西国100酒札所巡り 第9番・第10番
大阪府・京都府・兵庫県・東京都に緊急事態宣言が発出されています。
できるだけ外出を避け、感染防止策に取り組みましょう。
少しでも日本酒を応援しようと、私が勝手に選んだ「西国100酒札所巡り」を紹介します。
第9番酒札所「太田(おおた)酒造 灘千代田蔵」(神戸市東灘区)

太田家は、江戸城を築いた太田道灌を祖先に持ち東海道草津宿(滋賀県草津市)の関守(せきもり、関所の番人)を勤め、廃藩後の1874年に酒造業を始め創業、1962年に灘に進出して千代田蔵を建設しています。草津に本社・道灌蔵・不盡蔵(ふじくら)があるほか、滋賀県栗東市に「栗東ワイナリー」があります。代表銘柄は「道灌(どうかん)」で、千代田蔵では別ブランド「千代田蔵(ちよだぐら)」を醸しています。
千代田蔵の製麹室(せいぎくしつ=麹室(こうじむろ))です。

江戸城の別名である千代田城から千代田蔵と命名しています。事前に連絡し、日にちが合えば蔵見学が可能です。
仕込室です。

敷地東側にある貴賓館(旧小寺新六郎氏別邸)です。

1935年頃の建築といわれ、日本で数多くの西洋建築を手がけたウィリアム・メレル・ヴォーリズの設計です。1956年に元神戸市長・小寺謙吉の令息である小寺新六郎氏の厚意で、別宅跡を土地・建物とも譲り受けたそうです。
貴賓館ダイニングです。

事務所で酒の購入が可能です。

「千代田蔵 純米生原酒 しぼりたて」
<データー>純米生原酒、フクノハナ、精米歩合70%、アルコール分17度
<太田酒造 灘千代田蔵(おおたしゅぞう なだちよだぐら)>神戸市東灘区深江南町2-1-7
太田酒造 公式ページ
阪神深江駅から徒歩約14分、JR甲南山手駅から徒歩約20分
第10番酒札所「櫻正宗(さくらまさむね)」(神戸市東灘区)

1625年に荒牧村(兵庫県伊丹市)で「荒牧屋」という屋号で創醸を開始、1717年に初代・山邑太左衛門(やまむらたざえもん)を名乗り灘に移転し創業年としています。その後、山邑酒造、1992年に櫻正宗に社名変更しています。代表銘柄は「櫻正宗」です。
「櫻正宗記念館 櫻宴(さくらえん)」入口前に置かれている菰樽です。

1792年建造の木造酒蔵・内蔵がありましたが、1995年の阪神淡路大震災で倒壊、跡地に建築され1998年にオープンしています。醸造は上の写真の櫻喜蔵(はなのきぐら、1994年建築)で行っています。毎年11月に蔵開きが開催され蔵見学会が行われています。(蔵内は撮影コーナーを除き撮影禁止)
「櫻正宗記念館 櫻宴」です。

1階は喫茶とショップ、2階は展示スペースとレストラン・呑処があります。
2階の展示スペースです。

昔の酒造道具の展示や櫻正宗の歴史を紹介するコーナーがあります。櫻正宗は1840年に6代目・山邑太左衛門が名水・宮水を発見、1906年に櫻正宗の酒母から分離された櫻正宗酵母は1907年から協会1号酵母として頒布されるなど輝かしい歴史を持っています。
同じく2階にある呑処「三杯屋」です。

適量飲酒のため飲める酒は1日3杯までです。25種類の酒が用意されていて、飲むとスタンプを押してもらえるカードが貰えます。25種類の酒のスタンプを全てためると称号(段位)が与えられ酒器が進呈されます。
1階ショップでは無料試飲の他、有料の「きき酒セット」を楽しむことができます。

酒の購入はもちろん量り売りもあります。

「櫻正宗 金稀(きんまれ) 無濾過純米大吟醸 三五」
<データー>純米大吟醸酒、山田錦、精米歩合35%、アルコール分15~16度
<櫻正宗(さくらまさむね)>神戸市東灘区魚崎南町5-10-1
櫻正宗 公式ページ
阪神魚崎駅から徒歩約6分、六甲ライナー魚崎駅から徒歩約8分

できるだけ外出を避け、感染防止策に取り組みましょう。
少しでも日本酒を応援しようと、私が勝手に選んだ「西国100酒札所巡り」を紹介します。
第9番酒札所「太田(おおた)酒造 灘千代田蔵」(神戸市東灘区)

太田家は、江戸城を築いた太田道灌を祖先に持ち東海道草津宿(滋賀県草津市)の関守(せきもり、関所の番人)を勤め、廃藩後の1874年に酒造業を始め創業、1962年に灘に進出して千代田蔵を建設しています。草津に本社・道灌蔵・不盡蔵(ふじくら)があるほか、滋賀県栗東市に「栗東ワイナリー」があります。代表銘柄は「道灌(どうかん)」で、千代田蔵では別ブランド「千代田蔵(ちよだぐら)」を醸しています。
千代田蔵の製麹室(せいぎくしつ=麹室(こうじむろ))です。

江戸城の別名である千代田城から千代田蔵と命名しています。事前に連絡し、日にちが合えば蔵見学が可能です。
仕込室です。

敷地東側にある貴賓館(旧小寺新六郎氏別邸)です。

1935年頃の建築といわれ、日本で数多くの西洋建築を手がけたウィリアム・メレル・ヴォーリズの設計です。1956年に元神戸市長・小寺謙吉の令息である小寺新六郎氏の厚意で、別宅跡を土地・建物とも譲り受けたそうです。
貴賓館ダイニングです。

事務所で酒の購入が可能です。

「千代田蔵 純米生原酒 しぼりたて」
<データー>純米生原酒、フクノハナ、精米歩合70%、アルコール分17度
<太田酒造 灘千代田蔵(おおたしゅぞう なだちよだぐら)>神戸市東灘区深江南町2-1-7
太田酒造 公式ページ
阪神深江駅から徒歩約14分、JR甲南山手駅から徒歩約20分
第10番酒札所「櫻正宗(さくらまさむね)」(神戸市東灘区)

1625年に荒牧村(兵庫県伊丹市)で「荒牧屋」という屋号で創醸を開始、1717年に初代・山邑太左衛門(やまむらたざえもん)を名乗り灘に移転し創業年としています。その後、山邑酒造、1992年に櫻正宗に社名変更しています。代表銘柄は「櫻正宗」です。
「櫻正宗記念館 櫻宴(さくらえん)」入口前に置かれている菰樽です。

1792年建造の木造酒蔵・内蔵がありましたが、1995年の阪神淡路大震災で倒壊、跡地に建築され1998年にオープンしています。醸造は上の写真の櫻喜蔵(はなのきぐら、1994年建築)で行っています。毎年11月に蔵開きが開催され蔵見学会が行われています。(蔵内は撮影コーナーを除き撮影禁止)
「櫻正宗記念館 櫻宴」です。

1階は喫茶とショップ、2階は展示スペースとレストラン・呑処があります。
2階の展示スペースです。

昔の酒造道具の展示や櫻正宗の歴史を紹介するコーナーがあります。櫻正宗は1840年に6代目・山邑太左衛門が名水・宮水を発見、1906年に櫻正宗の酒母から分離された櫻正宗酵母は1907年から協会1号酵母として頒布されるなど輝かしい歴史を持っています。
同じく2階にある呑処「三杯屋」です。

適量飲酒のため飲める酒は1日3杯までです。25種類の酒が用意されていて、飲むとスタンプを押してもらえるカードが貰えます。25種類の酒のスタンプを全てためると称号(段位)が与えられ酒器が進呈されます。
1階ショップでは無料試飲の他、有料の「きき酒セット」を楽しむことができます。

酒の購入はもちろん量り売りもあります。

「櫻正宗 金稀(きんまれ) 無濾過純米大吟醸 三五」
<データー>純米大吟醸酒、山田錦、精米歩合35%、アルコール分15~16度
<櫻正宗(さくらまさむね)>神戸市東灘区魚崎南町5-10-1
櫻正宗 公式ページ
阪神魚崎駅から徒歩約6分、六甲ライナー魚崎駅から徒歩約8分

西国100酒札所巡り 第8番・客番③・④
大阪府・京都府・兵庫県・東京都に緊急事態宣言が発出されています。
できるだけ外出を避け、感染防止策に取り組みましょう。
少しでも日本酒を応援しようと、私が勝手に選んだ「西国100酒札所巡り」を紹介します。
第8番酒札所「木谷(きたに)酒造」(兵庫県西宮市)

1833年に木屋惣兵衛(きやそうべえ)が創業したと伝えられ、明治になり木屋を木谷と改称、1948年に法人化し木谷酒造になっています。代表銘柄は「喜一(きいち)」です。
敷地内に宮水井戸があります。

阪神淡路大震災で社屋が被災し、規模を小さくして酒造りに最適の「宮水」を充分に生かした醸造を行っているそうです。
事務所脇から少しだけ蔵の様子を見ることができます。

蔵見学は行っていません。
事務所に展示されている酒器や酒です。(酒器は非売品)

事務所で酒の購入は可能です。

「喜一(きいち)純米酒」
<データー>純米酒、山田錦、精米歩合70%、アルコール分15~16度
<木谷酒造(きたにしゅぞう)>兵庫県西宮市石在町14-5
木谷酒造 公式ページ
阪神西宮駅から徒歩約12分、JR西宮駅から徒歩約16分
客番(番外)酒札所③「本野田(ほんのだ)酒造」(兵庫県西宮市)

1791年創業で1928年に法人化し野田酒造、戦後に本野田酒造になったようです。代表銘柄は「金鷹(きんたか)」です。阪神淡路大震災で被災し、現在は休蔵しています。近くにある洋菓子のアンリ・シャルパンティエ酒蔵通り店は、かつて本野田酒造の酒蔵があった場所です。
西宮市内の酒店や百貨店で購入できる「えべっさんの酒」


「金鷹 えべっさんの酒 純米酒」
<データー>純米酒、精米歩合70%、アルコール分15~16度
<本野田酒造(ほんのだしゅぞう)>兵庫県西宮市久保町4-9
阪神西宮駅から徒歩約10分、JR西宮駅から徒歩約19分
客番(番外)酒札所④「北山(きたやま)酒造」(兵庫県西宮市)

1919年に兵庫県加東郡河合村粟生字島(現・小野市)で創業し、地名から命名した「島美人(しまびじん)」が代表銘柄です。1962年に現在地に移転しています。
事務所玄関脇に置かれている菰樽です。

阪神淡路大震災で被災、醸造は辰馬本家酒造(兵庫県西宮市)へ委託しているようです。隣接するジャパン西宮戎店はかつて北山酒造の酒蔵があった場所です。
事務所では酒の販売を行っています。

試飲も可能です。

「島美人 美人蔵部(びじんくらぶ)純米酒」
<データー>純米酒、山田錦・日本晴、精米歩合65%、アルコール分15~16度
<北山酒造(きたやましゅぞう)>兵庫県西宮市宮前町8-3
北山酒造 公式ページ
阪神西宮駅から徒歩約11分、JRさくら夙川駅から徒歩約15分

できるだけ外出を避け、感染防止策に取り組みましょう。
少しでも日本酒を応援しようと、私が勝手に選んだ「西国100酒札所巡り」を紹介します。
第8番酒札所「木谷(きたに)酒造」(兵庫県西宮市)

1833年に木屋惣兵衛(きやそうべえ)が創業したと伝えられ、明治になり木屋を木谷と改称、1948年に法人化し木谷酒造になっています。代表銘柄は「喜一(きいち)」です。
敷地内に宮水井戸があります。

阪神淡路大震災で社屋が被災し、規模を小さくして酒造りに最適の「宮水」を充分に生かした醸造を行っているそうです。
事務所脇から少しだけ蔵の様子を見ることができます。

蔵見学は行っていません。
事務所に展示されている酒器や酒です。(酒器は非売品)

事務所で酒の購入は可能です。

「喜一(きいち)純米酒」
<データー>純米酒、山田錦、精米歩合70%、アルコール分15~16度
<木谷酒造(きたにしゅぞう)>兵庫県西宮市石在町14-5
木谷酒造 公式ページ
阪神西宮駅から徒歩約12分、JR西宮駅から徒歩約16分
客番(番外)酒札所③「本野田(ほんのだ)酒造」(兵庫県西宮市)

1791年創業で1928年に法人化し野田酒造、戦後に本野田酒造になったようです。代表銘柄は「金鷹(きんたか)」です。阪神淡路大震災で被災し、現在は休蔵しています。近くにある洋菓子のアンリ・シャルパンティエ酒蔵通り店は、かつて本野田酒造の酒蔵があった場所です。
西宮市内の酒店や百貨店で購入できる「えべっさんの酒」


「金鷹 えべっさんの酒 純米酒」
<データー>純米酒、精米歩合70%、アルコール分15~16度
<本野田酒造(ほんのだしゅぞう)>兵庫県西宮市久保町4-9
阪神西宮駅から徒歩約10分、JR西宮駅から徒歩約19分
客番(番外)酒札所④「北山(きたやま)酒造」(兵庫県西宮市)

1919年に兵庫県加東郡河合村粟生字島(現・小野市)で創業し、地名から命名した「島美人(しまびじん)」が代表銘柄です。1962年に現在地に移転しています。
事務所玄関脇に置かれている菰樽です。

阪神淡路大震災で被災、醸造は辰馬本家酒造(兵庫県西宮市)へ委託しているようです。隣接するジャパン西宮戎店はかつて北山酒造の酒蔵があった場所です。
事務所では酒の販売を行っています。

試飲も可能です。

「島美人 美人蔵部(びじんくらぶ)純米酒」
<データー>純米酒、山田錦・日本晴、精米歩合65%、アルコール分15~16度
<北山酒造(きたやましゅぞう)>兵庫県西宮市宮前町8-3
北山酒造 公式ページ
阪神西宮駅から徒歩約11分、JRさくら夙川駅から徒歩約15分

西国100酒札所巡り 第7番・客番②
大阪府・京都府・兵庫県・東京都に緊急事態宣言が発出されています。
できるだけ外出を避け、感染防止策に取り組みましょう。
少しでも日本酒を応援しようと、私が勝手に選んだ「西国100酒札所巡り」を紹介します。
第7番酒札所「辰馬本家(たつうまほんけ)酒造」(兵庫県西宮市)

1662年創業で、代表銘柄は「黒松白鹿(くろまつはくしか)」です。看板のある建物は1964年に四季醸造蔵として建設された戎蔵(えびすぐら)で、他に乾蔵・六光蔵などがあります。冬季に六光蔵の見学会が開催されています。※シンボルだった戎蔵の看板は老朽化と市の条例により2020年に撤去、戎蔵は2021年11月頃までに解体予定です・・。
酒ミュージアム(白鹿記念酒造博物館)があります。

1982年に開館しレンガ造りの酒蔵(1892年建築)を利用した酒蔵館と記念館がありましたが、阪神淡路大震災で酒蔵館は全壊、1998年に再オープンしています。
酒蔵館です。

戦災や震災でも残った1869年建築の辰馬本家本蔵を改装したもので、館内では昔の酒造道具や人形などを使い酒造工程が分かりやすく展示されています。
「震災の記憶」コーナーもあります。

当時の写真や全壊した旧白鹿記念酒造博物館の陳列品などが展示されています。道路を挟んだ別棟の記念館では日本酒に関する古文書・写真などの歴史資料、辰馬家が収集した美術品などが展示されています。
入館料(記念館共通券は一般500円)が必要ですが、来館記念ボトルが貰えます。

「白鹿(はくしか)吟醸 生貯蔵酒 ご来館記念ボトル」
<データー>吟醸酒、精米歩合60%、アルコール分13~14度
旧辰馬喜十郎住宅も素敵です。

188年建築で、日本人が設計し日本人が住んだ最古の西洋館ともいわれています。内部には大理石の暖炉もあるそうですが、残念ながら現在のところ公開の予定はありません・・。
ショップ・レストランがある白鹿クラシックスもあります。

2016年にリニューアルオープンしています。
ショップコーナーでは有料試飲が可能です。

「白鹿クラシックス しぼりたてプレミアム」
<データー>特定名称表記無し、アルコール分18~19度
<辰馬本家酒造(たつうまほんけしゅぞう)>兵庫県西宮市建石町2-10
辰馬本家酒造 公式ページ
阪神西宮駅から徒歩約15分、JRさくら夙川駅から徒歩約20分、阪急西宮北口駅・JR西宮駅南口から阪神バス西宮浜線で交通公園前バス停下車徒歩約6分
客番(番外)酒札所②「松竹梅(しょうちくばい)酒造」(兵庫県西宮市)

1884年に井上信次郎が創業し「桔梗政宗(ききょうまさむね)」という銘柄を醸していたと伝わっています。1920年に「松竹梅(しょうちくばい)」を酒銘とし、1933年に宝(たから)酒造(京都市伏見区)の傘下として松竹梅酒造となり戦時に企業整備されますが、1950年に新たに松竹梅酒造として設立しています。代表銘柄は「灘一(なだいち)」です。
事務所のエントランスに飾られている菰樽です。

阪神淡路大震災で酒蔵は全壊、現在は自社醸造は行っておらず、瓶詰のみを行っているそうです。
事務所で酒の購入は可能です。(試飲は不可)

「灘一(なだいち)純米吟醸」
<データー>純米吟醸酒、精米歩合60%、アルコール分15~16度
<松竹梅酒造(しょうちくばいしゅぞう)>兵庫県西宮市浜町13-10
松竹梅酒造 公式ページ
阪神西宮駅から徒歩約13分、JRさくら夙川駅から徒歩約18分

できるだけ外出を避け、感染防止策に取り組みましょう。
少しでも日本酒を応援しようと、私が勝手に選んだ「西国100酒札所巡り」を紹介します。
第7番酒札所「辰馬本家(たつうまほんけ)酒造」(兵庫県西宮市)

1662年創業で、代表銘柄は「黒松白鹿(くろまつはくしか)」です。看板のある建物は1964年に四季醸造蔵として建設された戎蔵(えびすぐら)で、他に乾蔵・六光蔵などがあります。冬季に六光蔵の見学会が開催されています。※シンボルだった戎蔵の看板は老朽化と市の条例により2020年に撤去、戎蔵は2021年11月頃までに解体予定です・・。
酒ミュージアム(白鹿記念酒造博物館)があります。

1982年に開館しレンガ造りの酒蔵(1892年建築)を利用した酒蔵館と記念館がありましたが、阪神淡路大震災で酒蔵館は全壊、1998年に再オープンしています。
酒蔵館です。

戦災や震災でも残った1869年建築の辰馬本家本蔵を改装したもので、館内では昔の酒造道具や人形などを使い酒造工程が分かりやすく展示されています。
「震災の記憶」コーナーもあります。

当時の写真や全壊した旧白鹿記念酒造博物館の陳列品などが展示されています。道路を挟んだ別棟の記念館では日本酒に関する古文書・写真などの歴史資料、辰馬家が収集した美術品などが展示されています。
入館料(記念館共通券は一般500円)が必要ですが、来館記念ボトルが貰えます。

「白鹿(はくしか)吟醸 生貯蔵酒 ご来館記念ボトル」
<データー>吟醸酒、精米歩合60%、アルコール分13~14度
旧辰馬喜十郎住宅も素敵です。

188年建築で、日本人が設計し日本人が住んだ最古の西洋館ともいわれています。内部には大理石の暖炉もあるそうですが、残念ながら現在のところ公開の予定はありません・・。
ショップ・レストランがある白鹿クラシックスもあります。

2016年にリニューアルオープンしています。
ショップコーナーでは有料試飲が可能です。

「白鹿クラシックス しぼりたてプレミアム」
<データー>特定名称表記無し、アルコール分18~19度
<辰馬本家酒造(たつうまほんけしゅぞう)>兵庫県西宮市建石町2-10
辰馬本家酒造 公式ページ
阪神西宮駅から徒歩約15分、JRさくら夙川駅から徒歩約20分、阪急西宮北口駅・JR西宮駅南口から阪神バス西宮浜線で交通公園前バス停下車徒歩約6分
客番(番外)酒札所②「松竹梅(しょうちくばい)酒造」(兵庫県西宮市)

1884年に井上信次郎が創業し「桔梗政宗(ききょうまさむね)」という銘柄を醸していたと伝わっています。1920年に「松竹梅(しょうちくばい)」を酒銘とし、1933年に宝(たから)酒造(京都市伏見区)の傘下として松竹梅酒造となり戦時に企業整備されますが、1950年に新たに松竹梅酒造として設立しています。代表銘柄は「灘一(なだいち)」です。
事務所のエントランスに飾られている菰樽です。

阪神淡路大震災で酒蔵は全壊、現在は自社醸造は行っておらず、瓶詰のみを行っているそうです。
事務所で酒の購入は可能です。(試飲は不可)

「灘一(なだいち)純米吟醸」
<データー>純米吟醸酒、精米歩合60%、アルコール分15~16度
<松竹梅酒造(しょうちくばいしゅぞう)>兵庫県西宮市浜町13-10
松竹梅酒造 公式ページ
阪神西宮駅から徒歩約13分、JRさくら夙川駅から徒歩約18分

西国100酒札所巡り 第5番・第6番・客番①
大阪府・京都府・兵庫県・東京都に緊急事態宣言が発出されています。
できるだけ外出を避け、感染防止策に取り組みましょう。
少しでも日本酒を応援しようと、私が勝手に選んだ「西国100酒札所巡り」を紹介します。
第5番酒札所「大澤本家(おおさわほんけ)酒造」(兵庫県西宮市)

1770年に堺(大阪府堺市)で創業で、1954年に現在地へ移転しています。代表銘柄は、「寳娘(たからむすめ)」です。阪神淡路大震災でも倒壊を免れた木造酒蔵で醸造を行っています。
木造酒蔵の様子です。

灘五郷(なだごごう、兵庫県西宮市・神戸市東灘区・灘区の酒造地域)で築50年以上の木造酒蔵で醸造しているのはここだけです。蔵見学は事前に連絡し日にちが合えば可能です。(冬季のみ)
木造酒蔵の3階部分にある製麹室(せいぎくしつ=麹室(こうじむろ))です。

ショップを併設しています。

造られた酒は、すべて製造直売されています。「自分の手で責任をもって売ることで、造り手の顔をしっていただき、お客様の安心と信頼を築くこと」をめざしているそうです。ショップ内で有料試飲も可能です。
原酒にこだわっている蔵です。

「寳娘 蔵出し しぼりたて原酒 生」
<データー>普通酒生原酒、アルコール分20度
<大澤本家酒造(おおさわほんけしゅぞう)>兵庫県西宮市東町1-13-28
大澤本家酒造 公式ページ
阪神西宮駅・JR西宮駅から徒歩約23分、阪急西宮北口駅・JR西宮駅(北側ターミナル)・阪神西宮駅東口(西宮市役所前)から阪急バス朝凪町行きで誠成公倫会館バス停下車徒歩約2分
第6番酒札所「万代大澤(まんだいおおさわ)醸造」(兵庫県西宮市)

西隣にある大澤本家酒造から2005年に独立して創業しています。代表銘柄は「徳若(とくわか)」です。
ショップがあります。

蔵の様子はショップ脇から少しだけ見ることができます。蔵内部の見学は行っていません。
ショップの様子です。

特約店は無く、販売のほとんどがこのショップの店頭だとか。
ショップ内では有料試飲が可能です。

「徳若 純米大吟醸 しずく酒 生酒」
<データー>純米大吟醸生原酒、山田錦、精米歩合%、アルコール分17度
熟成酒もあります!

「徳若 純米吟醸原酒 10年熟成」
<データー>純米吟醸原酒、山田錦、精米歩合60%、アルコール分17~18度
<万代大澤醸造(まんだいおおさわじょうぞう)>兵庫県西宮市東町1-13-25
万代大澤醸造 公式ページ
阪神西宮駅・JR西宮駅から徒歩約23分、阪急西宮北口駅・JR西宮駅(北側ターミナル)・阪神西宮駅東口(西宮市役所前)から阪急バス朝凪町行きで誠成公倫会館バス停下車徒歩約1分
客番(番外)酒札所①「國産(こくさん)酒造」(兵庫県西宮市)

1861年創業で、戦前は覺心平十郎(かくしんへいじゅうろう)商店、戦時の企業整備で宮郷(みやごう)酒造となりますが1948年に組織を改め國産酒造になっています。代表銘柄は「灘自慢(なだじまん)」・「國産一(こくさんいち)」です。
宮水庭園(第1番酒札所)にある灘自慢宮水井戸場です。

1995年の阪神淡路大震災で被災し醸造を断念、現在は大関(第4番酒札所)に醸造を委託しています。
事務所で酒を購入することは可能です。(試飲は不可)

「灘自慢 上撰 本醸造」
<データー>本醸造酒、精米歩合70%、アルコール分15~16度
<國産酒造(こくさんしゅぞう)>兵庫県西宮市東町1-12-34
阪神西宮駅から徒歩約20分、阪急西宮北口駅・JR西宮(北側ターミナル)・阪神西宮駅東口(西宮市役所前)から阪急バス朝凪町行きで東浜町バス停下車徒歩約2分

できるだけ外出を避け、感染防止策に取り組みましょう。
少しでも日本酒を応援しようと、私が勝手に選んだ「西国100酒札所巡り」を紹介します。
第5番酒札所「大澤本家(おおさわほんけ)酒造」(兵庫県西宮市)

1770年に堺(大阪府堺市)で創業で、1954年に現在地へ移転しています。代表銘柄は、「寳娘(たからむすめ)」です。阪神淡路大震災でも倒壊を免れた木造酒蔵で醸造を行っています。
木造酒蔵の様子です。

灘五郷(なだごごう、兵庫県西宮市・神戸市東灘区・灘区の酒造地域)で築50年以上の木造酒蔵で醸造しているのはここだけです。蔵見学は事前に連絡し日にちが合えば可能です。(冬季のみ)
木造酒蔵の3階部分にある製麹室(せいぎくしつ=麹室(こうじむろ))です。

ショップを併設しています。

造られた酒は、すべて製造直売されています。「自分の手で責任をもって売ることで、造り手の顔をしっていただき、お客様の安心と信頼を築くこと」をめざしているそうです。ショップ内で有料試飲も可能です。
原酒にこだわっている蔵です。

「寳娘 蔵出し しぼりたて原酒 生」
<データー>普通酒生原酒、アルコール分20度
<大澤本家酒造(おおさわほんけしゅぞう)>兵庫県西宮市東町1-13-28
大澤本家酒造 公式ページ
阪神西宮駅・JR西宮駅から徒歩約23分、阪急西宮北口駅・JR西宮駅(北側ターミナル)・阪神西宮駅東口(西宮市役所前)から阪急バス朝凪町行きで誠成公倫会館バス停下車徒歩約2分
第6番酒札所「万代大澤(まんだいおおさわ)醸造」(兵庫県西宮市)

西隣にある大澤本家酒造から2005年に独立して創業しています。代表銘柄は「徳若(とくわか)」です。
ショップがあります。

蔵の様子はショップ脇から少しだけ見ることができます。蔵内部の見学は行っていません。
ショップの様子です。

特約店は無く、販売のほとんどがこのショップの店頭だとか。
ショップ内では有料試飲が可能です。

「徳若 純米大吟醸 しずく酒 生酒」
<データー>純米大吟醸生原酒、山田錦、精米歩合%、アルコール分17度
熟成酒もあります!

「徳若 純米吟醸原酒 10年熟成」
<データー>純米吟醸原酒、山田錦、精米歩合60%、アルコール分17~18度
<万代大澤醸造(まんだいおおさわじょうぞう)>兵庫県西宮市東町1-13-25
万代大澤醸造 公式ページ
阪神西宮駅・JR西宮駅から徒歩約23分、阪急西宮北口駅・JR西宮駅(北側ターミナル)・阪神西宮駅東口(西宮市役所前)から阪急バス朝凪町行きで誠成公倫会館バス停下車徒歩約1分
客番(番外)酒札所①「國産(こくさん)酒造」(兵庫県西宮市)

1861年創業で、戦前は覺心平十郎(かくしんへいじゅうろう)商店、戦時の企業整備で宮郷(みやごう)酒造となりますが1948年に組織を改め國産酒造になっています。代表銘柄は「灘自慢(なだじまん)」・「國産一(こくさんいち)」です。
宮水庭園(第1番酒札所)にある灘自慢宮水井戸場です。

1995年の阪神淡路大震災で被災し醸造を断念、現在は大関(第4番酒札所)に醸造を委託しています。
事務所で酒を購入することは可能です。(試飲は不可)

「灘自慢 上撰 本醸造」
<データー>本醸造酒、精米歩合70%、アルコール分15~16度
<國産酒造(こくさんしゅぞう)>兵庫県西宮市東町1-12-34
阪神西宮駅から徒歩約20分、阪急西宮北口駅・JR西宮(北側ターミナル)・阪神西宮駅東口(西宮市役所前)から阪急バス朝凪町行きで東浜町バス停下車徒歩約2分

西国100酒札所巡り 第3番・第4番
大阪府・京都府・兵庫県・東京都に緊急事態宣言が発出されています。
できるだけ外出を避け、感染防止策に取り組みましょう。
少しでも日本酒を応援しようと、私が勝手に選んだ「西国100酒札所巡り」を紹介します。
第3番酒札所「日本盛(にほんさかり)」(兵庫県西宮市)

1889年に西宮企業会社として創業で1893年に西宮酒造、2000年に日本盛に社名変更しています。代表銘柄は「日本盛」・「惣花(そうはな)」です。
日本盛酒蔵通り煉瓦館です。

2000年にオープンし、館内にはショップ・レストランなどがあります。毎年2月に蔵開きが開催され蔵見学会を行っていますが、今年はオンラインでバーチャル蔵見学を楽しむことができます。詳細はこちら→日本盛 オンライン蔵開きのページ
日本盛酒蔵通り煉瓦館ショップの様子です。

きき酒コーナーがあり無料試飲・有料試飲ができます。生原酒の量り売りも行っています。
屋号を冠した酒。

「雑候屋甚兵衛(ざこうやじんべえ)純米大吟醸」
<データー>純米大吟醸酒、山田錦、精米歩合40%、アルコール分16~17度
<第3番酒札所 日本盛(にほんさかり)>兵庫県西宮市用海町4-57
日本盛 公式ページ
阪神西宮駅または今津駅から徒歩約13分、JR西宮駅から徒歩約15分
第4番酒札所「大関(おおぜき)」(兵庫県西宮市)

1711年に長部家(おさべけ)が創業(屋号大坂屋)し、1935年に長部文治郎商店、1962年に大関酒造、1991年に大関に社名変更しています。代表銘柄は「大関」です。※シンボルだった大看板は老朽化と市の条例により2019年に撤去されました・・。
1960年建築の寿蔵(ことぶきぐら)です。

主に高級酒を醸造しています。他に1996年に最新の制御装置を組み込んだ恒和蔵(こうわぐら)があります。毎年2~3月に蔵開きが開催され蔵見学会が行われています。
本社工場のエントランスです。

本社工場の2階・3階部分にはワンカップの瓶詰ラインやパック酒の充填ラインなどがあります。(本社工場内はセミナーで訪れた際に撮影したものです。本社工場は原則関係者以外立ち入り禁止です。)
本社工場「さきがけホール」に掲げられている書家・望月美佐氏の書です。

様々なデザインの「ワンカップ」が展示されてます。

1964年に「ワンカップ大関」として発売された、カップ酒の元祖です。「ワンカップ」・「ワンカップ大関」は大関の登録商標です。
本社近くに「大関甘辛の関寿庵(せきじゅあん)」があります。

大関の関連会社「オーゼキ・エフ・アンド・シー」が2001年にオープンしたショップ・甘味処です。
限定の蔵出し生原酒の有料試飲や販売も行っています。

イラストレーター・白根ゆたんぽ氏デザインのワンカップ。

「大関(おおぜき)上撰 金冠 ワンカップ」
<データー>普通酒、アルコール分15~16度
<第4番酒札所 大関(おおぜき)>兵庫県西宮市今津出在家町4-9
大関 公式ページ
阪神久寿川駅から徒歩約10分

できるだけ外出を避け、感染防止策に取り組みましょう。
少しでも日本酒を応援しようと、私が勝手に選んだ「西国100酒札所巡り」を紹介します。
第3番酒札所「日本盛(にほんさかり)」(兵庫県西宮市)

1889年に西宮企業会社として創業で1893年に西宮酒造、2000年に日本盛に社名変更しています。代表銘柄は「日本盛」・「惣花(そうはな)」です。
日本盛酒蔵通り煉瓦館です。

2000年にオープンし、館内にはショップ・レストランなどがあります。毎年2月に蔵開きが開催され蔵見学会を行っていますが、今年はオンラインでバーチャル蔵見学を楽しむことができます。詳細はこちら→日本盛 オンライン蔵開きのページ
日本盛酒蔵通り煉瓦館ショップの様子です。

きき酒コーナーがあり無料試飲・有料試飲ができます。生原酒の量り売りも行っています。
屋号を冠した酒。

「雑候屋甚兵衛(ざこうやじんべえ)純米大吟醸」
<データー>純米大吟醸酒、山田錦、精米歩合40%、アルコール分16~17度
<第3番酒札所 日本盛(にほんさかり)>兵庫県西宮市用海町4-57
日本盛 公式ページ
阪神西宮駅または今津駅から徒歩約13分、JR西宮駅から徒歩約15分
第4番酒札所「大関(おおぜき)」(兵庫県西宮市)

1711年に長部家(おさべけ)が創業(屋号大坂屋)し、1935年に長部文治郎商店、1962年に大関酒造、1991年に大関に社名変更しています。代表銘柄は「大関」です。※シンボルだった大看板は老朽化と市の条例により2019年に撤去されました・・。
1960年建築の寿蔵(ことぶきぐら)です。

主に高級酒を醸造しています。他に1996年に最新の制御装置を組み込んだ恒和蔵(こうわぐら)があります。毎年2~3月に蔵開きが開催され蔵見学会が行われています。
本社工場のエントランスです。

本社工場の2階・3階部分にはワンカップの瓶詰ラインやパック酒の充填ラインなどがあります。(本社工場内はセミナーで訪れた際に撮影したものです。本社工場は原則関係者以外立ち入り禁止です。)
本社工場「さきがけホール」に掲げられている書家・望月美佐氏の書です。

様々なデザインの「ワンカップ」が展示されてます。

1964年に「ワンカップ大関」として発売された、カップ酒の元祖です。「ワンカップ」・「ワンカップ大関」は大関の登録商標です。
本社近くに「大関甘辛の関寿庵(せきじゅあん)」があります。

大関の関連会社「オーゼキ・エフ・アンド・シー」が2001年にオープンしたショップ・甘味処です。
限定の蔵出し生原酒の有料試飲や販売も行っています。

イラストレーター・白根ゆたんぽ氏デザインのワンカップ。

「大関(おおぜき)上撰 金冠 ワンカップ」
<データー>普通酒、アルコール分15~16度
<第4番酒札所 大関(おおぜき)>兵庫県西宮市今津出在家町4-9
大関 公式ページ
阪神久寿川駅から徒歩約10分

西国100酒札所巡り 第1番・第2番
大阪府・京都府・兵庫県・東京都に緊急事態宣言が発出されています。
できるだけ外出を避け、感染防止策に取り組みましょう。
少しでも日本酒を応援しようと、私が勝手に選んだ「西国100酒札所巡り」を紹介します。
第1番酒札所「宮水庭園(みやみずていえん)」(兵庫県西宮市)

宮水は、六甲山系の伏流水で酒造に適した水で、灘五郷の酒造にかかせない名水とされています。当初は「西宮の水」とよばれていましたが、略されて「宮水」になっています。
「宮水発祥之地」の石碑です。

1840年に櫻正宗(さくらまさむね、神戸市東灘区)の6代目当主・山邑太左衛門(やまむらたざえもん)が発見しています。ミネラル成分(カルシウム・カリウム)が多い中硬水で、酒造りの害となる鉄分が極端に少ない水(一般の水の鉄分含有量0.02ppm、宮水の鉄分含有量0.001ppm)です。
周辺には現在もたくさんの井戸があります。

櫻正宗宮水井戸場です。井戸場まで離れている酒蔵はタンクローリーで取水して運搬し仕込水にしています。
菊正宗井戸場です。

「菊正宗(きくまさむね)」を醸す菊正宗酒造(神戸市東灘区)の宮水井戸場です。
白鷹宮水井戸場です。

「白鷹(はくたか)」を醸す白鷹の井戸場です。近隣に蔵があるのでパイプラインで結ばれています。他にもたくさんの各蔵井戸場があります。
宮水を冠した酒。

「櫻正宗 宮水の華 特別純米酒」
<データー>特別純米酒、山田錦、精米歩合65%、アルコール分15~16度
<第1番酒札所 宮水庭園(みやみずていえん)>兵庫県西宮市鞍掛町4など
阪神西宮駅から徒歩約10分、JR西宮駅から徒歩約20分
第2番酒札所「白鷹」(兵庫県西宮市)

1862年に創業で代表銘柄は「白鷹」です。
酒母室です。

白鷹では醸造の90%以上を生酛造りで行っています。
伊勢神宮御料酒を貯蔵する御料酒庫です。

1924年に選ばれ、神宮では毎朝・夕に、日別朝夕大御饌祭(ひごとあさゆうおおみけさい)が行われ、鯛や昆布などと共に「白鷹」が天照大御神(あまてらすおおみかみ)に供えられています。
白鷹禄水苑(はくたかろくすいえん)です。

2011年に建設された日本酒をテーマとする施設で、ショップ・レストラン・蔵BARなどがあります。
蔵見学限定者のみに販売される酒。(見学会は毎年1~2月頃に実施)

「白鷹 蔵見学限定品 しぼりたて原酒」
<データー>特定名称酒表示なし、精米歩合表示なし、アルコール分18度
<第2番酒札所 白鷹(はくたか)>兵庫県西宮市浜町1-1
白鷹 公式ページ
阪神西宮駅から徒歩約12分、JR西宮駅から徒歩約20分

できるだけ外出を避け、感染防止策に取り組みましょう。
少しでも日本酒を応援しようと、私が勝手に選んだ「西国100酒札所巡り」を紹介します。
第1番酒札所「宮水庭園(みやみずていえん)」(兵庫県西宮市)

宮水は、六甲山系の伏流水で酒造に適した水で、灘五郷の酒造にかかせない名水とされています。当初は「西宮の水」とよばれていましたが、略されて「宮水」になっています。
「宮水発祥之地」の石碑です。

1840年に櫻正宗(さくらまさむね、神戸市東灘区)の6代目当主・山邑太左衛門(やまむらたざえもん)が発見しています。ミネラル成分(カルシウム・カリウム)が多い中硬水で、酒造りの害となる鉄分が極端に少ない水(一般の水の鉄分含有量0.02ppm、宮水の鉄分含有量0.001ppm)です。
周辺には現在もたくさんの井戸があります。

櫻正宗宮水井戸場です。井戸場まで離れている酒蔵はタンクローリーで取水して運搬し仕込水にしています。
菊正宗井戸場です。

「菊正宗(きくまさむね)」を醸す菊正宗酒造(神戸市東灘区)の宮水井戸場です。
白鷹宮水井戸場です。

「白鷹(はくたか)」を醸す白鷹の井戸場です。近隣に蔵があるのでパイプラインで結ばれています。他にもたくさんの各蔵井戸場があります。
宮水を冠した酒。

「櫻正宗 宮水の華 特別純米酒」
<データー>特別純米酒、山田錦、精米歩合65%、アルコール分15~16度
<第1番酒札所 宮水庭園(みやみずていえん)>兵庫県西宮市鞍掛町4など
阪神西宮駅から徒歩約10分、JR西宮駅から徒歩約20分
第2番酒札所「白鷹」(兵庫県西宮市)

1862年に創業で代表銘柄は「白鷹」です。
酒母室です。

白鷹では醸造の90%以上を生酛造りで行っています。
伊勢神宮御料酒を貯蔵する御料酒庫です。

1924年に選ばれ、神宮では毎朝・夕に、日別朝夕大御饌祭(ひごとあさゆうおおみけさい)が行われ、鯛や昆布などと共に「白鷹」が天照大御神(あまてらすおおみかみ)に供えられています。
白鷹禄水苑(はくたかろくすいえん)です。

2011年に建設された日本酒をテーマとする施設で、ショップ・レストラン・蔵BARなどがあります。
蔵見学限定者のみに販売される酒。(見学会は毎年1~2月頃に実施)

「白鷹 蔵見学限定品 しぼりたて原酒」
<データー>特定名称酒表示なし、精米歩合表示なし、アルコール分18度
<第2番酒札所 白鷹(はくたか)>兵庫県西宮市浜町1-1
白鷹 公式ページ
阪神西宮駅から徒歩約12分、JR西宮駅から徒歩約20分

松長(まつなが)大明神(阿倍寺跡(あべでらあと)推定地)
大阪府などに2021年4/25から緊急事態宣言が発出されます。不要不急の外出を自粛するなど1人ひとりが感染を抑える行動をしていきましょう。
以前に訪問して紹介できていない寺社・飲食店などを紹介します。
大阪市阿倍野区の松長大明神。

創建の詳細は不明です。
鳥居を入ると左手に「阿倍寺跡推定地」の石碑があります。

阿倍寺(阿部寺とも)は、奈良時代前期に創建された阿倍氏の氏寺で、「阿倍寺千軒坊」とよばれる広大な伽藍があり繁栄していましたが、平安時代に安倍氏は朝廷における勢力を失い、四天王寺に併合されたと伝えらえれています。
石碑に向かって右手に手水鉢があります。

参道です。

参道正面にある松長大明神です。

祭神は松長大明神なのでしょう。1935年にこの地で阿倍寺の塔心礎(とうしんそ)と考えられる礎石が出土しています。
別の角度から見た本殿です。

本殿の下は井戸の跡でしょうか。もしかすると井戸を掘る時に礎石がみつかったのかな?(未確認)
出土した阿倍寺塔心礎です。

塔の中心となる礎石で、中央に直径約61㎝・深さ約13㎝の穴を掘り、さらにその内部に直径約10㎝・深さ約8㎝の舎利を納める穴があります。塔心礎は個人(高津氏)所有となり屋敷に移されましたが、後に敷地は大阪市に寄付され現在は天下茶屋公園(旧高津邸)になっています。阿倍寺塔心礎は大阪市西成区岸里東1-16天下茶屋公園内
<松長大明神(まつながだいみょうじん、阿倍寺跡推定地>大阪市阿倍野区松崎町3-6-2
近鉄あべの橋駅東口(松崎口)から徒歩約4分、大阪メトロ阿倍野駅1番出口から徒歩約6分

以前に訪問して紹介できていない寺社・飲食店などを紹介します。
大阪市阿倍野区の松長大明神。

創建の詳細は不明です。
鳥居を入ると左手に「阿倍寺跡推定地」の石碑があります。

阿倍寺(阿部寺とも)は、奈良時代前期に創建された阿倍氏の氏寺で、「阿倍寺千軒坊」とよばれる広大な伽藍があり繁栄していましたが、平安時代に安倍氏は朝廷における勢力を失い、四天王寺に併合されたと伝えらえれています。
石碑に向かって右手に手水鉢があります。

参道です。

参道正面にある松長大明神です。

祭神は松長大明神なのでしょう。1935年にこの地で阿倍寺の塔心礎(とうしんそ)と考えられる礎石が出土しています。
別の角度から見た本殿です。

本殿の下は井戸の跡でしょうか。もしかすると井戸を掘る時に礎石がみつかったのかな?(未確認)
出土した阿倍寺塔心礎です。

塔の中心となる礎石で、中央に直径約61㎝・深さ約13㎝の穴を掘り、さらにその内部に直径約10㎝・深さ約8㎝の舎利を納める穴があります。塔心礎は個人(高津氏)所有となり屋敷に移されましたが、後に敷地は大阪市に寄付され現在は天下茶屋公園(旧高津邸)になっています。阿倍寺塔心礎は大阪市西成区岸里東1-16天下茶屋公園内
<松長大明神(まつながだいみょうじん、阿倍寺跡推定地>大阪市阿倍野区松崎町3-6-2
近鉄あべの橋駅東口(松崎口)から徒歩約4分、大阪メトロ阿倍野駅1番出口から徒歩約6分

玉菊稲荷(たまきくいなり)神社
感染拡大が止まらず大阪府などは緊急事態宣言の発出を要請しています。不要不急の外出を自粛するなど1人ひとりが感染を抑える行動をしていきましょう。
以前に訪問して紹介できていない寺社・飲食店などを紹介します。
大阪市阿倍野区の玉菊稲荷神社。

この付近は1937年まで苗代田池(なわしろだいけ)という灌漑用のため池があり、1936年にこの地の住人が池の岸辺に土地の守護神として創建しています。1997年に阿倍王子神社(大阪市阿倍野区)に合祀し境外末社(飛地境内)になっています。
鳥居をを入ると参道右手に手水鉢があります。

参道正面に拝所・本殿があります。

本殿です。

祭神は、玉菊大明神(たまきくだいみょうじん)と玉村大明神(たまむらだいみょうじん)で、両神とも稲荷神です。
<玉菊稲荷神社(たまきくいなりじんじゃ)>大阪市阿倍野区阪南町1-4-15
阿倍王子神社 公式ページ
大阪メトロ阿倍野駅4番出口または文の里駅6番出口から徒歩約6分、JR美章園駅から徒歩約15分

以前に訪問して紹介できていない寺社・飲食店などを紹介します。
大阪市阿倍野区の玉菊稲荷神社。

この付近は1937年まで苗代田池(なわしろだいけ)という灌漑用のため池があり、1936年にこの地の住人が池の岸辺に土地の守護神として創建しています。1997年に阿倍王子神社(大阪市阿倍野区)に合祀し境外末社(飛地境内)になっています。
鳥居をを入ると参道右手に手水鉢があります。

参道正面に拝所・本殿があります。

本殿です。

祭神は、玉菊大明神(たまきくだいみょうじん)と玉村大明神(たまむらだいみょうじん)で、両神とも稲荷神です。
<玉菊稲荷神社(たまきくいなりじんじゃ)>大阪市阿倍野区阪南町1-4-15
阿倍王子神社 公式ページ
大阪メトロ阿倍野駅4番出口または文の里駅6番出口から徒歩約6分、JR美章園駅から徒歩約15分

安倍晴明(あべせいめい)神社
感染拡大が止まらず大阪府などは緊急事態宣言の発出を要請しています。不要不急の外出を自粛するなど1人ひとりが感染を抑える行動をしていきましょう。
以前に訪問して紹介できていない寺社・飲食店などを紹介します。
大阪市阿倍野区の安倍晴明神社。

陰陽師(おんみょうじ)として活躍した安倍晴明誕生地とされるこの地に、1007年に花山(かざん)法皇(第65代天皇)の命で子孫の保田家が創建したと伝えられています。幕末頃には衰退しますが、1921年に徒歩約1分の阿倍王子神社の末社となり復興しています。
鳥居から参道を進むと左手に手水舎があります。

参道正面にある拝殿です。

1925年建築です。
拝殿奥には幣殿(へいでん)・本殿が続きます。

1925年建築で2005年改築です。祭神は、安倍晴明です。
拝殿の手前、参道右手にある安倍晴明公像です。

父・安倍保名(あべのやすな)が和泉の信太明神(大阪府和泉市聖(ひじり)神社)へ参詣した際に、狩りで追われた白狐が保名の元へ逃げてきたので助けます。信太森(しのだのもり、和泉市信太森神社(信太森葛葉稲荷神社))に住んでいた白狐はその後、女性となり葛之葉(くずのは)と名乗り保名と結婚、安倍晴明が誕生したという「葛之葉伝説」があります。
参道右手にある「安倍晴明誕生地」の石碑と産湯井(うぶゆい)の跡です。

江戸時代の絵図・「摂津名所図会(せっつめいしょずえ)」にも見られる安倍晴明が産まれたとき使用した産湯の井戸を再現したものです。
「安倍生命誕生地」の石碑に向かって右隣にある鎮石(しずみいし)です。

古代の船の錨(いかり)で鎮める意味から安産を祈る石で「孕み石(はらみいし)」ともよばれています。
鳥居の近く、参道右手に泰名稲荷(やすないなり)神社があります。

泰名稲荷神社です。

江戸時代から存在していた神社だそうです。
<安倍晴明神社(あべせいめいじんじゃ)>大阪市阿倍野区阿倍野元町5-16
阿倍王子神社 安倍晴明神社のページ
阪堺電気軌道東天下茶屋電停から徒歩約3分、大阪メトロ昭和町駅4番出口から徒歩約14分

以前に訪問して紹介できていない寺社・飲食店などを紹介します。
大阪市阿倍野区の安倍晴明神社。

陰陽師(おんみょうじ)として活躍した安倍晴明誕生地とされるこの地に、1007年に花山(かざん)法皇(第65代天皇)の命で子孫の保田家が創建したと伝えられています。幕末頃には衰退しますが、1921年に徒歩約1分の阿倍王子神社の末社となり復興しています。
鳥居から参道を進むと左手に手水舎があります。

参道正面にある拝殿です。

1925年建築です。
拝殿奥には幣殿(へいでん)・本殿が続きます。

1925年建築で2005年改築です。祭神は、安倍晴明です。
拝殿の手前、参道右手にある安倍晴明公像です。

父・安倍保名(あべのやすな)が和泉の信太明神(大阪府和泉市聖(ひじり)神社)へ参詣した際に、狩りで追われた白狐が保名の元へ逃げてきたので助けます。信太森(しのだのもり、和泉市信太森神社(信太森葛葉稲荷神社))に住んでいた白狐はその後、女性となり葛之葉(くずのは)と名乗り保名と結婚、安倍晴明が誕生したという「葛之葉伝説」があります。
参道右手にある「安倍晴明誕生地」の石碑と産湯井(うぶゆい)の跡です。

江戸時代の絵図・「摂津名所図会(せっつめいしょずえ)」にも見られる安倍晴明が産まれたとき使用した産湯の井戸を再現したものです。
「安倍生命誕生地」の石碑に向かって右隣にある鎮石(しずみいし)です。

古代の船の錨(いかり)で鎮める意味から安産を祈る石で「孕み石(はらみいし)」ともよばれています。
鳥居の近く、参道右手に泰名稲荷(やすないなり)神社があります。

泰名稲荷神社です。

江戸時代から存在していた神社だそうです。
<安倍晴明神社(あべせいめいじんじゃ)>大阪市阿倍野区阿倍野元町5-16
阿倍王子神社 安倍晴明神社のページ
阪堺電気軌道東天下茶屋電停から徒歩約3分、大阪メトロ昭和町駅4番出口から徒歩約14分

阿倍王子(あべおうじ)神社 後編
大阪市阿倍野区の阿倍王子神社の続きです。

拝殿の手前、参道右手にある旧本殿です。現在は東向きに建てられていますが、元は境内東端に熊野街道が通る西を正面として1908年に本殿として建築されたものです。1969年に現在の拝殿・本殿が再建され移築されたものです。
旧本殿です。

現在は総合末社として、天照皇大神(あまてらすううめおおかみ)・豊受大神(とようけのおおかみ)・住吉大神・春日大神・金刀比羅大神・恵比須大神・天満大神・高良大神(こうらのおおかみ)・由賀大神(ゆかのおおかみ)の9柱をまつっています。
拝殿に向かって右隣に葛之葉稲荷(くずのはいなり)神社があります。

葛之葉は安倍晴明(あべのせいめい)の母で霊狐(れいこ)だったと伝えられています。
葛之葉稲荷神社です。

覆屋(おおいや)内の本殿は、石清水八幡宮(京都府八幡市)から1688年に勧請されて船場(大阪市中央区)に創建された旧・男山八幡神社の本殿を1908年に移築したものです。
葛之葉稲荷神社の手前、左手にある御烏社(みからすしゃ)です。

創建の由来とされる八咫烏(やたがらす)大神をまつっています。願い事を熊野本社に取り次ぐ「願掛け御烏(
がんかけみからす)」として信仰されています。
参道の右手に水(すい)神社があります。

水神社です。

罔象女神(みずはのめのかみ)・高龗神(たかおかみのかみ)・闇龗神(くらおかみのかみ)の水を司る3柱をまつっています。
水神社に向かって左手にある遥拝地です。

境内東側の鳥居です。

<阿倍王子神社(あべおうじじんじゃ)>大阪市阿倍野区阿倍野元町9-4
阿倍王子神社 公式ページ
阪堺電気軌道東天下茶屋電停から徒歩約4分、大阪メトロ昭和町駅4番出口から徒歩約14分


拝殿の手前、参道右手にある旧本殿です。現在は東向きに建てられていますが、元は境内東端に熊野街道が通る西を正面として1908年に本殿として建築されたものです。1969年に現在の拝殿・本殿が再建され移築されたものです。
旧本殿です。

現在は総合末社として、天照皇大神(あまてらすううめおおかみ)・豊受大神(とようけのおおかみ)・住吉大神・春日大神・金刀比羅大神・恵比須大神・天満大神・高良大神(こうらのおおかみ)・由賀大神(ゆかのおおかみ)の9柱をまつっています。
拝殿に向かって右隣に葛之葉稲荷(くずのはいなり)神社があります。

葛之葉は安倍晴明(あべのせいめい)の母で霊狐(れいこ)だったと伝えられています。
葛之葉稲荷神社です。

覆屋(おおいや)内の本殿は、石清水八幡宮(京都府八幡市)から1688年に勧請されて船場(大阪市中央区)に創建された旧・男山八幡神社の本殿を1908年に移築したものです。
葛之葉稲荷神社の手前、左手にある御烏社(みからすしゃ)です。

創建の由来とされる八咫烏(やたがらす)大神をまつっています。願い事を熊野本社に取り次ぐ「願掛け御烏(
がんかけみからす)」として信仰されています。
参道の右手に水(すい)神社があります。

水神社です。

罔象女神(みずはのめのかみ)・高龗神(たかおかみのかみ)・闇龗神(くらおかみのかみ)の水を司る3柱をまつっています。
水神社に向かって左手にある遥拝地です。

境内東側の鳥居です。

<阿倍王子神社(あべおうじじんじゃ)>大阪市阿倍野区阿倍野元町9-4
阿倍王子神社 公式ページ
阪堺電気軌道東天下茶屋電停から徒歩約4分、大阪メトロ昭和町駅4番出口から徒歩約14分

阿倍王子(あべおうじ)神社 前編
感染拡大が止まらず大阪府は緊急事態宣言を要請するようです。不要不急の外出を自粛するなど1人ひとりが感染を抑える行動をしていきましょう。
以前に訪問して紹介できていない寺社・飲食店などを紹介します。
大阪市阿倍野区の阿倍王子神社。

創建の詳細は不明ですが、仁徳(にんとく)天皇(第16代天皇)の夢の中に八咫烏(やたがらす)が現れ、探したところこの地にいたので神社を創建したと伝えられいます。また、この辺りは安倍氏が居住した地で、奈良時代には阿部寺があったとされ、氏神として安倍社を建てたという説もあります。
鳥居脇に「もと熊野街道」の石碑があります。

熊野街道は、現在の大阪市北区と中央区を結ぶ天満橋近くにあった渡辺津(わたなべのつ)から熊野三山(和歌山県田辺市など)への参詣道です。街道筋にたくさんの王子社がまつられ熊野九十九王子(くまのきゅうじゅうきゅう(くじゅうく)おうじ)とよばれ、安倍王子神社はその1社です。
鳥居付近から見た熊野街道の様子です。

写真中央にうっすらと見えるのがあべのハルカスです。
鳥居付近から見た参道です。

参道を進むと左手にあるご神木です。

波多能木霊神(はたのこだまのかみ)をまつっています。
さらに参道を進むと左手に手水舎があります。

手水舎に向かって右手にあるご神木です。

汰紀能木霊神(たきのこだまのかみ)をまつっています。
参道の右手にあるご神木です。

茂杜能木霊神(もとのこだまのかみ)をまつっています。
さらに参道を進むと右手にあるご神木です。

多摩能木霊神(たまのこだまのかみ)をまつっています。
参道左手にある拝殿です。

1967年再建です。祭神は、伊邪那岐命(いざなぎのみこと)・伊邪那美命(いざなみのみこと)・速素盞鳴命(はやすさのおのみこと)・応神(おうじん)天皇(第15代天皇=八幡大神=品陀別命(ほんだわけのみこと))の4柱です。
後編に続きます。

以前に訪問して紹介できていない寺社・飲食店などを紹介します。
大阪市阿倍野区の阿倍王子神社。

創建の詳細は不明ですが、仁徳(にんとく)天皇(第16代天皇)の夢の中に八咫烏(やたがらす)が現れ、探したところこの地にいたので神社を創建したと伝えられいます。また、この辺りは安倍氏が居住した地で、奈良時代には阿部寺があったとされ、氏神として安倍社を建てたという説もあります。
鳥居脇に「もと熊野街道」の石碑があります。

熊野街道は、現在の大阪市北区と中央区を結ぶ天満橋近くにあった渡辺津(わたなべのつ)から熊野三山(和歌山県田辺市など)への参詣道です。街道筋にたくさんの王子社がまつられ熊野九十九王子(くまのきゅうじゅうきゅう(くじゅうく)おうじ)とよばれ、安倍王子神社はその1社です。
鳥居付近から見た熊野街道の様子です。

写真中央にうっすらと見えるのがあべのハルカスです。
鳥居付近から見た参道です。

参道を進むと左手にあるご神木です。

波多能木霊神(はたのこだまのかみ)をまつっています。
さらに参道を進むと左手に手水舎があります。

手水舎に向かって右手にあるご神木です。

汰紀能木霊神(たきのこだまのかみ)をまつっています。
参道の右手にあるご神木です。

茂杜能木霊神(もとのこだまのかみ)をまつっています。
さらに参道を進むと右手にあるご神木です。

多摩能木霊神(たまのこだまのかみ)をまつっています。
参道左手にある拝殿です。

1967年再建です。祭神は、伊邪那岐命(いざなぎのみこと)・伊邪那美命(いざなみのみこと)・速素盞鳴命(はやすさのおのみこと)・応神(おうじん)天皇(第15代天皇=八幡大神=品陀別命(ほんだわけのみこと))の4柱です。
後編に続きます。

阿部野(あべの)神社 その3
大阪市阿倍野区の阿部野神社の続きです。

旗上稲荷(はたあげいなり)社に向かって左手奥に旗上芸能稲荷(はたあげげいのういなり)社があります。
旗上芸能稲荷社拝殿です。

鈴宮ともよばれたくさんの鈴が吊るされています。
旗上芸能稲荷社拝殿奥にある本殿です。

祭神は、大宮能売大神(おおみやのめのおおかみ)です。天宇受売命(あめのうずめのみこと)ともよばれ、天照大御神(あまてらすおみかみ)が天岩戸(あまのいわど)に隠れて世界が暗闇になった時に、天宇受売命が天岩戸の前で踊り天照大御神が覗くために戸を開き、世界に光が戻ったといわれています。芸能上達の守護神と信仰されています。
本殿の手前左手にある祠です。

何がまつられているかは未確認です・・。
西参道です。

西参道の石段を上がった場所にある神馬です。

西参道の手水舎です。

手水口は何か愛嬌があるような!

表参道の右手にある社務所です。

社務所に向かって続く式徳殿です。

東へ徒歩約15分の場所に伝・北畠顕家(きたばたけあきいえ)墓があります。

阿部野神社の御旅所で、毎年7/22に墓前祭を行っています。
伝・北畠顕家墓です。

御旅所は大阪市阿倍野区王子町3-8-3
<阿部野神社(あべのじんじゃ)>大阪市阿倍野区北畠3-7-20
阿部野神社 公式ページ
阪堺電気軌道天神の森電停から徒歩約4分、南海岸里玉出駅岸里口から徒歩約7分


旗上稲荷(はたあげいなり)社に向かって左手奥に旗上芸能稲荷(はたあげげいのういなり)社があります。
旗上芸能稲荷社拝殿です。

鈴宮ともよばれたくさんの鈴が吊るされています。
旗上芸能稲荷社拝殿奥にある本殿です。

祭神は、大宮能売大神(おおみやのめのおおかみ)です。天宇受売命(あめのうずめのみこと)ともよばれ、天照大御神(あまてらすおみかみ)が天岩戸(あまのいわど)に隠れて世界が暗闇になった時に、天宇受売命が天岩戸の前で踊り天照大御神が覗くために戸を開き、世界に光が戻ったといわれています。芸能上達の守護神と信仰されています。
本殿の手前左手にある祠です。

何がまつられているかは未確認です・・。
西参道です。

西参道の石段を上がった場所にある神馬です。

西参道の手水舎です。

手水口は何か愛嬌があるような!

表参道の右手にある社務所です。

社務所に向かって続く式徳殿です。

東へ徒歩約15分の場所に伝・北畠顕家(きたばたけあきいえ)墓があります。

阿部野神社の御旅所で、毎年7/22に墓前祭を行っています。
伝・北畠顕家墓です。

御旅所は大阪市阿倍野区王子町3-8-3
<阿部野神社(あべのじんじゃ)>大阪市阿倍野区北畠3-7-20
阿部野神社 公式ページ
阪堺電気軌道天神の森電停から徒歩約4分、南海岸里玉出駅岸里口から徒歩約7分

阿部野(あべの)神社 その2
大阪市阿倍野区の阿部野神社の続きです。

拝殿に向かって左手奥に勲之宮(いさおしのみや)があります。南部師行(なんぶもろゆき)と一族108名の家臣の御霊(みたま)をまつっています。南部師行は北畠顕家に従って陸奥国多賀城(宮城県多賀城市)に行き数々の功績をあげた武将です。1338年の阿倍野・石津の合戦で北畠顕家が戦死したのを聞くとわずかに残る108名の一族郎党とともに敵陣に斬り入り壮烈な最期を遂げています。
勲之宮です。現在、修復中で少しだけ見えます。

勲之宮に向かって左隣に祖霊社があります。

祖霊社です。こちらも修復中です・・。

修復工事は2021年5月下旬に完了予定です。
拝殿に向かって右手にあるご神木です。

小さな祠があり、ご神木の霊をまつっているようです。
祖霊社に向かって左手に旗上稲荷(はたあげいなり)社があります。

「旗上」は、精進努力し成功をおさめて「一旗上げる」という意味があるそうです。
旗上稲荷社拝殿です。

旗上稲荷社拝殿内です。

旗上稲荷社拝殿奥にある本殿です。

社殿は3社あり、豊受稲荷大神(とようけいなりおおかみ)、高倉大明神(たかくらだいみょうじん)、白鷹大明神(しらたかだいみょうじん)の3柱をまつっています。
旗上稲荷社に向かって右手奥に土宮があります。

土宮です。

白姫大明神(しらひめだいみょうじん)をまつっています。大土地主之神(おおつちぬしのかみ)ともいわれ、土地や地域を守護する地主神として信仰されています。
その3に続きます。


拝殿に向かって左手奥に勲之宮(いさおしのみや)があります。南部師行(なんぶもろゆき)と一族108名の家臣の御霊(みたま)をまつっています。南部師行は北畠顕家に従って陸奥国多賀城(宮城県多賀城市)に行き数々の功績をあげた武将です。1338年の阿倍野・石津の合戦で北畠顕家が戦死したのを聞くとわずかに残る108名の一族郎党とともに敵陣に斬り入り壮烈な最期を遂げています。
勲之宮です。現在、修復中で少しだけ見えます。

勲之宮に向かって左隣に祖霊社があります。

祖霊社です。こちらも修復中です・・。

修復工事は2021年5月下旬に完了予定です。
拝殿に向かって右手にあるご神木です。

小さな祠があり、ご神木の霊をまつっているようです。
祖霊社に向かって左手に旗上稲荷(はたあげいなり)社があります。

「旗上」は、精進努力し成功をおさめて「一旗上げる」という意味があるそうです。
旗上稲荷社拝殿です。

旗上稲荷社拝殿内です。

旗上稲荷社拝殿奥にある本殿です。

社殿は3社あり、豊受稲荷大神(とようけいなりおおかみ)、高倉大明神(たかくらだいみょうじん)、白鷹大明神(しらたかだいみょうじん)の3柱をまつっています。
旗上稲荷社に向かって右手奥に土宮があります。

土宮です。

白姫大明神(しらひめだいみょうじん)をまつっています。大土地主之神(おおつちぬしのかみ)ともいわれ、土地や地域を守護する地主神として信仰されています。
その3に続きます。

阿部野(あべの)神社 その1
「まん延防止等重点措置」が大阪府・兵庫県・宮城県に適用されていますが感染拡大が続いています。不要不急の外出を自粛するなど1人ひとりが感染を抑える行動をしていきましょう。
以前に訪問して紹介できていない寺社・飲食店などを紹介します。
大阪市阿倍野区の阿部野神社。

北畠顕家(きたばたけあきいえ)と高師直(こうのもろなお)率いる足利軍が古戦場(阿倍野・石津の合戦)に有志らが神社の創建を願い、1882年に創建しています。後醍醐天皇(第96代天皇)を祭神とする吉野神宮(奈良県吉野郡吉野町)・楠木正成を祭神とする湊川神社(神戸市中央区)などとともに建武中興十五社の1つで、神仏霊場巡拝の道第44番霊場です。写真は一の鳥居です。
鳥居から参道を進むと左手にある北畠顕家公像です。

後醍醐天皇の側近で「神皇正統記(じんのうしょうとうき)」を著した北畠親房(ちかふさ)の長男です。戦死する1週間前に後醍醐天皇に建武政権や南朝政治の問題点を諫言した「北畠顕家上奏文」を著しています。
参道を進むと右手に祓戸社(はらえどしゃ)があります。

まずこの社に参拝して、体と心を祓い清めます。
祓戸社です。

祓戸社に向かって左手、参道右手にある手水舎です。

手水舎から参道を進むと二の鳥居があります。

参道正面にある拝殿です。

1968年再建です。
拝殿奥には、幣殿(へいでん)・本殿が続きます。

祭神は、北畠親房・顕家です。
拝殿の両脇に御魂振之道(みたまふりのみち)があります。

本殿背後にある御魂振之宮(みたまふりのみや、奥宮)への参道になっています。
御魂振之道の様子です。

御魂振之宮です。

戦災で社殿が焼失し、復興の際の仮社殿です。中央に天照大御神(あまてらすおおみかみ)・向かって右に三輪大神と少彦名大神、向かって左に菅原道真がまつられています。
その2に続きます。

以前に訪問して紹介できていない寺社・飲食店などを紹介します。
大阪市阿倍野区の阿部野神社。

北畠顕家(きたばたけあきいえ)と高師直(こうのもろなお)率いる足利軍が古戦場(阿倍野・石津の合戦)に有志らが神社の創建を願い、1882年に創建しています。後醍醐天皇(第96代天皇)を祭神とする吉野神宮(奈良県吉野郡吉野町)・楠木正成を祭神とする湊川神社(神戸市中央区)などとともに建武中興十五社の1つで、神仏霊場巡拝の道第44番霊場です。写真は一の鳥居です。
鳥居から参道を進むと左手にある北畠顕家公像です。

後醍醐天皇の側近で「神皇正統記(じんのうしょうとうき)」を著した北畠親房(ちかふさ)の長男です。戦死する1週間前に後醍醐天皇に建武政権や南朝政治の問題点を諫言した「北畠顕家上奏文」を著しています。
参道を進むと右手に祓戸社(はらえどしゃ)があります。

まずこの社に参拝して、体と心を祓い清めます。
祓戸社です。

祓戸社に向かって左手、参道右手にある手水舎です。

手水舎から参道を進むと二の鳥居があります。

参道正面にある拝殿です。

1968年再建です。
拝殿奥には、幣殿(へいでん)・本殿が続きます。

祭神は、北畠親房・顕家です。
拝殿の両脇に御魂振之道(みたまふりのみち)があります。

本殿背後にある御魂振之宮(みたまふりのみや、奥宮)への参道になっています。
御魂振之道の様子です。

御魂振之宮です。

戦災で社殿が焼失し、復興の際の仮社殿です。中央に天照大御神(あまてらすおおみかみ)・向かって右に三輪大神と少彦名大神、向かって左に菅原道真がまつられています。
その2に続きます。

平城宮いざない館
「まん延防止等重点措置」が大阪府・兵庫県・宮城県に適用されていますが感染拡大が続いています。不要不急の外出を自粛するなど1人ひとりが感染を抑える行動をしていきましょう。
以前に訪問して紹介できていない寺社・飲食店などを紹介します。
奈良市の平城宮いざない館。

2018年3月にオープンした平城宮跡歴史公園の展示施設です。
朱雀門南側の「朱雀門ひろば」にあります。

朱雀門は1998年復元です。
入口近くにある棚田嘉十郎(たなだかじゅうろう)銅像です。

平城宮の保存活動を行い、1906年に自ら発起人となり平城宮阯保存会を組織しています。自費で平城宮の保存を訴え、上京を繰り返すなどし、1921年には平城宮跡の中心部分が民間の基金により買い取られ国に寄付されています。
館内では平城宮の資料や出土品などが展示されています。

丸太をくり抜いて作られ木樋(もくひ)という奈良時代の排水官です。第一次大極殿院に埋設されていたものです。
造酒司(みきのつかさ、ぞうしゅし)の井戸の資料です。

平城宮では造酒司という役所が、酒や酢を造っていたそうです。
瓦などの出土品コーナーです。

第一次大極殿復元にあたり製作された1/5の構造模型です。

第一次大極殿は、2010年に復元されています。
復元された第一次大極殿です。(以前に撮影したものです)

「鬼神乱舞(きしんらんぶ)」という企画展が行われていました。

平城宮いざない館の入場を含め、全て無料です。
いろんな鬼瓦が展示されています。

平城宮跡から出土した鬼瓦です。

法隆寺(奈良県生駒郡斑鳩町)の新堂の鬼瓦です。

<平城宮いざない館(へいじょうきゅういざないかん)>奈良市二条大路南3-5-1
平城宮跡歴史公園 公式ページ
近鉄大和西大寺駅南口から徒歩約25分、近鉄奈良駅からぐるっとバスで朱雀門ひろば前バス停下車徒歩約6分

以前に訪問して紹介できていない寺社・飲食店などを紹介します。
奈良市の平城宮いざない館。

2018年3月にオープンした平城宮跡歴史公園の展示施設です。
朱雀門南側の「朱雀門ひろば」にあります。

朱雀門は1998年復元です。
入口近くにある棚田嘉十郎(たなだかじゅうろう)銅像です。

平城宮の保存活動を行い、1906年に自ら発起人となり平城宮阯保存会を組織しています。自費で平城宮の保存を訴え、上京を繰り返すなどし、1921年には平城宮跡の中心部分が民間の基金により買い取られ国に寄付されています。
館内では平城宮の資料や出土品などが展示されています。

丸太をくり抜いて作られ木樋(もくひ)という奈良時代の排水官です。第一次大極殿院に埋設されていたものです。
造酒司(みきのつかさ、ぞうしゅし)の井戸の資料です。

平城宮では造酒司という役所が、酒や酢を造っていたそうです。
瓦などの出土品コーナーです。

第一次大極殿復元にあたり製作された1/5の構造模型です。

第一次大極殿は、2010年に復元されています。
復元された第一次大極殿です。(以前に撮影したものです)

「鬼神乱舞(きしんらんぶ)」という企画展が行われていました。

平城宮いざない館の入場を含め、全て無料です。
いろんな鬼瓦が展示されています。

平城宮跡から出土した鬼瓦です。

法隆寺(奈良県生駒郡斑鳩町)の新堂の鬼瓦です。

<平城宮いざない館(へいじょうきゅういざないかん)>奈良市二条大路南3-5-1
平城宮跡歴史公園 公式ページ
近鉄大和西大寺駅南口から徒歩約25分、近鉄奈良駅からぐるっとバスで朱雀門ひろば前バス停下車徒歩約6分

和食 ダイニング拓(たく)
「まん延防止等重点措置」が大阪府・兵庫県・宮城県に適用されていますが感染拡大が続いています。不要不急の外出を自粛するなど1人ひとりが感染を抑える行動をしていきましょう。
以前に訪問して紹介できていない寺社・飲食店などを紹介します。
奈良市の「和食 ダイニング拓」。

餅飯殿(もちいどの)センター街の中にある飲食店です。
店内ではセルフで日本酒を楽しむことができます。

猪口1杯(20㎖)が100円(税込)です。
さっそく、奈良県御所市の油長(ゆうちょう)酒造。

「風の森(かぜのもり)秋津穂(あきつほ)507」
<データー>純米生原酒、秋津穂、精米歩合50%、アルコール分16度
秋田市の新政酒造。

「新政(あらまさ)瑠璃 Lapis Lazuli 2019 生酛 木桶 純米」
<データー>純米原酒、美山錦、精米歩合55%、アルコール分13度
新潟県南魚沼市の髙千代酒造。

「たかちよ 59Takachiyo 純米吟醸」
<データー>純米吟醸生酒、愛山、精米歩合59%、アルコール分16度
刺身にもこだわっています。

手間のかかる魚を仕入れるが、スライスした冷凍は仕入れない、作り置きはしないなどの店主のこだわりがあるので、注文してから少し時間がかかります。
富山県高岡市の清都(きよと)酒造場。

「勝駒(かちこま)純米酒 生酒」
<データー>純米生酒、五百万石、精米歩合50%、アルコール分16度
奈良市の倉本酒造。

「KURAMOTO(くらもと)64 自家田栽培夢山水 無濾過生原酒」
<データー>純米生原酒、夢山水、精米歩合64%、アルコール分16度
滋賀県甲賀市の美冨久(みふく)酒造。

「三連星(さんれんせい)限定番外品Ⅰ」
<データー>純米吟醸生酒、彗星、精米歩合60%、アルコール分17度
締めは、岐阜県飛騨市の渡辺酒造店。

「W ダブリュー 純米 愛山 無ろ過生原酒」
<データー>純米生原酒、愛山、精米歩合50%、アルコール分17度
<和食 ダイニング拓(たく)>奈良市橋本町32
和食 ダイニング拓 公式ページ
近鉄奈良駅から徒歩約5分、JR奈良駅から徒歩約15分

以前に訪問して紹介できていない寺社・飲食店などを紹介します。
奈良市の「和食 ダイニング拓」。

餅飯殿(もちいどの)センター街の中にある飲食店です。
店内ではセルフで日本酒を楽しむことができます。

猪口1杯(20㎖)が100円(税込)です。
さっそく、奈良県御所市の油長(ゆうちょう)酒造。

「風の森(かぜのもり)秋津穂(あきつほ)507」
<データー>純米生原酒、秋津穂、精米歩合50%、アルコール分16度
秋田市の新政酒造。

「新政(あらまさ)瑠璃 Lapis Lazuli 2019 生酛 木桶 純米」
<データー>純米原酒、美山錦、精米歩合55%、アルコール分13度
新潟県南魚沼市の髙千代酒造。

「たかちよ 59Takachiyo 純米吟醸」
<データー>純米吟醸生酒、愛山、精米歩合59%、アルコール分16度
刺身にもこだわっています。

手間のかかる魚を仕入れるが、スライスした冷凍は仕入れない、作り置きはしないなどの店主のこだわりがあるので、注文してから少し時間がかかります。
富山県高岡市の清都(きよと)酒造場。

「勝駒(かちこま)純米酒 生酒」
<データー>純米生酒、五百万石、精米歩合50%、アルコール分16度
奈良市の倉本酒造。

「KURAMOTO(くらもと)64 自家田栽培夢山水 無濾過生原酒」
<データー>純米生原酒、夢山水、精米歩合64%、アルコール分16度
滋賀県甲賀市の美冨久(みふく)酒造。

「三連星(さんれんせい)限定番外品Ⅰ」
<データー>純米吟醸生酒、彗星、精米歩合60%、アルコール分17度
締めは、岐阜県飛騨市の渡辺酒造店。

「W ダブリュー 純米 愛山 無ろ過生原酒」
<データー>純米生原酒、愛山、精米歩合50%、アルコール分17度
<和食 ダイニング拓(たく)>奈良市橋本町32
和食 ダイニング拓 公式ページ
近鉄奈良駅から徒歩約5分、JR奈良駅から徒歩約15分

薬師寺(やくしじ) その5
奈良市の薬師寺の続きです。

食堂(じきどう)の奥(北)に十字廊(じゅうじろう)の基壇や建物跡が模式的に表現されています。写真の赤い部分が十字廊の建物部分です。食殿(じきでん)の別称を持つ建物で、食堂に付帯する機能を備えた建物だったと考えられています。
東僧房の奥(北)にある聚寶館(じゅほうかん)です。

聚寶館に向かって右手にある大宝蔵殿(だいほうぞうでん)です。

聚寶館や大宝蔵殿は薬師寺所蔵の文化財の展示や企画展が行われます。(2021年4月現在は予定なし)
大宝蔵殿の近くに礎石が並べて置かれています。

発掘で見つかったものでしょう。
西僧房の奥(北)にある不動堂です。

不動明王像(平安時代作)などが安置されています。毎月8・18・28日の法要日のみ開堂されます。
食堂の北にある與樂門(よらくもん)を出て右手に進むと大門(おおもん)があります。

1991年に建立された玄奘三蔵院(げんじょうさんぞういん)伽藍への入口にあたる門です。
大門を入って進むと右手にある本坊・お写経道場です。

誰でも写経することができます。椅子席で用具類は持参不要です。
大門から進むと正面にある礼門(らいもん)です。

礼門の奥(北)にある玄奘塔(げんじょうとう)です。

裳階(もこし)付きの八角円堂で、玄奘三蔵坐像と玄奘の頂骨(頭部の遺骨)がまつられています。
玄奘塔の奥(北)にある大唐西域壁面殿です。

2000年に日本画家・平山郁夫画伯が約20年をかけて制作した「大唐西域壁面」が安置されています。7場面・13枚、全長49mの大壁画をガラス越しに拝観することができます。
礼門に向かって右手にある「まほろば会館」です。

2008年建築で、講演やイベントが行われています。
「まほろば会館」に向かって左手にある慈恩殿です。

長久寺(大阪市中央区)の本堂を1958年に移築したものです。2019年に第79代内閣総理大臣の細川護熙(もりひろ)氏が描いた障壁画「東と西の融合」が奉納されています。66場面・113枚、全長約158mの大壁画だそうです。(2021年4月現在公開予定なし)
礼門付近から見た東塔です。

<薬師寺(やくしじ)>奈良市西ノ京町457
薬師寺 公式ページ
近鉄西ノ京駅西改札口から徒歩約6分(南門まで)


食堂(じきどう)の奥(北)に十字廊(じゅうじろう)の基壇や建物跡が模式的に表現されています。写真の赤い部分が十字廊の建物部分です。食殿(じきでん)の別称を持つ建物で、食堂に付帯する機能を備えた建物だったと考えられています。
東僧房の奥(北)にある聚寶館(じゅほうかん)です。

聚寶館に向かって右手にある大宝蔵殿(だいほうぞうでん)です。

聚寶館や大宝蔵殿は薬師寺所蔵の文化財の展示や企画展が行われます。(2021年4月現在は予定なし)
大宝蔵殿の近くに礎石が並べて置かれています。

発掘で見つかったものでしょう。
西僧房の奥(北)にある不動堂です。

不動明王像(平安時代作)などが安置されています。毎月8・18・28日の法要日のみ開堂されます。
食堂の北にある與樂門(よらくもん)を出て右手に進むと大門(おおもん)があります。

1991年に建立された玄奘三蔵院(げんじょうさんぞういん)伽藍への入口にあたる門です。
大門を入って進むと右手にある本坊・お写経道場です。

誰でも写経することができます。椅子席で用具類は持参不要です。
大門から進むと正面にある礼門(らいもん)です。

礼門の奥(北)にある玄奘塔(げんじょうとう)です。

裳階(もこし)付きの八角円堂で、玄奘三蔵坐像と玄奘の頂骨(頭部の遺骨)がまつられています。
玄奘塔の奥(北)にある大唐西域壁面殿です。

2000年に日本画家・平山郁夫画伯が約20年をかけて制作した「大唐西域壁面」が安置されています。7場面・13枚、全長49mの大壁画をガラス越しに拝観することができます。
礼門に向かって右手にある「まほろば会館」です。

2008年建築で、講演やイベントが行われています。
「まほろば会館」に向かって左手にある慈恩殿です。

長久寺(大阪市中央区)の本堂を1958年に移築したものです。2019年に第79代内閣総理大臣の細川護熙(もりひろ)氏が描いた障壁画「東と西の融合」が奉納されています。66場面・113枚、全長約158mの大壁画だそうです。(2021年4月現在公開予定なし)
礼門付近から見た東塔です。

<薬師寺(やくしじ)>奈良市西ノ京町457
薬師寺 公式ページ
近鉄西ノ京駅西改札口から徒歩約6分(南門まで)

薬師寺(やくしじ) その4
奈良市の薬師寺の続きです。

大講堂の奥(北)に食堂(じきどう)・東僧房・西僧房があります。
東僧房・西僧房の間にある食堂です。

2017年再建です。阿弥陀三尊浄土図が安置されているほか、「仏教伝来の道と薬師寺」を描いた壁画があります。堂内は撮影禁止です。
食堂に向かって左手にある西僧房です。

1976年に復元されたものです。
食堂の公開と西僧房では東塔(とうとう)の水煙特別公開が行われています。

西僧房で特別公開されている東塔の水煙です。

2009年から行われた東塔の解体修理で最上部を飾る水煙は新調され、創建時(天平時代(奈良時代))の水煙が展示されています。写真撮影も可能です。
東塔の先端部分の解説パネルもあります。

水煙には「飛天」の透かし彫りがあります。

同じく、「飛天・笛吹童子」の透かし彫りです。

水煙の下部にある九輪(くりん、相輪(そうりん))も展示されています。

九輪なども一部が新調されたようです。
九輪の軸となる擦管(さっかん)です。

薬師寺の縁起が記されています。薬師寺創建に関する最古の記録の1つです。
食堂に向かって右手にある東僧房です。

1981年に復元されたものです。本尊の薬師如来像台座のレプリカが置かれているほか、授与品を扱っています。
その5に続きます。


大講堂の奥(北)に食堂(じきどう)・東僧房・西僧房があります。
東僧房・西僧房の間にある食堂です。

2017年再建です。阿弥陀三尊浄土図が安置されているほか、「仏教伝来の道と薬師寺」を描いた壁画があります。堂内は撮影禁止です。
食堂に向かって左手にある西僧房です。

1976年に復元されたものです。
食堂の公開と西僧房では東塔(とうとう)の水煙特別公開が行われています。

西僧房で特別公開されている東塔の水煙です。

2009年から行われた東塔の解体修理で最上部を飾る水煙は新調され、創建時(天平時代(奈良時代))の水煙が展示されています。写真撮影も可能です。
東塔の先端部分の解説パネルもあります。

水煙には「飛天」の透かし彫りがあります。

同じく、「飛天・笛吹童子」の透かし彫りです。

水煙の下部にある九輪(くりん、相輪(そうりん))も展示されています。

九輪なども一部が新調されたようです。
九輪の軸となる擦管(さっかん)です。

薬師寺の縁起が記されています。薬師寺創建に関する最古の記録の1つです。
食堂に向かって右手にある東僧房です。

1981年に復元されたものです。本尊の薬師如来像台座のレプリカが置かれているほか、授与品を扱っています。
その5に続きます。

薬師寺(やくしじ) その3
奈良市の薬師寺の続きです。

金堂の手前、右手にある東塔(とうとう)です。天平時代(奈良時代)建築で国宝です。薬師寺創建当初から唯一現存している建造物で、六重塔に見えますが各層に裳階(もこし)がついた三重塔です。高さ34.1mで日本に現存する江戸時代以前建築の仏塔では4番目の高さです。(1位東寺(京都市南区)五重塔、2位興福寺(奈良市)五重塔、3位醍醐寺(京都市伏見区)五重塔)
2009年7月から解体大修理が行われていました。

2020年4月に落慶法要・一般公開が行われる予定でしたが、コロナ感染拡大で延期となり2021年3月から初層特別公開が行われています(2022年1/16まで)。内部の撮影は禁止ですが、心柱や天井画を見ることができます。落慶法要の日程は未定です。
金堂の手前、左手にある西塔(さいとう)です。

1981年再建です。東塔の初層公開に合わせ、西塔の初層も開扉されています。釈迦四相像を拝観することができます。
西塔の近くにある会津八一(あいづやいち)歌碑です。

「すゐえんの あまつをとめが ころもでの ひまにもすめる あきのそらかな」と刻まれています。「薬師寺東塔の水煙に彫られた天女たちを見上げていると、天女の袖や袂の隙間から青く清々しい秋の空が見えるなあ」という意味だそうです。
金堂の奥に大講堂があります。

2003年再建です。正面の長さ41m・奥行20m・高さ17mで、薬師寺の伽藍で最大の建造物です。
別の角度から見た大講堂です。

弥勒三尊像(弥勒如来像・法苑林(ほうおんりん)菩薩像・大妙想(だいみょうそう)菩薩像)が安置されています。白鳳時代(飛鳥時代)~天平時代作で重要文化財です。仏足石(ぶっそくせき、753年作、国宝)や釈迦の足跡を礼拝する功徳を詠んだ和歌が刻まれた仏足跡歌碑(ぶっそくせきかひ、奈良時代作、国宝)も拝観することができます。
大講堂に向かって右手にある鐘楼です。

鐘楼の梵鐘です。

東塔の東、廻廊の外側にある東院堂(とういんどう)です。

1285年再建で国宝です。聖観音菩薩像(白鳳時代作、国宝)や四天王像(鎌倉時代作、重要文化財)が安置されています。
東院堂に向かって左手にまつられている石仏です。

東院堂に向かって右手奥にある龍王社です。

撮影を失念したので以前に撮影したものです。
その4に続きます。


金堂の手前、右手にある東塔(とうとう)です。天平時代(奈良時代)建築で国宝です。薬師寺創建当初から唯一現存している建造物で、六重塔に見えますが各層に裳階(もこし)がついた三重塔です。高さ34.1mで日本に現存する江戸時代以前建築の仏塔では4番目の高さです。(1位東寺(京都市南区)五重塔、2位興福寺(奈良市)五重塔、3位醍醐寺(京都市伏見区)五重塔)
2009年7月から解体大修理が行われていました。

2020年4月に落慶法要・一般公開が行われる予定でしたが、コロナ感染拡大で延期となり2021年3月から初層特別公開が行われています(2022年1/16まで)。内部の撮影は禁止ですが、心柱や天井画を見ることができます。落慶法要の日程は未定です。
金堂の手前、左手にある西塔(さいとう)です。

1981年再建です。東塔の初層公開に合わせ、西塔の初層も開扉されています。釈迦四相像を拝観することができます。
西塔の近くにある会津八一(あいづやいち)歌碑です。

「すゐえんの あまつをとめが ころもでの ひまにもすめる あきのそらかな」と刻まれています。「薬師寺東塔の水煙に彫られた天女たちを見上げていると、天女の袖や袂の隙間から青く清々しい秋の空が見えるなあ」という意味だそうです。
金堂の奥に大講堂があります。

2003年再建です。正面の長さ41m・奥行20m・高さ17mで、薬師寺の伽藍で最大の建造物です。
別の角度から見た大講堂です。

弥勒三尊像(弥勒如来像・法苑林(ほうおんりん)菩薩像・大妙想(だいみょうそう)菩薩像)が安置されています。白鳳時代(飛鳥時代)~天平時代作で重要文化財です。仏足石(ぶっそくせき、753年作、国宝)や釈迦の足跡を礼拝する功徳を詠んだ和歌が刻まれた仏足跡歌碑(ぶっそくせきかひ、奈良時代作、国宝)も拝観することができます。
大講堂に向かって右手にある鐘楼です。

鐘楼の梵鐘です。

東塔の東、廻廊の外側にある東院堂(とういんどう)です。

1285年再建で国宝です。聖観音菩薩像(白鳳時代作、国宝)や四天王像(鎌倉時代作、重要文化財)が安置されています。
東院堂に向かって左手にまつられている石仏です。

東院堂に向かって右手奥にある龍王社です。

撮影を失念したので以前に撮影したものです。
その4に続きます。

薬師寺(やくしじ) その2
奈良市の薬師寺の続きです。

南門の北側にある中門です。1984年再建です。1967年に管主となった故・高田好胤(たかだこういん)が白鳳伽藍の復興を発願、費用は写経納経の供養料を集める勧進で賄い、2017年の食堂(じきどう)落成で大半の堂宇が再建されています。
中門越しに見た東塔(とうとう)です。

中門越しに見た西塔(さいとう)です。

中門から西側に続く西廻廊です。

中門の手前、右手にある勧進所です。

中門中央にある常香炉(じょうこうろ)です。

奥には金堂が見えます。
中門を入ると正面にある金堂です。

1976年再建です。正面の長さ約27m・奥行約16m・高さ約20mで、初層・上層の各層に裳階(もこし)を設け、龍宮造りとよばれています。上層部には勧請による写経を納めた納経蔵があります。文化財保護の観点から内陣は鉄筋コンクリート造りになっています。本尊は薬師三尊(やくしさんぞん)像(薬師如来像・日光菩薩像・月光(がっこう)菩薩像)です。
薬師如来像です。(金堂外側から撮影したものです)

薬師三尊像は白鳳時代(飛鳥時代後期)作で国宝です。薬師如来座る台座(白鳳時代、国宝)にはギリシャ由来の葡萄唐草文様(ぶどうからくさもんよう)やペルシャの蓮華文様が描かれるほか、インドに由来する力神(蕃人(ばんじん))裸像や中国に由来する四神(青龍・朱雀・白虎・玄武)の彫刻が彫られています。
薬師如来像に向かって右隣の日光菩薩像です。

薬師如来像に向かって左隣の月光菩薩像です。

参拝した日は修二会(しゅにえ=花会式(はなえしき))の期間中(3/25~3/3)で、紙を用いて作られた梅・桃・桜・山吹・椿・牡丹(ぼたん)・藤・百合(ゆり)・杜若(かきつばた)・菊の10種類の造花(つくりばな)が本尊に供えられています。
その3に続きます。


南門の北側にある中門です。1984年再建です。1967年に管主となった故・高田好胤(たかだこういん)が白鳳伽藍の復興を発願、費用は写経納経の供養料を集める勧進で賄い、2017年の食堂(じきどう)落成で大半の堂宇が再建されています。
中門越しに見た東塔(とうとう)です。

中門越しに見た西塔(さいとう)です。

中門から西側に続く西廻廊です。

中門の手前、右手にある勧進所です。

中門中央にある常香炉(じょうこうろ)です。

奥には金堂が見えます。
中門を入ると正面にある金堂です。

1976年再建です。正面の長さ約27m・奥行約16m・高さ約20mで、初層・上層の各層に裳階(もこし)を設け、龍宮造りとよばれています。上層部には勧請による写経を納めた納経蔵があります。文化財保護の観点から内陣は鉄筋コンクリート造りになっています。本尊は薬師三尊(やくしさんぞん)像(薬師如来像・日光菩薩像・月光(がっこう)菩薩像)です。
薬師如来像です。(金堂外側から撮影したものです)

薬師三尊像は白鳳時代(飛鳥時代後期)作で国宝です。薬師如来座る台座(白鳳時代、国宝)にはギリシャ由来の葡萄唐草文様(ぶどうからくさもんよう)やペルシャの蓮華文様が描かれるほか、インドに由来する力神(蕃人(ばんじん))裸像や中国に由来する四神(青龍・朱雀・白虎・玄武)の彫刻が彫られています。
薬師如来像に向かって右隣の日光菩薩像です。

薬師如来像に向かって左隣の月光菩薩像です。

参拝した日は修二会(しゅにえ=花会式(はなえしき))の期間中(3/25~3/3)で、紙を用いて作られた梅・桃・桜・山吹・椿・牡丹(ぼたん)・藤・百合(ゆり)・杜若(かきつばた)・菊の10種類の造花(つくりばな)が本尊に供えられています。
その3に続きます。

薬師寺(やくしじ) その1
「まん延防止等重点措置」が大阪府・兵庫県・宮城県に適用されています。「3つの密」を避け会話時にマスク着用するなど感染防止に向けた取り組みを続けていきましょう。
以前に訪問して紹介できていない寺社・飲食店などを紹介します。
奈良市の薬師寺。

680年に天武天皇(第40代天皇)の発願で藤原京(奈良県橿原市など)に造営を開始しますが完成を見ずに崩御、天武天皇の皇后で持統天皇(第41代天皇)が引き継ぎ697年に本尊開眼、710年の平城京遷都に伴い718年頃に現在地に移転したと伝えられています。世界遺産「古都奈良の文化財」の1つです。
東塔の大修理を終え特別公開が行われています。

大修理は約110年ぶりの解体修理で2009年から行われていました。特別公開は2022年1/16までの予定です。
南門(写真中央右)です。

1512年建築で重要文化財です。かつては西門で、973年に南大門が焼失したため移設されたものです。
行われている特別公開を全て拝観できる特別共通拝観券とパンフレットです。

南門拝観受付の後方にある手水舎です。

南門拝観受付に向かって左手に平木大明神社があります。

平木大明神社です。

平木大明神社に向かって右手にある弁財天社です。

弁財天社に向かって右手奥にある若宮社です。

正式には薬師寺休岡若宮社(やくしじやすみがおかわかみやしゃ)です。鎌倉時代後期建築で重要文化財です。
その2に続きます。

以前に訪問して紹介できていない寺社・飲食店などを紹介します。
奈良市の薬師寺。

680年に天武天皇(第40代天皇)の発願で藤原京(奈良県橿原市など)に造営を開始しますが完成を見ずに崩御、天武天皇の皇后で持統天皇(第41代天皇)が引き継ぎ697年に本尊開眼、710年の平城京遷都に伴い718年頃に現在地に移転したと伝えられています。世界遺産「古都奈良の文化財」の1つです。
東塔の大修理を終え特別公開が行われています。

大修理は約110年ぶりの解体修理で2009年から行われていました。特別公開は2022年1/16までの予定です。
南門(写真中央右)です。

1512年建築で重要文化財です。かつては西門で、973年に南大門が焼失したため移設されたものです。
行われている特別公開を全て拝観できる特別共通拝観券とパンフレットです。

南門拝観受付の後方にある手水舎です。

南門拝観受付に向かって左手に平木大明神社があります。

平木大明神社です。

平木大明神社に向かって右手にある弁財天社です。

弁財天社に向かって右手奥にある若宮社です。

正式には薬師寺休岡若宮社(やくしじやすみがおかわかみやしゃ)です。鎌倉時代後期建築で重要文化財です。
その2に続きます。

孫太郎稲荷(まごたろういなり)神社
「まん延防止等重点措置」が大阪府・兵庫県・宮城県に適用されています。「3つの密」を避け会話時にマスク着用するなど感染防止に向けた取り組みを続けていきましょう。
以前に訪問して紹介できていない寺社・飲食店などを紹介します。
奈良市の孫太郎稲荷神社。

薬師寺(奈良市)の鎮守社で隣接する休ヶ岡八幡宮の末社です。創建の詳細は不明ですが、平安時代に関東北部から奥州にかけて勢力のあった藤原頼行が下野国唐沢山(栃木県佐野市)まつった稲荷社が始まりで、子孫の足利家綱(通称・足利孫太郎)が再興したとされ、その分霊を姫路に勧請、寛政年間(1789~1801年)に現在地に遷座したと伝えられています。
石鳥居を入ると参道には朱塗りの鳥居が続きます。

参道の途中左手にある手水鉢です。

参道正面にある拝殿です。

拝殿の後方にある本殿が少しだけ見えます。

祭神は、宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)です。
参道右手にある建物です。

元は社務所だったと思われますが、現在は休ヶ岡八幡宮の社務所と合同になっています。(休ヶ岡八幡宮の社務所で御朱印は授与してもらえます)
元社務所と思われる建物の右手から建物背後にまわると祠があります。

瓦葺の立派な祠なのですが、何がまつられているかは未確認・・です。
祠に向かって右隣には小さな鳥居があります。

抹茶を挽く(碾く)石臼(茶臼)のようなものがまつられています。
小さい鳥居に向かって右手にある祠です。

何がまつられているかは未確認です・・。
さらに2つの祠があります。

何がまつられているかは未確認です。
<孫太郎稲荷神社(まごたろういなりじんじゃ)>奈良市西ノ京町
近鉄西ノ京駅から徒歩約6分

以前に訪問して紹介できていない寺社・飲食店などを紹介します。
奈良市の孫太郎稲荷神社。

薬師寺(奈良市)の鎮守社で隣接する休ヶ岡八幡宮の末社です。創建の詳細は不明ですが、平安時代に関東北部から奥州にかけて勢力のあった藤原頼行が下野国唐沢山(栃木県佐野市)まつった稲荷社が始まりで、子孫の足利家綱(通称・足利孫太郎)が再興したとされ、その分霊を姫路に勧請、寛政年間(1789~1801年)に現在地に遷座したと伝えられています。
石鳥居を入ると参道には朱塗りの鳥居が続きます。

参道の途中左手にある手水鉢です。

参道正面にある拝殿です。

拝殿の後方にある本殿が少しだけ見えます。

祭神は、宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)です。
参道右手にある建物です。

元は社務所だったと思われますが、現在は休ヶ岡八幡宮の社務所と合同になっています。(休ヶ岡八幡宮の社務所で御朱印は授与してもらえます)
元社務所と思われる建物の右手から建物背後にまわると祠があります。

瓦葺の立派な祠なのですが、何がまつられているかは未確認・・です。
祠に向かって右隣には小さな鳥居があります。

抹茶を挽く(碾く)石臼(茶臼)のようなものがまつられています。
小さい鳥居に向かって右手にある祠です。

何がまつられているかは未確認です・・。
さらに2つの祠があります。

何がまつられているかは未確認です。
<孫太郎稲荷神社(まごたろういなりじんじゃ)>奈良市西ノ京町
近鉄西ノ京駅から徒歩約6分

休ヶ岡八幡宮(やすみがおかはちまんぐう)
「まん延防止等重点措置」が大阪府・兵庫県・宮城県に適用されています。「3つの密」を避け会話時にマスク着用するなど感染防止に向けた取り組みを続けていきましょう。
以前に訪問して紹介できていない寺社・飲食店などを紹介します。
奈良市の休ヶ岡八幡宮。

薬師寺(奈良市)の鎮守として寛平(かんぴょう)年間(889~898年)に宇佐神宮(大分県宇佐市)から勧請したと伝えられています。薬師寺休ヶ岡八幡宮ともよばれ、社標石(写真右)は薬師寺八幡宮になっています。
参道は桜並木で、薬師寺西塔が見えます。

855年に大安寺(奈良市)の元石清水八幡宮に宇佐神宮から八幡大神を勧請する際に、この地で八幡大神が休息されたことが休ヶ岡の地名の由来と伝えられていますが、749年に東大寺(奈良市)の大仏建立の際に勧請された八幡神が休息したという説もあります。
参道の途中は近鉄電車が横切っています。

近鉄の踏切を渡った付近からの参道の様子です。

さらに参道を進むと左手に手水鉢があります。

鳥居です。

鳥居を入ると前庭があり、正面に本殿があります。

社伝は1603年に豊臣秀頼が寄進して建築されたもので重要文化財です。本殿の両脇に脇殿が接続しています。
別の角度から見た本殿です。

祭神は、僧形八幡神(そうぎょうはちまんしん)・神功(じんぐう)皇后(仲哀(ちゅうあい)天皇(第14代天皇)の皇后)・仲津姫命(なかつひめのみこと)です。平安時代作の木彫りの八幡三神像で国宝です。(現在は奈良国立博物館に寄託)
八幡三神像はこちら→薬師寺 休ヶ岡八幡宮のページ
本殿の手前、右手にある祈祷所です。

本殿と同時期の建築で、元は座小屋とよばれる寺僧の加行場だったそうです。
本殿の手前、左手にある社務所です。

祈祷所と同じく、元は座小屋だったそうです。
鳥居の手前、参道左手には奉納された菰樽が置かれています。

「豊祝(ほうしゅく)」(奈良市奈良豊澤酒造)と「升平(しょうへい)」(奈良市八木酒造)です。
<休ヶ岡八幡宮(やすみがおかはちまんぐう)>奈良市西ノ京町457
薬師寺 公式ページ
近鉄西ノ京駅から徒歩約6分

以前に訪問して紹介できていない寺社・飲食店などを紹介します。
奈良市の休ヶ岡八幡宮。

薬師寺(奈良市)の鎮守として寛平(かんぴょう)年間(889~898年)に宇佐神宮(大分県宇佐市)から勧請したと伝えられています。薬師寺休ヶ岡八幡宮ともよばれ、社標石(写真右)は薬師寺八幡宮になっています。
参道は桜並木で、薬師寺西塔が見えます。

855年に大安寺(奈良市)の元石清水八幡宮に宇佐神宮から八幡大神を勧請する際に、この地で八幡大神が休息されたことが休ヶ岡の地名の由来と伝えられていますが、749年に東大寺(奈良市)の大仏建立の際に勧請された八幡神が休息したという説もあります。
参道の途中は近鉄電車が横切っています。

近鉄の踏切を渡った付近からの参道の様子です。

さらに参道を進むと左手に手水鉢があります。

鳥居です。

鳥居を入ると前庭があり、正面に本殿があります。

社伝は1603年に豊臣秀頼が寄進して建築されたもので重要文化財です。本殿の両脇に脇殿が接続しています。
別の角度から見た本殿です。

祭神は、僧形八幡神(そうぎょうはちまんしん)・神功(じんぐう)皇后(仲哀(ちゅうあい)天皇(第14代天皇)の皇后)・仲津姫命(なかつひめのみこと)です。平安時代作の木彫りの八幡三神像で国宝です。(現在は奈良国立博物館に寄託)
八幡三神像はこちら→薬師寺 休ヶ岡八幡宮のページ
本殿の手前、右手にある祈祷所です。

本殿と同時期の建築で、元は座小屋とよばれる寺僧の加行場だったそうです。
本殿の手前、左手にある社務所です。

祈祷所と同じく、元は座小屋だったそうです。
鳥居の手前、参道左手には奉納された菰樽が置かれています。

「豊祝(ほうしゅく)」(奈良市奈良豊澤酒造)と「升平(しょうへい)」(奈良市八木酒造)です。
<休ヶ岡八幡宮(やすみがおかはちまんぐう)>奈良市西ノ京町457
薬師寺 公式ページ
近鉄西ノ京駅から徒歩約6分

酒蔵訪問 今西清兵衛(いまにしせいべえ)商店
「まん延防止等重点措置」が大阪府・兵庫県・宮城県に適用されています。「3つの密」を避け会話時にマスク着用するなど感染防止に向けた取り組みを続けていきましょう。
以前に訪問して紹介できていない寺社・飲食店などを紹介します。
奈良市の今西清兵衛商店。

1884年創業で、代表銘柄は「春鹿(はるしか)」で、2019年に新ブランド「鹿鳴(ろくめい)」を立ち上げています。
事務所棟です。ショップが併設されています。

「きき酒グラス」(500円(税込))を購入すると、5種類のきき酒ができます。

5種類の内容は定期的に替わります。
1種類目。

「春鹿 超辛口 純米酒」
<データー>純米酒、五百万石、精米歩合60%、アルコール分15度
2種類目。

「白滴(はくてき)純米吟醸」
<データー>純米吟醸酒、五百万石・山田錦、精米歩合60%、アルコール分15度
3種類目。

「春鹿 桜ラベル 純米酒」
<データー>純米酒、ヒノヒカリ、精米歩合70%、アルコール分15度
4種類目、「ナラノヤエザクラ」の花から採取した酵母で醸した酒。

「春鹿 奈良の八重桜」
<データー>純米酒、ヒノヒカリ、精米歩合60%、アルコール分14度
5種類目。

「春鹿 純米吟醸 しろみき 活性にごり 生酒」
<データー>純米吟醸生酒、五百万石、精米歩合60%、アルコール分15度
奈良漬の試食も。

特別に6種類目。

「春鹿 発泡清酒 ときめき」
<データー>発泡性①(純米)、精米歩合70%、アルコール分6.5度
<今西清兵衛(いまにしせいべえしょうてん)商店>奈良市福智院町24-1
今西清兵衛商店 公式ページ
近鉄奈良駅から徒歩約15分、JR京終(きょうばて)駅から徒歩約18分、JR奈良駅・近鉄奈良駅から奈良交通バス51系・92系などで智院町バス停下車徒歩約2分

以前に訪問して紹介できていない寺社・飲食店などを紹介します。
奈良市の今西清兵衛商店。

1884年創業で、代表銘柄は「春鹿(はるしか)」で、2019年に新ブランド「鹿鳴(ろくめい)」を立ち上げています。
事務所棟です。ショップが併設されています。

「きき酒グラス」(500円(税込))を購入すると、5種類のきき酒ができます。

5種類の内容は定期的に替わります。
1種類目。

「春鹿 超辛口 純米酒」
<データー>純米酒、五百万石、精米歩合60%、アルコール分15度
2種類目。

「白滴(はくてき)純米吟醸」
<データー>純米吟醸酒、五百万石・山田錦、精米歩合60%、アルコール分15度
3種類目。

「春鹿 桜ラベル 純米酒」
<データー>純米酒、ヒノヒカリ、精米歩合70%、アルコール分15度
4種類目、「ナラノヤエザクラ」の花から採取した酵母で醸した酒。

「春鹿 奈良の八重桜」
<データー>純米酒、ヒノヒカリ、精米歩合60%、アルコール分14度
5種類目。

「春鹿 純米吟醸 しろみき 活性にごり 生酒」
<データー>純米吟醸生酒、五百万石、精米歩合60%、アルコール分15度
奈良漬の試食も。

特別に6種類目。

「春鹿 発泡清酒 ときめき」
<データー>発泡性①(純米)、精米歩合70%、アルコール分6.5度
<今西清兵衛(いまにしせいべえしょうてん)商店>奈良市福智院町24-1
今西清兵衛商店 公式ページ
近鉄奈良駅から徒歩約15分、JR京終(きょうばて)駅から徒歩約18分、JR奈良駅・近鉄奈良駅から奈良交通バス51系・92系などで智院町バス停下車徒歩約2分

なら泉勇斎(ならいずみゆうさい)
「まん延防止等重点措置」が大阪府・兵庫県・宮城県に適用されています。「3つの密」を避け会話時にマスク着用するなど感染防止に向けた取り組みを続けていきましょう。
以前に訪問して紹介できていない寺社・飲食店などを紹介します。
奈良市の「なら泉勇斎」。

奈良酒に特化した酒販店で、奈良県内の酒蔵のうち28蔵の酒を販売しています。店内にはカウンターがあり有料試飲ができます。
出来上がったばかりの菩提酛(ぼだいもと)の新酒を飲み比べ。

写真左より
「やたがらす 純米 菩提酛」(奈良県吉野郡吉野町北岡本店)
<データー>純米酒、精米歩合70%、アルコール分16度
「嬉長(きちょう)純米 菩提酛」(奈良県生駒市上田酒造)
<データー>純米生酒、精米歩合70%、アルコール分16度
「三諸杉(みむろすぎ)純米 菩提酛」(奈良県桜井市今西酒造)
<データー>純米原酒、ヒノヒカリ、精米歩合70%、アルコール分16度
「鷹長(たかちょう)純米酒 菩提酛 生酒」(奈良県御所市油長酒造)
<データー>純米生原酒、ヒノヒカリ、精米歩合70%、アルコール分17度
同じく、菩提酛。

写真左より
「菊司(きくつかさ)菩提酛 純米 生原酒」(奈良県生駒市菊司醸造)
<データー>純米生原酒、精米歩合70%、アルコール分19度
「升平(しょうへい)菩提酛 純米酒 生酒」(奈良市八木酒造)
<データー>純米生酒、精米歩合記載なし、アルコール分18度
「つげのひむろ 純米酒 菩提酛 生」(奈良市倉本酒造)
<データー>純米生酒、ヒノヒカリ、精米歩合70%、アルコール分15度
奈良県北葛城郡広陵町の長龍(ちょうりょう)酒造。

「四季咲(しきざき)桃始笑(とうししょう)純米吟醸無濾過生原酒 うすにごり」
<データー>純米吟醸生原酒、雄町、精米歩合55%、アルコール分16~17度
生原酒の飲み比べで締め。

写真左より
「呑鶴(どんづる)無濾過生原酒」(奈良県香芝市大倉本家)
<データー>特定名称表記無し生原酒、アルコール分17度
「百楽門(ひゃくらくもん)純米吟醸生原酒」(奈良県御所市葛城酒造)
<データー>純米吟醸生原酒、雄町、精米歩合60%、アルコール分16度
<なら泉勇斎(ならいずみゆうさい)>奈良市西寺林町22
なら泉勇斎 公式ページ
近鉄奈良駅から徒歩約8分、JR奈良駅から徒歩約10分

以前に訪問して紹介できていない寺社・飲食店などを紹介します。
奈良市の「なら泉勇斎」。

奈良酒に特化した酒販店で、奈良県内の酒蔵のうち28蔵の酒を販売しています。店内にはカウンターがあり有料試飲ができます。
出来上がったばかりの菩提酛(ぼだいもと)の新酒を飲み比べ。

写真左より
「やたがらす 純米 菩提酛」(奈良県吉野郡吉野町北岡本店)
<データー>純米酒、精米歩合70%、アルコール分16度
「嬉長(きちょう)純米 菩提酛」(奈良県生駒市上田酒造)
<データー>純米生酒、精米歩合70%、アルコール分16度
「三諸杉(みむろすぎ)純米 菩提酛」(奈良県桜井市今西酒造)
<データー>純米原酒、ヒノヒカリ、精米歩合70%、アルコール分16度
「鷹長(たかちょう)純米酒 菩提酛 生酒」(奈良県御所市油長酒造)
<データー>純米生原酒、ヒノヒカリ、精米歩合70%、アルコール分17度
同じく、菩提酛。

写真左より
「菊司(きくつかさ)菩提酛 純米 生原酒」(奈良県生駒市菊司醸造)
<データー>純米生原酒、精米歩合70%、アルコール分19度
「升平(しょうへい)菩提酛 純米酒 生酒」(奈良市八木酒造)
<データー>純米生酒、精米歩合記載なし、アルコール分18度
「つげのひむろ 純米酒 菩提酛 生」(奈良市倉本酒造)
<データー>純米生酒、ヒノヒカリ、精米歩合70%、アルコール分15度
奈良県北葛城郡広陵町の長龍(ちょうりょう)酒造。

「四季咲(しきざき)桃始笑(とうししょう)純米吟醸無濾過生原酒 うすにごり」
<データー>純米吟醸生原酒、雄町、精米歩合55%、アルコール分16~17度
生原酒の飲み比べで締め。

写真左より
「呑鶴(どんづる)無濾過生原酒」(奈良県香芝市大倉本家)
<データー>特定名称表記無し生原酒、アルコール分17度
「百楽門(ひゃくらくもん)純米吟醸生原酒」(奈良県御所市葛城酒造)
<データー>純米吟醸生原酒、雄町、精米歩合60%、アルコール分16度
<なら泉勇斎(ならいずみゆうさい)>奈良市西寺林町22
なら泉勇斎 公式ページ
近鉄奈良駅から徒歩約8分、JR奈良駅から徒歩約10分

蔵元豊祝(ほうしゅく)天王寺Mio店
「まん延防止等重点措置」が大阪府・兵庫県・宮城県に適用されています。
「3つの密」を避け会話時にマスク着用するなど感染防止に向けた取り組みを続けていきましょう。
以前に訪問して紹介できていない寺社・飲食店などを紹介します。
大阪市天王寺区の「蔵元豊祝 天王寺Mio店」。

奈良市の1868年創業の奈良豊澤(ならとよさわ)酒造の直営店です。奈良豊澤酒造は1868年創業で代表銘柄は「豊祝」で、2016年に限定流通の新ブランド「儀助(ぎすけ)」を立ち上げています。天王寺Mio店はJR天王寺駅中央改札口コンコースを取り囲む「エキうえスタンド」の中にあります。
天王寺Mio店 2周年記念の限定酒。

「豊祝 純米吟醸 山田錦 無濾過生原酒 初代 2018BY」
<データー>純米吟醸生原酒、山田錦、精米歩合55%、アルコール分16度
同じく限定酒。

「豊祝 純米吟醸 山田錦 無濾過原酒 二代目 2019BY」
<データー>純米吟醸原酒、山田錦、精米歩合55%、アルコール分16度
ここの「酒粕すじ煮込み」(写真中央)は、私のお気に入りの1つ。

新酒も。

「豊祝 吟醸 しぼりたて 新酒あらばしり 生酒 無濾過」
<データー>吟醸生原酒、山田錦、精米歩合60%、アルコール分17度
締めの1杯は純米生原酒。

「豊澤(とよさわ)75 純米生原酒」
<データー>純米生原酒、精米歩合75%、アルコール分17度
<蔵元豊祝(くらもと ほうしゅく)天王寺Mio店>大阪市天王寺区悲田院町10-48天王寺ミオプラザ館M2Fエキうえスタンド内
奈良豊澤酒造 公式ページ
JR天王寺駅中央改札口徒歩約1分

「3つの密」を避け会話時にマスク着用するなど感染防止に向けた取り組みを続けていきましょう。
以前に訪問して紹介できていない寺社・飲食店などを紹介します。
大阪市天王寺区の「蔵元豊祝 天王寺Mio店」。

奈良市の1868年創業の奈良豊澤(ならとよさわ)酒造の直営店です。奈良豊澤酒造は1868年創業で代表銘柄は「豊祝」で、2016年に限定流通の新ブランド「儀助(ぎすけ)」を立ち上げています。天王寺Mio店はJR天王寺駅中央改札口コンコースを取り囲む「エキうえスタンド」の中にあります。
天王寺Mio店 2周年記念の限定酒。

「豊祝 純米吟醸 山田錦 無濾過生原酒 初代 2018BY」
<データー>純米吟醸生原酒、山田錦、精米歩合55%、アルコール分16度
同じく限定酒。

「豊祝 純米吟醸 山田錦 無濾過原酒 二代目 2019BY」
<データー>純米吟醸原酒、山田錦、精米歩合55%、アルコール分16度
ここの「酒粕すじ煮込み」(写真中央)は、私のお気に入りの1つ。

新酒も。

「豊祝 吟醸 しぼりたて 新酒あらばしり 生酒 無濾過」
<データー>吟醸生原酒、山田錦、精米歩合60%、アルコール分17度
締めの1杯は純米生原酒。

「豊澤(とよさわ)75 純米生原酒」
<データー>純米生原酒、精米歩合75%、アルコール分17度
<蔵元豊祝(くらもと ほうしゅく)天王寺Mio店>大阪市天王寺区悲田院町10-48天王寺ミオプラザ館M2Fエキうえスタンド内
奈良豊澤酒造 公式ページ
JR天王寺駅中央改札口徒歩約1分

生野八坂(いくのやさか)神社 後編
大阪市生野区の生野八坂神社の続きです。

参道の途中、右手にある生野大楠稲荷神社があります。
生野大楠稲荷神社です。

生野大楠稲荷神社に向かって左隣にあるご神木です。

生野大楠稲荷神社に向かって右隣に三寶荒神社があります。

三寶荒神社です。

奥津日子神(おきつひこのかみ)・奥津比賣神(おきつひめのかみ)・火産霊神(ほむすびのかみ)のかまど神をまつっています。家の守護神ともいわれています。
参道の途中左手にある社務所です。

境内北側の鳥居です。

境内の南、生野銀座商店街内にある神輿庫です。

<生野八坂神社(いくのやさかじんじゃ)>大阪市生野区生野東4-7-11
JR寺田町駅から徒歩約17分、JR寺田町駅から大阪シティバス13号系統で生野八坂神社前バス停下車徒歩約2分


参道の途中、右手にある生野大楠稲荷神社があります。
生野大楠稲荷神社です。

生野大楠稲荷神社に向かって左隣にあるご神木です。

生野大楠稲荷神社に向かって右隣に三寶荒神社があります。

三寶荒神社です。

奥津日子神(おきつひこのかみ)・奥津比賣神(おきつひめのかみ)・火産霊神(ほむすびのかみ)のかまど神をまつっています。家の守護神ともいわれています。
参道の途中左手にある社務所です。

境内北側の鳥居です。

境内の南、生野銀座商店街内にある神輿庫です。

<生野八坂神社(いくのやさかじんじゃ)>大阪市生野区生野東4-7-11
JR寺田町駅から徒歩約17分、JR寺田町駅から大阪シティバス13号系統で生野八坂神社前バス停下車徒歩約2分

生野八坂(いくのやさか)神社 前編
大阪市生野区の生野八坂神社へ、行ってきました。

創建の詳細は不明ですが、1593年や1689年に勧請されたという説があります。1908年に河堀稲生(こぼれいなり)神社(大阪市天王寺区)に合祀され御旅所となりますが、1955年に復興しています。
石段の参道を上がると鳥居があります。

鳥居から参道を進むと左手に手水舎があります。

さらに参道を進むと注連柱(しめばしら)があります。

参道正面にある拝殿です。

祭神は、速素盞鳴尊(はやすさのおのみこと)です。
拝殿の扁額です。

拝殿に向かって右隣にある歓喜殿です。

1983年に伊邪那伎命(いざなぎのみこと)と伊邪那美命(いざなみのみこと)を勧請して建立しています。
後編に続きます。


創建の詳細は不明ですが、1593年や1689年に勧請されたという説があります。1908年に河堀稲生(こぼれいなり)神社(大阪市天王寺区)に合祀され御旅所となりますが、1955年に復興しています。
石段の参道を上がると鳥居があります。

鳥居から参道を進むと左手に手水舎があります。

さらに参道を進むと注連柱(しめばしら)があります。

参道正面にある拝殿です。

祭神は、速素盞鳴尊(はやすさのおのみこと)です。
拝殿の扁額です。

拝殿に向かって右隣にある歓喜殿です。

1983年に伊邪那伎命(いざなぎのみこと)と伊邪那美命(いざなみのみこと)を勧請して建立しています。
後編に続きます。

生野(いくの)神社
大阪市生野区の生野神社へ、行ってきました。

創建の詳細は不明ですが、鳥居には1710年の刻銘がありそれ以前の創建と思われます。古くは牛頭天王宮(ごずてんのうぐう)とよばれ、1909年に素盞嗚尊(すさのおのみこと)神社に改称、さらに1947年に現社名に改称しています。
境内の入口に注連柱(しめばしら)があります。

注連柱から参道を進むと右手に手水鉢があります。

さらに参道を進むと、鳥居があります。

参道正面にある拝殿です。

拝殿の奥には幣殿(へいでん)・本殿が続きます。

祭神は、素盞鳴尊です。
参道の途中、左手に稲荷社があります。

稲荷社です。

境内にある大きな歌碑です。

残念ながら読めず、詳細は不明です・・。
拝殿に向かって右手にある社務所です。

<生野神社(いくのじんじゃ)>大阪市生野区舎利寺1-2-27
JR寺田町駅から徒歩約20分、JR寺田町駅から大阪シティバス13号系統で舎利寺バス停下車徒歩約6分


創建の詳細は不明ですが、鳥居には1710年の刻銘がありそれ以前の創建と思われます。古くは牛頭天王宮(ごずてんのうぐう)とよばれ、1909年に素盞嗚尊(すさのおのみこと)神社に改称、さらに1947年に現社名に改称しています。
境内の入口に注連柱(しめばしら)があります。

注連柱から参道を進むと右手に手水鉢があります。

さらに参道を進むと、鳥居があります。

参道正面にある拝殿です。

拝殿の奥には幣殿(へいでん)・本殿が続きます。

祭神は、素盞鳴尊です。
参道の途中、左手に稲荷社があります。

稲荷社です。

境内にある大きな歌碑です。

残念ながら読めず、詳細は不明です・・。
拝殿に向かって右手にある社務所です。

<生野神社(いくのじんじゃ)>大阪市生野区舎利寺1-2-27
JR寺田町駅から徒歩約20分、JR寺田町駅から大阪シティバス13号系統で舎利寺バス停下車徒歩約6分

舎利尊勝寺(しゃりそんしょうじ)
大阪市生野区の舎利尊勝寺へ、行ってきました。

創建の詳細は不明ですが、飛鳥時代にこの里に住む生野長者とよばれる夫婦に言葉の不自由な子がおり、四天王寺創建のために来ていた聖徳太子にすがったところ、聖徳太子は子の口から仏舎利を3粒吐かせ話ができるようになります。吐かせた3粒の仏舎利は法隆寺・四天王寺と生野長者に授け、生野長者は屋敷内に堂を建ててまつったのが舎利尊勝寺の始まりと伝えられています。写真は山門です。
山門の扁額です。

寺はその後、災害や兵火で荒廃しますが、1672年に萬福寺(まんぷくじ、京都府宇治市)の2代法席・木庵(もくあん)が徳川家綱(4代将軍)から当地を与えられ再興しています。扁額は木庵の揮毫といわれています。
山門付近から見た境内の様子です。

通称は、町名にもなっている「舎利寺(しゃりじ)」です。
山門から参道を進むと左手にある本堂です。

本尊は、聖観音菩薩像です。
山門を入ってすぐ、参道右手にある開山堂です。

2階部分にある梵鐘は1676年作です。
参道の途中、右手にある不動尊屋根館です。

毎月28日に不動尊護摩祈願法要が行われています。
不動明王像です。

不動明王像に向かって右手にまつられている水子地蔵尊です。

水子地蔵尊に向かって右手にまつられている延命地蔵尊です。

境内には西国三十三所観音霊場が造られています。

1852年に32代和尚・幸道によって造られたものです。
境内にある祠です。

鎮守社でしょうか(未確認・・)
鬼瓦も多数置かれています。

参道左手にある寺務所です。

山門近くにある開梛(かいぱん)です。

魚梆(ぎょほう)ともよばれ、木魚の原型ともいわれています。黄檗宗の寺院にある木製の法具で、時刻を知らせるためのものです。
<舎利尊勝寺(しゃりそんしょうじ)>大阪市生野区舎利寺1-2-36
舎利尊勝寺 facebook
JR桃谷駅南改札口から徒歩約20分、大阪メトロ小路駅または天王寺駅(あべの橋)から大阪シティバス12号系統で生野区役所バス停下車徒歩約6分


創建の詳細は不明ですが、飛鳥時代にこの里に住む生野長者とよばれる夫婦に言葉の不自由な子がおり、四天王寺創建のために来ていた聖徳太子にすがったところ、聖徳太子は子の口から仏舎利を3粒吐かせ話ができるようになります。吐かせた3粒の仏舎利は法隆寺・四天王寺と生野長者に授け、生野長者は屋敷内に堂を建ててまつったのが舎利尊勝寺の始まりと伝えられています。写真は山門です。
山門の扁額です。

寺はその後、災害や兵火で荒廃しますが、1672年に萬福寺(まんぷくじ、京都府宇治市)の2代法席・木庵(もくあん)が徳川家綱(4代将軍)から当地を与えられ再興しています。扁額は木庵の揮毫といわれています。
山門付近から見た境内の様子です。

通称は、町名にもなっている「舎利寺(しゃりじ)」です。
山門から参道を進むと左手にある本堂です。

本尊は、聖観音菩薩像です。
山門を入ってすぐ、参道右手にある開山堂です。

2階部分にある梵鐘は1676年作です。
参道の途中、右手にある不動尊屋根館です。

毎月28日に不動尊護摩祈願法要が行われています。
不動明王像です。

不動明王像に向かって右手にまつられている水子地蔵尊です。

水子地蔵尊に向かって右手にまつられている延命地蔵尊です。

境内には西国三十三所観音霊場が造られています。

1852年に32代和尚・幸道によって造られたものです。
境内にある祠です。

鎮守社でしょうか(未確認・・)
鬼瓦も多数置かれています。

参道左手にある寺務所です。

山門近くにある開梛(かいぱん)です。

魚梆(ぎょほう)ともよばれ、木魚の原型ともいわれています。黄檗宗の寺院にある木製の法具で、時刻を知らせるためのものです。
<舎利尊勝寺(しゃりそんしょうじ)>大阪市生野区舎利寺1-2-36
舎利尊勝寺 facebook
JR桃谷駅南改札口から徒歩約20分、大阪メトロ小路駅または天王寺駅(あべの橋)から大阪シティバス12号系統で生野区役所バス停下車徒歩約6分

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