤本家酒造へ、行ってきました。

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1770年に堺の宿院(大阪府堺市堺区)で創業、1945年に戦災で酒蔵が焼失し、1953年に神戸市灘区で再興、1954年に現在地へ移転しています。代表銘柄は、「寳娘(たからむすめ)」です。

蔵の外観です。
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阪神淡路大震災でも倒壊を免れた木造酒蔵です。事前に連絡し日にちが合えば蔵見学が可能です。(冬季のみ)

以前、蔵見学をお願いした際に撮影した蔵内部の様子です。
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蔵上部の煙出し(けむりだし)です。
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ショップ兼事務所です。
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ショーウインドーに商品や菰樽が並べられています。
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有料試飲も可能です。
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さっそく。
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有料試飲したボトルです。1種類目。
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寳娘 純米原酒 灘の生一本(なだのきいっぽん)
<データー>純米原酒、精米歩合70%、アルコール分17度

2種類目。
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寳娘(たからむすめ)蔵出し しぼりたて原酒 生
<データー>普通酒生原酒、アルコール分20度

3種類目。
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寳娘 蔵出し しぼりたて新酒 にごり酒
<データー>普通酒、アルコール分19度

<大澤本家酒造(おおさわほんけしゅぞう)>兵庫県西宮市東町1-13-28
大澤本家酒造 公式ページ
阪急西宮北口駅・JR西宮駅(北側ターミナル)・阪神西宮駅東口(西宮市役所前)から阪急バス朝凪町行きで誠成公倫会館バス停下車徒歩約2分、阪神西宮駅・JR西宮駅から徒歩約23分


酒蔵訪問 國産(こくさん)酒造

兵庫県西宮市の國産酒造へ、行ってきました。

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1861年創業です。戦前は覺心平十郎(かくしんへいじゅうろう)商店で、戦時の企業整備で数社とともに宮郷(みやごう)酒造となりますが、1948年に解散、新たに國産酒造を設立しています。代表銘柄は、「灘自慢(なだじまん)」、「國産一(こくさんいち)」です。

看板です。
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事務所玄関です。
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1995年の阪神淡路大震災で被災し醸造を断念、現在は大関(兵庫県西宮市)に醸造を委託しています。試飲はできませんが、事務所内で酒の購入は可能です。

以前に飲んだ酒です。
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灘自慢 上撰 本醸造
<データー>本醸造酒、精米歩合70%、アルコール分15~16度

<國産酒造(こくさんしゅぞう)>兵庫県西宮市東町1-12-34
阪急西宮北口駅・JR西宮(北側ターミナル)・阪神西宮駅東口(西宮市役所前)から阪急バス朝凪町行きで東浜町バス停下車徒歩約2分、阪神今津駅南口から徒歩約17分

酒蔵訪問 今津(いまづ)酒造

兵庫県西宮市の今津酒造へ、行ってきました。

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1751年創業で、明治時代に野田酒造、戦時の企業整備により近隣の3つの蔵が合併し今津酒造となっています。代表銘柄は「扇正宗(おうぎまさむね)です。

看板です。
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「扇正宗」は、末広がりの商売繁昌と互いの幸福を広く世の愛飲者と共に願い喜び合えればとの思いで命名されたそうです。

事務所です。
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現在、自社醸造は行っていないようです。

蔵の全景です。
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<今津酒造(いまづしゅぞう)>兵庫県西宮市今津社前町5-22
阪神久寿川駅から徒歩約10分


酒蔵訪問 大関(おおぜき) 後編

兵庫県西宮市の大関の続きです。

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本社工場の北に「大関甘辛の関寿庵(せきじゅあん)」があります。大関の関連会社「オーゼキ・エフ・アンド・シー」が2001年にオープンしたショップ・甘味処です。

大関甘辛の関寿庵のショップの様子です。
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なんと猪口や徳利などが100円(税込)~販売されています。
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限定の蔵出し生原酒の有料試飲や販売も行っています。
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さっそく有料試飲(100円(税込))を。
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試飲したのは写真右
大関 関寿庵 大吟醸 生原酒
<データー>大吟醸生原酒、精米歩合50%、アルコール分19度

自販機による有料試飲(100円(税込))もできます。
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有料試飲の量は酒の種類によって異なります。

まずは限定酒を。
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大関 関寿庵 大吟醸 原酒 低温貯蔵酒
<データー>大吟醸原酒、山田錦、精米歩合35%、アルコール分17度

十段仕込みの酒。
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大関 十段仕込 純米大吟醸
<データー>純米大吟醸酒、山田錦、精米歩合40%、アルコール分15度

<大関(おおぜき)>兵庫県西宮市今津出在家町4-9
大関 公式ページ
阪神今津駅から徒歩約12分


酒蔵訪問 大関(おおぜき) 前編

兵庫県西宮市の大関へ、行ってきました。

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1711年に長部家(おさべけ)が創業(屋号大坂屋、初代創業者・大坂屋長兵衛)し、1935年に長部文治郎商店、1962年に大関酒造、1991年に大関に社名変更しています。代表銘柄は、「大関」・「大坂屋長兵衛(おおさかやちょうべえ)」・「辛丹波(からたんば)」です。写真は本社工場です。

別の角度から見た本社工場です。
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2階・3階部分はワンカップの瓶詰ラインやパック酒の充填ラインなどがあります。

以前は本社工場東隣にある工場の上部に大看板がありました。
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2018年9月の台風21号で一部が飛散するなど被害と老朽化のため2019年5月に解体されました。

本社工場のエントランスです。
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以前、イベントで本社工場内のにある「さきがけホール」を利用した際に撮影したものです。

以前利用した「さきがけホール」に飾られている書です。
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書家・望月美佐氏の作品です。

本社工場南西にある寿蔵です。
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1960年に完成した蔵で、高級酒を主体に醸造を行っています。一般の工場見学は行われていませんが、以前は蔵開きの際に人数限定で見学会が開催されていました。

寿蔵の上部にある看板です。
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本社工場の東にある恒和蔵です。
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1953年に建築で、1996年に最新の制御装置を組込んだ新しい蔵が完成しています。

恒和蔵の南隣にある建物です。
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恒和蔵の一部とも思われます。(未確認)

後編に続きます。


春日(かすが)神社の跡

大阪市淀川区の春日神社の跡へ、行ってきました。

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春日神社の創建の詳細は不明ですが、昔、大きな榊(さかき)の老木があり、その老木をご神木として春日大社(奈良市)から分霊を勧請して地域の鎮守社にしたと伝えられています。1908年に中島惣社(なかじまそうしゃ、大阪市東淀川区)に合祀され廃社となりました。

春日神社が合祀された中島惣社拝殿です。
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春日神社の跡からは南東へ徒歩約20分の場所にあります。

「春日神社之址」と刻まれた石碑です。
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春日神社の跡は、元はもう少し南にありましたが、1961年からの新大阪駅周辺土地区画整理事業で、現在地に移転しています。跡地の移転というのは珍しいような。

石碑に向かって右手に手水鉢があります。
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跡地にある建物です。
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写真左より、稲荷社・地蔵尊・愛宕社がまつられています。

<春日神社の跡(かすがじんじゃしゃのあと)>大阪市淀川区宮原1-18-14
大阪メトロ東三国駅4番出口から徒歩約5分、JR東淀川駅西口から徒歩約7分


蒲田(かまた)神社 その3

大阪市淀川区の蒲田神社の続きです。

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参道の途中、左手にある祭器庫(さいきこ)です。

拝殿の手前、参道右手にある斎館(清明閣)です。
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神職などが神事に携わる前に心身を清めるためにこもる建物です。

斎館に向かって左手にあるご神木です。
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斎館に向かって右手にある社務所です。
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社務所に向かって右手にあるご神木です。
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拝殿に向かって右手にある側面(南)鳥居です。
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側面鳥居の北側にもご神木があります。
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<蒲田神社(かまたじんじゃ)大阪市淀川区東三国2-18-12
蒲田神社 公式ページ
大阪メトロ東三国駅1番出口から徒歩約2分、JR東淀川駅西口から徒歩約8分


蒲田(かまた)神社 その2

大阪市淀川区の蒲田神社の続きです。

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本殿に向かって右手奥にあるご神木の蒲田千年楠(かまたせんねんくす)です。

参道の途中、右手に白光(しらみつ)社があります。
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白光社です。
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1879年に樹齢約650年の大楠が枯死し、その切り株の上に巳(み)さん(蛇神)をまつっています。

参道の途中で左手に進むと恵比須社があります。
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恵比須社です。
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事代主大神(ことしろぬしのおおかみ)をまつっています。

参道の途中、左手に祖霊社があります。
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祖霊社です。
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祖先の御霊(みたま)をまつる社で、故郷から離れている人が参拝すると、故郷の神社と通じて家に帰ることができるそうです。

祖霊社に向かって右手にある十二支方位です。
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鬼瓦と各干支の瓦が置かれています。北に子(ね)をあて、丑(うし)・寅(とら)と十二支の順番に時計回りに方位をあてはめています。

その3に続きます。


蒲田(かまた)神社 その1

大阪市淀川区の蒲田神社へ、行ってきました。

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創建の詳細は不明ですが、天禄(てんろく)年間(970~973年)に播磨国の室明神(むろみょうじん、現・賀茂神社(兵庫県たつの市))が京都・加茂社(現・賀茂別雷(かもわけいかづち)神社(通称・上賀茂神社、京都市北区)から分霊を勧請する際に、この地で台風に遭遇し船が風待ちを行ったので、この地にも分霊を勧請した、室町時代にこの地の有力者・佛生院又三郎が室明神から分霊を勧請して村の鎮守とした、などの説があります。元は室社や稲荷明神社とよばれていましたが、1909年に現社名に改称しています。

参道を進むと鳥居があります。
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鳥居から進むと、参道左手に手水舎があります。
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手水鉢の奥には水神社がまつられています。
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手水舎付近から見た境内の様子です。
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さらに参道を進むと石段があり、先に注連柱があります。
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参道正面にある拝殿です。
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拝殿奥にある本殿です。
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祭神は、宇賀御魂大神(うがみたまのおおかみ)と別雷大神(わけいかづちのおおかみ)です。

その2に続きます。


教善寺 (きょうぜんじ)

兵庫県伊丹市の教善寺へ、行ってきました。

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1496年創建と伝えられる浄土真宗興正派の寺院です。

山門から進むと参道右手に手水鉢があります。
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参道は途中で左に折れ、参道右手に鐘楼があります。
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参道正面にある本堂です。
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本尊は、阿弥陀如来像です。奈良時代に創建され、1579年の織田信長の有岡城攻めで焼失した伊丹廃寺の本尊を移したものと考えられています。

本堂に向かって右手にある庫裏です。
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<教善寺(きょうぜんじ)>兵庫県伊丹市北伊丹3-67
教善寺 公式ページ
JR北伊丹駅から徒歩約9分


あじ処 なる 阿倍野店

大阪市阿倍野区の「あじ処 なる 阿倍野店」へ、行ってきました。

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長龍酒造(ちょうりょうしゅぞう、奈良県北葛城郡広陵町)を含む飯田グループが運営している居酒屋です。

ドリンクに刺身2種がついた「泣きますセット」がお得(550円(税込))
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まずは「樽酒サワー」を。

ベースの樽酒はコレ。
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長龍 吉野杉の樽酒
<データー>普通酒、精米歩合70%、アルコール分15~16度

春分や夏至など二十四節気(にじゅうしせっき)に因んだ季節限定酒。
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四季咲(しきざき))梅子黄(ばいしおう)純米吟醸 無濾過生原酒
<データー>純米吟醸生原酒、雄町、精米歩合55%、アルコール分16~17度

全国新酒鑑評会金賞受賞酒。
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長龍 大吟醸 金賞受賞酒
<データー>大吟醸酒、山田錦、精米歩合35%、アルコール分16~17度

燗酒で締め。
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稲の国の稲の酒 特別純米酒 2014年醸造
<データー>特別純米酒、露葉風、精米歩合65%、アルコール分15~16度

<あじ処 なる 阿倍野店>大阪市阿倍野区松崎町2-3-62
近鉄大阪阿部野橋駅中南口から徒歩約1分、JR天王寺駅・大阪市営地下鉄天王寺駅・阪堺電車天王寺駅前電停(駅)から徒歩約5分


酒とチーズと自由とENERGY 後編

大阪市北区の「酒とチーズと自由とENERGY」の続きです。

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引き続き飲みます。燗酒もセルフで自由に楽しむことができます。

燗酒を楽しんだのはコレ。福島県郡山市の仁井田本家(にいだほんけ)。
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にいだしぜんしゅ 生酛 純米原酒
<データー>純米原酒、精米歩合80%、アルコール分16度

山形県長井市の鈴木酒造店長井蔵。
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磐城壽(いわきことぶき)夏吟
<データー>純米吟醸酒、出羽の里・夢の香、精米歩合55%、アルコール分13度

滋賀県長浜市の冨田酒造。
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七本鎗(しちほんやり)木ノ環(きのわ)木桶仕込
<データー>純米酒、玉栄、精米歩合60%、アルコール分15度

宮城県大崎市の新澤(にいざわ)醸造店。
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愛宕の松(あたごのまつ)ひと夏の恋 純米吟醸
<データー>純米吟醸酒、ひとめぼれ、精米歩合55%、アルコール分15度

岐阜県各務原市の林本店。
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百十郎 純米吟醸 青波 Blue Wave 無濾過
<データー>純米吟醸酒、五百万石、精米歩合60%、アルコール分15度

福島県会津若松市の鶴乃江酒造。
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鶴乃江(つるのえ)純米生酒 亀の尾 2020BY
<データー>純米生酒、亀の尾、精米歩合65%、アルコール分16度

秋田県大仙市の秋田清酒で締め。
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刈穂(かりほ)純米酒 宝風(たからかぜ)
<データー>純米酒、美山錦・ぎんさん、精米歩合60%、アルコール分15度

<酒とチーズと自由とENERGY>大阪市北区天神橋5-5-28 CIELBLUE 2F
酒とチーズと自由とENERGY 公式ページ
阪急・大阪メトロ天神橋筋六丁目駅12番出口から徒歩約3分、JR天満駅から徒歩約6分


酒とチーズと自由とENERGY 前編

大阪市北区の「酒とチーズと自由とENERGY」へ、行ってきました。

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時間制で日本酒をセルフで楽しめる日本酒バーで、フードは持ち込み自由です。

神奈川県海老名市の泉橋酒造でスタート。
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いづみ橋(いづみばし)夏ヤゴ MOMO13 純米酒生酛
<データー>純米酒、神力、精米歩合60%、アルコール分13度

福島県喜多方市の大和川酒造。
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弥右衛門(やうえもん)TAKUMAMAI(タクママイ)Ⅲ
<データー>特定名称表記無し原酒、夢の香、精米歩合表記無し、アルコール分16度

栃木県小山市の西堀酒造。
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Nishibori(にしぼり)パンセシリーズ ヴィタール
<データー>特定名称表記無し、精米歩合55%、アルコール分16度

秋田県大仙市の秋田清酒。
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やまとしずく 純米酒 夏のヤマト
<データー>純米酒、美山錦、精米歩合60%、アルコール分16度

石川県鳳珠郡能登町の数馬酒造。
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竹葉(ちくは)奥能登 生酛純米
<データー>純米酒、五百万石、精米歩合70%、アルコール分15度

福島県喜多方市の夢心酒造。
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夢心(ゆめこころ)純米無ろ過生原酒 中垂れ おりがらみ
<データー>純米生原酒、夢の香、精米歩合60%、アルコール分16度

後編に続きます。