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酒蔵訪問 北善(きたぜん)商店 後編

福井県南条郡南越前町の北善商店へ、行ってきました。

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蔵内の様子です。酒造りの道具類が整頓されて置かれています。

瓶を洗う洗瓶機です。
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酒を瓶に詰める瓶詰機です。
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母屋の裏手(東)にまわって見た蔵の様子です。
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北東側から見た蔵の様子です。
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母屋の玄関を入るとショップがあります。
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通い徳利が展示されています。
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通い徳利は、瓶が普及する以前、酒を量り売りで詰めていた徳利です。酒屋が貸し出したため、酒銘や酒屋名・地名・番号などが書かれています。

古文書が展示されています。
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福井藩が発行した藩札を金・銀に両替する御札場を1730年から北村善六家が行っていたそうです。

有料試飲があります。(1杯200円(税込))
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聖乃御代(ひじりのみよ)」生原酒
<データー>本醸造生原酒、五百万石、精米歩合65%、アルコール分17.5度

お土産に購入。
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聖乃御代 しぼりたて 一番蔵出し 生原酒
<データー>本醸造生原酒、五百万石、精米歩合65%、アルコール分17.5度

もう1本、リキュールをお土産に。
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越前吊柿酒(えちぜんつるしがきリキュール)
<データー>リキュール、アルコール分12.5度

<北善商店(きたぜんしょうてん)>福井県南条郡南越前町今庄81-3
北善商店 公式ページ
JR今庄駅から徒歩約3分


酒蔵訪問 北善(きたぜん)商店 前編

福井県南条郡南越前町の北善商店へ、行ってきました。

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1716年創業で。代表銘柄は「聖乃御代(ひじりのみよ)」です。

母屋です。
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聖乃御代」は、戦後に京都の高僧が「平和の時代」の願いを込めて命名したそうです。

玄関先には杉玉が吊るされています。
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母屋に向かって右手の門を入って蔵に向かいます。
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蔵への途中にある中庭です。事前に連絡すれば蔵見学が可能です。

釜場です。
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米を蒸す甑(こしき)です。

蒸した米を冷ます放冷機です。
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仕込室です。
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2018年から一般の人が醸造作業の体験ができる「杜氏体験」を行っているそうです。

醪(もろみ)を搾る圧搾機(あっさくき)です。
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醪を酒と酒粕に分ける機械です。

貯蔵室です。
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後編に続きます。


酒蔵訪問 堀口(ほりぐち)酒造

福井県南条郡南越前町の堀口酒造へ、行ってきました。

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1619年創業で、代表銘柄は「鳴り瓢(なりひさご)」です。

母屋です。
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店頭で販売は行っているようですが、残念ながら、この日はお休み。

玄関です。
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鳴り瓢」は、福井の歌人・橘暁覧(たちばなあけみ)の歌「とくとくと たりくる酒の 鳴り瓢 うれしき音を さするものかな」より命名したそうです。

母屋に向かって右手にある倉庫です。
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普通酒・本醸造酒はタンクで1年以上、上位ランクの酒は5年以上熟成させてから販売しているそうです。

JR今庄駅構内にある観光案所兼売店で購入した酒です。
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鳴り瓢 金印
<データー>普通酒、アルコール分15~16度

<堀口酒造(ほりぐちしゅぞう)>福井県南条郡南越前町今庄76-1-2
JR今庄駅から徒歩約4分


酒蔵訪問 畠山(はたけやま)酒造

福井県南条郡南越前町の畠山酒造へ、行ってきました。

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1835年創業で、代表銘柄は「百貴船(ももきぶね)」・「雪きらら(ゆききらら)」です。

母屋です。
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格子が素敵な町屋です。

玄関先には杉玉が吊るされています。
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玄関を入ると、土間・板間で販売を行っています。
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豪雪時の写真が飾られています。
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この辺りは福井県でも有数の豪雪地で、2011年には244㎝の積雪を記録したそうです。

土間に置かれていた菰樽です。
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母屋の裏手(北東)にまわって見た蔵の様子です。
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お土産に購入。
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雪きらら 智慧の水(ちえのみず)純米大吟醸 無濾過原酒
<データー>純米大吟醸原酒、五百万石、精米歩合40%、アルコール分17~18度

<畠山酒造(はたけやましゅぞう)>福井県南条郡南越前町今庄109-14
畠山酒造 公式ページ
JR今庄駅から徒歩約6分


酒蔵訪問 白駒(はくこま)酒造

福井県南条郡南越前町の白駒酒造へ、行ってきました。

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1697年に京藤家(きょうとうけ)が徳川将軍奉行所より「古代酒鑑札」を交付され醸造を開始しています。代表銘柄は「白駒」です。

母屋玄関です。
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地元の方の話では、数年前に蔵元杜氏が他界され、現在、醸造は行っていないとのこと。

玄関上の軒先の看板です。
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昔は京藤本家だったのですね。

別の角度から見た母屋です。
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母屋に向かって右手に石造りの蔵が見えます。
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母屋の裏手(東)にまわって北側から見た蔵の様子です。
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石造りの門柱にある看板です。
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西側から見た蔵の様子です。
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別の角度から見た蔵です。
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立派な蔵が残っているので、醸造の復活を祈っています。

<白駒酒造(はくこましゅぞう)>福井県南条郡南越前町今庄82-24
JR今庄駅から徒歩約6分


日本酒バル コトノハ 後編

大阪市天王寺区の「日本酒バル コトノハ」の続きです。

引き続き飲みます。愛知県江南市の勲碧酒造。
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勲碧(くんぺき)純米酒 美し稲穂 旭(あさひ)無濾過生原酒
<データー>純米生原酒、旭、精米歩合65%、アルコール分17度
※旭は五百万石や美山錦のルーツともいわれている米

富山県下新川郡朝日町の林酒造場。
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「林(はやし)純米吟醸 山田錦
<データー>純米吟醸酒、山田錦、精米歩合55%、アルコール分16度

壁にはこんなパネルが。
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日本酒の辛口って、難しいですね・・。

秋田市の秋田醸造。
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ゆきの美人(ゆきのびじん)純米吟醸 愛山 6号酵母
<データー>純米吟醸酒、愛山、精米歩合55%、アルコール分16度

岡山県美作市の田中酒造場。
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山王(さんのう)純米酒 雄町米の酒
<データー>純米酒、雄町、精米歩合60%、アルコール分17度

新潟県加茂市の加茂錦酒造。
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加茂錦(かもにしき)荷札酒(にふだざけ)黄水仙(きすいせん)
<データー>純米大吟醸原酒、雄町・他、精米歩合50%、アルコール分13度

三重県三重郡川越町の早川酒造部。
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朝(あさつ)天一滄溟(てんいちそうめい)神の穂
<データー>特定名称表記無し原酒、神の穂、精米歩合60%、アルコール分17度

宮城県栗原市の萩野(はぎの)酒造で締め。
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日輪田(ひわだ)山廃純米酒
<データー>純米酒、五百万石、精米歩合60%、アルコール分15度

<日本酒バル コトノハ>大阪市天王寺区玉造元町3-34 2F
JR玉造駅北口から徒歩約1分、大阪メトロ玉造駅5番出口から徒歩約2分


日本酒バル コトノハ 前編

大阪市天王寺区の「日本酒バル コトノハ」へ、行ってきました。

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2019年2月にオープンした日本酒バルです。

杉玉と暖簾がいい感じ。
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階段を上がった2階がお店。
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酒瓶を使った照明も素敵です。
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店内の様子です。
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メインは、立ち飲みカウンター。ご夫婦で営まれていて、奥さまは唎酒師の資格をお持ちだとか。

奥にはテーブル席もあります。
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この日はテーブル席で。

山口県岩国市の酒井酒造。「五橋(ごきょう)」を醸す蔵です。
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THIS IS 純米酒 黒蝶統の会(くろあげはとうのかい)特別仕込み
<データー>純米酒、日本晴・山田錦、精米歩合60%、アルコール分14度
※黒蝶統の会は本格焼酎を愛する地酒酒販店で構成された会

福井県鯖江市の加藤吉兵衛商店。
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梵(ぼん)純米大吟醸 五百万石 無濾過生原酒
<データー>純米大吟醸生原酒、五百万石、精米歩合50%、アルコール分16度

後編に続きます。


酒屋へちかん

大阪市生野区の「酒屋へちかん」へ、行ってきました。

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日本酒のみを取り扱う酒販店です。

店内にある冷蔵ガラスケースには日本酒がぎっしり!
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金曜日と土曜日の19時からは店内で立ち飲みを行っています。
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缶詰や袋入りのおつまみもあります。
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缶詰は湯煎してもらえます。

岐阜県美濃市の小坂酒造場。
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百春(ひゃくしゅん)SUMMER BREEZE 純米吟醸 直汲 #12
<データー>純米吟醸生原酒、美濃錦、精米歩合60%、アルコール分16.5度

奈良県御所市の油長(ゆうちょう)酒造。
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風の森(かぜのもり)ALPHA2-K 笊籬(いかき)採り発売12周年記念酒
<データー>純米大吟醸生原酒、秋津穂、精米歩合22%、アルコール分16度

店内ではレコードでBGMが。
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長野県飯山市の角口(かどぐち)酒造店。
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北光正宗(ほっこうまさむね)夏の純米吟醸
<データー>純米吟醸酒、山恵錦、精米歩合59%、アルコール分15度

岩手県北上市の喜久盛酒造。酵母違いを飲み比べ。
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写真左より
タクシードライバー 純米原酒 仕込みゴ號(使用酵母 ゆうこの想い)
<データー>純米生原酒、かけはし、精米歩合55%、アルコール分17度
タクシードライバー 純米原酒 仕込みナナ號(使用酵母 きょうかい7号)
<データー>純米生原酒、かけはし、精米歩合55%、アルコール分17度

燗酒もできます。
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山口県周南市の中島屋酒造場。
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カネナカ 生酛純米 山田錦 五年熟成
<データー>純米酒、山田錦、精米歩合60%、アルコール分16度

滋賀県近江八幡市の西勝酒造を燗酒で。
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湖東富貴(ことぶき)純米 HEART LAND
<データー>純米酒、精米歩合55%、アルコール分15~16度

同じく西勝酒造の貴醸酒で締め。
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湖東富貴 オールド
<データー>貴醸酒、精米歩合65%、アルコール分17~18度

<酒屋へちかん>大阪市生野区中川2-1-3ライオンズマンション今里1F
酒屋へちかん facebook
大阪メトロ今里駅4番出口から徒歩約13分、近鉄今里駅から徒歩約14分


平和酒店(へいわさけてん)

和歌山市の平和酒店へ、行ってきました。

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2020年6月にオープンした「キーノ和歌山」の2階にある平和酒造(和歌山県海南市)のアンテナショップです。

平和酒造の代表銘柄「紀土-KID-(きっど)」が並んでいます。
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平和酒造は1928年創業です。

見ているだけでも楽しいです!
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蔵の方が店頭で応対しているので、いろんな話を聞くことも可能です。

もちろん、冷蔵ガラスケース内には酒類がズラリ!
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スタンディングバーも併設されています。
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物販は11~20時、バーは13~21時の営業です。

あまりにも暑かったので、クラフトビールを。
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平和酒造は2014年からビールの醸造に挑戦し、2016年に商品化しています。

平和クラフト ペールエール
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限定酒。
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紀土-KID- 純米大吟醸 Shibata's be cool
<データー>純米大吟醸酒、山田錦、精米歩合50%、アルコール分16度

お土産に購入。私は苦みが強いIPA好き。
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平和クラフト IPA(インディアペールエール)

カップ酒もお土産に。
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紀土-KID- 純米酒
<データー>純米酒、山田錦・五百万石・他、精米歩合60%、アルコール分15度

<平和酒店(へいわさけてん)>和歌山市東蔵前丁39 キーノ和歌山2F
平和酒造 公式ページ
南海・JR和歌山市駅直結


酒蔵訪問 祝砲(しゅくほう)酒造

和歌山市の祝砲酒造へ、行ってきました。

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1885年創業で、代表銘柄は「祝砲」・「紀州魁(きしゅうさきがけ)」です。

祝蔵(いわいぐら)です
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2018年の台風被害で外壁や屋根がいたるところで剥がれていましたが、きれいに復旧されています。

祝蔵の玄関です。
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ショップが併設されています。

ショップの様子です。
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酒のほか、猪口や徳利などのグッズも販売しています。

昔使っていた酒造りの道具が展示されています。
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木桶を使って菰樽も展示されています。
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試飲もできます。
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紀州魁 大吟醸
<データー>大吟醸酒、山田錦、精米歩合35%、アルコール分16~17度

無料の試飲のほか、有料の3種類の飲み比べセットもあります。
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紀州魁 純米酒
<データー>純米酒、精米歩合65%、アルコール分15~16度

ショットグラスでの有料試飲も可能だそうです。
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祝砲 金紋
<データー>普通酒、アルコール分15度

お土産に購入。(試飲2種類目と同じものです)
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紀州魁 純米酒
<データー>純米酒、精米歩合65%、アルコール分15~16度

<祝砲酒造(しゅくほうしゅぞう)>和歌山市田中町2-20
祝砲酒造 公式ページ
JR・わかやま電鐵和歌山駅から徒歩約10分


酒蔵訪問 名手(なて)酒造店

和歌山県海南市の名手酒造店へ、行ってきました

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1866年創業で、代表銘柄は「黒牛(くろうし)」・「一掴(ひとつかみ)」・「菊御代(きくみよ)」です。

一般の蔵見学は行っていませんが、ショップ・黒牛茶屋があります。
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ショップの入口です。
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店内の様子です。
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酒のほか、猪口・グラス・前掛けなどのグッズも販売しています。

ショーケースには販売している酒の見本が並んでいます。
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ショップの奥にお休み処「黒牛茶屋」があります。
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純米酒は1杯(約60ml)100円(税込)~。
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3種類を飲み比べ。
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おまけで梅酒をサービスしてもらいました。

1種類目。
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黒牛 純米大吟醸
<データー>純米大吟醸酒、山田錦、精米歩合38%、アルコール分16.5度

2種類目。
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黒牛 純米吟醸 雄町 2018BY
<データー>純米吟醸酒、雄町、精米歩合50%、アルコール分16.5度

3種類目。
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黒牛 純米酒 生酒 原酒
<データー>純米生原酒、五百万石・山田錦、精米歩合60%、アルコール分18~19度

純米酒の原酒をベースにした梅酒をお土産に購入。
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黒牛仕立て とろ~り とろとろ梅酒
<データー>リキュール、アルコール分10度

<名手酒造店(なてしゅぞうてん)>和歌山県海南市黒江846
名手酒造店 公式ページ
JR黒江駅から徒歩約13分


伊勢部柿本(いせべかきもと)神社 後編

和歌山県海南市の伊勢部柿本神社の続きです。

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拝殿へ向かう石段の途中、左手にある神楽殿です。

神楽殿の近くに戎神社への参道(石段)があります。
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拝殿から境内社、戎神社を巡拝して一巡できるようになっています。

石段の先にある戎神社です。
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戎神社に向かって右手にある相殿社です。
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向かって左から山王神社・稲荷神社です。

手水舎に向かって左手に石段があり、奥に祓戸神社があります。
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祓戸神社です。
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写真手前は水占の庭(みうらのにわ)で、そこから湧き出す百練神水(ひゃくれんのしみず)で水占いができるようになっています。

手水舎に向かって右手にある斎館です。
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神職などが神事を行う前に身を清める建物です。

手水舎の手前、左手にある参集殿です。
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1階は儀式殿・授与所で、2階は集会室になっているそうです。

<伊勢部柿本神社(いせべかきもとじんじゃ)>和歌山県海南市日方600
伊勢部柿本神社 公式ページ
JR海南駅東口から徒歩約10分


伊勢部柿本(いせべかきもと)神社 前編

和歌山県海南市の伊勢部柿本神社へ、行ってきました。

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崇神(すじん)天皇(第10代天皇)の時代に皇女・豊鍬入姫命(とよすきいりひめのみこと)が、天照大御神(あまてらすおおみかみ)の鎮座地を探した際に、「吉備国名方濱宮(きびのくになかたのはまのみや)」に4年間まつられたと「倭姫命世記(やまのみことせいき)」にあり、吉備国名方濱宮は現在のJR海南駅の東にあったと考えられています。伊勢神宮(三重県伊勢市)に遷座する以前にまつられた伝承を持つ「元伊勢(もといせ)」の1つです。写真は鳥居へ続く宮前通です。

宮前通を進むと鳥居があります。
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吉備国名方濱宮は海浜で津波の恐れがあったので、いつのころからか現在地へ遷座し、壮麗な社殿がありましたが、1585年に豊臣秀吉による紀州征伐で喪失、1605年に再興されています。

鳥居から参道を進むと、風鈴がいっぱい!
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毎年7月下旬または8月上旬から中旬まで、紀州漆器の技術により作られた「かいなん夢風鈴」が飾られているようです。(以前は「かいなん夢風鈴まつり」が海南市内の10神社などで実施されていましたが2017年夏で終了しています)

風鈴の飾られた参道を進むと左手に手水舎があります。
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手水舎からは石段が続きます。
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いったん石段が途切れますが、さらに石段があり先に拝殿が見えます。
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ようやく拝殿に到着。
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主祭神は、天照大御神で、素戔嗚尊(すさのおのみこと)・熊野久須毘命(くまのくすびのみこと)・市杵嶋姫命(いちきしまひめのみこと)を相殿しています。主祭神と相殿神を総称して、伊勢部柿本大神(いせべかきもとのおおかみ)としています。

拝殿に向かって右手にある神饌所です。
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拝殿に向かって左手に末社へ向かう石段があります。
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石段の先にある若宮八幡宮です。
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若宮八幡宮に向かって左隣に相殿社があります。
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向かって左から住吉神社・秋葉神社・金毘羅神社・妙見神社です。

後編に続きます。


酒蔵訪問 中野BC 後編

和歌山県海南市の中野BCの続きです。

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ショップの奥にある「長久BAR」です。

木桶を活用したテーブルが並んでいます。
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イベントが行われる場所なのですが、ひっそりと・・。

清酒の醸造工程が映像で紹介されます。
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続いて梅酒の製造工程も。
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ショップで「梅酒漬け込み体験」を。
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事前に予約すれば参加できます。

瓶や蓋をアルコールで洗浄。
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梅の実は冷凍したものを使用して、ヘタを竹串で丁寧に取り除きます。

瓶に梅の実・氷砂糖を入れます。
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フジシロ ホワイトリカー」を注いで、あっけなく終了!
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必要な材料が適量あらかじめ準備されているので簡単!

持ち帰った梅酒です。
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1日1回瓶を数回ひっくり返して中身が均一になるよう混ぜるだけ。6か月位で梅の実を取り出し、梅酒は別の容器に移して熟成させればさらにおいしくなるそうです。来年の夏まで飲むのは待ってみることにします。

お土産に購入。
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富士白(ふじしろ)レモンチュウハイの素
<データー>リキュール、アルコール分25度

<中野BC(なかのびーしー)>和歌山県海南市藤白758-45
中野BC 公式ページ
JR海南駅西口から徒歩約20分


酒蔵訪問 中野BC 前編

和歌山県海南市の中野BCへ、行ってきました。

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1932年に中野醤油店として醤油の製造を始め、1958年から清酒の製造を始めています。2002年に梅果汁製造や紀州ワインを扱うグループ会社と合併し、中野BCに社名変更しています。BCは「Biochemical Creation」の略です。代表銘柄は「長久(ちょうきゅう)」・「紀伊国屋文左衛門(きのくにやぶんざえもん)」です。

入口に置かれている木桶です。
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「日本庭園のある酒蔵」です。

日本庭園の入口の門です。
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事前に予約すれば見学が可能です。

池があり、奥に酒蔵が見えます。
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池の島にはアオサギが!
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別の角度から見た酒蔵(清酒貯蔵庫)です。
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池の奥に見える平屋の家屋は長久邸で、大広間があります。

見学コースの途中には滝もあります。
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値打ちがありそうな石も置かれています。
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中野邸です。
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お住まいですので邸内へは入ることはできません。

通路を通って、奥へ進むとショップなどがあります。
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後編に続きます。


藤白(ふじしろ)神社 その4

和歌山県海南市の藤白神社の続きです。

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参道の途中、左手に白い土塀があり、中に「聖皇三代重石(せいこうさんだいおもいし)」があります。

「聖皇三代重石」です。
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宇多(うだ)上皇(=第59代天皇)・花山(かざん)上皇(=第65代天皇)・白河(しらかわ)上皇(=第72代天皇)が熊野御幸(くまのごこう、上皇の外出(天皇の外出は行幸))を行ったのを記念して建てられた塔です。

「聖皇三代重石」の近くにある後鳥羽院御歌塚です。
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1201年に後鳥羽上皇(=第82代天皇)が熊野御幸の際に催された藤白王子和歌会の熊野懐紙がおさめられているそうです。

手水舎の近くにある芭蕉翁藤塚です。
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松尾芭蕉の句に「藤の実は俳諧にせん花の跡」があり、その前書に「彼の藤白み坂といひけん花は宗祇のむかしに匂ひて」と記されているそうです。

小守楠神社の近くにある儀式殿です。
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境内東側の鳥居です。
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境内東側の鳥居から東に進むと鈴木屋敷があります。
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藤白神社の神官を務めた藤白鈴木氏の屋敷跡です。藤白鈴木氏は、平安時代に初代の鈴木基行に始まりますが、1942年に鈴木重吉が病気で急死し断絶しています。全国に200万人がいるとされる鈴木姓の発祥の地とされています。鈴木姓の人が授与所に申し出ると、「藤白鈴木家系譜」がいただけるとか。

現在の鈴木屋敷跡です。
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老朽化が進み復元工事が行われています。

復元工事中の屋敷(写真左)です。
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2021年末完成を目指しているようです。

屋敷内の庭園です。
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庭園も併せて復元工事が行われるようです。現在、ふるさと納税制度で寄付集めを行っています。

<藤白神社(ふじしろじんじゃ)>和歌山県海南市藤白466
藤白神社 公式ページ
JR海南駅西口から徒歩約20分


藤白(ふじしろ)神社 その3

和歌山県海南市の藤白神社の続きです。

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巳神社に向かって左手に末社が覆屋の中に並んでいます。

覆屋の内部、向かって最も右手にある祇園神社です。
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祇園神社に向かって左隣には木製の神馬がいます。
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神馬の奥にある祠です。
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何がまつられているかは未確認です。

神馬に向かって左手にある秋葉神社です。
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秋葉神社に向かって左手にある住吉神社です。
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住吉神社に向かって左隣にある塩竈神社です。
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参道の途中、左手に湧水「宮水 紫の水」があります。
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地元の酒醸造に利用されているとのことなので、中野BC(和歌山県海南市)でしょうか。

その4に続きます。


藤白(ふじしろ)神社 その2

和歌山県海南市の藤白神社の続きです。

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参道の途中右手に石鳥居があり、進んだ先に有間皇子(ありまのみこ)神社があります。有間皇子は孝徳(こうとく)天皇(第36代天皇)の皇子ですが、658年に斉明(さいめい)天皇(第37代天皇=35代皇極(こうぎょく)天皇)と中大兄皇子(なかのおおえのおうじ=後の天智天皇(第38代天皇)への謀反計画が発覚し、近隣の藤白坂で処刑されています。享年19歳。

有間皇子神社です。
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有間皇子の霊を慰めようと、地元の有志によって1981年に創建されたものです。毎年11月に有間皇子祭りが行われています。

有間皇子神社近くにある万葉歌碑です。
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「藤白の み坂を越ゆと 白たへの わが衣手は 濡れにけるかも」(作者不詳)と刻まれています。

徒歩約5分の藤白坂にある有間皇子の墓です。
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有間皇子の墓に向かって左隣にある万葉歌碑です。
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「家にあれば笥(け)に盛る飯(いい)を草枕(くさまくら)旅にしあれば椎(しい)の葉に盛る」と刻まれています。有間皇子が護送途中に詠んだ歌で、「家にいると食器に盛って食べるご飯を、今は旅の途中なので椎の葉に盛っていります」という意味だそうです。

藤白坂にある丁石地蔵(ちょうせきじぞう)です。
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1700年初め頃に藤白坂の距離を明確にするとともに、道中の安全を祈願して1丁(1町、約110m)ごと、計17体が安置されています。(現存4体、他は復元、藤白坂の丁石地蔵は当時のもの)

拝殿に向かって左手にある恵比寿神社です。
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恵比須神社に向かって左手にある巳神社です。
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巳神社の手前、左手に円座石(わらうだいし)があります。
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亀石ともいわれています。この石に酒を飲ませて祈願すれば、酒嫌いになるといわれ、深酒を心配して健康を祈る家族の姿が見られるそうです。私にとっては・・・。

その3に続きます。


藤白(ふじしろ)神社 その1

和歌山県海南市の藤白神社へ、行ってきました。

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創建年代は不詳ですが、景行(けいこう)天皇(第12代天皇)の代(4世紀頃)に創建したと伝えられています。写真は一の鳥居です。

一の鳥居から進むと二の鳥居があります。
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二の鳥居を入ると左手に手水舎があります。
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鳥居から参道を進むと正面に授与所があります。
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割拝殿のような感じで、元は拝殿だったのかも知れません(未確認)。

授与所の奥にある拝殿です。
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拝殿の奥にある本殿です。
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祭神は、饒速日命(にぎはやひのみこと)です。

本殿には奉納された菰樽が置かれています。
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紀伊国屋文左衛門(きのくにやぶんざえもん)」・「長久(ちょうきゅう)」(いずれも和歌山県海南市中野BC)です。

拝殿に向かって右手に藤白王子権現本堂があります。
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藤白王子(ふじしろおうじ)は熊野古道沿いの九十九王子(くじゅうくおうじ)の中でも特に格式の高い五体王子(ごたいおうじ)の1つです。(他に切目王子(きりめおうじ、和歌山県日高郡印南町)・稲葉根王子(いなばねおうじ、和歌山県西牟婁郡上富田町)・滝尻王子(たきじりおうじ、和歌山県田辺市)・発心門王子(ほっしんもんおうじ、和歌山県田辺市))堂内には祭神の本地仏とされる熊野坐大神(阿弥陀如来像)・熊野速玉大神(薬師如来像)・熊野夫須美大神(千手観音像)などがまつられています。

参道の途中、左手にある小守楠神社です。
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熊野の神が藤白の大楠に籠る(こもる、小守る)とされ、子どもの神といわれています。生まれた子に「楠」・「藤」・「熊」の名をつけると長命・出世するとされ、粘菌の研究で有名な南方熊楠(みなかたくまぐす)もこの社から名を授かったそうです。

小守楠神社と大楠です。
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別の角度から見た大楠です。
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境内には3か所に分かれて楠の大木が5本あります。

その2に続きます。


酒蔵訪問 島本酒造場

和歌山県海南市の島本酒造場へ、行ってきました。

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1919年創業で、代表銘柄は「御代正宗(みよまさむね)」です。

昔、使っていた木桶が看板のように目を引きます!
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玄関脇には杉玉が吊るされています。
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玄関は熊野街道に面しています。

玄関です。
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残念ながらこの日はお休み・・。
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ガラス戸越しに土間の様子を。

細い路地から裏側に。
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写真左が母屋です。

酒蔵でしょうか(未確認)。
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JR海南駅内にある海南市物産観光センターで販売していた酒。
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御代正宗 多喜娘(たきむすめ)純米吟醸
<データー>純米吟醸酒、山田錦・キヌヒカリ、精米歩合60%、アルコール分15.5度

<島本酒造場(しまもとしゅぞうじょう)>和歌山市海南市藤白54
JR海南駅から徒歩約12分


浅野日本酒店 Umeda

大阪市北区の「浅野日本酒店 Umeda」へ、行ってきました。

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梅田と扇町の間にある純米酒専門の酒販店です。

店内には立ち飲みカウンターがあります。
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昼飲みの方には、お得な「きき酒セット」があります。
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平日18時、土日祝16時までは630円(税別)で酒3種と肴がついています。

この日は、京都市伏見区の増田德兵衞商店のセット。
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写真左より
月の桂(つきのかつら)柳(やなぎ)純米吟醸
<データー>純米吟醸酒、山田錦・兵庫夢錦、精米歩合50%、アルコール分16度
月の桂 塩鯛(しおだい)純米吟醸酒
<データー>純米吟醸生酒、祝、精米歩合50%、アルコール分16度
※塩鯛は、京都出身の落語家・桂塩鯛氏と親しいことからめ名付けた酒。
月の桂 純米酒 旭米
<データー>純米酒、旭4号、精米歩合60%、アルコール分16度

冷蔵ガラスケース内の酒を見ていると次が飲みたくなります!
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京都市左京区の松井酒造。
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五紋神蔵(ごもんかぐら)京春雅(きょうかすが)with アマビエ
<データー>純米大吟醸生原酒、祝、精米歩合50%、アルコール分16度

石川県珠洲市の宗玄酒造。
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宗玄(そうげん)純米 雄町 無濾過生原酒
<データー>純米生原酒、雄町、精米歩合55%、アルコール分17度

滋賀県甲賀市の美冨久(みふく)酒造。
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三連星(さんれんせい)純米吟醸 プロトタイプ KKK-SC13
<データー>純米吟醸原酒、彗星、精米歩合60%、アルコール分17度
※KKK-SC13は滋賀県工業技術総合センターが開発している酒造酵母

新潟県妙高市の鮎正宗(7あゆまさむね)酒造。
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鮎(あゆ)純米吟醸 古酒 原酒
<データー>純米吟醸原酒、五百万石・たかね錦・他、精米歩合50%、アルコール分17度

奈良県北葛城郡広陵町の長龍(ちょうりょう)酒造を燗酒で。
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ふた穂(ふたほ)特別純米酒 雄町 2014年醸造
<データー>特別純米酒、雄町、精米歩合68%、アルコール分15~16度

締めも燗酒で。再び美冨久酒造。
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美冨久 蜩(ひぐらし)期間限定 純米吟醸原酒
<データー>純米吟醸原酒、精米歩合55%、アルコール分17度

<浅野日本酒店 Umeda(あさのにほんしゅてん うめだ)>大阪市北区太融寺町2-17
浅野日本酒店 facebook
大阪メトロ東梅田駅または扇町駅6番出口から徒歩約10分、JR天満駅から徒歩約12分


太融寺(たいゆうじ) その4

大阪市北区の太融寺の続きです。

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本堂に向かって左手奥に白竜明神があります。

白竜明神です。
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縁結びの御利益があるといわれています。

白竜明神に向かって左手にある小堂です。
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向かって左から、豆八大明神・高繁大明神・繁高大明神がまつられています。

小堂に向かって左隣には地蔵がまつられています。
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写真左より、黄金日除地蔵尊・真砂地蔵尊、千成地蔵尊です。

小堂に向かって右手に淀殿の墓があります。
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淀殿は、戦国大名・浅井長政と織田信長の妹・市の子で、豊臣秀吉の側室です。豊臣秀頼を産み、秀吉の死後は秀頼の後見人となりますが、1615年の大坂夏の陣で大阪城は落城、秀頼とともに自害したといわれています。

淀殿の墓です。
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元は大阪城近くにありましたが、1877年に城東練兵場建設のため移されたと伝えられています。元は九重塔でしたが、戦災で破損し六重塔になったそうです。

淀殿の墓の後方にはご神木があります。
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白竜明神に向かって右隣にも五輪塔や地蔵がまつられています。
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白竜明神向かって右手にある永代供養塔です。
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<太融寺(たいゆうじ)>大阪市北区太融寺町3-7
太融寺 公式ページ
大阪メトロ東梅田駅または扇町駅6番出口から徒歩約10分、JR天満駅から徒歩約12分


太融寺(たいゆうじ) その3

大阪市北区の太融寺の続きです。

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南門を入って右手には「九山八海庭(くせんはっかいのにわ)」が広がります。

「九山八海庭」の脇に「国会期成同盟発祥之地」の石碑があります。
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1875年に板垣退助が自由民権運動を展開するため愛国社を結成しますが、板垣が参議になったため自然消滅します。1878年に立志社を中心に愛国社を再興、1880年に太融寺で行われた第4回愛国社で別組織の国会期成同盟が発足、第1回国会期成同盟大会に変更となり、国会開設請願を求めていきます。

「国会期成同盟発祥之地」に向かって右手にはいくつかの塚があります。
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写経塚や放生塚などです。

こんな石碑も。
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第51代横綱の玉の海正洋(まさひろ)は、現役で活躍中に急性虫垂炎を発症、術後の肺血栓が原因で27歳の若さで急逝します。大阪後援会が友情を永遠にするため建立したものです。

「九山八海庭」の東側にある八角堂です。
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2019年建築で、永代供養の位牌をまつっています。

八角堂の北側にある寺務所です。
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本堂に向かって左手には芭蕉句碑があります。
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「白菊の目に立てゝ見る塵もなし」と刻まれています。「白菊の花は目をこらしてみても純白で一つの塵もない」という意味で、松尾芭蕉が1694年に大阪北浜にあった門弟の斯波園女(しばそのめ)宅で詠んだものだだそうです。

南門を入って左手にある本坊です。
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その4に続きます。


太融寺(たいゆうじ) その2

大阪市北区の太融寺の続きです。

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本堂に向かって右手にある客殿です。

客殿ぬ向かって左手にある宝塔です。
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1986年建立です。1層目は護摩堂、2層目は経蔵で、3層目には大日如来がまつられているそうです。

宝塔の1層目にある護摩堂です。
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護摩堂に向かって右隣にある大師堂です。
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大師堂の正面には厄除け弘法大師像があります。
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護摩堂に向かって左隣にある一願堂です。
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一願堂にまつられている不動明王像(一願不動尊)です。
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1954年作です。

一願堂の奥には一願堂奥之院があります。
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滝の奥にある洞窟内には戦前に一願堂にまつられていた不動明王像が安置されています。

奥の院に向かって左手にある榎木稲荷です。
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榎木稲荷に向かって左手には北野辨財天があります。
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その3に続きます。


太融寺(たいゆうじ) その1

大阪市北区の太融寺へ、行ってきました。

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821年に空海(弘法大師)がこの地にあった森で霊木を見つけ、地蔵菩薩像と毘沙門天像を刻んでまつったのが始まりで、翌822年に嵯峨天皇(第52代天皇)が行幸した際に、自身の念持仏であった千手観音像を下賜され、本尊にしたと伝えられています。新西国三十三所第2番、近畿三十六不動尊霊場第6番などの札所になっています。

南門です。
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東西南北に門があり境内へ入ることができます。

西門です。
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西門に向かって右脇に「源融(みなもとのとおる)公之舊趾(旧蹟)」の石碑があります。843年に嵯峨天皇の皇子である源融によって七堂伽藍が建立され、源融の字をあてて太融寺と名付けられています。

北門です。
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東門は現在工事中・・。
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2020年10月頃に完成予定だそうです。

西門を入ると左手にある鐘楼です。
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1973年再建です。

南門を入ると正面にある本堂です。
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本尊は千手観音像です。

千手観音像です。(案内パネルを撮影したものです)
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平安時代作で江戸時代に一部修復されています。秘仏で、毎年1/18のみ開帳されます。

本堂に向かって右手にある供養塔です。
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供養塔の手前にあるマニ車(摩尼車)です。
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大阪十三仏霊場会は釈迦誕生のネパール・パダン市の学校建設援助を行っており、友好のシンボルとしてネパールより贈られたものです。マニ車を時計回りに回転させると、回転させた数だけ経・真言を唱えるのと同じ功徳があるといわれています。

その2に続きます。


蔵元豊祝(ほうしゅく)天王寺Mio店

大阪市天王寺区の「蔵元豊祝 天王寺Mio店」へ、行ってきました。

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1868年創業の奈良豊澤(ならとよさわ)酒造(奈良市)の直営店です。JR天王寺駅中央改札口コンコースを取り囲む「エキうえスタンド」の中にあります。

店内は立ち飲みカウンターのみ。
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3種類を選ぶことができる「セレクト利き酒セット」があります!
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「セレクト利き酒セット」です。
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選んだ3種類の1種類目。天王寺Mio店限定酒。
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豊澤75 純米生原酒
<データー>純米生原酒、精米歩合75%、アルコール分17度

2種類目。
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豊祝 プレミアム特別純米酒 山田錦 無濾過原酒 瓶貯蔵
<データー>特別純米原酒、山田錦、精米歩合60%、アルコール分16度

3種類目。
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豊祝 純米吟醸 山田錦 瓶貯蔵 無濾過原酒
<データー>純米吟醸原酒、山田錦、精米歩合55%、アルコール分16度

肴はいろいろありますが、私はこれを必ず!
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「奈良漬けとチーズの不思議な出会い」

「月夜に呑みたいお酒」をコンセプトにした酒。
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8種類を用意し、この中からお客様の声を聞いて新商品を選ぶそうです。

今回が8種類の酒のラストだとか。もっと早く飲めばよかった・・。
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有明月(ありあけのつき)純米酒
<データー>純米酒、アケボノ、精米歩合70%、アルコール分17度

<蔵元豊祝(くらもと ほうしゅく)天王寺Mio店>大阪市天王寺区悲田院町10-48天王寺ミオプラザ館M2Fエキうえスタンド内
奈良豊澤酒造 公式ページ
JR天王寺駅中央改札口徒歩約1分


蕎麦 鴨 酒 みかど 野田店

大阪市福島区の「蕎麦 鴨 酒 みかど 野田店」へ、行ってきました。

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アイマニア(大阪市北区)が経営し、「鴨」をテーマにした蕎麦店です。

店の入口の様子です。
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店内の様子です。
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お得な立ち呑みカウンターがあります。

夏得(なっとく)フェアが開催されています。
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立ち呑みカウンターでは500円(税別)でいろいろと!

グラスワインは2杯で500円!
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アロモ カルムネール」(チリ産)

紀州鴨ロースたたき。
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日本酒は片口酒器です。
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中身はコレ。兵庫県美方郡香美町の香住鶴酒造。
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香住鶴(かすみつる)生酛 からくち
<データー>普通酒、五百万石、精米歩合68%、アルコール分16度

夏野菜炭火焼盛り。
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会計は500円×4也。(税別)

<蕎麦 鴨 酒 みかど 野田店>大阪市福島区吉野3-1-12
蕎麦 鴨 酒 みかど 野田店 公式ページ
JR野田駅・大阪メトロ玉川駅4番出口から徒歩約1分


わら焼マン 野田店

大阪市福島区の「わら焼マン 野田店」へ、行ってきました。

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土佐伝統料理「わら焼き」にこだわる居酒屋です。

店内の様子です。
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高知の酒を!
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徳利の中身はコレ。高知県安芸郡安田町の土佐鶴酒造。
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土佐鶴(とさつる)辛口純米吟醸酒
<データー>純米吟醸酒、あけぼの・松山三井・他、精米歩合50%、アルコール分15度

「わら焼き」の鰹!
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あら塩とゆずポン酢がついているので、半々で楽しむことができます。

もう1杯!高知県安芸郡田野町の濵川(はまかわ)商店。
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美丈夫(びじょうぶ)特別純米
<データー>特別純米酒、松山三井、精米歩合60%、アルコール分15度

<わら焼マン 野田店>大阪市福島区吉野3-8-3
わら焼きマン 野田店 公式ページ
JR野田駅・大阪メトロ玉川駅4番出口から徒歩約2分


真如寺(しんにょじ)

大阪府高槻市の真如寺へ、行ってきました。

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1528年創建と伝えられていますが、元文(げんぶん)年間(1736~1741年)の芥川氾濫で寺伝等が流出し詳細は不明です。写真は東門です。

芥川の堤防沿いに山門がありますが普段は閉じているそうです。
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東門を入ると正面にある鐘楼です。
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東門を入って鐘楼から右手に進むと本堂が見えます。
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本堂です。
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本尊は阿弥陀如来像です。

本堂の扁額です。
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本堂に向かって左手にある堂です。
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地蔵堂かと思われます(未確認)

本堂手前、右手にある芭蕉句碑です。
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「雲雀(ひばり)鳴く 中の拍子や 雉子(きじ)の声」と刻まれています。「雲雀のさえずりがある春の日、その鳴き声に合の手を入れるように雉子が鋭い声で拍子をつけて鳴いている。のんびりとした春の盛」という意味だそうで、1805年に住職が建立したものです。

境内にあるイチョウの古木です。
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樹齢300年以上と推定されています。

東門を入って右手にある庫裏です。
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<真如寺(しんにょじ)>大阪府高槻市西真上1-19-12
JR高槻駅北口から高槻市営バス51番循環塚脇行き・53番原大橋行き・54番上の口行きなどで真上バス停下車徒歩約8分、JR高槻駅北口から徒歩約23分


安岡寺(あんこうじ) 後編

大阪府高槻市の安岡寺の続きです。

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鐘楼の近くに叶(かのう)観音堂・開山堂への石段があります。

石段を上がって右手にある叶観音堂です。
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堂内には聖観音像が安置されています。様々な願いをかなえてくれると信仰され、叶観音とよばれています。

石段を上がると正面にある開山堂です。
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開山堂に向かって左手から山道を進むと般若塚があるようです。創建した開成(かいじょう)皇子の弟子・開智(かいち)が一字一石の大般若経600巻を書写して安置したといわれている塚です。(今回は断念)

青梅観音堂に向かって左手奥に鎮守の御社とよばれる堂があります。
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神服(かみはとり)大神・蛭子大神・白菊大神・天照大神・大杉大神・熊鷹大神がまつられています。

鎮守の御社に向かって右手奥にある神福龍王大王社です。
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開成皇子が安岡寺を建立した際に、この地に住む神福大龍王の口から霊水が湧き出したといわれ、僧や修行者は口をすすぎ、身を清めて国家安穏五穀豊穣を祈っているそうです。

本堂に向かって右手に護摩を行う広場があります。
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毎年2/1に「大護摩供(おおごまく)」と「火渡り神事」が行われています。希望すれば一般の人でも「火渡り神事」に参加することができるそうです。

広場の奥にまつられている不動明王石像です。
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鐘楼近くにある庭園です。
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本堂に向かって右手にある庫裏・書院です。
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西山門です。
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<安岡寺(あんこうじ)>大阪府高槻市浦堂本町41-1
JR高槻駅北口から高槻市営バス54番上之口行き、または61番中畑回転場行き浦堂バス停下車徒歩約7分