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酒蔵訪問 日本泉(にほんいずみ)酒造 その2

岐阜市の日本泉酒造の続きです。

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酒母タンクです。

タンク内の酒母の様子です。
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製麹室(せいぎくしつ)です。
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麹室(こうじむろ)ともいい、麹を造る部屋です。

製麹室内部の様子です。
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仕込みタンクです。
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仕込みタンクに酒母、米、米麹、水を3回に分けて入れて(三段仕込み)発酵させて、醪(もろみ)を造ります。

醪の様子です。
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醪をしぼる槽(ふね)です。
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槽の中に醪を入れた酒袋を並べながら重ねていき、上から圧力をかけてしぼります。

しぼられた酒が槽の垂れ口(たれくち)から出てきます。
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酒袋の中に残ったものが酒粕です。日本泉酒造では、あえて効率的ではない木槽しぼりにこだわっています。ゆっくりゆっくりしぼることで、きれいな酒質の酒になるそうです。

瓶にラベルを貼るラベラーです。
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その3に続きます。


酒蔵訪問 日本泉(にほんいずみ)酒造 その1

岐阜市の日本泉酒造へ、行ってきました。

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江戸末期創業で、1887年に現在地に移転しています。2002年に新社屋(本社ビル)を竣工しています。代表銘柄は「日本泉」です。

本社ビル前に置かれている菰樽です。
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入口を入ると壁面に日本酒の製造工程図が掲示されています。
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↑クリックで拡大できます。

昔の木桶を活用して商品が展示されています。
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蔵はビルの地下1階に作られています。
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3日前までに予約すれば見学が可能です。(日・祝・年末年始などの休業日を除く)

蔵の入口です。
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洗米機です。(写真右)
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洗米した米に一定量の水を吸わせる浸漬(しんせき)作業中。
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米を蒸す甑(こしき)です。
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小さいタンクで仕込み、搾りたての酒を届ける少量仕込みにこだわっています。

蒸しあがた米を冷やす放冷機です。
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その2に続きます。


酒蔵訪問 今西酒造

奈良県桜井市の今西酒造へ行ってきました。

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1660年創業で、代表銘柄は「三諸杉(みむろすぎ)」・「鬼ごのみ(おにごのみ)」です。

玄関です。
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大きな杉玉が吊られています。玄関を入った土間はショップになっています。一般の蔵見学は行っていません。

ショップに飾られているタペストリーです。
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ショップに吊られている暖簾です。
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昔使っていた酒袋で作られています。

ショップに飾られている通い徳利です。
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試飲は行っていませんが、事前に予約すると「利き酒体験」(500円(税込)、猪口付き)をすることができます。(電話:0744426022)

今西酒造参道店です。
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大神神社二の鳥居手前にあります。参道店では試飲が可能です。

試飲させていただいた酒です。
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写真左より
鬼ごのみ しぼりたて無濾過生原酒
<データー>普通酒生原酒、精米歩合70%、アルコール分16度
三諸杉 純米 初しぼり 無濾過生原酒
<データー>純米生原酒、精米歩合70%、アルコール分16度

<今西酒造(いまにししゅぞう)>奈良県桜井市大字三輪510
今西酒造 公式ページ
JR三輪駅から徒歩約4分


大神(おおみわ)神社 「醸造安全祈願祭(酒まつり)」 その3

奈良県桜井市の大神神社で行われた「醸造安全祈願祭(酒まつり)」の続きです。

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拝殿手前、右手にある「巳の神杉(みのかみすぎ)」です。大物主大神(おおものぬしのおおかみ)の化身の白蛇が住むことから名付けられた神木です。

拝殿では「うま酒みわの舞」という神楽が奉納されています。
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崇神天皇の勅命で活日命(いくひのみこと)が一夜で神酒を醸造し天皇にささげた歌が歌われます。「この御酒(みき)は わが御酒ならず 倭(やまと)なす大物主の醸(か)みし御酒 幾久(いくひさ) 幾久」

祈祷殿から続く道を進むと、活日命をまつった神社があります。
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活日(いくひ)神社です。
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杜氏の祖先神として酒造関係者はこちらにも参拝します。

活日神社から北へ進むと狭井(さい)神社に着きます。
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狭井神社です。
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病気平癒の神として信仰されています。

狭井神社の奥にある薬井戸(くすりいど)です。
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万病に効くといわれる薬水が湧き出ています。

狭井神社の西には大美和の杜展望台があります。
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大和三山や二上山、大鳥居などが見渡せます。

<大神神社(おおみわじんじゃ)醸造安全祈願祭(酒まつり)>2019年11/14 奈良県桜井市三輪1422
大神神社 公式ページ
JR三輪駅から徒歩約5分


大神(おおみわ)神社 「醸造安全祈願祭(酒まつり)」 その2

奈良県桜井市の大神神社で行われた「醸造安全祈願祭(酒まつり)」の続きです。

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拝殿の脇には奉納された菰樽が置かれています。

献酒された酒蔵は全国から多数!
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献酒された酒は「酒まつり全国銘酒展」として展示されています。
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何本あるか数えきれないです。
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展示後はどうなるのか気になってしまうのは私だけでしょうか・・。

酒の授与(無料)も行われています。
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10時過ぎから先着順で授与が行われますが、15分位前に並んで微妙な位置でした。

頂いた酒です。奈良県吉野郡吉野町の北村酒造。
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猩々(しょうじょう)生貯蔵酒
<データー>普通酒、精米歩合72%、アルコール分14~15度

振る舞い酒も行われています。
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1人1杯のみです。

奈良県桜井市の今西酒造の酒を。
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三諸杉(みむろすぎ)」(データー不明)

いい酒が飲めますように!(枡は要返却)
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その3に続きます。


大神(おおみわ)神社 「醸造安全祈願祭(酒まつり)」 その1

奈良県桜井市の大神神社で「醸造安全祈願祭(酒まつり)」が行われ、行ってきました。

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創建年代は不詳ですが、三輪山(みわやま)をご神体とする日本最古の神社といわれています。「醸造安全祈願祭(酒まつり)」は毎年11/14に開催され、全国の酒蔵から社長や杜氏などが参列し醸造の安全を祈願しています。

参道を進むと左手に祓戸(はらえど)神社があります。
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罪穢れを祓う神がまつられていて、心身ともに清らかになって参拝するために、最初にこの神社にお参りします。

さらに参道を進むと左手に手水舎があります。
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手水舎にある手水口です。
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大神神社では、蛇は神の使いとされ、手水口は酒樽と蛇になっています。

手水舎の後方にある「しるしの杉」です。
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三輪の七本杉の1つです。三輪山の杉に神が現れたと伝えられています。酒蔵の玄関先などにつるされている杉玉は、「志るしの杉玉(しるしのすぎだま)」といわれ、三輪山の聖なる杉で作られています。

手水舎から石段を上がると拝殿があります。
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1664年に4代将軍・徳川家綱が造営したもので重要文化財です。拝殿の後方にある三輪山全体を神体山として拝んでいて、本殿はありません。祭神は、大物主神(おおものぬしのかみ)です。


拝殿に吊るされている「志るしの杉玉」です
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毎年、「醸造安全祈願祭(酒まつり)」の前(概ね前日ですが、2019年は11/8)に新しいものに取り替えられています。直径約1.5mで重さは約200㎏だそうです。

拝殿の近くにある祈祷殿です。
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祈祷殿にも「志るしの杉玉」が吊るされています。
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大きさは拝殿の物と同じです。拝殿の杉玉より見やすいです。

その2に続きます。


大和蒸溜所 霜月祭(そうげつさい)オープンデー

奈良県御所市の大和蒸溜所で「霜月祭 オープンで-」が行われ、行ってきました。

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2018年に油長(ゆうちょう)酒造(奈良県御所市)が新たな取り組みとして設立した蒸溜所です。付近一帯で行われる霜月祭にあわせ、今年初めてオープンデーを開催しました。

大和蒸溜所です。
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築150年といわれる古民家の一部をリノベーションしています。

玄関です。
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リノベーションして作られた蒸溜所です。
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ジンに特化した蒸溜所です。

いろんな設備がありますが、私にはよくわかりません。
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ジンのボトルには小さなミカンのようなものが。
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大和橘(やまとたちばな)で、日本古来の柑橘です。11代・垂仁天皇の勅命を受けた田道間守(たじまもり)が常世の国から持ち帰った不老長寿の妙薬といわれています。

大和橘と大和当帰(やまととうき)です。
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大和当帰は、特異な甘い芳香が特徴のセリ科の植物で、根は生薬として使用され、日本書紀にも記載されています。葉はハーブとして近年利用が可能になったそうです。

橘花 KIKKA GIN(きっかじん)」です。
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大和橘と大和当帰の2つのボタニカルとジュニパーベリーをして使用してジンを仕上げています。

オープンデーで特別にカクテルを楽しむことができます。
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オリジナルカクテル「1160(イレブンシックスティーン)」を。
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「橘花 KIKKA GIN(きっかじん)」と油長酒造の「風の森(かぜのもり)」、100%アップルジュース、レモン果汁を使ったカクテルです。

「風の森」の斗瓶も置かれています。
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出来上がり!
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「THE SAILING BAR」(奈良県桜井市)の田中 知輝さんがゲストバーテンダーとしてお手伝い。

中庭を見ながらカクテルを飲むのもいいですね!
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<大和蒸溜所(やまとじょうりゅうしょ)霜月祭(そうげつさい)オープンデー>2019年11/10 奈良県御所市西久保本町1137
大和蒸溜所 facebook
JR御所駅から徒歩約7分、近鉄御所駅から徒歩約8分


油長(ゆうちょう)酒造 霜月祭(そうげつさい)蔵元直売

奈良県御所市の油長酒造で「霜月祭 蔵元直売」が行われ、行ってきました。

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油長酒造は1719年創業で、代表銘柄は「鷹長(たかちょう)」・「風の森(かぜのもり)」です。毎年11月の第2日曜に付近一帯で行われる霜月祭にあわせ、蔵元直売を行っています。

母屋の玄関前に吊られている杉玉です。
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一般の蔵見学は行っていません・・。

母屋の正面には屋外タンクが並んでいます。
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屋外タンクです。
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屋外タンク側から見た母屋です。
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霜月祭では歴史ある町家にオレンジ色の暖簾をつけています。

駐車場を利用して蔵元直売が行われています。
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普段は蔵元での販売は一切行われていません。蔵元直売は霜月祭の日と年末の2日間、併せて3日のみ行われています。蔵元直売の日は駐車場の利用ができません。

駐車場の隅には仕込水の井戸があります。
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販売されていた酒です。
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試飲も可能です。

近隣にある東川酒店ではイベントで有料試飲が行われています。
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風の森(かぜのもり)純米大吟醸50 愛山 真中(まなか)採り
<データー>純米生原酒、愛山、精米歩合50%、アルコール分16度

年末蔵元直売のチラシです。
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2019年12/21・12/22の2日間行われます。

販売予定の酒です。(写真は2018年蔵元直売のものです)
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写真左より
風の森 笑う門には福来たる 純米 初しぼり あらばしり
<データー>純米生原酒、秋津穂、精米歩合65%、アルコール分17度
風の森 純米 特別栽培秋津穂65 無濾過無加水生原酒
<データー>純米生原酒、秋津穂、精米歩合65%、アルコール分17度

<油長酒造(ゆうちょうしゅぞう)霜月祭(そうげつさい)蔵元直売>2019年11/10 奈良県御所市本町1160
油長酒造 公式ページ
JR御所駅から徒歩約7分、近鉄御所駅から徒歩約8分


第21回 長龍酒造広陵蔵(ちょうりょうしゅぞう こうりょうくら)蔵開き その3

奈良県北葛城郡広陵町の長龍酒造で開催された「第21回 長龍酒造 広陵蔵 蔵開き」の続きです。

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有料試飲コーナー「酒楽亭(しゅらくてい)」があり、燗酒も楽しむことができます。

限定の熟成酒を燗酒で。
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長龍 Private Reserve #002 特別純米酒 露葉風 2007年醸造
<データー>特別純米酒、露葉風、精米歩合65%、アルコール分15~16度

あらためて、お連れさん方と乾杯!
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蔵開き限定酒。
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長龍 広陵蔵 純米新酒 生原酒
<データー>純米生原酒、精米歩合68%、アルコール分17~18度

お隣の方から注いでいただいた酒。
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長龍(ちょうりょう)大吟醸 金賞受賞酒
<データー>大吟醸酒、山田錦、精米歩合38%、アルコール分16度

スパークリング酒。
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粉雪(こなゆき)スパークリング純米酒
<データー>純米酒(発泡性①)、精米歩合70%、アルコール分8~9度

先着1000名に配られた猪口と「きき酒チャレンジ!」3問正解でいただいた枡です。
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<第21回 長龍(ちょうりょう)酒造 広陵蔵(こうりょうぐら)蔵開き>2019年11/10 奈良県北葛城郡広陵町南4
長龍酒造 公式ページ
近鉄箸尾駅から徒歩約8分


第21回 長龍酒造広陵蔵(ちょうりょうしゅぞう こうりょうくら)蔵開き その2

奈良県北葛城郡広陵町の長龍酒造で開催された「第21回 長龍酒造 広陵蔵 蔵開き」の続きです。

試飲コーナーでは、5種類が試飲できます。
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長龍 広陵蔵 特別純米酒 特別栽培米ヒノヒカリ仕込み
<データー>特別純米酒、ヒノヒカリ、精米歩合60%、アルコール分15度

2種類目。
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長龍 純米吟醸 快(こころよし)
<データー>純米吟醸酒、精米歩合60%、アルコール分15~16度

3種類目。
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長龍 蒼穂(そうほ)純米酒 山廃仕込み
<データー>純米酒、あけぼの・雄町、精米歩合65%、アルコール分15~16度

4種類目。
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長龍 吉野杉の樽酒
<データー>普通酒、精米歩合70%、アルコール分15~16度

5種類目。
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稲の国の稲の酒 特別純米 無濾過原酒 ひやおろし
<データー>特別純米原酒、露葉風、精米歩合65%、アルコール分18~19度

試飲で学習(?)した後、「きき当てコーナー」へ。
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試飲で飲んだ酒が3種類含まれています。
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1~5の番号の酒を飲み、銘柄を考えます。
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結果は3問正解で、塗り枡をいただきました。

試飲になかった2種類の酒。
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ふた穂(ふたほ)特別純米酒 雄町 2014年醸造
<データー>特別純米酒、雄町、精米歩合68%、アルコール分15~16度

もう1種類は、お土産に購入。
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稲の国の稲の酒 特別純米酒 2014年醸造
<データー>特別純米酒、露葉風、精米歩合65%、アルコール分15~16度

その3に続きます。


第21回 長龍酒造広陵蔵(ちょうりょうしゅぞう こうりょうくら)蔵開き その1

奈良県北葛城郡広陵町の長龍酒造で「第21回 長龍酒造 広陵蔵 蔵開き」が開催され、行ってきました。

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長龍酒造は、1923年に飯田酒造場(奈良県天理市飯田本店、2015年廃業)より独立し、大阪府八尾市に酒の小売店を開業、1963年に長龍酒造を設立しています。蔵開きは毎年11月の第2日曜日に開催されています。

受付で案内やスクラッチカードなどを貰います。
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スクラッチカードで当たると酒などが貰えますがハズレ・・。また、先着1,000名は粗品(猪口)のプレゼントがあります。

飯田豊彦社長のあいさつでスタート。
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1979年に広陵蔵で醸造を開始(広陵酒造、1993年合併)し、2008年に本社を広陵町に移転しています。代表銘柄は、「長龍」・「ふた穂(ふたほ)」・「稲の国の稲の酒」です。

新しく作られた杉玉の掲揚!
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社員の方がトラック一杯に積まれた吉野杉の枝を使って作り、蔵開きの日に吊るしています

青々とした杉玉が吊るされました!
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社長と一般の方による鏡開き。
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鏡開きのあとはもちろん、振舞い酒。
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先着800名に配られます。

ステージでは、菰巻の実演が行われます。
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他に、ライブなども行われます。

その2に続きます。


山野酒造 第1回 蔵開き その3

大阪府交野市の山野酒造で開催された「山野酒造 第1回 蔵開き」の続きです。

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出来上がったばかりの新蔵を見に行きます。

使わなくなった煙突に沿って作られた螺旋階段を上がります。
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新蔵の様子です。
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購入したチケットで、蕎麦と酒3種がいただけます。

手打ち蕎麦が美味しそう。
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蕎麦と酒3種!
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3種の酒です。
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写真左より
片野桜(かたのさくら)純米酒
<データー>純米酒、精米歩合65%、アルコール分15度
片野桜 山廃仕込純米酒 山田錦 無濾過生原酒
<データー>純米生原酒、山田錦、精米歩合65%、アルコール分17度
片野桜 純米吟醸 蔵内低温熟成酒 ひやおろし
<データー>純米吟醸酒、五百万石、精米歩合55%、アルコール分15度

新蔵からはガラス越しに貯蔵タンクなどを見ることができます。
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新蔵内には昔、酒搾っていた槽(ふね)も置かれています。
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新蔵前から見た蔵の様子です。
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<山野酒造(やまのしゅぞう)第1回 蔵開き>2019年11/9 大阪府交野市私部7-11-2
山野酒造 公式ページ
京阪交野市駅から徒歩約13分


山野酒造 第1回 蔵開き その2

大阪府交野市の山野酒造で開催された「山野酒造 第1回 蔵開き」の続きです。

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蔵を見に行きます。一部を建て替えて新蔵が出来たこともあり、お披露目を兼ねて第1回の蔵開きが行われました。

蔵では作業が行われています。
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午前中に蒸米を行ったあと道具類の洗浄や次の日に向けての米の準備を行っていました。

米を蒸す甑(こしき)です。
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洗米機に米を投入!
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洗米中の様子です。
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洗米した米は一定量の水を吸わせる浸漬(しんせき)を行います。
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行った作業はコマ目にメモ。
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しばらくすると作業は終わり、すっかりきれいになっていました。
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その3に続きます。


山野酒造 第1回 蔵開き その1

大阪府交野市の山野酒造で、「山野酒造 第1回 蔵開き」が開催され、行ってきました。

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山野酒造は江戸末期創業で、代表銘柄は「片野桜(かたのさくら)」です。全製造数の約9割が特定名称酒で、その内の4割が原酒で蔵出しているという原酒にこだわりのある蔵です。

蔵の北側の様子です。
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看板の横には杉玉が吊られています。
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母屋の土塀と長屋門(写真右)です。
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蔵開き会場です。
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到着時間が遅かったので、振る舞い酒は終了。
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午前中は、すごい人だったそうです。

蕎麦と酒3種の券を購入します。
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時間が来るまで、購入した酒を。
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片野桜 山廃仕込純米酒 雄町 無濾過生原酒
<データー>純米生原酒、雄町、精米歩合65%、アルコール分17度

仕込水(酒を造るときに使う水)は自由に飲むことができます。
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その2に続きます。


黄桜 伏水蔵(ふしみぐら) 第3回 蔵開き その3

京都市伏見区の黄桜で開催された「黄桜 伏水蔵 第3回 蔵開き」の続きです。

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「きき酒クイズ」のコーナーがあります。300円(税込)で20歳以上なら誰でも挑戦することができます。

問題用紙です。各2択で4問、合計8種類の酒を飲みます。
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酒はプラカップに、どちらの酒かわからないようにして注がれます。

第1問。白い呑(どん、辛口、糖質50%オフ)はどっち?
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写真左より
黄桜 白い呑 糖質ハーフ しぼりたて
<データー>普通酒、アルコール分14度
黄桜 呑 しぼりたて
<データー>普通酒、アルコール分14度

第2問。白い呑(純米酒)はどっち?
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写真左より
黄桜 白い呑 純米きりっと
<データー>純米酒、精米歩合非公表、アルコール分14度
黄桜 呑 Rich
<データー>普通酒、アルコール分14度

第3問。アルコール度数の低い酒はどっち?
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写真左より
黄桜 花きざくら 純米吟醸
<データー>純米吟醸酒、精米歩合60%、アルコール分12度
黄桜 蔵の詩(くらのうた)純米酒
<データー>純米酒、精米歩合65%、アルコール分15度

第4問。しぼりたてはどっち?
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写真左より
黄桜 生酛山廃 本醸造 ひやおろし
<データー>本醸造酒、精米歩合70%、アルコール分16度
黄桜 伏見蔵 純米大吟醸生原酒 仕込一号・二号 山田錦
<データー>純米大吟醸生原酒、山田錦、精米歩合50%、アルコール分17度

箱の中のボトルはコレ。
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全問正解でいただいた酒。
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黄桜 NO SIDE 特別純米
<データー>特別純米酒、精米歩合65%、アルコール分15度

蔵開き限定酒。ラベルの文字(吟大醸)の誤植はご愛嬌ってことで!
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黄桜 無濾過しぼりたて 純米大吟醸生原酒 伏見蔵一号・二号」 
<データー>純米大吟醸生原酒、山田錦、精米歩合50%、アルコール分17度

会場では「蔵開きスタンプラリー」も行っています。
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スタンプを全部集めると抽選に挑戦できます。

1等は吟醸酒(30本)、2等はクラフトビール(100本)などが当たります!
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なんと、2等!ありがとう!
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黄桜 ONE FOR ALL ALL FOR ONE アンバーエール

<黄桜 伏水蔵(ふしみぐら)第3回 蔵開き>2019年11/9 京都市伏見区横大路下三栖梶原町53
黄桜 公式ページ
京阪中書島駅から送迎バスあり


黄桜 伏水蔵(ふしみぐら) 第3回 蔵開き その2

京都市伏見区の黄桜で開催された「黄桜 伏水蔵 第3回 蔵開き」の続きです。

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物流センター(充填ライン)の外階段から見た伏水蔵です。

伏水蔵の全景です。
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見学に向かいます。
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入口で金のカッパが出迎えてくれます。普段の日も見学ができます。予約をしなくても見学は可能なようですが、事前に予約しておく方が無難です。電話075-644-4488(受付10~16時)

酒造りの様子の一部を見ることができます。
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麹室です。

クラフトビール醸造の様子も見ることができます。
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ビールの醸造釜です。

クラフトビールの充填ラインです。
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カッパのイラストも見ることができます。
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伏見蔵のショップで買ったビールです。
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黄桜 LUCKY MOUSE

ステージではライブが始まります。
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会場ではクラフトビールの販売を行っています。
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クラフトビールの飲み比べセット。
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黄桜 京都麦味 抹茶」(写真左奥)、「黄桜 京都麦酒 山田錦」(写真右奥)、「黄桜 栗日和」(写真左手前)、「黄桜 丹波の黒豆」(写真右手前)

その3に続きます。


黄桜 伏水蔵(ふしみぐら) 第3回 蔵開き その1

京都市伏見区の黄桜で、「黄桜 伏水蔵 第3回 蔵開き」が開催され、行ってきました。

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黄桜は1925年に澤屋(さわや、現・松本酒造(伏見区))から分家して創業、代表銘柄は「黄桜(きざくら)」です。

会場の伏水蔵物流センター前です。
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伏水蔵は、2016年8月に工場を改装し、日本酒とクラフトビール造りを見学できる施設としてオープン、翌2017年から秋に蔵開きを開催しています。

入口の総合受付で来場者プレゼントがあります。
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先着1,000名に米麹甘酒がプレゼントされました。

いただいた「黄桜 あまざけ」です。
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会場の様子です。
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鏡開きで、スタート!
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鏡開きのあとは、振舞い酒!
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蔵(工場)見学も行っています。
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普段は一般立入禁止になっている物流センター(充填ライン)へ。

外階段を上がって3階へ。
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パック酒のラインです。
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※建物内は撮影禁止ですが、1枚だけならと許可を得て撮影したものです。

その2に続きます。


和食 ダイニング拓(たく) 後編

奈良市の「和食 ダイニング拓」の続きです。

引き続き飲みます。新潟県南魚沼市の髙千代酒造。
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たかちよ ハロウィンラベル feat. SAKAZUKIN 扁平精米生原酒
<データー>特定名称表記無し、精米歩合等非公開、アルコール分16度

山形市の秀鳳酒造場。
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秀鳳(しゅうほう)純米大吟醸原酒 出羽燦々 磨き三割三分 生
<データー>純米大吟醸生原酒、出羽燦々、精米歩合33%、アルコール分17度

後半は奈良の酒を。奈良県御所市の油長(ゆうちょう)酒造。
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風の森(かぜのもり)露葉風80 純米しぼり華」 
<データー>純米生原酒、露葉風、精米歩合80%、アルコール分17度

同じく、油長酒造。
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風の森 山田錦80 純米しぼり華
<データー>純米生原酒、山田錦、精米歩合80%、アルコール分17度

もう1杯、油長酒造。
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風の森 雄町80 純米しぼり華」 
<データー>純米生原酒、雄町、精米歩合80%、アルコール分17度

奈良県御所市の葛城(かつらぎ)酒造。
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裏 百楽門(うら ひゃくらくもん)冴 生
<データー>普通酒生酒、雄町、精米歩合60%、アルコール分16度

奈良市の倉本酒造。
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つげのひむろ 純米酒 菩提酛(ぼだいもと)仕込
<データー>純米酒、夢山水・ヒノヒカリ、精米歩合70%、アルコール分15度

締めは、奈良県桜井市の今西酒造。
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みむろ杉(みむろすぎ)純米吟醸 雄町 ひやおろし
<データー>純米吟醸酒、雄町、精米歩合60%、アルコール分15度

<地酒 鮨 和食 ダイニング拓(たく)>奈良市橋本町32
和食 ダイニング拓 公式ページ
近鉄奈良駅から徒歩約5分、JR奈良駅から徒歩約15分


和食 ダイニング拓(たく) 前編

奈良市の「和食 ダイニング拓」へ、行ってきました。

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奈良で最も古い商店街の一つといわれる「餅飯殿(もちいどの)センター街」の中にある飲食店です。11時から昼酒を楽しむことができます。

店内には冷蔵ガラスケースがあり、セルフで酒を持ち出しテーブルで注ぎます。
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酒器の大きさで値段が変わります。
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酒を注いだ酒器は再利用せず、次に飲む際は新しいものを使用し、清算時は酒器の数で行います。

さっそく。富山県高岡市の清都(きよと)酒造場。
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勝駒(かちこま)純米酒
<データー>純米酒、五百万石、精米歩合50%、アルコール分16度

おつまみも良心的な価格!
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「大和牛あご肉のどて焼き」と「おまかせのおつまみ盛り」。
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両方で700円(税込)。

名古屋市緑区の萬乗醸造(ばんじょうじょうぞう)。
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醸し人九平治(かもしびとくへいじ)SAUVAGE(野性)雄町 2018
<データー>純米大吟醸酒、雄町、精米歩合50%、アルコール分16度

もう1杯、萬乗醸造。
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醸し人九平治 EAU DU DESIR(希望の水)山田錦 2018
<データー>純米大吟醸酒、山田錦、精米歩合50%、アルコール分16度

後編に続きます。


なら泉勇斎(ならいずみゆうさい)

奈良市の「なら泉勇斎」へ、行ってきました。

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奈良県内にある酒蔵のうち29蔵・約120種類の酒を有料試飲・販売しています。

奈良酒のみの専門店です。
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店内の立ち呑みカウンターで有料試飲できます。
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写真左より
百楽門(ひゃくらくもん)純米大吟醸 ひやおろし」(奈良県御所市葛城酒造)
<データー>純米大吟醸酒、雄町、精米歩合50%、アルコール分16~17度
梅乃宿(うめのやど)奈良流五段仕込」(奈良県葛城市梅乃宿酒造)
<データー>純米吟醸酒、露葉風、精米歩合60%、アルコール分16度

続いて。
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写真左より
山鶴(やまつる)特別純米酒 ひやおろし
<データー>特別純米酒、ほむすめ舞・五百万石、精米歩合55%、アルコール分15~16度
大和のどぶ(やまとのどぶ)純米
<データー>純米酒、五百万石・日本晴・他、精米歩合65%、アルコール分15度

<なら泉勇斎(ならいずみゆうさい)>奈良市西寺林町22
なら泉勇斎 公式ページ 
近鉄奈良駅から徒歩約8分、JR奈良駅から徒歩約10分


櫻正宗(さくらまさむね)令和元年 第17回蔵開き 後編

神戸市東灘区の櫻正宗で開催された「櫻正宗 令和元年 第17回蔵開き」の続きです。

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有料試飲会も行っています。

有料試飲は6種類あり、好きな3つを選んで500円(税込)です。
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せっかくなので、2セットで全種類を。
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1種類目。
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櫻正宗 純米大吟醸 四〇
<データー>純米大吟醸酒、山田錦、精米歩合40%、アルコール分15度

2種類目。
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櫻正宗 金稀(きんまれ)超特撰 純米吟醸
<データー>純米吟醸酒、山田錦、精米歩合60%、アルコール分16~17度

3種類目。
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櫻正宗 正宗 吟醸原酒
<データー>吟醸原酒、山田錦、精米歩合60%、アルコール分18~19度

4種類目。
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櫻正宗 宮水の華 特別純米酒
<データー>特別純米酒、山田錦、精米歩合65%、アルコール分15~16度

5種類目。
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櫻正宗 朱稀(しゅまれ)本醸造 山田錦
<データー>本醸造酒、山田錦、精米歩合70%、アルコール分15~16度

6種類目。
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櫻正宗 さくら RED SWEET 11
<データー>普通酒、紫黒米・他、アルコール分11~12度

櫻正宗記念館・櫻宴(さくらえん)で試飲した酒。
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櫻正宗 秋あがり 純米原酒
<データー>純米原酒、山田錦、精米歩合65%、アルコール分17度

櫻喜蔵(はなのきぐら)見学会で有料試飲の際にいただいた猪口です。
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<櫻正宗(さくらまさむね)令和元年 第17回蔵開き>2019年11/2 神戸市東灘区魚崎南町5-10-1
櫻正宗 公式ページ
阪神魚崎駅または神戸新交通六甲アイランド線(六甲ライナー)南魚崎駅から徒歩約7分


櫻正宗(さくらまさむね)令和元年 第17回蔵開き 前編

神戸市東灘区の櫻正宗で「櫻正宗 令和元年 第17回蔵開き」が開催され、行ってきました。

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櫻正宗は1625年に荒牧村(兵庫県伊丹市)で「荒牧屋」という屋号で創醸を開始、1717年に初代・山邑太左衛門(やまむらたざえもん)を名乗り創業しています。1992年に山邑酒造から櫻正宗に社名変更しています。代表銘柄は「櫻正宗」です。

会場入り口の看板です。
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毎年11月初旬に蔵開きを行っています。

蔵開き会場の全景です。
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櫻正宗は、6代目・山邑太左衛門が酒造りの名水「宮水(みやみず)」を発見、櫻正宗酵母が協会1号酵母になるなど多くの実績があります。

鏡開きでスタート!
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振る舞い酒。しぼりたての新酒です。
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櫻正宗 しぼりたて原酒
<データー>未確認

櫻喜蔵(はなのきぐら)の見学会が行われています。
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普段は一般の立ち入りは禁止です。

櫻喜蔵です。
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1994年に完成した蔵で、醸造設備のほか、研究実験施設・本社機能を備えています。

櫻喜蔵内は、残念ながら原則撮影禁止。
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酒を搾る圧搾室付近が撮影コーナーになっています。

昔、使われていた酒造りの道具なども展示されています。
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蔵内では甘酒の試飲も行われています。

有料の試飲があります。(猪口付き600円(税込み))
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櫻正宗 金稀(きんまれ) 無濾過純米大吟醸 三五」(許可を得て撮影)
<データー>純米大吟醸酒、山田錦、精米歩合35%、アルコール分15~16度

後編に続きます。


前田酒店 2019年 第10回 日本酒勉強会 後編

大阪市北区の前田酒店で開催された「2019年 第10回 日本酒勉強会」の続きです。

「きき酒チャレンジ大会}後は出てきた酒を自由に。
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清嘹(せいりょう)純米吟醸酒」(群馬県前橋市町田酒造)
<データー>純米吟醸酒、五百万石・山田錦、精米歩合55%、アルコール分16度

さらに、町田酒造。
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マチダシュゾウ 別注企画 醸造戦略会議 『マチダ』
<データー>特定名称表記無し 生酒、精米歩合等非公開、アルコール分16度

もう1杯、町田酒造。
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???(トリプルはてな)
<データー>特定名称表記無し 生酒、精米歩合等非公開、アルコール分16~17度

宮城県栗原市の萩野(はぎの)酒造。
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萩の鶴(はぎのつる)メガネ専用 特別純米酒
<データー>特別純米酒、美山錦・五百万石、精米歩合60%、アルコール分16度

秋田県由利本荘市の齋彌(さいや)酒造店。
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雪の茅舎(ゆきのぼうしゃ)純米吟醸
<データー>純米吟醸酒、秋田酒こまち・山田錦、精米歩合55%、アルコール分16度

奈良県御所市の油長(ゆうちょう)酒造。
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風の森(かぜのもり)山田錦60 純米吟醸しぼり華
<データー>純米吟醸生原酒、山田錦、精米歩合60%、アルコール分16度

長野市のよしのや。
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西之門(にしのもん)純米吟醸 ひとごこち 無濾過生詰原酒 Ver.秋
<データー>純米吟醸原酒、ひとごこち、精米歩合55%、アルコール分15度

どんどんと。
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写真左より
鍋島(なべしま)純米吟醸 雄町」(佐賀県鹿島市富久千代酒造)
<データー>純米吟醸酒、雄町、精米歩合50%、アルコール分16度
無我(むが)Special」(山形県酒田市楯の川酒造)
<データー>純米大吟醸生酒、山田錦、精米歩合40%、アルコール分16度

さらに!
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写真左より
春霞(はるかすみ)わき水ラベル」(秋田県仙北郡美郷町栗林酒造店)
<データー>純米吟醸酒、美郷錦、精米歩合55%、アルコール分15度
黄金澤(こがねさわ)HITOMEBORE」(宮城県遠田郡美里町川敬商店)
<データー>純米吟醸酒、ひとめぼれ、精米歩合55%、アルコール分16度

群馬県利根郡川場村の永井酒造、スパークリング酒。
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MIZUBASHO(みずばしょう)PURE
<データー>awa酒、山田錦、精米歩合非公開、アルコール分13度
※awa酒は、一般社団法人 awa酒協会が原材料は純米酒同等、瓶内二次発酵、アルコール度数10%以上など厳格に定められた製造方法や品質を満たした銘柄のみに認められた呼称。

<前田酒店 2019年 第10回 日本酒勉強会>2019年10/26 大阪市北区天神橋4-2-19
JR天満駅から徒歩約2分、大阪メトロ扇町駅1番出口から徒歩約3分



前田酒店 2019年 第10回 日本酒勉強会 前編

大阪市北区の前田酒店で「2019年 第10回 日本酒勉強会」が開催され、行ってきました。

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前田酒店は、こだわりのマスターが厳選した日本酒を置いている飲食店で、月1回、日本酒勉強会を行っています。

まずは酒を飲みながらの座学から。
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今回は日本酒の醸造工程の上槽(じょうそう)について勉強しました。↑クリックで拡大できます。

座学の後、乾杯。油長(ゆうちょう)酒造(奈良県御所市)の300周年記念酒!
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風の森(かぜのもり)油長酒造創業300周年記念酒 無濾過無加水生酒
<データー>純米大吟醸生原酒、秋津穂、精米歩合30%、アルコール分16度

瓶の下部には年表が描かれています。
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1719年創業で、1998年に「風の森」が誕生、2019年に300周年を迎えています。

引き続いて、「きき酒チャレンジ大会」。
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始めに、1~4の番号が書かれた酒を飲み、特徴をメモします。

参加者全員が1~4を飲み終わった後、A~Dが書かれた酒を飲みます。
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1~4の酒とA~Dの酒で同じものを組み合わせるマッチング方式です。(1=C、2=Dなど)

成績に応じて唎酒番付が決まります。
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私は今回も1問しか正解できず、横綱から引退しました・・。全問正解者は1名。

「きき酒チャレンジ大会」の酒は前回同様、全て同じ銘柄。
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写真左より
風の森 山田錦80 純米しぼり華
<データー>純米生原酒、山田錦、精米歩合80%、アルコール分17度
風の森 露葉風80 純米しぼり華」 
<データー>純米生原酒、露葉風、精米歩合80%、アルコール分17度
風の森 秋津穂65 純米しぼり華
<データー>純米生原酒、秋津穂、精米歩合65%、アルコール分17度
風の森 雄町60 純米吟醸しぼり華
<データー>純米吟醸生原酒、雄町、精米歩合60%、アルコール分16度

後編に続きます。


酒蔵訪問 瀧自慢酒造(たきじまんしゅぞう)

三重県名張市の瀧自慢酒造へ、行ってきました。

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1868年創業で、代表銘柄は「瀧自慢」です。

看板は酒桶の形をしています!
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看板の下に覆い屋があり、井戸があります。
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龍神水とよばれる井戸で、仕込水です。

蔵です。
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酒をこよなく愛する5名以上で事前予約し、日にちが合えば蔵見学が可能だそうです。

ショップ・事務所棟(写真左)です。
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ショップの様子です。
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酒のほか、猪口や前掛けなどのグッズも販売しています。

試飲も可能です。
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瀧自慢 本醸造
<データー>本醸造酒、五百万石・他、精米歩合60%、アルコール分15度

お土産に購入。
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瀧自慢 名張乙女 純米吟醸
<データー>純米吟醸酒、神の穂・山田錦、精米歩合55%、アルコール分15度

<瀧自慢酒造(たきじまんしゅぞう)>三重県名張市赤目町柏原141番地
瀧自慢酒造 公式ページ
近鉄赤目口駅から徒歩約7分


酒蔵訪問 澤佐酒造(さわさしゅぞう)

三重県名張市の澤佐酒造へ、行ってきました。

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1793年創業で、代表銘柄は「参宮(さんぐう)」・「みのわ」です。

蔵の様子です。
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事前に連絡して日にちが合えば、蔵見学が可能だそうです。

玄関には大きな暖簾がかかっています。
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玄関脇の琺瑯(ほうろう)看板です。
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創業当初は、「澤錦(さわにしき)」・「香落渓(かおちだに)」・「糸川(いとかわ)」という銘柄があったそうです。

玄関を入った土間の様子です。
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ショップにもなっています。
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ショップ隅に置かれている酒壺です。
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お土産に購入。
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参宮 月夜見(つきよみ)特別純米酒 無ろ過生
<データー>特別純米生酒、雄町・五百万石、精米歩合60%、アルコール分17度

<澤佐酒造(さわさしゅぞう)>三重県名張市夏見944
澤佐酒造 公式ページ
近鉄名張駅西口から三重交通バスで夏見バス停下車徒歩約8分、または近鉄名張駅から徒歩約20分


酒蔵訪問 黄桜 伏水蔵(きざくら ふしみぐら) その3

京都市伏見区の黄桜 伏水蔵の続きです.

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ショップの横には「ショット売りコーナー」があり、酒やクラフトビールを立ち飲みすることができます。

滅多に飲めない高級酒を。
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30mlで1,500円(税込)を注いでもらっています。(撮影に緊張して多めに注いでしまったとか!)

写真右端がその高級酒。ボトル(600ml)だと30,000円!(税別)
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写真左より
黄桜 S 純米大吟醸 山田錦
<データー>純米大吟醸酒、山田錦、精米歩合50%、アルコール分16度
黄桜 SUPER PREMIUM
<データー>純米大吟醸酒、山田錦、精米歩合35%、アルコール分16度
黄桜 DIAMOND
<データー>大吟醸酒、山田錦、精米歩合35%、アルコール分16度

ビールも。
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京都麦酒 ケルシュ

ショット限定のどぶろく。(2019年4月に「その他の醸造酒」免許を取得しています)
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黄桜 どぶろく 生
<データー>濁酒(だくしゅ)、アルコール分15度

2階にはレストランもあり、クラフトビールの飲み比べセットを。
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写真左より
京都麦酒 山田錦」、「京都麦酒 アルト」、「京都麦酒 蔵のかほり

日本酒も。
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黄桜 特別純米酒 生酛山廃 山田錦
<データー>特別純米酒、山田錦、精米歩合65%、アルコール分15度

ショップでクラフトビールをお土産に購入。
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黄桜 NO SIDE

伏水蔵からカッパカントリーへ移動します。
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伏水蔵からカッパカントリーへは送迎バスがあります。

もう1度、クラフトビールを。
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黄桜 LUCKY CHICKEN

ここでも、お土産にクラフトビールを購入。
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京都麦酒 京都IPA

<黄桜 伏水蔵(きざくら ふしみぐら)>京都市伏見区横大路下三栖梶原町53
黄桜 公式ページ
京阪中書島駅から送迎バスあり


酒蔵訪問 黄桜 伏水蔵(きざくら ふしみぐら) その2

京都市伏見区の黄桜 伏水蔵の続きです。

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4階の見学通路からは、クラフトビールの充填ラインを見ることができます。

ビールの瓶詰機でしょう。
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4階の見学通路を進むとビールの展示コーナーがあります。
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全国のクラフトビールが展示されています。
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3階の展示コーナーです。
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黄桜の年譜(あゆみ)が紹介されています。

2代目カッパのイラストです。
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1974年から小島功氏が描いています。懐かしのカッパCMはこちら → 黄桜 黄桜ギャラリーのページ

2階の見学通路からはクラフトビール醸造所を見ることができます。
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ビールの醸造釜です。

ビールの発酵タンクです。
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2階見学通路を進んでいくとショップ・レストランがあります。
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ショップ入口ではカッパ課長がお出迎え。2014年から広報担当で活躍しています。

ショップです。
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酒・ビールはもちろん、猪口やTシャツなどのグッズも販売しています。

その3に続きます。


酒蔵訪問 黄桜 伏水蔵(きざくら ふしみぐら) その1

京都市伏見区の黄桜 伏水蔵へ、行ってきました。

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1925年に松本酒造(京都市伏見区、1791年創業)より分家して松本治六郎商店として創業し、1964年に黄桜酒造に、2006年に黄桜に社名変更しています。代表銘柄は「黄桜」です。伏見のほかに兵庫県丹波篠山市に丹波工場があります。

伏水蔵です。
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本社施設内に吟醸酒と地ビールを醸造し見学もできる施設として2016年8月にオープンしています。

入口の看板と杉玉です。
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予約が無くても見学は可能なようですが、事前に予約しておく方が無難です。電話075-644-4488(受付10~16時)

金色のカッパも出迎えています。
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松本司朗2代目が黄桜にふさわしいマスコットを探していたところ、週刊朝日に連載中だった清水崑氏が描くマンガ「カッパ天国」を見つけ、1955年に採用しています。参考ですが、同じような理由でカルビーの「かっぱあられ」が生まれ「かっぱえびせん」になっています。

受付を済まし、2階のガイダンスシアターへ。
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黄桜の酒造りやビール造りの工程などが映像で紹介されます。写真は米に水を吸わす浸漬(しんせき)の工程です。(映像を撮影)

麹造りの様子です。(映像を撮影)
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オープン当初は映像や展示の撮影は禁止でしたが、現在は「体験を是非シェアしてください」とのこと。

ガイダンスの映像が終了後は、エレベーターで5階へ。
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麹菌や酵母の働きの解説や、酒のラインナップが展示されています。

全国新酒鑑評会金賞の賞状などがズラリと展示されています。
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同じく5階にある吟醸蔵です。
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麹室なども見学通路から見ることができます。

その2に続きます。


恋塚寺(こいづかでら)

京都市伏見区の恋塚寺へ、行ってきました。

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創建の詳細は不明ですが、1182年に真言宗の僧・文覚(もんがく)が誤って殺してしまった袈裟御前(けさごぜん)の菩提を弔うために墓を作り、堂宇を建立したのが始まりとも伝えらえれています。

山門です。
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1868年の鳥羽伏見の戦いで境内は消失し、堂宇は明治期以降の再建です。

山門の正面にある本堂です。
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本尊は、阿弥陀如来像です。

本堂手前、左手にある石碑です。
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2006年に建てられたもので寺の由来が刻まれているようですが、漢字ばかりで難しいです・・。

本堂手前右手、一段下がった場所に宝篋印塔(ほうきょういんとう)があります。
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袈裟御前の墓といわれています。北面の武士だった文覚(俗名・遠藤盛遠(えんどうもりとお))は、同僚の渡辺渡(わたなべわたる)の妻、袈裟御前に横恋慕します。盛遠は袈裟御前の母を人質にし妻になることを強要します。袈裟御前は「私は人妻なので、妻にしたいなら夫・渡を殺してほしい、夫に酒を飲ませ神を洗わせて寝かすので、忍び込み濡れた髪を頼りに渡の首をとるよう」盛遠に言います。約束通り盛遠は首を討ちとり、月明かりで見ると袈裟御前だった。盛遠は袈裟御前が自分のわがままに困り果てたうえ自害する道を選んだという愚かさを悔い、渡に謝罪し、出家。その後、渡・袈裟御前の母とも出家するという悲しい話が伝わっています。

宝篋印塔に向かって左隣にある石碑などです。
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写真左が縁起石碑です。写真中央は六字名号石とよばれる板石で、法然筆で文覚が建てたといわれています。

さらに、左手にある石碑です。
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同じ話が伝わるもうつの恋塚寺として、恋塚浄禅寺(こいづかじょうぜんじ、通称・鳥羽地蔵、京都市伏見区)があります。

<恋塚寺(こいづかでら)>京都市伏見区下鳥羽城ノ越町132
京阪中書島駅から京都市営バス22号系統で国道下鳥羽バス停下車徒歩約5分、京阪。近鉄丹波橋駅から徒歩約32丁目32分