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ヱビス マイスター ザ・ロイヤルリーフ 2019

2019年の締めに限定醸造のビールを。

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サッポロビールが2019年11月に発売した「ヱビス マイスター ザ・ロイヤルリーフ 2019」です。

実は、キャンペーンで当たったもの!(当選者数130名)
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サッポロビールさま、素晴らしいビールをありがとうございます。

ワインボトルを意識したのか750ml。
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ヱビス マイスター」はロイヤルリーフホップを一部使用していますが、こちらは100%使用だとか。

華やかなホップの香りが漂います。
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年に1度は贅沢なビールを飲んでみたいです。来年も当たりますように!

<ヱビス マイスター ザ・ロイヤルリーフ 2019>
サッポロビール 公式ページ


風の森(かぜのもり)神社

奈良県御所市の風の森神社へ行ってきました。

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創建の詳細は不明ですが、風の森峠の頂上にあり、風水害から守り五穀豊穣をもたらす農業神としてまつられたと考えられています。写真は境内へ続く石段で、社標や鳥居はありません。

石段を上がって進むと案内板があります。
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日本では古くから風の神に対する信仰があり、古事記や日本書紀にも風の神に関する記載があるそうです。

風の森神社です。
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祭神は、志那都比古神(しなつひこのかみ)で、志那都彦(しなつひこ)神社ともよばれています。志那都比古神は、古事記では伊邪那岐(いざなぎ)と伊邪那美(いざなみ)の間に生まれた風の神です。

酒が供えられています。
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奈良県御所市の油長(ゆうちょう)酒造の「風の森(かぜのもり)油長酒造創業300周年記念酒」です。

境内にある石碑です。
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「天誅組重阪峠」の著者・西口紋太郎氏が建立したもので、1863年に吉村寅太郎が率いる天誅組の志士が、風の森峠に陣をはったという著書の一節が刻まれています。

神社近くにある「葛城三十八景 風森雲樹(ふうしんうんじゅ)」の案内板です。
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「葛城三十八景」は江戸時代に葛城地域で選定されたもので、「風森雲樹」は風の森峠の様子がを漢詩で記されています。

神社近くにある「風の森」の石碑です。
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別の時期に撮影した「風の森」の石碑です。
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この辺りは、日本で一番早く稲作が行われた地域だといわれています。

<風の森神社(かぜのもりじんじゃ)>奈良県御所市大字鴨神
近鉄御所駅から奈良交通バス新宮駅行き・五條バスセンター行き、または御所市コミュニティバス「ひまわり号」で「風の森」バス停下車徒歩約3分


葛城一言主(かつらぎひとことぬし)神社 後編

奈良県御所市の葛城一言主神社の続きです。

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拝殿に向かって右隣にある蜘蛛塚(くもつか)です。二の鳥居の脇にある蜘蛛塚と同様、豪族(先住民で土蜘蛛の蔑称)を捕らえ、埋めたといわれているものです。普段見ることはできませんが、本殿横にある庭にも蜘蛛塚があるそうです。

拝殿に向かって右手奥に一言稲荷神社の鳥居が続きます。
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一言稲荷神社です。
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社殿に向かって左手前にある石は子持石(写真左下)で、撫でると子宝に恵まれるそうです。

一言稲荷神社の手前左手にある宝来石です。
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昔、砂金が取れたと伝わり、祈願すると金運が良くなるといわれています。

一言稲荷神社に向かって右手に境内社が並びます。
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一言稲荷神社に向かって右隣にある市杵島社(写真左)、天満社です。
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天満社に向かって右隣にある住吉社(写真左)、八幡社・神功皇后社です。
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拝殿へ向かう石段の手前左手にある亀石です。
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役行者(えんのぎょうじゃ)が災いをもたらす黒蛇を退治し、その上に置いたと伝わる霊石です。

「一陽来復守り」の案内板があります。
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1482年に行った神事で神託があり、境内の南天樹に一陽来復(難転、魔滅)の願いをこめお守りとして人々に配ったところ、大いにに栄えたと伝わる秘伝のお守りで、幸運が巡ってくる、難儀に遭遇するときはその魔を滅し福に転じるそうです。

授かった「一陽来復守り」です。
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冬至の日・大晦日・節分の日のいずれかの日の夜中12時に、前面が恵方に向かうよう玄関内の高い場所にまつります。
肌守り(小さいお守り)は各自が持ちます。(肌守りは家族の人数分授与してもらえます)

<葛城一言主神社(かつらぎひとことぬしじんじゃ)>奈良県御所市森脇432
近鉄御所駅からひまわり号(御所市コミュニティバス)西コース森脇バス停から徒歩約7分、近鉄御所・JR御所駅から徒歩約50分


葛城一言主(かつらぎひとことぬし)神社 前編

奈良県御所市の葛城一言主神社へ、行ってきました。

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創建の詳細は不明です。古事記によると雄略天皇が葛城山で狩りをしていた時に、天皇と同じ姿をした一言主神(ひとことぬしのかみ)が現れたと伝え、日本書紀では雄略天皇と争ったと伝えています。写真は一の鳥居です。

一の鳥居から約5分歩くと二の鳥居があります。
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社伝によると、鎮座地は一言主神が現れた地とされています。

二の鳥居を入ってすぐ左手に蜘蛛塚(くもつか)があります。
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神武天皇との戦いに敗れた豪族(先住民で土蜘蛛の蔑称)を捕らえ、怨念が復活しないように頭、胴、足を分けて埋めたといわれています。

二の鳥居から進むと境内に着きます。
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冬季限定で「一陽来復守り」の授与が行われています。
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冬至の2日前(2019年は12/20)から節分の日(2/3)まで行われています。

まずは参道右手にある祓戸社(はらえどしゃ)を参拝し身を清めます。
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祓戸社から進むと石段が続きます。
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石段を上がると斜め左手に拝殿があります。
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祭神は、葛城之一言主大神(かつらぎのひとことぬしのおおかみ)と幼武尊(わかたけるのみこと=雄略天皇)です。

拝殿に掲げられている扁額です。
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どんな願いでも一言の願いであればかなえてくれるとされ「一言(いちごん)さん」として親しまれています。

拝殿に向かって手前左手にあるご神木の銀杏(いちょう)です。
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樹齢1,200年ともいわれている古木です。
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幹の途中から乳房のようなものが出ていて乳銀杏(ちちいちょう)とよばれてます。この木に祈願すると子どもを授かり乳がよく出ると伝えられています。

葉が色付いた時のご神木はこんな感じ。
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後編に続きます。


風の森(かぜのもり)蔵元直売 しぼりたて 後編

奈良県御所市の油長(ゆうちょう)酒造で行われた「風の森 蔵元直売 しぼりたて」の続きです。

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大和蒸溜所は築150年といわれる古民家の一部をリノベーションしています。座敷にカウンターバーを作り中庭を見ながら酒を飲むことができるようになっています。

この日はカクテルや酒をグラスで販売しています。
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カクテルを作るのは板床直輝(いたとこなおき)蒸溜所長。

カクテルに使う「KIKKA GIN(きっか じん)」(写真左)と飲んた酒です。
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風の森(かぜのもり)露葉風50 純米大吟醸しぼり華
<データー>純米大吟醸生原酒、露葉風、精米歩合50%、アルコール分17度

座敷にはこんなオブジェも。
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2階にも上がって見学することができます。
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2階にの様子です。
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2階の虫籠窓(むしこまど)から見た蔵元直売の様子です。
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2階から見た中庭・離れなどの様子です。
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2階から見た蒸溜所設備です。
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<風の森(かぜのもり)蔵元直売 しぼりたて>2019年12/21・22 油長酒造(奈良県御所市本町1160)
油長酒造 公式ページ
JR御所駅から徒歩約7分、近鉄御所駅から徒歩約8分


風の森(かぜのもり)蔵元直売 しぼりたて 前編

奈良県御所市の油長(ゆうちょう)酒造で「風の森 蔵元直売 しぼりたて」が行われ、行ってきました。

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毎年、年末の土・日2日間、蔵元直売が行われ、正月用の限定酒が販売されます。普段は蔵元での酒の販売は行われておらず、蔵元直売が行われるのは年末の2日間と11月第2日曜日に周辺地域で行われる霜月祭(そうげつさい)の日の合計3日間のみです。

油長酒造です。
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1719年創業で、代表銘柄は「鷹長(たかちょう)」・「風の森(かぜのもり)」です。

玄関脇に置かれている菰樽と酒壺です。
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玄関の軒先に吊るされている杉玉です。
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まだ青々としています。

鬼瓦には「酒」の文字が!
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駐車場の奥、山本邸前で直売が行われています。
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※蔵元直売の日は駐車場の利用ができません。

購入した酒です。(販売は2種類のみ)
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写真左より
風の森 特別栽培米 秋津穂70 純米
<データー>純米生原酒、秋津穂、精米歩合70%、アルコール分17度
風の森 笑う門には福来たる 純米 初しぼり あらばしり
<データー>純米生原酒、秋津穂、精米歩合65%、アルコール分17度

風の森 特別栽培米 秋津穂70 純米」の外カバーを外したものです。
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山本邸の向かい側に大和蒸溜所があります。
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2018年に油長酒造が新たな取り組みとして設立したジンの蒸溜所で、「KIKKA GIN(きっか じん)」を販売しています。

直売にあわせて、オープンデーを開催しています。
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内部を自由に見学できるほか、カクテルや「風の森」をグラス販売しています。

後編に続きます。


前田酒店 2019年 第11回 日本酒勉強会 後編

大阪市北区の前田酒店で開催された「2019年 第11回 日本酒勉強会」の続きです。

引き続き出てきた酒を飲みます。群馬県前橋市の町田酒造。
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清嘹(せいりょう)純米吟醸酒
<データー>純米吟醸酒、五百万石・山田錦、精米歩合55%、アルコール分16度

新潟県東蒲原郡阿賀町の下越酒造。
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丸にぼーいち 純米大吟醸 ひやおろし
<データー>純米大吟醸酒、五百万石、精米歩合50%、アルコール分16度

福島県河沼郡会津坂下町の曙酒造。
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天明(てんめい)MITSUGO(みつご)速醸89 生 2017BY
<データー>純米生酒、雄町、精米歩合89%、アルコール分16度

高知県高岡郡中土佐町の西岡酒造店。
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久礼(くれ)特別純米 番外二十四
<データー>特別純米酒、精米歩合60%、アルコール分14度

栃木県栃木市の飯沼銘醸。規格外の米を使用した酒。
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姿(すがた)SG 生酒
<データー>普通酒(純米系)生酒、山田錦、精米歩合70%、アルコール分17~18度

北海道旭川市の合同酒精旭川工場。
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大雪の蔵(だいせつのくら)絹雪(きぬゆき)純米吟醸
<データー>純米吟醸酒、吟風、精米歩合50%、アルコール分16~17度

青森県上北郡おいらせ町の桃川。
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桃川(ももかわ)にごり原酒
<データー>普通酒原酒、アルコール分20度

奈良県香芝市の大倉本家を燗酒にして締め。
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大倉(おおくら)辛口山廃純米 無濾過生原酒 2016BY 仕込第11号
<データー>純米生原酒、オオセト、精米歩合55%、アルコール分17~18度

<前田酒店 2019年 第11回 日本酒勉強会>2019年12/14 大阪市北区天神橋4-2-19
JR天満駅から徒歩約2分、大阪メトロ扇町駅1番出口から徒歩約3分


前田酒店 2019年 第11回 日本酒勉強会 前編

大阪市北区の前田酒店で「2019年 第11回 日本酒勉強会」が開催され、行ってきました。

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前田酒店は、こだわりのマスターが厳選した日本酒を置いている飲食店で、月1回、日本酒勉強会を行っていましたが、店舗の契約更新期限に伴い、2020年1月末でいったん休業となる予定です。

始めに、酒を飲みながらの座学。
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日本酒の醸造過程の濾過、火入れなどを勉強しました。(↑クリックで拡大できます)

座学の後は、恒例の「きき酒チャレンジ大会」。
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最初に①~④のラベルが貼られた酒を飲み、香り・味などの特徴をメモします。

次にA~Dのラベルが貼られた酒を飲みます。
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①~④と同じ酒を組み合わせるマッチング。(①=C、②=Aなど)

今回の成績と以前の番付によって新たな番付が決まります。
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初参加の方が唯一の全問正解者。私は2問正解で前頭に。

今回の「きき酒チャレンジ大会」の酒。全て油長酒造(奈良県御所市)の酒。
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写真左より
風の森(かぜのもり)山田錦60 純米吟醸しぼり華
<データー>純米生原酒、山田錦、精米歩合60%、アルコール分16度
風の森 雄町80 純米しぼり華
<データー>純米吟醸生原酒、雄町、精米歩合80%、アルコール分17度
風の森 秋津穂65 純米しぼり華
<データー>純米生原酒、秋津穂、精米歩合65%、アルコール分17度
風の森 露葉風80 純米しぼり華」 
<データー>純米生原酒、露葉風、精米歩合80%、アルコール分17度

「きき酒チャレンジ大会」の後は、次々出てくる酒を。群馬県前橋市の町田酒造店。
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写真左より
町田酒造(まちだしゅぞう)特別純米55 五百万石 にごり
<データー>特別純米生酒、五百万石、精米歩合55%、アルコール分16度
町田酒造 特別純米55 五百万石 直汲み
<データー>特別純米生酒、五百万石、精米歩合55%、アルコール分16度

油長酒造を燗酒で。
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風の森 ALPHA TYPE5 ver.3
<データー>普通酒原酒、秋津穂・他、精米歩合65%、アルコール分15度
※仕込水の一部に9年古酒を使った貴醸酒。

後編に続きます。


和食 ダイニング拓(たく)

奈良市の「和食 ダイニング拓」へ、行ってきました。

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餅飯殿(もちいどの)センター街の中にある飲食店です。11時から昼酒を楽しむことができます。

日本種は冷蔵ガラスケースからセルフで楽しむことができます。
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猪口1杯(約20ml)100円、ぐい呑み(約70ml)300円(税込)のほか、グラスや飲み放題コースがあります。

さっそく。奈良県御所市の油長酒造の飲み比べ。
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写真左より
風の森(かぜのもり)愛山 純米80 真中採り(まなかとり)
<データー>純米生原酒、愛山、精米歩合80%、アルコール分17度
風の森 雄町80 純米しぼり華
<データー>純米生原酒、雄町、精米歩合80%、アルコール分17度

もう1杯、油長酒造。
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風の森 秋津穂65 純米しぼり華
<データー>純米生原酒、秋津穂、精米歩合65%、アルコール分17度

千葉県成田市の鍋店(なべだな)。
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不動(ふどう)純米吟醸 備前雄町 生原酒
<データー>純米吟醸生原酒、雄町、精米歩合55%、アルコール分17度

京都府京丹後市の木下酒造。
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玉川(たまがわ)一号酵母 無濾過生原酒 2017BY
<データー>普通酒生原酒、五百万石・他、精米歩合68%、アルコール分20~21度

締めは奈良の酒で。奈良市の倉本酒造。
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金嶽(きんがく)無濾過生原酒 中汲み
<データー>普通酒生原酒、精米歩合70%、アルコール分20度

<地酒 鮨 和食 ダイニング拓(たく)>奈良市橋本町32
和食 ダイニング拓 公式ページ
近鉄奈良駅から徒歩約5分、JR奈良駅から徒歩約15分


酒とチーズと自由とENERGY その3

大阪市北区の「酒とチーズと自由とENERGY」の続きです。

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肴の持ち込みが基本ですが、チーズは販売しています。

店内には「かんすけ」があり、セルフで燗をつけることができます。
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愛知県愛西市の山忠本家(やまちゅうほんけ)を燗酒で。
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義侠(ぎきょう)五百万石 純米生原酒 滓がらみ
<データー>純米生原酒、五百万石、精米歩合60%、アルコール分16~17度

奈良県吉野郡吉野町の美吉野(みよしの)醸造を燗酒で。
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花巴(はなともえ)完熟 無濾過生原酒
<データー>純米生原酒、吟のさと、精米歩合70%、アルコール分21度

奈良県桜井市の今西酒造を燗酒で。
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三諸杉(みむろすぎ)菩提酛(ぼだいもと)純米 2017年醸造
<データー>純米酒、ヒノヒカリ、精米歩合70%、アルコール分16度

新潟県柏崎市の阿部酒造を燗酒で。
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あべ 純米吟醸 ピンク
<データー>純米吟醸生原酒、たかね錦、精米歩合55%、アルコール分16度

栃木県さくら市のせんきんを燗酒で。
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仙禽(せんきん)雪だるま
<データー>特定名称表記無し 生酒、山田錦、精米歩合60%、アルコール分13度

群馬県利根郡川場村の土田酒造。
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土田(つちだ)菩提酛×山廃酛
<データー>特定名称表記無し 原酒、精米歩合70%、アルコール分16度

福島県郡山市の仁井田本家(にいだほんけ)で締め。
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にいだしぜんしゅ 生酛 純米吟醸 酵母無添加
<データー>純米吟醸酒、精米歩合60%、アルコール分16度

<酒とチーズと自由とENERGY>大阪市北区天神橋5-5-28 CIELBLUE 2F
酒とチーズと自由とENERGY 公式ページ
阪急・大阪メトロ天神橋筋六丁目駅12番出口から徒歩約3分、JR天満駅から徒歩約6分


酒とチーズと自由とENERGY その2

大阪市北区の「酒とチーズと自由とENERGY」の続きです。

引き続き飲みます。岐阜県各務原市の林本店。
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TERA(てら)純米酒
<データー>純米酒、精米歩合70%、アルコール分8~9度

同じく、林本店。
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百十郎(ひゃくじゅうろう)純米大吟醸 黒面(くろづら)
<データー>純米大吟醸酒、五百万石・山田錦、精米歩合50%、アルコール分15度

さらに、林本店。
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百十郎 純米吟醸 直汲み生原酒 青嵐(あおあらし)
<データー>純米吟醸生原酒、五百万石、精米歩合60%、アルコール分15度

もう1杯、林本店。
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百十郎 芳醇・熟成旨口純米酒 山廃
<データー>純米酒、五百万石、精米歩合60%、アルコール分15度

福井市の毛利酒造。
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紗利(さり)五割諸白(ごわりもろはく)純米大吟醸
<データー>純米大吟醸酒、山田錦、精米歩合50%、アルコール分16度

栃木県大田原市渡邉酒造。
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旭興(きょくこう)ROSSO(ろっそ)きもと磨き九割九分 樫樽熟成
<データー>普通酒(純米系)、黒紫米、精米歩合99%、アルコール分13度

福島県河沼郡会津坂下町の曙酒造。
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天明(てんめい)MITSUGO(みつご)山廃 純米 生
<データー>純米生酒、雄町、精米歩合80%、アルコール分15度

岩手県盛岡市赤武酒造盛岡復活蔵。
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浜娘(はまむすめ)本醸造
<データー>本醸造酒、精米歩合60%、アルコール分15度

その3に続きます。


酒とチーズと自由とENERGY その1

大阪市北区の「酒とチーズと自由とENERGY」へ、行ってきました。

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2019年5/30にオープンした時間制の日本酒飲み放題店です。

日曜日・祝日には「昼飲みコース」が新設されています。
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16時までに入店で、なんと時間無制限飲み放題で2,000円(税別)。(2019年12月末でキャンペーン価格終了)フードの持ち込みは自由です。

受付でタイムカードを貰います。
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今回は「昼飲みコース」なので、時間を気にせず飲むことができます。

店内の様子です。
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中央の立ち飲み席で飲むのもよし、テーブル席で飲むのもよし。

酒はセルフで冷蔵ガラスケースから出して注ぎます。
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日本酒は専用のグラスで下から2㎝(約60ml)までがルール。(お代わり可)日本酒以外に瓶ビールも飲むことができます。

栃木県さくら市のせんきん。1年熟成のひやおろし。
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仙禽(せんきん)ひやおろし あかとんぼ
<データー>特定名称表記無し、亀ノ尾、精米歩合90%、アルコール分14度

佐賀県三養基郡みやき町の天吹酒造。
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天吹(あまぶき)純米大吟醸 りんご酵母
<データー>純米大吟醸酒、夢しずく、精米歩合50%、アルコール分16度

もう1杯、天吹酒造。
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天吹 純米大吟醸 バナナ酵母 生
<データー>純米大吟醸生酒、寿限無、精米歩合50%、アルコール分16度
※寿限無(じゅげむ)は福岡県が開発した酒造好適米。山田錦と夢一献を交配して誕生

秋田市の新政酒造。
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新政(あらまさ)亜麻猫(あまねこ)スパーク 白麹仕込 純米酒
<データー>純米生酒、あきた酒こまち、精米歩合60%、アルコール分13度

その2に続きます。


磯田屋(いそだや) 後編

大阪市平野区の磯田屋の続きです。

引き続き飲みます。愛知県北設楽郡設楽町の関谷酒造。
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蓬莱泉(ほうらいせん純米吟醸 熟成生酒 和(わ)
<データー>純米吟醸酒生酒、チヨニシキ・山田錦、精米歩合50%、アルコール分15~16度

高知県高岡郡佐川町の司牡丹(つかさぼたん)酒造。
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船中八策(せんちゅうはっさく)純米超辛口 生酛
<データー>純米酒、山田錦、精米歩合60%、アルコール分15~16度

どんどんと。
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写真左より
五橋(ごきょう)純米 ひやおろし」(山口県岩国市酒井酒造)
<データー>純米酒、日本晴・山田錦、精米歩合60%、アルコール分15度
甲子(きのえね)純米大吟醸 直汲み」(千葉県印旛郡酒々井町飯沼本家)
<データー>純米大吟醸生原酒、美山錦・山田錦、精米歩合50%、アルコール分16度

燗もつけてもらえます。猪口は選ぶことができます。
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燗酒はこんな感じで。
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熟成酒もあります。東京都青梅市の小澤酒造。
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澤乃井(さわのい)熟成 蔵守(くらもり)純米 2013年
<データー>純米原酒、アケボノ、精米歩合65%、アルコール分17~18度

もう1杯、小澤酒造の熟成酒。
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澤乃井(さわのい)熟成 蔵守(くらもり)純米吟醸 2000年
<データー>純米吟醸原酒、山田錦、精米歩合58%、アルコール分17~18度

残酒を集めたブレンドもあります。
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ブレンド酒を燗酒で。
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締めは、山口県周南市のはつもみぢ。
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原田(はらだ)弦月(げんげつ)無濾過純米吟醸
<データー>純米吟醸酒、西都の雫・山田錦、精米歩合55%、アルコール分17度

<磯田屋(いそだや)>大阪市平野区瓜破2-1-49
磯田屋 公式ページ
大阪市営地下鉄喜連瓜破駅2番出口から徒歩約5分


磯田屋(いそだや) 前編

大阪市平野区の磯田屋へ、行ってきました。

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イオン喜連瓜破駅前店の裏手(南)にある酒販店です。

店内の様子です。
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1978年に脱サラして店を始めた店主が、全国からこだわりの酒を集めています。

冷蔵ガラスケースに並ぶ酒です。
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付箋のようなものがたくさん貼りつけられてあります。

付箋には酒の特長やコメントが店主の手書きで記載されています。
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酒に対する店主のこだわりを感じさせます。

「立ち呑み処 昭和の寄り合い」が併設されています。
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店舗に向かって左手奥に入口がありますが、店内から暖簾をくぐって奥に進んで行くこともできます。

「立ち呑み処 昭和の寄り合い」の様子です。
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L字型カウンターでの立ち呑みです。こちらの壁にも手書きのメニューやコメントがいっぱい!

天皇の即位の儀式「大嘗祭」に合わせて新米で醸した新酒。
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若戎(わかえびす)安寧記念酒 純米大吟醸」(三重県伊賀市若戎酒造)
<データー>純米大吟醸酒、神の穂、精米歩合50%、アルコール分15度

山口県岩国市の酒井酒造の安寧記念酒。
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五橋(ごきょう)安寧記念酒 純米吟醸
<データー>純米吟醸酒、イセヒカリ、精米歩合55%、アルコール分15度

同じく酒井酒造の「五(five)」シリーズの飲み比べ。
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写真左より
五(five)グリーン 純米生原酒 2018BY
<データー>純米生原酒、日本晴・山田錦、精米歩合70%、アルコール分16度
五(five)ピンク 純米大吟醸生原酒 2018BY
<データー>純米大吟醸酒、山田錦、精米歩合45%、アルコール分16度
五(five)ブルー 純米吟醸生原酒 2018BY
<データー>純米吟醸生酒、山田錦、精米歩合50%、アルコール分15度

さらに、「五(five)」シリーズ。
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写真左より
五(five)オレンジ 純米吟醸 一回火入れ 2016BY
<データー>純米吟醸酒、山田錦、精米歩合55%、アルコール分15度
五(five)イエロー 純米生原酒 白糀 2018BY
<データー>純米生原酒、精米歩合80%、アルコール分16度

後編に続きます。


あべのハルカス近鉄本店 滋賀びわ湖展~戦国ワンダーランド~

大阪市阿倍野区のあべのハルカス近鉄本店ウイング館で「滋賀びわ湖展~戦国ワンダーランド~」」が開催され、行ってきました。

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滋賀県内の魅力あふれる食品や工芸品を購入できる物産展です。写真は展示されている「彦根井伊家の赤備え甲冑(かっちゅう)」です。兜を被って写真を撮ってもらうこともできます。

ご当地キャラクターの「ひこにゃん」も登場。
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あべのハルカスへ来たのはは初めてだとか。

近江の地酒も集結しています。
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滋賀県内33蔵の酒を購入することができます。

近江地酒BARで楽しむこともできます。
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さっそく。
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写真左より
春乃峰(はるのみね)酒坐(さくら)純米吟醸酒」(滋賀県甲賀市田中酒造)
<データー>純米吟醸酒、山田錦、精米歩合50%、アルコール分16~17度
貴生娘(きぶむすめ)純米酒」(滋賀県甲賀市滋賀酒造)
<データー>純米酒、精米歩合70%、アルコール分15度

滋賀原甲賀市の藤本酒造。
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神開(しんかい)純米しぼりたて 一番汲み 生酒
<データー>純米生酒、日本晴、精米歩合60%、アルコール分16度

<あべのハルカス近鉄本店 滋賀びわ湖展~戦国ワンダーランド~>2019年12/11~17 大阪市阿倍野区阿倍野筋1-1-43
近鉄大阪阿部野橋駅すぐ、大阪メトロ御堂筋線天王寺駅西改札すぐ、JR天王寺駅徒歩約2分、阪堺電気軌道天王寺駅前駅徒歩約2分


酒蔵訪問 太田(おおた)酒造 灘千代田蔵(なだちよだぐら) その6

神戸市東灘区の太田酒造 灘千代田蔵の続きです。

試飲&「きき酒チャレンジ大会」で飲んだ酒です。1種類目。
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道灌(どうかん)灘の生一本(なだのきいっぽん)
<データー>純米原酒、フクノハナ、精米歩合60%、アルコール分15~16度

2種類目。
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千代田蔵 特別純米生原酒 山廃仕込 フクノハナ
<データー>特別純米生原酒、フクノハナ、精米歩合60%、アルコール分17度

3種類目。訪問日の2日前に出来上がった酒。
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千代田蔵 純米生原酒 しぼりたて
<データー>純米生原酒、フクノハナ、精米歩合70%、アルコール分17度

4種類目。
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千代田蔵 特別純米生原酒 北錦 プロトタイプ
<データー>特別純米生原酒、兵庫北錦、精米歩合60%、アルコール分15度

5種類目。
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千代田蔵 特別純米生原酒 山廃仕込 北錦
<データー>特別純米生原酒、兵庫北錦、精米歩合60%、アルコール分16度

6種類目。
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千代田蔵 特別純米生原酒 山廃仕込 五百万石
<データー>特別純米生原酒、五百万石、精米歩合60%、アルコール分17度

未発売のにごり酒。2020年春頃に発売予定だとか。
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千代田蔵 純米生原酒 にごり酒」(ラベル無し、銘柄は予想)
<データー>純米生原酒、フクノハナ、精米歩合70%、アルコール分未確認

訪問後、参加者で行った懇親会で飲んだ酒。
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千代田蔵 純米大吟醸生原酒 フクノハナ
<データー>純米大吟醸生原酒、フクノハナ、精米歩合50%、アルコール分15度

購入した酒と頂いた猪口です。
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千代田蔵 純米生原酒 しぼりたて
<データー>純米生原酒、フクノハナ、精米歩合70%、アルコール分17度

<太田酒造 灘千代田蔵(おおたしゅぞう なだちよだぐら)>神戸市東灘区深江南町2-1-7
太田酒造 公式ページ
阪神深江駅から徒歩約14分、JR甲南山手駅から徒歩約20分


酒蔵訪問 太田(おおた)酒造 灘千代田蔵(なだちよだぐら) その5

神戸市東灘区の太田酒造 灘千代田蔵の続きです。

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貴賓室玄関です。今回は特別にこの建物内で試飲をさせていただけます。

内部から見た貴賓室玄関の様子です。
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玄関の先にある階段の様子です。
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2階書斎からは目の前に海が広がるそうです。

居間です。
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それぞれの部屋には、マントルピースが設置されています。

居間から続くダイニングです。
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試飲の酒が並べられています。今回はご厚意で「きき酒チャレンジ大会」を兼ねてさせていただけることに。

始めにラベルが貼られた6種類の酒を飲みます。
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次に①~⑥のラベルが貼られた酒を飲みます。
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ラベルが貼られた酒がどの数字の酒と同じになるかを考えて組み合わせます。

今回の参加者は20名。みんな真剣!
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太田酒造の先祖・太田道灌も「きき酒チャレンジ大会」を見守っているようです。
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その後、結果発表で、全問正解者は無し・・でした。

その6に続きます。


酒蔵訪問 太田(おおた)酒造 灘千代田蔵(なだちよだぐら) その4

神戸市東灘区の太田酒造 灘千代田蔵の続きです。

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酒をしぼる「薮田式圧搾機(やぶたしきあっさくき=通称ヤブタ)」です。

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アコーディオンのような蛇腹部分にフィルターの濾過板があり、そこに醪(もろみ)を送り、圧力をかけてしぼります。蛇腹部分の濾過板に残ったものが酒粕です。

圧搾機でしぼった酒を集めるタンクです。
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タンク内にはしぼられたばかりの酒が!
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きれいな黄金色(山吹色)をしています。少し青み(黄緑)がかった色であるようにも見えることから、青冴え(あおざえ)ともよばれます。色は数日間で落ち着くそうです。

しぼった酒を濾過する濾過機です。
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「SFフィルター濾過」とよばれるもので、0.1~0.3μミリ(1μミリは0.001ミリ)の穴が開いたフィルターを通すことで雑菌などを取り除きます。精密濾過ともよばれています。もともとは人口透析用に開発された機械のようです。千代田蔵では「直汲み(じかぐみ)」と表示しているものは、タンクから直接瓶詰をして濾過はしていない酒だそうです。

酒を火入れ(低温加熱殺菌)する蛇管です。
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熱湯につけた蛇管の中に酒を通します。蛇管から出るころには62~68℃になり、微生物を殺菌したり、酵素の働きを止めます。

瓶詰め室の様子です。
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蔵見学は事前予約が必要です。


蔵見学の後は、特別に貴賓室とよばれる洋館へ。
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大日本紡績の社長・会長を務めた小寺源吾の別邸だったものを1955年に譲り受けたものだそうです。1935年頃の建築で、日本で数多くの西洋建築を手がけたウィリアム・メレル・ヴォーリズの設計といわれています。

別の角度から見た貴賓室です。
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アーチ形をした柱の空間がいいですね!
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その5に続きます。


酒蔵訪問 太田(おおた)酒造 灘千代田蔵(なだちよだぐら) その3

神戸市東灘区の太田酒造 灘千代田蔵の続きです。

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蔵の2階にある酒母室です。米麹.蒸米、水、乳酸を入れた酒母タンクに酵母を入れ、酵母を大量に培養する工程です。

酒母室の入口上部には神棚があります。
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酒の神様・松尾(まつのお)大社(京都市西京区)の御,札もまつられています。

酒母造りに使う暖気樽(だきだる)などが置かれています。
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湯を入れた暖気樽を酒母の中に浸けて温めることで、糖化を進行させ酵母の発酵を促します。

育成中の山廃酒母(山廃酛)です。
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山廃は乳酸を加えず、自然の乳酸菌を取り込み乳酸を発生させるので、酒母造りに約1か月かかります。

蔵の1階の仕込室です。
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酒母、米麹、蒸米、水を入れて仕込み発酵させます。大量の材料を一度に入れて仕込むと酵母の増殖が間に合わず雑菌が繁殖するおそれがあるので、3度に分けて少しずつ量を増やしていく三段仕込みが一般的です。

仕込みタンクへはエアシュータを使って蒸米などをいれます。
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仕込みタンクが並んでいます。
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仕込みタンクの中を見せていただきます。
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タンク内の醪(もろみ)です。
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別の仕込みタンクです。
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タンク内の醪です。
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その4に続きます。


酒蔵訪問 太田(おおた)酒造 灘千代田蔵(なだちよだぐら) その2

神戸市東灘区の太田酒造 灘千代田蔵の続きです。

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米を蒸す甑(こしき)です。

甑に蒸気を送るボイラーです。
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蒸しあがった米を冷ます放冷機です。
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写真左の部分に米を投入します。奥へ進んでいく間、冷風をあてて米を冷まします。

蔵の2階部分にある製麹室(せいぎくしつ=麹室(こうじむろ))です。
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麹を造るには一定の温度・湿度を保つことが必要で、部屋が必要となります。

厳密に室内の温度を制御・記録しています。
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蒸米に振りかける種麹(たねこうじ)です。
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京都市東山区にある老舗種麹屋「菱六」の種麹を2種類使い分けているそうです。

見せていただいた種麹です。
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製麹室内の様子です。
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白い布の上に蒸米を広げ、種麹を振りかけ、種麹が全体にいきわたるよう混ぜる「床もみ」作業を行います。「床もみ」後にはひとまとめにして布をかけて覆います。麹菌が繁殖すると米同士がくっつくので、半日後に米をほぐす「切り返し」作業を行います。

その後、麹蓋(麹箱)に小分けにする「盛り」作業を行います。
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麹菌の熱による繁殖の低下を防ぐために行います。その後、再び麹を混ぜる「仲仕事」、「仕舞仕事」などを行います。

麹蓋(麹箱)を並べて通気をおこなう台です。
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麹が理想的な状態に仕上がったら製麹室から出します。(出麹)
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出された麹は余分な熱や水分を放出させる「枯らし(からし)」を行い麹が完成します。枯らし期間を含めて約3日かかります。

その3に続きます。


酒蔵訪問 太田(おおた)酒造 灘千代田蔵(なだちよだぐら) その1

神戸市東灘区の太田酒造 灘千代田蔵へ、行ってきました。

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太田酒造は、1874年創業で代表銘柄は「道灌(どうかん)」です。滋賀県草津市に本社・道灌蔵と不盡蔵(ふじくら)、滋賀県栗東市に「栗東ワイナリー」があります。本社・道灌蔵などはこちら → 太田酒造 過去記事

入口を入ると左手にある事務所です。
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1962年に灘に進出し、先祖が江戸城を築いた太田道灌であるころから、江戸城の別名・千代田城から千代田蔵と名付けています。本社とは別ブランド「千代田蔵」を醸しています。

事務所前から奥へ進んでいきます。
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原料米倉庫です。
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仕込みを待っている米です。
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醸造蔵です。
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地下水を濾過する濾過器です。
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千代田蔵では地下水で全ての酒を醸造しているそうです。

米を洗う洗米機です。
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洗米した米に一定量の水を吸わせる浸漬機(しんせきき)です。
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本醸造酒や普通酒に使用し、吟醸酒や大吟醸酒などは手作業で行っているそうです。

きれいに清掃された道具類が並べられています。
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その2に続きます。


第14回 阪急蔵元まつり

大阪市北区の阪急うめだ本店の阪急うめだホールで、「第14回 阪急蔵元まつり」が開催され、行ってきました。

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定期的に開催されていて、今年は9月に続き2度目です。入場は無料で、今回は全国から45蔵が参加し試飲販売しています。

毎回、特集コーナーがあります。
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今回は、「女性が醸す、奥深い味わい」がテーマで、女性が蔵元または杜氏の8蔵がクローズアップされていました。

酒談義ブースもあります。
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事前申し込みで申し込み多数の場合は抽選になります。

運よく参加させていただきました。
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酒談義を行うゲストは、きき酒師で野菜ソムリエプロの川添智未(かわぞえともみ)さん。日本酒の歴史や醸造過程、酒の成分と味わいなど幅広い内容の談義でした。

談義の途中ではテイスティングタイムも。
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酒と柿の種との飲み合わせ。

酒はこの2種。
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写真左より
桂月(けいげつ)相川誉 山廃純米酒」(高知県土佐郡土佐町土佐酒造)
<データー>純米酒、吟の夢、精米歩合58%、アルコール分15度
南部初雪(なんぶはつゆき)発泡にごり生酒」( 岩手県紫波郡紫波町廣田酒造店)
<データー>特別純米生酒、ひとめぼれ、精米歩合60%、アルコール分15度

柿の種はこの2種。
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写真左より
「柿の種プレミアム タネビッツ 天ぷら海鮮旨味塩仕立て」
「柿の種プレミアム タネビッツ クラックピーナッツ 白トリュフ塩仕立て」

終了後は、お土産に今回食べた柿の種を頂きました。
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会場で気になった酒。千葉県いすみ市木戸泉酒造。
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木戸泉(きどいずみ)AFS Stratae(アフス ストレーター)
<データー>純米酒、アルコール分12度
※天然の乳酸菌を用い高温で酒母を仕込む高温山廃酛を一段仕込みを貴醸酒で仕上げた酒。

<第14回 阪急蔵元まつり>2019年12/6~12/8 阪急うめだホール(大阪市北区角田町8-7 阪急うめだ本店9F)
阪急・阪神・大阪メトロ梅田駅、JR大阪駅南口から徒歩約1分


新潟をこめ

大阪市北区の「新潟をこめ」へ、行ってきました。

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2019年12月5日にオープンした新潟県のアンテナショップです。旧店名は「じょんのび新潟」でした。

近くの泉の広場にはWater Tree が出来ています。
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店内の様子です。
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新潟の名産品を販売しています。

店内奥には酒コーナーがあります。
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いろんなカップ酒も販売しているので飲み比べるのもいいですね。

立ち飲みカウンターもあります。
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常時20種類以上の新潟県の酒を楽しむことができます。(1杯(90ml)・450円~)飲み比べセット(50ml×3・600円)や新潟米おにぎり、おつまみセットなどもあります。(価格は税込)

オープン記念イベントが開催されています。
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2019年12/29まで「蛇口から日本酒」イベントが行われています。

レジで4杯券を購入すると猪口が貰えます。(500円(税込))
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週替わりで4種類の酒を楽しむことができ、4種類をコンプリートすると粗品のプレゼントがあります。よく見ると、「を」の文字の中には米が描かれています。

「蛇口から日本酒」はコレ。
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蛇口をひねると酒がでてきます。

この日は、新潟県糸魚川市の加賀の井酒造。
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加賀の井(かがのい)上撰 本醸造
<データー>本醸造酒、五百万石、精米歩合60%、アルコール分15度

オープンイベントで「お餅の詰め放題」も行われていました。
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2019年12/8で終了・・。

苦手な私にすれば、けっこう頑張ったような。
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<新潟をこめ>大阪市北区小松原町梅田地下街4-1 ホワイティうめだ イーストモール扇町ゾーン
新潟をこめ 公式ページ
大阪メトロ東梅田駅から徒歩約3分


立飲み 栗田(くりた)

大阪市淀川区の「立飲み 栗田」へ、行ってきました。

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酒販店・栗田が営む立ち呑み店です。

店内の様子です。
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すぐ横は酒販コーナー。いわゆる酒屋の角打ちです。

平身低頭の福助人形が出迎えてくれます。
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この日は「にごり酒祭り」で1杯90ml・250円(税込)。
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写真左より
霞城寿(かじょうことぶき)純米 にごり酒 生酒」(山形市寿虎屋酒造)
<データー>純米生酒、出羽の里、精米歩合60%、アルコール分16度
五郎八(ごろはち)にごり酒 田舎造り」(新潟県新発田市菊水酒造)
<データー>リキュール、アルコール分21度

おしゃれなビールサーバーを見っけ!
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思わず頼んでしまいました。
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締めの1杯。静岡県掛川市の土井酒造場。
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開運(かいうん)ひやづめ純米 山田錦
<データー>純米酒、山田錦、精米歩合55%、アルコール分16度

<立飲み 栗田(くりた)>大阪市淀川区東三国1-1-10
栗田 公式ページ
JR東淀川駅西口から徒歩約3分、大阪メトロ東三国駅4番出口から徒歩約6分


立ち飲み割烹 竹内酒造(たけうちしゅぞう)

大阪市北区の「立ち飲み割烹 竹内酒造」へ、行ってきました。

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滋賀県湖南市の竹内酒造直営の立飲み店で、大阪駅前第2ビルの地下1階にあります。竹内酒造は1872年創業で、代表銘柄は「香の泉(かのいづみ)」・「明尽(みょうじん)」・「唯々(ただただ)」です。

店内の冷蔵ガラスケースを見ながら飲む酒を選びます。
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限定酒を除いて、約20種類の酒が90mlが200円、180mlが380円(税別)の均一料金。

まずは。
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唯々 純米吟醸 吟吹雪 無濾過生原酒
<データー>純米吟醸生原酒、吟吹雪、精米歩合55%、アルコール分16度

続いて。
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香の泉 楚々淡麗(そそたんれい)特別純米酒
<データー>特別純米酒、日本晴・玉栄、精米歩合60%、アルコール分15~16度

さらに。
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かのいづみ 純米酒
<データー>純米酒、精米歩合60%、アルコール分15度

どんどんと。
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唯々 純米酒 渡船
<データー>純米酒、渡船、精米歩合70%、アルコール分16度

まだまだ。
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香の泉 特別純米 無濾過生原酒
<データー>特別純米生原酒、玉栄、精米歩合60%、アルコール分16度

燗酒もあります。(180mlのみ可能)
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こんな片口で飲むことができます!
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燗で飲んだ酒。(写真中央)
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唯々 純米酒 無濾過生原酒
<データー>純米生原酒、日本晴・玉栄、精米歩合60%、アルコール分17~18度

締めの酒。
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香の泉 特別純米醸造酒 契約篤農家米 玉栄 六割精米
<データー>特別純米酒、玉栄、精米歩合60%、アルコール分15~16度

<立ち飲み割烹 竹内酒造(たけうちしゅぞう)>大阪市北区梅田1-2-2大阪駅前第2ビルB1F
竹内酒造 公式ページ
JR北新地駅から徒歩約3分、大阪メトロ西梅田駅から徒歩約5分


パ酒ポート灘五郷 2019-2020 灘五郷特別体験企画 その3

神戸市東灘区の灘五郷酒造組合が発行する「パ酒ポート灘五郷2019-2020」で当選した特別体験企画の続きです。

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本社工場のさきがけホールには、商品などが展示されています。

書家・望月美佐氏の書が飾られています。
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防塵服を着てヘアキャップ、靴カバーをつけて見学へ出発。
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ワンカップ瓶詰ラインを見学しますが、工場内へのカメラや携帯電話などは持ち込み禁止。瓶の傷や異物混入を検知するため、たくさんのセンサーで管理しながら、1時間で6万本を瓶詰めしています。

さきがけホール前に展示されている「大関 ワンカップ」です。
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ゴジラのコラボラベルや地域限定ラベルなど、いろいろなラベルが作られているそうです。

本社工場を見学後、寿蔵の見学。
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1960年に完成した蔵で、高級酒を主体に醸造を行っています。仕込中の醪(もろみ)の様子を見学し、見学後はしぼりたての原酒を試飲させていただきました。(工場内へのカメラや携帯電話などの持ち込みは禁止)

「大関甘辛の関寿庵(せきじゅあん)」です。
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大関の関連会社「オーゼキ・エフ・アンド・シー」が2001年にオープンしたショップ・甘味処です。

店内に飾られていた琺瑯看板です。
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パ酒ポート灘五郷 2019-2020 灘五郷特別体験企画はここで自由解散となりました。特別講義や普段は入ることのできない工場見学など貴重な体験ができました。

限定の蔵出し生原酒の有料試飲や販売も行っています。
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有料試飲は1杯(約30ml)100円(税込)です。

試飲した酒。
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大関 純米 しぼりたて生原酒
<データー>純米生原酒、アルコール分15度

阪急今津駅ホームにある灘五郷のPRポスターです。
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お土産にいただいた白鹿クラシックスの猪口です。
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猪口の底の蛇の目もオレンジ色です。
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猪口の色は数種類あるそうです。

<パ酒ポート灘五郷 2019-2020 灘五郷特別体験企画>2019年11/27 灘五郷酒造組合(神戸市東灘区御影本町5-10-11)ほか
灘五郷御酒造組合 公式ページ
灘五郷酒造組合は阪神御影駅から徒歩約10分


パ酒ポート灘五郷 2019-2020 灘五郷特別体験企画 その2

神戸市東灘区の灘五郷酒造組合が発行する「パ酒ポート灘五郷2019-2020」で当選した特別体験企画の続きです。

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灘五郷酒造組合の研修・会議室には、酒のラベルを貼って作った屏風が置かれています。(↑クリックで拡大できます)

灘五郷のラベルを貼った屏風です。(クリックで拡大できます)
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兵庫県明石市や三木市などのラベルです。(クリックで拡大できます)
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見たことのないラベルばかりです。

兵庫県加西市や加東市などのラベルです。(クリックで拡大できます)
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同じく、見たことのないラベルばかりです。屏風をいつまで見ていても飽きないです。

特別講義のあと、阪神御影駅から電車で兵庫県西宮市に移動。
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御影駅に張り出されていた灘五郷のPRポスターです。

兵庫県西宮市の白鹿クラシックスです。
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白鹿」を醸す辰馬本家酒造(兵庫県西宮市)直営のショップ・レストランです。

レストランで昼食。(昼食代金は各自支払い)
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栃木産の石臼挽きそば粉「とち臼」を使用した「十割蕎麦」
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酒は1杯プレゼント。
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白鹿 クラシックス限定酒 しぼりたて原酒
<データー>普通酒原酒、アルコール分19~20度

食事後、大関(兵庫県西宮市)へ。
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本社工場です。2階・3階部分はワンカップの瓶詰ラインやパック酒の充填ラインなどがあります。

本社工場エントランスです。
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本社工場のさきがけホールです。
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その3に続きます。


パ酒ポート灘五郷 2019-2020 灘五郷特別体験企画 その1

神戸市東灘区の灘五郷酒造組合が発行する「パ酒ポート灘五郷2019-2020」で特別体験企画が当選し、行ってきました。

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灘五郷は神戸市灘区・東灘区と兵庫県西宮市の沿岸部に栄えた酒どころで、清酒生産量は日本一です。西から西郷(にしごう)、御影郷(みかげごう)、魚崎郷(うおざきごう)、西宮郷(にしのみやごう)、今津郷(いまづごう)の5つの地域があります。「パ酒ポート灘五郷2019-2020」は灘五郷の酒蔵などを巡る大人のスタンプラリーで、いろいろな特典もあります。

パ酒ポートに付いていた応募券を送ると特別体験企画に当選!
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今回は、普段入ることができない大関(兵庫県西宮市)の工場見学への体験企画です。(体験企画は4回行われます、各回抽選、重複当選無し)

集合場所の灘五郷酒造組合です。
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入口の軒先には杉玉が吊るされています。
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入口を入ると左手には灘五郷の商品などが展示されています。
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2階への階段脇には木枡や菰樽が飾られています。
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2階の研修・会議室です。
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研修・会議室には神棚も。
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酒の神・松尾様などがまつられています。

配布された資料です。
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「灘の風土と日本酒造り」というテーマで、壱岐正志灘五郷酒造組合常務理事による特別講義が行われました。灘五郷は、米(播州米)、水(宮水)、技術力(丹波杜氏)、気候(六甲おろし)、立地(水車精米、海上輸送)などの要素や条件に恵まれて発展したとのこと。

会場に置かれていた菰樽です。
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その2に続きます。


藤本雅一(ふじもとだだひと)酒造醸 藤井寺バル 後編

大阪府藤井寺市の藤本雅一酒造醸で行われた藤井寺バル(デラバル)の続きです。

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バルの内容は、酒3種類とおでんのセット。

酒が6種類あったので、2セットを。
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1種類目。
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松花鶴(しょうかづる)吟醸原酒 2013BY
<データー>吟醸原酒、山田錦、精米歩合50%、アルコール分17.2度

2種類目。
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雅一(みやびいち)吟醸酒 2011BY
<データー>吟醸酒、山田錦、精米歩合50%、アルコール分16.6度

3種類目。2年以上貯蔵した酒。
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井真成(いのまなり)吟醸酒
<データー>吟醸酒、山田錦、精米歩合50%、アルコール分16.1度
※井真成は、藤井寺出身といわれる遣唐使

4種類目。2年以上貯蔵した酒。
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玉瑞(たまのみず)原酒
<データー>普通酒原酒、山田錦、精米歩合60%、アルコール分18度

5種類目。2年以上貯蔵した酒。
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富士正(ふじまさ)特撰
<データー>普通酒、山田錦・五百万石、精米歩合60%、アルコール分15.9度

6種類目。
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玉瑞 特別純米
<データー>特別純米酒、山田錦、精米歩合60%、アルコール分17.6度

バルのセットは蔵内でいただきます。
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酒をしぼる圧搾機(あっさくき)の隣でいただくことに。
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昔ながらの槽(ふね)も置かれています。
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同じく、酒をしぼるときに使う道具です。

<藤本雅一酒造醸(ふじもとだだひとしゅぞうじょう)藤井寺バル>2019年11/2~11/4 大阪府藤井寺市藤井寺2-1-10
藤本雅一酒造醸 公式ページ
近鉄藤井寺駅南口から徒歩約7分


藤本雅一(ふじもとだだひと)酒造醸 藤井寺バル 前編

大阪府藤井寺市の藤本雅一酒造醸で、藤井寺バル(デラバル)が行われ、行ってきました。

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藤本雅一酒造場は、1913年創業で、代表銘柄は「富士正(ふじまさ)」・「松花鶴(しょうかづる)」です。藤井寺で呑み歩くイベント、藤井寺バル(デラバル)は今回で9回目の開催です。

藤本雅一酒造醸のショップです。
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この日はショップはお休み・・。

ショップの入口脇に置かれている菰樽です。
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入口の軒先には杉玉が吊るされています。
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ショップからぐるっと回ると蔵の入口があります。
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煉瓦煙突が、いい雰囲気!
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蔵の入口から見た様子です。
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ショップは閉まっていましたが、蔵で商品の販売が行われています。
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大手流通や卸には出さず、ほとんどの商品が直売りです。

米に一定量の水を吸わせる浸漬機(しんせきき)でしょう。
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外から見えた煉瓦煙突の下部部分です。
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煙突の手前に見えるのが、米を蒸す甑(こしき)の下で湯を沸かす釜部分です。

後編に続きます。