fc2ブログ

臂岡天満宮(ひじおかてんまんぐう) その3

兵庫県伊丹市の臂岡天満宮の続きです。

s-DSC_6178.jpg
臂岡天満宮の鳥居の手前(東)に駐車場があり、その一角に招魂社があります。

招魂社です。
s-DSC_6179.jpg
1894年の日清戦争などで殉難した英霊をまつっています。

招魂社に向かって右手にある遥拝所です。
s-DSC_6180.jpg

招魂社に向かって左手に鳥居があり白髭稲荷社への参道になっています。
s-DSC_6182.jpg

白髭稲荷社への参道です。
s-DSC_6183.jpg

臂岡天満宮の鳥居の手前を左手に進むと白髭稲荷社への南参道があります。
s-DSC_6192.jpg

白髭稲荷社の南参道を進むと左手にある手水鉢です。
s-DSC_6191.jpg

白南参道を進むと白髭稲荷社が見えてきます。
s-DSC_6187.jpg

白髭稲荷社です。
s-DSC_6184.jpg

白髭稲荷社に向かって左手にある小祠です。
s-DSC_6185.jpg
何がまつられているのかは未確認です・・。

<臂岡天満宮(ひじおかてんまんぐう)>兵庫県伊丹市鋳物師1-103
JR北伊丹駅から徒歩約16分、阪急伊丹駅・JR北伊丹駅から伊丹市営バス84系統で体育館市民プール前バス停下車徒歩約5分


臂岡天満宮(ひじおかてんまんぐう) その2

兵庫県伊丹市の臂岡天満宮の続きです。

s-DSC_6155.jpg
拝殿の手前、右手に三宝社があります。

三宝社です。
s-DSC_6156.jpg
火産日神(ほむすびのかみ)・奥津彦神(おくつひこのかみ)・奥津姫神(おきつひめのかみ)がまつられています。竈(かまど)や台所の守り神です。

三宝社に向かって右手に鳥居があり奥に祠が見えます。
s-DSC_6160.jpg

祠や石仏がまつられています。
s-DSC_6161.jpg
祠に何がまつられているのかは未確認です。大きな石は、近隣にあった伊丹廃寺の礎石です。奈良時代に創建され鎌倉時代まであったとされる寺院で、伽藍配置や規模は法隆寺(奈良県生駒郡斑鳩町)と同等だったと考えられています。

拝殿の手前、参道右手に神牛舎があります。
s-DSC_6166.jpg

神牛舎にまつられている神牛像です。
s-DSC_6167.jpg
菅原道真は、丑年生まれ、牛が刺客から守った、牛が墓所の位置を決めた、など牛に関わる伝説が数多く残っていることから、神の使いとされています。

拝殿の手前、参道左手にも神牛像がまつられています。
s-DSC_6143.jpg

参道左手にある授与所です。
s-DSC_6171.jpg

その3に続きます。


臂岡天満宮(ひじおかてんまんぐう) その1

兵庫県伊丹市の臂岡天満宮へ、行ってきました。

s-DSC_6181.jpg
901年に菅原道真が大宰府へ左遷される際に、この地に立ち寄り肘(臂)を枕に休んだので肘岡とよばれ、その後、延喜(えんぎ)年間(901~923年)に創建したと伝えられますが、993年に太政大臣の官位が贈られ霊前に報告した勅使が帰京の際にこの地に社を建て菅原道真の肖像をまつったて創建したとの説もあります。地名から「鋳物師(いもじ)の天神さん」ともよばれています。

鳥居から参道を進むと右手に手水舎があります。
s-DSC_6141.jpg

さらに参道を進むと注連柱(しめばしら)があり、先に拝殿が見えます。
s-DSC_6174.jpg

参道正面にある拝殿です。
s-DSC_6144.jpg

拝殿の扁額です。
s-DSC_6146.jpg

拝殿脇には奉納された菰樽が置かれています。
s-DSC_6145.jpg
地元・伊丹市小西酒造の「白雪(しらゆき)」です。

拝殿奥には幣殿(へいでん)・本殿が続きます。
s-DSC_6153.jpg
主祭神は菅原道真で、天照皇大神(あまてらすすめおおかみ)・応神(おうじん)天皇(第15代天皇)・素盞嗚命(すさのおのみこと)・天児屋根命(あめのこやねのみこと)・経津主命(ふつぬしのみこと)を配祀しています。

拝殿に向かって左手に臂岡ゑびす社があります。
s-DSC_6151.jpg

臂岡ゑびす社です。
s-DSC_6149.jpg

その2に続きます。


緑ヶ丘(みどりがおか)神社

兵庫県伊丹市の緑ヶ丘神社へ、行ってきました。

s-DSC_6133.jpg
緑ヶ丘公園内にある小さな神社です。創建の詳細は不明ですが、1931年から周辺が緑ヶ丘住宅として開発が進む際に、鎮守として勧請されたと思われます。

鳥居から参道を進むと左手に手水鉢があります。
s-DSC_6134.jpg

参道正面にある本殿です。
s-DSC_6137.jpg
祭神は未確認です・・。

<緑ヶ丘神社(みどりがおかじんじゃ)>兵庫県伊丹市緑が丘1 緑ヶ丘公園内
阪急伊丹駅・JR北伊丹駅から伊丹市営バス84系統で体育館市民プール前バス停下車徒歩約2分、JR北伊丹駅から徒歩約20分


伊丹市公館 鴻臚館(こうろかん) その3

兵庫県伊丹市の伊丹市公館 鴻臚館の続きです。

s-DSC_6095_20220327002319aa6.jpg
建物の北側には庭園があります。

広間から見た庭園の様子です。
s-DSC_6112_20220327002320c41.jpg

庭園の東側にある付属施設の寝所棟です。
s-DSC_6124.jpg
ゲストが寝泊まりするための離れだそうです。

寝所棟の近くにある待合です。
s-DSC_6119.jpg

待合の近くにある水琴窟(すいきんくつ)です。
s-DSC_6115.jpg
底に小さな穴を開けた甕(かめ)を伏せて埋め、手水の水が甕の天井(底)から「しずく」となって落ちるように工夫されたもので、水を流すとキンコンと澄んだ音色が聞こえます。

鴻臚館北側にある緑ヶ丘公園下池です。
s-DSC_6127.jpg

下池にある亭(ちん)「賞月亭(しょうげつてい)」です。
s-DSC_6128.jpg
伊丹市の国際友好都市である中国佛山市から寄贈されたものです。

緑ヶ丘公園内に咲いていた河津桜です。
s-DSC_6132.jpg
園内には梅林がありましたが、2015年にウメ輪紋病が発生したため伐採され、「さくらの丘」として生まれかわっています。

<伊丹市公館 鴻臚館(こうろかん)>兵庫県伊丹市緑が丘1 緑ヶ丘公園内
阪急伊丹駅・JR北伊丹駅から伊丹市営バス84系統で体育館市民プール前バス停下車徒歩約2分、JR北伊丹駅から徒歩約20分


伊丹市公館 鴻臚館(こうろかん) その2

兵庫県伊丹市の伊丹市公館 鴻臚館の続きです。

s-DSC_6106.jpg
取次の間に向かって左には次の間・広間・書院が続いています。

広間です。
s-DSC_6107.jpg

広間に続いて一段上がる上段書院があります。
s-DSC_6108.jpg

上段書院です。
s-DSC_6110.jpg
付書院(写真右)が設けられています。

書院に設けられている丸窓です。
s-DSC_6111.jpg

外側から見た広間・書院です。
s-DSC_6126.jpg

鴻臚館の裏手(南)にある勝手口です。
s-DSC_6118.jpg

勝手口に向かって右手、東南隅には茶室が設けられています。
s-DSC_6116.jpg

茶室の様子です。
s-DSC_6117.jpg
四畳半の茶室で梅里庵(ばいりあん)と名付けられています。

その3に続きます。


伊丹市公館 鴻臚館(こうろかん) その1

兵庫県伊丹市の伊丹市公館 鴻臚館へ、行ってきました。

s-DSC_6090.jpg
1984年に日本建築の伝統・技術の保存・継承とあわせて、市民文化の高揚や国際交流などの利用を目的に設けられた施設で、技能功労者として表彰された伊丹市在住の大工・左官・建具師らの技術を結集して建設されています。写真は入口の門です。

門からは石畳の小道が続きます。
s-DSC_6091.jpg
鴻臚館は、平安時代初期に京都や太宰府などに設けられた外国の賓客接待施設で、旅をしてきた白鳥が翼を休める館という意味だそうです。

鴻臚館です。
s-DSC_6092.jpg
木造平屋建てで、176㎡あります。

玄関を入ると正面にある取次の間です。
s-DSC_6098.jpg

取次の間の霞床(かすみどこ)です。
s-DSC_6099.jpg
富士の絵を掛けた時に、違い棚が富士にたなびく霞に見立てられることから名が生じたと伝えられています。

玄関を入ると右手に立礼席(りゅうれいせき)があります。
s-DSC_6104.jpg

立礼とは、主客とも腰を掛けて茶を点てる茶式だそうです。
s-DSC_6105.jpg
1872年に京都博覧会が行われた際に、外国人向けに考案されたものです。

立礼席横にある蹲踞(つくばい)です。
s-DSC_6103.jpg

蹲踞の手水鉢です。
s-DSC_6102.jpg
中央の水穴を「口」の字に見立て、周りの四文字と共用し「吾唯足知(われただたることをしる)」と刻まれています。

その2に続きます。


浅野日本酒店 Umeda

大阪市北区の「浅野日本酒店 Umeda」へ、行ってきました。

s-DSC_6373.jpg
梅田と扇町の間にある純米酒専門の酒販店です。

店内の様子です。
s-DSC_6381.jpg
立ち飲みカウンターが併設されています。

利き酒セットやお得なハウス酒があります。
s-DSC_6383.jpg
利き酒セットは30mlが3杯(プレミアム酒の場合は15ml)に酒肴がついて平日18時までと土・日・祝16時までは720円、それ以降の時間は920円です。ハウス酒は50円割引になっています。きき酒セットやハウス酒の内容は定期的に替わります。

さっそく、五橋(山口県岩国市酒井酒造)の利き酒セットを。
s-DSC_6379.jpg
写真左より
五橋(ごきょう)無垢之酒(むくのさけ)純米吟醸生原酒
<データー>純米吟醸生原酒、日本晴・山田錦、精米歩合55%、アルコール分17度
五橋 純米にごり酒
<データー>純米生原酒、日本晴・山田錦、精米歩合60%、アルコール分17度
五橋 ride? 純米大吟醸桃色にごり
<データー>純米大吟醸、日本晴・山田錦、精米歩合50%、アルコール分11度

相変わらず、すごい量の酒。
s-DSC_6382.jpg
どの酒を飲もうか迷うのも楽しみの1つ!

大阪府堺市堺区の利休蔵。
s-DSC_6385.jpg
千利休(せんのりきゅう)純米吟醸 しぼりたて
<データー>純米吟醸生原酒、山田錦、精米歩合55%、アルコール分17度

もう1杯、利休蔵。
s-DSC_6389.jpg
千利休 純米吟醸 愛山 無濾過生原酒
<データー>純米吟醸生原酒、愛山、精米歩合60%、アルコール分16度

燗酒は錫の酒器で提供されます。福島県二本松市の大七酒造。
s-DSC_6395.jpg
大七(だいしち)純米 生酛 生酒
<データー>純米生酒、五百万石・他、精米歩合69%、アルコール分16度

もう1杯、燗酒で締め。滋賀県高島市の上原酒造。
s-DSC_6400.jpg
杣の天狗(そまのてんぐ)純米吟醸生原酒 うすにごり
<データー>純米吟醸生原酒、山田錦、精米歩合59%、アルコール分17度

<浅野日本酒店 Umeda(あさのにほんしゅてん うめだ)>大阪市北区太融寺町2-17
浅野日本酒店 facebook
大阪メトロ東梅田駅または扇町駅6番出口から徒歩約10分、JR天満駅から徒歩約12分


墨染寺(ぼくせんじ)

兵庫県伊丹市の墨染寺へ、行ってきました。

s-DSC_6085.jpg
創建の詳細は不明ですが、平安時代中期に源満仲(みなもとのみつなか)が創建しますが、1579年の有岡城の戦いで焼失、天正年間(1573~1592年)に再興したと伝えられています。写真は鐘楼門です。

鐘楼門を入って進むと右手に本堂があります。
s-DSC_6073.jpg
1995年に改築されたものです。本尊は薬師如来像です。

鐘楼門の正面にある薬師堂・観音堂です。
s-DSC_6072.jpg
1階が薬師堂で2階が観音堂です。

薬師堂・観音堂に向かって右手奥に上島鬼貫親子の墓があります。
s-DSC_6077.jpg
上島鬼貫(うえじまおにつら)は、伊丹の造り酒屋で誕生した江戸時代中期の俳人で、東の芭蕉・西の鬼貫と称されています。元は6歳で没した鬼貫の長男・永太郎の墓で、伊丹の人々が鬼貫の毛髪か分骨を収めて親子の墓としています。親子の墓の左手には、鬼貫碑と刻まれた石碑と「秋ハ物の月夜烏ハいつも鳴(なく)仏兄(さとえ)書」(※仏兄は鬼貫の号の1つ)と刻まれた碑があります。

上島鬼貫親子の墓に向かって右手にある女郎塚です。
s-DSC_6078.jpg
1579年の有岡城の戦いで落城の際に織田信長が城内の女性を集めて処刑したとされ、その供養塔です。

女郎塚に向かって右手にある石塔です。
s-DSC_6079.jpg
荒木村重の墓と伝えられる九層の石塔で、江戸時代後期にこの地に移されたものです。

山門を入って右手にまつられている石仏です。
s-DSC_6082.jpg

鐘楼門の手前、右手にある祠です。
s-DSC_6070.jpg
何がまつられているのかは未確認です・・。

本堂の手前、右手にある寺務所です。
s-DSC_6074.jpg

<墨染寺(ぼくせんじ)>兵庫県伊丹市中央6-3-3
阪急伊丹駅東口から徒歩約7分、JR伊丹駅西口から徒歩約10分


上田南嶺 古城庵(うえだなんれい こじょうあん)跡

兵庫県伊丹市の「上田南嶺 古城庵跡」へ、行ってきました。

s-DSC_6064.jpg
上田南嶺は明治~昭和に活躍した円山四条派の画家です。

門の手前にある案内板です。(↓クリックで拡大できます)
s-DSC_6065.jpg
1918年に酒造家(現・小西酒造(兵庫県伊丹市、代表銘柄「白雪(しらゆき)」)の12代小西新右衛門に招かれ居を伊丹古城下(現・有岡城跡)に移し、「古城庵」と名付け「有岡八景之図」など伊丹に因んだ作品を描いています。※案内板では「醸造元小西新右衛門(11代業茂)の招き」とありますが、11代業茂は1906年没なので、12代業精が正しいと思われます。

上田南嶺 古城庵跡です。
s-DSC_6066.jpg
上田南嶺は1943年に没し古城庵は子孫に受け継がれましたが、伊丹駅前再開発により移転を余儀なくされ、後世に顕彰するものとして1988年に南嶺記念小公園としてオープンしています。

「古城庵跡」と刻まれた石碑があります。
s-DSC_6067.jpg
辞世の句は「このたびは 汽車も電車もいらぬ旅 ただ六文で 弥陀の浄土へ」だそうです。

<上田南嶺 古城庵跡(うえだなんれい こじょうあんあと)>兵庫県伊丹市伊丹2-3-33
JR伊丹駅西口から徒歩約3分、阪急伊丹駅東口から徒歩約10分


荒村寺(こうそんじ)

京都府・大阪府・兵庫県などで「まん延防止等重点措置」が実施中です。感染防止に向けた取り組みを続けていきましょう。
以前に訪問して紹介できていない寺社・飲食店などを紹介します。

兵庫県伊丹市の荒村寺。
s-DSC_6062.jpg
創建の詳細は不明ですが、古くから役行者(えんのぎょうじゃ)をまつる行者堂があり、寛政年間(1789~1801年)に酒屋・木綿屋徳三郎(もめんやとくさぶろう)が庵室を建て十一面観音像を安置し城山庵(じょうざんあん)とよばれたと伝えられています。後に荒木村重が改築した有岡城跡に移転し荒村庵(こうそんあん)と改称、1950年に荒村寺に改称、1976年に現在地に移転しています。

山門を入ると右手に手水鉢があります。
s-DSC_6057.jpg

山門正面にある本堂です。
s-DSC_6048.jpg
本尊は、十一面観音像です。

本堂に向かって左手にある稲荷堂です。
s-DSC_6051.jpg

稲荷堂に向かって左隣にある小堂です。
s-DSC_6052.jpg
竜王堂と思われます。(未確認)

山門を入って左手にある鬼貫(おにつら)句碑です。
s-DSC_6053(1).jpg
上島鬼貫(うえじまおにつら)は、伊丹の造り酒屋で誕生した江戸時代中期の俳人で、東の芭蕉・西の鬼貫と称されています。有岡城を訪ねた時に、いばらの茂みに隠れて鳴くきりぎりす(※現在のコオロギ)の侘しい光景に心うたれて詠んだとされる「古城(ふるじろ)や 茨(いばら)くろなる 蟋蟀(きりぎりす)」の句が刻まれています。

山門を入って右手にある寺務所です。
s-DSC_6060.jpg

少し離れた場所から見た荒村寺です。
s-DSC_6063.jpg
本堂の裏には楠の巨木があります。

<荒村寺(こうそんじ)>兵庫県伊丹市伊丹1-15-2
荒村寺 公式ページ
JR伊丹駅西口から徒歩約2分、阪急伊丹駅東口から徒歩約11分


池尻春日(いけじりかすが)神社

京都府・大阪府・兵庫県などで「まん延防止等重点措置」が実施中です。感染防止に向けた取り組みを続けていきましょう。
以前に訪問して紹介できていない寺社・飲食店などを紹介します。

兵庫県伊丹市の池尻春日神社。
s-DSC_2859.jpg
創建の詳細は不明ですが、天平年間(729~749年)に行基(ぎょうき)がこの辺りを開墾し、後に鎮守として春日大社(奈良市)より分霊を勧請したと伝えられています。

鳥居から参道を進むと左手に手水鉢があります。
s-DSC_2860.jpg

参道の途中右手に東参道があり、祓戸(はらえど)社があります。
s-DSC_2866.jpg

祓戸社から表参道に戻る途中にある注連柱です。
s-DSC_2868.jpg

表参道正面にある拝殿です。
s-DSC_2862.jpg
1978年に建て替えられたものです。拝殿内の向かって左手に勝手社・八幡社・籠守社があり、拝殿内の向かって右手に須佐男社・大神宮社・権殿があります。

別の角度から見た拝殿です。
s-DSC_2869.jpg
拝殿奥には幣殿(へいでん)・本殿が続きます。祭神は、武甕槌命(たけみかづちのみこと)・経津主命(ふつぬしのみこと)・天児屋根命(あめのこやねのみこと)・姫大神(ひめおおかみ)です。

拝殿に向かって左隣にある大梵天王社です。
s-DSC_2864.jpg

大梵天王社に向かって左隣にある権殿です。
s-DSC_2865.jpg
旧本殿を移築したものだそうです。

東参道から出て進むと市杵島姫神社があります。
s-DSC_2881.jpg

市杵島姫神社です。
s-DSC_2882.jpg

<池尻春日神社(いけじりかすがじんじゃ)>兵庫県伊丹市池尻6-176
阪急武庫之荘駅から阪神バス金井町行きで池尻バス停下車徒歩約8分


長龍(ちょうりょう)ブリューパーク

2022年3/19に長龍ブリューパークがオープン。

s-DSC_3810_20220319101226330.jpg
長龍酒造は1923年に飯田(いいだ)酒造場(奈良県天理市飯田本店、2015年廃業)より独立して大阪府八尾市に酒の小売店を開業、1963年に長龍酒造を設立し醸造を開始、1979年に広陵酒造を設立して広陵蔵で醸造を開始、1993年に合併しています。代表銘柄は、「長龍」・「ふた穂(ふたほ)」・「稲の国の稲の酒(いねのくにのいねのさけ)」です。写真は2021年11月の建築現場の様子です。

完成した長龍ブリューパークです。(写真は長龍酒造facebookより借用)
s-274857271_5208609975863203_7178093488316700361_n.jpg
2021年夏からクラフトビールの醸造を開始し、日本酒とクラフトビールを楽しめる施設として建設されました。日本酒やクラフトビールを飲めるタップルームを設置、2階は広いラウンジで酒を楽しめるそうです。営業日は土曜・日曜・祝日の11~17時です。

運営費用などの資金の一部はクラウドファンディングで支援募集。
s-DSC_6367.jpg

先日届いたリターン品。
s-DSC_6361.jpg
オープン記念の日本酒とクラフトビールのセット。

中身はこんな感じ。
s-DSC_6362.jpg

オープン記念のクラフトビール。
s-DSC_6365.jpg
CHORYO Japanese Saison -Kanpai-

オープン記念の日本酒。
s-DSC_6372.jpg
CHORYO 純米吟醸 雄町 無濾過生原酒 あらばしり
<データー>純米吟醸生原酒、雄町、精米歩合55%、アルコール分17~18度

2022年3/26~4/10は桜weekとして平日も営業。(クリックで拡大できます)
s-cyoryo_20220319-scaled.jpg
2022年3/26・3/27・4/2・4/3は桜フェアが行われます。(桜鑑賞(芝生)エリアは要予約)

<長龍(ちょうりょう)ブリューパーク>奈良県北葛城郡広陵町南7-1
長龍酒造 公式ページ
近鉄箸尾駅から徒歩約8分


西昆陽 須佐男(にしこや すさのお)神社

京都府・大阪府・兵庫県などで「まん延防止等重点措置」が実施中です。感染防止に向けた取り組みを続けていきましょう。
以前に訪問して紹介できていない寺社・飲食店などを紹介します。

兵庫県尼崎市の西昆陽 須佐男神社。
s-DSC_2850.jpg
創建の詳細は不明ですが、元暦(げんりゃく)年間(1184~1185年)に創祀したと伝えられています。1995年の阪神淡路大震災で社殿・鳥居などが倒壊しますが、1996年に復興しています。

鳥居から参道を進むと右手に手水・手水鉢があります。
s-DSC_2854.jpg

参道正面にある拝殿です。
s-DSC_2851.jpg
尼崎市内には、須佐男神社・素戔嗚(すさのお)神社が20社以上あります。

拝殿の奥には幣殿(へいでん)・本殿が続きます。
s-DSC_2852.jpg
祭神は、須佐男命(すさのおのみこと)です。

社庫でしょうか。
s-DSC_2853.jpg
シンプルな神社で、末社等はありません。

<西昆陽 須佐男神社(にしこや すさのおじんじゃ)>兵庫県尼崎市西昆陽3-34-33
阪急武庫之荘駅から阪神バス40番宮ノ北団地行きで宮ノ北バス停下車徒歩約2分


友金稲荷(ともかねいなり)神社

京都府・大阪府・兵庫県などで「まん延防止等重点措置」が実施中です。感染防止に向けた取り組みを続けていきましょう。
以前に訪問して紹介できていない寺社・飲食店などを紹介します。

兵庫県尼崎市の友金稲荷神社。
s-DSC_2849.jpg
創建の詳細は不明です。

朱塗りの鳥居が並び、奥に本殿があります。
s-DSC_2841.jpg

覆屋内にある本殿です。
s-DSC_2843.jpg
祭神は、友金大明神と彦六大明神です。

本殿に向かって左手奥にある愛宕社です。
s-DSC_2845.jpg
愛宕大神がまつられています。

愛宕社に向かって左隣には地蔵石仏がまつられています。
s-DSC_2848.jpg

<友金稲荷神社(ともかねいなりじんじゃ)>兵庫県尼崎市西昆陽3-24-30
阪急武庫之荘駅から阪神バス40番宮ノ北団地行きで西昆陽バス停下車徒歩約2分


常松 春日(つねまつ かすが)神社

京都府・大阪府・兵庫県などで「まん延防止等重点措置」が実施中です。感染防止に向けた取り組みを続けていきましょう。
以前に訪問して紹介できていない寺社・飲食店などを紹介します。

兵庫県尼崎市の常松 春日神社。
s-DSC_2817.jpg
創建の詳細は不明ですが、1184年に春日大社(奈良市)より勧請し守護神にしたと伝えられています。昔はこの辺りは松が群生し恒松とよばれていましたが、明治時代に常松になったそうです。

鳥居から参道を進むと右手に手水舎があります。
s-DSC_2819.jpg

手水舎付近から見た境内の様子です。
s-DSC_2820.jpg
1982年に社殿の建て替えや境内の整備が行われたそうです。

参道正面にある拝殿です。
s-DSC_2822.jpg

拝殿の扁額です。
s-DSC_2824.jpg

拝殿(写真右)の奥には幣殿(へいでん)・本殿が続きます。
s-DSC_2831.jpg
祭神は、天児屋根命(あめのこやねのみこと)です。

拝殿に向かって左手にある愛宕社です。
s-DSC_2825.jpg

愛宕社に向かって右手にある八幡社です。
s-DSC_2827.jpg

八幡社に向かって右手にある松尾社です。
s-DSC_2829.jpg

拝殿に向かって右手に稲荷社があります。
s-DSC_2838.jpg

稲荷社です。
s-DSC_2839.jpg

稲荷社に向かって左手、本殿背後にある水神社です。
s-DSC_2834.jpg

水神社に向かって左手にある石碑です。
s-DSC_2836.jpg
石碑の真ん中付近で折れてしまい上部は下部の真後ろに置かれています。「東宮御野立所(とうぐうおのだちしょ)」と刻まれています。1911年に東宮殿下(皇太子、後の大正天皇)が視察で来られ、野外の休憩所として建てられた御野立所を村人が記念として石碑にしたようです。

拝殿に向かって左手奥にあるご神木です。
s-DSC_2833.jpg

<常松 春日神社(つねまつ かすがじんじゃ)>兵庫県尼崎市常松2-13-1
阪急武庫之荘駅から阪神バス40番宮ノ北団地行きで産業技術大学バス停下車徒歩約4分


常吉 須佐男(つねよし すさのお)神社

京都府・大阪府・兵庫県などで「まん延防止等重点措置」が実施中です。感染防止に向けた取り組みを続けていきましょう。
以前に訪問して紹介できていない寺社・飲食店などを紹介します。

兵庫県尼崎市の常吉 須佐男神社。
s-DSC_2802.jpg
創建の詳細は不明です。元は西方の武庫川のたもとにまつられていましたが、西武庫団地の建設に伴い1962年に現在地に遷座しています。

鳥居から参道を進むと注連柱があります。
s-DSC_2805.jpg

注連柱から参道を進むと右手に手水鉢があります。
s-DSC_2806.jpg

参道正面にある拝殿です。
s-DSC_2807.jpg

拝殿の扁額です。
s-DSC_2808.jpg
尼崎市内には、須佐男神社・素戔嗚(すさのお)神社が20社以上あります。

拝殿の奥には幣殿(へいでん)・本殿が続きます。
s-DSC_2813.jpg
祭神は、須佐男命(すさのおのみこと)です。

拝殿に向かって右手に稲荷社があります。
s-DSC_2809.jpg

稲荷社らしく朱色の鳥居があります。
s-DSC_2810.jpg

稲荷社です。
s-DSC_2812.jpg

<常吉 須佐男神社(つねよし すさのおじんじゃ)>兵庫県尼崎市常吉1-22-9
阪急武庫之荘駅から阪神バス41番宮ノ北団地行きで常吉バス停下車徒歩約4分、阪急武庫之荘駅から徒歩約28分


友行須佐男(ともゆき すさのお)神社

京都府・大阪府・兵庫県などで「まん延防止等重点措置」が実施中です。感染防止に向けた取り組みを続けていきましょう。
以前に訪問して紹介できていない寺社・飲食店などを紹介します。

兵庫県尼崎市の友行須佐男神社。
s-DSC_2795.jpg
創建の詳細は不明ですが、北に隣接する時友(ときとも)神社を天明年間(1781~1788年)から1962年まで合祀していました。

鳥居から参道を進むと玉垣に囲まれた境内に着きます。
s-DSC_2801.jpg

さらに参道を進むと正面にある拝殿です。
s-DSC_2796.jpg
祭神は、須佐男命(すさのおのみこと)です。

拝殿の手前、右手にある末社です。
s-DSC_2797.jpg
何がまつられているのかは未確認です・・。

拝殿の手前、左手にある鬼瓦です。
s-DSC_2799.jpg
2018年に社殿修復が行われ、取り換えられたものです。

<友行須佐男神社(ともゆき すさのおじんじゃ)>兵庫県尼崎市武庫之荘8-21-28
阪急武庫之荘駅から阪神バス40番宮ノ北団地行きで野間西バス停下車徒歩約3分、阪急武庫之荘駅から徒歩約28分


時友(ときとも)神社

京都府・大阪府・兵庫県などで「まん延防止等重点措置」が実施中です。感染防止に向けた取り組みを続けていきましょう。
以前に訪問して紹介できていない寺社・飲食店などを紹介します。

兵庫県尼崎市の時友神社。
s-DSC_2781.jpg
天平年間(729~749年)に行基(ぎょうき)がこの地を開墾するさいに鎮守として須佐男命(すさのおのみこと)をまつり、同時に観音仏をまつり常法寺を創建し神宮寺にしたと伝えられています。天明年間(1781~1788年)に火災で社殿・寺堂は全て焼失、近隣の友行須佐男(ともゆきすさのお)神社に合祀されますが、1962年に現在地に復興しています。

鳥居から参道を進むと左手に手水舎があります。
s-DSC_2783.jpg

手水舎付近から見た境内の様子です。
s-DSC_2784.jpg
参道は途中で右に折れ拝殿に向かいます。

拝殿です。
s-DSC_2785.jpg

拝殿の奥には幣殿(へいでん)・本殿が続きます。
s-DSC_2788.jpg

拝殿の扁額です。
s-DSC_2786.jpg
1962年の復興の際に須佐男命に加え、須佐男命の子・大国主命(おおくにぬしのみこと)を大神(おおみわ)神社(奈良県桜井市)より分霊を勧請し祭神としています。

拝殿に向かって右手に市杵島姫(いちきしまひめ)神社(弁財天社)があります。
s-DSC_2789.jpg

市杵島姫神社です。
s-DSC_2791.jpg

市杵島姫神社に向かって右手に稲荷神社があります。
s-DSC_2792.jpg

稲荷神社です。
s-DSC_2793.jpg

稲荷神社に向かって右手奥には石仏や五輪塔などがまつられています。
s-DSC_2794.jpg

<時友神社(ときともじんじゃ)>兵庫県尼崎市武庫之荘8-21-28
阪急武庫之荘駅から阪神バス40番宮ノ北団地行きで野間西バス停下車徒歩約3分、阪急武庫之荘駅から徒歩約28分


健速(たけはや)神社

京都府・大阪府・兵庫県などで「まん延防止等重点措置」が実施中です。感染防止に向けた取り組みを続けていきましょう。
以前に訪問して紹介できていない寺社・飲食店などを紹介します。

兵庫県伊丹市の健速神社。
s-DSC_2753.jpg
創建の詳細は不明ですが、慶雲(けいうん)年間(704~707年)に、この地の東野間村に東建速神社、西野間村に西建速神社の2社があり、和銅年間(708~715年)に東野間村を西野間村に合併し野間村となったことから、724年に東西の2社を合祀し須佐男(すさのお)神社と改称して現在地に遷座、1894年に健速神社に改称しています。

鳥居から参道を進むと、右手に手水舎があります。
s-DSC_2755.jpg

さらに参道を進むと注連柱があり、石段の先に拝殿が見えます。
s-DSC_2757.jpg

参道正面にある拝殿です。
s-DSC_2759.jpg
祭神は、須佐男命(すさのおのみこと)です。拝殿内の向かって左手に厳島神社・稲荷神社の相殿社があり、拝殿内の向かって右手に琴平神社があります。

拝殿の手前、参道右手にご神木の切り株があります。
s-DSC_2760.jpg
樹齢約250年だったそうですが、1994年に落雷で損傷し1996年に枯れてしまい根幹部分を保存しています。

参道の途中、右手にある参集殿です。
s-DSC_2766.jpg

健速神社から南東、徒歩約6分に楠原稲荷大明神があります。
s-DSC_2769.jpg
狐塚(きつねづか)古墳といわれる円墳にまつられています。

狐塚古墳内に「健速神社の聖地」と刻まれた石碑があります。
s-DSC_2779.jpg
かつては、この古墳に東建速神社があったのかもしれません(未確認)

楠原稲荷大明神の鳥居です。
s-DSC_2774.jpg

鳥居から石段をあがると正面にある楠原稲荷大明神です。
s-DSC_2777.jpg

楠原稲荷大明神に向かって右手にある楠の巨木です。
s-DSC_2772.jpg

楠の巨木の根幹です。
s-DSC_2778.jpg

健速神社の近隣(東)にある旧家です。
s-DSC_2752.jpg

<健速神社(たけはやじんじゃ)>兵庫県伊丹市野間5-3-18
阪急武庫之荘駅から阪神バス40番宮ノ北団地行きで野間西バス停下車徒歩約4分、阪急武庫之荘駅から徒歩約28分


了福寺(りょうふくじ)

京都府・大阪府・兵庫県などで「まん延防止等重点措置」が実施中です。感染防止に向けた取り組みを続けていきましょう。
以前に訪問して紹介できていない寺社・飲食店などを紹介します。

兵庫県伊丹市の了福寺。
s-DSC_2737.jpg
天平年間(729~749年)に行基(ぎょうき)が昆陽池(こやいけ、兵庫県伊丹市)などこの地域にため池を築造をした際に、道場として建立したと伝えられています。明治時代に廃寺となりますが、地元の方々が維持管理をされています。

本堂です。
s-DSC_2748.jpg
本尊は阿弥陀如来像です。

本堂に向かって左隣にある薬師堂です。
s-DSC_2749.jpg

本堂の手前、右手に末廣大明神がまつられています。
s-DSC_2743.jpg

末廣大明神堂です。
s-DSC_2745.jpg

末廣大明神の鳥居に向かって左手に辨財天がまつられています。
s-DSC_2746.jpg

辨財天堂です。
s-DSC_2747.jpg

薬師堂の手前、左手にまつられている石仏群です。
s-DSC_2751.jpg

<了福寺(りょうふくじ)>兵庫県伊丹市南野4-2-16
阪急稲野駅西口から徒歩約18分


南野(みなみの)神社

京都府・大阪府・兵庫県などで「まん延防止等重点措置」が実施中です。感染防止に向けた取り組みを続けていきましょう。
以前に訪問して紹介できていない寺社・飲食店などを紹介します。

兵庫県伊丹市の南野神社。
s-DSC_2731.jpg
創建の詳細は不明です。この地域の氏神で、元は須佐男(すさのお)神社でしたが、1945年に近隣にあり東の宮ともよばれていた少名彦(すくなひこ)神社を軍の命令により合祀して、南野神社となっています。

鳥居から参道を進むと正面にある拝殿です。
s-DSC_2732.jpg

拝殿の奥には、幣殿(へいでん)・本殿が続きます。
s-DSC_2733.jpg
祭神は、須佐男命(すさのおのみこと)と少名彦命(すくなひこのみこと)です。

拝殿に向かって左手にある小守神社です。
s-DSC_2734.jpg

鳥居に向かって左手奥にある愛宕神社があります。
s-DSC_2729.jpg

愛宕神社です。
s-DSC_2730.jpg

<南野神社(みなみのじんじゃ)>兵庫県伊丹市南野4-2-18
阪急稲野駅西口から徒歩約18分


須佐男(すさのお)神社 後編

京都府・大阪府・兵庫県などで「まん延防止等重点措置」が実施中です。感染防止に向けた取り組みを続けていきましょう。

兵庫県伊丹市の須佐男神社の続きです。
s-DSC_2719.jpg
須佐男神社の拝殿の手前、右手に北神社の鳥居があります。かつては北社・中社・南社の須佐男神社があり、その北社で北野山大神宮ともよばれていました。

北神社です。
s-DSC_2712.jpg
天照大御神(あまてらすおおみかみ)をまつっています。

北神社に向かって右手にある相殿社があります。
s-DSC_2713.jpg

相殿社です。
s-DSC_2714.jpg
写真左から八幡宮・貴布称社・天之御中大神(あめのみなかぬしのかみ)社・龍田社・猿田彦社です。

境内北東隅にある遥拝所です。
s-DSC_2724.jpg

参道の途中にあるご神木です。
s-DSC_2722.jpg

参道の途中左手にある社務所です。
s-DSC_2723.jpg

須佐男神社近隣(東)にある旧家長屋門です。
s-DSC_2728.jpg

須佐男神社近隣(東)にある旧家です。
s-DSC_2704.jpg

<須佐男神社(すさのおじんじゃ)>兵庫県伊丹市御願塚3-10-5
阪急稲野駅西口から徒歩約9分、JR猪名寺駅から徒歩約17分


須佐男(すさのお)神社 前編

京都府・大阪府・兵庫県などで「まん延防止等重点措置」が実施中です。感染防止に向けた取り組みを続けていきましょう。
以前に訪問して紹介できていない寺社・飲食店などを紹介します。

兵庫県伊丹市の須佐男神社。
s-DSC_2703.jpg
奈良時代に行基(ぎょうき)が近隣にある御願塚(ごがづか)古墳のに天照大神(あまてらすおおかみ)と須佐男命(すさのおのみこと)まつったのが始まりと伝えられ、かつては北社・中社・南社の須佐男神社があり、その中社です。1971年に山陽新幹線建設に伴い北社(北神社)の南隣の現在地に遷座し須佐男神社になっています。

須佐男神社中社の旧境内地です。
s-DSC_2696.jpg
須佐男神社から南へ徒歩約2分の山陽新幹線高架沿いにあります。

旧境内地にある鳥居と祠です。
s-DSC_2697.jpg

旧境内地にある祠です。
s-DSC_2698.jpg
分霊をまつっているのでしょうか。(未確認)

旧境内地に残っている石です。
s-DSC_2700.jpg
鳥居の一部でしょうか(未確認)

須佐男神社の鳥居から参道を進むと左手に手水鉢があります。
s-DSC_2706.jpg

さらに参道を進むと注連柱があり、先に拝殿が見えます。
s-DSC_2707.jpg

参道正面にある拝殿です。
s-DSC_2708.jpg

別の角度から見た拝殿です。
s-DSC_2711.jpg
拝殿奥には幣殿(へいでん)・本殿が続きます。

本殿覆屋内にある本殿です。
s-DSC_2709.jpg
17世紀中頃の建築と考えられています。祭神は須佐男命です。

後編に続きます。


南之(みなみの)神社

京都府・大阪府・兵庫県などで「まん延防止等重点措置」が実施中です。感染防止に向けた取り組みを続けていきましょう。
以前に訪問して紹介できていない寺社・飲食店などを紹介します。

兵庫県伊丹市の南之神社。
s-DSC_2689.jpg
奈良時代に行基(ぎょうき)が御願塚(ごがづか)古墳のに天照大神(あまてらすおおかみ)と須佐男命(すさのおのみこと)まつったのが始まりと伝えられ、かつては北社・中社・南社の須佐男神社があり、その南社で南神社ともよばれています。1681年に、この地の鎮守社として御願塚古墳の上に創建したとも伝えられています。

御願塚古墳です。
s-DSC_2668.jpg
5世紀後半頃の帆立貝式前方後円墳で、この地方の豪族の首長の墓と考えられています。南之神社は後円部頂上にあります。

御願塚古墳のイメージ図と解説です。(案内パネルを撮影したものです)
s-DSC_2670.jpg
(↑クリックで拡大できます。)

鳥居の手前、右手には「史跡 御願塚古墳」の石碑があります。
s-DSC_2678.jpg

鳥居からは石段が続きます。
s-DSC_2679.jpg

石段を上がると参道左手に手水鉢があります。
s-DSC_2682.jpg

石段の正面にある本殿です。
s-DSC_2681.jpg

覆屋内にある本殿です。
s-DSC_2685.jpg
祭神は、孝徳(こうとく)天皇(第36代天皇)です。この地の住民は孝徳天皇が被葬者だと信じ、祭神としていたそうです。

本殿付近から見た墳丘部の様子です。
s-DSC_2688.jpg

鳥居の手前、濠の上にまつられている祠です。
s-DSC_2675.jpg
弁財天社ともいわれています。(未確認)

<南之神社(みなみのじんじゃ)>兵庫県伊丹市御願塚4-10-11
阪急稲野駅西口から徒歩約4分、JR猪名寺駅から徒歩約14分


奥村大神(おくむらおおかみ)

京都府・大阪府・兵庫県などで「まん延防止等重点措置」が実施中です。感染防止に向けた取り組みを続けていきましょう。
以前に訪問して紹介できていない寺社・飲食店などを紹介します。

兵庫県尼崎市の奥村大神。
s-DSC_2625.jpg
グンゼタウンセンターつかしん内にある社です。創建の詳細は不明でが、元は1934年に設立されたグンゼ塚口工場があった場所で、商売繁盛を祈念して勧請された企業神社と思われます。写真は一の鳥居です。

一の鳥居から進むと二の鳥居があり、奥に祠が見えます。
s-DSC_2626.jpg
グンゼ塚口工場は1972年に閉鎖、1983年に廃止され、跡地を西武百貨店と共同で開発し1985年に「西武塚口ショッピングセンターつかしん」が開業、2004年に西武百貨店が撤退し、2006年に「グンゼタウンセンターつかしん」として新装オープンしています。開発過程で勧請されたのかもしれません。(未確認)

伏見稲荷大神です。
s-DSC_2628.jpg

伏見稲荷大神です。
s-DSC_2630.jpg
切り株の上に祠があります。

伏見稲荷大神に向かって右隣に八大龍王がまつられています。
s-DSC_2631.jpg

八大龍王です。
s-DSC_2633.jpg
磐座の上に剣があります。奥村大神は伏見稲荷大神と八大龍王の総称なのかもしれません。(未確認)

<奥村大神(おくむらおおかみ)>兵庫県伊丹市塚口本町4-8-1グンゼタウンセンターつかしん内
JR猪名寺駅西口から徒歩約10分、阪急塚口駅北口から徒歩約18分


塚口(つかぐち)神社 後編

京都府・大阪府・兵庫県などで「まん延防止等重点措置」が実施中です。感染防止に向けた取り組みを続けていきましょう。

兵庫県尼崎市の塚口神社の続きです。
s-DSC_2650.jpg
拝殿に向かって右手にある五柱神社です。火之迦具土大神(ひのかぐつちのおおかみ)・豊受姫大神(とようけひめのおおかみ)・萬幡姫大神(よろずはたひめのおおかみ)・大物主大神(おおもおぬしのおおかみ)・菅原道真命をまつっています。

五柱神社手前にある狛犬です。
s-DSC_2663.jpg
1790年の銘があります。

五柱神社の手前、右手にある境内社です。
s-DSC_2655.jpg
大原神社と思われます。

五柱神社に向かって左手奥に稲荷神社があります。
s-DSC_2645.jpg

稲荷神社です。
s-DSC_2646.jpg
塚口神社の旧本殿だそうです。

稲荷神社の手前、右手にある境内社です。
s-DSC_2647.jpg
皇大神社と思われます。

拝殿の手前、参道右手にある天之手力男(あめのてぢからお)神社です。
s-DSC_2657.jpg

拝殿に向かって左手にある社務所です。
s-DSC_2660.jpg

<塚口神社(つかぐちじんじゃ)>尼崎市塚口本町2-11-28
阪急塚口駅北口から徒歩約11分、JR猪名寺駅西口から徒歩約17分


塚口(つかぐち)神社 前編

京都府・大阪府・兵庫県などで「まん延防止等重点措置」が実施中です。感染防止に向けた取り組みを続けていきましょう。
以前に訪問して紹介できていない寺社・飲食店などを紹介します。

兵庫県尼崎市の塚口神社。
s-DSC_2634.jpg
創建の詳細は不明ですが、天平年間(729~749年)に行基(ぎょうき)が巡錫(じゅんしゃく、錫杖をもって各地をめぐり教えを広めること)でこの地を訪れ、守護神としてまつったのが始まりと伝えられています。以前は、塚口須佐男(つかぐちすさのお)神社だったようです。

鳥居から参道を進むと注連柱があります。
s-DSC_2636.jpg

注連柱から参道を進むと右手に手水舎があります。
s-DSC_2637.jpg

手水舎付近から見た境内の様子です。
s-DSC_2639.jpg

参道の正面にある拝殿です。
s-DSC_2641.jpg
祭神は、須佐男大神(すさのおのおおかみ)恵比須大神(えびすおおかみ)・櫛名田姫大神(くしなだひめのおおかみ)です。

拝殿脇には奉納された菰樽が置かれています。
s-DSC_2643.jpg
白雪(しらゆき)」(兵庫県伊丹市小西酒造)です。

拝殿の手前、参道右手にあるご神木です。
s-DSC_2658.jpg

ご神木の根元にある祠です。
s-DSC_2659.jpg
以前は、楠社としてまつられていたのでしょうか。(未確認)

拝殿の手前、参道左手にあるご神木です。
s-DSC_2664.jpg

こちらのご神木の根元には地蔵尊と思われる石仏がまつられています。
s-DSC_2665.jpg

後編に続きます。


家飲み酒

京都府・大阪府・兵庫県などで「まん延防止等重点措置」が実施中です。感染防止に向けた取り組みを続けていきましょう。

家で飲んだ酒を紹介します。福島県喜多方市のほまれ酒造。
s-DSC_2418.jpg
会津ほまれ(あいづほまれ)純米大吟醸 極 黒ラベル
<データー>純米大吟醸酒、精米歩合50%、アルコール分16度

同じく、ほまれ酒造。白ベルは協会1801酵母、黒ラベルは協会1401酵母。
s-DSC_2415.jpg
会津ほまれ(あいづほまれ)純米大吟醸 極 白ラベル
<データー>純米大吟醸酒、精米歩合50%、アルコール分16度

滋賀県湖南市の北島酒造。
s-DSC_2446.jpg
御代栄(みよさかえ)特別純米 渡船 生酛 2014BY
<データー>特別純米酒、滋賀渡船6号、精米歩合60%、アルコール分15度

山形県天童市の出羽桜酒造。
s-DSC_2440.jpg
出羽桜(でわざくら)枯山水(かれさんすい)特別本醸造 三年熟成大古酒
<データー>特別本醸造酒、精米歩合55%、アルコール分15度


旧 奈良監獄(ならかんごく) その5

京都府・大阪府・兵庫県などで「まん延防止等重点措置」が実施中です。感染防止に向けた取り組みを続けていきましょう。

奈良市の旧 奈良監獄の続きです。
s-DSC_5128.jpg
収容棟の雑居房です。9.6㎡で3人部屋だったそうです。

中央看守所に近い場所に重屏禁房(ちょうへいきんぼう)があります。
s-DSC_5130.jpg
旧監獄法では、規律や秩序に違反する行為をした受刑者に対して懲罰を科すもので、7日以内で暗室に閉じ込め寝具を与えない重屏禁がありました。戦後は非人道で受刑者の心身を害することから行われていないそうです。

重屏禁房の扉の奥には更にコンクリートの壁。
s-DSC_5131.jpg

丸く囲まれた部屋が重屏禁房。
s-DSC_5132.jpg
受刑者が頭を壁にぶつけても傷つきにくいように円筒形で造られ、丸房とよばれていたそうです。

重屏禁房内部です。
s-DSC_5134.jpg
当時は照明もなく、1日中暗かったそうです。

庁舎2階にある講堂です。
s-DSC_5107.jpg

講堂の窓から見た収容棟です。
s-DSC_5109.jpg

庁舎2階にある礼拝室です。
s-DSC_5122.jpg
キリスト教・仏教の他に、奈良で信者が多いのか天理教のブースも設けられています。

庁舎2階にある総務部長室です。
s-DSC_5119.jpg

庁舎2階にある所長室の応接です。
s-DSC_5110.jpg

所長室の窓から見た表門です。
s-DSC_5113.jpg
旧 奈良監獄の保存と活用に向け、星野リゾートを中心に資料館・商業施設・ホテル事業の準備が進められ、2024年に開業予定です。現在は一般公開は行われていませんが、阪急交通社やクラブツーリズムが見学ツアーを実施しています。

お土産に購入したクリアファイルと御朱印風の入獄記念証です。
s-DSC_1556.jpg

<旧 奈良監獄(きゅう ならかんごく)>奈良市般若寺町18
旧 奈良監獄 公式ページ
近鉄奈良駅から徒歩約30分、JR奈良駅東口・近鉄奈良駅西北出口から奈良交通バス青山住宅行きで般若寺バス停下車徒歩約6分