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向原寺(こうげんじ) 後編

奈良県高市郡明日香村の向原寺の続きです。

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本堂に向かって左手に覆屋があり、豊浦寺講堂の基壇や推古天皇豊浦宮の遺構が1985年の発掘調査当時の現況で公開されています。

発掘された豊浦寺講堂基壇などです。
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豊浦宮跡の柱跡と石敷きの様子です。
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近隣では豊浦寺金堂跡も発掘されています。
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1993年の発掘時の写真です。(本堂内の案内パネルを撮影)

山門に向かって左手にある難波池(なんばいけ)です。
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本堂に安置されている金銅観音菩薩立像が見つかった池です。600年に信濃国司の従者・本田善光(ほんだよしみつ)がこの池で、百済の聖明王(せいめいおう)が朝廷に献上した釈迦仏(日本初渡来の仏像)を発見し信濃国で安置、644年に善光寺(ぜんこうじ、長野市)が創建されたとも伝えられています。(善光寺の本尊、絶対秘仏)

難波池にある難波池神社です。
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難波池の背後に「伎楽(ぎがく)伝来の地」の石碑があります。
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612年に百済の味摩之(みまし)が伝えたとされています。(奈良県桜井市にも同様の石碑あり)

「伎楽伝来の地」の石碑近くにある基壇跡です。
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詳細は未確認です・・。

基壇跡近くにまつられている石像です。
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<向原寺(こうげんじ)>奈良県高市郡明日香村豊浦630
近鉄橿原神宮前駅東口・近鉄飛鳥駅から明日香周遊バス(赤かめバス)で豊浦バス停下車徒歩約3分


向原寺(こうげんじ) 前編

奈良県高市郡明日香村の向原寺へ、行ってきました。

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552年(日本書紀による説、元興寺縁起や上宮聖徳法王帝説では538年説)に百済の聖明王(せいめいおう、聖王とも)が朝廷に献上した釈迦仏(日本初渡来の仏像)を蘇我稲目(そがのいなめ)が賜り、向原の家を浄めて寺としたのが始まりと伝えられています。

山門です。
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その後、疫病が流行した際に、仏像崇拝を理由に物部氏や中臣氏によって仏像は難波(なにわ)の堀江(現・大阪市北区・中央区辺り)に捨てられ、寺は焼き払われます。581年に桜井寺という尼寺として再建、603年に豊浦寺と改称、平安時代以降衰退し、江戸時代に向原寺が建立されています。

山門から参道を進むと正面にある本堂です。
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庫裏に申し出ると拝観が可能です。

本堂内の様子です。
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堂内や仏像などの写真撮影も可能です。

本尊厨子です。
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本尊は阿弥陀如来像です。

本堂内に安置されている金銅観音菩薩立像です。
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高さ約37㎝で、寺伝では江戸時代に頭部だけが近くの難波池から見つかり、その後、首から下が作られたとされ、頭部は飛鳥時代の作と考えられています、1974年に本堂から盗まれますが、2010年にオークションに出品されているのが見つかり寺が買い戻しています。

参道の途中右手にある薬師堂です。
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本堂の手前右手にある堂です。
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後編に続きます。


甘樫坐(あまかしにます)神社

奈良県高市郡明日香村の飛鳥坐神社へ、行ってきました。

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創建の詳細は不明ですが、景行(けいこう)天皇(第12代天皇)~仁徳(にんとく)天皇(第16代天皇)に仕え、蘇我氏・平群氏など有力豪族の祖とされる武内宿禰(たけのうちのすくね)が創建したとも伝えられています。927年にまとめられた延喜式神名帳(えんぎしきじんみょうちょう)に甘樫坐神社四座として記載されている古社です。

境内への石段の正面にある拝殿です。
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拝殿から見た本殿です。
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祭神は推古天皇です。江戸時代に以降の祭神とされ、元は八十禍津日神(やそまがつひのかみ)・大禍津日神(おおまがつひのかみ)・神直日神(かむおなびのかみ)・大直日神(おおなおびのかみ)だったといわれています。伊邪那岐命(いざなぎのみこと)が禊(みそぎ)を行って黄泉(よみ)の穢れを祓ったときに生まれた神々です。

拝殿奥の本殿などです。
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石段・鳥居の奥が本殿、両脇に相殿社があります。相殿社には熊野権現(くまのごんげん)・八咫烏神(やたがらすのかみ)・八幡大神などがまつられています。

拝殿に向かって右手に立石(たていし)があります。
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飛鳥に多くある古代石造物の1つですが、用途などは謎です。日本書紀では415年に氏姓制度の混乱を正すため、甘樫の神の前で盟神探湯(くがたち)という煮え湯の入った釜に手を入れ火傷の有無で判決を行ったと記されています。

立石です。
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毎年4月第1日曜日に立石前に釜が置かれ盟神探湯神事が行われています。参拝者は笹の葉を釜の湯に浸して祈った後、無病息災のお守りとして持ち帰ることができるそうです。

<甘樫坐神社(あまかしにますじんじゃ)>奈良県高市郡明日香村豊浦626
近鉄橿原神宮前駅東口・近鉄飛鳥駅から明日香周遊バス(赤かめバス)で豊浦バス停下車徒歩約3分


飛鳥北(あすかきた)簡易郵便局

奈良県高市郡明日香村の飛鳥北簡易郵便局へ行ってきました。

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簡易郵便局は、日本郵便が郵便局の窓口業務を委託した事業所で、森酒店が郵便局を併設しています。入口脇に杉玉が吊るされている郵便局は初めて見ました!オリジナルブランドの酒の販売も行っています。(店頭の自動販売機でも購入可能)

購入した酒です。(醸造元は奈良県橿原市の河合酒造)
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萬葉飛鳥(まんようあすか)カップ
<データー>普通酒、アルコール分15度

<飛鳥北簡易郵便局(あすかきたかんいゆうびんきょく)>奈良県高市郡明日香村飛鳥637
近鉄橿原神宮前駅東口・近鉄飛鳥駅から明日香周遊バス(赤かめバス)で飛鳥大仏バス停下車徒歩約3分


飛鳥坐(あすかにます)神社 その3

奈良県高市郡明日香村の飛鳥坐神社の続きです。

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中の社に向かって右手奥に進むと奥の社があります。

奥の社にある皇太(こうたい)神社です。
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天照皇大神(あまてらすすめおおかみ)と豊受大神(とようけのおおかみ)がまつられています。

皇太神社の背後まつられてい奥の大石です。
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境内にある最大の陽石で、御皇産霊神(みむすびのかみ)としてまつられています。

奥の社から拝殿に戻る道の途中にある陰陽石です。
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奥の社から拝殿に戻る道の途中にある飛鳥山口神社です。
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現在は飛鳥坐神社の末社ですが、927年にまとめられた延喜式神名帳(えんぎしきじんみょうちょう)に飛鳥山口坐(あすかやまぐちにます)神社として記載されている古社です。大山津見神(おおやまつみのかみ)・久久乃知之神(くくのちのかみ)・猿田彦乃神(さるたひこのかみ)がまつられています。

境内には万葉歌碑がいくつかあります。
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拝殿近くにある歌碑で「齋串(いぐし)立て 神酒(みわ)すえ奉る 神主部(かむぬし)の うずの玉蔭(たまかげ) 見ればともしも」と刻まれていて、神主が神をまつる時の様子を描き、髪飾りに心が引かれることを詠んでいるそうです。

相殿社の近くにある万葉歌碑です。
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「大君は 神にしませば 赤駒(あかこま)の はらばふ田居(たい)を 都となしつ」と刻まれ、天皇は神なので赤駒が腹ばう田をたちまちに都としてしまわれたと詠んでいるそうです。

鳥居からの石段の途中にある万葉歌碑です。
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「みもろは 人の守る山 もとへは あしび花さき すゑべは 椿花さく うらぐはし 山そ 泣く子 守る山」と刻まれ、三諸山は人が大切に守る神の山で、山のすそ野には馬酔木の花が咲き、山の頂(いただ)きには椿が咲いてとても麗しい山だ。泣いている子を守るように人々が守る山という意味だそうです。

鳥居近くにある社務所です。
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社務所で授与している陰陽守(写真右)と珍々鈴などです。
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<飛鳥坐神社(あすかにますじんじゃ)>奈良県高市郡明日香村飛鳥708
飛鳥坐神社 公式ページ 
近鉄橿原神宮前駅東口・近鉄飛鳥駅から明日香周遊バス(赤かめバス)で飛鳥大仏バス停下車徒歩約5分


飛鳥坐(あすかにます)神社 その2

奈良県高市郡明日香村の飛鳥坐神社の続きです。

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拝殿への石段の手前から右手に進むと「むすひの神石」があります。陰陽石の一種です。毎年2月の第1日曜日に子孫繁栄を祈願する「おんだ祭り」が行われ、天狗とお多福が夫婦和合(性行為)の所作を行います。

さらに進むと左手に石段があり上がると左手に境内社があります。
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5社が並んでいますが、何がまつられているかは未確認です・・。

石段を上がると正面にある白髭神社です。
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白髭神社に向かって右手にある八十萬(やおよろず)神社です。
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八百萬神社に向かって右隣に八幡神社があります。
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八幡神社本殿です。
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八幡神社に向かって右手にある祠です。
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何がまつられているかは未確認です・・。

祠に向かって右手に中の社があります。
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中の社です。
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写真左が八阪神社、右が金比羅神社で、間に陰陽石がまつられています。

中の社の近くにある奇石です。
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猿石のようにも見えます。

その3に続きます。


飛鳥坐(あすかにます)神社 その1

奈良県高市郡明日香村の飛鳥坐神社へ、行ってきました。

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創建の詳細は不明ですが、日本書紀には大国主神(おおくにぬしのかみ=大物主神(おおものぬしのかみ))の国譲りの後、八重事代主神(やえことしろぬしのかみ)が八十万神(やおよろずのかみ)を飛鳥に集め鎮まったと記されています。

参道を進むと左手に手水舎があります。
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手水鉢です。
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参道右手にある飛鳥井です。
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平安時代の催馬楽(さいばら、古代歌謡)で「飛鳥井に 宿りはすべし おけかけもよし 御水もよし 御秣もよし」と水の清らかさを讃えて歌われています。

参道を進むと石鳥居があります。
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鳥居の奥には石段の参道が続きます。

石段の手前、右手にある祓戸神社です。
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石段を上がって進むと参道左手に相殿社があります。
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4社がまつられているようですが、何がまつられているのかは未確認です・・。

さらに参道を進むと左手に石段があり、先に拝殿があります。
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祭神は、八重事代主神・大物主神・飛鳥神奈備三日女神(あすかのかんなびみひめのかみ)・高皇産霊神(たかみむすびのかみ)です。

拝殿に向かって左手にある神饌所(しんせんしょ)です。
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神様への食事の支度をするための社殿です。

拝殿への石段の手前にある神楽殿・西良殿(写真右)です。
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その2に続きます。


奈良県立万葉文化館「うま酒の国 大和」展

奈良県高市郡明日香村の奈良県立万葉文化館で開催されている「うま酒の国 大和」展へ、行ってきました。

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開館20周年記念の特別展として2021年11/23まで開催されています。うま酒は「万葉集」に三輪(奈良県桜井市)の枕詞として「味酒(うまさけ)」と詠まれています。

会場の奈良県立万葉文化館です。
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「万葉集」を中心とした古代文化に関する総合文化拠点として2001年9月にオープンしています。

通路からは飛鳥池工房遺跡を見ることができます。
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飛鳥時代の巨大工房遺跡と考えられ、金・銀・銅・ガラスの鋳造関係資料や木簡などが出土しています。1999年に33点の富本銭が発掘、その後の調査で未成品560点や鋳型など鋳銭関連の出土品が発見され、和同開珎より古い日本最古の貨幣と考えられています。

チラシ・展示作品目録などです。
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展示室内は撮影禁止ですが、酒をテーマとした絵巻物や酒器・酒類のポスターなどが展示されています。観覧料は一般1,000円です。

奈良県内の酒蔵の酒も紹介されています。
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奈良酒が当たるアンケートも行われています。

近隣にある酒船石(さかふねいし)遺跡です。
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長さ(東西)約5.5m・幅約2.3m・厚さ約1mで、上面にくぼみや溝が刻まれています。

別の角度から見た酒船石です。
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酒や薬などを造るための設備、庭園の施設など諸説あります。

<奈良県立万葉文化館「うま酒の国 大和」展>奈良県高市郡明日香村飛鳥10
奈良県立万葉文化館 公式ページ
近鉄橿原神宮前駅東口・近鉄飛鳥駅から明日香周遊バス(赤かめバス)で万葉文化館西口バス停下車徒歩約2分


白菊大神(しらぎくおおかみ)

大阪府高槻市の白菊大神へ、行ってきました。

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創建の詳細は不明ですが、大阪府摂津市正雀にあった軍需工場の守護神としてまつられ、1969年に現在地に遷座したようです。

本殿です。
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祭神は、白菊大神(稲荷神)です。

<白菊大神(しらぎくおおかみ)>大阪府高槻市富田町2-13-13
阪急富田駅南口から徒歩約8分、JR摂津富田駅南口から徒歩約11分


三輪(みわ)神社 その3

大阪府高槻市の三輪神社の続きです。

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恵美須神社に向かって右手奥に八坂神社があります。

八坂神社です。
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八坂神社に向かって右隣にある祠です。
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何がまつられているのかは未確認です・・。

八坂神社に向かって右手に稲荷神社があります。
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稲荷神社です。
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覆屋の中に3社ありますが、いずれも稲荷神社です。
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稲荷神社に向かって右隣にある祠です。
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「大三輪眷属之神(おおみわけんぞくのかみ)」と記されています。調べてみると「眷属」は神の使者、大きな神格に従属する神という意味のようです。

拝殿の手前右手にある授与所です。
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参道の途中、右手にある社務所です。
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南参道の鳥居です。
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<三輪神社(みわじんじゃ)>大阪府高槻市富田町4-14-14
阪急富田駅南口から徒歩約10分、JR摂津富田駅南口から徒歩約13分


三輪(みわ)神社 その2

大阪府高槻市の三輪神社の続きです。

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絵馬殿に向かって左手に金比羅神社があります。

金比羅神社です。
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金比羅神社に向かって左手に厳島神社があります。
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拝殿からは向かって右手奥に位置しています。

厳島神社です。
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拝殿に向かって左手に春日神社があります。
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春日神社です。
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春日隠者の手前、左手にある白姫神社です。
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拝殿の手前、参道の右手に恵美須神社があります。
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恵美須神社です。
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その3に続きます。


三輪(みわ)神社 その1

大阪府高槻市の三輪神社へ、行ってきました。

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創建の詳細は不明ですが、大神(おおみわ)神社(奈良県桜井市)から勧請されて創建した、隣接する普門寺(ふもんじ)の鎮守社としてまつられたなどの説があります。

鳥居です。
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鳥居からはまっすぐな参道が続き、途中左手に手水舎(写真失念)があります。

参道正面にある拝殿です。
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主祭神は、大己貴命(おおなむちのみこと=大国主命(おおくにぬしのみこと))・味祖高彦根命(あじすきたかひこねのみこと)・田心姫命(たきりひめのみこと)です。

拝殿に向かって右手にある絵馬殿です。
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絵馬殿には奉納された菰樽が。
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長龍(ちょうりょう)」(奈良県北葛城郡広陵町長龍酒造)、「國乃長(くにのちょう)」(大阪府高槻市壽酒造)、「清鶴(きよつる)」(大阪府高槻市清鶴酒造)です。

絵馬殿の奥に八幡神社・天神社があります。
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絵馬殿から奥は立入禁止。

八幡神社(写真左)・天神社(右)です。
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その2に続きます。


酒蔵訪問 壽(ことぶき)酒造

大阪府高槻市の壽酒造へ、行ってきました。

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1822年創業で、1951年に壽酒造を設立しています。代表銘柄は「國乃長(くにのちょう)」です。写真は創業家・橋本家の母屋です。

母屋玄関脇には杉玉が吊るされています。
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蔵の外観です。
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2月に10名以上のグループで事前に連絡し日にちが合えば蔵見学が可能です。毎年3月に清酒蔵開きが行われ、蔵の一部を見学することができます。(※2021年は中止)

看板が目立っています!
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蔵への入口にあたる倉庫・事務所棟です。
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入口脇に置かれている菰樽です。
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事務所前で酒や地ビールの販売を行っています。
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地ビールは1995年から醸造を行っています。

購入した酒です。
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國乃長 純米生酒 甘酒四段仕込み
<データー>純米生酒、精米歩合70%、アルコール分14%

<壽酒造(ことぶきしゅぞう)>大阪府高槻市富田町3-26-12
壽酒造 公式ページ
阪急富田駅南口から徒歩約6分、JR摂津富田駅南口から徒歩約10分


本照寺(ほんしょうじ)

大阪府高槻市の本照寺へ、行ってきました。

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1427年に浄土真宗本願寺派第7世宗主の存如(ぞんにょ、蓮如(れんにょ)の父)が創建した光照寺(こうしょうじ)が前身で、1646年に第13世宗主の良如(りょうにょ)の弟・円従(えんじゅう)が入山し、本願寺から一字を得て本照寺に改めています。富田御坊(とんだごぼう)ともよばれています。

参道を進むと石橋があり、奥に山門があります。
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山門から参道を進むと右手に手水舎があります。
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参道右手奥にある鐘楼です。
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鐘楼付近から庭園越しに見た本堂です。
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参道正面にある本堂です。
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1798年再建です。

本堂内の様子です。
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本尊は、阿弥陀如来像です。

本堂の手前、参道右手にある十三重石塔です。
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本堂に向かって左手にある寺務所・メモリアルホールです。
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参道の途中、左手に根株があります。
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かつて樹齢600~700年で東西35m、南北25mに枝を広げた「富寿栄(ふすえ)の松」がありましたが、1970年頃に枯れてしまったようです。(1971年に天然記念物指定解除)

境内東側にある東門です。
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東門に向かって右手に進むと「蓮如上人御旧蹟」の石碑があります。
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蓮如は1476年に富田に布教拠点を設けています。

<本照寺(ほんしょうじ)>大阪府高槻市富田町4-4-27
阪急富田駅南口から徒歩約10分、JR摂津富田駅南口から徒歩約13分


酒蔵訪問 清鶴(きよつる)酒造

大阪府高槻市の清鶴酒造へ、行ってきました。

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1856年に石井清兵衛が酒造りを始め創業年としています。代表銘柄は「清鶴(きよつる)」です。写真は母屋で、黒壁と虫籠窓(むしこまど)、格子が素敵です。

醸造蔵の入口です。
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2月の土・日に15名前後のグループで事前に連絡し、日にちが合えば蔵見学が可能です。

北側から見た蔵の外観です。
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3つの蔵が連続して並んでいます。

南東側から見た蔵の外観です。
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母屋の向かい側にショップがあります。
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ショップ玄関脇には杉玉が吊るされています。
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ショップの様子です。
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現在、試飲は行われていません。

冷蔵ガラスケースにも酒があります。
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購入した酒です。
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清鶴 純米酒 あらばしり 低温貯蔵酒 無濾過生原酒
<データー>純米生原酒、五百万石・日本晴、精米歩合70%、アルコール分18度

<清鶴酒造(きよつるしゅぞう)>大阪府高槻市富田町6-5-3
清鶴酒造 公式ページ
阪急富田駅南口から徒歩約12分、JR摂津富田駅南口から徒歩約15分


浅野日本酒店 Umeda

大阪市北区の「浅野日本酒店 Umeda」へ、行ってきました。

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梅田と扇町の間にある純米酒専門の酒販店です。店内には立ち飲みカウンターがあります。

立ち飲みカウンターから冷蔵ガラスケースを見ているだけで楽しいです。
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さっそく、山口県岩国市の酒井酒造。
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五橋(ごきょう)150周年記念 純米酒 生酛造り
<データー>純米酒、イセヒカリ・山田錦、精米歩合80%、アルコール分15度

兵庫県姫路市の本田商店。
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龍力(たつりき)特別純米酒 神力 ひやおろし
<データー>特別純米酒、神力、精米歩合65%、アルコール分18度

宮城県栗原市の萩野(はぎの)酒造。
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日輪田(ひわだ)生酛 純米酒 ひまわりラベル 超速瓶燗1回火入れ
<データー>純米酒、五百万石・美山錦、精米歩合60%、アルコール分15度

新潟県新潟市西蒲区の峰乃白梅酒造。
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峰乃白梅(みねのはくばい)純米吟醸 一度火入れ
<データー>純米吟醸酒、山酒4号、精米歩合55%、アルコール分16度

奈良県御所市の油長(ゆうちょう)酒造。
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風の森(かぜのもり)ALPHA 8 大地の力 ver.1 玄米使用率60%
<データー>純米生原酒、秋津穂・コシヒカリ、精米歩合100%、アルコール分15度

締めは、もう1杯、油長酒造を燗酒で。
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風の森 ALPHA TYPE3
<データー>純米原酒、秋津穂、精米歩合50%、アルコール分14度

<浅野日本酒店 Umeda(あさのにほんしゅてん うめだ)>大阪市北区太融寺町2-17
浅野日本酒店 facebook
大阪メトロ東梅田駅または扇町駅6番出口から徒歩約10分、JR天満駅から徒歩約12分


続・西国100酒札所巡り 第172番

日本酒を応援しようと、私が勝手に選んだ「続・西国100酒札所巡り」を紹介します。

第172番酒札所「尾崎(おざき)酒造」(和歌山県新宮市)
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1868年に酒造りを始めたと伝えられ、1880年から現在地で本格的に酒造業を開始し創業年としています。1949年に法人化し尾崎酒造を設立しています。代表銘柄は「太平洋(たいへいよう)「熊野三山(くまのさんざん)」・「那智の滝(なちのたき)」です。

蔵の外観です。
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本州最南端の酒蔵ですが、一般の蔵見学は行っていません。

ショップがあります。
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ショップの様子です。
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以前、購入した酒です。
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写真左より
那智の滝 純米酒
<データー>純米酒、山田錦・日本晴、精米歩合60%、アルコール分15~16度
熊野三山 吟醸酒
<データー>吟醸酒、山田錦、精米歩合60%、アルコール分16~17度

<尾崎酒造(おざきしゅぞう)>和歌山県新宮市船町3-2-3
尾崎酒造 公式ページ
JR新宮駅から徒歩約16分


続・西国100酒札所巡り 第171番・客番㉙

日本酒を応援しようと、私が勝手に選んだ「続・西国100酒札所巡り」を紹介します。

第171番酒札所「高垣(たかがき)酒造」(和歌山県有田郡有田川町)
※未訪問のため写真は公式ページよりお借りしています。
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1840年に初代・高垣又右衛門が酒造業を始め創業年としています。2010年に8代で杜氏の高垣淳一氏が46歳で急逝されますが、奥さまの高垣任世氏(現・代表取締役)と引退していた7代で杜氏の高垣嘉宏氏により休造することなく醸造を続けています。代表銘柄は「紀勢鶴(きせいつる)」・「紀ノ酒(きのさけ)」・「流霞(ながれかすみ)」・「龍神丸(りゅうじんまる)」です。

蔵の外観です。
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1週間以上前に連絡し日にちが合えば蔵見学が可能です。(土・日・祝日は定休日)

蔵の様子です。
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龍神丸」は漫画「もやしもん」にも登場しています。
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龍神丸 純米生原酒60
<データー>純米生原酒、五百万石、精米歩合60%、アルコール分18度

以前、飲んだ酒をもう1本。
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紀ノ酒 純米吟醸原酒 生貯蔵
<データー>純米吟醸原酒、山田錦、精米歩合50%、アルコール分18度

<高垣酒造(たかがきしゅぞう)>和歌山県有田郡有田川町小川1465
高垣酒造 公式ページ
JR藤並駅からタクシー約20分


客番(番外)酒札所㉙「平松本家(ひらまつほんけ)酒造」(和歌山県有田郡有田川町)
※未訪問のため写真は和歌山県酒造組合連合会 公式ページよりお借りしています。
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1852年創業で、代表銘柄は「金葵(きんあおい)」・「宗祇誉(そうぎほまれ)」です。「金葵」は、紀州徳川家の家紋にちなみ命名、「宗祇誉」は近隣で生誕したと伝えられる連歌師・宗祇にちなんで命名されています。一般の蔵見学や蔵元での酒の販売は行われていないようです。残念ながら飲んだ酒の写真はありません・・。

<平松本家酒造(ひらまつほんけしゅぞう)>和歌山県有田郡有田川町下津野438
JR藤並駅から徒歩約35分(駅構内の有田川町藤並駅観光案内所に無料レンタサイクルあり)


続・西国100酒札所巡り 第170番・客番㉘

日本酒を応援しようと、私が勝手に選んだ「続・西国100酒札所巡り」を紹介します。

第170番酒札所「通宝(つうほう)酒造」(和歌山県海南市)
※未訪問のため写真は公式ページよりお借りしています。
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1914年創業で、代表銘柄は「長峰山麓(ながみねさんろく)」・「不老鶴(ふろうつる)」・「紀州夢いっぱい(きしゅうゆめいっぱい)」です。

母屋で酒を購入することが可能です。(事前連絡推奨)
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醸造後すぐに火入れし低温貯蔵した熟成酒のみを販売しています。一般の蔵見学は行っていません。残念ながら飲んだ酒の写真はありません・・。

<通宝酒造(つうほうしゅぞう)>和歌山県海南市野上中449
通宝酒造 公式ページ
JR海南駅西口から海南市コミュニティバス七山線で田尻内科前バス停下車徒歩約9分(月・水・金曜のみ運行)


客番(番外)酒札所㉘「岸野(きしの)酒造本家」(和歌山県御坊市)
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1797年創業で、代表銘柄は「紀州美人(きしゅうびじん)」です。

蔵の外観です。
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数年前に蔵の一部が崩壊し醸造は行っていません。
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酒は、中野BC(第167番酒札所)に醸造委託しています。

母屋です。
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1919年建築だそうです。

玄関を入った土間で酒の販売を行っています。
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以前、購入した酒です。
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紀州美人 純米酒」(中野BC製造)
<データー>純米酒、精米歩合65%、アルコール分15度

<岸野酒造本家(きしのしゅぞうほんけ)>和歌山県御坊市御坊60
紀州鉄道西御坊駅から徒歩約7分


続・西国100酒札所巡り 第168番・第169番

日本酒を応援しようと、私が勝手に選んだ「続・西国100酒札所巡り」を紹介します。

第168番酒札所「島本(しまもと)酒造場」(和歌山県海南市)
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1919年創業で、代表銘柄は「御代正宗(みよまさむね)」です。

昔、使っていた木桶が看板のように目を引きます。
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母屋は熊野街道沿いにあります。

蔵と思われる建物の外観です。
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一般の蔵見学は行っていません。

母屋の土間で酒の販売を行っています。
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以前、購入した酒です。
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御代正宗 多喜娘(たきむすめ)純米吟醸
<データー>純米吟醸酒、山田錦・キヌヒカリ、精米歩合60%、アルコール分15.5度

<島本酒造場(しまもとしゅぞうじょう)>和歌山市海南市藤白54
JR海南駅から徒歩約12分


第169番酒札所「平和(へいわ)酒造」(和歌山県海南市)
※未訪問のため写真はfacebookよりお借りしています。
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1928年に山本保が酒造業を始め創業年としています。戦時の企業整備で休造しますが、1952年に復活し平和酒造を設立しています。代表銘柄は「紀土-KID-(きっど)」です。

蔵の外観です。
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蔵の様子です。
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一般の蔵見学は行っていません。また、蔵元では酒の販売も行っていません。

JR・南海和歌山市駅直結の「キーノ和歌山」に2階に平和酒店があります。
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2020年にオープンした直営のアンテナショップです。平和酒店:和歌山市東蔵前丁39 キーノ和歌山2F

ショップの様子です。
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スタンディングバーも併設されています。
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以前、飲んだ酒です。
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紀土-KID- 純米大吟醸 Shibata's be cool
<データー>純米大吟醸酒、山田錦、精米歩合50%、アルコール分16度

<平和酒造(へいわしゅぞう)>和歌山県海南市溝ノ口119
平和酒造 公式ページ
JR海南駅西口から海南市コミュニティバス七山線で中野上小学校前バス停下車徒歩約6分(月・水・金曜のみ運行)


続・西国100酒札所巡り 第167番

日本酒を応援しようと、私が勝手に選んだ「続・西国100酒札所巡り」を紹介します。

第167番酒札所「中野BC(なかのびーしー)」(和歌山県海南市)
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1932年に中野醤油店として醤油の製造を始め、1958年から清酒の製造を始めています。1961年に中野酒造を設立して創業年とし、2002年に梅果汁製造や紀州ワインを扱うグループ会社(富士食研株式会社・紀州ワイン)と合併、中野BCに社名変更しています。BCは「Biochemical Creation(生化学の創造)」の略です。代表銘柄は「長久(ちょうきゅう)」・「紀伊国屋文左衛門(きのくにやぶんざえもん)」で、2008年に「長久」を超えた個性を大切にした酒として「超久(ちょうきゅう)」(発売当初は「超超久(ちょうちょうきゅう)」)を発売しています。

蔵の敷地には日本庭園があります。
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敷地は13,700坪あり庭園を含む長久邸は3,700坪です。1983年に完成し一般公開しています。

庭園から見た長久邸(写真中央)と蔵です。
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長久邸広間の様子です。
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120畳あり、イベントや団体客の休憩所に活用しています。

長久邸広間から見た庭園です。
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蔵の様子です。
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事前予約すれば蔵見学が可能です。(※現在、酒蔵内部及び長久邸の入館は休止)

品質管理室です。
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「長久BAR」入口です。
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「長久BAR」内部の様子です。
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木桶を活用したテーブルが並んでいます。清酒の醸造工程を映像で紹介するコーナーもあります。

ショップがあります。
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試飲も可能です。

以前、購入した酒です。
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超久 純米吟醸 備前雄町 生酒
<データー>純米吟醸生原酒、雄町、精米歩合55%、アルコール分17度

<中野BC(なかのびーしー)>和歌山県海南市藤白758-45
中野BC 公式ページ
JR海南駅西口から徒歩約20分


続・西国100酒札所巡り 第166番

日本酒を応援しようと、私が勝手に選んだ「続・西国100酒札所巡り」を紹介します。

第166番酒札所「名手(なて)酒造店」(和歌山県海南市)
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1866年に名手源兵衛が酒造業を始め創業年としています。戦時の企業整備で1938年に海南酒造に合併されますが、1949年に名手酒造店として分離、1987年に株式会社へ改組しています。代表銘柄は「菊御代(きくみよ)」・「黒牛(くろうし)」・「一掴(ひとつかみ)」です。

蔵の外観です。
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一般の蔵見学は行っていません。蔵がある場所は万葉集に詠んだ歌がある美しい場所で、黒い牛の形をした岩があり「黒牛潟」とよばれていたそうです。正当な純米酒を醸すにあたり、地元の伝承を背負う覚悟と万葉の昔を偲べるようなまろやかな味わいを目指すことから「黒牛」を酒銘としています。

温故伝承館です。
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旧居宅・精米場を改装し、酒造りの道具や生活道具の展示施設として1984年に開館しています。ショップ受付で申し込むと入館できますが、冷房設備が無いため夏場は避けた方がいいと思います。(入館料は400円(税込))

温故伝承館内部の様子です。
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昔の酒造道具や資料などが展示されています。

黒牛茶屋です。
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ショップやお休み処(喫茶・きき酒コーナー)があります。

ショップ玄関です。
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ショップの様子です。
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酒以外に酒器や前掛け・手提げ袋などのグッズ類も販売しています。

お休み処です。
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テーブルや椅子などは酒造道具を活用しています。

純米酒は1杯(約60ml)100円(税込)~。
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以前、飲んだ酒です。
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黒牛 純米大吟醸
<データー>純米大吟醸酒、山田錦、精米歩合38%、アルコール分16.5度

<名手酒造店(なてしゅぞうてん)>和歌山県海南市黒江846
名手酒造店 公式ページ
JR黒江駅から徒歩約13分


続・西国100酒札所巡り 第164番・第165番

日本酒を応援しようと、私が勝手に選んだ「続・西国100酒札所巡り」を紹介します。

第164番酒札所「九重雑賀(ここのえさいか)」(和歌山県紀の川市)
※未訪問のため写真はfacebookよりお借りしています。
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1908年に初代・雜賀豊吉が食酢の製造販売を始め創業年としています。1934年に「良い酢を造るには酒粕から」と日本酒製造部門 として雜賀豊太郎商店を創業、2006年に雜賀豊太郎商店法人化に伴い食品部門を吸収し九重雑賀に社名変更しています。2013年に新社屋を建設し現在地に移転しています。代表銘柄は「雑賀(さいか)」です。

蔵の周辺は桃畑。
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「あら川の桃」の産地です。

蔵の様子です。
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一般の蔵見学は行っていませんが、春に蔵開きが開催され蔵見学会が行われています。事務所で酒の購入が可能です。

以前、飲んだ酒です。(飲んだのは写真中央右のオレンジ色のラベル)
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雑賀 純米吟醸 雄町 ひやおろし
<データー>純米吟醸酒、雄町、精米歩合55%、アルコール分16度

<九重雑賀(ここのえさいか)>和歌山県紀の川市桃山町元142-1
九重雑賀 公式ページ
JR打田駅または下井阪駅から紀の川市地域巡回バス打田貴志川コースで市場バス停下車徒歩約8分


第165番酒札所「初桜(はつさくら)酒造」(和歌山県伊都郡かつらぎ町)
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1866年に木下斎重郎が酒造業を始め創業年としています。1931年に設立した合資会社木下酒店を1938年に笠勝清八会社が買収、1949年に木下酒造合資会社に変更、1967年に初桜酒造を設立しています。代表銘柄は「初桜」・「高野山般若湯(こうやさんはんにゃとう)」です。2019年に同町にあって2002年に廃業した帯庄(おびしょう)酒造の「酔人日(すいとぴー)」を復刻して発売しています。写真は笠勝家母屋です。

蔵の外観です。
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毎年2月頃に蔵見学会を実施しています。(事前予約制)

ショップがあります。
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ショップ内の様子です。
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試飲も可能です。
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以前、購入した酒です。
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初桜 しぼりたて生酒
<データー>普通酒生酒、アルコール分19~20度

<初桜酒造(はつさくらしゅぞう)>和歌山県伊都郡かつらぎ町中飯降85
初桜酒造 公式ページ
JR中飯降駅から徒歩約3分


続・西国100酒札所巡り 第163番

日本酒を応援しようと、私が勝手に選んだ「続・西国100酒札所巡り」を紹介します。

第163番酒札所「吉村秀雄商店(よしむらひでおしょうてん)」(和歌山県岩出市)
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1915年に生糸製造を行っていた吉村秀雄が酒造業を始め創業年とし、1955年に吉村秀雄商店を設立しています。代表銘柄は「日本城(にほんじょう)」、「車坂(くるまざか)」・「鉄砲隊(てっぽうたい)」です。「日本城」は吉村秀雄が和歌山城(和歌山市)を散策しながら日本を代表する銘柄にしたいとの思いで命名したそうです。

広い敷地で堀(水路)がめぐらされています。
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精米に使っていた倉庫をスケートボード練習場に改装して無償提供した四十住さくら(よそずみさくら)選手は東京オリンピック スケートボード女子パークで金メダルを獲得しています。

門の脇に置かれている菰樽です。
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母屋です。
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以前は母屋で酒の販売をしていましたが、現在は酒蔵の一部を改装して2015年にオープンした「酒のねごろっく」(義屋)で販売しています。

蔵の外観です。
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事前に連絡し日にちが合えば蔵見学が可能(原則、平日のみ)です。見学料は500円(税込)で純米酒(300ml)のお土産があります。

別の角度から見た蔵の外観です。
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酒の販売を行っている「酒のねごろっく」です。
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ショップの様子です。
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酒以外にTシャツ・前掛けのグッズ類や和歌山県の特産品なども販売しています。

角打ちコーナーもあります。
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1杯(60ml)165円~とリーズナブル!営業状況の確認は電話:0736-62-8377

以前、購入した酒です。
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車坂 純米生酒 玉栄
<データー>純米生酒、玉栄、精米歩合65%、アルコール分17.8度

<吉村秀雄商店(よしむらひでおしょうてん)>和歌山県岩出市畑毛72
吉村秀雄商店 公式ページ
JR岩出駅から岩出市巡回バス中央巡回コースで畑毛バス停下車すぐ、JR岩出駅から徒歩約30分、JR紀伊駅から徒歩約70分


続・西国100酒札所巡り 第161番・第162番

日本酒を応援しようと、私が勝手に選んだ「続・西国100酒札所巡り」を紹介します。

第161番酒札所「田端(たばた)酒造」(和歌山市)
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1851年に初代・田端正兵衛が朝日屋として酒造業を始め創業年としています。1905年に現在地に移転、1953年に田端酒造を設立しています。代表銘柄は「大東一(だいとういち)」・「羅生門(らしょうもん)」・「さとこのお酒」です。

蔵の外観です。
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一般の蔵見学は行っていません。

事務所玄関です。
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事務所で酒の購入が可能です。

事務所にあるショーケースです。
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1989年に「羅生門 龍寿(りゅうじゅ)」がモンドセレクションで最高金賞を受賞し、2021年まで33年連続で最高金賞を受賞し続けています。

以前、飲んだ酒です。
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羅生門 純米吟醸
<データー>純米吟醸酒、精米歩合59%、アルコール分15~16度

<田端酒造(たばたしゅぞう)>和歌山市木広町5-2-15
田端酒造 公式ページ
わかやま電鐵田中口駅から徒歩約3分、JR和歌山駅から徒歩約10分


第162番酒札所「祝砲(しゅくほう)酒造」(和歌山市)
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1885年創業で、代表銘柄は「祝砲」・「紀州魁(きしゅうさきがけ)」です。「祝砲」は1894~1895年の日清戦争で日本が大勝したのを記念して命名されています。

蔵の外観です。
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一般の蔵見学は行っていませんが、祝蔵(いわいぐら)で酒造道具の展示が行われています。

祝蔵です。
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展示されている甑(こしき、米を蒸す道具)などです。
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ショップも併設しています。
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試飲も可能です。

以前、購入した酒です。
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写真左より
紀州魁 大吟醸
<データー>大吟醸酒、山田錦、精米歩合35%、アルコール分16~17度
祝砲 純米酒
<データー>純米酒、精米歩合65%、アルコール分15~16度

<祝砲酒造(しゅくほうしゅぞう)>和歌山市田中町2-20
祝砲酒造 公式ページ
JR・わかやま電鐵和歌山駅から徒歩約10分


続・西国100酒札所巡り 第159番・第160番

日本酒を応援しようと、私が勝手に選んだ「続・西国100酒札所巡り」を紹介します。

第159番酒札所「世界一統(せかいいっとう)」(和歌山市)
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1884年に初代・南方弥右衛門(みなかたやえもん)が酒造業を始め創業年としています。1926年に法人化し南方酒造を設立、1971年に世界一統に社名変更しています。代表銘柄は「世界一統」・「南方(みなかた)」です。「世界一統」は1907年に大隈重信が「世界を統一」する「酒界の一統」として命名しています。

蔵の外観です。
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一般の蔵見学は行っていません。(以前は蔵開きが開催されていましたが、2018年以降は行われていないようです)

本社事務所玄関です。
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創業者の初代・南方弥右衛門は、粘菌の研究で有名な生物学者・民俗学者の南方熊楠(みなかたくまぐす)の父で、2代目は弟です。

玄関脇に置かれている菰樽です。
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事務所で酒の購入が可能です。
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以前、飲んだ酒です。
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南方 特別純米 スパークリング
<データー>特別純米酒、山田錦、精米歩合60%、アルコール分16度

<世界一統(せかいいっとう)>和歌山市湊紺屋町1-10
世界一統 公式ページ
JR・南海和歌山市駅から徒歩約7分


第160番酒札所「天長島村(てんちょうしまむら)酒造」(和歌山市)
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1885年に島本家が酒造業を始め創業年とし、1953年に天長島村酒造を設立しています。代表銘柄は「天長(てんちょう)」・「八代将軍 吉宗(よしむね)」です。「天長」は老子の「天長地久(天は長く地は久し)」に由来し1914年に旧皇族で和歌山に赴任した際に島村家に住まわれていた朝香宮鳩彦王(あさかのみや やすひこおう)が命名しています。

蔵の外観です。
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一般の蔵見学は行っていません。半世紀以上にわたり、毎年春に天皇家に「天長」を献上しています。

事務所入り口の門です。
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事務所で酒の購入が可能のようです。(未確認・・)残念ながら飲んだ酒の写真はありません・・。

<天長島村酒造(てんちょうしまむらしゅぞう)>和歌山市本町7-4
天長島村酒造 公式ページ
JR紀和駅またはJR・南海和歌山市駅から徒歩約13分


続・西国100酒札所巡り 第157番・第158番

日本酒を応援しようと、私が勝手に選んだ「続・西国100酒札所巡り」を紹介します。

第157番酒札所「谷口(たにぐち)酒造」(京都府与謝郡与謝野町)
※未訪問のため写真は海の京都DMO facebookよりお借りしています。
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1871年創業で、代表銘柄は「丹後王国(たんごおうこく)」・「芝の井(しばのい)」・「若冲(じゃくちゅう)」です。

蔵の様子です。
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蔵見学の可否は不明(未確認)ですが、毎年5月に開催される「丹後天酒(たんごてんしゅ)まつり」で蔵見学会が行われています。(2020年・2021年は中止)

母屋です。
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京の絵師・伊藤若冲の生誕300年を記念して醸した「若冲 純米大吟醸」が2019年ミラノ酒チャレンジで金賞を受賞しています。ラベルデザインは、蔵元が所蔵している若冲作品が元になっているそうです。

母屋で酒の購入が可能です。
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残念ながら飲んだ酒の写真はありません・・。

<谷口酒造(たにぐちしゅぞう)>京都府与謝郡与謝野町与謝70-2
京都丹後鉄道与謝野駅から丹後海陸交通バス与謝線二つ岩バス停下車徒歩約3分


第158番酒札所「与謝娘(よさむすめ)酒造」(京都府与謝郡与謝野町)
※未訪問のため写真はfacebookよりお借りしています。
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1887年に江戸時代から続く数軒の酒蔵が合名し与謝娘酒造を設立し創業年としています。代表銘柄は「与謝娘」です。

蔵の様子です。
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事前に連絡し日にちが合えば蔵見学が可能です。

井戸です。
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超軟水だそうで、試飲も可能です。

井戸の上に置かれている菰樽です。
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ショップがあります。
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試飲も可能です。

以前、飲んだ酒です。
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写真左より
与謝娘 スパークリング清酒 ROCCA
<データー>発泡性①、祝、精米歩合60%、アルコール分9度
与謝娘 特別純米無濾過生原酒 601酵母
<データー>特別純米生原酒、コシヒカリ、精米歩合60%、アルコール分17度

<与謝娘酒造(よさむすめしゅぞう)>京都府与謝郡与謝野町与謝2-2
与謝娘酒造 公式ページ
京都丹後鉄道与謝野駅から丹後海陸交通バス与謝線二つ岩バス停下車徒歩約4分


続・西国100酒札所巡り 第155番・第156番

日本酒を応援しようと、私が勝手に選んだ「続・西国100酒札所巡り」を紹介します。

第155番酒札所「ハクレイ酒造」(京都府宮津市)
※写真はfacebookよりお借りしています。
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1832年に回船業を営んでいた5代目・新屋(あたらしや)六右衛門が酒造りを始め創業年としています。1869年に中西姓となり中西銘醸に変更、1950年に法人化し1964年にハクレイ酒造に社名変更しています。2018年に後継者難により友桝ホールディングス(佐賀県小城市)のグループ会社となっています。代表銘柄は「白嶺(はくれい)」・「酒呑童子(しゅてんどうじ)」・「香田(こうでん)」です。

蔵の外観です。
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事前に予約すれば蔵見学が可能です。

蔵の様子です。
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ショップ・天の蔵(あまのくら)があります。
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ショップの様子です。
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試飲も可能です。

精米所を改装した「蔵Sweets HAKUREISYA(白嶺舎)」もあります。
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酒粕を使った和菓子・洋菓子、地元の卵や果物を使ったケーキなどを購入することができます。

以前、飲んだ酒です。
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酒呑童子 ひょうたんから駒
<データー>普通酒、山田錦、精米歩合70%、アルコール分14~15度
※等外米(規格外米)山田錦を使用した純米造り、仕上がりの良さに驚き命名された酒。

<ハクレイ酒造(はくれいしゅぞう)>京都府宮津市字由良949
ハクレイ酒造 公式ページ
京都丹後鉄道丹後由良駅から徒歩約7分


第156番酒札所「池田(いけだ)酒造」(京都府舞鶴市)
※未訪問のため写真はfacebookよりお借りしています。
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1879年創業で、1985年頃から休造しますが2006年に醸造を復活しています。代表銘柄は「池雲(いけくも)」・「加佐一陽(かさいちよう)」です。「加佐一陽」は蔵がある地域が元・加佐郡で、歴史と自然の恵みに感謝し飲んだ人が明るく幸せになるようとの思いで命名されています。

蔵の外観です。
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一般の蔵見学は行っていませんが、毎年5月に開催される「丹後天酒(たんごてんしゅ)まつり」で蔵見学会が行われています。(2020年・2021年は中止)

蔵の様子です。
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ショップで酒の購入が可能です。
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以前、飲んだ酒です。
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池雲 CLOUD 純米 無濾過生原酒
<データー>純米生原酒、五百万石、精米歩合65%、アルコール分16度

<池田酒造(いけだしゅぞう)>京都府舞鶴市中山32
池田酒造 公式ページ
京都丹後鉄道東雲駅から徒歩約13分


続・西国100酒札所巡り 第153番・第154番

日本酒を応援しようと、私が勝手に選んだ「続・西国100酒札所巡り」を紹介します。

第153番酒札所「白杉(しらすぎ)酒造」(京都府京丹後市)
※未訪問のため写真はfacebookよりお借りしています。
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1777年創業で、代表銘柄は「白木久(しらきく)」です。2015年から全量食用米を使用した酒造りを行っています。

蔵の様子です。
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一般の蔵見学は行っていませんが、毎年5月に開催される「丹後天酒(たんごてんしゅ)まつり」で蔵見学会が行われています。(2020年・2021年は中止)

母屋にショップがあります。
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以前は酒蔵カフェがあったのですが、現在、営業されているかは未確認です・・。

以前、飲んだ酒です。
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写真左より
白木久 婆娑羅(ばさら)純米大吟醸無濾過原酒
<データー>純米大吟醸原酒、コシヒカリ、精米歩合50%、アルコール分16~17度
白木久 婆娑羅 純米吟醸無濾過原酒
<データー>純米吟醸酒、コシヒカリ、精米歩合55%、アルコール分16~17度
白木久 婆娑羅 純米無濾過原酒
<データー>純米原酒、コシヒカリ、精米歩合60%、アルコール分16~17度

<白杉酒造(しらすぎしゅぞう)>京都府京丹後市大宮町周枳954
白杉酒造 公式ページ
京都丹後鉄道丹後大宮駅から徒歩約25分


第154番酒札所「向井(むかい)酒造」(京都府与謝群伊根町)
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1754年創業で、代表銘柄は「京の春(きょうのはる)」・「伊根満開(いねまんかい)」です。

蔵のすぐ裏は海(伊根湾)です。
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一般の蔵見学は行っていません。

母屋にショップがあります。
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母屋玄関です。
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ショップの様子です。
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試飲も可能です。

事前に連絡して許可を頂くと桟橋で酒を楽しむことが可能です。
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(事故・トラブルは、自己責任!)

桟橋からは伊根の舟屋を眺めることができます。
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舟屋は船の収納庫の上に住居を備えた建物で、伊根湾沿いの集落は重要伝統的建造物群保存地区になっています。

以前、飲んだ酒です。
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写真左より
京の春 純米生原酒
<データー>純米生原酒、京の輝き、精米歩合67%、アルコール分17度
伊根満開(いねまんかい)古代米酒
<データー>普通酒、古代米(赤米)、アルコール分14度
京の春 生酛 特別純米酒 秋あがり
<データー>特別純米酒、祝、精米歩合65%、アルコール分15度
京の春 純米 無濾過生原酒 雄町
<データー>純米生原酒、雄町、精米歩合65%、アルコール分17度

<向井酒造(むかいしゅぞう)>京都府与謝群伊根町平田67
向井酒造 facebook
京都丹後鉄道宮津駅または天橋立駅から丹後海陸交通バス伊根線で平田バス停下車徒歩約2分


続・西国100酒札所巡り 第151番・第152番

日本酒を応援しようと、私が勝手に選んだ「続・西国100酒札所巡り」を紹介します。

第151番酒札所「竹野(たけの)酒造」(京都府京丹後市)
※未訪問のため写真はfacebookよりお借りしています。
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明治初期頃に創業した行待(ゆきまち)酒造場が前身です。1944年に戦時の企業整備で休造、1947年に近隣で同じく休造していた蔵と共に4蔵が合同して竹野酒造を設立し創業年としています。代表銘柄は「弥栄鶴(やさかつる)」・「亀ノ尾蔵舞(かめのおくらぶ)」です。

蔵の外観です。
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事前に連絡し日にちが合えば蔵見学が可能です。

母屋玄関です。
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ショップを併設しています。試飲も可能です。

以前、飲んだ酒です。
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写真左より
旭蔵舞(あさひくらぶ)
<データー>純米吟醸酒、旭、精米歩合60%、アルコール分15~16度
祝蔵舞(いわいくらぶ)
<データー>純米原酒、祝、精米歩合74%、アルコール分19度

燗酒もおススメ!
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弥栄鶴(やさかつる)山廃 純米七〇
<データー>純米酒、京の輝き、精米歩合74%、アルコール分15度

<竹野酒造(たけのしゅぞう)>京都府京丹後市弥栄町溝谷3622-1
竹野酒造 公式ページ
京都丹後鉄道峰山駅または網野駅から丹後海陸交通バス間人循環線で溝谷口バス停下車徒歩約5分


第152番酒札所「吉岡(よしおか)酒造場」(京都府京丹後市)
※未訪問のため写真は公式ページよりお借りしています。
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1789年創業で、代表銘柄は「吉野山(よしのやま)」です。「吉野山」は丹後半島を形成する山の1つである吉野山山系に由来しています。

蔵の外観です。
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一般の蔵見学は行っていません。

蔵の様子です。
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母屋で酒の購入が可能です。残念ながら飲んだ酒の写真はありません・・。

<吉岡酒造場(よしおかしゅぞうじょう)>京都府京丹後市弥栄町溝谷1139
吉岡酒造場 公式ページ
京都丹後鉄道峰山駅または網野駅から丹後海陸交通バス間人循環線で溝谷口バス停下車徒歩約30分