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神津(かみつ)神社 後編

大阪市淀川区の神津神社の続きです。

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参道の途中、右手にある十三戎(とみえびす)神社です。今宮戎神社から分霊を勧請して創建したもので、1956年から十三戎祭が行われているそうです。

十三戎神社の拝殿にある扁額です。
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十三戎神社に向かって右隣にある十三戎祭の笹売場です。
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毎年1/9~1/11に行われる十三戎祭では福笹を授かる方でにぎわいます。

参道を進むと左手にある六社神社です。
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六社神社に向かって右隣にある山之稲荷神社です。
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山之稲荷神社です。
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山之稲荷神社に向かって右隣にある石碑です。
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江戸時代の道標のようです。

拝殿に向かって右隣にある参集殿です。
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鳥居を入って右手にある吉向窯(きっこうかま)です。
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吉向窯は1800年頃に戸田治兵衛が築き将軍家の慶事に器を献上していたそうです。1885年の淀川大洪水で移転しますが、1984年の十三文化祭で再現、その後移築したものです。

参道の途中右手にある社務所です。
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<神津神社(かみつじんじゃ)>大阪市淀川区十三東2-6-39
神津神社 公式ページ
阪急十三駅東口から徒歩約3分


神津(かみつ)神社 前編

大阪市淀川区の神津神社へ、行ってきました。

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創建の詳細は不明ですが、天正年間(1573~1593年)に勧請された八幡神社が始まりと伝えられ、近隣にあった野々宮神社や稲荷神社などを1909年に合祀、1911年に神津神社に改称しています。当時、村の名にもなった神津の名称は神崎川の神と中津川(現・新淀川)の津をとって命名しています。

鳥居付近から見た境内の様子です。
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鳥居を入って進むと左手に手水舎があります。
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手水鉢です。
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水道の蛇口をひねると手水が出てきます。

参道を進むと正面に拝殿があります。
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別の角度から見た拝殿・本殿です。
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祭神は、応神天皇・神功皇后・底筒男命(そこつつのおのみこと)・中筒男命(なかつつのおのみこと)・表筒男命(うわつつのおのみこと)・宇賀御魂神(うかのみたまのかみ)・菅原道真・少彦名神(すくなひこなのかみ)・猿田彦神(さるたひこのかみ)です。

拝殿に向かって左隣に福永稲荷神社があります。
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福永稲荷神社です。
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参道の途中、左手にある祖霊社です。
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後編に続きます。


野々宮稲荷神社

大阪市淀川区の野々宮稲荷神社へ、行ってきました。

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野中福祉会館に隣接して鎮座している小さな神社です。創建の詳細は不明ですが、1907年に神津神社(大阪市淀川区)に合祀されますが、氏子が浄財を集め1938年に再建しています。

鳥居の扁額です。
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「野々宮稲荷大神」と刻まれています。

本殿です。
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祭神は、応神天皇と宇賀御霊神(うかのみたまのかみ)の2柱です。

<野々宮稲荷神社(ののみやいなりじんじゃ)>大阪市淀川区野中南1-12-13
阪急十三駅東口から徒歩約15分


FRE酒(ふれっしゅ)

大阪市淀川区のFRE酒へ、行ってきました。

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2019年4月にオープンした立ち飲み店です。

店内の様子です。
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日本酒は店員の方に告げて、セルフで注ぎます。
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この日は軽く1杯だけ。青森県十和田市の鳩正宗。
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鳩正宗(はとまさむね)White Knight 特別純米酒 限定生原酒
<データー>特別純米生原酒、精米歩合55%、アルコール分17度

<FRE酒(ふれっしゅ)>大阪市淀川区十三本町1-19-1
FRE酒 facebook
阪急十三駅西口から徒歩約8分


和ばる 湊(わばる みなと) 後編

大阪市淀川区の「和ばる 湊」の続きです。

引き続き飲みます。三重県鈴鹿市の清水清三郎(しみずせいざぶろう)商店。
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作(ざく)雅乃智(みやびのとも)純米吟醸
<データー>純米吟醸酒、山田錦、精米歩合50%、アルコール分15度

続いて。
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写真左より
花陽浴(はなあび)純米吟醸 山田錦 おりがらみ」(埼玉県羽生市南陽醸造)
<データー>純米吟醸生酒、山田錦、精米歩合55%、アルコール分16度
貴(たか)濃醇 辛口 純米」(山口県宇部市永山本家酒造場」
<データー>純米酒、山田錦、精米歩合80%、アルコール分15度

どんどんと。
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写真左より
東鶴(あずまつる)Black 純米吟醸 生」(佐賀県多久市東鶴酒造)
<データー>純米吟醸生酒、さがの華、精米歩合55%、アルコール分16度
フモトヰ(ふもとい)純吟雄町 生酒」(山形県酒田市麓井酒造)
<データー>純米吟醸生酒、雄町、精米歩合50%、アルコール分16度

まだまだ。
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写真左より
来福(らいふく)純米吟醸 超辛口+18」(茨城県筑西市来福酒造)
<データー>純米吟醸酒、ひたち錦、精米歩合55%、アルコール分17度
喜久泉(きくいずみ)吟冠(ぎんかん)」(青森市西田酒造店)
<データー>吟醸酒、華吹雪、精米歩合55%、アルコール分16度
※吟冠は「ぎんこうぶり」といい、最高の吟醸酒を意味する言葉

もう少し。
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写真左より
天吹(あまぶき)恋する春の純米大吟醸」(佐賀県三養基郡みやき町天吹酒造)
<データー>純米大吟醸酒、使用米非公開、精米歩合50%、アルコール分16度
阿櫻(あざくら)超旨辛口+10」(秋田県横手市阿櫻酒造)
<データー>特別純米酒、秋田酒こまち、精米歩合60%、アルコール分16度

エンジン全開!
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写真左より
菊姫(きくひめ)先一杯(まずいっぱい)」(石川県白山市菊姫合資会社)
<データー>純米酒、山田錦、精米歩合65%、アルコール分14~15度
甲子(きのえね)春酒 香んばし(かんばし)」(千葉県印旛郡酒々井町飯沼本家) 
<データー>純米大吟醸生原酒、美山錦・山田錦、精米歩合50%、アルコール分16度

締めの一杯。高知市の酔鯨酒造(醸造所は高知県土佐市)。
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酔鯨(すいげい)純米吟醸 高育54号 新酒生酒
<データー>純米吟醸生酒、吟の夢、精米歩合50%、アルコール分17度
※高育(こういく)54号は、山田錦とヒノヒカリを交配した高知県の酒造好適米、2002年に吟の夢として品種登録

<和ばる 湊(わばる みなと>大阪市淀川区十三本町1-2-9 2F
阪急十三駅西口から徒歩約2分


和ばる 湊(わばる みなと) 前編

大阪市淀川区の「和ばる 湊」へ、行ってきました。

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燻製と日本酒をメインにしたバーです。

期間限定で呑み比べ放題(60分2,500円(税込))を行っています。
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入口からは急な階段・・。
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帰る際は、手すりをしっかり持つことを推奨。

店内の様子です。
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カウンター席と2人用の小さなテーブルがあるこじんまりとしたバーです。

呑み比べ放題コースを。
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写真左より
月山(がっさん)智則(とものり)直汲み中取り」(島根県安来市吉田酒造)
<データー>純米吟醸生原酒、佐香錦、精米歩合55%、アルコール分16度
紀土-KID-(きっど)春の薫風(はるのくんぷう)」(和歌山県海南市平和酒造)
<データー>純米吟醸生酒、五百万石、精米歩合55%、アルコール分15度

茨城県日立市の森島酒造。
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森嶋(もりしま)純米大吟醸 雄町 生酒
<データー>純米大吟醸生原酒、雄町、精米歩合50%、アルコール分15度
※今期より「大観(たいかん)」ブランドを「森嶋」に変更しています。

岩手県北上市の喜久盛酒造(醸造所は岩手県花巻市)。
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喜久盛(きくさかり)北上夜曲(きたかみやきょく)純米酒 生酒
<データー>純米生原酒、亀の尾、精米歩合55%、アルコール分15度

後編に続きます。


春日神社 (清水)

大阪府茨木市清水の春日神社へ、行ってきました。

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創建の詳細は不明ですが、781年に大中臣清麻呂(おおなかとみのきよまろ、右大臣)が位を退いてこの辺りに隠居し、祖神・天児屋根命(あめのこやねのみこと)をまつったのが始まりと伝えられています。(鎌倉時代の書「神宮雑例集」では740年)

鳥居に向かって左手に「月の清水跡」の石碑があります。
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清和(せいわ)天皇(第56代天皇)が譲位をして上皇になった時代に、勝尾寺(大阪府箕面市)を訪れ、この辺りで月見の宴を行います。村人が「山の井の清水」という名泉に桃の花を挿して上皇を歓待ししたところ、大変喜ばれ「月の清水」と命名したとと伝えられています。

鳥居からは石段の参道が続きます。
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参道の途中に二の鳥居があります。
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大中臣清麻呂は祖神を2座まつったとされ、ともに須久久(すくく)神社とよばれていました。1655年に当社を春日神社と改称しますが、江戸末期頃には再び須久久神社に改称、近年になり再度、春日神社になっていますが元須久久神社ともよばれています。(もう1座は須久久神社(大阪府茨木市宿久庄))

二の鳥居を入ると右手に手水舎があります。
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手水舎からは、さらに石段が続きます。
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石段を上がり参道を進むと正面に拝殿があります。
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2010年に不審火で社殿を焼失し、2012年に再建されたものです。

拝殿から奥に幣殿(へいでん)・本殿が続きます。
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主祭神は、天児屋根命です。

拝殿に向かって右手にある社務所兼清水老人憩の家です。
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拝殿の手前、左手から坂を上がると、広場があり鳥居があります。
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車で上がってくることができる道があるのかもしれません(未確認)

<春日神社(かすがじんじゃ)>大阪府茨木市清水2-10-1
大阪モノレール豊川駅から徒歩約10分


酒蔵訪問 中尾酒造

大阪府茨木市の中尾酒造へ、行ってきました。

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1869年創業で、代表銘柄は「凡愚(ぼんぐ)」・「艶正宗(つやまさむね)」・「龍泉(りゅうせん)」です。2010年に大阪府茨木市上泉町から現在地へ移転しています。

蔵の入口です。
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入口脇には菰樽が置かれてます。
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入口を入るとショップがあります。
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ショップから見た蔵の様子です。
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さらに奥で、醸造が行われています。
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事前に連絡し、日にちが合えば見学が可能のようです。また、田植えや収穫祭などイベントも行っているそうです。

ショップでは試飲も可能です。
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さっそく。
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凡愚 大吟醸
<データー>大吟醸酒、雄町、精米歩合40%、アルコール分15.6度

続いで。
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艶正宗 旬(しゅん)しぼりたて生酒
<データー>普通酒生酒、アルコール分18~19度

さらに。
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Mishima Omachi 83 Extremely Dry +25
<データー>特定名称表記無し(純米)、雄町、精米歩合83%、アルコール分15~16度

まだまだ。
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凡愚 純米酒
<データー>純米酒、キヌヒカリ、精米歩合60%、アルコール分15.6度

試飲後、お土産に購入した酒。
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龍泉 特別純米酒
<データー>特別純米酒、キヌヒカリ、精米歩合65%、アルコール分15度

<中尾酒造(なかおしゅぞう)>大阪府茨木市宿久庄5-32-12
中尾酒造ブログ
大阪モノレール豊川駅から徒歩約17分


新屋坐天照御魂(にいやにますあまてるみたま)神社(宿久庄)

大阪府茨木市宿久庄(しゅくのしょう)の新屋坐天照御魂神社へ、行ってきました。

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新屋坐天照御魂神社は大阪府茨木市に3社(西福井・西河原・宿久庄)あります。創建の詳細は不明ですが、崇神天皇(第10代天皇)の時代(紀元前97~33年頃)にこの辺りに神が降臨し3座がまつられたと伝えられていますが、西福井から分祀したともいわれています。

鳥居です。
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鳥居から参道を進むと右手に手水舎があります。
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参道正面にある拝殿です。
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拝殿の奥に幣殿(へいでん)・覆屋が続きます。
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本殿は覆屋(おおいや)の中にあるそうです。祭神は、天照皇大神(あまてらすおおみかみ)・天照国照彦火明大神(あまてるくにてるひこほあかりのおおかみ)・天津彦瓊瓊杵大神(あまつひこほのににぎのおおかみ)の3柱です。

拝殿に向かって右手奥に稲荷社があります。
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写真右の社標は元文年間(1736~1741年)に建立されたもののようです。

稲荷社です。
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拝殿に向かって左の境内の様子です。
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<新屋坐天照御魂神社(にいやにますあまてるみたまじんじゃ)>大阪府茨木市宿久庄5-17-1
大阪モノレール豊川駅から徒歩約10分


素佐男神社

神戸市灘区の素佐男神社へ、行ってきました。

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創建の詳細は不明ですが、1500年頃、この辺りは刀鍛冶が多く集まり鍛冶屋村とよばれていましたが、水害が多く、守護神として製鉄技術や治水などの技術を伝え産業振興の神とされる素佐男命(すさのおのみこと)をまつったのが始まりと伝えられています。

鳥居を入って参道を進むと左手に手水舎があります。
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立派な手水鉢です。
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手水舎から参道を進むと拝殿があります。
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拝殿です。
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祭神は、素佐男命です。

拝殿脇には奉納された菰樽が。
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菊正宗(きくまさむね)」(神戸市東灘区菊正宗酒造)、「白鶴(はくつる)」(神戸市東灘区白鶴酒造)です。

拝殿に向かって右手に白玉稲荷神社があります。
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白玉稲荷神社です。
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拝殿に向かって左隣にある社務所です。
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<素佐男神社(すさのおじんじゃ)>神戸市灘区岸地通2-1-8
JR摩耶駅北口から徒歩約8分、阪急王子公園駅東口から徒歩約10分


水(すい)神社

神戸市灘区の水神社へ、行ってきました。

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創建の詳細は不明ですが、田園地帯であったこの辺りで水害が続き大不作となり、稗(ひえ)しか作ることがでfきないことから稗田とよばれ、承応(じょうおう)年間(1652~1655年)に村人が農事の無事を祈り水神をまつったのが始まりと伝えられています。稗田水神社ともよばれています。

鳥居です。
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1995年の阪神淡路大震災で倒壊し、新しく作られたものですが、上部は金属製です。

鳥居の手前、右手にまつられている稗田薬師地蔵尊です。
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鳥居を入って進むと左手にあるご神木です。
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鳥居を入って進み、石段を上がると本殿があります。
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祭神は、罔象女神(みずはのめのかみ)です。

本殿に向かって右手に森本稲荷神社があります。
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森本稲荷神社です。
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本殿の向かって右隣にある社務所です。
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<水神社(すいじんじゃ)>神戸市灘区灘北通5-6-6
JR摩耶駅北口から徒歩約4分、阪急王子公園駅東口・阪神西灘駅から徒歩約8分


猿田彦神社

神戸市灘区の猿田彦神社へ、行ってきました。

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創建の詳細は不明ですが、元禄年間(1688~1704年)に村人が交通の守護神としてまつったと伝えられています。地名をつけて森猿田彦神社ともよばれています。

鳥居を入って右手にある手水鉢です。
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鳥居を入って進むと正面にある拝殿です。
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1945年の戦災の際にも火災から免れたそうです。祭神は、猿田彦大神(さるたひこのおおかみ)です。

拝殿に向かって左手に豊川稲荷神社があります。
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1965年に勧請したそうです。

豊川稲荷神社です。
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豊川稲荷神社に向かって右隣に地蔵尊をまつる祠があります。
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鳥居を入って右手にあるご神木です。
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拝殿に向かって左隣にある社務所です。
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御朱印は、近隣の神社で授与しているそうです。(船寺神社と思われます)

<猿田彦神社(さるたひこじんじゃ)>神戸市灘区灘南通4-3-8
JR摩耶駅南口から徒歩約2分、阪神西灘駅から徒歩約5分


酒蔵訪問 沢の鶴(さわのつる) その4

神戸市灘区の沢の鶴の続きです。

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沢の鶴資料館2階には、昭和初期頃のポスターが電磁されています。

沢の鶴にブランドを譲渡した銘柄のラベルも展示されています。
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甲陽鶴(こうようつる)」は甲陽醸造(兵庫県西宮市)、「世界長(せかいちょう)」は世界長酒造(神戸市東灘区)が醸していた酒でしたが、すでに廃業しています。

同じく、沢の鶴にブランドを譲渡した銘柄のラベルです。
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寿海(じゅかい)」・「百万石(ひゃくまんごく)」は百万石酒造(神戸市灘区)が醸していた酒でしたが、すでに廃業しています。

沢の鶴資料館の西にサワノツル・フーズの建物があります。
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サワノツルフーズの看板の隣に「百万石酒造」の看板が!
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廃業するまでは、この建物内に会社があったのでしょうか。(未確認)

沢の鶴資料館2階から見た瑞宝蔵(ずいほうくら)です。
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沢の鶴資料館2階から階段を降りるとミュージアムショップがあります。
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試飲もできます。
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写真左より
澤之鶴(さわのつる)純米原酒 沢の鶴資料館来館記念限定商品
<データー>純米原酒、精米歩合65%、アルコール分18.5度
沢の鶴 梅酒 長期熟成生酛純米酒仕込み
<データー>リキュール、アルコール分11度

お土産で購入。ヤンマーとの「酒米プロジェクト」から誕生した酒。
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沢の鶴 X02(えっくす ぜろ つー)
<データー>純米大吟醸酒、精米歩合50%、アルコール分15.5度
※約2年の歳月をかけて研究開発を重ねてきた新しい酒米を使用しています。

<沢の鶴(さわのつる)>神戸市灘区新在家南町5-1-2 
沢の鶴 公式ページ
阪神大石駅から徒歩約10分、JR摩耶駅から徒歩約20分


酒蔵訪問 沢の鶴(さわのつる) その3

神戸市灘区の沢の鶴の続きです。

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たくさんの桶が展示されています。「担い桶(にないおけ)」といい、水や酒・醪を入れて天秤棒の両端に担って運ぶ道具です。

「試桶(ためおけ)」です。
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把手(とって)がついている桶で、肩に担いで水や酒・醪を運ぶ道具です。

資料館の2階に展示されている酛卸桶(もとおろしおけ)です。
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酒母造りに使う桶です。

「半切桶(はんぎりおけ)」です。
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蒸米・麹・水を入れ、「酛櫂(もとかい)」という道具で米を摺りつぶしながら攪拌する酛摺りを行います。

酛摺りを行っている様子です。
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酛摺りを行って酒母を造る方法が生酛造り(きもとづくり)です。

麹を造る麹室(こうじむろ)です。
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麹室内の様子です。
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出来た酒を入れて輸送・販売する「酒樽(さかだる)」です。
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江戸時代には酒樽を作る樽職人が専門化して独立していたそうです。現在も酒樽は手作業で作られています。

資料館2階には酒器や樽なども展示されています。
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野立て用の燗器です。これを持って花見をしながら燗酒を楽しんでいたのでしょう!

その4に続きます。


酒蔵訪問 沢の鶴(さわのつる) その2

神戸市灘区の沢の鶴の続きです。

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米を蒸す釜場です。

洗米する酒造道具です。
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小さな桶(踏み桶)の中に米を入れ、足で踏んで洗います。大きな桶(はす桶)は、洗米に使う水を入れておく桶です。

洗米している様子です。
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仕込水に使う宮水を運ぶ「大砲」とよばれる容器です。(写真左)
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昔は馬車で輸送していたそうです。

仕込み桶です。
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醪造りを行う桶です。

醪造りの様子です。
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酒を搾る槽(ふね)です。
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てこの原理を利用して、長い棒の先に石をぶら下げて重しにし、槽に圧力をかけて酒を搾ります。「木槽天秤搾り」といいます。

酒を搾っている様子です。
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杓(しゃく)です。
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用途によって大きさや形が微妙に違います。

その3に続きます。


酒蔵訪問 沢の鶴(さわのつる) その1

神戸市灘区の沢の鶴へ、行ってきました。

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1717年創業で、代表銘柄は「沢の鶴」です。写真は醸造を行っている瑞宝蔵(ずいほうくら)です。一般の瑞宝蔵見学は行っていませんが、毎年3月に蔵開きが開催され、蔵見学会が行われています。(2020年は中止)

沢の鶴資料館です。
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江戸時代末期建築の木造酒蔵を活用して昔の酒蔵を再現していましたが、1995年の阪神淡路大震災で全壊し、1999年に免震システムを施して復興再建しています。入館は無料です。

再建された沢の鶴資料館(木造酒蔵)です。
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資料館の手前、左手にある撥つるべ(はねつるべ)です。
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井戸の水を汲むのに使われていたものです。

資料館入口の右手には大きな酒樽が展示されています。
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資料館入口脇には菰樽が積み上げられています。
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米屋の副業として酒造業を始めたので「※」のマークを掲げています。また、「米にこだわり、米を生かし、米を吟味する」という意味もあるそうです。

入口に吊るされている杉玉と注連縄です。
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資料館に入ると大きな壺などが展示されています。
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大きな壺は垂れ壺(たれつぼ)で、肩部分から下を地面に埋めて、槽(ふね)で搾った酒を受けていました。

昔の槽場(ふなば)の跡です。
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資料館再建の前に行った発掘調査で発見されたものです。穴の開いている部分に垂れ壺が埋められていました。

資料館では昔の酒造道具が展示・解説されています。
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米を精白をする道具です。

昔は棒を足で踏んで米を磨いていました。
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灘五郷では、江戸時代に六甲山からの急流を利用した水車を活用する水車精米を行い、天保年代(1831~1845年)には精米歩合75~65%のものまであったそうです。

その2に続きます。


蔵元豊祝(ほうしゅく)天王寺Mio店

大阪市天王寺区の「蔵元豊祝 天王寺Mio店」へ、行ってきました。

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奈良市の奈良豊澤酒造(ならとよさわしゅぞう、1868年創業)の直営店です。2019年3月にオープンしたJR天王寺駅中央改札口コンコースを取り囲む「エキうえスタンド」の中にあります。

店内はカウンターのみの立ち呑み処。
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蔵元直営なので日本酒が安い!(↓クリックで拡大できます)
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純米酒90ml・260円、120ml・300円~。純米大吟醸酒でも120ml・400円です。きき酒セットは45mlが3種で350円!(価格は税別)

貼り紙に「超希少酒」と書かれていた搾りたての酒を。
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豊祝 純米酒 しぼり華 無濾過生原酒
<データー>純米生原酒、精米歩合60%、アルコール分16度

名物の肴。「奈良漬けとチーズの不思議な出会い」
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なんと、300円(税別)

この日は早めに締め。
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豊祝 純米原酒 別誂 アケボノ K180酵母
<データー>純米原酒、アケボノ、精米歩合70%、アルコール分17度

<蔵元豊祝(くらもと ほうしゅく)天王寺Mio店>大阪市天王寺区悲田院町10-48天王寺ミオプラザ館M2Fエキうえスタンド内
奈良豊澤酒造 公式ページ
JR天王寺駅中央改札口徒歩約1分


素盞烏尊神社(すさのおのみことじんじゃ) 後編

大阪市北区の素盞烏尊神社の続きです。

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拝殿に向かって右隣に王仁(わに)神社があります。王仁は応神天皇が百済から招き、論語や千字文(書の手本とする漢文)を伝えたといわれています。

王仁神社です。
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1960年代まで近隣にあった大仁(だいに)町(現・大阪市北区大淀中3丁目)は王仁に由来してると伝えられ、かつては王仁の墓と伝えられる石棺があったそうです。

王仁神社に向かって右手にある伊勢神宮遥拝所です。
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拝殿に向かって手前、右手に八幡社があります。
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八幡社です。
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戦国時代にこの付近にあった浦江城の鎮守としてまつられていたそうです。

八幡社に向かって右手に斎宮(さいぐう)社があります。
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斎宮社です。
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斎宮は伊勢神宮に奉仕する斎王の御所(三重県多気郡明和町)で、この付近は、仕える内親王が決まった際に御祓をする地であったと考えられています。

鳥居を入って右手に野々宮社があります。
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参道の中央付近まで木が曲がって伸びています。

野々宮社です。
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拝殿の手前、左手にある社務所です。
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<素盞烏尊神社(すさのおのみことじんじゃ)>大阪市大淀南3-3-25
素盞烏尊神社 公式ページ
JR福島駅から徒歩約10分


素盞烏尊神社(すさのおのみことじんじゃ) 前編

大阪市北区の素盞烏尊神社へ、行ってきました。

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創建の詳細は不明ですが、昔はこの辺りは浦江村とよばれ、鎮守として室町時代にはすでにまつられていたと伝えられています。かつては牛頭天王社や祇園社ともよばれていましたが、1872年に現社名に変更しています。

鳥居の扁額は八坂神社になっています。
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浦江八坂神社ともよばれています。

鳥居の手前、右手には子宝延命地蔵尊がまつられています。
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鳥居を入ると右手に手水舎があります。
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鳥居を入って進むと左手にある狛犬です。
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右前足で子供を押さえています。

鳥居を入って進むと正面にある拝殿です。
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1945年の大阪大空襲で焼失し、1977年に再建されたものです。

別の角度から見た拝殿・本殿(写真左)です。
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主祭神は、素盞烏尊です。

拝殿に向かって左手にある祖霊社です。
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後編に続きます。


八阪神社

大阪市北区の八阪神社へ、行ってきました。

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創建の詳細は不明ですが、建久年間(1190~1199年)に村人が開墾してた際に祭祀の跡を発見し、素盞鳴尊(すさのをのみこと)をまつったのが始まりと伝えられています。また、この辺りは百済からの使者で五経博士の王仁(わに)ゆかりの地で、「わに」が転じて「大仁(だいに)」となった大仁村にあったことから大仁八阪神社ともよばれています。

鳥居を入って左手にある手水舎です。
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鳥居を入って参道を進むと右手に拝殿があります。
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1945年の大阪大空襲で焼失し、1972年に再建されたものです。

別の角度から見た拝殿です。
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主祭神は、素盞烏尊です。

拝殿に向かって左手に稲荷社があります。
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稲荷社です。
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稲荷社に向かって右手にある社務所です。
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北参道の鳥居です。
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<八阪神社(やさかじんじゃ)>大阪市北区大淀中3-1-23
JR福島駅から徒歩約12分


串天ぷらと日本酒バル かぐら 大阪福島

大阪市福島区の「串天ぷらと日本酒バル かぐら 大阪福島店」へ、行ってきました。

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東京で数店舗を展開する「串天ぷらと日本酒バル かぐら」の大阪1号店で、2019年6月にオープンしています。

店内の様子です。
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日本酒は常時50種類以上を楽しむことができます。置いています。
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石川県加賀市の松浦酒造。
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獅子の里(ししのさと)糀 オリゼー 純米吟醸 無濾過生酒
<データー>純米吟醸生酒、精米歩合55%、アルコール分15度

山形県酒田市の松山酒造。
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松嶺の富士(まつみねのふじ)家紋ラベル からくち 無濾過生原酒
<データー>純米吟醸生原酒、出羽燦々・出羽きらり、精米歩合55%、アルコール分16度

岡山県倉敷市の十八盛(じゅうはちざかり)酒造。
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多賀治(たかじ)純米 雄町 無濾過火入原酒
<データー>純米原酒、雄町、精米歩合68%、アルコール分16度

宮城県石巻市の平孝(ひらたか)酒造。
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日高見(ひたかみ)超辛口純米酒
<データー>純米酒、ひとめぼれ、精米歩合60%、アルコール分15~16度

群馬県館林市の龍神酒造。
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尾瀬の雪どけ(おぜのゆきどけ)おぜゆきだるま 純米大吟醸生酒
<データー>純米大吟醸生酒、山田錦、精米歩合50%、アルコール分15度

岐阜市の白木恒助(しらきつねすけ)商店を燗酒で。
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達磨正宗(だるままさむね)熟成三年
<データー>普通酒、日本晴、精米歩合70%、アルコール分16度

新潟市の村祐酒造を燗酒で。
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村祐(むらゆう)茜ラベル 本生
<データー>特定名称表記無し(純米)、精米歩合等非公開、アルコール分16度

締めも燗酒。山形県酒田市の麓井酒造。
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麓井(ふもとい)生酛純米 はえぬき 芳醇辛口
<データー>純米酒、はえぬき、精米歩合55%、アルコール分15~16度

<串天ぷらと日本酒バル かぐら 大阪福島>大阪市福島区福島7-7-19
串天ぷらと日本酒バル かぐら 大阪福島 公式ページ
JR福島駅から徒歩3分


長龍(ちょうりょう)酒造 2020年度 露葉風(つゆばかぜ)を楽しむ会~利き酒編~ その3

大阪府八尾市の「あじ処 なる 八尾店」で開催された「長龍酒造 2020年度 露葉風を楽しむ会~利き酒編~」の続きです。

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温度を設定できるメカで燗酒の準備が出来ています。

燗酒の1種類目。
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長龍 Private Reserve #002 特別純米酒 露葉風 2007年醸造
<データー>特別純米酒、露葉風、精米歩合65%、アルコール分15~16度

燗酒の2種類目。
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稲の国の稲の酒 特別純米酒 2014年醸造
<データー>特別純米酒、露葉風、精米歩合65%、アルコール分15~16度

燗酒に合わせる料理。
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豚バラの手まり蒸し焼き蓮根添え

同じく、燗酒の併せる料理。
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鶏と玉ねぎのグラタン

デザートで締め。
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<長龍酒造 2020年度 露葉風を楽しむ会~利き酒編~>2020年2/22 あじ処 なる 八尾店(大阪府八尾市東本町3-8-13)
長龍酒造 公式ページ
近鉄八尾駅から徒歩約1分

長龍(ちょうりょう)酒造 2020年度 露葉風(つゆばかぜ)を楽しむ会~利き酒編~ その2

大阪府八尾市の「あじ処 なる 八尾店」で開催された「長龍酒造 2020年度 露葉風を楽しむ会~利き酒編~」の続きです。

乾杯(写真左の酒)に続いて定番酒。
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写真左より
稲の国の稲の酒 特別純米酒 無濾過生原酒 2020年醸造
<データー>特別純米生原酒、露葉風、精米歩合65%、アルコール分18~19度
稲の国の稲の酒 山廃特別純米酒 2019年醸造
<データー>特別純米原酒、露葉風、精米歩合65%、アルコール分16~17度

もう1種類、定番酒。
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稲の国の稲の酒 特別純米酒 辛口 2019年醸造
<データー>特別純米原酒、露葉風、精米歩合65%、アルコール分15~16度

乾杯酒や定番酒に合わせる料理。
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焼赤いかと彩り野菜の酢の物

もう1品。
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炙りカジキ鮪とアボガドの胡麻和えポン酢

次に季節の酒・「四季咲(しきざき)」シリーズ。
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四季咲 半夏生(はんげしょう)純米吟醸 無濾過生原酒 2019年醸造
<データー>純米吟醸生原酒、露葉風、精米歩合55%、アルコール分16~17度 

同じく、「四季咲」シリーズ。
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写真左より
四季咲 竹笋生(ちくじゅんしょう)純米吟醸 無濾過生原酒 2019年醸造
<データー>純米吟醸生原酒、露葉風、精米歩合55%、アルコール分16~17度
四季咲 楓蔦黄(ふうちょうおう)純米吟醸 無濾過生原酒 2019年醸造
<データー>純米吟醸生原酒、露葉風、精米歩合55%、アルコール分16~17度

四季咲」シリーズに合わせる料理。
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蒸しプチ鮑(あわび)と筍(たけのこ)の木の芽和え

同じく「四季咲」シリーズに合わせる料理。
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水たこ食べ比べ(刺身・揚げ・焼き)

もう1品。
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炙り鯖の生湯葉巻き

その3に続きます。


長龍(ちょうりょう)酒造 2020年度 露葉風(つゆばかぜ)を楽しむ会~利き酒編~ その1

大阪府八尾市の「あじ処 なる 八尾店」で「長龍酒造 2020年度 露葉風を楽しむ会~利き酒編~」が開催され、行ってきました。

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長龍酒造(奈良県北葛城郡広陵町)は、1923年に飯田酒造場(奈良県天理市飯田本店、2015年廃業)より独立して創業しています。代表銘柄は、「「長龍」・「ふた穂(ふたほ)」・「稲の国の稲の酒」です。

会場入り口には田んぼにあったのぼりが。
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露葉風は、「白露」と「早生双葉」を交配して1963年に愛知県で誕生した品種です。奈良県でのみ奨励されている酒造好適米で、長龍酒造は2002年から委託栽培を行っています。

長龍酒造・谷澤さんよりあいさつ。
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田植え編、稲刈り編に続いての利き酒編、出来上がった露葉風の酒を味わってほしい。

酒の説明は長龍酒造・森本さん。
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司会進行の長龍酒造・玉置さん。
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今回は燗酒用に保温できるぐい呑みを用意したとのこと。
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評判が良ければ、蔵のショップでの販売を検討しているとか。

酒と料理のマリアージュを楽しむ企画になっています。
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↑クリックで拡大できます。

料理との相性のアンケートを記入するのが約束事。
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↑クリックで拡大できます。

その2に続きます。


生田神社 その4

神戸市中央区の生田神社の続きです。

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拝殿に向かって右手奥に生田稲荷神社があります。

生田稲荷神社です。
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生田稲荷神社の鳥居に向かって左手に「生田の森」の入口があります。
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1184年の源氏・平家による一の谷の戦いで戦場となった場所です。

樹齢が500年を超えるといわれるご神木が立ち並んでいます。
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小川も流れています。
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小川の先では「水占い」ができます。
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楼門脇にある受付で、あらかじめ「水みくじ」を授かり、川に浸けると文字や5段階評価の恋愛運が浮き出てきます。

「生田の森」の中には、生田森坐社((いくたのもりにいますやしろ)があります。
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生田森坐社です。
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生田森坐社に向かって左手に進むと「かまぼこの発祥地」の石碑があります。
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201年、神功皇后が新羅出兵(三韓征伐)の際に、この森ですりつぶした魚肉を鉾の先に塗り付けて焼いたものを食べたのが、かまぼこの発祥と伝わっているそうです。

拝殿の手前、左手にある社務所です。
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<生田神社(いくたじんじゃ)>神戸市中央区山手通1-2-1
生田神社 公式ページ
神戸市営地下鉄神戸三宮駅西3番出口から徒歩約1分、阪急神戸三宮駅西出口から徒歩約3分など


生田神社 その3

神戸市中央区の生田神社の続きです。

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拝殿に向かって左から奥に進むと、左手に「生田の池」があります。

「生田の池」の北には市杵島(いちきしま)神社があります。
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生田弁財天(弁天社)ともよばれています。音楽・芸能の守護神で知恵と財宝を授けてくれる神だそうです。

市杵島神社の東にある戸隠神社です。
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戸隠神社に向かって右奥に鳥居の礎石などがあります。
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元は、表参道にあった鳥居で、1854年の安政南海地震で倒壊し、折れてしまったものの一部だそうです。

戸隠神社に向かって右手にある蛭子(えびす)神社です。
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拝殿に向かって右から奥に進むと相殿(あいどの)があります。
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相殿は同じ社殿に2柱以上の神をあわせてまつるもので、写真左から、人丸神社、雷大臣(いかつおみ)神社、塞神社です。

相殿近くにある梅の木です。
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相殿に向かって左に進むと包丁塚があります。
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料理人の魂のこもった包丁に感謝するとともに、食文化の向上を願い1993年に建立されたものです。

包丁塚の近くに、ご神木の切株があります。
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1945年の神戸大空襲で焼けたものの、蘇り再生した楠だったそうで、復活・再起・復興・合格などの象徴として信仰されているそうです。

その4に続きます。


生田神社 その2

神戸市中央区の生田神社の続きです。

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三の鳥居から進むと正面にある楼門です。

楼門に向かって、右手前にある「梶原の井」です。
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1184年、源氏・平家による一の谷の戦いの開戦といわれる生田の森の合戦で、源範頼(のりより、源頼朝の異母弟)が率いる梶原景季(かげすえ)が、この井戸の水を汲んで生田の神に武運を祈ったと伝えられています。

楼門に向かって左手前に「箙(えびら)の梅」と石碑があります。
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梶原景季が、この梅の枝を手折って箙(矢を入れて背負う道具)に挿して奮戦したことから、この名が起こったと伝えられています。

箙の梅の石碑に向かって左隣にある句碑です。
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江戸時代の俳人・子日庵一草(ねのひあんいっそう)の句で、「神垣や 又とをらせぬ 梅の花(神聖な神社の境内にある箙の梅の枝は二度と折ってはならない)」と刻まれています。江戸時代は景季を真似て梅の枝を折る人が多かったのでしょうか?

楼門を入って進むと正面にある拝殿です。
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799年に鎮座していた布引山で洪水が起こり、社殿が傾く被害がでたことから、現在地に遷座しています。また、806年に朝廷より神に奉仕する家(神戸(かんべ))を44戸を頂いたとされ、「かんべ」が今の「こうべ(神戸)」になったと伝わっています。

拝殿から見た本殿です。
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主祭神は、稚日女尊(わかひるめのみこと)です。

拝殿に向かって左手奥から見た本殿です。
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本殿に向かって右隣に境内社が2社あります。
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八幡神社(写真左)、住吉神社(写真右)です。

本殿に向かって左隣にも境内社が2社あります。
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日吉神社(写真左)、諏訪神社(写真右)です。

その3に続きます。


生田神社 その1

神戸市中央区の生田神社へ、行ってきました。

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201年に神功皇后が新羅出兵(三韓征伐)の帰途に、現在の神戸港で船が進まなくなり、神占(しんせん)を行うと、稚日女尊(わかひるめのみこと)が現れ、「活田長峡国(いくたながさのくに)に居りたい」との神託があったので、布引山(ぬのびきやま)にまつったのが始まりと伝えられています。写真は一の鳥居です。

一の鳥居から徒歩約5分進むと二の鳥居に着きます。
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伊勢神宮内宮(三重県伊勢市)正殿の棟持柱を鳥居として再生したものです。1995年の阪神淡路大震災からの復興の際に伊勢神宮から譲られた鳥居が老朽化したため、2015年に再び譲り受けたものです。

二の鳥居を入って進むと右手に松尾神社があります。
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松尾神社です。
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酒造・農工業の神とされる大山咋命(おおやまくいのみこと)をまつっています。

松尾神社の鳥居に向かって左手に「灘五郷酒造の発祥地)の石碑があります。
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神功皇后の新羅出兵後、毎年使節が来訪し、生田神社で醸した神酒を振る舞う宴を行ったと伝えられ、これが灘五郷酒造の発祥とされています。

玉垣には、さまざまな銘柄名が!
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甲陽鶴(こうようつる)」(兵庫県西宮市甲陽醸造)、「百万両(ひゃくまんりょう)」(神戸市東灘区百万両新泉)など、廃業してしまった酒蔵の銘柄もあります。

二の鳥居を入って進むと左手に大海神社があります。
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大海神社です。
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二の鳥居から進むと三の鳥居があります。
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三の鳥居から進むと右手ある手水舎です。
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その2に続きます。


小野八幡神社

神戸市中央区の小野八幡神社へ、行ってきました。

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887年創祀と伝わっています。

境内にマンション建設が行われています。
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本殿や社務所の建て替え費用捻出のため、70年後には更地にする定期借地契約で高層マンションを建設し、1階と2階部分が社務所になるようです。2021年2月に工事完了予定です。

仮参道を進むと左手に手水鉢があります。
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新しく建て替えられた拝殿・本殿です。
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祭神は、応神天皇です。

拝殿に向かって右脇に置かれている菰樽です。
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灘五郷の酒ですね。

拝殿に向かって左脇に置かれている菰樽です。
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神鷹(かみたか)」は、兵庫県明石市の江井ヶ嶋(えいがしま)酒造が醸す酒です。

拝殿に向かって右脇に末社への参道があります。
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末社の手水鉢です。
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水琴窟(すいきんくつ)になっていて、水を流して竹筒に耳をあてると、透き通った「キン・コン」という音を聞くことができます。

参道正面にある白玉国高稲荷神社です。
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白玉国高稲荷神社です。
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白玉国高稲荷神社に向かって左隣にある巳神社です。
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巳神社の奥にある金刀比羅神社です。
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<小野八幡神社(おのはちまんじんじゃ)>神戸市中央区八幡通4-1-37
JR三ノ宮駅から徒歩約5分、阪急・阪神神戸三宮駅から徒歩約7分


こうべ甲南 武庫の郷 後編

神戸市東灘区の「こうべ甲南 武庫の郷」の続きです。

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甲南漬資料館展示室です。

甲南漬の製造工程が紹介されています。
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甲南漬の年表や、家で使っていた道具なども展示されています。
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本みりんの瓶詰機です。
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昔は清酒を醸造していたようです。
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愉快(ゆかい)」っていう銘柄名がいいですね!

酒を飲みたい場合は「酒泉 木瓜(しゅせん もっこう)」があります。
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灘五郷の酒を飲むことができます。

以前飲んだ酒です。
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写真左より
日本盛(にほんさかり)特別本醸造 山田錦」(兵庫県西宮市日本盛)
<データー>特別本醸造酒、山田錦100%、精米歩合70%、アルコール分14~15度
浜福鶴(はまふくつる)純米吟醸」(神戸市東灘区小山本家酒造灘浜福鶴蔵)
<データー>純米吟醸酒、山田錦100%、精米歩合60%、アルコール分15度
金松 白鷹(はくたか)生酛」(兵庫県西宮市白鷹)
<データー>特別純米酒、山田錦100%、精米歩合70%、アルコール分16~17度

甲南漬本店です。
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店内では試食もあります。

入口脇には灘五郷の菰樽が積み上げられています!
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金鹿(きんしか)」(兵庫県西宮市灘酒造、2012年解散、銘柄は大関(西宮市)が引き継ぐ)や「灘泉(なだいずみ)」(神戸市東灘区泉勇之介商店、2015年に堺泉酒造(大阪府堺市)に名称変更)の菰樽もあります。

<こうべ甲南 武庫の郷(こうべこうなん むこのさと)>兵庫県神戸市東灘区御影塚町4-4-8
高嶋酒類食品 こうべ甲南 武庫の郷 公式ページ
阪神新在家駅から徒歩約5分、JR六甲道駅から徒歩約13分