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YEBISU MEISTER THE ROYAL LEAF(ヱビス マイスター ザ・ロイヤルリーフ)

2021年の大晦日。贅沢なビールで締め!

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極上のヱビスと言われる「ヱビス マイスター」から2017年に出来上がり、2018年から数量限定で発売されています。今年はネットショップで11月から販売されていました。シャンパンのようなスペシャルボトルで750mlです。アルコール分は7度。

いただきます! よいお年をお迎えください。
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YEBISU MEISTER THE ROYAL LEAF


酒蔵訪問 旭日(あさひ)酒造

島根県出雲市の旭日酒造へ、行ってきました。

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1869年創業で代表銘柄は「十旭日(じゅうじあさひ)」です。アーケードのある中町商店街に面して店舗があり、商店街青年部を中心に企画した商店街独自の酒「十旭日 中町エニシカル」を2020年に完成させ、商店街にある3軒の酒販店で販売しています。エニシカルは、「縁(えにし)」と持続可能・地産地消の「エシカル」を組み合わせて名づけられています。

店舗玄関脇には大きな杉玉が吊るされています。
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事前に連絡し日にちが合えば蔵見学が可能です。

ショップの様子です。
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出雲大社(いずもおおやしろ)の御神酒・「八千矛(はちほこ)」も醸しています。

なんと!100円で6種類の有料試飲ができるセルフ試飲機があります。
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さっそく。
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写真左より
十旭日 純米吟醸酒 佐香錦
<データー>純米吟醸酒、佐香錦、精米歩合55%、アルコール分15度
十旭日 生酛 純米吟醸酒 創業百五十周年記念酒
<データー>純米吟醸酒、改良雄町、精米歩合60%、アルコール分15度
八千矛 純米吟醸酒
<データー>純米吟醸酒、山田錦、精米歩合55%、アルコール分15度

続いて。
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写真左より
十旭日 純米酒 五百万石
<データー>純米酒、五百万石、精米歩合70%、アルコール分15度
十旭日 鏡草(かがみくさ)生酛純米
<データー>純米酒、雄町、精米歩合70%、アルコール分15度
十旭日 純米原酒
<データー>純米酒、雄町、精米歩合70%、アルコール分18度

近くの酒販店でお土産に購入した酒。
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十旭日 中町エニシカル 生酛 純米吟醸 おりがらみ 生
<データー>純米吟醸生酒、佐香錦、精米歩合55%、アルコール分15度

<旭日酒造(あさひしゅぞう)>島根県出雲市今市町662
旭日酒造 公式ページ
JR出雲市駅・一畑電車電鉄出雲市駅から徒歩約5分


酒蔵訪問 富士(ふじ)酒造

島根県出雲市の富士酒造へ、行ってきました。

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1939年創業で、代表銘柄は「出雲富士(いずもふじ)」です。

玄関を入った土間がショップになっています。
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現在、試飲は行われていません。

暖簾の奥は蔵へ続くのでしょうか。
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一般の蔵見学は行われてません。

お土産に購入と思いながら、すぐに開栓して飲んでしましました・・。
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写真左より
出雲富士 手づくり純米 しぼりたて 無ろ過生原酒
<データー>純米生原酒、佐香錦、精米歩合65%、アルコール分16度
出雲富士 純米吟醸 生
<データー>純米吟醸生酒、精米歩合55%、アルコール分16度

<富士酒造(ふじしゅぞう)>島根県出雲市今市町1403
富士酒造 公式ページ
一畑電車電鉄出雲市駅から徒歩約5分、JR出雲市駅から徒歩約6分


出雲日御碕灯台(いずもひのみさきとうだい)

島根県出雲市の出雲日御碕灯台へ、行ってきました。

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島根半島のほぼ西端の岬にある灯台で1903年に初点灯されています。

出雲日御碕灯台です。
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日本人による設計・施工で、石造の灯台です。塔高(地上~項部)約44m、平均水面から灯火まで63mで石造灯台としては日本一の高さです。2021年11月に国の文化審議会が重要文化財に指定するよう文部科学省に答申していて、近日中に重要文化財に指定される見込みです。全国に16ある「のぼれる灯台」の1つです。

灯台内部は土足禁止、靴を脱いで、螺旋階段を上ります。
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ぐるぐると163段の階段を上がっていきます・・。

灯器(レンズ)です。
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灯台の光リは、48万カンデラで約39kmまで明かりが届くそうです。

扉の外には展望台があり日本海が一望できます。
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真下を見ると少し怖いです・・。
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「日が沈む聖地出雲」として日本遺産に認定されています。
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近くにある日御碕ビジターセンター内には、カラーマンホールが展示されています。
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マンホールカードもいただくことができます。
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<出雲日御碕灯台(いずもひのみさきとうだい)>島根県出雲市大社町日御碕秋台原山1478
JR出雲市・一畑電車電鉄出雲市駅から一畑バス日御碕灯台行きで日御碕灯台バス停下車徒歩約5分


千家國造館(せんげこくぞうかん)

島根県出雲市の千家國造館へ、行ってきました。

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出雲大社の祭祀を行う出雲国造家(いずもこくそうけ)の千家氏の住居です。

門には大きな注連縄が掲げられています。
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出雲国造家の始祖は天照大御神(あまてらすおおみかみ)の子・天穂日命(あめのほひのみこと)です。1344年に千家氏と北島氏に分かれて国造家が並立し、祭祀を平等に分担していましたが、明治時代以降は千家氏が出雲大社の宮司を担っています。

門から見た千家国造館の様子です。
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敷地内には入ることはできませんが、奉仕するにあたって身を清める斎火殿(さいかでん)もあるそうです。

門の脇に置かれている「縁結の小槌」です。
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高円宮家の次女・典子氏と千家国麿(くにまろ)氏の結婚記念として奉納されたものです。国麿氏は84代千家尊祐(たかまさ)氏の長男です。

千家国造館の近くに出雲大社教(いずもおおやしろきょう)祖霊社があります。
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1875年に80代・千家尊福(たかとみ)氏が先祖の御霊を祀るために建てたものです。

参道左手にある手水舎です。
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参道正面にある拝殿です。
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自由に参拝することが可能です。

<千家国造館(せんげこくぞうかん)>島根県出雲市大社町杵築東宮内240
<都稲荷社(みやこのいなりのやしろ)>島根県出雲市大社町杵築東240
一畑電車出雲大社前駅から徒歩約14分、JR出雲市駅から一畑バス大社・日御碕線で出雲大社連絡所バス停下車徒歩約3分


都稲荷社(みやこのいなりのやしろ)

島根県出雲市の都稲荷神社へ、行ってきました。

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江戸時代末期に出雲大社(いずもおおやしろ、島根県出雲市)の宮司家(出雲国造家(いずもこくそうけ))76代・千家俊秀(せんげとしひで)の弟・俊信(としざね)が伏見稲荷大社(京都市伏見区)より勧請し、その由縁から社名に都をつけ都稲荷神社として創建しています。

石鳥居の奥には稲荷社らしい赤い鳥居が立ち並びます。
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参道の途中左手に手水鉢があります。
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参道は途中で左に折れ、右手に拝殿(?)があります。
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本殿です。
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祭神は、宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)・佐田彦神(さたひこのかみ)・大宮能売神(おおみやのめのかみ)・田中神(たなかのかみ)・四神(しのかみ)です。

別の角度から見た社殿の様子です。
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本殿の裏に引き出しがあります。
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油揚げなどの奉納品はこの引き出しの中に入れるそうです。

<都稲荷社(みやこのいなりのやしろ)>島根県出雲市大社町杵築東240
一畑電車出雲大社前駅から徒歩約15分、JR出雲市駅から一畑バス大社・日御碕線で出雲大社連絡所バス停下車徒歩約4分


酒蔵訪問 酒持田本店(さけもちだほんてん)

島根県出雲市の酒持田本店へ、行ってきました。

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1877年に持田家3代・持田栄太郎が持田栄太郎商店として造り酒屋を始め創業年としています。代表銘柄は「ヤマサン正宗(やまさんまさむね)」です。写真は1877年頃建築の店舗兼主屋で登録有形文化財です。

蔵への入口です。
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事前に連絡し日にちが合えば蔵見学が可能です。

玄関脇に飾られている瓦です。
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写真左の瓦はヤマサンの登録商標です。ヤマサンは屋号・三分市屋(さんぶいちや)に由来しますが、売り手よし・買い手よし・世間よしの「三方よし」からきているそうです。

玄関を入った土間がショップになっています。
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手ぬぐいや酒器などのグッズも販売しています。
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3杯500円で有料試飲を行っています。
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写真左より
ヤマサン正宗 白ラベル 純米生原酒 七号酵母
<データー>純米生原酒、五百万石、精米歩合70%、アルコール分18度
ヤマサン正宗 純米吟醸 佐香錦 生原酒
<データー>純米吟醸生原酒、佐香錦、精米歩合60%、アルコール分18度
ヤマサン正宗 精米90 純米生原酒
<データー>純米生原酒、五百万石、精米歩合90%、アルコール分17度

どうしても熟成酒が飲みたかったので、もう1度!
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ヤマサン正宗 古滴(やまさんこてき)三年熟成 純米大吟醸原酒
<データー>純米大吟醸原酒、山田錦、精米歩合50%、アルコール分17度

<酒持田本店(さけもちだほんてん)>島根県出雲市平田町785
酒持田本店 公式ページ
一畑電車雲州平田駅から徒歩約10分


佐香(さか)神社 後編

島根県出雲市の佐香神社の続きです。

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拝殿奥には幣殿(へいでん)・本殿が続きます。

別の角度から見た拝殿・幣殿・本殿です。
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主祭神は、久斯之神(くすのかみ)と大山咋命(おおやまぐいのみこと)です。久斯之神は少彦名神(すくなびこなのかみ)の別名ともいわれ、薬師(くすし)の神・酒造の神です。

拝殿に向かって左手奥に鳥居があり奥に境内社が並んでいます。
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鳥居の正面にある武内神社です。
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武内神社に向かって左隣にある疫(えき)神社です。
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武内神社に向かって右隣にある寳殿(ほうでん)神社です。
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寳殿神社に向かって右隣にある種痘神社です。
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拝殿に向かって右手奥に稲荷神社があります。
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稲荷神社です。
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拝殿に向かって左手にある神饌殿です。
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毎年10/13に例大祭があり醸造安全祈願祭が行われます。例大祭は濁酒祭(どぶろくまつり)ともよばれ御神酒(濁酒)の振る舞いも行われますが、2020年・2021年は振る舞いは中止されました。室町時代から続いている行事だそうで、濁酒の製造免許を受けています。

<佐香神社(さかじんじゃ)>島根県出雲市小境町108
一畑電車一畑口駅から徒歩約12分


佐香(さか)神社 前編

島根県出雲市の佐香神社へ、行ってきました。

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創建の詳細は不明ですが、733年に完成した出雲国風土記に「全国から180の神々が集まり、酒を造り、180日間宴会をして解散した」と記されています。佐香は酒(さけ)の古名で、佐香は日本酒発祥の地といわれています。室町時代に松尾(まつのお)大社(京都市西京区)から祭神を勧請されたと考えられ松尾神社ともよばれています。

一の鳥居です。
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扁額は松尾神社になっています。

二の鳥居です。
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二の鳥居の扁額も松尾神社です。

二の鳥居から参道を進むと左手に手水鉢があります。
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二の鳥居から参道を進み石段を上がると三の鳥居があります。
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三の鳥居の扁額は佐香神社になっています。

三の鳥居からは石段が続きます。
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石段を上がると参道左手に手水舎があります。
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参道正面にある拝殿です。
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拝殿には大きな注連縄が掛けられています。
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拝殿内の様子です。
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拝殿内には、たくさんの菰樽が奉納されています。
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ほとんどが島根県内の酒ですが、鳥取県や岡山県の酒もあります。

後編に続きます。


酒蔵訪問 國暉(こっき)酒造

島根県松江市の國暉酒造へ、行ってきました。

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1874年創業で、代表銘柄は「國暉(こっき)」です。写真は主屋・店舗棟で1808年建築で1997年に修復・改装しています。

店舗棟からぐるっと裏に回ると蔵があります。
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現在、蔵見学は休止しています。「國暉」の「暉(かがやき)」は「輝」とほぼ同義語ですが、太陽のかがやきを表し、そこから生命のかがやきや内面的な心のかがやきをも表し、「家族、企業、社会の暉きに」という想いから命名されたそうです。

煉瓦煙突がいい感じ!
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店舗棟玄関を入るとエントランスホールがあります。
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中央には菰樽が置かれています。

販売コーナーです。
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2021年9月に「文化の伝承と革新」をてーまとした新シリーズ「國暉 西陣織 帯ラベル」を発売、「八塩折(やしおり)」との2シリーズに集約しています。

冷蔵ガラスケースの酒の様子です。
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ラベルは京都西陣織で作られていて、着物の帯をイメージしたデザインになっています。

國暉 西陣織 帯ラベル」は5種類。試飲も可能です。
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写真左より
國暉 西陣織 帯ラベル -RED-
<データー>普通酒、精米歩合75%アルコール分14度
國暉 西陣織 帯ラベル -BEIGE-
<データー>純米酒、精米歩合70%、アルコール分14度
國暉 西陣織 帯ラベル -DARK RED-
<データー>純米酒、精米歩合50%、アルコール分14度
國暉 西陣織 帯ラベル -BLACK-
<データー>大吟醸酒、精米歩合50%、アルコール分14度
國暉 西陣織 帯ラベル -PURPLE-
<データー>純米酒、精米歩合50%、アルコール分14度

<國暉酒造(こっきしゅぞう)>島根県松江市東茶町8
國暉酒造 公式ページ
一畑電車松江しんじ湖温泉駅から徒歩約10分、JR松江駅から松江市交通局バス松江しんじ湖温泉行きで宍道湖大橋北詰バス停下車徒歩約3分


濱延屋(はまのや)

島根県松江市の濱延屋に、宿泊してみました。

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明治中期~後期の建築と考えられ、かつては「濱中屋(はまなかや)」の屋号で船宿として使われていた建物です。リノベーションされ、現在は旅館・福間館の離れとして一棟貸しの宿泊施設になっています。

運営している福間館です。
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濱延屋へ宿泊の際の食事は福間館に用意されます。

玄関の様子です。
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玄関を入った土間です。
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北前船資料館にもなっていて、船具や船客帳なども展示されています。

扉の奥にある続きの土間です。
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1階客室の様子です。
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土間に面して二間続きの和室(6畳×2)があり、奥にキッチン・浴室があります。

2階客室の様子です。
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2階客室内の様子です。
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8畳と4畳の二間続きの和室です。

2階には、廊下を挟んで6畳の和室もあります。
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廊下隅に置かれていた通い徳利です。
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岡正宗(おかまさむね)」は、鳥取県境港市の千代むすび酒造がかつて醸していた銘柄です。

「美肌県しまねの地酒&県産米」キャンペーンで頂いた酒などです。
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2022年3/31まで島根県内の対象宿泊施設に宿泊するとプレゼントされます。(無くなり次第終了)
写真左より
月山(がっさん)特別純米」(島根県安来市吉田酒造)
<データー>特別純米酒、精米歩合60%、アルコール分15度
ヤマサン正宗 出雲国楯縫郡(たてぬいごおり)」(島根県出雲市酒持田本店)
<データー>純米酒、五百万石、精米歩合70%、アルコール分16度

<濱延屋(はまのや)>島根県松江市美保関町美保関586
福間館 公式ページ
JR境港駅から松江市コミュニティバス宇井渡船場行きで宇井渡船場バス停下車・美保関行きに乗り換えて美保関バス停下車、またはJR松江駅から一畑バス万原線美保関ターミナル行きで美保関バスターミナルバス停下車・松江市コミュニティバス美保関行きに乗り換えて美保関バス停下車、徒歩約5分


青石畳通り(あおいしだたみとおり)

島根県松江市の青石畳通りへ、行ってきました。

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美保(みほ)神社(島根県松江市)の二の鳥居脇から約250m続く通りで、周辺の海岸から運ばれてきた凝灰岩が敷き詰められています。北前船の港として栄えた美保関漁港の物資の積み下ろし作業の効率を図るため、江戸時代後期に施設されたもので、雨に濡れると青く見えることから青石畳通りと呼ばれています。

当時の面影を残す古い町並みが残っています。
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通りに面してある美保館本館です。
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1908年建築で国の登録有形文化財です。

美保館本館の内部の様子です。
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現在は、宿泊客の朝食会場として利用されていて、一般の見学は休止しています。

美保関資料館もあります
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入場は無料で、美保関の商家・鷦鷯(ささき)家に伝わる資料などが展示されています。

昭和の面影がある酒屋もあります。
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立ち飲み(角打ち)も可能です。

<青石畳み通り(あおいしだたみとおり)>島根県松江市美保関町美保関570など
JR境港駅から松江市コミュニティバス宇井渡船場行きで宇井渡船場バス停下車・美保関行きに乗り換えて美保神社入口バス停下車、またはJR松江駅から一畑バス万原線美保関ターミナル行きで美保関バスターミナルバス停下車・松江市コミュニティバス美保関行きに乗り換えて美保神社入口バス停下車、徒歩約1分

仏谷寺(ぶっこくじ)

島根県松江市の仏谷寺へ、行ってきました。

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創建の詳細は不明ですが、奈良時代にこの地を訪れた行基(ぎょうき)が海中に現れ災いをもたらす三火(みほ)を封じるため仏像を彫り堂宇を建立したのが始まりで、その後、空海(弘法大師)が伽藍を建立し三明院(さんみょういん)となったと伝えられています。1221年の承久の乱で隠岐に流された後鳥羽上皇、1332年の元弘の変で隠岐に流された後醍醐天皇の行在所(あんざいしょ)になっています。

山門を入って参道を進むと左手に手水鉢があります。
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参道正面にある本堂です。
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戦国時代に兵火で伽藍を焼失、天正年間(1573~1593年)に浄土宗・仏谷寺として再興しています。

本堂内の様子です。
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本尊は、阿弥陀如来像です。

山門を入って右手に宝物殿があります。
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大日堂ともよばれています。

堂内に安置されている仏像です。(案内パネルを撮影したものです)
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写真中央の薬師如来像など5体の仏像は平安時代初期の作で重要文化財です。山陰地方で最古の仏像です。

山門を入って左手にある吉三(きちざ)地蔵です。
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江戸時代前期に、恋人に会いたい一心で放火事件を起こし火刑に処された江戸本郷の八百屋お七の恋人・吉三の墓です。お七の冥福を祈って巡礼に出た吉三がこの寺で亡くなったと伝えられています。

<仏谷寺(ぶっこくじ)>松江市美保関町美保関530
JR境港駅から松江市コミュニティバス宇井渡船場行きで宇井渡船場バス停下車・美保関行きに乗り換えて美保関バス停下車、またはJR松江駅から一畑バス万原線美保関ターミナル行きで美保関バスターミナルバス停下車・松江市コミュニティバス美保関行きに乗り換えて美保関バス停下車、徒歩約3分


美保(みほ)神社 その4

島根県松江市の美保神社の続きです。

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近隣にある境外末社を巡ります。美保神社には12の境外末社があります。美保神社境内にある御霊石(おたまいし)に向かって右手奥から山を登っていくと久具谷(くぐたに)社があります。

久具谷社です。
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2010年の豪雪で全壊しましたが、2019年に再建されています。多邇具久命(たにぐくのみこと)というヒキガエルの姿をした神をまつっています。漫画家・水木しげる氏がこの地を訪れた際に、この森には妖怪が住んでいるといわれたそうで、水木しげるロード(鳥取県境港市)には妖怪「たにぐく」のブロンズ像があるそうです。

美保関港に和田津見社・筑紫社があります。
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和田津見社・筑紫社です。
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和田津見社・筑紫社の近くに糺(ただす)社があります。
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糺社です。
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久延毘古命(くえびこのみこと)という案山子(かかし)の姿をした神をまつっています。

美保神社二の鳥居の手前を右手に進むとある市恵比須社です。
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市恵比須社から東に進むと地主社があります。
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地主社です。
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この地の産土神とされ、「美保(みほ)」の地名のルーツとされる御穂須須美命(みほすすみのみこと)をまつっています。他に末社として沖之御前(おきのごぜん)社・地之御前(ちのごぜん)社・客人(まろうと)社・天王社・天神社・客(きゃく)社があります。

<美保神社(みほじんじゃ)>島根県松江市美保関町美保関608
美保神社 公式ページ
JR境港駅から松江市コミュニティバス宇井渡船場行きで宇井渡船場バス停下車・美保関行きに乗り換えて美保神社入口バス停下車、またはJR松江駅から一畑バス万原線美保関ターミナル行きで美保関バスターミナルバス停下車・松江市コミュニティバス美保関行きに乗り換えて美保神社入口バス停下車、徒歩約1分


美保(みほ)神社 その3

島根県松江市の美保神社の続きです。

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拝殿に向かって右手奥にある若宮社です。今宮社と社号不詳の秘社を合祀しています。

拝殿に向かって左手にある神饌所(しんせんじょ)です。
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拝殿に向かって左手奥にある御神竹(ごしんちく)です。
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拝殿の手前、右手に宮御前(みやみさき)社があります。
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宮御前社です。
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宮荒神(みやこおうじん)社・船霊(ふなたま)社・稲荷社を合祀しています。

宮御前社に向かって右手奥に御霊石(おたまいし)がまつられています。
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御霊石です。
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美保関灯台沖の飛地境内・地ノ御前島(ちのごぜんじま)近くの海中にあるのを地元漁師が見つけたもので、丸い石を触るとお腹の子が健康に育つと信じられています。

二の鳥居の近くにある恵比須社です。
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参道の途中、右手にある宝物館(収蔵庫)です。
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毎月7日のみ公開されています。

神門の手前、参道左手にある社務所です。
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神門を入って左手にある授与所です。
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絵馬です。
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その4に続きます。


美保(みほ)神社 その2

島根県松江市の美保神社の続きです。

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神門正面にある拝殿で、1928年造営です。

別の角度から見た拝殿です。
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拝殿の奥に本殿があります。本殿は1813年再建で重要文化財です。大社造の2殿の間を「装束の間(しょうぞくのま)」でつないだ特殊な造りで、美保造・比翼大社造といわれています。

本殿に向かって右側の左殿(大御前(おおごぜん))です。
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祭神は、三穂津姫命(みほつひめのみこと)です。高皇産霊尊(たかみむすびのみこと)の娘で、大物主神(おおものぬしのかみ=大国主神)の后です。

本殿に向かって左側の右殿(二御前(にのごぜん))です。
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祭神は、事代主神(ことしろぬしのかみ=えびす様)です。大物主神の子です。(母は神屋楯比売命(かむやたてひめのみこと))

後方から見た本殿です。
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2殿の間の「装束の間」には客殿(末社)があり、大后社・姫子社・神使社がまつられています。

毎朝8:30から朝御饌祭(あさみけさい)が行われています。
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毎夕15時からは夕御饌祭(ゆうみけさい)も行われます。

朝御饌祭の様子です。
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献饌(けんせん、神への供え物)の様子です。
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大祓詞(おおはらえのことば)や祝詞(のりと)が奏上されます。
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続いて、神楽や境内末社巡拝が行われて朝御饌祭は終了します。

その3に続きます。


美保(みほ)神社 その1

島根県松江市の美保神社へ、行ってきました。

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創建の詳細は不明ですが、733年に編纂された「出雲国風土記」や927年にまとめられた延喜式神名帳(えんぎしきじんみょうちょう)に記載がある古社です。また、境内から4世紀頃の勾玉の破片が出土していて、古墳時代以前にも何らかの祭祀が行われていたと考えられています。写真は一の鳥居です。

一の鳥居を入ると参道右手に井戸(廻船御用水)があります。
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1861年に大干ばつに見舞われた際に、美保大明神に祈願をしこの地を掘ったところ、真水が湧き出し未だに枯れない不思議な井戸で、「おかげの井戸」・「影向(ようごう)の水」とよばれ、北前船の飲用水としても使われたそうです。

一の鳥居から参道を進むと二の鳥居があります。
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参道途中から見た二の鳥居です。
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鳥居の先は、すぐ海(美保湾)です。

二の鳥居から石段を上がり進むと左手に手水舎があります。
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手水舎から石段を上がると回廊が見えます。
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廻廊左手にある神門です。
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神門の注連縄(しめなわ)です。
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2021年10月に約16年ぶりに掛け替えられたそうです。

神門から続く廻廊の様子です。
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回廊にある大鼕(おうどう)です。
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出雲地方では太鼓のことを鼕(どう)というそうです。1858年作で、樹齢約千年の欅(けやき)をくり抜いて製作されています。毎朝に行われる朝御饌祭(あさみけさい)や特定の祭典に使用されています。

その2に続きます。


美保関(みほのせき)灯台

島根県松江市の美保関灯台へ、行ってきました。

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島根半島の東端・地蔵崎にある灯台で、1898年に完成した山陰地方最古の灯台です。当初は地蔵崎灯台でしたが1935年に美保関灯台に名称変更されています。

石塀に囲まれた中に、灯台や旧吏員退息所(りいんたいそくしょ)などがあります。
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吏員退息所は、灯台守(とうだいもり=保守要員)の官舎(宿舎)で、灯台に関する独特の用語です。

別の角度から見た灯台などの様子です。
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美保関灯台です。
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フランス人技師の設計で、石造の灯台です。2021年11月に国の文化審議会が重要文化財に指定するよう文部科学省に答申していて、近日中に重要文化財に指定される見込みです。毎年、海の日(7月の第3月曜日)のみ内部が公開されるそうです。

隣に建つ美保関地ノ御前島(ちのごぜんじま)照射灯です。
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1976年初点灯で、北東方約370mにある地ノ御前島という岩礁を照らしています。

美保関灯台と美保関地ノ御前島照射灯です。
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旧吏員退息所主屋です。
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1898年建築で石造です。現在は美保関灯台ビュッフェ(レストラン)になっています。

旧吏員退息所主屋玄関です。
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破風部分に「〒」マークがあり、郵便局にもなっていた?と思いましたが、調べてみると、灯台は1885年から1945年に運輸省灯台局に変更されるまで逓信省の所管で、逓信省章の「〒」があるようです。(1948年から海上保安庁が所管)

美保関灯台ビュッフェに展示されている初代のレンズ(灯器)です。
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現在、灯台で使用しているのは3代目のレンズだそうです。

美保関灯台の北側に鳥居があります。
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沖にある地ノ御前島・沖ノ御前島(おきのごぜんじま)の遥拝所になっています。

地ノ御前島と沖ノ御前島(写真左上角)です。
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えびす様こと事代主神(ことしろぬしのかみ)が釣りをしていた島々とされ、美保(みほ)神社(島根県松江市)の飛地境内です。

沖ノ御前島はこんな感じ。(案内パネルを撮影)
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灯台からは沖合約4㎞です。

灯台近くから見た島根半島の風景です。
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<美保関灯台(みほのせきとうだい)>島根県松江市美保関町1338-10
JR境港駅から松江市コミュニティバス宇井渡船場行きで宇井渡船場バス停下車・美保関行きに乗り換えて美保関バス停下車またはJR松江駅から一畑バス万原線美保関ターミナル行きで美保関ターミナル下車・松江市コミュニティバス美保関行きに乗り換えて美保関バス停下車、徒歩約45分(松江観光協会美保関町支部が美保神社~美保関灯台間の無料送迎を実験中、電話0852-73-9001)、不定期で米子鬼太郎空港・JR境港駅から美保関灯台行きの直行バス「ゑびすライナー」が運行


酒蔵訪問 千代むすび(ちよむすび)酒造 後編

鳥取県境港市の千代むすび酒造の続きです。

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ショップ・岡空本店内の様子です。

鬼太郎シリーズのカップ酒も販売しています。
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店内にまつられている「田の神」です。
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酒造りの命である米を守ってくれる「田の神」をまつることで、ますます良い酒を造ることができるようにとの願いが込められています。

冷蔵ガラスケース内にも酒がびっしり。
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試飲も可能です。
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千代むすび 純米 生酛 強力(ごうりき)60
<データー>純米酒、強力、精米歩合60%、アルコール分16度

続いて。
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千代むすび 純米吟醸 強力 おおにごり 袋取り 生
<データー>純米吟醸生原酒、強力、精米歩合50%、アルコール分17度

試飲後、写真右はお土産に購入。
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写真左より
千代むすび 純米吟醸無濾過原酒 生 初搾り
<データー>純米吟醸生原酒、山田錦、精米歩合55%、アルコール分17度
千代むすび 特別純米 無濾過原酒 生
<データー>特別純米生原酒、五百万石、精米歩合55%、アルコール分17度

ショップに隣接して「酒蔵角打ち」コーナーがあります。
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金・土曜日13:30~16:00・17:00~20:00、日曜日9:00~11:30・14:30~17:00にオープンしています。(時間変更、臨時休業の場合あり)

近隣に、千代むすび大正橋売店もあります。
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ショップ前には鬼太郎シリーズのボトルが飾られています。
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<千代むすび酒造(ちよむすびしゅぞう)>鳥取県境港市大正町131
千代むすび酒造 公式ページ
JR境港駅から徒歩約5分


酒蔵訪問 千代むすび(ちよむすび)酒造 前編

鳥取県境港市の千代むすび酒造へ、行ってきました。

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1865年創業で、岡空(おかそら)醸造所、岡空酒造を経て1954年に千代むすび酒造に組織変更しています。代表銘柄は、「千代むすび」です。

主屋の門です。
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現在は使用していないようです。

門の前に置かれている菰樽です。
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裏手側(南側)から見た主屋です。
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主屋南側にある庭です。
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蔵の外観です。
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事前に連絡し、日にちが合えば蔵見学が可能です。

別の角度から見た蔵の外観です。
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蔵の入口脇に置かれていた甕(かめ)です。
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ショップがあります。
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ショップ入口脇には杉玉が吊るされています。
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後編に続きます。


妖怪(ようかい)神社

鳥取県境港市の妖怪神社へ、行ってきました。

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2000年1/1午前0時に落成入魂式を行い創建しています。1999年末から2000年年始には妖怪神社落成法要式典が営まれ、全国からたくさんの人々や妖怪が集まったと伝えられています。

鳥居は一反木綿(いったんもめん)!
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鳥居の手前、右手にある「目玉おやじの清めの水」です。
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手水舎のようです。目玉を描いた球体は直径38cm、約70kgですが、水の力で浮かんでいて手で触ると回ります。

鳥居を入って進むと右手にも手水鉢があります。
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妖怪をイメージしてるのでしょう。

鳥居から進むと正面にあるご神体です。
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社殿は無く、高さ約3mの黒御影石と樹齢約300年の欅(けやき)がご神体になっています。

ご神体の黒御影石です。
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神社建立の際に漫画家・水木しげる氏が入魂しています。参拝は二礼二拍手一礼の後、ご神体に触れ妖怪のパワーを受けます。

ご神体の手前、参道左手にある目玉石です。
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建立に先立ち水木しげる氏がご神体の絵を見て「ここに目玉をつけるいい」と言われた場所が、不思議にも設置の際に突然ポロリとめくれ落ち、ご神体同様、強い妖力を持つといわれています。

<妖怪神社(ようかいじんじゃ)>鳥取県境港市大正町62-1
妖怪神社 公式ページ
JR境港駅から徒歩約5分


大港(おおみなと)神社

鳥取県境港市の大港神社へ、行ってきました。

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創建の詳細は不明ですが、1431年の銘がある社宝がありそれ以前の創建と考えられてます。古くから海上安全の神として信仰され、江戸時代には八幡宮とよばれていたようです。写真は一の鳥居です。

一の鳥居から進むと左手に手水舎があります。
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手水鉢は1806年に寄進されたものです。

参道を進むと、随神門があります。
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随神門から参道を進むと、二の鳥居があります。
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参道正面にある拝殿です。
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拝殿奥には幣殿(へいでん)・本殿が続きます。
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祭神は、品田(陀)和気尊(ほむだわけのみこと=応神天皇)・大帯姫尊(おおたらしひめのみこと=神功皇后)・比咩大神(ひめおおかみ)・武内宿禰命(たけうちのすくねのみこと)など11柱です。

二の鳥居の手前、参道左手にある天満宮です。
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二の鳥居の手前、参道右手にある恵比須社です。
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拝殿に向かって右手には立派な土俵があります。
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土俵の近くにある境港開港100周年記念のモニュメントです。
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境港は1896年に外国貿易港に指定され、1996年に100周年になっています。

随神門の手前、参道右手にある社務所です。
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<大港神社(おおみなとじんじゃ)>鳥取県境港市栄町133
JR境港駅から徒歩約12分


JR境線

鳥取県米子市~境港市を走るJR境線に乗ってきました。

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JR境線は1902年に山陰地方初の鉄道として開業し、営業区間は17.9kmです。漫画家・水木しげる氏が境港育ちであることから「ゲゲゲの鬼太郎」にちなむ妖怪列車などが運転されています。各駅には妖怪名の愛称があり、JR米子駅は、ねずみ男駅です。

米子駅の駅前にあるモニュメントです。
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「山陰鉄道発祥の地」として設置されたそうですが、まるで「銀河鉄道999」のような感じです。

JR境線はJR米子駅の「0番(霊番)」から。
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ねこ娘列車です。

ねずみ男列車。
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車内もねずみ男だらけ。
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座席にも!
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途中の駅にも妖怪が。
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境港駅です。
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境港駅前にも多くの妖怪が。
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水木しげる氏が漫画を描く様子を鬼太郎やねずみ男が見ています。

郵便ポストの上にも鬼太郎!
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河童(かっぱ)の三平の像も。
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駅前広場では妖怪が会議をしています。
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駅前から水木しげる記念館まで続く約800mの「水木しげるロード」には約180体の妖怪ブロンズ像があるそうです。

<JR境線(さかいせん)>JR米子駅(鳥取県米子市弥生町2)~JR境港駅(鳥取県境港市大正町1-28)


和食 ダイニング拓(たく)

奈良市の「和食 ダイニング拓」へ、行ってきました。

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餅飯殿(もちいどの)センター街の中にある飲食店で、セルフで日本酒が猪口(20ml)100円(税込)~楽しむことができます。

鳥取県東伯郡湯梨浜町の福羅(ふくら)酒造。2021年8月に発売した新銘柄。
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星取(ほしとり)RED STAR
<データー>普通酒、精米歩合75%、アルコール分14度

秋田市の新政酒造。
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新政(あらまさ)亜麻猫(あまねこ)第12世代 白麹仕込 純米酒
<データー>純米酒、秋田酒こまち、精米歩合60%、アルコール分13度

続いて、新政酒造。
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新政 秋櫻(こすもす)2020 生酛木桶純米
<データー>純米原酒、改良信交、精米歩合60%、アルコール分13度

同じく、新政酒造。
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新政 瑠璃(らぴす)2020 生酛木桶純米
<データー>純米原酒、美山錦、精米歩合60%、アルコール分13度

もう1杯、新政酒造。
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新政 生成(えきりゅ)2020 生酛木桶純米
<データー>純米原酒、秋田酒こまち、精米歩合65%、アルコール分13度

新潟県加茂市の加茂錦酒造。
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加茂錦(かもにしき)荷札酒(にふだざけ)月白(げっぱく)ver.7 中汲み
<データー>純米大吟醸原酒、山田錦、精米歩合40%、アルコール分15度

新潟県南魚沼市の高千代(たかちよ)酒造。
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たかちよ ハロウィンラベル feat. SAKAZUKIN 無濾過生原酒
<データー>特定名称表記無し生原酒、精米歩合等非公開、アルコール分16度

もう1杯、高千代酒造。
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高千代 純米酒 辛口+19 無調整生原酒 秋あがり
<データー>純米生原酒、美山錦、精米歩合65%、アルコール分18度

富山県高岡市の清都(きよと)酒造場。
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勝駒(かちこま)純米酒
<データー>純米酒、五百万石、精米歩合50%、アルコール分16度

和歌山県紀の川市の九重雑賀(ここのえさいか)。
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族(ぞく)純米 ひやおろし
<データー>純米酒、五百万石・山田錦、精米歩合65%、アルコール分15度

奈良県御所市の油長(ゆうちょう)酒造。
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風の森(かぜのもり)ALPHA 8 大地の力 ver.1 玄米使用率60%
<データー>純米生原酒、秋津穂・コシヒカリ、精米歩合100%、アルコール分15度

兵庫県美方郡香美町の香住鶴で締め。
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香住鶴(かすみつる)但馬の誇り 山廃仕込
<データー>普通酒、五百万石、精米歩合68%、アルコール分15度

<和食 ダイニング拓(たく)>奈良市橋本町32
和食 ダイニング拓 公式ページ
近鉄奈良駅から徒歩約5分、JR奈良駅から徒歩約15分


JR福知山線廃線敷(武田尾廃線跡) 後編

兵庫県西宮市のJR福知山線廃線敷(武田尾廃線跡)の続きです。

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溝滝尾(みぞたきお)トンネルが見えてきました。全長約149mです。

溝滝尾トンネルの出口に近づいてきました。
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先には鉄橋が見えます。

第二武庫川橋梁です。
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第二武庫川橋梁の途中から見た武庫川の様子です。
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第二武庫川橋梁を渡ると、すぐまたトンネル。
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長尾山第一トンネルです。全長約306mです。

さらに進むと長尾山第二トンネルがあります。
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全長約147mです。

続いて長尾山第三トンネル。
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全長約91mです。ハイキングコース最後のトンネルです。

ハイキングコースも残りわずかになってきました。
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ハイキングコース終点の右手に武田尾稲荷神社があります。
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創建の詳細は不明ですが、この付近は2014年8月の豪雨で堤防が決壊する大きな被害がありました。

武田尾稲荷神社本殿です。
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本殿に向かって左手にある境内社です。
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近くには武田尾温泉もあります。
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<JR福知山線廃線敷(武田尾廃線跡)>兵庫県西宮市名塩木之元~兵庫県宝塚市切畑検見
JR・阪急宝塚駅から阪急バス44・45系統山口営業所前方面行きで木ノ本バス停下車徒歩約5分、JR生瀬駅から徒歩約20分、JR武田尾駅から徒歩約10分など


JR福知山線廃線敷(武田尾廃線跡) 前編

兵庫県西宮市のJR福知山線廃線敷(武田尾廃線跡)へ、行ってきました。

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JR福知山線は兵庫県尼崎市の尼崎駅から京都府福知山市の福知山駅を結ぶ106.5㎞の鉄道路線です。1986年11月に宝塚駅~新三田駅間が複線電化に伴い、途中の生瀬(なませ)駅~三田駅間にトンネルが新設され新線に切り替わっています。2016年に武庫川渓谷沿いの廃線跡約4.7㎞が自己責任を原則としたハイキングコースとして整備されています。

今回は南から北へJR武田尾駅を目指して歩きます。
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姥ヶ懐川(うばがふところがわ)橋梁手前付近の様子です。

北山第一トンネルが見えてきました。
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長さ319mのトンネルです。

北山第一トンネル内です。
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トンネル内に照明は無いので、懐中電灯などのライトは必需品です。

ハイキングコースには随所に枕木が残っています。
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渓谷を眺めながら進みます。
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2つ目のトンネル・北山第二トンネルです。
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ハイキングコース内最長のトンネルで413mあります。

北山第二トンネル内の様子です
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名前の無い短いトンネルもあります。
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この辺りは急流。
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後編に続きます。


神峯山寺(かぶさんじ) その4

大阪府高槻市の神峯山寺の続きです。

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本堂に向かって右手にある釈迦堂です。釈迦如来像が安置されているそうです。

釈迦堂に向かって左手奥に開山堂への石段があります。
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開山堂です。
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役小角(えんのおづぬ=役行者)像が安置されているそうです。

東側の参道途中にある白龍王社(白龍王大権現堂)です。
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白龍王社の近くにある筆塚です。
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参道の途中、右手にある塔頭の嶺峰院(れいほういん)回向堂です。
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本山寺・ポンポン山への道を渡ると塔頭・真珠院があります。
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もみじ庭園があります。

もみじ庭園です。
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もみじ庭園内にある小堂です。
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何がまつられているのかは未確認です・・。

真珠院です。
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緑・黄・赤など色とりどり!
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<神峯山寺(かぶさんじ)>大阪府高槻市原3301-1
神峯山寺 公式ページ
JR高槻駅北口から高槻市営バス原大橋行きで神峰山口(かぶさんぐち)バス停下車徒歩約25分


神峯山寺(かぶさんじ) その3

大阪府高槻市の神峯山寺の続きです。

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納経所付近から見た参道の様子です。先に石段があり本堂が見えます。

石段を上がると正面にある常香炉(じょうこうろ)です。
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常香炉の先にある本堂です。
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1777年再建です。本尊は3体の毘沙門天像で、横ではなく縦に並んで安置されています。手前の内陣に毘沙門天像、真ん中の中内陣に双身毘沙門天像、奥の内内陣に兜跋(とはつ)毘沙門天像が安置されています。いずれも秘仏で、兜跋毘沙門天像のみ毎年11月に行われる大祭の際に開帳されます。

本堂手前、右手には花梨(かりん)の実が!
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境内には随所に花梨の木があり、頭上注意の看板が・・。

本堂に向かって左手奥にある弁財天社です。
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本堂の手前、左手には本坊へ続く回廊があります。
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廻廊付近の紅葉も見事!
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本堂に向かって左手にある石段を上がると観音堂があります。
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別の角度から見た観音堂です。
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観音堂内には十一面観音像などが安置されているそうです。毎月18日に観音会が行われています。

観音堂に向かって右手にある十三重石塔です。
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光仁(こうにん)天皇(第49代天皇)墓碑です。

十三重石塔の近くにある石仏です。
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観音堂に向かって左手から石段を上がると鐘楼堂があります。
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鐘を撞くことも可能です。

その4に続きます。


神峯山寺(かぶさんじ) その2

大阪府高槻市の神峯山寺の続きです。

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山門(仁王門)を入ると受付があり入山料(神峯山の森保全金協力金、大人300円)を納めます。境内案内のパンフや散華が貰えます。

山門(仁王門)から参道を進むと左手に手水鉢があります。
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手水鉢付近から見た参道の様子です。
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大阪・北摂の紅葉の隠れた名所といわれています。参道や境内には、楓(かえで)や銀杏(いちょう)など約500本が植えられているそうです。

参道左手にある塔頭・寂定院(じゃくじょういん)です。
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寂定院脇の参道をさらに進みます。
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紅葉が見事!
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さらに参道を進むと左手に祠があります。
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「森さん稲荷」とよばれています。

「森さん稲荷」から参道を進むと左手にある化城院(けじょういん、護摩堂)です。
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2013年建築です。本堂にまつられていた梵天と帝釈天を安置し、4000日連続護摩修行が進行中です。開始時間30分前までに受付をすませる護摩祈願に参加することが可能です。

さらに進み本坊(寶塔院)付近の参道の様子です。
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参道左手にある納経所です。
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その3に続きます。


神峯山寺(かぶさんじ) その1

大阪府高槻市の神峯山寺へ、行ってきました。

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697年に役小角(えんのおづぬ=役行者)が開山し、774年に光仁(こうにん)天皇(第49代天皇)の子・開成(かいじょう)皇子が中興したと伝えられています。写真は大鳥居です。

大鳥居の手前にまつられている牛地蔵・地蔵石仏などです。
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牛地蔵(写真左)は、薪や寒天などを運ぶ牛を供養するために1833年にまつられたものと伝えられています。

大鳥居から徒歩約6分進むと勧請掛(かんじょうがけ)に着きます。
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結界を意味していますが、門柱に12連の「樒(しきみ」)を結んだ縄をかけ、垂れ具合でその年の米の相場を占ったといわれています。毎年12/20頃に掛け替えが行われています。

勧請掛から進むと左手にある宝篋印塔(ほうきょういんとう)です。
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宝篋印塔に向かって右手にある五輪塔です。
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五輪塔から少し進むと石段があり、先に小堂があります。
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金比羅飯綱大権現(こんぴらいづなだいごんげん)がまつられています。役小角がこの地に来た時に大権現に出会い、大権現の霊木で4体の毘沙門天を刻み伽藍を建立してまつったといわれています。

さらに徒歩約6分進むと左手に「役行者 笈掛石(おいかけいし)」があります。
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役小角が修行中に邪鬼が現れ、追いかけたところ、この石に袈裟があり弁財天が現れたと伝えられています。

「役行者 笈掛石」の後方にある十三重石塔です。
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「役行者 笈掛石」から進むと石段があり山門が見えます。
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山門(仁王門)です。
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山門に安置されている吽形(うんぎょう)像です。
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2021年11/1に修復から戻り、修復開眼法要が行われています。修復調査で、首から下の胴体部分は江戸時代に修復され新しく作られたと考えられますが、頭部は鎌倉~南北朝時代のものと検証されています。

山門に安置されている阿形(あぎょう)像です。
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数年後には、こちらの像も修復調査が行われるそうです。

その2に続きます。