西国100酒札所巡り 第61番・第62番
緊急事態宣言が発出中、できるだけ外出を避け感染防止策に取り組みましょう。
少しでも日本酒を応援しようと、私が勝手に選んだ「西国100酒札所巡り」を紹介します。
第61番酒札所「芳村(よしむら)酒造」(奈良県宇陀市)

江戸時代から稲戸屋(いなどや)の屋号でなたね油絞りや酒造りを行っていたようですが記録がなく、明治政府に届け出を提出した1868年を創業年としています。代表銘柄は「千代の松(ちよのまつ)」・「稲戸屋」です。
蔵の全景です。

事前に連絡し日にちが合えば蔵見学が可能です。古代米(赤米)やリゾットに使うイタリア米を使って醸した酒や、八段仕込みの酒など個性豊かな酒造りにも挑戦しています。
母屋です。

1941年建築の町屋で、見事なうだつ(写真左端、屋根に取り付けられた防火壁)があります。黒い壁は格式の高い家に使われているそうです。
事務所で酒の販売を行っています。

試飲も可能です。

「千代の松 奈良うるはし 特別純米酒」
<データー>特別純米酒、露葉風、精米歩合60%、アルコール分15.5度
<芳村酒造(よしむらしゅぞう)>奈良県宇陀市大宇陀万六1797
芳村酒造 公式ページ
近鉄榛原駅南口・または近鉄桜井駅から奈良交通バス大宇陀行き、大宇陀バス停下車徒歩約5分
第62番酒札所「久保本家(くぼほんけ)酒造」(奈良県宇陀市)

1702年創業で、代表銘柄は「初霞(はつがすみ)」・「生酛のどぶ(きもとのどぶ)」・「睡龍(すいりゅう)」です。
蔵です。

尾瀬あきら氏の漫画「蔵人(くろーど)」にも描かれています。
母屋には直売所があります。

酒蔵カフェも併設しています。

創業時の酒蔵をリノベーションした土間と明治時代の建物の座敷を活用しています。
カフェという名前ですが、酒がメインです。
_convert_20150817190637_20210530223531a2c.jpg)
「きき酒セット」です。3種類の酒に酒肴がついています。
大阪の日本橋と難波には直営の「初かすみ酒房」もあります。

日本橋店:大阪市中央区千日前1-5-10なんばウォーク、難波店:大阪市中央区難波5 NAMBAなんなん11号
尾瀬あきら氏(ニックネーム:おこぜ)が醸造に携わった酒。

「睡龍 生酛純米 古酒 おこぜラベル 2007BY」
<データー>純米酒、五百万石・アキツホ、精米歩合65%、アルコール分15度
<久保本家酒造(くぼほんけしゅぞう)>奈良県宇陀市大宇陀出新1834
久保本家酒造 公式ページ
近鉄榛原駅南口・または近鉄桜井駅から奈良交通バス大宇陀行き、大宇陀バス停下車徒歩約3分

少しでも日本酒を応援しようと、私が勝手に選んだ「西国100酒札所巡り」を紹介します。
第61番酒札所「芳村(よしむら)酒造」(奈良県宇陀市)

江戸時代から稲戸屋(いなどや)の屋号でなたね油絞りや酒造りを行っていたようですが記録がなく、明治政府に届け出を提出した1868年を創業年としています。代表銘柄は「千代の松(ちよのまつ)」・「稲戸屋」です。
蔵の全景です。

事前に連絡し日にちが合えば蔵見学が可能です。古代米(赤米)やリゾットに使うイタリア米を使って醸した酒や、八段仕込みの酒など個性豊かな酒造りにも挑戦しています。
母屋です。

1941年建築の町屋で、見事なうだつ(写真左端、屋根に取り付けられた防火壁)があります。黒い壁は格式の高い家に使われているそうです。
事務所で酒の販売を行っています。

試飲も可能です。

「千代の松 奈良うるはし 特別純米酒」
<データー>特別純米酒、露葉風、精米歩合60%、アルコール分15.5度
<芳村酒造(よしむらしゅぞう)>奈良県宇陀市大宇陀万六1797
芳村酒造 公式ページ
近鉄榛原駅南口・または近鉄桜井駅から奈良交通バス大宇陀行き、大宇陀バス停下車徒歩約5分
第62番酒札所「久保本家(くぼほんけ)酒造」(奈良県宇陀市)

1702年創業で、代表銘柄は「初霞(はつがすみ)」・「生酛のどぶ(きもとのどぶ)」・「睡龍(すいりゅう)」です。
蔵です。

尾瀬あきら氏の漫画「蔵人(くろーど)」にも描かれています。
母屋には直売所があります。

酒蔵カフェも併設しています。

創業時の酒蔵をリノベーションした土間と明治時代の建物の座敷を活用しています。
カフェという名前ですが、酒がメインです。
_convert_20150817190637_20210530223531a2c.jpg)
「きき酒セット」です。3種類の酒に酒肴がついています。
大阪の日本橋と難波には直営の「初かすみ酒房」もあります。

日本橋店:大阪市中央区千日前1-5-10なんばウォーク、難波店:大阪市中央区難波5 NAMBAなんなん11号
尾瀬あきら氏(ニックネーム:おこぜ)が醸造に携わった酒。

「睡龍 生酛純米 古酒 おこぜラベル 2007BY」
<データー>純米酒、五百万石・アキツホ、精米歩合65%、アルコール分15度
<久保本家酒造(くぼほんけしゅぞう)>奈良県宇陀市大宇陀出新1834
久保本家酒造 公式ページ
近鉄榛原駅南口・または近鉄桜井駅から奈良交通バス大宇陀行き、大宇陀バス停下車徒歩約3分

西国100酒札所巡り 第59番・第60番
緊急事態宣言が発出中、できるだけ外出を避け感染防止策に取り組みましょう。
少しでも日本酒を応援しようと、私が勝手に選んだ「西国100酒札所巡り」を紹介します。
第59番酒札所「西内(にしうち)酒造」(奈良県桜井市)

江戸時代に大庄屋を務め、1878年に酒造業を始めて創業年としています。代表銘柄は「談山(たんざん)」・「大名庄屋酒(だいみょうしょうしゃさけ)」です。
玄関には杉玉が吊るされています。

看板を見ると「談山正宗(たんざんまさむね)」の記載があります。いつのころからか略して「談山」になったと思われます。
玄関を入ると土間・座敷があります。

事前に連絡して日にちが合えば蔵見学が可能です。
土間で、酒の試飲・購入が可能です。

「談山 特別純米酒」
<データー>特別純米酒、キヌヒカリ、精米歩合60%、アルコール分15~16度
仕込水の代わりに酒を使って造る貴醸酒(きじょうしゅ)です。

「談山 貴醸酒」
<データー>貴醸酒、キヌヒカリ、精米歩合70%、アルコール分16~17度
さらに贅沢に!仕込み水の代わりに貴醸酒を使った累醸酒(るいじょうしゅ)。

「談山 累醸酒 10年以上貯蔵酒」
<データー>累醸酒、キヌヒカリ、精米歩合70%、アルコール分15~16度
<西内酒造(にしうちしゅぞう)>奈良県桜井市下3
西内酒造 公式ページ
近鉄・JR桜井駅から徒歩約35分、近鉄JR桜井駅南口から奈良交通バス談山神社行きで聖林寺バス停下車徒歩約3分
第60番酒札所「倉本(くらもと)酒造」(奈良県桜井市)

1871年創業で、代表銘柄は「金嶽(きんがく)」・「つげのひむろ」です。2018酒造年度より「KURAMOTO(くらもと)」・「倉本」を発売しています。
玄関です。

今は奈良市になっていますが、2005年の合併前までは山辺郡都祁村(つげむら)。1年のうち100日は氷点下だそうです。「つげのひむろ」も「都祁の氷室」が由来です。
蔵の前には田んぼが広がります。

純米酒は全量自家田栽培米の「夢山水(ゆめさんすい)」を使用しています。
蔵の様子です。

事前に連絡して日にちが合えば蔵見学が可能です。
試飲・購入も可能です。

写真左より
「純米酒 倉本」
<データー>純米酒、夢山水、精米歩合50%、アルコール分15度
「金嶽(きんがく)つげのひむろ 菩提酛(ぼだいもと)仕込み 純米酒」
<データー>純米酒、夢山水・他、精米歩合70%、アルコール分15度
今では珍しい5合瓶(900㎖)の酒も販売しています。

「金嶽 ぬきおとし にごり酒」
<データー>普通酒原酒、アルコール分20度
<倉本酒造(くらもとしゅぞう)>
倉本酒造 公式ページ
近鉄榛原駅北口から奈良交通バス針インター行き吐山(はやま)北口バス停下車、徒歩約1分

少しでも日本酒を応援しようと、私が勝手に選んだ「西国100酒札所巡り」を紹介します。
第59番酒札所「西内(にしうち)酒造」(奈良県桜井市)

江戸時代に大庄屋を務め、1878年に酒造業を始めて創業年としています。代表銘柄は「談山(たんざん)」・「大名庄屋酒(だいみょうしょうしゃさけ)」です。
玄関には杉玉が吊るされています。

看板を見ると「談山正宗(たんざんまさむね)」の記載があります。いつのころからか略して「談山」になったと思われます。
玄関を入ると土間・座敷があります。

事前に連絡して日にちが合えば蔵見学が可能です。
土間で、酒の試飲・購入が可能です。

「談山 特別純米酒」
<データー>特別純米酒、キヌヒカリ、精米歩合60%、アルコール分15~16度
仕込水の代わりに酒を使って造る貴醸酒(きじょうしゅ)です。

「談山 貴醸酒」
<データー>貴醸酒、キヌヒカリ、精米歩合70%、アルコール分16~17度
さらに贅沢に!仕込み水の代わりに貴醸酒を使った累醸酒(るいじょうしゅ)。

「談山 累醸酒 10年以上貯蔵酒」
<データー>累醸酒、キヌヒカリ、精米歩合70%、アルコール分15~16度
<西内酒造(にしうちしゅぞう)>奈良県桜井市下3
西内酒造 公式ページ
近鉄・JR桜井駅から徒歩約35分、近鉄JR桜井駅南口から奈良交通バス談山神社行きで聖林寺バス停下車徒歩約3分
第60番酒札所「倉本(くらもと)酒造」(奈良県桜井市)

1871年創業で、代表銘柄は「金嶽(きんがく)」・「つげのひむろ」です。2018酒造年度より「KURAMOTO(くらもと)」・「倉本」を発売しています。
玄関です。

今は奈良市になっていますが、2005年の合併前までは山辺郡都祁村(つげむら)。1年のうち100日は氷点下だそうです。「つげのひむろ」も「都祁の氷室」が由来です。
蔵の前には田んぼが広がります。

純米酒は全量自家田栽培米の「夢山水(ゆめさんすい)」を使用しています。
蔵の様子です。

事前に連絡して日にちが合えば蔵見学が可能です。
試飲・購入も可能です。

写真左より
「純米酒 倉本」
<データー>純米酒、夢山水、精米歩合50%、アルコール分15度
「金嶽(きんがく)つげのひむろ 菩提酛(ぼだいもと)仕込み 純米酒」
<データー>純米酒、夢山水・他、精米歩合70%、アルコール分15度
今では珍しい5合瓶(900㎖)の酒も販売しています。

「金嶽 ぬきおとし にごり酒」
<データー>普通酒原酒、アルコール分20度
<倉本酒造(くらもとしゅぞう)>
倉本酒造 公式ページ
近鉄榛原駅北口から奈良交通バス針インター行き吐山(はやま)北口バス停下車、徒歩約1分

西国100酒札所巡り 第58番・客番⑯
緊急事態宣言が発出中、できるだけ外出を避け感染防止策に取り組みましょう。
少しでも日本酒を応援しようと、私が勝手に選んだ「西国100酒札所巡り」を紹介します。
第58番酒札所「今西(いまにし)酒造」(奈良県桜井市)

1660年創業で、代表銘柄は「三諸杉(みむろすぎ)」・「鬼ごのみ(おにごのみ)」です。近隣にある大神(おおみわ)神社(奈良県桜井市)のご神体である三輪山は古来から三諸山とよばれ、山の杉に神が宿るとされていることが「三諸杉」の由来とされています。2012酒造年度から限定流通の「みむろ杉」ろまんシリーズを発売しています。
玄関には大神神社から授かった杉玉が吊るされています。

米を洗う洗米機です。

事前に「利き酒体験」(500円、猪口付き)を予約すると蔵の一部を見学することが可能です。
運が良ければ、搾りたての酒を見ることができるかも。

「利き酒体験」では1種類ずつ酒の説明があります。

「利き酒体験」と大神神社の参拝を兼ねたガイドツアーも行っています。(事前予約制、3,000円)
大神神社二の鳥居の手前に参道店があります。

試飲も可能です。

写真左より
「鬼ごのみ しぼりたて無濾過生原酒」
<データー>普通酒生原酒、精米歩合70%、アルコール分16度
「三諸杉 純米 初しぼり 無濾過生原酒」
<データー>純米生原酒、精米歩合70%、アルコール分16度
<今西酒造(いまにししゅぞう)>奈良県桜井市大字三輪510
今西酒造 公式ページ
JR三輪駅から徒歩約4分
客番(番外)酒札所⑯「大神(おおみわ)神社」(奈良県桜井市)

創建年代は不詳ですが、三輪山(みわやま)をご神体とし日本最古の神社といわれています。
拝殿です。三輪山をご神体とするため本殿はありません。

拝殿は1664年に徳川家綱(江戸幕府4代将軍)が造営したもので重要文化財です。祭神は、大物主神(おおものぬしのかみ)です。崇神(すじん)天皇(第10代天皇)の時代に疫病が流行し、天皇は夢の中で大物主神から「私の子孫である大田田根子(おおたたねこ)を祭主にして酒を奉納せよ」と神託を受けます。天皇は高橋活日命(たかはしいくひのみこと)を呼び、一夜で酒造りを行い神酒を奉納すると疫病はおさまり国が富んだと伝えらています。
拝殿に吊るされている「志るしの杉玉」です

直径約1.5mで重さは約200㎏あります。酒蔵の玄関先などに吊るされている杉玉の多くには「三輪明神 志るしの杉玉」と書かれた札があり、三輪山の聖なる杉で作られたものです。
大神神社の摂社・活日(いくひ)神社です。

高橋活日命がまつられています。一夜で酒造りを行った際に、「此の神酒(みき)は 我が神酒ならず 倭(やまと)なす 大物主の 醸(か)みし神酒 幾久幾久(いくひさいくひさ)」(この神酒は私が醸したものではなく、大和の国をおつくりになった大物主神が醸された神酒です。幾世までも久しく栄えませ)と詠み、高橋活日命は杜氏の神としてまつられています。
毎年11/14に「醸造安全祈願祭(酒まつり)」が行われています。

全国の酒蔵から社長や杜氏などが参列し醸造の安全を祈願しています。「うま酒みわの舞」という神楽が奉納され高橋活日が詠んだ歌が歌われます。
全国から奉納された酒も展示されます。

酒の授与(無料)も行われています。

<大神神社(おおみわじんじゃ)>奈良県桜井市三輪1422
大神神社 公式ページ
JR三輪駅から徒歩約5分

少しでも日本酒を応援しようと、私が勝手に選んだ「西国100酒札所巡り」を紹介します。
第58番酒札所「今西(いまにし)酒造」(奈良県桜井市)

1660年創業で、代表銘柄は「三諸杉(みむろすぎ)」・「鬼ごのみ(おにごのみ)」です。近隣にある大神(おおみわ)神社(奈良県桜井市)のご神体である三輪山は古来から三諸山とよばれ、山の杉に神が宿るとされていることが「三諸杉」の由来とされています。2012酒造年度から限定流通の「みむろ杉」ろまんシリーズを発売しています。
玄関には大神神社から授かった杉玉が吊るされています。

米を洗う洗米機です。

事前に「利き酒体験」(500円、猪口付き)を予約すると蔵の一部を見学することが可能です。
運が良ければ、搾りたての酒を見ることができるかも。

「利き酒体験」では1種類ずつ酒の説明があります。

「利き酒体験」と大神神社の参拝を兼ねたガイドツアーも行っています。(事前予約制、3,000円)
大神神社二の鳥居の手前に参道店があります。

試飲も可能です。

写真左より
「鬼ごのみ しぼりたて無濾過生原酒」
<データー>普通酒生原酒、精米歩合70%、アルコール分16度
「三諸杉 純米 初しぼり 無濾過生原酒」
<データー>純米生原酒、精米歩合70%、アルコール分16度
<今西酒造(いまにししゅぞう)>奈良県桜井市大字三輪510
今西酒造 公式ページ
JR三輪駅から徒歩約4分
客番(番外)酒札所⑯「大神(おおみわ)神社」(奈良県桜井市)

創建年代は不詳ですが、三輪山(みわやま)をご神体とし日本最古の神社といわれています。
拝殿です。三輪山をご神体とするため本殿はありません。

拝殿は1664年に徳川家綱(江戸幕府4代将軍)が造営したもので重要文化財です。祭神は、大物主神(おおものぬしのかみ)です。崇神(すじん)天皇(第10代天皇)の時代に疫病が流行し、天皇は夢の中で大物主神から「私の子孫である大田田根子(おおたたねこ)を祭主にして酒を奉納せよ」と神託を受けます。天皇は高橋活日命(たかはしいくひのみこと)を呼び、一夜で酒造りを行い神酒を奉納すると疫病はおさまり国が富んだと伝えらています。
拝殿に吊るされている「志るしの杉玉」です

直径約1.5mで重さは約200㎏あります。酒蔵の玄関先などに吊るされている杉玉の多くには「三輪明神 志るしの杉玉」と書かれた札があり、三輪山の聖なる杉で作られたものです。
大神神社の摂社・活日(いくひ)神社です。

高橋活日命がまつられています。一夜で酒造りを行った際に、「此の神酒(みき)は 我が神酒ならず 倭(やまと)なす 大物主の 醸(か)みし神酒 幾久幾久(いくひさいくひさ)」(この神酒は私が醸したものではなく、大和の国をおつくりになった大物主神が醸された神酒です。幾世までも久しく栄えませ)と詠み、高橋活日命は杜氏の神としてまつられています。
毎年11/14に「醸造安全祈願祭(酒まつり)」が行われています。

全国の酒蔵から社長や杜氏などが参列し醸造の安全を祈願しています。「うま酒みわの舞」という神楽が奉納され高橋活日が詠んだ歌が歌われます。
全国から奉納された酒も展示されます。

酒の授与(無料)も行われています。

<大神神社(おおみわじんじゃ)>奈良県桜井市三輪1422
大神神社 公式ページ
JR三輪駅から徒歩約5分

西国100酒札所巡り 第56番・第57番
緊急事態宣言が発出中、できるだけ外出を避け感染防止策に取り組みましょう。
少しでも日本酒を応援しようと、私が勝手に選んだ「西国100酒札所巡り」を紹介します。
第56番酒札所「山本本家(やまもとほんけ)」(奈良県五條市)

宝永年間(1704~1710年)に當麻屋七兵衛(たいまやしちべえ)が創業した伝えられ、一番新しい1710年を創業年としています。1950年に法人化し山本本家を設立しています。代表銘柄は「松の友(まつのとも)」です。
蔵は渡り廊下でつながっています。

事前に連絡し日にちが合えば蔵見学が可能です。
蔵の一部は内部を改装しレストランとして活用しています。

古い町屋が建ち並ぶ五條新町通りに面して母屋があります。

玄関を入った土間にショップがあります。

たくさんの杉玉が吊るされています。
1985年から「柿ワイン」の製造・販売も行っています。

五條市は日本一の柿の産地で、甘柿の富有柿(ふゆうがき)を使って製造しています。
試飲も可能です。

「松の友 一献(いっこん)大吟醸」
<データー>大吟醸酒、山田錦、精米歩合40%、アルコール分16度
<山本本家(やまもとほんけ)>奈良県五條市五條1-2-19
山本本家 公式ページ
JR五条駅から徒歩約12分
第57番酒札所「五條(ごじょう)酒造」(奈良県五條市)

1924年創業で、代表銘柄は「五神(ごしん)」です。酒銘は五條市の「五」と酒は本来「神」への供え物であるということが由来となっています。2016年から地元の地名で南北朝時代に南朝の行宮(あんぐう、一時的な宮殿)があった「賀名生(あのう)」を酒銘とした新ブランドを発売しています。
蔵の様子です。

事前に連絡し、日にちが合えば蔵見学が可能です。
煉瓦煙突が印象的です。

事務所で酒を購入することが可能です。

試飲も可能です。

「五神 酒蔵 純米吟醸」
<データー>純米吟醸原酒、五百万石・キヌヒカリ、精米歩合55%、アルコール分17~18度
<五條酒造(ごじょうしゅぞう)>奈良県五條市今井1-1-31
五條酒造 公式ページ
JR五条駅から徒歩約3分

少しでも日本酒を応援しようと、私が勝手に選んだ「西国100酒札所巡り」を紹介します。
第56番酒札所「山本本家(やまもとほんけ)」(奈良県五條市)

宝永年間(1704~1710年)に當麻屋七兵衛(たいまやしちべえ)が創業した伝えられ、一番新しい1710年を創業年としています。1950年に法人化し山本本家を設立しています。代表銘柄は「松の友(まつのとも)」です。
蔵は渡り廊下でつながっています。

事前に連絡し日にちが合えば蔵見学が可能です。
蔵の一部は内部を改装しレストランとして活用しています。

古い町屋が建ち並ぶ五條新町通りに面して母屋があります。

玄関を入った土間にショップがあります。

たくさんの杉玉が吊るされています。
1985年から「柿ワイン」の製造・販売も行っています。

五條市は日本一の柿の産地で、甘柿の富有柿(ふゆうがき)を使って製造しています。
試飲も可能です。

「松の友 一献(いっこん)大吟醸」
<データー>大吟醸酒、山田錦、精米歩合40%、アルコール分16度
<山本本家(やまもとほんけ)>奈良県五條市五條1-2-19
山本本家 公式ページ
JR五条駅から徒歩約12分
第57番酒札所「五條(ごじょう)酒造」(奈良県五條市)

1924年創業で、代表銘柄は「五神(ごしん)」です。酒銘は五條市の「五」と酒は本来「神」への供え物であるということが由来となっています。2016年から地元の地名で南北朝時代に南朝の行宮(あんぐう、一時的な宮殿)があった「賀名生(あのう)」を酒銘とした新ブランドを発売しています。
蔵の様子です。

事前に連絡し、日にちが合えば蔵見学が可能です。
煉瓦煙突が印象的です。

事務所で酒を購入することが可能です。

試飲も可能です。

「五神 酒蔵 純米吟醸」
<データー>純米吟醸原酒、五百万石・キヌヒカリ、精米歩合55%、アルコール分17~18度
<五條酒造(ごじょうしゅぞう)>奈良県五條市今井1-1-31
五條酒造 公式ページ
JR五条駅から徒歩約3分

西国100酒札所巡り 第54番・第55番
緊急事態宣言が発出中、できるだけ外出を避け感染防止策に取り組みましょう。
少しでも日本酒を応援しようと、私が勝手に選んだ「西国100酒札所巡り」を紹介します。
第54番酒札所「北村(きたむら)酒造」(奈良県吉野郡吉野町)

吉野の山林王といわれる北村家から1788年に分家を許され酒造業を開始し創業年としています。代表銘柄は「猩々(しょうじょう)」です。
蔵です。

山の傾斜を利用して母屋玄関が1階、スロープを上がった2階が貯蔵庫、裏通りに出て3階部分が蔵の入口で、写真は実は3階部分です。さらに4階があり米の貯蔵に使っています。
蔵に入口には、たくさんの杉玉が吊るされています。

約20年分の杉玉が吊るされているそうです。米を蒸す甑(こしき)は樹齢180年の吉野杉で作られたものを使っているそうです。残念ながら一般の蔵見学は行われていません。
表通りに面して母屋があります。

ここが1階部分になります。
軒先に吊るされている「猩々」の看板です。

「猩々」は、顔は人で体は猿、声は小児のごとくで、赤ら顔で酒を好む中国の妖精で、酒を売る親孝行の若者に「酌めども尽きぬ」酒壺を与えたとされています。酒銘は「よも尽きじ 萬代までの竹の葉の 酒酌めども尽きず 飲めども変らぬ」という謡曲「猩々」にあやかっているそうです。
玄関を入った土間横に事務所があり酒を購入することが可能です。

酒樽や桶を活用して商品が展示されています。
生のにごり酒はすぐに完売してしまいます。

「猩々 にごり酒 生酒」
<データー>普通酒生原酒、精米歩合72%、アルコール分15~16度
<北村酒造(きたむらしゅぞう)>奈良県吉野郡吉野町上市172-1
北村酒造 公式ページ
近鉄大和上市駅から徒歩約15分
第55番酒札所「北岡(きたおか)本店」(奈良県吉野郡吉野町)

江戸時代初め頃に創業し古金屋(金融業)を営んでいたと伝えられ、1868年に酒造業専業となり創業年としています。代表銘柄は「八咫烏(やたがらす)」です。
蔵の様子です。

一般の酒蔵見学は行っていませんが、毎年11月に「やたがらす感謝祭」が行われ、酒蔵の一部を公開しています。(2020年は中止)
ショップがあります。

ショップの様子です。

試飲も可能です。
リキュールにも力を入れています。

柿・みかん・いちごなど全国各地の特産品を活用して造っています。2019年には鳥取県八頭郡八頭町に新工場を建設し、2020年に山陰の港で水揚げされたベニズワイガニを使った蟹のリキュールを発売しています。どんな味か気になりますが、勇気がありません・・。
桜の時期には吉野山にも出店しています。

「やたがらす 新酒 しぼりたて 粗濾過 無加水 火入れせず 本醸造生原酒」
<データー>本醸造生原酒、精米歩合70%、アルコール分18度
<北岡本店(きたおかほんてん)>奈良県吉野郡吉野町上市61
北岡本店 公式ページ
近鉄大和上市駅から徒歩約20分

少しでも日本酒を応援しようと、私が勝手に選んだ「西国100酒札所巡り」を紹介します。
第54番酒札所「北村(きたむら)酒造」(奈良県吉野郡吉野町)

吉野の山林王といわれる北村家から1788年に分家を許され酒造業を開始し創業年としています。代表銘柄は「猩々(しょうじょう)」です。
蔵です。

山の傾斜を利用して母屋玄関が1階、スロープを上がった2階が貯蔵庫、裏通りに出て3階部分が蔵の入口で、写真は実は3階部分です。さらに4階があり米の貯蔵に使っています。
蔵に入口には、たくさんの杉玉が吊るされています。

約20年分の杉玉が吊るされているそうです。米を蒸す甑(こしき)は樹齢180年の吉野杉で作られたものを使っているそうです。残念ながら一般の蔵見学は行われていません。
表通りに面して母屋があります。

ここが1階部分になります。
軒先に吊るされている「猩々」の看板です。

「猩々」は、顔は人で体は猿、声は小児のごとくで、赤ら顔で酒を好む中国の妖精で、酒を売る親孝行の若者に「酌めども尽きぬ」酒壺を与えたとされています。酒銘は「よも尽きじ 萬代までの竹の葉の 酒酌めども尽きず 飲めども変らぬ」という謡曲「猩々」にあやかっているそうです。
玄関を入った土間横に事務所があり酒を購入することが可能です。

酒樽や桶を活用して商品が展示されています。
生のにごり酒はすぐに完売してしまいます。

「猩々 にごり酒 生酒」
<データー>普通酒生原酒、精米歩合72%、アルコール分15~16度
<北村酒造(きたむらしゅぞう)>奈良県吉野郡吉野町上市172-1
北村酒造 公式ページ
近鉄大和上市駅から徒歩約15分
第55番酒札所「北岡(きたおか)本店」(奈良県吉野郡吉野町)

江戸時代初め頃に創業し古金屋(金融業)を営んでいたと伝えられ、1868年に酒造業専業となり創業年としています。代表銘柄は「八咫烏(やたがらす)」です。
蔵の様子です。

一般の酒蔵見学は行っていませんが、毎年11月に「やたがらす感謝祭」が行われ、酒蔵の一部を公開しています。(2020年は中止)
ショップがあります。

ショップの様子です。

試飲も可能です。
リキュールにも力を入れています。

柿・みかん・いちごなど全国各地の特産品を活用して造っています。2019年には鳥取県八頭郡八頭町に新工場を建設し、2020年に山陰の港で水揚げされたベニズワイガニを使った蟹のリキュールを発売しています。どんな味か気になりますが、勇気がありません・・。
桜の時期には吉野山にも出店しています。

「やたがらす 新酒 しぼりたて 粗濾過 無加水 火入れせず 本醸造生原酒」
<データー>本醸造生原酒、精米歩合70%、アルコール分18度
<北岡本店(きたおかほんてん)>奈良県吉野郡吉野町上市61
北岡本店 公式ページ
近鉄大和上市駅から徒歩約20分

西国100酒札所巡り 第52番・第53番
緊急事態宣言が発出中、できるだけ外出を避け感染防止策に取り組みましょう。
少しでも日本酒を応援しようと、私が勝手に選んだ「西国100酒札所巡り」を紹介します。
第52番酒札所「藤村(ふじむら)酒造」(奈良県吉野郡下市町)

1863年創業で、代表銘柄は「万代老松(まんだいおいまつ)」です。酒銘は創業者が松の木を好み、緑をたたえた老松の重厚さに由来しているそうです。
煉瓦煙突がいい雰囲気です。

醸造量はわずか20石(1升瓶で2,000本)程度で、1月上旬から酒造りを始め3月末には酒造りを終えています。吉野・大峰山(おおみねさん)の名水「ごろごろ水」の利権を持ち、仕込水の全てに使用しています。
母屋玄関です。

玄関を入ると事務所があり、酒を購入することがg可能です。

以前飲んだ酒です。

「万代老松 純米酒」
<データー>純米酒、精米歩合70%、アルコール分15~16度
<藤村酒造(ふじむらしゅぞう)>奈良県吉野郡下市町下市154
藤村酒造 facebook
近鉄下市口駅から徒歩約23分、近鉄下市口駅から奈良交通バス2系統洞川温泉行・8系統岩森(下市温泉)行で札の辻バス停下車徒歩約2分
第53番酒札所「美吉野(みよしの)醸造」(奈良県吉野郡吉野町)

明治時代に吉野山で醸造していた蔵が火災で焼失し、1912年に合同会社を設立し創業年としています。代表銘柄は「花巴(はなともえ)」で、「花」は吉野山のヤマザクラを、「巴」はその広がりを意味しています。吉野山で醸造していた蔵元からの銘柄を引き継いでいます。
蔵へ続く通路です。

弓削皇子(ゆげのみこ、天武天皇の皇子)が詠んだ「いにしえに 恋ふる鳥かも 弓絃葉(ゆづるは)の 御井(みい)の上より 鳴き渡りゆく」(万葉集)の弓絃葉の井戸は、仕込水に使っている井戸ではないかと伝えられています。
蔵の様子です。

毎年11月~2月に蔵見学会を開催しています。(事前予約制、500円(猪口のお土産付き)※現在は休止中
販売所があり酒の購入が可能です。

酸を抑える酒造りではなく「酸を解放する酒造り」にこだわっています。水酛(みずもと)・山廃・速醸の特長を活かし、木桶を使った仕込みも行っています。
以前飲んだ酒です。

「花巴(はなともえ)山廃純米 無濾過生原酒 2018BY」
<データー>純米生原酒、雄町・山田錦・吟のさと、精米歩合70%、アルコール分17度
<美吉野醸造(みよしのじょうぞう)>奈良県吉野郡吉野町六田1286
美吉野醸造 公式ページ
近鉄六田駅から徒歩約14分

少しでも日本酒を応援しようと、私が勝手に選んだ「西国100酒札所巡り」を紹介します。
第52番酒札所「藤村(ふじむら)酒造」(奈良県吉野郡下市町)

1863年創業で、代表銘柄は「万代老松(まんだいおいまつ)」です。酒銘は創業者が松の木を好み、緑をたたえた老松の重厚さに由来しているそうです。
煉瓦煙突がいい雰囲気です。

醸造量はわずか20石(1升瓶で2,000本)程度で、1月上旬から酒造りを始め3月末には酒造りを終えています。吉野・大峰山(おおみねさん)の名水「ごろごろ水」の利権を持ち、仕込水の全てに使用しています。
母屋玄関です。

玄関を入ると事務所があり、酒を購入することがg可能です。

以前飲んだ酒です。

「万代老松 純米酒」
<データー>純米酒、精米歩合70%、アルコール分15~16度
<藤村酒造(ふじむらしゅぞう)>奈良県吉野郡下市町下市154
藤村酒造 facebook
近鉄下市口駅から徒歩約23分、近鉄下市口駅から奈良交通バス2系統洞川温泉行・8系統岩森(下市温泉)行で札の辻バス停下車徒歩約2分
第53番酒札所「美吉野(みよしの)醸造」(奈良県吉野郡吉野町)

明治時代に吉野山で醸造していた蔵が火災で焼失し、1912年に合同会社を設立し創業年としています。代表銘柄は「花巴(はなともえ)」で、「花」は吉野山のヤマザクラを、「巴」はその広がりを意味しています。吉野山で醸造していた蔵元からの銘柄を引き継いでいます。
蔵へ続く通路です。

弓削皇子(ゆげのみこ、天武天皇の皇子)が詠んだ「いにしえに 恋ふる鳥かも 弓絃葉(ゆづるは)の 御井(みい)の上より 鳴き渡りゆく」(万葉集)の弓絃葉の井戸は、仕込水に使っている井戸ではないかと伝えられています。
蔵の様子です。

毎年11月~2月に蔵見学会を開催しています。(事前予約制、500円(猪口のお土産付き)※現在は休止中
販売所があり酒の購入が可能です。

酸を抑える酒造りではなく「酸を解放する酒造り」にこだわっています。水酛(みずもと)・山廃・速醸の特長を活かし、木桶を使った仕込みも行っています。
以前飲んだ酒です。

「花巴(はなともえ)山廃純米 無濾過生原酒 2018BY」
<データー>純米生原酒、雄町・山田錦・吟のさと、精米歩合70%、アルコール分17度
<美吉野醸造(みよしのじょうぞう)>奈良県吉野郡吉野町六田1286
美吉野醸造 公式ページ
近鉄六田駅から徒歩約14分

西国100酒札所巡り 第51番・客番⑮
緊急事態宣言が発出中、できるだけ外出を避け感染防止策に取り組みましょう。
少しでも日本酒を応援しようと、私が勝手に選んだ「西国100酒札所巡り」を紹介します。
第51番酒札所「喜多(きた)酒造」(奈良県橿原市)

1718年創業で、1940年に橿原神宮の拡張に伴い現在地に移築、1961年に喜多酒造を設立しています。代表銘柄は「御代菊(みよきく)」・「白檮(はくじゅ)」・「利兵衛(りへえ)」です。
玄関を入ると土間にショップがあります。

土間を抜けると蔵への通路があります。

蔵見学会が定期的(12月を除く)に行われています(事前予約制、先着順)。見学料は600円で見学後は試飲が可能です。「御代菊 本醸造」(300ml)のお土産が付いています。
製麹室(せいぎくしつ=麹室(こうじむろ))の様子です。

写真奥中央から左は引き戸になっていて、引き戸の奥にもう1部屋製麹室があるそうです。
吟醸蔵の様子です。

見学会後の試飲の一部です。利兵衛は創業者の名です。

写真左より
「嘉龍(かりょう)純米大吟醸」
<データー>純米大吟醸酒、山田錦、精米歩合40%、アルコール分16度
「白檮 大吟醸」
<データー>大吟醸酒、山田錦、精米歩合40%、アルコール分16度
「利兵衞 純米吟醸 原酒 水もと仕込み」
<データー>純米吟醸原酒、露葉風、精米歩合60%、アルコール分20度
<喜多酒造(きたしゅぞう)>奈良県橿原市御坊町8
喜多酒造 公式ページ
近鉄畝傍御陵前駅西出口から徒歩約5分
客番(番外)酒札所⑮「岡本本家(おかもとほんけ)」(奈良県吉野郡大淀町)

1887年創業で、1960年に岡本本家を設立しています。代表銘柄は「山桂(やまかつら)」です。酒銘の「桂」は月の別称で、「吉野の山にかかる月」に由来し、吉野朝廷を偲んで命名されています。
煉瓦煙突が印象的です。

現在、醸造は奈良県宇陀市の芳村(よしむら)酒造に委託しています。
表通りに面して直営の岡本酒店があります。

岡本酒店で酒の購入が可能です。

「山桂 純米酒」(製造元:奈良県宇陀市芳村酒造)
<データー>純米酒、精米歩合70%、アルコール分15度
<岡本本家(おかもとほんけ)>奈良県吉野郡大淀町下渕230
岡本本家 公式ページ
近鉄下市口駅から徒歩約4分

少しでも日本酒を応援しようと、私が勝手に選んだ「西国100酒札所巡り」を紹介します。
第51番酒札所「喜多(きた)酒造」(奈良県橿原市)

1718年創業で、1940年に橿原神宮の拡張に伴い現在地に移築、1961年に喜多酒造を設立しています。代表銘柄は「御代菊(みよきく)」・「白檮(はくじゅ)」・「利兵衛(りへえ)」です。
玄関を入ると土間にショップがあります。

土間を抜けると蔵への通路があります。

蔵見学会が定期的(12月を除く)に行われています(事前予約制、先着順)。見学料は600円で見学後は試飲が可能です。「御代菊 本醸造」(300ml)のお土産が付いています。
製麹室(せいぎくしつ=麹室(こうじむろ))の様子です。

写真奥中央から左は引き戸になっていて、引き戸の奥にもう1部屋製麹室があるそうです。
吟醸蔵の様子です。

見学会後の試飲の一部です。利兵衛は創業者の名です。

写真左より
「嘉龍(かりょう)純米大吟醸」
<データー>純米大吟醸酒、山田錦、精米歩合40%、アルコール分16度
「白檮 大吟醸」
<データー>大吟醸酒、山田錦、精米歩合40%、アルコール分16度
「利兵衞 純米吟醸 原酒 水もと仕込み」
<データー>純米吟醸原酒、露葉風、精米歩合60%、アルコール分20度
<喜多酒造(きたしゅぞう)>奈良県橿原市御坊町8
喜多酒造 公式ページ
近鉄畝傍御陵前駅西出口から徒歩約5分
客番(番外)酒札所⑮「岡本本家(おかもとほんけ)」(奈良県吉野郡大淀町)

1887年創業で、1960年に岡本本家を設立しています。代表銘柄は「山桂(やまかつら)」です。酒銘の「桂」は月の別称で、「吉野の山にかかる月」に由来し、吉野朝廷を偲んで命名されています。
煉瓦煙突が印象的です。

現在、醸造は奈良県宇陀市の芳村(よしむら)酒造に委託しています。
表通りに面して直営の岡本酒店があります。

岡本酒店で酒の購入が可能です。

「山桂 純米酒」(製造元:奈良県宇陀市芳村酒造)
<データー>純米酒、精米歩合70%、アルコール分15度
<岡本本家(おかもとほんけ)>奈良県吉野郡大淀町下渕230
岡本本家 公式ページ
近鉄下市口駅から徒歩約4分

西国100酒札所巡り 第49番・第50番
緊急事態宣言が発出中、できるだけ外出を避け感染防止策に取り組みましょう。
少しでも日本酒を応援しようと、私が勝手に選んだ「西国100酒札所巡り」を紹介します。
第49番酒札所「長龍(ちょうりょう)酒造」(奈良県北葛城郡広陵町)

1923年に飯田酒造場(奈良県天理市飯田本店、2015年廃業)より独立して大阪府八尾市で酒の小売店を開業し創業年としています。1963年に長龍酒造を設立し酒の貯蔵・生家の酒の瓶詰めを開始、1979年に広陵酒造を設立して広陵蔵で醸造を開始し1993年に合併、2008年に本社を広陵町に移転しています。代表銘柄は、「長龍」・「ふた穂(ふたほ)」・「稲の国の稲の酒(いねのくにのいねのさけ)」です。
旧本社があった長龍酒造八尾蔵(大阪府八尾市安中町1-1-29)です。

醸造はすべて広陵蔵で行われ、八尾蔵には瓶詰・貯蔵庫が置かれています。
広陵蔵入口です。

入口を入るとショップがあり、奥に蔵の入口があります。
仕込室の様子です。

事前予約すると蔵見学が可能です。蔵見学後は試飲もできます。(現在は感染拡大防止のため休止中)
1964年には日本で最初の瓶詰樽酒を発売しています。

お祝い事や行事に欠かせない樽酒の鏡開き、「縁起のいい樽酒でより多くの方に笑顔になっていただきたい」との想いを込め、鏡開きが行われる日で「いい日」とも読める1月11日を「樽酒の日」として申請、2009年に登録されています。
樹齢約80年の吉野杉で作った樽に原酒を入れてなじませています。

「長龍 吉野杉の樽酒」
<データー>普通酒、精米歩合70%、アルコール分15~16度
露葉風(つゆはかぜ)の委託栽培を2002年から行っています。

露葉風は、「白露」と「早生双葉」を交配して1963年に愛知県で誕生した品種で、奈良県でのみ奨励されている酒造好適米です。「露葉風を楽しむ会」の会員を募集していて長龍愛飲家は会員になることができます。(会費無料)会員になると田植えや稲刈り、できた酒を味わう楽しむ会に参加することが可能です。
露葉風を使って醸造した酒。

「稲の国の稲の酒 特別純米酒、無濾過生原酒」
<データー>特別純米生原酒、露葉風、精米歩合65%、アルコール分18~19度
<長龍酒造(ちょうりょうしゅぞう)>奈良県北葛城郡広陵町南4
長龍酒造 公式ページ
近鉄箸尾駅から徒歩約8分
第50番酒札所「河合(かわい)酒造」(奈良県橿原市)

創業年は不詳ですが、1772年には上品寺屋(じょうぼんじや)」の屋号で酒造業を行っていたという資料が残っていています。代表銘柄は「出世男(しゅっせおとこ)」です。写真の河合家住宅は18世紀後半頃建築と考えられ重要文化財です。
河合家住宅の一部は見学することが可能です。

蔵見学は行われていません。
玄関を入った土間はショップになっています。

酒のほか、自家製奈良漬、猪口、前掛けなどのグッズも販売しています。
試飲も可能です。

写真左より
「出世男 本醸造」
<データー>本醸造酒、精米歩合70%、アルコール分18度
「出世男 蔵出しにごり酒」
<データー>普通酒生酒、アルコール分17度
「出世男 しぼりたて 新酒」
<データー>普通酒生酒、アルコール分17度
<河合酒造(かわいしゅぞう)>奈良県橿原市今井町1-7-8
河合酒造 facebook
近鉄八木西口駅から徒歩約5分、JR畝傍駅から徒歩約8分

少しでも日本酒を応援しようと、私が勝手に選んだ「西国100酒札所巡り」を紹介します。
第49番酒札所「長龍(ちょうりょう)酒造」(奈良県北葛城郡広陵町)

1923年に飯田酒造場(奈良県天理市飯田本店、2015年廃業)より独立して大阪府八尾市で酒の小売店を開業し創業年としています。1963年に長龍酒造を設立し酒の貯蔵・生家の酒の瓶詰めを開始、1979年に広陵酒造を設立して広陵蔵で醸造を開始し1993年に合併、2008年に本社を広陵町に移転しています。代表銘柄は、「長龍」・「ふた穂(ふたほ)」・「稲の国の稲の酒(いねのくにのいねのさけ)」です。
旧本社があった長龍酒造八尾蔵(大阪府八尾市安中町1-1-29)です。

醸造はすべて広陵蔵で行われ、八尾蔵には瓶詰・貯蔵庫が置かれています。
広陵蔵入口です。

入口を入るとショップがあり、奥に蔵の入口があります。
仕込室の様子です。

事前予約すると蔵見学が可能です。蔵見学後は試飲もできます。(現在は感染拡大防止のため休止中)
1964年には日本で最初の瓶詰樽酒を発売しています。

お祝い事や行事に欠かせない樽酒の鏡開き、「縁起のいい樽酒でより多くの方に笑顔になっていただきたい」との想いを込め、鏡開きが行われる日で「いい日」とも読める1月11日を「樽酒の日」として申請、2009年に登録されています。
樹齢約80年の吉野杉で作った樽に原酒を入れてなじませています。

「長龍 吉野杉の樽酒」
<データー>普通酒、精米歩合70%、アルコール分15~16度
露葉風(つゆはかぜ)の委託栽培を2002年から行っています。

露葉風は、「白露」と「早生双葉」を交配して1963年に愛知県で誕生した品種で、奈良県でのみ奨励されている酒造好適米です。「露葉風を楽しむ会」の会員を募集していて長龍愛飲家は会員になることができます。(会費無料)会員になると田植えや稲刈り、できた酒を味わう楽しむ会に参加することが可能です。
露葉風を使って醸造した酒。

「稲の国の稲の酒 特別純米酒、無濾過生原酒」
<データー>特別純米生原酒、露葉風、精米歩合65%、アルコール分18~19度
<長龍酒造(ちょうりょうしゅぞう)>奈良県北葛城郡広陵町南4
長龍酒造 公式ページ
近鉄箸尾駅から徒歩約8分
第50番酒札所「河合(かわい)酒造」(奈良県橿原市)

創業年は不詳ですが、1772年には上品寺屋(じょうぼんじや)」の屋号で酒造業を行っていたという資料が残っていています。代表銘柄は「出世男(しゅっせおとこ)」です。写真の河合家住宅は18世紀後半頃建築と考えられ重要文化財です。
河合家住宅の一部は見学することが可能です。

蔵見学は行われていません。
玄関を入った土間はショップになっています。

酒のほか、自家製奈良漬、猪口、前掛けなどのグッズも販売しています。
試飲も可能です。

写真左より
「出世男 本醸造」
<データー>本醸造酒、精米歩合70%、アルコール分18度
「出世男 蔵出しにごり酒」
<データー>普通酒生酒、アルコール分17度
「出世男 しぼりたて 新酒」
<データー>普通酒生酒、アルコール分17度
<河合酒造(かわいしゅぞう)>奈良県橿原市今井町1-7-8
河合酒造 facebook
近鉄八木西口駅から徒歩約5分、JR畝傍駅から徒歩約8分

西国100酒札所巡り 第47番・第48番
緊急事態宣言が発出中、できるだけ外出を避け感染防止策に取り組みましょう。
少しでも日本酒を応援しようと、私が勝手に選んだ「西国100酒札所巡り」を紹介します。
第47番酒札所「稲田(いなだ)酒造」(奈良県天理市)

1877年創業で1949年に稲田酒造を設立しています。代表銘柄は「黒松稲天(くろまついなてん)」です。
商店街に面してショップがあります。

酒粕を活用した奈良漬けの製造・販売も行っています。ショップの奥に蔵があり、事前に連絡して日にちが合えば蔵見学が可能です。
天理教の御神酒も奉献・販売しています。

2020年に焼酎「百年の孤独」に関わった名杜氏・黒瀬弘康氏が増田酒造(奈良県天理市)から移籍し、限定流通酒「稲乃花(いねのはな)」を発売しています。「稲乃花」は創業当時の銘柄だそうです。
ショップの隅に立ち飲みコーナーがあります。

「黒松稲天 純米酒 山乃かみ酵母使用」
<データー>純米酒、精米歩合70%、アルコール分18.5度
<稲田酒造(いなだしゅぞう)>奈良県天理市三島町379
稲田酒造 公式ページ
近鉄・JR天理駅から徒歩約12分
第48番酒札所「中谷(なかたに)酒造」(奈良県大和郡山市)

1853年創業で1951年に中谷酒造を設立しています。1995年に中国に進出、天津中谷酒造を設立し醸造を行っています。代表銘柄は「萬穣(ばんじょう)」・「奈良吟(ならぎん)」です。
奇数月の第1土曜日に蔵見学会を行っています。(事前予約制、先着順)

6代目当主自身が蔵や近隣の歴史の紹介、酒造りの解説、蔵の案内を行っています。蔵見学後は試飲も可能です。蔵見学会の見学料は500円ですが、酒を購入すると無料になります。
母屋です。

玄関を入った土間で酒の販売も行われています。

試飲も可能です。

写真左より
「萬穣 三日踊(みっかおどり)特別純米 無濾過生原酒」
<データー>特別純米生原酒、ひとめぼれ、精米歩合60%、アルコール分16.5度
「萬穣 三日踊 純米吟醸 山乃かみ酵母使用」
<データー>純米吟醸酒、山田錦、精米歩合60%、アルコール分16.5度
「萬穣 三日踊 特別純米」
<データー>特別純米酒、ひとめぼれ、精米歩合60%、アルコール分16.5度
<中谷酒造(なかたにしゅぞう)>奈良県大和郡山市番条町561
中谷酒造 公式ページ
近鉄筒井駅から徒歩約25分、JR郡山駅から徒歩約32分

少しでも日本酒を応援しようと、私が勝手に選んだ「西国100酒札所巡り」を紹介します。
第47番酒札所「稲田(いなだ)酒造」(奈良県天理市)

1877年創業で1949年に稲田酒造を設立しています。代表銘柄は「黒松稲天(くろまついなてん)」です。
商店街に面してショップがあります。

酒粕を活用した奈良漬けの製造・販売も行っています。ショップの奥に蔵があり、事前に連絡して日にちが合えば蔵見学が可能です。
天理教の御神酒も奉献・販売しています。

2020年に焼酎「百年の孤独」に関わった名杜氏・黒瀬弘康氏が増田酒造(奈良県天理市)から移籍し、限定流通酒「稲乃花(いねのはな)」を発売しています。「稲乃花」は創業当時の銘柄だそうです。
ショップの隅に立ち飲みコーナーがあります。

「黒松稲天 純米酒 山乃かみ酵母使用」
<データー>純米酒、精米歩合70%、アルコール分18.5度
<稲田酒造(いなだしゅぞう)>奈良県天理市三島町379
稲田酒造 公式ページ
近鉄・JR天理駅から徒歩約12分
第48番酒札所「中谷(なかたに)酒造」(奈良県大和郡山市)

1853年創業で1951年に中谷酒造を設立しています。1995年に中国に進出、天津中谷酒造を設立し醸造を行っています。代表銘柄は「萬穣(ばんじょう)」・「奈良吟(ならぎん)」です。
奇数月の第1土曜日に蔵見学会を行っています。(事前予約制、先着順)

6代目当主自身が蔵や近隣の歴史の紹介、酒造りの解説、蔵の案内を行っています。蔵見学後は試飲も可能です。蔵見学会の見学料は500円ですが、酒を購入すると無料になります。
母屋です。

玄関を入った土間で酒の販売も行われています。

試飲も可能です。

写真左より
「萬穣 三日踊(みっかおどり)特別純米 無濾過生原酒」
<データー>特別純米生原酒、ひとめぼれ、精米歩合60%、アルコール分16.5度
「萬穣 三日踊 純米吟醸 山乃かみ酵母使用」
<データー>純米吟醸酒、山田錦、精米歩合60%、アルコール分16.5度
「萬穣 三日踊 特別純米」
<データー>特別純米酒、ひとめぼれ、精米歩合60%、アルコール分16.5度
<中谷酒造(なかたにしゅぞう)>奈良県大和郡山市番条町561
中谷酒造 公式ページ
近鉄筒井駅から徒歩約25分、JR郡山駅から徒歩約32分

西国100酒札所巡り 客番⑭・第46番
緊急事態宣言が発出中、できるだけ外出を避け感染防止策に取り組みましょう。
少しでも日本酒を応援しようと、私が勝手に選んだ「西国100酒札所巡り」を紹介します。
客番(番外)酒札所⑭「正暦寺(しょうりゃくじ)」(奈良市)

992年に一条天皇の勅命で創建され、山号は菩提山(ぼだいせん)です。かつては堂塔・伽藍を中心に86坊が建ち並んでいましたが、江戸時代以降に衰退し、現在は本堂・鐘楼・福寿院客殿・瑠璃殿(宝物殿)などが残っています。福寿院客殿は1681年建立で重要文化財です。
境内にある「日本清酒発祥の地」・「菩提酛(ぼだいもと)創醸地」の石碑です。

平安時代から、大寺院は利潤を目的に酒造りを行い(僧坊酒(そうぼうしゅ)、正暦寺はその筆頭格でした。室町時代の古文書・「御酒之日記(ごしゅのにっき)には、三段仕込みや麹・掛米に白米を使う諸白造り(もろはくづくり)、火入れ作業などの酒造技術が確立されていたことが記されていることから「日本清酒発祥の地」とされています。
毎年1月上旬に菩提酛という酒母を造る仕込み作業が行われています。

「御酒之日記」に記された菩提泉(ぼだいせん)」の製法を参考に、1996年に復活プロジェクト「奈良県菩提酛による清酒製造研究会」がスタートし、1999年から復元した菩提酛造りが行われています。
菩提酛造りの見学が可能です。

あらかじめ、仕込水が入った酒母タンクに生米、正暦寺乳酸菌を入れ、「そやし水」といわれる乳酸酸性の水を造ります。「そやし水」に浸かっていた生米を蒸します。
蒸しあがった米は広げて冷まします。

冷めた蒸米、麹を「そやし水」の入っているタンクに入れた後、菩提酛酵母を加えます。室温や品温を管理し、2~3週間位で完成、各蔵が持ち帰り醸造を行っています。
菩提酛造り当日は境内で試飲・購入が可能です。

現在、8蔵が菩提酛を使った酒を醸造・販売しています。福寿院客殿で購入も可能です。
<正暦寺(しょうりゃくじ)>奈良市菩提山町157
正暦寺 清酒発祥の地のページ
JR奈良駅・近鉄奈良駅から奈良交通バス天理行きで窪之荘南バス停下車徒歩約60分、JR帯解駅から徒歩約75分(菩提酛造り当日は窪之荘南バス停近くの喫茶ヒーロー前駐車場から寺の送迎車(無料)が出ています)
第46番酒札所「増田(ますだ)酒造」(天理市)

1625年創業で、代表銘柄は「都姫(みやこひめ)」です。
蔵の様子です。

事前に連絡して日にちが合えば蔵見学が可能です。
製麹室(せいぎくしつ=麹室(こうじむろ))です。

2009年に焼酎「百年の孤独」に関わった名杜氏・黒瀬弘康氏を招き、限定流通酒「神韻(しんいん)」を発売しています。(黒瀬氏は2019醸造年度をもって退社し、「神韻」醸造に終止符を打っています)
事務所で試飲・購入が可能です。

「神韻 無濾過生原酒 40%」
<データー>純米吟醸生原酒、美山錦、精米歩合40%、アルコール分17.5度
<増田酒造(ますだしゅぞう)>奈良県天理市岩屋町42
増田酒造 公式ページ
JR櫟本(いちのもと)駅から徒歩約60分、近鉄・JR天理駅から奈良交通バス針インター方面行で国道岩屋バス停下車徒歩約17分

少しでも日本酒を応援しようと、私が勝手に選んだ「西国100酒札所巡り」を紹介します。
客番(番外)酒札所⑭「正暦寺(しょうりゃくじ)」(奈良市)

992年に一条天皇の勅命で創建され、山号は菩提山(ぼだいせん)です。かつては堂塔・伽藍を中心に86坊が建ち並んでいましたが、江戸時代以降に衰退し、現在は本堂・鐘楼・福寿院客殿・瑠璃殿(宝物殿)などが残っています。福寿院客殿は1681年建立で重要文化財です。
境内にある「日本清酒発祥の地」・「菩提酛(ぼだいもと)創醸地」の石碑です。

平安時代から、大寺院は利潤を目的に酒造りを行い(僧坊酒(そうぼうしゅ)、正暦寺はその筆頭格でした。室町時代の古文書・「御酒之日記(ごしゅのにっき)には、三段仕込みや麹・掛米に白米を使う諸白造り(もろはくづくり)、火入れ作業などの酒造技術が確立されていたことが記されていることから「日本清酒発祥の地」とされています。
毎年1月上旬に菩提酛という酒母を造る仕込み作業が行われています。

「御酒之日記」に記された菩提泉(ぼだいせん)」の製法を参考に、1996年に復活プロジェクト「奈良県菩提酛による清酒製造研究会」がスタートし、1999年から復元した菩提酛造りが行われています。
菩提酛造りの見学が可能です。

あらかじめ、仕込水が入った酒母タンクに生米、正暦寺乳酸菌を入れ、「そやし水」といわれる乳酸酸性の水を造ります。「そやし水」に浸かっていた生米を蒸します。
蒸しあがった米は広げて冷まします。

冷めた蒸米、麹を「そやし水」の入っているタンクに入れた後、菩提酛酵母を加えます。室温や品温を管理し、2~3週間位で完成、各蔵が持ち帰り醸造を行っています。
菩提酛造り当日は境内で試飲・購入が可能です。

現在、8蔵が菩提酛を使った酒を醸造・販売しています。福寿院客殿で購入も可能です。
<正暦寺(しょうりゃくじ)>奈良市菩提山町157
正暦寺 清酒発祥の地のページ
JR奈良駅・近鉄奈良駅から奈良交通バス天理行きで窪之荘南バス停下車徒歩約60分、JR帯解駅から徒歩約75分(菩提酛造り当日は窪之荘南バス停近くの喫茶ヒーロー前駐車場から寺の送迎車(無料)が出ています)
第46番酒札所「増田(ますだ)酒造」(天理市)

1625年創業で、代表銘柄は「都姫(みやこひめ)」です。
蔵の様子です。

事前に連絡して日にちが合えば蔵見学が可能です。
製麹室(せいぎくしつ=麹室(こうじむろ))です。

2009年に焼酎「百年の孤独」に関わった名杜氏・黒瀬弘康氏を招き、限定流通酒「神韻(しんいん)」を発売しています。(黒瀬氏は2019醸造年度をもって退社し、「神韻」醸造に終止符を打っています)
事務所で試飲・購入が可能です。

「神韻 無濾過生原酒 40%」
<データー>純米吟醸生原酒、美山錦、精米歩合40%、アルコール分17.5度
<増田酒造(ますだしゅぞう)>奈良県天理市岩屋町42
増田酒造 公式ページ
JR櫟本(いちのもと)駅から徒歩約60分、近鉄・JR天理駅から奈良交通バス針インター方面行で国道岩屋バス停下車徒歩約17分

西国100酒札所巡り 客番⑬・第45番
緊急事態宣言が発出中、できるだけ外出を避け感染防止策に取り組みましょう。
少しでも日本酒を応援しようと、私が勝手に選んだ「西国100酒札所巡り」を紹介します。
客番(番外)酒札所⑬「なら泉勇斎(ならいずみゆうさい)」(奈良市)

昔は奈良県酒造組合が期間限定のアンテナショップ「ささや」があり、閉店後の2012年にオーナーが後を継いでオープンしています。
奈良酒に特化した酒販店で、奈良県内の29蔵の酒を販売しています。

オーナーは元奈良県工業技術センターの所長をされていた方で、酒造メーカーと共に室町時代に行われていた菩提酛(ぼだいもと)という製法の復活にも関わられています。
菩提酛を使って醸造された酒も販売しています。

立ち飲みカウンターがあり、有料試飲が可能です。

写真左より
「菊司(きくつかさ)菩提酛 純米 生原酒」(奈良県生駒市菊司醸造)
<データー>純米生原酒、精米歩合70%、アルコール分19度
「升平(しょうへい)菩提酛 純米酒 生酒」(奈良市八木酒造)
<データー>純米生酒、精米歩合記載なし、アルコール分18度
「つげのひむろ 純米酒 菩提酛 生」(奈良市倉本酒造)
<データー>純米生酒、ヒノヒカリ、精米歩合70%、アルコール分15度
<なら泉勇斎(ならいずみゆうさい)>奈良市西寺林町22
なら泉勇斎 公式ページ
近鉄奈良駅から徒歩約8分、JR奈良駅から徒歩約10分
第45番酒札所「奈良豊澤(ならとよさわ)酒造」(奈良市)

1868年に大阪玉造(大阪市)で酒卸業を開始し創業年としています。1887年頃から灘や伏見などで醸造を開始、1935年頃に酒蔵を現在地に移転しています。1945年に個人企業の奈良豊澤酒造となり、1955年に株式会社化しています。代表銘柄は「豊祝(ほうしゅく)」、「喜仙寿吉兆(きせんじゅきっちょう)」で、2016年に限定流通の新ブランド「儀助(ぎすけ)」を立ち上げています。
蔵の入口です。

事前に連絡すると蔵見学が可能です。(10月・11月・2月・3月の火曜・金曜のみ)蔵見学後は試飲も可能です。
ショップがあります。

ショップ内の様子です。

酒の他に猪口などのグッズも販売しています。
ショップ内で試飲はできません。

「豊祝 蔵元でしか飲めないお酒 純米酒 無濾過生原酒」
<データー>純米生原酒、山田錦・他、精米歩合75%、アルコール分17度
奈良市西城戸町4にある旧本社・旧酒蔵です。

築約130年の建物を改修し、2018年に「NIPPONIA HOTEL 奈良ならまち」がオープンしています。レストランもありますす。
近鉄奈良駅に直営の蔵元豊祝奈良店があります。

他に近鉄大和西大寺店、近鉄大阪難波店、JR天王寺駅直結の天王寺Mio店があります。
<奈良豊澤酒造(ならとよさわしゅぞう)>奈良市今市町405
奈良豊澤酒造 公式ページ
JR帯解(おびとけ)駅から徒歩約8分

少しでも日本酒を応援しようと、私が勝手に選んだ「西国100酒札所巡り」を紹介します。
客番(番外)酒札所⑬「なら泉勇斎(ならいずみゆうさい)」(奈良市)

昔は奈良県酒造組合が期間限定のアンテナショップ「ささや」があり、閉店後の2012年にオーナーが後を継いでオープンしています。
奈良酒に特化した酒販店で、奈良県内の29蔵の酒を販売しています。

オーナーは元奈良県工業技術センターの所長をされていた方で、酒造メーカーと共に室町時代に行われていた菩提酛(ぼだいもと)という製法の復活にも関わられています。
菩提酛を使って醸造された酒も販売しています。

立ち飲みカウンターがあり、有料試飲が可能です。

写真左より
「菊司(きくつかさ)菩提酛 純米 生原酒」(奈良県生駒市菊司醸造)
<データー>純米生原酒、精米歩合70%、アルコール分19度
「升平(しょうへい)菩提酛 純米酒 生酒」(奈良市八木酒造)
<データー>純米生酒、精米歩合記載なし、アルコール分18度
「つげのひむろ 純米酒 菩提酛 生」(奈良市倉本酒造)
<データー>純米生酒、ヒノヒカリ、精米歩合70%、アルコール分15度
<なら泉勇斎(ならいずみゆうさい)>奈良市西寺林町22
なら泉勇斎 公式ページ
近鉄奈良駅から徒歩約8分、JR奈良駅から徒歩約10分
第45番酒札所「奈良豊澤(ならとよさわ)酒造」(奈良市)

1868年に大阪玉造(大阪市)で酒卸業を開始し創業年としています。1887年頃から灘や伏見などで醸造を開始、1935年頃に酒蔵を現在地に移転しています。1945年に個人企業の奈良豊澤酒造となり、1955年に株式会社化しています。代表銘柄は「豊祝(ほうしゅく)」、「喜仙寿吉兆(きせんじゅきっちょう)」で、2016年に限定流通の新ブランド「儀助(ぎすけ)」を立ち上げています。
蔵の入口です。

事前に連絡すると蔵見学が可能です。(10月・11月・2月・3月の火曜・金曜のみ)蔵見学後は試飲も可能です。
ショップがあります。

ショップ内の様子です。

酒の他に猪口などのグッズも販売しています。
ショップ内で試飲はできません。

「豊祝 蔵元でしか飲めないお酒 純米酒 無濾過生原酒」
<データー>純米生原酒、山田錦・他、精米歩合75%、アルコール分17度
奈良市西城戸町4にある旧本社・旧酒蔵です。

築約130年の建物を改修し、2018年に「NIPPONIA HOTEL 奈良ならまち」がオープンしています。レストランもありますす。
近鉄奈良駅に直営の蔵元豊祝奈良店があります。

他に近鉄大和西大寺店、近鉄大阪難波店、JR天王寺駅直結の天王寺Mio店があります。
<奈良豊澤酒造(ならとよさわしゅぞう)>奈良市今市町405
奈良豊澤酒造 公式ページ
JR帯解(おびとけ)駅から徒歩約8分

西国100酒札所巡り 第43番・第44番
緊急事態宣言が発出中、できるだけ外出を避け感染防止策に取り組みましょう。
少しでも日本酒を応援しようと、私が勝手に選んだ「西国100酒札所巡り」を紹介します。
第43番酒札所「八木(やぎ)酒造」(奈良市)

江戸時代以前に創業した酒造業「横田屋」を大阪堂島の米商・八木千之助が1877年に継承して創業しています。代表銘柄は「升平(しょうへい)」です。
蔵への入口付近の様子です。

事前に連絡して日にちが合えば、蔵見学が可能です。焼酎や梅酒にも力を入れています。
主屋玄関です。

玄関を入ると左手が事務所、右手がショップになっています。

ショップの様子です。

ショップでは試飲も可能です。

「大和の清酒(やまとのせいしゅ)純米吟醸」
<データー>純米吟醸酒、精米歩合60%、アルコール分16~17度
<八木酒造(やぎしゅぞう)>奈良市高畑町915
八木酒造 公式ページ
JR京終(きょうばて)駅から徒歩約20分、近鉄奈良駅から徒歩約23分、JR奈良駅・近鉄奈良駅から市内循環バス外回りで破石バス停下車徒歩約3分
<追記>2022年12月に奈良春日山(ならかすがやま)酒造に社名変更されました
第44番酒札所「今西清兵衛(いまにしせいべえ)商店」(奈良市)

1884年創業で1956年に今西清兵衛商店を設立しています。、代表銘柄は「春鹿(はるしか)」・「白滴(はくてき)」です。
今西家書院です。

興福寺大乗院家に仕えた福智院(ふくちいん)氏の居宅を1924年に今西家が譲り受けた歴史的建造物です。室町時代建築で重要文化財です。2009年発行の切手のデザインにも採用されています。一般の見学料は400円です。
蔵内の様子です。

毎年2月の土・日に事前予約制(参加費500円(税込))で酒蔵見学会が行われています。
一部の商品は木桶での仕込が行われています。

2005年に56年ぶりに復活させたそうです。
一部の商品は槽(ふね)で酒を搾っています。

通常は圧搾機(あっさくき)で搾るので、槽を使うことは数回だけだそうです。
事務所棟です。

ショップが併設されています。
ショップでは「きき酒」が可能です。

500円(税込)で「きき酒グラス」を購入すると、5種類の「きき酒」ができます。(内容は定期的に替わります)
2019年に立ち上げた新ブランド。

「鹿鳴(ろくめい)純米吟醸 生原酒 雄町」
<データー>純米吟醸生原酒、雄町、精米歩合55%、アルコール分17度
<今西清兵衛(いまにしせいべえしょうてん)商店>奈良市福智院町24-1
今西清兵衛商店 公式ページ
近鉄奈良駅から徒歩約15分、JR京終(きょうばて)駅から徒歩約18分、JR奈良駅・近鉄奈良駅から奈良交通バス51系・92系などで智院町バス停下車徒歩約2分

少しでも日本酒を応援しようと、私が勝手に選んだ「西国100酒札所巡り」を紹介します。
第43番酒札所「八木(やぎ)酒造」(奈良市)

江戸時代以前に創業した酒造業「横田屋」を大阪堂島の米商・八木千之助が1877年に継承して創業しています。代表銘柄は「升平(しょうへい)」です。
蔵への入口付近の様子です。

事前に連絡して日にちが合えば、蔵見学が可能です。焼酎や梅酒にも力を入れています。
主屋玄関です。

玄関を入ると左手が事務所、右手がショップになっています。

ショップの様子です。

ショップでは試飲も可能です。

「大和の清酒(やまとのせいしゅ)純米吟醸」
<データー>純米吟醸酒、精米歩合60%、アルコール分16~17度
<八木酒造(やぎしゅぞう)>奈良市高畑町915
八木酒造 公式ページ
JR京終(きょうばて)駅から徒歩約20分、近鉄奈良駅から徒歩約23分、JR奈良駅・近鉄奈良駅から市内循環バス外回りで破石バス停下車徒歩約3分
<追記>2022年12月に奈良春日山(ならかすがやま)酒造に社名変更されました
第44番酒札所「今西清兵衛(いまにしせいべえ)商店」(奈良市)

1884年創業で1956年に今西清兵衛商店を設立しています。、代表銘柄は「春鹿(はるしか)」・「白滴(はくてき)」です。
今西家書院です。


興福寺大乗院家に仕えた福智院(ふくちいん)氏の居宅を1924年に今西家が譲り受けた歴史的建造物です。室町時代建築で重要文化財です。2009年発行の切手のデザインにも採用されています。一般の見学料は400円です。
蔵内の様子です。

毎年2月の土・日に事前予約制(参加費500円(税込))で酒蔵見学会が行われています。
一部の商品は木桶での仕込が行われています。

2005年に56年ぶりに復活させたそうです。
一部の商品は槽(ふね)で酒を搾っています。

通常は圧搾機(あっさくき)で搾るので、槽を使うことは数回だけだそうです。
事務所棟です。

ショップが併設されています。
ショップでは「きき酒」が可能です。

500円(税込)で「きき酒グラス」を購入すると、5種類の「きき酒」ができます。(内容は定期的に替わります)
2019年に立ち上げた新ブランド。

「鹿鳴(ろくめい)純米吟醸 生原酒 雄町」
<データー>純米吟醸生原酒、雄町、精米歩合55%、アルコール分17度
<今西清兵衛(いまにしせいべえしょうてん)商店>奈良市福智院町24-1
今西清兵衛商店 公式ページ
近鉄奈良駅から徒歩約15分、JR京終(きょうばて)駅から徒歩約18分、JR奈良駅・近鉄奈良駅から奈良交通バス51系・92系などで智院町バス停下車徒歩約2分

西国100酒札所巡り 第41番・第42番
緊急事態宣言が発出中、できるだけ外出を避け感染防止策に取り組みましょう。
少しでも日本酒を応援しようと、私が勝手に選んだ「西国100酒札所巡り」を紹介します。
第41番酒札所「小西(こにし)酒造」(兵庫県伊丹市)

1550年に小西新右衞門が濁酒づくりを始め創業年とし、1933年に小西酒造を設立しています。、代表銘柄は「白雪(しらゆき)」・「KONISHI(こにし)」です。写真は長寿蔵です。
長寿蔵2階は「白雪ブルワリービレッジ長寿蔵ミュージアム」になっています。

入館は無料です。昔の酒造りの道具の展示や工程の解説が行われています。酒造りの様子を再現したジオラマもあります。
長寿蔵1階ではクラフトビールの醸造が行われています。

横にはレストランがあり、搾りたてのビールや日本酒などを楽しむことができます。
長寿蔵に隣接してショップがあります。

ショップでは酒のほか、酒器やグッズも販売されています。

試飲も可能です。
日本酒の醸造は富士山蔵で行われています。

現在、工場設備見直し検討のため蔵見学の受付は行っていません。
蔵見学者限定に販売されている酒。(蔵開きの蔵見学会で購入したもの)

「白雪 汲み酒(くみざけ)斗瓶取り大吟醸」
<データー>大吟醸生原酒、山田錦、精米歩合35%、アルコール分17度
<小西酒造(こにししゅぞう)>兵庫県伊丹市東有岡2丁目13(本社・富士山蔵)、兵庫県伊丹市中央3-4-15(長寿蔵)
小西酒造 公式ページ
長寿蔵はJR伊丹駅から徒歩約5分、阪急伊丹駅から徒歩約6分
第42番酒札所「伊丹老松(いたみおいまつ)酒造」(兵庫県伊丹市)

1688年創業で、1697年には江戸幕府の官用酒となり「御免酒(ごめんしゅ)と称しています。1716年に作られた「和漢酒文献類聚」の名酒番付では最高位である東の大関になっています。1945年に伊丹老松酒造を設立し、代表銘柄は、「老松(おいまつ)」です。
ショップがあります。

酒のほか、酒器や前掛け・ストラップなどのグッズ類も販売しています。
ショップでは土日限定で有料試飲も可能です。

「老松 純米酒」
<データー>純米酒、精米歩合70%、アルコール分15~16度
ショップの店頭脇には井戸があります。

仕込水と同じもので、地下95mから汲みだしています。平日の9~17時に自由に飲むことができます。
<伊丹老松酒造(いたみおいまつしゅぞう)>兵庫県伊丹市中央3-1-8
伊丹老松酒造 公式ページ
阪急伊丹駅から徒歩約5分、JR伊丹駅から徒歩約7分

少しでも日本酒を応援しようと、私が勝手に選んだ「西国100酒札所巡り」を紹介します。
第41番酒札所「小西(こにし)酒造」(兵庫県伊丹市)

1550年に小西新右衞門が濁酒づくりを始め創業年とし、1933年に小西酒造を設立しています。、代表銘柄は「白雪(しらゆき)」・「KONISHI(こにし)」です。写真は長寿蔵です。
長寿蔵2階は「白雪ブルワリービレッジ長寿蔵ミュージアム」になっています。

入館は無料です。昔の酒造りの道具の展示や工程の解説が行われています。酒造りの様子を再現したジオラマもあります。
長寿蔵1階ではクラフトビールの醸造が行われています。

横にはレストランがあり、搾りたてのビールや日本酒などを楽しむことができます。
長寿蔵に隣接してショップがあります。

ショップでは酒のほか、酒器やグッズも販売されています。

試飲も可能です。
日本酒の醸造は富士山蔵で行われています。

現在、工場設備見直し検討のため蔵見学の受付は行っていません。
蔵見学者限定に販売されている酒。(蔵開きの蔵見学会で購入したもの)

「白雪 汲み酒(くみざけ)斗瓶取り大吟醸」
<データー>大吟醸生原酒、山田錦、精米歩合35%、アルコール分17度
<小西酒造(こにししゅぞう)>兵庫県伊丹市東有岡2丁目13(本社・富士山蔵)、兵庫県伊丹市中央3-4-15(長寿蔵)
小西酒造 公式ページ
長寿蔵はJR伊丹駅から徒歩約5分、阪急伊丹駅から徒歩約6分
第42番酒札所「伊丹老松(いたみおいまつ)酒造」(兵庫県伊丹市)

1688年創業で、1697年には江戸幕府の官用酒となり「御免酒(ごめんしゅ)と称しています。1716年に作られた「和漢酒文献類聚」の名酒番付では最高位である東の大関になっています。1945年に伊丹老松酒造を設立し、代表銘柄は、「老松(おいまつ)」です。
ショップがあります。

酒のほか、酒器や前掛け・ストラップなどのグッズ類も販売しています。
ショップでは土日限定で有料試飲も可能です。

「老松 純米酒」
<データー>純米酒、精米歩合70%、アルコール分15~16度
ショップの店頭脇には井戸があります。

仕込水と同じもので、地下95mから汲みだしています。平日の9~17時に自由に飲むことができます。
<伊丹老松酒造(いたみおいまつしゅぞう)>兵庫県伊丹市中央3-1-8
伊丹老松酒造 公式ページ
阪急伊丹駅から徒歩約5分、JR伊丹駅から徒歩約7分

西国100酒札所巡り 第40番・客番⑫
緊急事態宣言が発出中、できるだけ外出を避け感染防止策に取り組みましょう。
少しでも日本酒を応援しようと、私が勝手に選んだ「西国100酒札所巡り」を紹介します。
第40番酒札所「狩場一(かりばいち)酒造」(兵庫県篠山市)

1916年に初代・狩場藤蔵の名にちなみ亀甲藤(きっこうふじ)醸造として創業し、後に狩場酒造場に改称しています。2018年に法人化し狩場一酒造と社名変更しています。代表銘柄は「秀月(しゅうげつ)」です。
蔵の様子です。

一般の蔵見学は行われていませんが、毎年2月に蔵見学会が行われています。(事前予約制)
ショップ「秀月庵」玄関です。

1991年にオープンしています。
店内の様子です。

ほとんどの酒が精米歩合60%で、「手頃な値段で買える美酒に通じ、毎日飲める最もうまい酒をつくる」のがポリシーだそうです。
試飲コーナーもあります。

写真左より
「秀月 純米生 しぼりたて生」
<データー>純米生酒、五百万石・山田錦、精米歩合60%、アルコール分17~18度
「秀月 にごり酒 しぼりたて生」
<データー>普通酒生原酒、五百万石・山田錦、精米歩合60%、アルコール分18~19度
<狩場一酒造(かりばいちしゅぞう)>兵庫県篠山市波賀野500
狩場一酒造 公式ページ
JR古市駅から徒歩約15分
客番(番外)酒札所⑫「櫻(さくら)酒造」(兵庫県丹波篠山市)
※未訪問のため櫻酒造公式サイトの写真をお借りして掲載します。

1956年に山口県宇部市で創業しています。1963年に兵庫県明石市へ移転、1972年に現在地に城東工場を建設し1985年に本社も移転しています。白鶴酒造(第13番酒札所)のグループ会社で、主に白鶴酒造の原酒・梅酒を醸造しています。代表銘柄は「櫻一文字(さくらいちもんじ)」で、2021年2月に新銘柄「丹波櫻(たんばざくら)」を発売しています。
本社内に直売所があり酒の購入が可能です。

「櫻一文字 純米酒」
<データー>純米酒、精米歩合70%、アルコール分15~16度
<櫻酒造(さくらしゅぞう)>兵庫県丹波篠山市井ノ上字長屋ノ坪182-1
櫻酒造 公式ページ
JR丹波篠山駅西口から神姫バス福住行で城東井上バス停下車徒歩約10分

少しでも日本酒を応援しようと、私が勝手に選んだ「西国100酒札所巡り」を紹介します。
第40番酒札所「狩場一(かりばいち)酒造」(兵庫県篠山市)

1916年に初代・狩場藤蔵の名にちなみ亀甲藤(きっこうふじ)醸造として創業し、後に狩場酒造場に改称しています。2018年に法人化し狩場一酒造と社名変更しています。代表銘柄は「秀月(しゅうげつ)」です。
蔵の様子です。

一般の蔵見学は行われていませんが、毎年2月に蔵見学会が行われています。(事前予約制)
ショップ「秀月庵」玄関です。

1991年にオープンしています。
店内の様子です。

ほとんどの酒が精米歩合60%で、「手頃な値段で買える美酒に通じ、毎日飲める最もうまい酒をつくる」のがポリシーだそうです。
試飲コーナーもあります。

写真左より
「秀月 純米生 しぼりたて生」
<データー>純米生酒、五百万石・山田錦、精米歩合60%、アルコール分17~18度
「秀月 にごり酒 しぼりたて生」
<データー>普通酒生原酒、五百万石・山田錦、精米歩合60%、アルコール分18~19度
<狩場一酒造(かりばいちしゅぞう)>兵庫県篠山市波賀野500
狩場一酒造 公式ページ
JR古市駅から徒歩約15分
客番(番外)酒札所⑫「櫻(さくら)酒造」(兵庫県丹波篠山市)
※未訪問のため櫻酒造公式サイトの写真をお借りして掲載します。

1956年に山口県宇部市で創業しています。1963年に兵庫県明石市へ移転、1972年に現在地に城東工場を建設し1985年に本社も移転しています。白鶴酒造(第13番酒札所)のグループ会社で、主に白鶴酒造の原酒・梅酒を醸造しています。代表銘柄は「櫻一文字(さくらいちもんじ)」で、2021年2月に新銘柄「丹波櫻(たんばざくら)」を発売しています。
本社内に直売所があり酒の購入が可能です。

「櫻一文字 純米酒」
<データー>純米酒、精米歩合70%、アルコール分15~16度
<櫻酒造(さくらしゅぞう)>兵庫県丹波篠山市井ノ上字長屋ノ坪182-1
櫻酒造 公式ページ
JR丹波篠山駅西口から神姫バス福住行で城東井上バス停下車徒歩約10分

西国100酒札所巡り 第38番・第39番・客番⑪
緊急事態宣言が発出中、できるだけ外出を避け感染防止策に取り組みましょう。
少しでも日本酒を応援しようと、私が勝手に選んだ「西国100酒札所巡り」を紹介します。
第38番酒札所「神結(かみむすび)酒造」(兵庫県加東市)
※未訪問のため蔵の写真は頂いたチラシを撮影したものを掲載します。

1893年創業で、代表銘柄は「神結」・「たましずく」・「闘竜灘(とうりゅうなだ)」です。蔵の裏手にある祠のそばに生えた2本の樫の木が結えて1本のように見えたことが神結の由来だそうです。蔵見学は現在休止されています。毎年2月に蔵開きが行われています。(2021年は中止)
事務所にショップが併設されており酒の購入が可能です。

「たましずく 純米吟醸」
<データー>純米吟醸酒、山田錦、精米歩合60%、アルコール分15.5度
<神結酒造(かみむすびしゅぞう)>兵庫県加東市下滝野474
神結酒造 公式ページ
JR滝野駅から徒歩約14分
第39番酒札所「鳳鳴(ほうめい)酒造」(兵庫県丹波篠山市)

1797年に西尾酒造で創業しています。1945年に市内の酒蔵13蔵が合併し多紀酒造となり、1996年に鳳鳴酒造に社名変更しています。1996年鳳鳴酒造に社名変更しています。代表銘柄は「鳳鳴」です。
「ほろよい城下蔵」です。

隣接する1797年建築の西尾邸を改装・整備して2001年にオープンしています。
酒造りの道具展示や商品の紹介コーナーがあります。

クラシック音楽やデカンショ節を流した振動による貯蔵も行っています。醸造は味間工場(兵庫県丹波篠山市大沢1-13-17)で行っています。味間工場は事前に連絡して日にちが合えば工場見学が可能です(冬季のみ)。工場事務所で試飲・酒の購入が可能です。
「ほろよい城下蔵」のショップです。

もちろん酒の購入が可能です。

「鳳鳴(ほうめい)にごり酒 生」
<データー>普通酒生酒、日本晴、精米歩合71%、アルコール分15~16度
5種類がセットになった「おためしセット」(有料試飲)も楽しむことができます。

<鳳鳴酒造(ほうめいしゅぞう)>兵庫県丹波篠山市呉服町73
鳳鳴酒造 公式ページ
JR篠山口駅西口から神姫バス篠山営業所行きで篠山呉服町バス停下車徒歩約2分
客番(番外)酒札所⑪「丹波杜氏酒造記念館」(兵庫県丹波篠山市)

丹波杜氏組合が1960年に建設した杜氏会館を1989年に建て替えてオープンしています。
入口です。

入館には協力金100円が必要です。丹波杜氏は、南部杜氏(岩手県)、越後杜氏(新潟県)と共に日本三大杜氏の1つです。
酒造道具や資料の展示や酒造りの工程が紹介されています。

<丹波杜氏酒造記念館(たんばとうじしゅぞうきねんかん)>兵庫県篠山市東新町1-5
丹波杜氏酒造記念館 公式ページ
JR篠山口駅西口から神姫バス篠山営業所行きで春日神社前バス停下車徒歩約5分(鳳鳴酒造から徒歩約5分)

少しでも日本酒を応援しようと、私が勝手に選んだ「西国100酒札所巡り」を紹介します。
第38番酒札所「神結(かみむすび)酒造」(兵庫県加東市)
※未訪問のため蔵の写真は頂いたチラシを撮影したものを掲載します。

1893年創業で、代表銘柄は「神結」・「たましずく」・「闘竜灘(とうりゅうなだ)」です。蔵の裏手にある祠のそばに生えた2本の樫の木が結えて1本のように見えたことが神結の由来だそうです。蔵見学は現在休止されています。毎年2月に蔵開きが行われています。(2021年は中止)
事務所にショップが併設されており酒の購入が可能です。

「たましずく 純米吟醸」
<データー>純米吟醸酒、山田錦、精米歩合60%、アルコール分15.5度
<神結酒造(かみむすびしゅぞう)>兵庫県加東市下滝野474
神結酒造 公式ページ
JR滝野駅から徒歩約14分
第39番酒札所「鳳鳴(ほうめい)酒造」(兵庫県丹波篠山市)

1797年に西尾酒造で創業しています。1945年に市内の酒蔵13蔵が合併し多紀酒造となり、1996年に鳳鳴酒造に社名変更しています。1996年鳳鳴酒造に社名変更しています。代表銘柄は「鳳鳴」です。
「ほろよい城下蔵」です。

隣接する1797年建築の西尾邸を改装・整備して2001年にオープンしています。
酒造りの道具展示や商品の紹介コーナーがあります。

クラシック音楽やデカンショ節を流した振動による貯蔵も行っています。醸造は味間工場(兵庫県丹波篠山市大沢1-13-17)で行っています。味間工場は事前に連絡して日にちが合えば工場見学が可能です(冬季のみ)。工場事務所で試飲・酒の購入が可能です。
「ほろよい城下蔵」のショップです。

もちろん酒の購入が可能です。

「鳳鳴(ほうめい)にごり酒 生」
<データー>普通酒生酒、日本晴、精米歩合71%、アルコール分15~16度
5種類がセットになった「おためしセット」(有料試飲)も楽しむことができます。

<鳳鳴酒造(ほうめいしゅぞう)>兵庫県丹波篠山市呉服町73
鳳鳴酒造 公式ページ
JR篠山口駅西口から神姫バス篠山営業所行きで篠山呉服町バス停下車徒歩約2分
客番(番外)酒札所⑪「丹波杜氏酒造記念館」(兵庫県丹波篠山市)

丹波杜氏組合が1960年に建設した杜氏会館を1989年に建て替えてオープンしています。
入口です。

入館には協力金100円が必要です。丹波杜氏は、南部杜氏(岩手県)、越後杜氏(新潟県)と共に日本三大杜氏の1つです。
酒造道具や資料の展示や酒造りの工程が紹介されています。

<丹波杜氏酒造記念館(たんばとうじしゅぞうきねんかん)>兵庫県篠山市東新町1-5
丹波杜氏酒造記念館 公式ページ
JR篠山口駅西口から神姫バス篠山営業所行きで春日神社前バス停下車徒歩約5分(鳳鳴酒造から徒歩約5分)

西国100酒札所巡り 第36番・第37番
緊急事態宣言が発出中、できるだけ外出を避け感染防止策に取り組みましょう。
少しでも日本酒を応援しようと、私が勝手に選んだ「西国100酒札所巡り」を紹介します。
第36番酒札所「富久錦(ふくにしき)」(兵庫県加西市)

1839年創業で1954年に稲岡本家商店を設立、1964年に富久錦に社名変更しています。代表銘柄は「富久錦(ふくにしき)」・「純青(じゅんせい)」・「Fu.(ふう)」です。
煙突が印象的です。

現在は使用されることはなく、シンボルとして保存しているそうです。
蔵です。

事前に連絡して日にちが合えば蔵見学が可能です。(10月中旬~翌4月中旬の酒造期のみ)
仕込み蔵です。

1992年から全商品を純米酒化し、1996年からは地元・加西市の米のみを使う地米酒化を行っています。
敷地内に直営店「ふく蔵(ふくくら)」があります。

明治時代に建築された蔵を改装して2001年にオープンしたショップ・レストランです。
試飲も可能です。

「純青 生酛 純米吟醸 無濾過 兵庫夢錦」
<データー>純米大吟醸酒、兵庫夢錦、精米歩合60%、アルコール分16度
<富久錦(ふくにしき)>兵庫県加西市三口町1048
富久錦 公式ページ
北条鉄道法華口駅から徒歩約30分、JR宝殿駅北口から神姫バス北条方面行で三口バス停下車徒歩約7分
第37番酒札所「三宅(みやけ)酒造」(兵庫県加西市)
※未訪問のため蔵の写真はありません・・。

1819年創業で、もともとは江戸幕府領の大庄屋を兼ねていたそうです。代表銘柄は「菊日本(きくにほん)」です。4代当主が菊作りの名人であったことから命名したと伝えられています。万願寺川水系の地下水と蔵の前を流れる満願寺川を挟んで広がる田んぼで栽培された山田錦を使う最狭義のテロワールを実施しています。
販売所があり酒の購入が可能です。

「縁龍(えんりゅう)純米酒」
<データー>純米酒、精米歩合70%、アルコール分15~16度
<三宅酒造(みやけしゅぞう)>兵庫県加西市中野町917
三宅酒造 公式ページ
北条鉄道法華口駅から徒歩約33分、JR姫路駅北口から神姫バス社方面行で中野バス停下車徒歩約4分

少しでも日本酒を応援しようと、私が勝手に選んだ「西国100酒札所巡り」を紹介します。
第36番酒札所「富久錦(ふくにしき)」(兵庫県加西市)

1839年創業で1954年に稲岡本家商店を設立、1964年に富久錦に社名変更しています。代表銘柄は「富久錦(ふくにしき)」・「純青(じゅんせい)」・「Fu.(ふう)」です。
煙突が印象的です。

現在は使用されることはなく、シンボルとして保存しているそうです。
蔵です。

事前に連絡して日にちが合えば蔵見学が可能です。(10月中旬~翌4月中旬の酒造期のみ)
仕込み蔵です。

1992年から全商品を純米酒化し、1996年からは地元・加西市の米のみを使う地米酒化を行っています。
敷地内に直営店「ふく蔵(ふくくら)」があります。

明治時代に建築された蔵を改装して2001年にオープンしたショップ・レストランです。
試飲も可能です。

「純青 生酛 純米吟醸 無濾過 兵庫夢錦」
<データー>純米大吟醸酒、兵庫夢錦、精米歩合60%、アルコール分16度
<富久錦(ふくにしき)>兵庫県加西市三口町1048
富久錦 公式ページ
北条鉄道法華口駅から徒歩約30分、JR宝殿駅北口から神姫バス北条方面行で三口バス停下車徒歩約7分
第37番酒札所「三宅(みやけ)酒造」(兵庫県加西市)
※未訪問のため蔵の写真はありません・・。

1819年創業で、もともとは江戸幕府領の大庄屋を兼ねていたそうです。代表銘柄は「菊日本(きくにほん)」です。4代当主が菊作りの名人であったことから命名したと伝えられています。万願寺川水系の地下水と蔵の前を流れる満願寺川を挟んで広がる田んぼで栽培された山田錦を使う最狭義のテロワールを実施しています。
販売所があり酒の購入が可能です。

「縁龍(えんりゅう)純米酒」
<データー>純米酒、精米歩合70%、アルコール分15~16度
<三宅酒造(みやけしゅぞう)>兵庫県加西市中野町917
三宅酒造 公式ページ
北条鉄道法華口駅から徒歩約33分、JR姫路駅北口から神姫バス社方面行で中野バス停下車徒歩約4分

西国100酒札所巡り 第34番・第35番
緊急事態宣言が発出中、できるだけ外出を避け感染防止策に取り組みましょう。
少しでも日本酒を応援しようと、私が勝手に選んだ「西国100酒札所巡り」を紹介します。
第34番酒札所「老松(おいまつ)酒造」(兵庫県宍粟市)
※未訪問のため老松酒造公式サイトの写真をお借りして掲載します。

1768年創業で山崎藩御用達を務めています。2019年に老松酒造館がオープンしショップやレストランがあります。代表銘柄は「寿惠広老松(すえひろおいまつ)」・「宍粟老松(しそうおいまつ)」です。事前に予約して日にちが合えば蔵見学が可能です。
4代~8代当主の名を冠した熟成酒が人気だとか。

「宍粟老松 古酒 善次郎」
<データー>特定名称表記無し、兵庫夢錦・日本晴・精米歩合70%、アルコール分18~19度
<老松酒造(おいまつしゅぞう)>兵庫県宍粟市山崎町山崎12
老松酒造 公式ページ
JR姫路駅北口から神姫バス山崎行きで山崎バス停下車徒歩約8分、神姫バス神戸三宮バスターミナルから高速バスで山崎バス停下車徒歩約8分
第35番酒札所「壺坂(つぼさか)酒造」(兵庫県姫路市)

1630年に兵庫県神崎郡で酒造りを開始したと伝えられ、1805年に現在地に移転し創業年としています。代表銘柄は、「雪彦山(せっぴこさん)」・「金壺(きんつぼ)」です。事前に連絡し日にちが合えば蔵見学が可能です。
母屋にショップがあります。

母屋玄関です。

玄関を入った土間がショップになっています。

ショップでは試飲も可能です。

「雪彦山 純米吟醸 無ろ過原酒 しぼりたて生」
<データー>純米吟醸生原酒、山田錦100%、精米歩合60%、アルコール分18度
開栓するのに約20分を要した酒・・。(爆発注意!)

「金壺 にごり酒」
<データー>普通酒生酒、精米歩合60%、アルコール分15度
<壺坂酒造(つぼさかしゅぞう)>兵庫県姫路市夢前町前之庄1418-1
壺坂酒造 公式ページ
JR姫路駅・山陽姫路駅から神姫バス前之庄・山之内方面行きで松ノ本北バス停下車徒歩約1分

少しでも日本酒を応援しようと、私が勝手に選んだ「西国100酒札所巡り」を紹介します。
第34番酒札所「老松(おいまつ)酒造」(兵庫県宍粟市)
※未訪問のため老松酒造公式サイトの写真をお借りして掲載します。

1768年創業で山崎藩御用達を務めています。2019年に老松酒造館がオープンしショップやレストランがあります。代表銘柄は「寿惠広老松(すえひろおいまつ)」・「宍粟老松(しそうおいまつ)」です。事前に予約して日にちが合えば蔵見学が可能です。
4代~8代当主の名を冠した熟成酒が人気だとか。

「宍粟老松 古酒 善次郎」
<データー>特定名称表記無し、兵庫夢錦・日本晴・精米歩合70%、アルコール分18~19度
<老松酒造(おいまつしゅぞう)>兵庫県宍粟市山崎町山崎12
老松酒造 公式ページ
JR姫路駅北口から神姫バス山崎行きで山崎バス停下車徒歩約8分、神姫バス神戸三宮バスターミナルから高速バスで山崎バス停下車徒歩約8分
第35番酒札所「壺坂(つぼさか)酒造」(兵庫県姫路市)

1630年に兵庫県神崎郡で酒造りを開始したと伝えられ、1805年に現在地に移転し創業年としています。代表銘柄は、「雪彦山(せっぴこさん)」・「金壺(きんつぼ)」です。事前に連絡し日にちが合えば蔵見学が可能です。
母屋にショップがあります。

母屋玄関です。

玄関を入った土間がショップになっています。

ショップでは試飲も可能です。

「雪彦山 純米吟醸 無ろ過原酒 しぼりたて生」
<データー>純米吟醸生原酒、山田錦100%、精米歩合60%、アルコール分18度
開栓するのに約20分を要した酒・・。(爆発注意!)

「金壺 にごり酒」
<データー>普通酒生酒、精米歩合60%、アルコール分15度
<壺坂酒造(つぼさかしゅぞう)>兵庫県姫路市夢前町前之庄1418-1
壺坂酒造 公式ページ
JR姫路駅・山陽姫路駅から神姫バス前之庄・山之内方面行きで松ノ本北バス停下車徒歩約1分

西国100酒札所巡り 第32番・第33番
緊急事態宣言が発出中、できるだけ外出を避け感染防止策に取り組みましょう。
少しでも日本酒を応援しようと、私が勝手に選んだ「西国100酒札所巡り」を紹介します。
第32番酒札所「下村(しもむら)酒造場」(兵庫県姫路市)

1884年創業で、代表銘柄は「奥播磨(おくはりま)」・「白影泉(はくえいせん)」です。
玄関です。

創業より「手造りに秀でる技はなし」が家訓で、純米酒のみを醸造しています。
蔵の様子です。

一般の蔵見学は行っていません。2016年に開催された「奥播磨純米酒ファンド酒蔵見学会」で撮影した写真を掲載します。
酒を搾るヤヱガキ式圧搾機です。

ヤヱガキ式圧搾機で醪(もろみ)を搾っている様子です。

層状に積み上げたアルミ板の間に、袋状に折りたたんだ布をはさみ、その袋に醪(もろみ)を送り込んで、上から圧力をかけて搾る仕組みです。
玄関を入った土間がショップになっています。

試飲も可能です。

「奥播磨 純米吟醸 芳醇超辛 スタンダード」
<データー>純米吟醸酒、兵庫夢錦・山田錦、精米歩合55%、アルコール分15度
<下村酒造店(しもむらしゅぞうてん)>兵庫県姫路市安富町安志957
下村酒造店 公式ページ
JR姫路駅北口から神姫バス山崎方面行きで安志バス停下車徒歩約5分
第33番酒札所「山陽盃(さんようはい)酒造」(兵庫県宍粟市)
※未訪問のため蔵の写真はありません・・。

1837年創業で、代表銘柄は「播州一献(ばんしゅういっこん)」です。2018年11月に火災で敷地の半分を焼失しましたが、残った蔵で醸造を続けます。2020年に外装を復元した母屋を建設し、内部にはショップ・テイスティングバーなどがあり、無料・有料試飲が可能です。2021年4月に新蔵が完成し、外部から醸造の様子を見学することが可能です。
火災に負けずに醸した酒。

「播州一献(ばんしゅういっこん)純米 超辛口」
<データー>純米酒、兵庫北錦、精米歩合60%、アルコール分16度
<山陽盃酒造(さんようはいしゅぞう)>兵庫県宍粟市山崎町山崎28
山陽盃酒造 公式ページ
JR姫路駅北口から神姫バス山崎行きで山崎バス停下車徒歩約8分、神姫バス神戸三宮バスターミナルから高速バスで山崎バス停下車徒歩約8分

少しでも日本酒を応援しようと、私が勝手に選んだ「西国100酒札所巡り」を紹介します。
第32番酒札所「下村(しもむら)酒造場」(兵庫県姫路市)

1884年創業で、代表銘柄は「奥播磨(おくはりま)」・「白影泉(はくえいせん)」です。
玄関です。

創業より「手造りに秀でる技はなし」が家訓で、純米酒のみを醸造しています。
蔵の様子です。

一般の蔵見学は行っていません。2016年に開催された「奥播磨純米酒ファンド酒蔵見学会」で撮影した写真を掲載します。
酒を搾るヤヱガキ式圧搾機です。

ヤヱガキ式圧搾機で醪(もろみ)を搾っている様子です。

層状に積み上げたアルミ板の間に、袋状に折りたたんだ布をはさみ、その袋に醪(もろみ)を送り込んで、上から圧力をかけて搾る仕組みです。
玄関を入った土間がショップになっています。

試飲も可能です。

「奥播磨 純米吟醸 芳醇超辛 スタンダード」
<データー>純米吟醸酒、兵庫夢錦・山田錦、精米歩合55%、アルコール分15度
<下村酒造店(しもむらしゅぞうてん)>兵庫県姫路市安富町安志957
下村酒造店 公式ページ
JR姫路駅北口から神姫バス山崎方面行きで安志バス停下車徒歩約5分
第33番酒札所「山陽盃(さんようはい)酒造」(兵庫県宍粟市)
※未訪問のため蔵の写真はありません・・。

1837年創業で、代表銘柄は「播州一献(ばんしゅういっこん)」です。2018年11月に火災で敷地の半分を焼失しましたが、残った蔵で醸造を続けます。2020年に外装を復元した母屋を建設し、内部にはショップ・テイスティングバーなどがあり、無料・有料試飲が可能です。2021年4月に新蔵が完成し、外部から醸造の様子を見学することが可能です。
火災に負けずに醸した酒。

「播州一献(ばんしゅういっこん)純米 超辛口」
<データー>純米酒、兵庫北錦、精米歩合60%、アルコール分16度
<山陽盃酒造(さんようはいしゅぞう)>兵庫県宍粟市山崎町山崎28
山陽盃酒造 公式ページ
JR姫路駅北口から神姫バス山崎行きで山崎バス停下車徒歩約8分、神姫バス神戸三宮バスターミナルから高速バスで山崎バス停下車徒歩約8分

西国100酒札所巡り 第30番・第31番
緊急事態宣言が発出中、できるだけ外出を避け感染防止策に取り組みましょう。
少しでも日本酒を応援しようと、私が勝手に選んだ「西国100酒札所巡り」を紹介します。
第30番酒札所「奥藤(おくとう)商事」(兵庫県赤穂市)

1601年創業で、かつては赤穂藩主・浅野家の御用酒屋を務めています。代表銘柄は「忠臣蔵(ちゅうしんぐら)」・「乙女(おとめ)」です。
蔵の様子です。

一般の蔵見学は行っていません。
敷地内に奥藤酒造郷土館があります。

入館は無料で自由に見学できます。
奥藤酒造郷土館に展示されている酒器です。

奥藤家酒札や昔の酒造道具、廻船に関する資料、生活用具などが展示されています。
蔵の入口土間にショップが設けられています。

ショップでは試飲も可能です。

「忠臣蔵(ちゅうしんぐら)生酒 本醸造」
<データー>本醸造生酒、精米歩合60%、アルコール分17~18度
<奥藤商事(おくとうしょうじ)>兵庫県赤穂市坂越1419-1
JR坂越駅から徒歩約22分、JR播州赤穂駅または坂越駅からウエスト神姫バス小島方面行きで坂越港バス停下車徒歩約3分
第31番酒札所「ヤヱガキ酒造」(兵庫県姫路市)

1666年に酒屋として創業し1690年から醸造を開始しています。1914年に長谷川合資会社を設立、1963年にヤヱガキ酒造に社名変更しています。代表銘柄は「八重垣(八重墻、やえがき)」・「無(む)」です。
中蔵です。

一般の蔵見学は行われていません。ヤヱガキ酒造のメンバー倶楽部「八重垣倶楽部」で2017年に初めて行われた蔵見学会で撮影した写真を掲載します。八重垣倶楽部は入会金・年会費無料で定期的に「八重垣を楽しむ会」(有料)が開催されています。
製麹室(せいぎくしつ=麹室(こうじむろ)です。

貯蔵庫です。

見学後に行われた新酒の試飲。

「八重垣(やえがき)無濾過生原酒 しぼりたて」
<データー>普通酒生原酒、精米歩合70%、アルコール分19度
JR姫路駅おみやげ館で酒を購入することが可能です。

「青乃無(あおのむ)純米大吟醸」(写真左)
<データー>純米大吟醸酒、五百万石・山田錦、精米歩合50%、アルコール分15度
<ヤヱガキ酒造(やえがきしゅぞう)>兵庫県姫路市林田町六九谷681
ヤヱガキ酒造 公式ページ
JR・山陽姫路駅から神姫バス林田経由山崎行で茶ノ木バス停下車徒歩約5分

少しでも日本酒を応援しようと、私が勝手に選んだ「西国100酒札所巡り」を紹介します。
第30番酒札所「奥藤(おくとう)商事」(兵庫県赤穂市)

1601年創業で、かつては赤穂藩主・浅野家の御用酒屋を務めています。代表銘柄は「忠臣蔵(ちゅうしんぐら)」・「乙女(おとめ)」です。
蔵の様子です。

一般の蔵見学は行っていません。
敷地内に奥藤酒造郷土館があります。

入館は無料で自由に見学できます。
奥藤酒造郷土館に展示されている酒器です。

奥藤家酒札や昔の酒造道具、廻船に関する資料、生活用具などが展示されています。
蔵の入口土間にショップが設けられています。

ショップでは試飲も可能です。

「忠臣蔵(ちゅうしんぐら)生酒 本醸造」
<データー>本醸造生酒、精米歩合60%、アルコール分17~18度
<奥藤商事(おくとうしょうじ)>兵庫県赤穂市坂越1419-1
JR坂越駅から徒歩約22分、JR播州赤穂駅または坂越駅からウエスト神姫バス小島方面行きで坂越港バス停下車徒歩約3分
第31番酒札所「ヤヱガキ酒造」(兵庫県姫路市)

1666年に酒屋として創業し1690年から醸造を開始しています。1914年に長谷川合資会社を設立、1963年にヤヱガキ酒造に社名変更しています。代表銘柄は「八重垣(八重墻、やえがき)」・「無(む)」です。
中蔵です。

一般の蔵見学は行われていません。ヤヱガキ酒造のメンバー倶楽部「八重垣倶楽部」で2017年に初めて行われた蔵見学会で撮影した写真を掲載します。八重垣倶楽部は入会金・年会費無料で定期的に「八重垣を楽しむ会」(有料)が開催されています。
製麹室(せいぎくしつ=麹室(こうじむろ)です。

貯蔵庫です。

見学後に行われた新酒の試飲。

「八重垣(やえがき)無濾過生原酒 しぼりたて」
<データー>普通酒生原酒、精米歩合70%、アルコール分19度
JR姫路駅おみやげ館で酒を購入することが可能です。

「青乃無(あおのむ)純米大吟醸」(写真左)
<データー>純米大吟醸酒、五百万石・山田錦、精米歩合50%、アルコール分15度
<ヤヱガキ酒造(やえがきしゅぞう)>兵庫県姫路市林田町六九谷681
ヤヱガキ酒造 公式ページ
JR・山陽姫路駅から神姫バス林田経由山崎行で茶ノ木バス停下車徒歩約5分

西国100酒札所巡り 第28番・第29番
緊急事態宣言が発出中、できるだけ外出を避け感染防止策に取り組みましょう。
少しでも日本酒を応援しようと、私が勝手に選んだ「西国100酒札所巡り」を紹介します。
第28番酒札所「田中(たなか)酒造場」(兵庫県姫路市)
※未訪問のためイベントで頂いた冊子「いちず」を撮影した写真を掲載しています。

1835年創業で、代表銘柄は「名刀正宗(めいとうまさむね)」・「白鷺の城(しらさぎのしろ)」・「亀の甲(かめのこう)」です。事前に連絡して日にちが合えば蔵見学が可能のようです。
冊子「いちず」では独特の字体で蔵や酒の紹介が行われています。

画・文とも田中康博6代目当主の筆によるものだとか。
一部の酒の搾りには「石掛式天秤(いしかけしきてんびん)搾り」が行われています。

天秤棒に吊るされた石で醪(もろみ)を入れた槽(ふね)に圧力をかけて酒を搾る方法で、2000年に蔵内で道具を発見したことから復活させています。温故知新が当主のモットーで、水車による精米も行っています。精米技術の向上にも力を入れていて、2020年には精米歩合6.9%の酒を販売しています。
水車で精米した米で作った酒。店頭での販売は事前連絡で要相談。

「名刀正宗 米搗水車(こめつきすいしゃ)生酛 亀の尾 純米酒」
<データー>純米酒、亀の尾、精米歩合85%、アルコール分16.3度
<田中酒造場(たなかしゅぞうじょう)>兵庫県姫路市広畑区本町3-583
田中酒造場 公式ページ
山陽夢前川駅から徒歩約12分、JR英賀保駅から神姫バス製鉄記念広畑病院行で広畑バス停下車徒歩約2分
第29番酒札所「本田(ほんだ)商店」(兵庫県姫路市)

1921年創業で、代表銘柄は「龍力(たつりき)」です。山田錦にこだわり、使用する原料米の85%は山田錦の特A米で、兵庫県加東市の社・東条地区、三木市の吉川地区だけに産地を限定しています。土壌研究なども行い資料を展示した「龍力テロワール館」を2020年11月に本社横にオープンしています。
毎年2月・3月に蔵見学会が行われています。(事前予約制)

吟醸蔵の様子です。

龍力テロワール館では有料試飲・酒の購入が可能です。(入館無料)

写真左より
「龍力 特別純米 テロワール 社」
<データー>特別純米酒、山田錦、精米歩合65%、アルコール分16度
「龍力 特別純米 テロワール 東条」
<データー>特別純米酒、山田錦、精米歩合65%、アルコール分16度
「龍力 特別純米 テロワール 吉川」
<データー>特別純米酒、山田錦、精米歩合65%、アルコール分16度
姫路駅地下街に直営の「タツリキショップ」があります。

有料試飲・酒の購入が可能です。
<本田商店(ほんだしょうてん)>兵庫県姫路市網干区高田361-1
本田商店 公式ページ
JR網干駅から徒歩約4分

少しでも日本酒を応援しようと、私が勝手に選んだ「西国100酒札所巡り」を紹介します。
第28番酒札所「田中(たなか)酒造場」(兵庫県姫路市)
※未訪問のためイベントで頂いた冊子「いちず」を撮影した写真を掲載しています。

1835年創業で、代表銘柄は「名刀正宗(めいとうまさむね)」・「白鷺の城(しらさぎのしろ)」・「亀の甲(かめのこう)」です。事前に連絡して日にちが合えば蔵見学が可能のようです。
冊子「いちず」では独特の字体で蔵や酒の紹介が行われています。

画・文とも田中康博6代目当主の筆によるものだとか。
一部の酒の搾りには「石掛式天秤(いしかけしきてんびん)搾り」が行われています。

天秤棒に吊るされた石で醪(もろみ)を入れた槽(ふね)に圧力をかけて酒を搾る方法で、2000年に蔵内で道具を発見したことから復活させています。温故知新が当主のモットーで、水車による精米も行っています。精米技術の向上にも力を入れていて、2020年には精米歩合6.9%の酒を販売しています。
水車で精米した米で作った酒。店頭での販売は事前連絡で要相談。

「名刀正宗 米搗水車(こめつきすいしゃ)生酛 亀の尾 純米酒」
<データー>純米酒、亀の尾、精米歩合85%、アルコール分16.3度
<田中酒造場(たなかしゅぞうじょう)>兵庫県姫路市広畑区本町3-583
田中酒造場 公式ページ
山陽夢前川駅から徒歩約12分、JR英賀保駅から神姫バス製鉄記念広畑病院行で広畑バス停下車徒歩約2分
第29番酒札所「本田(ほんだ)商店」(兵庫県姫路市)

1921年創業で、代表銘柄は「龍力(たつりき)」です。山田錦にこだわり、使用する原料米の85%は山田錦の特A米で、兵庫県加東市の社・東条地区、三木市の吉川地区だけに産地を限定しています。土壌研究なども行い資料を展示した「龍力テロワール館」を2020年11月に本社横にオープンしています。
毎年2月・3月に蔵見学会が行われています。(事前予約制)

吟醸蔵の様子です。

龍力テロワール館では有料試飲・酒の購入が可能です。(入館無料)

写真左より
「龍力 特別純米 テロワール 社」
<データー>特別純米酒、山田錦、精米歩合65%、アルコール分16度
「龍力 特別純米 テロワール 東条」
<データー>特別純米酒、山田錦、精米歩合65%、アルコール分16度
「龍力 特別純米 テロワール 吉川」
<データー>特別純米酒、山田錦、精米歩合65%、アルコール分16度
姫路駅地下街に直営の「タツリキショップ」があります。

有料試飲・酒の購入が可能です。
<本田商店(ほんだしょうてん)>兵庫県姫路市網干区高田361-1
本田商店 公式ページ
JR網干駅から徒歩約4分

西国100酒札所巡り 第27番・客番⑩
緊急事態宣言が発出中、できるだけ外出を避け感染防止策に取り組みましょう。
少しでも日本酒を応援しようと、私が勝手に選んだ「西国100酒札所巡り」を紹介します。
第27番酒札所「灘菊(なだぎく)酒造」(兵庫県姫路市)

1910年に川西酒類として創業しています。1948年に灘酒酒造と合併して播州酒造、1958年に灘菊酒造となっています。代表銘柄は「灘菊」・「MISA(みさ)」です。
創業当時の木造酒蔵や現在の仕込み蔵など7つの蔵があります。

醸造は鉄筋コンクリート造りで1964年建築の甲蔵(きのえぐら)で行っています。甲蔵の見学は1~3月の土日に「プレミアム蔵見学会」(事前予約制)が行われています。
木造の中蔵です。

中蔵のほか東蔵・西蔵・南蔵・前蔵・釜蔵があり、展示スペースや食事処などに活用しています。
中蔵の展示スペースでは昔の酒造道具などが展示されています。

ショップ「自慢蔵」を併設しています。

試飲も可能です。

「MISA(みさ)Premium 純米大吟醸 生酒」
<データー>純米大吟醸生酒、山田錦、精米歩合40%、アルコール分16度
JR姫路駅近くには、直営店「酒饌亭 灘菊かっぱ亭」があります。

生姜醤油につけて食べる「姫路おでん」を酒と共に楽しむことができます。他に串揚げが楽しめる直営店「蔵」があります。
<灘菊酒造(なだぎくしゅぞう)>兵庫県姫路市手柄1-121
灘菊酒造 公式ページ
山陽電鉄手柄駅から徒歩約5分、JR姫路駅南口から徒歩約20分または神姫バス91・97・98番で姫路市役所バス停下車徒歩約5分
客番(番外)酒札所⑩「試(こころみ)」(兵庫県姫路市)

酒類・食品卸を展開している光明兼光本店(姫路市)が開店した日本酒Barです。
店内の壁面には酒のボトルが展示されています。

立ち飲みスタイルで、兵庫県内の酒約300種類を楽しむことができます。
酒の検索や注文はタッチパネルで行います。

味わいや酒質、銘柄、地域エリアなどで検索できるようになっています。注文した酒のプロフィールが書かれたラベルカードがプレゼントされます。
ラベルカードはこんな感じ。

「銀海(ぎんかい)寺田(てらだ)純米吟醸」(兵庫県養父市銀海酒造)
<データー>純米吟醸酒、山田錦・五百万石、精米歩合65%、アルコール分15度
<試(こころみ)>兵庫県姫路市南駅前町125 ビエラ姫路
試 facebook
JR姫路駅東口から徒歩約1分

少しでも日本酒を応援しようと、私が勝手に選んだ「西国100酒札所巡り」を紹介します。
第27番酒札所「灘菊(なだぎく)酒造」(兵庫県姫路市)

1910年に川西酒類として創業しています。1948年に灘酒酒造と合併して播州酒造、1958年に灘菊酒造となっています。代表銘柄は「灘菊」・「MISA(みさ)」です。
創業当時の木造酒蔵や現在の仕込み蔵など7つの蔵があります。

醸造は鉄筋コンクリート造りで1964年建築の甲蔵(きのえぐら)で行っています。甲蔵の見学は1~3月の土日に「プレミアム蔵見学会」(事前予約制)が行われています。
木造の中蔵です。

中蔵のほか東蔵・西蔵・南蔵・前蔵・釜蔵があり、展示スペースや食事処などに活用しています。
中蔵の展示スペースでは昔の酒造道具などが展示されています。

ショップ「自慢蔵」を併設しています。

試飲も可能です。

「MISA(みさ)Premium 純米大吟醸 生酒」
<データー>純米大吟醸生酒、山田錦、精米歩合40%、アルコール分16度
JR姫路駅近くには、直営店「酒饌亭 灘菊かっぱ亭」があります。

生姜醤油につけて食べる「姫路おでん」を酒と共に楽しむことができます。他に串揚げが楽しめる直営店「蔵」があります。
<灘菊酒造(なだぎくしゅぞう)>兵庫県姫路市手柄1-121
灘菊酒造 公式ページ
山陽電鉄手柄駅から徒歩約5分、JR姫路駅南口から徒歩約20分または神姫バス91・97・98番で姫路市役所バス停下車徒歩約5分
客番(番外)酒札所⑩「試(こころみ)」(兵庫県姫路市)

酒類・食品卸を展開している光明兼光本店(姫路市)が開店した日本酒Barです。
店内の壁面には酒のボトルが展示されています。

立ち飲みスタイルで、兵庫県内の酒約300種類を楽しむことができます。
酒の検索や注文はタッチパネルで行います。

味わいや酒質、銘柄、地域エリアなどで検索できるようになっています。注文した酒のプロフィールが書かれたラベルカードがプレゼントされます。
ラベルカードはこんな感じ。

「銀海(ぎんかい)寺田(てらだ)純米吟醸」(兵庫県養父市銀海酒造)
<データー>純米吟醸酒、山田錦・五百万石、精米歩合65%、アルコール分15度
<試(こころみ)>兵庫県姫路市南駅前町125 ビエラ姫路
試 facebook
JR姫路駅東口から徒歩約1分

西国100酒札所巡り 第25番・第26番
緊急事態宣言が発出中、できるだけ外出を避け感染防止策に取り組みましょう。
少しでも日本酒を応援しようと、私が勝手に選んだ「西国100酒札所巡り」を紹介します。
第25番酒札所「井澤本家(いざわほんけ)」(兵庫県加古郡稲美町)

1883年創業で、代表銘柄は「倭小槌(やまとこつち)」です。敷地周辺には約1ヘクタールの水田があり酒米を自家栽培しています。
本家の名の通り重厚な門があります。

事務所にはショップがあります。

ショップの様子です。

暖簾の奥が蔵に続きます。事前に連絡し日にちが合えば蔵見学が可能だそうです。
試飲も可能です。

写真左より
「倭小槌 大地讃頌(だいちさんしょう)純米吟醸 生」
<データー>純米吟醸生酒、山田錦、精米歩合55%、アルコール分17度
「倭小槌 大地讃頌 にごり酒 純米吟醸 生」
<データー>純米吟醸生酒、山田錦、精米歩合55%、アルコール分17~18度
<井澤本家(いざわほんけ)>兵庫県加古郡稲美町印南818
井澤本家 公式ページ
JR土山駅北口から神姫バス土山母里線中条バス停下車徒歩約15分
<追記>残念ながら2021年11月で廃業されたようです・・
第26番酒札所「岡田本家(おかだほんけ)」(兵庫県加古川市)

1874年創業で、永らく大手メーカーの下請けを行っていましたが契約の終了に伴い、2010年から少量生産に切り替え創業時の銘柄「金鵄盛典(きんしせいてん)」を復活させています。
煉瓦煙突が印象的!

事前に連絡して日にちが合えば蔵見学が可能です。(冬季の午後のみ)
ショップがあります。

ショップ玄関の様子です。

ショップ内には棟方志功から送られた年賀状が飾られています。

店内では試飲も可能です。

「金鵄盛典 特別純米生原酒」
<データー>特別純米生原酒、五百万石、精米歩合60%、アルコール分17度
<岡田本家(おかだほんけ)>兵庫県加古川市野口町良野1021
岡田本家 公式ページ
JR加古川駅から徒歩約27分、JR加古川駅から神姫バス上新田北口行などで坂元西口バス停下車徒歩約12分

少しでも日本酒を応援しようと、私が勝手に選んだ「西国100酒札所巡り」を紹介します。
第25番酒札所「井澤本家(いざわほんけ)」(兵庫県加古郡稲美町)

1883年創業で、代表銘柄は「倭小槌(やまとこつち)」です。敷地周辺には約1ヘクタールの水田があり酒米を自家栽培しています。
本家の名の通り重厚な門があります。

事務所にはショップがあります。

ショップの様子です。

暖簾の奥が蔵に続きます。事前に連絡し日にちが合えば蔵見学が可能だそうです。
試飲も可能です。

写真左より
「倭小槌 大地讃頌(だいちさんしょう)純米吟醸 生」
<データー>純米吟醸生酒、山田錦、精米歩合55%、アルコール分17度
「倭小槌 大地讃頌 にごり酒 純米吟醸 生」
<データー>純米吟醸生酒、山田錦、精米歩合55%、アルコール分17~18度
<井澤本家(いざわほんけ)>兵庫県加古郡稲美町印南818
井澤本家 公式ページ
JR土山駅北口から神姫バス土山母里線中条バス停下車徒歩約15分
<追記>残念ながら2021年11月で廃業されたようです・・
第26番酒札所「岡田本家(おかだほんけ)」(兵庫県加古川市)

1874年創業で、永らく大手メーカーの下請けを行っていましたが契約の終了に伴い、2010年から少量生産に切り替え創業時の銘柄「金鵄盛典(きんしせいてん)」を復活させています。
煉瓦煙突が印象的!

事前に連絡して日にちが合えば蔵見学が可能です。(冬季の午後のみ)
ショップがあります。

ショップ玄関の様子です。

ショップ内には棟方志功から送られた年賀状が飾られています。

店内では試飲も可能です。

「金鵄盛典 特別純米生原酒」
<データー>特別純米生原酒、五百万石、精米歩合60%、アルコール分17度
<岡田本家(おかだほんけ)>兵庫県加古川市野口町良野1021
岡田本家 公式ページ
JR加古川駅から徒歩約27分、JR加古川駅から神姫バス上新田北口行などで坂元西口バス停下車徒歩約12分

西国100酒札所巡り 第23番・第24番
緊急事態宣言が発出中、できるだけ外出を避け感染防止策に取り組みましょう。
少しでも日本酒を応援しようと、私が勝手に選んだ「西国100酒札所巡り」を紹介します。
第23番酒札所「茨木(いばらき)酒造」(兵庫県明石市)

1848年創業で、代表銘柄は「来楽(らいらく)」です。銘柄名は、孔子の論語「朋(とも)あり 遠方より来たる また楽しからずや」に由来し、友人と酒を酌み交わし歓談する場にある酒でありたいとの思いが込められています。
蔵の横には自家水田が広がります。

「来楽仕込みの会」の会員を毎年受け付けていて、田植え・草取り・稲刈り・脱穀・仕込み・酒搾りを行っています。搾った酒は2本(1升瓶)持ち帰ることができます。会費は5,400円(税込)です。
蔵の様子です。

事前に連絡して日にちが合えば蔵見学が可能です。
酒を搾る圧搾機(あっさくき)です。

醪(もろみ)を搾って酒と酒粕に分けます。
ショップがあります。

ショップ内の様子です。

アベリアや月下美人の花酵母を使って醸した酒もあります。
ショップでは試飲も可能です。

「来楽 純米生原酒」
<データー>純米生原酒、五百万石、精米歩合65%、アルコール分17度
<茨木酒造(いばらきしゅぞう)>兵庫県明石市魚住町西岡1377
茨木酒造 公式ページ
山陽魚住駅から徒歩約7分
第24番酒札所「明石酒類(あかししゅるい)醸造」(兵庫県明石市)
※未訪問のためfacebookより写真をお借りして掲載します。

1860年に醤油製造・両替商として創業し、1918年に明石酒類醸造を設立しています。1945年に明石醗酵工業に社名変更しますが、2006年に明石酒類醸造に戻しています。代表銘柄は「明石鯛(あかしたい)」です。
ショップ「酒笑本館(しゅまいるほんかん)」があります。

蔵見学は行われていませんが、グーグルマップのストリートビューで蔵内を見ることができます。
<明石酒類醸造(あかししゅるいじょうぞう)>兵庫県明石市大蔵八幡町1-3
明石酒類醸造 公式ページ
山陽大蔵谷駅から徒歩約8分、JR朝霧駅から徒歩約10分

少しでも日本酒を応援しようと、私が勝手に選んだ「西国100酒札所巡り」を紹介します。
第23番酒札所「茨木(いばらき)酒造」(兵庫県明石市)

1848年創業で、代表銘柄は「来楽(らいらく)」です。銘柄名は、孔子の論語「朋(とも)あり 遠方より来たる また楽しからずや」に由来し、友人と酒を酌み交わし歓談する場にある酒でありたいとの思いが込められています。
蔵の横には自家水田が広がります。

「来楽仕込みの会」の会員を毎年受け付けていて、田植え・草取り・稲刈り・脱穀・仕込み・酒搾りを行っています。搾った酒は2本(1升瓶)持ち帰ることができます。会費は5,400円(税込)です。
蔵の様子です。

事前に連絡して日にちが合えば蔵見学が可能です。
酒を搾る圧搾機(あっさくき)です。

醪(もろみ)を搾って酒と酒粕に分けます。
ショップがあります。

ショップ内の様子です。

アベリアや月下美人の花酵母を使って醸した酒もあります。
ショップでは試飲も可能です。

「来楽 純米生原酒」
<データー>純米生原酒、五百万石、精米歩合65%、アルコール分17度
<茨木酒造(いばらきしゅぞう)>兵庫県明石市魚住町西岡1377
茨木酒造 公式ページ
山陽魚住駅から徒歩約7分
第24番酒札所「明石酒類(あかししゅるい)醸造」(兵庫県明石市)
※未訪問のためfacebookより写真をお借りして掲載します。

1860年に醤油製造・両替商として創業し、1918年に明石酒類醸造を設立しています。1945年に明石醗酵工業に社名変更しますが、2006年に明石酒類醸造に戻しています。代表銘柄は「明石鯛(あかしたい)」です。
ショップ「酒笑本館(しゅまいるほんかん)」があります。

蔵見学は行われていませんが、グーグルマップのストリートビューで蔵内を見ることができます。
<明石酒類醸造(あかししゅるいじょうぞう)>兵庫県明石市大蔵八幡町1-3
明石酒類醸造 公式ページ
山陽大蔵谷駅から徒歩約8分、JR朝霧駅から徒歩約10分

西国100酒札所巡り 第21番・第22番
緊急事態宣言が発出中、できるだけ外出を避け感染防止策に取り組みましょう。
少しでも日本酒を応援しようと、私が勝手に選んだ「西国100酒札所巡り」を紹介します。
第21番酒札所「江井ヶ嶋(えいがしま)酒造」(兵庫県明石市)

延宝(えんぽう)年間(1673~1681年)に卜部(うらべ)家が酒造を開始したとされ、保管している鑑札(明石領内酒造株)の発行年である1679年を創業年としています。1873年に卜部兵吉(5代目)が分家独立して酒造業を始め、1888年に江井ヶ嶋酒造を設立しています。代表銘柄は「神鷹(かみたか)」です。
1889年建築の一番蔵です。

敷地内に7つある木造蔵の中で最も古い蔵です。
六番蔵です。

1918年建築で清酒やみりんの貯蔵蔵になっています。
1984年に建築されたウイスキー蒸留所です。

1919年にウイスキーの製造免許を取得しています。
本社社屋です。

株式会社設立100周年を記念して1988年に建てられたものです。蔵・工場や資料館の見学が可能です。(※現在はコロナ感染拡大のため休止中)
事務所で酒の購入が可能です。

「神鷹 純米吟醸 中取り」
<データー>純米吟醸酒、山田錦、精米歩合60%、アルコール分16度
<江井ヶ島酒造(えいがしましゅぞう)>兵庫県明石市大久保町西島919
江井ヶ島酒造 公式ページ
山陽電鉄西江井ヶ島駅から徒歩約3分、JR魚住駅から明石市コミュニティバス(たこバス)で山陽西江井島駅バス停下車徒歩約3分
第22番酒札所「西海(にしうみ)酒造」(兵庫県明石市)

1716年創業で、代表銘柄は「空の鶴(そらのつる)」です。
米の貯蔵・精米を行っている蔵でしょうか。

西海酒造では、山田錦と兵庫北錦などを自家水田で有機栽培をし自家精米を行っています。自家精米ででた米ぬかも肥料として使用しているそうです。
蔵の様子です。

仕込み、瓶詰め、ラベル貼りまで手作りで行い、自家製にこだわっています。
事務所です。

入りにくい雰囲気がありますが、酒の販売を行っています。事前に電話をしてから訪問すると開けて待っていてもらえるそうです。また、事前に連絡し日にちが合えば、蔵見学が可能です。(仕込時を除き少人数のみ可)
自家栽培の山田錦を45%まで精米して醸した酒。

「空の鶴(そらのつる)純米大吟醸 生酒」
<データー>純米大吟醸生酒、山田錦、精米歩合45%、アルコール分16度
ワイン酵母を使った酒も醸しています。

「空の鶴(そらのつる)純米酒 ライスワイン 生」
<データー>純米生酒、兵庫北錦、精米歩合60%、アルコール分12度
<西海酒造(にしうみしゅぞう)>兵庫県明石市魚住町金ヶ崎1350
西海酒造 公式ページ
JR魚住駅・山陽西江井ヶ島駅から徒歩約30分、JR魚住駅北口から明石市コミュニティバス(たこバス)で金ヶ崎文化センターバス停下車徒歩約2分

少しでも日本酒を応援しようと、私が勝手に選んだ「西国100酒札所巡り」を紹介します。
第21番酒札所「江井ヶ嶋(えいがしま)酒造」(兵庫県明石市)

延宝(えんぽう)年間(1673~1681年)に卜部(うらべ)家が酒造を開始したとされ、保管している鑑札(明石領内酒造株)の発行年である1679年を創業年としています。1873年に卜部兵吉(5代目)が分家独立して酒造業を始め、1888年に江井ヶ嶋酒造を設立しています。代表銘柄は「神鷹(かみたか)」です。
1889年建築の一番蔵です。

敷地内に7つある木造蔵の中で最も古い蔵です。
六番蔵です。

1918年建築で清酒やみりんの貯蔵蔵になっています。
1984年に建築されたウイスキー蒸留所です。

1919年にウイスキーの製造免許を取得しています。
本社社屋です。

株式会社設立100周年を記念して1988年に建てられたものです。蔵・工場や資料館の見学が可能です。(※現在はコロナ感染拡大のため休止中)
事務所で酒の購入が可能です。

「神鷹 純米吟醸 中取り」
<データー>純米吟醸酒、山田錦、精米歩合60%、アルコール分16度
<江井ヶ島酒造(えいがしましゅぞう)>兵庫県明石市大久保町西島919
江井ヶ島酒造 公式ページ
山陽電鉄西江井ヶ島駅から徒歩約3分、JR魚住駅から明石市コミュニティバス(たこバス)で山陽西江井島駅バス停下車徒歩約3分
第22番酒札所「西海(にしうみ)酒造」(兵庫県明石市)

1716年創業で、代表銘柄は「空の鶴(そらのつる)」です。
米の貯蔵・精米を行っている蔵でしょうか。

西海酒造では、山田錦と兵庫北錦などを自家水田で有機栽培をし自家精米を行っています。自家精米ででた米ぬかも肥料として使用しているそうです。
蔵の様子です。

仕込み、瓶詰め、ラベル貼りまで手作りで行い、自家製にこだわっています。
事務所です。

入りにくい雰囲気がありますが、酒の販売を行っています。事前に電話をしてから訪問すると開けて待っていてもらえるそうです。また、事前に連絡し日にちが合えば、蔵見学が可能です。(仕込時を除き少人数のみ可)
自家栽培の山田錦を45%まで精米して醸した酒。

「空の鶴(そらのつる)純米大吟醸 生酒」
<データー>純米大吟醸生酒、山田錦、精米歩合45%、アルコール分16度
ワイン酵母を使った酒も醸しています。

「空の鶴(そらのつる)純米酒 ライスワイン 生」
<データー>純米生酒、兵庫北錦、精米歩合60%、アルコール分12度
<西海酒造(にしうみしゅぞう)>兵庫県明石市魚住町金ヶ崎1350
西海酒造 公式ページ
JR魚住駅・山陽西江井ヶ島駅から徒歩約30分、JR魚住駅北口から明石市コミュニティバス(たこバス)で金ヶ崎文化センターバス停下車徒歩約2分

西国100酒札所巡り 第20番・客番⑨
緊急事態宣言が発出中、できるだけ外出を避け感染防止策に取り組みましょう。
少しでも日本酒を応援しようと、私が勝手に選んだ「西国100酒札所巡り」を紹介します。
第20番酒札所「太陽(たいよう)酒造」(兵庫県明石市)

1839年に田中利助が屋号 中利として創業し、1958年に太陽酒造を設立しています。代表銘柄は「太陽」・「赤石(あかいし)」です。
蔵の入口です。

「淡麗辛口に反旗を翻す」がモットーで、純米・手作業での少量造り・木槽(きふね)搾り・無濾過生原酒にこだわり、濃厚な飲み口です。
販売も行っています。

店頭での試飲は行っていません。
蔵内部の様子です。

1~3月に有料の新酒試飲会が開催され、蔵見学会を行っています。また、8月を除く5~10月の第1と最終の金・土曜日に有料試飲会を行っています。(※コロナ感染拡大のため休止中)
こだわりの1つである木製の槽(ふね)です。

槽の中に醪(もろみ)を入れた酒袋を並べて積み重ねていき、上から圧力をかけて酒を搾ります。今でこそ油圧式ですが、昔は天秤式だったそうです。
熟成酒も販売しています。

「太陽 純米 秘蔵酒 常温熟成無濾過原酒」
<データー>純米原酒、精米歩合非公開、アルコール分18~19度
<太陽酒造(たいようしゅぞう)>兵庫県明石市大久保町江井島789
太陽酒造 公式ページ
山陽電鉄江井ヶ島駅から徒歩約5分、JR魚住駅またはJR大久保駅から明石市コミュニティバス(たこバス)で江井島サービスコーナー北バス停下車徒歩約1分
客番(番外)酒札所⑨「大和(だいわ)酒造」(兵庫県明石市)

戦前まで中国で酒造りを行っていた会社が、1955年に明石で大和酒造として創業しています。代表銘柄は「大和鶴(やまとつる)」です。
蔵の様子です。

基本的に大手企業へ卸す酒の醸造を行っており試飲や販売は行っていません。明石駅コンコースにある「あかし案内所(明石観光協会)」で酒が販売されている、明石本町商店街の「地酒屋 鳴門」で飲むことができる、との情報があります。
<大和酒造(だいわしゅぞう)>兵庫県明石市大久保町西島1063-2
山陽電鉄江井ヶ島駅から徒歩約13分、、JR魚住駅から明石市コミュニティバス(たこバス)で江井島小学校西バス停下車徒歩約6分

少しでも日本酒を応援しようと、私が勝手に選んだ「西国100酒札所巡り」を紹介します。
第20番酒札所「太陽(たいよう)酒造」(兵庫県明石市)

1839年に田中利助が屋号 中利として創業し、1958年に太陽酒造を設立しています。代表銘柄は「太陽」・「赤石(あかいし)」です。
蔵の入口です。

「淡麗辛口に反旗を翻す」がモットーで、純米・手作業での少量造り・木槽(きふね)搾り・無濾過生原酒にこだわり、濃厚な飲み口です。
販売も行っています。

店頭での試飲は行っていません。
蔵内部の様子です。

1~3月に有料の新酒試飲会が開催され、蔵見学会を行っています。また、8月を除く5~10月の第1と最終の金・土曜日に有料試飲会を行っています。(※コロナ感染拡大のため休止中)
こだわりの1つである木製の槽(ふね)です。

槽の中に醪(もろみ)を入れた酒袋を並べて積み重ねていき、上から圧力をかけて酒を搾ります。今でこそ油圧式ですが、昔は天秤式だったそうです。
熟成酒も販売しています。

「太陽 純米 秘蔵酒 常温熟成無濾過原酒」
<データー>純米原酒、精米歩合非公開、アルコール分18~19度
<太陽酒造(たいようしゅぞう)>兵庫県明石市大久保町江井島789
太陽酒造 公式ページ
山陽電鉄江井ヶ島駅から徒歩約5分、JR魚住駅またはJR大久保駅から明石市コミュニティバス(たこバス)で江井島サービスコーナー北バス停下車徒歩約1分
客番(番外)酒札所⑨「大和(だいわ)酒造」(兵庫県明石市)

戦前まで中国で酒造りを行っていた会社が、1955年に明石で大和酒造として創業しています。代表銘柄は「大和鶴(やまとつる)」です。
蔵の様子です。

基本的に大手企業へ卸す酒の醸造を行っており試飲や販売は行っていません。明石駅コンコースにある「あかし案内所(明石観光協会)」で酒が販売されている、明石本町商店街の「地酒屋 鳴門」で飲むことができる、との情報があります。
<大和酒造(だいわしゅぞう)>兵庫県明石市大久保町西島1063-2
山陽電鉄江井ヶ島駅から徒歩約13分、、JR魚住駅から明石市コミュニティバス(たこバス)で江井島小学校西バス停下車徒歩約6分

西国100酒札所巡り 客番⑧・第19番
緊急事態宣言が発出中、できるだけ外出を避け感染防止策に取り組みましょう。
少しでも日本酒を応援しようと、私が勝手に選んだ「西国100酒札所巡り」を紹介します。
客番(番外)酒札所⑧「灘の酒蔵通り(灘五郷アンテナショップ)」(神戸市中央区)

灘五郷酒造組合が2010年に灘の酒の魅力のPR・情報発信を目的として開設したアンテナショップです。
入口の様子です。

廃校になった旧北野小学校を活用して1998年に誕生した体験型観光スポット「北野工房のまち」1階の中央付近にあります。
灘五郷の地図パネルが展示されています。

灘五郷は神戸市灘区・東灘区、兵庫県西宮市にある酒どころで、西郷(にしごう)、御影郷(みかげごう)、魚崎郷(うおざきごう)、西宮郷(にしのみやごう)、今津郷(いまづごう)の5つの地域があります。
店内では約50種類の酒を販売しています。試飲も可能です。
「仙介(せんすけ)特別純米」(魚崎郷の泉酒造(第15番酒札所))
<データー>特別純米酒、五百万石・山田錦、精米歩合65%、アルコール分16~17度
<灘の酒蔵通り(なだのさかぐらどおり)>神戸市中央区中山手通3‐17-1北野工房のまち1階110号
灘五郷酒造組合 公式ページ
阪急神戸三宮駅・神戸市営地下鉄三宮駅・JR三ノ宮駅・阪神元町駅から徒歩約10分
第19番酒札所「岡村(おかむら)酒造場」(兵庫県三田市)

1889年創業です。戦時の企業整備で1943年に高平酒造となりますが、1950年に岡村酒造場として独立しています。代表銘柄は「千鳥正宗(ちどりまさむね)」です。主屋は茅葺屋根で江戸時代末期建築です。
主屋内では日本酒の歴史や醸造過程などの解説展示をしています。

主屋の奥に蔵が続きますが、蔵見学は行っていません。酒米の栽培は約3,000坪ある自家田でも行っています。
主屋の隣にショップがあります。

ショップ入口脇には杉玉が吊るされています。

試飲も可能です。

ショップ前には古代室(こだいむろ)があります。

地域で建て替えられてしまう家屋の廃材を再利用して、当主が建てたものです。中でコーヒーや甘酒などを楽しむことができます。(古代室内は撮影禁止)
「しぼりたて」の酒はすぐに完売になってしまいます。

「千鳥正宗 三田しぼり 純米酒 生酒」
<データー>純米生酒、精米歩合70%、アルコール分17~18度
<岡村酒造場(おかむらしゅぞうじょう)>兵庫県三田市木器340
岡村酒造場 公式ページ
神戸電鉄・JR三田駅北口から神姫バス波豆川行で天満神社前バス停下車徒歩約4分または小柿行で木器(こうづき)バス停下車徒歩約12分

少しでも日本酒を応援しようと、私が勝手に選んだ「西国100酒札所巡り」を紹介します。
客番(番外)酒札所⑧「灘の酒蔵通り(灘五郷アンテナショップ)」(神戸市中央区)

灘五郷酒造組合が2010年に灘の酒の魅力のPR・情報発信を目的として開設したアンテナショップです。
入口の様子です。

廃校になった旧北野小学校を活用して1998年に誕生した体験型観光スポット「北野工房のまち」1階の中央付近にあります。
灘五郷の地図パネルが展示されています。

灘五郷は神戸市灘区・東灘区、兵庫県西宮市にある酒どころで、西郷(にしごう)、御影郷(みかげごう)、魚崎郷(うおざきごう)、西宮郷(にしのみやごう)、今津郷(いまづごう)の5つの地域があります。
店内では約50種類の酒を販売しています。試飲も可能です。
「仙介(せんすけ)特別純米」(魚崎郷の泉酒造(第15番酒札所))
<データー>特別純米酒、五百万石・山田錦、精米歩合65%、アルコール分16~17度
<灘の酒蔵通り(なだのさかぐらどおり)>神戸市中央区中山手通3‐17-1北野工房のまち1階110号
灘五郷酒造組合 公式ページ
阪急神戸三宮駅・神戸市営地下鉄三宮駅・JR三ノ宮駅・阪神元町駅から徒歩約10分
第19番酒札所「岡村(おかむら)酒造場」(兵庫県三田市)

1889年創業です。戦時の企業整備で1943年に高平酒造となりますが、1950年に岡村酒造場として独立しています。代表銘柄は「千鳥正宗(ちどりまさむね)」です。主屋は茅葺屋根で江戸時代末期建築です。
主屋内では日本酒の歴史や醸造過程などの解説展示をしています。

主屋の奥に蔵が続きますが、蔵見学は行っていません。酒米の栽培は約3,000坪ある自家田でも行っています。
主屋の隣にショップがあります。

ショップ入口脇には杉玉が吊るされています。

試飲も可能です。

ショップ前には古代室(こだいむろ)があります。

地域で建て替えられてしまう家屋の廃材を再利用して、当主が建てたものです。中でコーヒーや甘酒などを楽しむことができます。(古代室内は撮影禁止)
「しぼりたて」の酒はすぐに完売になってしまいます。

「千鳥正宗 三田しぼり 純米酒 生酒」
<データー>純米生酒、精米歩合70%、アルコール分17~18度
<岡村酒造場(おかむらしゅぞうじょう)>兵庫県三田市木器340
岡村酒造場 公式ページ
神戸電鉄・JR三田駅北口から神姫バス波豆川行で天満神社前バス停下車徒歩約4分または小柿行で木器(こうづき)バス停下車徒歩約12分

西国100酒札所巡り 第18番・客番⑥・客番⑦
緊急事態宣言が発出中、できるだけ外出を避け感染防止策に取り組みましょう。
少しでも日本酒を応援しようと、私が勝手に選んだ「西国100酒札所巡り」を紹介します。
第18番酒札所「沢の鶴(さわのつる)」(神戸市灘区)

米屋を営む米屋喜兵衛が副業で酒造りを始めた1717年を創業としています。1898年に石崎合資会社に改組し、1964年に沢の鶴に社名変更しています。代表銘柄は「沢の鶴」です。
沢の鶴瑞宝(ずいほう)蔵の醗酵室です。

一般の蔵見学は普段は行われていませんが、毎年3月に蔵開きが開催され蔵の見学が可能です。
沢の鶴資料館です。

江戸時代末期建築の木造酒蔵を活用し1978年に全国初の酒蔵の公開資料館としてオープンしましたが、1995年の阪神淡路大震災で全壊、1999年に免震システムを施して復興再建しています。入館は無料です。
資料館では昔の酒造道具の展示や醸造工程が紹介されています。

ミュージアムショップで酒の販売が行われています。

沢の鶴は熟成酒にも力を入れていて、1973年醸造の熟成酒も販売されています。ほぼ半世紀前に造られた酒ですね!
販売されている1973年醸造の酒(税込11,000円)。

オンラインショップでの購入も可能です。
農業機械メーカーのヤンマーとの「酒米プロジェクト」で開発された酒。

「沢の鶴 X02(えっくす ぜろ つー)」
<データー>純米大吟醸酒、精米歩合50%、アルコール分15.5度
<沢の鶴(さわのつる)>神戸市灘区新在家南町5-1-2
沢の鶴 公式ページ
阪神大石駅から徒歩約10分
客番(番外)酒札所⑥「金盃(きんぱい)酒造」(神戸市東灘区)

1890年に本高田商店として創業し1916年に灘に醸造所を建設し、1964年に金盃酒造に社名変更しています。代表銘柄は「金盃」です。
看板が目立ちます!

蔵の入口です。

蔵見学は行っていません。酒の販売は入りにくい雰囲気があり未確認です・・。2021年1月に東京・上野に直営の居酒屋が開店したようです。「金盃立呑処 アメ横店」(東京都台東区上野4-9-15)
<金盃酒造(きんぱいしゅぞう)>神戸市灘区大石東町6-3-1
金盃酒造 公式ページ
阪神大石駅から徒歩約4分、JR摩耶駅南口から徒歩約15分
客番(番外)酒札所⑦「西郷(にしごう)酒蔵の道」(神戸市東灘区)

西郷は灘五郷の1つの地域です。たくさんの酒蔵がありましたが阪神淡路大震災で被災し、現在は沢の鶴・金盃酒造・オエノンホールディングスなど数社になっています。オエノングループの事務所から沢の鶴への道が「西郷 酒蔵の道」として整備されています。写真は合同酒精(オエノンホールディングス)の関西事務所です。1792年に創業した同グループの福徳長酒類(千葉県松戸市)の関西事務所も兼ねています。
オエノンプロダクトサポート(旧・富久娘(ふくむすめ)酒造)です。

1681年創業で当初は花木酒造だったようです。1963年に富久娘酒造、2018年にオエノンプロダクトサポートと社名変更し酎ハイのOEM供給に特化、代表銘柄だった「富久娘」は福徳長酒類に引き継がれています。
以前に飲んだ富久娘酒造の酒です。

「富久娘 純米 凛乃刻」
<データー>純米酒、神力100%、精米歩合65%、アルコール分15~16度
<西郷 酒蔵の道(にしごう さかぐらのみち)>神戸市灘区新在家南町4-9-23など
阪神大石駅から徒歩約12分

少しでも日本酒を応援しようと、私が勝手に選んだ「西国100酒札所巡り」を紹介します。
第18番酒札所「沢の鶴(さわのつる)」(神戸市灘区)

米屋を営む米屋喜兵衛が副業で酒造りを始めた1717年を創業としています。1898年に石崎合資会社に改組し、1964年に沢の鶴に社名変更しています。代表銘柄は「沢の鶴」です。
沢の鶴瑞宝(ずいほう)蔵の醗酵室です。

一般の蔵見学は普段は行われていませんが、毎年3月に蔵開きが開催され蔵の見学が可能です。
沢の鶴資料館です。

江戸時代末期建築の木造酒蔵を活用し1978年に全国初の酒蔵の公開資料館としてオープンしましたが、1995年の阪神淡路大震災で全壊、1999年に免震システムを施して復興再建しています。入館は無料です。
資料館では昔の酒造道具の展示や醸造工程が紹介されています。

ミュージアムショップで酒の販売が行われています。

沢の鶴は熟成酒にも力を入れていて、1973年醸造の熟成酒も販売されています。ほぼ半世紀前に造られた酒ですね!
販売されている1973年醸造の酒(税込11,000円)。

オンラインショップでの購入も可能です。
農業機械メーカーのヤンマーとの「酒米プロジェクト」で開発された酒。

「沢の鶴 X02(えっくす ぜろ つー)」
<データー>純米大吟醸酒、精米歩合50%、アルコール分15.5度
<沢の鶴(さわのつる)>神戸市灘区新在家南町5-1-2
沢の鶴 公式ページ
阪神大石駅から徒歩約10分
客番(番外)酒札所⑥「金盃(きんぱい)酒造」(神戸市東灘区)

1890年に本高田商店として創業し1916年に灘に醸造所を建設し、1964年に金盃酒造に社名変更しています。代表銘柄は「金盃」です。
看板が目立ちます!

蔵の入口です。

蔵見学は行っていません。酒の販売は入りにくい雰囲気があり未確認です・・。2021年1月に東京・上野に直営の居酒屋が開店したようです。「金盃立呑処 アメ横店」(東京都台東区上野4-9-15)
<金盃酒造(きんぱいしゅぞう)>神戸市灘区大石東町6-3-1
金盃酒造 公式ページ
阪神大石駅から徒歩約4分、JR摩耶駅南口から徒歩約15分
客番(番外)酒札所⑦「西郷(にしごう)酒蔵の道」(神戸市東灘区)

西郷は灘五郷の1つの地域です。たくさんの酒蔵がありましたが阪神淡路大震災で被災し、現在は沢の鶴・金盃酒造・オエノンホールディングスなど数社になっています。オエノングループの事務所から沢の鶴への道が「西郷 酒蔵の道」として整備されています。写真は合同酒精(オエノンホールディングス)の関西事務所です。1792年に創業した同グループの福徳長酒類(千葉県松戸市)の関西事務所も兼ねています。
オエノンプロダクトサポート(旧・富久娘(ふくむすめ)酒造)です。

1681年創業で当初は花木酒造だったようです。1963年に富久娘酒造、2018年にオエノンプロダクトサポートと社名変更し酎ハイのOEM供給に特化、代表銘柄だった「富久娘」は福徳長酒類に引き継がれています。
以前に飲んだ富久娘酒造の酒です。

「富久娘 純米 凛乃刻」
<データー>純米酒、神力100%、精米歩合65%、アルコール分15~16度
<西郷 酒蔵の道(にしごう さかぐらのみち)>神戸市灘区新在家南町4-9-23など
阪神大石駅から徒歩約12分

西国100酒札所巡り 第17番・客番⑤
緊急事態宣言が発出中、できるだけ外出を避け感染防止策に取り組みましょう。
少しでも日本酒を応援しようと、私が勝手に選んだ「西国100酒札所巡り」を紹介します。
第17番酒札所「神戸酒心館(こうべしゅしんかん)」(神戸市東灘区)

1751年創業です。福寿酒造時の1995年に阪神淡路大震災で全ての木造蔵が倒壊、1996年に神戸市東灘区魚崎南町にあった豊澤酒造(1932年創業)とともに神戸酒心館を設立し1997年にオープンしています。代表銘柄は「福寿(ふくじゅ)」です。
入口の長屋門を入ると大樽が置かれています。

酒の仕込みに使用されていたもので32石(約6㎘)入る木樽です。昔は酒造りが終わると桶を洗って蔵の外で干すため、子どもの遊び場になっていたそうです。樽の中で腰かけて撮影するのが人気とか!
ショップのある東明(とうみょうぐら)蔵エントランスホールです。

「福寿 純米吟醸」は、日本人がノーベル賞を受賞すると晩餐会で提供される日本酒に選ばれています。醸造は敷地内の福寿蔵で行われています。蔵見学は事前予約制で行われています。
東明蔵には喫茶カウンターがあります。

喫茶カウンターですが、もちろん酒も注文できます。

「福寿 山田錦80 しぼりたて 生酒」
<データー>普通酒生酒、山田錦、精米歩合80%、アルコール分17度
ショップには蔵直採り生酒の量り売りのコーナーがあります。

試飲も可能です。
量り売りの酒です。

「福寿 斗瓶倶楽部(とびんくらぶ)蔵直採り 大吟醸酒 生酒」
<データー>大吟醸生原酒、精米歩合50%、アルコール分18度
<神戸酒心館(こうべしゅしんかん)>神戸市東灘区御影塚町1-8-17
神戸酒心館 公式ページ
阪神石屋川駅から徒歩約10分
客番(番外)酒札所⑤「こうべ甲南武庫の郷」(神戸市東灘区)

甲南漬で有名な高嶋酒類食品の本店が阪神淡路大震災で倒壊し、跡地に設けられたコミュニティ施設です。高嶋酒類食品は江戸末期に創業、焼酎の製造を始めた1870年を創業年としています。
甲南漬資料館があります

1930年に社長宅として建築された建物で甲南漬や灘五郷の資料などが展示されています。入館は無料です。
資料館内で展示されている灘の酒です。

甲南漬は灘五郷の酒粕をふんだんに使い、自社醸造の味りんや味りん粕で味を調えて作られています。
資料館では甲南漬の製造工程の紹介や資料が展示されています。

昔は「愉快(ゆかい)」という清酒も醸造していたようです。
資料館内にある「酒泉 木瓜(しゅせん もっこう)」です。

灘五郷の酒を楽しむことができます。
本みりんを使って作った高嶋酒類の酒も味わえます。

「白菱(はくびし)柳かげ(やなぎかげ)」
<データー>リキュール、アルコール分22~23度
<こうべ甲南 武庫の郷(こうべこうなん むこのさと)>兵庫県神戸市東灘区御影塚町4-4-8
高嶋酒類食品 こうべ甲南 武庫の郷 公式ページ
阪神新在家駅から徒歩約5分、JR六甲道駅から徒歩約13分

少しでも日本酒を応援しようと、私が勝手に選んだ「西国100酒札所巡り」を紹介します。
第17番酒札所「神戸酒心館(こうべしゅしんかん)」(神戸市東灘区)

1751年創業です。福寿酒造時の1995年に阪神淡路大震災で全ての木造蔵が倒壊、1996年に神戸市東灘区魚崎南町にあった豊澤酒造(1932年創業)とともに神戸酒心館を設立し1997年にオープンしています。代表銘柄は「福寿(ふくじゅ)」です。
入口の長屋門を入ると大樽が置かれています。

酒の仕込みに使用されていたもので32石(約6㎘)入る木樽です。昔は酒造りが終わると桶を洗って蔵の外で干すため、子どもの遊び場になっていたそうです。樽の中で腰かけて撮影するのが人気とか!
ショップのある東明(とうみょうぐら)蔵エントランスホールです。

「福寿 純米吟醸」は、日本人がノーベル賞を受賞すると晩餐会で提供される日本酒に選ばれています。醸造は敷地内の福寿蔵で行われています。蔵見学は事前予約制で行われています。
東明蔵には喫茶カウンターがあります。

喫茶カウンターですが、もちろん酒も注文できます。

「福寿 山田錦80 しぼりたて 生酒」
<データー>普通酒生酒、山田錦、精米歩合80%、アルコール分17度
ショップには蔵直採り生酒の量り売りのコーナーがあります。

試飲も可能です。
量り売りの酒です。

「福寿 斗瓶倶楽部(とびんくらぶ)蔵直採り 大吟醸酒 生酒」
<データー>大吟醸生原酒、精米歩合50%、アルコール分18度
<神戸酒心館(こうべしゅしんかん)>神戸市東灘区御影塚町1-8-17
神戸酒心館 公式ページ
阪神石屋川駅から徒歩約10分
客番(番外)酒札所⑤「こうべ甲南武庫の郷」(神戸市東灘区)

甲南漬で有名な高嶋酒類食品の本店が阪神淡路大震災で倒壊し、跡地に設けられたコミュニティ施設です。高嶋酒類食品は江戸末期に創業、焼酎の製造を始めた1870年を創業年としています。
甲南漬資料館があります

1930年に社長宅として建築された建物で甲南漬や灘五郷の資料などが展示されています。入館は無料です。
資料館内で展示されている灘の酒です。

甲南漬は灘五郷の酒粕をふんだんに使い、自社醸造の味りんや味りん粕で味を調えて作られています。
資料館では甲南漬の製造工程の紹介や資料が展示されています。

昔は「愉快(ゆかい)」という清酒も醸造していたようです。
資料館内にある「酒泉 木瓜(しゅせん もっこう)」です。

灘五郷の酒を楽しむことができます。
本みりんを使って作った高嶋酒類の酒も味わえます。

「白菱(はくびし)柳かげ(やなぎかげ)」
<データー>リキュール、アルコール分22~23度
<こうべ甲南 武庫の郷(こうべこうなん むこのさと)>兵庫県神戸市東灘区御影塚町4-4-8
高嶋酒類食品 こうべ甲南 武庫の郷 公式ページ
阪神新在家駅から徒歩約5分、JR六甲道駅から徒歩約13分

西国100酒札所巡り 第15番・第16番
緊急事態宣言が発出中、できるだけ外出を避け感染防止策に取り組みましょう。
少しでも日本酒を応援しようと、私が勝手に選んだ「西国100酒札所巡り」を紹介します。
第15番酒札所「泉(いずみ)酒造」(神戸市東灘区)

1756年に兵庫・有馬郡道場村で創業、1844年に現在地に移転しています。阪神淡路大震災で鉄筋の事務所と倉庫を残し倒壊または焼失、醸造は親戚の西野金陵(香川県仲多度郡琴平町)に委託していましたが、2007年に蔵を再建、自家醸造を再開しています。代表銘柄は、「仙介(せんすけ)」、「琥泉(こせん)」です。
再建された蔵です。

蔵見学は行っていません。
震災で残った事務所です。

老朽化のため2021年3月に取り壊し、隣に新しい事務所兼ショップが建設されました。試飲も可能だそうです。(まだ訪問できていません・・)
以前の事務所玄関脇にあった菰樽です。

事務所で酒の販売や試飲が行われていたのですが、何となく入りにくい雰囲気が今となっては懐かしい思い出です。
以前の事務所で試飲させていただいた酒です。

写真左より
「琥泉 夏の原酒 一火」
<データー>純米吟醸原酒、精米歩合60%、アルコール分16~17度
「琥泉 純米吟醸無濾過生原酒」
<データー>純米吟醸生原酒、精米歩合60%、アルコール分16~17度
<泉酒造(いずみしゅぞう)>神戸市東灘区御影塚町1-9-6
泉酒造 公式ページ
阪神石屋川駅から徒歩約8分
第16番酒札所「安福又四郎商店(やすふくまたしろうしょうてん」(神戸市東灘区)

1751年で代表銘柄は「大黒正宗(だいこくまさむね)」です。阪神淡路大震災で木造酒蔵が全壊、残っていた鉄筋酒蔵も老朽化のため2013年に解体、現在は白鶴酒造(第13番酒札所)の二号蔵で醸造を行っています。
在りし日の鉄筋酒蔵です。

蔵があった敷地には直売所「十一代目又四郎」があります。

試飲も可能です。

写真左より
「大黒正宗 純米大吟醸」
<データー>純米大吟醸酒、兵庫錦、精米歩合50%、アルコール分16度
「大黒正宗 純米吟醸 しぼりたて」
<データー>純米吟醸酒、兵庫夢錦、精米歩合60%、アルコール分17度
「大黒正宗 純米吟醸」
<データー>純米吟醸酒、兵庫夢錦、精米歩合60%、アルコール分15度
<安福又四郎商店(やすふくまたしろうしょうてん)>神戸市東灘区御影塚町1-5-23
十一代目又四郎 公式ページ
阪神石屋川駅から徒歩約13分

少しでも日本酒を応援しようと、私が勝手に選んだ「西国100酒札所巡り」を紹介します。
第15番酒札所「泉(いずみ)酒造」(神戸市東灘区)

1756年に兵庫・有馬郡道場村で創業、1844年に現在地に移転しています。阪神淡路大震災で鉄筋の事務所と倉庫を残し倒壊または焼失、醸造は親戚の西野金陵(香川県仲多度郡琴平町)に委託していましたが、2007年に蔵を再建、自家醸造を再開しています。代表銘柄は、「仙介(せんすけ)」、「琥泉(こせん)」です。
再建された蔵です。

蔵見学は行っていません。
震災で残った事務所です。

老朽化のため2021年3月に取り壊し、隣に新しい事務所兼ショップが建設されました。試飲も可能だそうです。(まだ訪問できていません・・)
以前の事務所玄関脇にあった菰樽です。

事務所で酒の販売や試飲が行われていたのですが、何となく入りにくい雰囲気が今となっては懐かしい思い出です。
以前の事務所で試飲させていただいた酒です。

写真左より
「琥泉 夏の原酒 一火」
<データー>純米吟醸原酒、精米歩合60%、アルコール分16~17度
「琥泉 純米吟醸無濾過生原酒」
<データー>純米吟醸生原酒、精米歩合60%、アルコール分16~17度
<泉酒造(いずみしゅぞう)>神戸市東灘区御影塚町1-9-6
泉酒造 公式ページ
阪神石屋川駅から徒歩約8分
第16番酒札所「安福又四郎商店(やすふくまたしろうしょうてん」(神戸市東灘区)

1751年で代表銘柄は「大黒正宗(だいこくまさむね)」です。阪神淡路大震災で木造酒蔵が全壊、残っていた鉄筋酒蔵も老朽化のため2013年に解体、現在は白鶴酒造(第13番酒札所)の二号蔵で醸造を行っています。
在りし日の鉄筋酒蔵です。

蔵があった敷地には直売所「十一代目又四郎」があります。

試飲も可能です。

写真左より
「大黒正宗 純米大吟醸」
<データー>純米大吟醸酒、兵庫錦、精米歩合50%、アルコール分16度
「大黒正宗 純米吟醸 しぼりたて」
<データー>純米吟醸酒、兵庫夢錦、精米歩合60%、アルコール分17度
「大黒正宗 純米吟醸」
<データー>純米吟醸酒、兵庫夢錦、精米歩合60%、アルコール分15度
<安福又四郎商店(やすふくまたしろうしょうてん)>神戸市東灘区御影塚町1-5-23
十一代目又四郎 公式ページ
阪神石屋川駅から徒歩約13分

西国100酒札所巡り 第13番・第14番
緊急事態宣言が発出中、できるだけ外出を避け感染防止策に取り組みましょう。
少しでも日本酒を応援しようと、私が勝手に選んだ「西国100酒札所巡り」を紹介します。
第13番酒札所「白鶴(はくつる)酒造」(神戸市東灘区)

1743年に材木屋治兵衛が醸造を開始し、1747年に代表銘柄「白鶴」を命名しています。菊正宗酒造(第12番酒札所)と同じ嘉納家(かのうけ)を祖とし白嘉納ともよばれています。1897年に嘉納合名会社に改組、1947年に白鶴酒造に改称しています。看板のある建物は本店三号蔵で、他に本店二号蔵・旭蔵で醸造を行っています。
白鶴酒造資料館です。

大正初期建築で1969年まで醸造を行っていた本店一号蔵を整備して1982年に開館しています。入館は無料です。
資料館では昔の酒造道具や人形を使って醸造過程を再現し展示しています。

別地ですが、7代目嘉納治兵衛が1934年に開館した白鶴美術館(神戸市東灘区)では国宝2点・重要文化財39点を含む約1,500点の作品を所蔵し春と秋に開館しています。
ショップが併設され試飲が可能です。自販機による有料試飲もあります。

「白鶴 蔵酒 特別純米酒 原酒」
<データー>特別純米生原酒、山田錦、精米歩合70%、アルコール分17度
※試飲は生原酒ですが、販売されているのは火入酒です。
若手社員のみで開発した酒の有料試飲も可能です。

「別鶴(べっかく)木漏れ日のムシメガネ」
<データー>純米酒、白鶴錦、精米歩合70%、アルコール分11~12度
白鶴酒造では田植えや稲刈りのイベントも行っています。

酒米の王者「山田錦」の兄弟品種「白鶴錦(はくつるにしき)」を独自に誕生させ、2007年から白鶴錦を使って醸造した酒の販売を開始しています。
「白鶴錦」で醸造した酒。

「白鶴 超特撰 純米大吟醸 白鶴錦」
<データー>純米大吟醸酒、白鶴錦、精米歩合50%、アルコール分15~16度
<白鶴酒造(はくつるしゅぞう)>神戸市東灘区住吉南町4-5-5
白鶴酒造 公式ページ
阪神住吉駅から徒歩約8分
第14番酒札所「剣菱(けんびし)酒造」(神戸市東灘区)

正確な記録がないため、記録が残る1505年以前に稲寺屋として伊丹で創業としています。剣菱とよばれた時期は不明ですが、1929年に灘に移転し剣菱酒造を設立、戦時の企業整備で甲南酒造になり、1949年に剣菱酒造を再発足しています。代表銘柄は「黒松剣菱(くろまつけんびし)」です。
本社敷地内にある井戸です。

本社に隣接して内蔵があり、他に魚崎蔵・中蔵・浜蔵があります。
魚崎蔵です。

各蔵とも蔵見学は行われていません。またショップは無く直販は行われていません。(オンラインでの購入は可能です)
酒は阪神魚崎駅近くの濱田屋(はまだや)で購入できます。

店内には「濱田アルコール研究所(飲食部)」があり、有料試飲が可能です。
「肩書きよりも味」がポリシーで、熟成酒をブレンドし味わいを仕上げています。

「瑞穂(みずほ)黒松剣菱 純米酒」
<データー>純米酒、山田錦、精米歩合70%、アルコール分17.5度
<剣菱酒造(けんびししゅぞう)>神戸市東灘区御影本町3-12-5
剣菱酒造 公式ページ
阪神御影駅から徒歩約10分

少しでも日本酒を応援しようと、私が勝手に選んだ「西国100酒札所巡り」を紹介します。
第13番酒札所「白鶴(はくつる)酒造」(神戸市東灘区)

1743年に材木屋治兵衛が醸造を開始し、1747年に代表銘柄「白鶴」を命名しています。菊正宗酒造(第12番酒札所)と同じ嘉納家(かのうけ)を祖とし白嘉納ともよばれています。1897年に嘉納合名会社に改組、1947年に白鶴酒造に改称しています。看板のある建物は本店三号蔵で、他に本店二号蔵・旭蔵で醸造を行っています。
白鶴酒造資料館です。

大正初期建築で1969年まで醸造を行っていた本店一号蔵を整備して1982年に開館しています。入館は無料です。
資料館では昔の酒造道具や人形を使って醸造過程を再現し展示しています。

別地ですが、7代目嘉納治兵衛が1934年に開館した白鶴美術館(神戸市東灘区)では国宝2点・重要文化財39点を含む約1,500点の作品を所蔵し春と秋に開館しています。
ショップが併設され試飲が可能です。自販機による有料試飲もあります。

「白鶴 蔵酒 特別純米酒 原酒」
<データー>特別純米生原酒、山田錦、精米歩合70%、アルコール分17度
※試飲は生原酒ですが、販売されているのは火入酒です。
若手社員のみで開発した酒の有料試飲も可能です。

「別鶴(べっかく)木漏れ日のムシメガネ」
<データー>純米酒、白鶴錦、精米歩合70%、アルコール分11~12度
白鶴酒造では田植えや稲刈りのイベントも行っています。

酒米の王者「山田錦」の兄弟品種「白鶴錦(はくつるにしき)」を独自に誕生させ、2007年から白鶴錦を使って醸造した酒の販売を開始しています。
「白鶴錦」で醸造した酒。

「白鶴 超特撰 純米大吟醸 白鶴錦」
<データー>純米大吟醸酒、白鶴錦、精米歩合50%、アルコール分15~16度
<白鶴酒造(はくつるしゅぞう)>神戸市東灘区住吉南町4-5-5
白鶴酒造 公式ページ
阪神住吉駅から徒歩約8分
第14番酒札所「剣菱(けんびし)酒造」(神戸市東灘区)

正確な記録がないため、記録が残る1505年以前に稲寺屋として伊丹で創業としています。剣菱とよばれた時期は不明ですが、1929年に灘に移転し剣菱酒造を設立、戦時の企業整備で甲南酒造になり、1949年に剣菱酒造を再発足しています。代表銘柄は「黒松剣菱(くろまつけんびし)」です。
本社敷地内にある井戸です。

本社に隣接して内蔵があり、他に魚崎蔵・中蔵・浜蔵があります。
魚崎蔵です。

各蔵とも蔵見学は行われていません。またショップは無く直販は行われていません。(オンラインでの購入は可能です)
酒は阪神魚崎駅近くの濱田屋(はまだや)で購入できます。

店内には「濱田アルコール研究所(飲食部)」があり、有料試飲が可能です。
「肩書きよりも味」がポリシーで、熟成酒をブレンドし味わいを仕上げています。

「瑞穂(みずほ)黒松剣菱 純米酒」
<データー>純米酒、山田錦、精米歩合70%、アルコール分17.5度
<剣菱酒造(けんびししゅぞう)>神戸市東灘区御影本町3-12-5
剣菱酒造 公式ページ
阪神御影駅から徒歩約10分
