fc2ブログ

御幸森天神宮(みゆきもりてんじんぐう) 後編

大阪市生野区の御幸森天神宮の続きです。

s-DSC_0737.jpg
拝殿の手前、右手にある御幸戎(みゆきえびす)神社です。1952年に戎大神を勧請して建立しています。

御幸戎神社に向かって右隣に御幸稲荷社があります。
s-DSC_0732_20210330182245391.jpg

御幸稲荷社です。
s-DSC_0733.jpg
1830年に伏見稲荷大社(京都市伏見区)から勧請して建立しています。

御幸稲荷神社の対面にある菅原神社(天満宮)です。
s-DSC_0730.jpg
1885年に猪飼野(いかいの、現・勝山北5丁目辺り)にあった社を移転して建立したものです。

参道の途中、右手にある灯明台です。
s-DSC_0724_2021033018224156b.jpg
1616年に大坂城代・松平忠明により境内脇にあった旧平野川の船の安全運航の灯明台として寄進されたものです。当初は33基あったそうですが、現在はこの1つのみが残っています。

灯明台に向かって右手にある神馬です。
s-DSC_0722_2021033018223966c.jpg

手水舎の近く、参道右手にある「さし石」(力石)です。
s-DSC_0717_20210330182237780.jpg
この石を持ち上げて腕力を競ったそうで、70㎏以上あるそうです。

参道の途中、左手にある社務所です。
s-DSC_0725_20210330182242a7a.jpg

境内北側の鳥居です。
s-DSC_0749_20210330182251c3d.jpg
北側の鳥居は御幸通商店街(大阪・生野コリアンタウン)に面しています。

南東に徒歩約20分の場所に御幸森天神宮御旅所があります。
s-DSC_0771.jpg

神輿を置く台座のようなものがあるのみです。
s-DSC_0772.jpg
御幸森天神宮御旅所は、大阪市生野区田島1-3-19

<御幸森天神宮(みゆきもりてんじんぐう)>大阪市生野区桃谷3-10-5
御幸森天神宮 公式ページ
JR桃谷駅北改札口から徒歩約11分、近鉄鶴橋駅東口から徒歩約12分

御幸森天神宮(みゆきもりてんじんぐう) 前編

大阪市生野区の御幸森天神宮へ、行ってきました。

s-DSC_0752.jpg
創建の詳細は不明ですが、古代この辺りは猪甘津(いかいのつ)と呼ばれる港があり、百済からの渡来人が多く住み、仁徳(にんとく)天皇(第16代天皇)が鷹狩の折に渡来人の様子を見に御幸(行幸)され、その折にこの地の森で休憩されたことから御幸の森(みゆきのもり)とよばれ、天皇崩御の後の406年に社を建立して神霊をまつったと伝えられています。

社標石から参道を進むと鳥居があります。
s-DSC_0711.jpg

鳥居から参道を進むと左手に手水舎があります。
s-DSC_0712_20210330100700562.jpg

手水舎には水神社があります。
s-DSC_0713_202103301007024d0.jpg

さらに参道を進むと、注連柱(しめばしら)があります。
s-DSC_0718.jpg

注連柱から参道を進むと左手にある拝殿です。
s-DSC_0728_20210330100705d5b.jpg

拝殿の奥には幣殿(へいでん)・本殿が続きます。
s-DSC_0741.jpg
拝殿・幣殿・本殿及び本殿を囲む透塀(すきべい)は1930年建築です。祭神は、仁徳天皇・少彦名命(すくなひこなのみこと)・忍坂彦命(おしさかひこのみこと)の3柱です。忍坂彦命は、押坂彦人大兄皇子(おしさかのひこひとのおおえのみこ)という飛鳥時代の皇族で、敏達(びたつ)天皇(第30代天皇)の第1皇子で、1614年に大坂夏の陣で焼失した押坂山の天神社(現・JR玉造駅近くの清水谷にあったとされる)にまつられていたものを1616年に合祀されたものです。

拝殿に向かって右手に遥拝所があります。
s-DSC_0738_20210330105309496.jpg

遥拝所です。
s-DSC_0740_202103301053090d5.jpg
故郷のあるいは遠くの崇敬される神様を遥拝する場所になっています。祠の下にある石は仁徳天皇が鷹狩をする際に休憩された腰掛石といわれています。

拝殿に向かって右手奥にある王仁(わに)博士歌碑です。
s-DSC_0746.jpg
渡来人の王仁博士が仁徳天皇の即位を祝って「難波津(なにわづ)に 咲くやこの花 冬籠り(ふゆごもり) 今は春べと 咲くやこの花」と詠んだ句が刻まれています。江戸時代に日本と朝鮮との友好の使節団・朝鮮通信使が訪れた際に、この和歌をハングルで表し贈ったと伝えられ、石碑にも和文とハングルで刻まれています。

後編に続きます。


彌栄(やえ)神社 その3

大阪市生野区の彌栄神社の続きです。

s-DSC_0703_202103282110038ad.jpg
拝殿の手前、参道右手にある遥拝所です。東方向なので、神宮(伊勢神宮)を遥拝するのでしょう。

遥拝所に向かって右手にある山車(だし)庫です。
s-DSC_0700_2021032821100216f.jpg

拝殿に向かって左手にある社務所です。
s-DSC_0691_20210328211000a83.jpg

境内西側の鳥居です。
s-DSC_0696.jpg

南東へ徒歩約10分の場所に岡御旅所があります。
s-DSC_0753.jpg
仁徳(にんとく)天皇第16代天皇)の的殿(まとどの、弓を練習する弓場)の跡と伝えられ、仁徳天皇を祭神とする御館(みたて)神社があり、茨(いばら)の神とよばれていました。1910年に彌栄神社に合祀されています。

岡御旅所です。
s-DSC_0754_202103282110067c5.jpg

鳥居から進むと正面にある社殿です。
s-DSC_0756.jpg
御館神社の本殿があった場所なのでしょう。

社殿に向かって左隣にある祠です。
s-DSC_0758.jpg
何がまつられているかは未確認です・・。岡御旅所は大阪市生野区勝山北4-5-20

<彌栄神社(みえじんじゃ)>大阪市生野区桃谷2-16-22
彌栄神社 facebook
JR桃谷駅北改札口から徒歩約9分


彌栄(やえ)神社 その2

大阪市生野区の彌栄神社の続きです。

s-DSC_0678.jpg
拝殿に向かって右手奥に白玉大明神社・福徳大明神社の鳥居があります。

鳥居から参道を進むと正面にある白玉大明神社です。
s-DSC_0681_20210328105910461.jpg

白玉大明神社です。
s-DSC_0680_2021032810472759a.jpg

参道の途中、右手にある福徳大明神社です。
s-DSC_0685.jpg

福徳大明神社に向かって左手にある櫛名毘売大神(くしなだひめおおかみ)社です。
s-DSC_0682_20210328104728002.jpg

拝殿に向かって右手にある絵馬殿です。
s-DSC_0702_20210328104736cef.jpg

手水舎の近くにある神馬です。
s-DSC_0692_20210328104731948.jpg

神馬に向かって右手にある味原池(あぢはらいけ)碑です。
s-DSC_0693_202103281047338d2.jpg
味原池は奈良時代に造られたため池で、大正時代に埋められたと伝えられています。大阪市天王寺区味原本町付近にあり、石碑によると、埋めたたた土地を市に売却した際に、売却金の一部を彌栄神社に奉納し村人の繁栄を願ったと記されています。池跡には彌栄神社味原御旅所があります。

境内にはこんなものも。
s-DSC_0697.jpg
ピザ窯です。ピザを焼きながら交流を深めてほしいと作られたもので、20歳以上の代表責任者がいれば、予約して利用することが可能です。

その3に続きます。


彌栄(やえ)神社 その1

大阪市生野区の彌栄神社へ、行ってきました。

s-DSC_0668.jpg
創建の詳細は不明ですが、文禄年間(1593~1596年)に熊野大社(島根県松江市)より分霊を勧請したと伝えられています。牛頭天王(ごずてんのう)社と称していましたが、1872年に現社名に改称しています。大阪府神社庁では、「やえじんじゃ」と登録されていますが、「やえいじんじゃ」ともよばれています。写真は表参道の鳥居です。

鳥居を入ると注連柱(しめばしら)があります。
s-DSC_0669.jpg

注連柱から参道を進むと左手に手水舎があります。
s-DSC_0670.jpg

感染対策で手水の利用は制限されていますが草花が活けられています。
s-DSC_0672_202103261817552f7.jpg

東参道の鳥居です。
s-DSC_0708_20210326181803583.jpg

東参道の手水舎です。
s-DSC_0704.jpg

こちらの手水鉢は花手水!
s-DSC_0706_2021032618180123a.jpg

表参道の正面にある拝殿です。
s-DSC_0699_2021032618175850e.jpg

拝殿奥には中門・幣殿(へいでん)・本殿が続きます。
s-DSC_0676_20210326181757637.jpg
祭神は、素戔嗚命(すさのおのみこと)と仁徳(にんとく)天皇(第16代天皇)です。

その2に続きます。


和かふぇ&ダイニング 茶美 SAVVY(さゔぃ)

大阪市西区の「和かふぇ&ダイニング 茶美 SAVVY」へ、行ってきました。

s-DSC_0599_2021032518025784f.jpg
雑居ビルの地下にある隠れ家的な飲食店です。

店内の様子です。
s-DSC_0601.jpg
L字型のカウンター席です。

すてきな茶器が置かれています。
s-DSC_0621_202103251803117de.jpg

茶釜もあります。
s-DSC_0622.jpg

それもそのはず!なんと店内奥には茶室が設けられています。
s-DSC_0612.jpg
茶道教室や三味線教室が行われているそうです。

すてきな雰囲気の中でさっそく。大阪府交野市の山野酒造。
s-DSC_0607.jpg
片野桜(かたのさくら)純米吟醸 寒しぼり原酒
<データー>純米吟醸原酒、精米歩合55%、アルコール分17度

奈良市の今西清兵衛(いまにしせいべえ)商店。
s-DSC_0605_20210325180300780.jpg
春鹿(はるしか)立春朝搾り 純米吟醸 生原酒
<データー>純米吟醸生原酒、山田錦、精米歩合55%、アルコール分17度

トイレは路地の先に!
s-DSC_0611.jpg
ビルの地下というのを忘れそうです。

三重県鈴鹿市の清水清三郎(しみずせいざぶろう)商店。
s-DSC_0614.jpg
作(ざく)恵乃智(めぐみのとも)純米吟醸
<データー>純米吟醸酒、精米歩合60%、アルコール分15度

運よく三味線教室先生の生演奏!
s-DSC_0617.jpg

奈良県五條市の五條酒造で締め。
s-DSC_0620_20210325180309683.jpg
五神(ごしん)純米 生しぼり原酒
<データー>純米生原酒、精米歩合70%、アルコール分17~18度

<和かふぇ&ダイニング 茶美 SAVVY(さゔぃ)>大阪市西区新町1-24-8マッセノース四ツ橋B1F
和かふぇ&ダイニング 茶美 SAVVY facebook
大阪メトロ四ツ橋駅2番出口から徒歩約3分


住吉神社(野里) その3

大阪市西淀川区野里の住吉神社の続きです。

s-DSC_1124.jpg
拝殿に向かって左手にある事平神社です。

金刀比羅神社に向かって左隣に五座相殿(ござ あいどの)社があります。
s-DSC_1127.jpg

五座相殿社です。
s-DSC_1128.jpg
草祖神(くさおやかみ)・天満大神(菅原道真)・春日大神・八幡大神・八百万大神(やおよろずおおかみ)の5柱が相殿(2柱以上の神を一緒にまつる事)されています。

五座相殿社に向かって左手にある勝雄木稲荷(かつおぎいなり)社です。
s-DSC_1129.jpg

勝雄木稲荷社に向かって左手に月頼稲荷(つきよりいなり)社があります。
s-DSC_1103.jpg
境内には稲荷社が3社あります。

月頼稲荷社です。
s-DSC_1104.jpg

鳥居の近く、参道右手にある「野里の渡し」の石碑です。
s-DSC_1094.jpg
かつては境内の東は淀川水系旧中津川に面し、大阪と尼崎を結ぶ大和田街道に渡しが設けられていたそうです。(境内のやや北側辺り)1876年に木製の槲(かしわ)橋が架けられ役目を終え、その後、1889年に新淀川の改修工事が完成して中津川は埋められ、1906年頃に槲橋は無くなったようです。

境内東側は堤防の遺溝が残っています。
s-DSC_1140.jpg

参道の途中、右手にある建物です。
s-DSC_1106.jpg
参集殿でしょうか(未確認・・)

参道途中、右手にある社務所です。
s-DSC_1101.jpg

境内の東側にある鳥居です。
s-DSC_1141.jpg

<住吉神社(すみよしじんじゃ)>大阪市西淀川区野里1-15-12
JR塚本駅・阪神姫島駅から徒歩約11分


住吉神社(野里) その2

大阪市西淀川区野里の住吉神社の続きです。

s-DSC_1109.jpg
拝殿の手前、右手に源次郎稲荷社があります。

源次郎稲荷社です。
s-DSC_1110.jpg

源次郎稲荷社に向かって左手にある遥拝所です。
s-DSC_1112.jpg
東の方向なので神宮(伊勢神宮)を遥拝するのでしょう。

拝殿に向かって右手に淀川戎神社があります。
s-DSC_1114.jpg

淀川戎神社です。
s-DSC_1115.jpg

淀川戎神社の本殿です。
s-DSC_1116.jpg
事代主命(ことしろぬしのみこと)・大国主命(おおくにぬしのみこと)をまつっています。

淀川戎神社に向かって左手奥に乙女塚があります。
s-DSC_1119.jpg
毎年2/20に「一夜官女祭(いちやかんにょさい)」という人身御供の伝承を伝える珍しい祭り(神事)が行われています。昔、この里は風水害と疫病が相次ぎ、村人は乙女を神に捧げる生贄えの神事を行っていました。7年目の神事の際、通りかかった武者修行中の武士・岩見重太郎が、「神は人を救うもので人を犠牲にするものではない」と述べ、乙女の身代わりに生贄えになります。翌朝、武士の姿はなく、大きな狒々(ひひ、猿を大きくした妖怪)が絶命し、この後、村は安泰の日々を送るようになったといわれています。

乙女塚に向かって左手には地車(だんじり)庫が並びます。
s-DSC_1121.jpg
毎年7/31・8/1に夏祭りが行われ、太鼓や地車などの曳行が行われています。

その3に続きます。


住吉神社(野里) その1

大阪市西淀川区野里の住吉神社へ、行ってきました。

s-DSC_1093.jpg
1382年に室町幕府3代将軍・足利義満が先勝祈願で創建したと伝えられています。住吉大神宮と称していましたが、明治になり現社名に改称しています。野里住吉神社ともよばれています。

鳥居から参道を進むと右手にある神馬像です。
s-DSC_1097.jpg

さらに参道を進むと左手に手水舎があります。
s-DSC_1100.jpg

手水舎の脇にある力石です。
s-DSC_1099.jpg
力試しや鍛錬に用いられたのでしょう。

手水舎から参道を進むと注連柱(しめばしら)があります。
s-DSC_1102.jpg

さらに進むと太鼓橋があり、奥に拝殿が見えます。
s-DSC_1107.jpg

参道正面にある拝殿です。
s-DSC_1131.jpg
1965年に改築されたものです。

拝殿の奥には、幣殿(へいでん)・本殿が続きます。
s-DSC_1122.jpg
祭神は、住吉三神(底筒男命(そこつつのおのみこと)・中筒男命(なかつつのおのみこと)・表筒男命(うはつつのおのみこと))と息長帯比売命(おきながたらしひめのみこと=神功(じんぐう皇后、第14代仲哀(ちゅうあい)天皇の皇后)です。

その2に続きます。


鼻川(はなかわ)神社

大阪市西淀川区の鼻川神社へ、行ってきました。

s-DSC_1073.jpg
創建の詳細は不明ですが、かつては淀川水系旧中津川口の三角州に集落があり、神功(じんぐう)皇后(仲哀(ちゅうあい)天皇(第14代天皇)の皇后)がこの地に立ち寄り、地名が無いのを聞き地形が鼻のように突き出していたことから鼻川と名付け、これを記念して堂宇を建て、神功皇后をまつったといわれています。1897年に淀川改修で河川敷になることから当地に移転、1910年に近隣の姫島(ひめじま)神社(大阪市西淀川区)に合祀されますが、1924年に復興しています。

鳥居から参道を進むと左手に手水舎があります。
s-DSC_1074.jpg

参道を進むと神橋・注連柱があり、奥に拝殿が見えます。
s-DSC_1087.jpg

参道正面にある拝殿です。
s-DSC_1077.jpg

拝殿の奥には幣殿(へいでん)・本殿が続きます。
s-DSC_1085.jpg
祭神は、神功皇后と素盞嗚尊(すさのおのみこと)です。

拝殿に向かって左手奥に鼻川稲荷神社があります。
s-DSC_1079.jpg
石鳥居があったと思われますが、損壊しています・・。

鼻川稲荷神社です。
s-DSC_1082.jpg

拝殿に向かって右手にあるご神木です。
s-DSC_1086.jpg

拝殿に向かって左手に西成大橋の親柱があります。
s-DSC_1078.jpg
1909年に新淀川の開削が完成し、その時に架けられた橋です。現在は新しく淀川大橋が架けられています。

西成大橋の親柱の後方右手にある石像です。
s-DSC_1084.jpg
詳細は不明です・・。

参道の途中右手にある社務所です。
s-DSC_1088_20210322113751c6e.jpg

北へ徒歩約10分の場所にある御旅所です。
s-DSC_1070.jpg

<鼻川神社(はなかわじんじゃ)>大阪市西淀川区花川2-1-12
阪神姫島駅から徒歩約12分、JR塚本駅西口から徒歩約13分


濱田屋(はまだや)

神戸市東灘区の濱田屋へ、行ってきました。

s-DSC_0561_20210320223122270.jpg
神戸地元酒保存会協力店になっている酒販店で、灘酒を中心にこだわりの酒を販売しています。店内には「濱田アルコール研究所」(飲食部)があり、店内で販売されている酒・肴を持ち込んで研究(飲食)することができます。

あらかじめ予約していた肴とビールでスタート。
s-DSC_0562_20210320223124f2b.jpg
肴はこのボリュームで1,000円(税込)。

神戸市東灘区の泉酒造。
s-DSC_0563_20210502215035a3e.jpg
仙介(せんすけ)特別純米 無濾過生酒原酒
<データー>特別純米生原酒、五百万石・山田錦、精米歩合65%、アルコール分16度

兵庫県明石市の太陽酒造。
s-DSC_0566_202103202231270a8.jpg
太陽(たいよう)生酛 純米生原酒 無濾過
<データー>純米生原酒、野条穂、精米歩合60%、アルコール分19度
※野条穂は山田穂から系統分離・奈良穂の変異種などの説がある酒造好適米。2001年に復活。祝のルーツとされる米。

神戸市東灘区の神戸酒心館(こうべしゅしんかん)。
s-DSC_0568_20210320223129c75.jpg
壱(いち)生酛 純米 生酒
<データー>純米生酒、兵庫夢錦、精米歩合70%、アルコール分18度

<濱田屋(はまだや)>神戸市東灘区魚崎南町4-15-13
濱田屋 公式ページ
阪神魚崎駅から徒歩約5分、六甲ライナー魚崎駅から徒歩約6分


酒蔵訪問 小山本家酒造 灘浜福鶴蔵(なだはまふくつるくら)

神戸市東灘区の「小山本家酒造 灘浜福鶴蔵」へ、行ってきました。

s-DSC_0528.jpg
1957年に福鶴酒造として創業、2013年に小山本家酒造(さいたま市、1808年創業)と合併して、小山本家酒造 灘浜福鶴蔵に社名変更しています。代表銘柄は「浜福鶴(はまふくつる)」・「空蔵(くぞう)」です。

1996年に建築された浜福鶴吟醸工房です。
s-DSC_0530.jpg
1995年の阪神淡路大震災で木造蔵が全壊し、酒造りの全工程を公開する四季醸造蔵として再建されたものです。酒蔵の様子はこちら→小山本家酒造灘浜福鶴蔵 過去記事

入口脇には菰樽が置かれています。
s-DSC_0532.jpg

入口には杉玉が吊るされています。
s-DSC_0531.jpg

ショップが併設されています。
s-DSC_0552_20210320113400c81.jpg

試飲コーナーでは名物案内人の宮脇米治さんが元気に応対!
s-DSC_0534_20210320111905970.jpg
宮脇米治さんは、福鶴酒造から数えて2代目の杜氏で、引退後も吟醸工房の案内やショップに立ち続けています。80歳を軽く越えています!口癖は「酒蔵に来て酒を飲まんというのは、どういうこっちゃ?」

宮脇米治さんにちなんで命名・販売された酒を特別に試飲。
s-DSC_0544.jpg
写真上より
米治(よねじ)大吟醸 生
<データー>大吟醸生酒、精米歩合50%、アルコール分17度
米治 純米吟醸 生
<データー>純米吟醸生酒、精米歩合60%、アルコール分17度

続いて。
s-DSC_0540.jpg
写真左より
空蔵 純米吟醸 生原酒 山田錦
<データー>純米吟醸生原酒、山田錦、精米歩合60%、アルコール分17度
浜福鶴 限定しぼりたて 純米大吟醸 原酒
<データー>純米大吟醸生原酒、精米歩合45%、アルコール分16度
浜福鶴 仕込一號 大吟醸酒 無濾過生原酒
<データー>大吟醸生原酒、精米歩合50%、アルコール分17度

有料試飲コーナーで限定酒を。
s-DSC_0550.jpg
浜福鶴 期間限定酒」※内容は定期的に替わります
<データー>純米大吟醸生原酒、雄町、精米歩合45%、アルコール分17度

<小山本家酒造 灘浜福鶴蔵(こやまほんけしゅぞう なだはまふくつるくら)>神戸市東灘区魚崎南町4-4-6
小山本家酒造 灘浜福鶴蔵 公式ページ
阪神魚崎駅または六甲ライナー南魚崎駅から徒歩約10分 


酒蔵訪問 菊正宗(きくまさむね)酒造

神戸市東灘区の菊正宗酒造へ、行ってきました。

s-DSC02375_202103191018308a1.jpg
1659年創業で、代表銘柄は「菊正宗」・「百黙(ひゃくもく)」です。

菊正宗酒造記念館の入口付近の様子です。
s-DSC_0516.jpg
創業家・本嘉納家本宅屋敷内にあった酒蔵(1659年建築)を移築し、1960年にオープンしています。1995年の阪神淡路大震災で倒壊し、1999年に全面建て替えで復興しましたが、倒壊前の柱や梁を随所に使っています。展示室では、昭和初期まで実際に使われていた酒造用具を使って酒造りの工程を紹介しています。

入口脇に置かれている菰樽です。
s-DSC_0515.jpg

ショップを併設しています。
s-DSC_0518.jpg

無料の試飲コーナーがあります、この日の試飲は新酒。
s-DSC_0519.jpg
菊正宗 本醸造 生酛 新酒 しぼりたて
<データー>本醸造酒、精米歩合70%、アルコール分16度

自動販売機で有料試飲もできます。
s-DSC_0521.jpg
2杯の試飲と猪口のスターターセットは500円。次回以降、猪口を持参すると試飲は1杯150円です。(価格は税込み)

さっそく。
s-DSC_0525_20210319101827b21.jpg
菊正宗 純米大吟醸 山田錦
<データー>純米大吟醸酒、山田錦、精米歩合40%、アルコール分16度

もう1杯。試飲したのは写真左。
s-DSC_0522_202103191018260e3.jpg
菊正宗 シェリー樽貯蔵 大吟醸
<データー>大吟醸酒、精米歩合50%、アルコール分17度

復元された水車精米小屋近くでは椿が咲いています。
s-DSC_0527.jpg

<菊正宗酒造(きくまさむねしゅぞう>酒造記念館:神戸市東灘区魚崎西町1-9-1 本社:神戸市東灘区御影本町1-7-15
菊正宗酒造 公式ページ
菊正宗酒造記念館へは、六甲ライナー南魚崎駅から徒歩約3分、または阪神魚崎駅から徒歩約10分


酒蔵訪問 白鶴(はくつる)酒造

神戸市東灘区の白鶴酒造へ、行ってきました。

s-DSC_0504_20210318100556ddb.jpg
1743年創業で、代表銘柄は「白鶴」です。写真中央左の建物が本店二号蔵、看板のある建物が本店三号蔵です。他に旭蔵でも醸造を行っています。

入口には、試飲を行っているとの看板が!
s-DSC_0503.jpg

白鶴酒造資料館です。
s-DSC_0506_202103181005572e2.jpg
大正初期建築で1969年まで醸造を行っていた本店一号蔵を整備して1982年に開館しています。

入口脇には菰樽が積み上げられています。
s-DSC_0507_2021031810055935a.jpg

入口上部には杉玉が吊るされ、注連縄が張られています。
s-DSC_0508_202103181006017c3.jpg
白鶴酒造資料館では、昔の酒造道具や人形を使ってて醸造工程が紹介されています。

さっそく直営店限定酒を試飲。
s-DSC_0510.jpg
写真左より
白鶴 蔵酒 特別純米酒 原酒
<データー>特別純米生原酒、山田錦、精米歩合70%、アルコール分17度
※試飲は生原酒ですが、販売されているのは火入酒です。
白鶴 御影郷 本醸造 辛口
<データー>本醸造酒、白鶴錦、精米歩合70%、アルコール分15~16度

有料試飲で「別鶴(べっかく)」の飲み比べ!
s-DSC_0512.jpg
写真左より
別鶴 木漏れ日のムシメガネ
<データー>純米酒、白鶴錦、精米歩合70%、アルコール分11~12度
別鶴 陽だまりのシュノーケル
<データー>純米酒、白鶴錦、精米歩合78%、アルコール分12~13度
別鶴 黄昏のテレスコープ
<データー>純米酒、白鶴錦、精米歩合70%、アルコール分12~13度

<白鶴酒造(はくつるしゅぞう)>神戸市東灘区住吉南町4-5-5
白鶴酒造 公式ページ
阪神住吉駅から徒歩約8分


酒蔵訪問 神戸酒心館(こうべしゅしんかん)

神戸市東灘区の神戸酒心館へ、行ってきました。

s-DSC_0490.jpg
1751年創業で、代表銘柄は「福寿(ふくじゅ)」です。1995年の阪神淡路大震災までは福寿酒造でしたが、震災で全ての木造蔵が倒壊、1996年に神戸市東灘区魚崎南町にあった豊澤酒造(1932年創業)とともに神戸酒心館を設立し、1997年にオープンしています。

入口の長屋門には杉玉が吊るされ、注連縄が張られています。
s-DSC_0491_20210317060455452.jpg

長屋門を入ると正面にある福寿蔵です。
s-DSC_0492.jpg
現在、蔵内の見学は感染拡大防止のため実施されていません。

ショップのある東明(とうみょう)蔵の入口脇には菰樽が置かれています。
s-DSC_0493_20210317060458f78.jpg

東明蔵に入った正面にも菰樽が置かれています。
s-DSC_0496_20210317060501770.jpg

東明蔵の様子です。
s-DSC_0495.jpg
日本人がノーベル賞を受賞すると晩餐会で日本酒が提供され、その酒に選ばれているのが「福寿 純米吟醸」です。

蔵直採り(くらじかどり)生酒の量り売りコーナーもあります。
s-DSC_0497_20210317060502777.jpg

セルフで試飲ができるようになっています。
s-DSC_0498_20210317060504116.jpg

今回試飲した酒です。
s-DSC_0502_20210317060505716.jpg
写真左より
福寿 大吟醸
<データー>大吟醸酒、山田錦、精米歩合50%、アルコール分15度
福寿 純米酒 にごり生酒
<データー>純米生酒、精米歩合70%、アルコール分17度

<神戸酒心館(こうべしゅしんかん)>神戸市東灘区御影塚町1-8-17
神戸酒心館 公式ページ
阪神石屋川駅から徒歩約10分


十一代目又四郎

神戸市東灘区の十一代目又四郎へ、行ってきました。

s-DSC_0483_202103161032575cd.jpg
創業1751年で「大黒正宗(だいこくまさむね)」を醸す安福又四郎商店の直売所です。安福又四郎商店は2013年に老朽化のため酒蔵を解体し、現在は白鶴酒造(神戸市東灘区)の二号蔵で醸造を行っています。

以前あった酒蔵の様子です。
P6080082_convert_20130619000237_202103161041497ab.jpg

当時の直売所です。
P7240082_convert_20130803134701_20210316104150e16.jpg
貨物鉄道のコンテナを利用して直売所が作られていました。

現在の直売所の様子です。
s-DSC_0481_202103161032545cd.jpg

特別に試飲を。
s-DSC_0482.jpg
写真左より
大黒正宗 純米大吟醸
<データー>純米大吟醸酒、兵庫錦、精米歩合50%、アルコール分16度
大黒正宗 純米吟醸 しぼりたて
<データー>純米吟醸酒、兵庫夢錦、精米歩合60%、アルコール分17度
大黒正宗 純米吟醸
<データー>純米吟醸酒、兵庫夢錦、精米歩合60%、アルコール分15度

「大黒正宗」のお祭り男こと池田光雄営業部長がお見送り。
s-DSC_0485.jpg
ありがとうございます。ごちそうさまです。

<十一代目又四郎(じゅういちだいめまたしろう)>神戸市東灘区御影塚町1-5-23
十一代目又四郎 公式ページ
阪神石屋川駅から徒歩約13分


住吉神社(大和田)

大阪市西淀川区大和田の住吉神社へ、行ってきました。

s-DSC_0074.jpg
創建の詳細は不明ですが、神功(じんぐう)皇后(仲哀(ちゅうあい)天皇(第14代天皇)の皇后)が三韓征伐(新羅征伐)から帰還される折に大和田の浦に船を寄せたされ、1320年に住吉四神を勧請したと伝えられています。大和田住吉神社ともよばれています。

鳥居から参道を進むと左手に手水舎があります。
s-DSC_0079.jpg

さらに参道を進むと注連柱(しめばしら)があり、奥に拝殿が見えます。
s-DSC_0100_2021031420042664f.jpg

参道正面にある拝殿です。
s-DSC_0096_20210314200424598.jpg

拝殿奥には、幣殿(へいでん)・本殿が続きます。
s-DSC_0085.jpg
祭神は、住吉三神(底筒男命(そこつつのおのみこと)・中筒男命(なかつつのおのみこと)・表筒男命(うはつつのおのみこと))と気長足姫尊(おきながたらしひめのみこと=神功皇后)です。

拝殿に向かって左手から奥に進むと金比羅神社があります。
s-DSC_0092_20210314212837539.jpg

金比羅神社です。
s-DSC_0090.jpg

手水舎の近くにある稲荷神社です。
s-DSC_0081_20210314212834805.jpg

拝殿に向かって右手奥にある遥拝所です。
s-DSC_0088_202103142128346ec.jpg
方向から見て神宮(伊勢神宮)遥拝所でしょう。

鳥居近くに、万葉歌碑とご神木の楠跡の石碑があります。
s-DSC_0078.jpg
万葉歌碑には「濱きよく うらうるはしみ 神代より 千船の泊つる 大和田乃浦(浜)」(詠み人知らず)と刻まれています。

参道右手にある判官松(ほうがんまつ)之跡の石碑です。
s-DSC_0098_202103142139094e4.jpg
源義経(九郎判官)が平家追討の際にこの地で陣を張り、住吉大明神に海上安全の祈願をし1本の松の苗を手植えしたと伝えられています。「判官の松」は樹容壮麗となり北摂の名勝として知られていましたが、1877年に落雷で焼失しています。

判官松之跡の石碑に向かって左隣にある新千船橋の親柱です。
s-DSC_0083_20210314213905c6b.jpg
初代心斎橋の鉄橋が1928年に転用されて新千船橋として大和田川に架けられ、1971年に撤去されています。

参道の左手にある社務所です。
s-DSC_0094.jpg

<住吉神社(すみよしじんじゃ、大和田住吉神社)>大阪市西淀川区大和田5-20-20
阪神千船駅2番出口から徒歩約8分


三社(さんしゃ)神社

大阪市西淀川区の三社神社へ、行ってきました。

s-DSC_0057_20210314100615ff2.jpg
創建の詳細は不明ですが、元禄時代(1688~1704年)に新田が開発され、天照大御神(あまてらすおおみかみ)などを勧請したのではと考えられています。大阪府神社庁には登録されていない神社です。すぐ近くには五社神社があります。五社神社の詳細ははこちら→五社神社 過去記事

鳥居です。
s-DSC_0059.jpg

鳥居から参道を進むと左手に手水舎があります。
s-DSC_0065_2021031410061996f.jpg

参道正面にある本殿です。
s-DSC_0073_20210314100625774.jpg
祭神は、天照大御神・住吉大神・金刀比羅神(大物主神)の3柱です。

本殿に向かって左隣に旧鳥居・扁額が置かれています。
s-DSC_0063_20210314100618eef.jpg

参道の途中、右手に稲荷社があります。
s-DSC_0066_202103141006217d0.jpg

稲荷社です。
s-DSC_0070.jpg

境内にある梅の木です。
s-DSC_0071_2021031410062447b.jpg

<三社神社(さんしゃじんじゃ)>大阪市西淀川区中島1-8-5
阪神出来島駅から徒歩約13分


伝 能因法師墳(のういんほうし ふん)

大阪府高槻市の伝 能因法師墳へ、行ってきました。

s-DSC_0452_20210313093241269.jpg

平安時代中期の歌人で、三十六歌仙の1人である能因法師の墓と伝えられています。能因塚ともよばれています。写真右端の顕彰碑は、1650年に高槻藩永井家初代藩主・永井直清によって建てられ、碑文は林羅山が書いたといわれています。

別の角度から見た能因法師墳です。
s-DSC_0458_20210313092559c14.jpg
墳丘の大きさは東西約16m、南北約25m、高さ約1.8mです。能因法師は988年に長門守・橘元愷(たちばなのもとやす)の子として誕生し、当時、和歌の第一人者・藤原長能(ふじわらながたつ)に歌を学んだといわれています。27歳で出家しこの付近に居宅を構え古曽部入道(こそべにゅうどう)とよばれています。

紛糾脇には能因法師の歌碑があります。
s-DSC_0457.jpg
「やまざとの はるの夕ぐれ きてみれば いりあひの鐘に 花ぞちりける」と刻まれています。「山里の春の夕暮れに来てみると、日の入りを告げる鐘の音に山桜の花が散っていたなあ」という意味だそうです。

周辺には能因法師に関する史跡があります。
s-DSC_0446_20210313092553b9e.jpg
文塚です。能因法師が、死期が近づいたのを悟り、自作の和歌の草稿を埋めたと伝えられています。

不老水(ふろうすい)です。
s-DSC_0447.jpg
能因法師が不老不死を願って煎茶に使用したといわれている名水の井戸です。

不老水です。
s-DSC_0449.jpg
水は湧き続けていますが、飲用はできないそうです。

花乃井(はなのい)です。
s-DSC_0460.jpg
能因法師が使用していたと伝わる井戸で、日常生活の水を得ていたと伝えられています。

花乃井です。
s-DSC_0461_20210313092604b44.jpg
現在は枯れてしまっているようですが、山下水(やましたみず)とも呼ばれ、能因法師は「あし引きの 山下水に影みれば 眉しろたへに我老にけり」という歌を詠んでいます。「山の麓を流れる水に映っている影を見ると、私は眉が真っ白になって老いてしまっている」という意味だそうです。

<伝 能因法師墳(でん のういんほうしふん)>大阪府高槻市古曽部町3-665
JR高槻駅北口から徒歩約20分、阪急高槻市駅から徒歩約22分


日吉神社

大阪府高槻市古曽部町の日吉神社へ、行ってきました。

s-DSC_0443.jpg
1573年に武将・荒木村重が織田信長に拝謁した際に芥川城(あくたがわじょう、大阪府高槻市)を攻略した武功を賞されて摂津守に任命され、その際に日吉大社(滋賀県大津市)より分霊を勧請して創建したと伝えられています。

鳥居から参道を進むと石段があります。
s-DSC_0422_20210312105134b68.jpg

けっこう、急な石段です・・。
s-DSC_0425_20210312105135585.jpg

石段を上がり進むと左手に手水舎があります。
s-DSC_0426_20210312105137f2a.jpg

石段を上がり斜め右手にある拝殿です。
s-DSC_0429.jpg

拝殿の後方にある本殿です。
s-DSC_0438_2021031210514316a.jpg
祭神は、大山咋命(おおやまくいのみこと)・天照大神(あまてらすおおみかみ)・住吉大神(すみよしのおおかみ)の3柱です。

本殿に向かって左脇には奉納された菰樽が置かれています。
s-DSC_0440_20210312105146a86.jpg
「菊正宗(きくまさむね)」(神戸市東灘区菊正宗酒造)です。

本殿に向かって右脇にも、奉納された菰樽があります。
s-DSC_0439.jpg
「夢心(ゆめごころ)」(福島県喜多方市夢心酒造)です。「奈良萬(ならまん)」も醸してる蔵です。

拝殿に向かって左手にある弁財天社です。
s-DSC_0431.jpg
弁財天社前には鳥居があったのですが、2018年の台風21号で損壊したそうです。

拝殿の手前、右手にあるご神木です。
s-DSC_0428.jpg

境内から見た風景です。
s-DSC_0442.jpg

拝殿に向かって右手にある社務所です。
s-DSC_0441.jpg

<日吉神社(ひよしじんじゃ)>大阪府高槻市古曽部町3-14-16
日吉神社 公式ページ
JR高槻駅北口から徒歩約19分、阪急高槻市駅から徒歩約22分


上宮天満宮(じょうぐうてんまんぐう) その3

大阪府高槻市の上宮天満宮の続きです。

s-DSC_0338.jpg
拝殿に向かって右手にある皇大(こうたい)神社(皇大神宮)です。天照大御神(あたてらすおおみかみ)をまつっています。

皇大神社裏には椿の木があり多くの花が咲いています。
s-DSC_0337_2021031011325317b.jpg

拝殿の手前、参道左手にある神輿蔵です。
s-DSC_0310_202103101132517da.jpg

神輿蔵に向かって左手にある絵馬堂です。
s-DSC_0303_20210310113245cc9.jpg

絵馬堂内の様子です。
s-DSC_0304.jpg

絵馬堂内の撫で牛です。
s-DSC_0305_20210310113248308.jpg

絵馬堂の左隣にある神具室です。
s-DSC_0302_20210310113244e16.jpg

拝殿の手前、参道右手にある神楽所です。
s-DSC_0309.jpg

参道の途中、右手にある社務所・祭式殿・香梅殿への正門です。
s-DSC_0301.jpg

参道の途中、右手にある授与所です。
s-DSC_0353.jpg

3代目神社猫・モモの還暦記念で作成された「モモおみくじ」です。
s-DSC_0354_20210310113257853.jpg

<上宮天満宮(じょうぐうてんまんぐう)>大阪府高槻市天神町1-15-5
上宮天満宮 公式ページ
JR高槻駅北口から徒歩約12分(拝殿まで)


上宮天満宮(じょうぐうてんまんぐう) その2

大阪府高槻市の上宮天満宮の続きです。

s-DSC_0307.jpg
参道正面にある拝殿です。高槻藩永井家初代藩主・永井直清によって1656年に建築されたものです。中央が通路になている割拝殿です。

拝殿を抜けて進むと本殿拝所があります。
s-DSC_0311.jpg

本殿です。
s-DSC_0328.jpg
1590年に豊臣秀吉が造営したと伝えられた本殿が1996年に放火で焼失し、2002年に再建されたものです。柱・壁・屋根のほとんどの部材は敷地内で採取した竹を使って造られ「竹の本殿」とよばれています。

別の角度から見た本殿です。
s-DSC_0334.jpg
祭神は、武日照命(たけひなてるのみこと)・野見宿禰命(のみのすくねのみこと)・菅原道真命の3柱です。

本殿前には奉納された菰樽が。
s-DSC_0314_2021031010084784b.jpg
旭日(きょくじつ)」(滋賀県愛知郡愛荘町藤居本家)・「白真弓(しろまゆみ)」(岐阜県飛騨市蒲(かば)酒造場)です。

同じく、奉納された菰樽です。
s-DSC_0312_20210310100845eb8.jpg
やんちゃ酒」(岐阜県飛騨市蒲酒造場)です。

本殿手前、左手にある狛犬です。
s-DSC_0316_20210310100848740.jpg
1759年作で高槻市内最古のものです。

本殿に向かって左手奥に四社殿があります。
s-DSC_0318.jpg
写真左より、日吉社・金比羅社・稲荷社・荒神社がまつられています。

四社殿に向かって右手、本殿裏にある守護天神(動物神社)です。
s-DSC_0323.jpg
本殿造営の際に敷地の山林を整備した際に、捨てられたと思われる野良猫が多く住み着いて、猫をはじめ犬・小鳥などペットを守りまつる神社として建立されています。

守護天神に奉納された猫の像です。
s-DSC_0324_20210310100853483.jpg

本殿に向かって右手にある春日社です。
s-DSC_0329_20210310111314d39.jpg

春日社に向かって右手に厳島神社があります。
s-DSC_0332_202103101114486b6.jpg

厳島神社です。
s-DSC_0333_20210310111449880.jpg

その3に続きます。


上宮天満宮(じょうぐうてんまんぐう) その1

大阪府高槻市の上宮天満宮へ、行ってきました。

s-DSC_0276_2021030910143843d.jpg
創建の詳細は不明ですが、太古に武日照命(たけひなてるのみこと)が当地に降臨して鎮座し、994年に菅原道真の霊を鎮めるため大宰府へ赴いた勅使が帰る途中、この地で輿(こし)が動かなくなり、霊意を感じ道真をまつったと伝えられています。写真は一の鳥居です。

石の鳥居から参道を進むと石段があり手前に社標石があります。
s-DSC_0279_20210309101440eea.jpg
石段の上には二の鳥居が見えます。

石段の手前には遥拝所(参拝所)があります。
s-DSC_0280_20210309101441724.jpg
参道はこの先、石段・長い坂道と続くので、気軽に参拝できるよう鎮座されたようです。

石段を上がって二の鳥居付近から見た参道です。
s-DSC_0283_20210309101443ad7.jpg
二の鳥居からは上り坂の参道が続きます。

参道途中には梅が咲いています。
s-DSC_0285.jpg

坂を上がると三柱山門があります。
s-DSC_0357.jpg

三柱山門から参道を進むと右手に野身(のみ)神社があります。
s-DSC_0289_20210309113239a05.jpg
上宮天満宮がある日神山(ひるがみやま=天神山)一帯は弥生人の住居跡で南北に4つの古墳があり、その1つの宿祢塚(すくねづか)に野見宿禰(のみのすくね)をまつっています。

野身神社です。
s-DSC_0291.jpg
野見宿禰は土師(はじ)氏の祖で、菅原道真の先祖とされています。垂仁天皇の命で、当麻蹴速(たいまのけはや)と相撲をとり、腰を踏み折って勝ったとされ、相撲の神になっています。

野身神社の近くにあるご神木です。
s-DSC_0293_2021030911324085d.jpg

さらに参道を進むと右手に手水舎があります。
s-DSC_0295_20210309114858ef6.jpg

手水鉢です。
s-DSC_0296_20210309114859218.jpg

その2に続きます。


伊勢寺(いせじ) 後編

大阪府高槻市の伊勢寺の続きです。

s-DSC_0375.jpg
本堂に向かって右手にある金比羅大権現堂です。1635年に守護神として金刀比羅宮(ことひらぐう、香川県仲多度郡琴平町)から勧請したと伝えられています。

金比羅大権現堂に向かって左手にある筆塚です。
s-DSC_0374_20210308093647c3d.jpg

筆塚に向かって左手にある伊勢(伊勢姫)の歌碑です。
s-DSC_0373.jpg
古今和歌集にある伊勢の歌で、「見る人も なき山里の さくら花 ほかの散りなむ 後(のち)ぞ咲かまし」と刻まれています。「見る人もいないような山里の桜の花は、他の桜の花が散ってしまってから後に咲いてほしいものよ」という意味だそうです。

山門近くにある豐川吒枳尼眞天(とよかわだきにしんてん)堂です。
s-DSC_0385.jpg
通称・豊川稲荷です。

潜り戸(くぐりど)に向かって左手にある地蔵堂です。
s-DSC_0366_2021030809364409c.jpg

地蔵堂に向かって右手奥に進んでいくと伊勢廟堂(びょうどう)への石段があります。
s-DSC_0360_2021030809363698f.jpg

伊勢廟堂です。
s-DSC_0361_2021030809363836f.jpg
1998年再建で、伊勢をまつっています。写真右の石碑は伊勢の顕彰碑で、1651年に高槻藩主永井家初代・永井直清が建てたもので、碑文は林羅山が書いたといわれていますが、風化していてほとんどわからないです・・。

伊勢廟堂内には自然石がご神体としてまつられています。
s-DSC_0362.jpg

伊勢廟堂に向かって左手に進み石段を上がると和田惟政(これまさ)の墓があります。
s-DSC_0363_202103080936419af.jpg
室町幕府13代将軍・足利義輝に仕えた幕臣で、後に織田信長の家臣となり高槻城主になっています。

和田惟政の墓です。
s-DSC_0365_20210308093643a03.jpg
1571年に白井河原(しらいかわら、大阪府茨木市)で織田勢の和田惟政・茨木重朝(いばらきしげとも)連合軍と反織田勢の荒木村重・中川清秀連合軍との間に起った戦い(白井河原の戦い)で戦死しています。

地蔵堂近くにある寺務所です。
s-DSC_0381.jpg

<伊勢寺(いせじ)>大阪府高槻市奥天神町1-1-19
JR高槻駅北口から徒歩約16分


伊勢寺(いせじ) 前編

大阪府高槻市の伊勢寺へ、行ってきました。

s-DSC_0392_20210307101739b68.jpg
三十六歌仙の一人で平安中期の女流歌人・伊勢が晩年を過ごした草庵跡に伊勢の死後、伊勢寺の名で創建されたと伝えられています。

石段の参道を上がると山門があります。
s-DSC_0389.jpg
天正年間(1573~1593年)に高山右近の兵火により焼失し、1615~1643年頃に僧・宗永により再興されています。

山門を入ると正面に中門があります。
s-DSC_0384.jpg
中門は普段は閉じられているようです。

中門に向かって左手に進むと伊勢の歌碑があります。
s-DSC_0383_20210307101734c5d.jpg
百人一首に選ばれている「難波潟 みじかき葦の ふしまにも 逢はでこの世を 過ごしてよとや」(新古今和歌集)と刻まれています。「難波潟の芦の節と節との短さのように、ほんの短い間も逢わずに一生を過ごしてしまえと、あなたは言うのでしょうか」という意味だそうです。

伊勢の歌碑に向かって左手に進むと潜り戸(くぐりど)があります。
s-DSC_0367.jpg

潜り戸付近から見た本堂前の庭園です。
s-DSC_0380.jpg

本堂です。
s-DSC_0379_20210307101731c2d.jpg
本尊は、聖観音菩薩像です。

本堂の扁額です。
s-DSC_0370.jpg

本堂に向かって右隣にある不動堂です。
s-DSC_0377_2021030710172880f.jpg

不動堂の手前にある伊勢桜です。
s-DSC_0378.jpg
桜の季節に訪れてみたいですね・・。

不動堂に向かって右手にある鐘楼です。
s-DSC_0372.jpg

後編に続きます。


乾性寺(けんしょうじ)

大阪府高槻市の乾性寺へ、行ってきました。

s-DSC_0394_20210305173841bb0.jpg
高槻藩2代藩主・土岐定義(ときさだよし)が母の菩提を弔うため土地を寄進し、日蓮宗の僧・乾性院日進(けんしょういんにっしん)が創建したと伝えられています。

山門からの境内の様子です。
s-DSC_0402.jpg

山門脇から境内を見ると見事な梅が!
s-DSC_0397.jpg

境内の梅の木です。
s-DSC_0404.jpg
高槻藩永井家3代藩主・永井直種(ながいなおたね)により植えられたと伝えられ、樹齢約360年の古木です。

山門の正面、梅の木の奥に本堂があります。
s-DSC_0418.jpg

本堂です。
s-DSC_0408.jpg
1982年再建です。本尊は、一塔両尊(いっとうりょうそん、中央に南無妙法蓮華経と書かれた題目宝塔があり、その左右に釈迦如来像・多宝如来像の二仏を配置したもの)です。

本堂の手前、右手に妙見堂があります。
s-DSC_0406_20210305173847f81.jpg
1691年に永井直種が勧請したと伝えられています。現在の建物は1993年再建です。

本堂に向かって右手にある痔神堂です。
s-DSC_0410.jpg
痔病平癒の神がまつられているのでしょう。

痔神堂に向かって右隣にある地蔵堂です。
s-DSC_0411.jpg

境内に咲いているマンサクの花です。
s-DSC_0413.jpg

マンサクの花です。
s-DSC_0416_20210305173854f46.jpg
秋田県横手市日の丸醸造が醸す「まんさくの花」は、「雪国に春を告げてくれる花」から名付けられています。酒は飲んだことがありますが、花は初めて見ました・・。

<乾性寺(けんしょうじ)>大阪府高槻市天神町1-17-17
乾性寺 公式ページ
JR高槻駅北口から徒歩約15分


酒とチーズと自由とENERGY 後編

大阪市北区の「酒とチーズと自由とENERGY」の続きです。

引き続き飲みます。青森県十和田市の鳩正宗。
s-DSC_0774.jpg
鳩正宗(はとまさむね)南部杜氏 佐藤企(さとうたくみ)純米酒 山田錦
<データー>純米酒、山田錦、精米歩合80%、アルコール分15度

神戸市東灘区の安福又四郎商店。
s-DSC_0733_2021030510324219c.jpg
大黒正宗(だいこくまさむね)純米吟醸 しぼりたて 兵庫夢錦
<データー>純米吟醸酒、兵庫夢錦、精米歩合60%、アルコール分17度

岐阜県各務原市の林本店。
s-DSC_0755.jpg
百十郎(ひゃくじゅうろう)純米吟醸 幕開 生原新酒 白炎(びゃくえん)
<データー>純米吟醸生原酒、五百万石、精米歩合60%、アルコール分17度

群馬県利根郡川場村の土田酒造。
s-DSC_0740.jpg
ツチダクラフト 12 生酛仕込み
<データー>特定名称表記無し原酒、精米歩合90%、アルコール分12度

同じく、土田酒造。
s-DSC_0742.jpg
土田(つちだ)はつしぼり 一(いち)2020
<データー>特定名称表記無し原酒、精米歩合90%、アルコール分14度

さらに土田酒造を飲み比べ。
s-DSC_0769.jpg
写真左より
土田 研究醸造 05
<データー>特定名称表記無し原酒、美山錦、精米歩合90%、アルコール分16度
土田 研究醸造 07
<データー>特定名称表記無し原酒、雄町、精米歩合90%、アルコール分15度
土田 研究醸造 09
<データー>特定名称表記無し原酒、愛山、精米歩合90%、アルコール分16度

燗酒もセルフで楽しむことができます。
s-DSC_0738.jpg

三重県伊賀市の森喜酒造場を燗酒で。
s-DSC_0736.jpg
RIE STYLE 山廃特別純米酒
<データー>特別純米酒、伊勢錦、精米歩合60%、アルコール分15度

福島県郡山市の仁井田本家(にいだほんけ)を燗酒で。
s-DSC_0732.jpg
にいだしぜんしゅ 生酛 めろん 3.33
<データー>特定名称表記無し、精米歩合60%、アルコール分16.5度

和歌山県有田郡有田川町の高垣酒造を燗酒で。
s-DSC_0761.jpg
龍神丸(りゅうじんまる)純米生原酒60
<データー>純米生原酒、五百万石、精米歩合60%、アルコール分18度

締めも燗酒で。長野県佐久市の伴野(ともの)酒造。
s-DSC_0763.jpg
Beau Michelle(ボー ミッシェル)
<データー>特定名称表記無し、アルコール分9度

<酒とチーズと自由とENERGY>大阪市北区天神橋5-5-28 CIELBLUE 2F
酒とチーズと自由とENERGY facebook
阪急・大阪メトロ天神橋筋六丁目駅12番出口から徒歩約3分、JR天満駅から徒歩約6分


酒とチーズと自由とENERGY 前編

大阪市北区の「酒とチーズと自由とENERGY」へ、行ってきました。

s-DSC_0722.jpg
時間制の日本酒飲み放題店で、フードは持ち込み制です。

約50種類の日本酒が飲み比べ自由です。
s-DSC_0723_20210303230449178.jpg
見ていると、やる気(飲む気)が満々に!

新聞紙に包まれたコレから。愛知県愛西市の山忠本家(やまちゅうほんけ)酒造。
s-DSC_0724.jpg
義侠(ぎきょう)純米生原酒 滓がらみ 五百万石
<データー>純米生原酒、五百万石、精米歩合60%、アルコール分16~17度

同じく、山忠本家酒造。
s-DSC_0754.jpg
義侠 縁(えにし)特別純米酒 兵庫県東条産特A地区山田錦
<データー>特別純米酒、山田錦、精米歩合60%、アルコール分15~16度

栃木県さくら市のせんきんを飲み比べ、1本目。
s-DSC_0747.jpg
仙禽(せんきん)初槽(はつふね)あらばしり しぼりたて新酒 生酒
<データー>特定名称表記無し生原酒、山田錦、精米歩合60%、アルコール分15度

せんきん、2本目。
s-DSC_0745.jpg
仙禽 初槽 なかどり しぼりたて新酒 生酒
<データー>特定名称表記無し生原酒、山田錦、精米歩合60%、アルコール分15度

せんきん、3本目。
s-DSC_0749.jpg
仙禽 初槽 せめ しぼりたて新酒 生酒
<データー>特定名称表記無し生原酒、山田錦、精米歩合60%、アルコール分15度

三重県名張市の木屋正(きやしょう)酒造。
s-DSC_0728.jpg
而今(じこん)特別純米 にごりざけ生
<データー>特別純米生酒、五百万石・山田錦、精米歩合60%、アルコール分16度

静岡市の英君酒造。
s-DSC_0726.jpg
英君(えいくん)純米にごり生酒 スプラッシュ
<データー>純米生酒、五百万石・コシヒカリ、精米歩合60%、アルコール分16度

福島県喜多方市の夢心(ゆめごころ)酒造。
s-DSC_0767.jpg
奈良萬(ならまん)純米生酒 おりがらみ
<データー>純米生原酒、五百万石、精米歩合55%、アルコール分17度

大分県杵築市の中野酒造。
s-DSC_0765.jpg
ちえびじん LOVE PINK~ピンク色の誘惑~
<データー>純米酒、ひのひかり、精米歩合70%、アルコール分12度

チューハイで休憩。高知市の濵川商店。
s-DSC_0776.jpg
美丈夫(びじょうぶ)蔵ハイ 瀬戸内レモン
<データー>リキュール、アルコール分25度(チューハイの素)

後編に続きます。


西迎院(さいこういん)

奈良県吉野郡下市町の西迎寺へ、行ってきました。

s-DSC_0539.jpg
1397年に浄土宗の僧・聖冏(しょうげい)が開基し、吉野地方の浄土念仏の根本道場になっています。聖冏は伝通院(でんづういん=小石川伝通院、東京都文京区)を開いたことでも知られています。

石段を上がると山門があります。
s-DSC_0553.jpg
門前に「別時念佛道場 大和二十五霊場(法然上人大和二十五霊場)」の標石があり、第4番の札所になっているようです。

山門を入ると左手に手水舎があります。
s-DSC_0552.jpg

手水舎の近くにある鐘楼です。
s-DSC_0542.jpg

山門付近から見た境内の様子です。
s-DSC_0543.jpg

参道正面にある本堂です。
s-DSC_0551.jpg
1809年再建です。本尊は阿弥陀如坐像です。

山門を入って右手にある祠です。
s-DSC_0549.jpg
何がまつられているかは未確認です・・。

本堂の手前、参道左手にある庫裏・客殿です。
s-DSC_0548.jpg

山門へ上がる石段の左手にまつられている水長大明神(写真中央)です。
s-DSC_0534.jpg
稲荷社のようですが詳細は不明です。両脇には石仏や地蔵をまつる堂があります。

<西迎院(さいこういん)>奈良県吉野郡下市町下市564-1
近鉄下市口駅から徒歩約12分


八幡神社 その3

奈良県吉野郡下市町の八幡神社の続きです。

s-DSC_0598.jpg
拝殿に向かって右手には境内社が並んでいます。

拝殿の右隣に城山神社があります。
s-DSC_0599.jpg
秋津氏が検非違使(けびいし)としてこの地に赴任して居城を構え、825年に2柱の神を鎮守としてをまつったといわれています。

城山神社です。
s-DSC_0605_20210302103715b18.jpg
写真左の社に火産霊神(ほむすびのかみ)、写真右の社に市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)をまつっています。

城山神社に向かって右隣にある杉箸(すぎはし)神社があります。
s-DSC_0608_20210302103716803.jpg
吉野では江戸時代に酒樽の製造が盛んに行われ、割り箸は樽材を取った端材を利用して作られたといわれています。1949年に日本で初めて箸をご神体として創建された神社で、1988年に近隣よりこの地に遷座しています。毎年8/4の箸の日に未完の割り箸を炊き上げる祭典が行われています。

杉箸神社に向かって右手には末社が8社並んでいます。
s-DSC_0609_20210302103718090.jpg
写真左から天照皇大神(あまてらすすめおおかみ)社・春日神社・住吉神社・八坂神社・猿田彦神社・金毘羅神社・菅原神社・稲荷神社です。

拝殿に向かって左手に遥拝所があります。
s-DSC_0620.jpg
遥拝する方向が北向きなので橿原神宮または京都御所の遥拝所でしょうか(未確認)

拝殿へ上がる石段の左手にある社務所です。
s-DSC_0587.jpg

参道左手にある下市区自治会館です。
s-DSC_0582.jpg

鳥居へ向かう石段の手前には地蔵尊がまつられています。
s-DSC_0630.jpg

<八幡神社(はちまんじんじゃ)>奈良県吉野郡下市町下市488
近鉄下市口駅から徒歩約20分、近鉄下市口駅から奈良交通バス2系統洞川温泉行・8系統岩森(下市温泉)行で下市今在家バス停下車徒歩約3分