fc2ブログ

木殿(こどの)神社

奈良県橿原市の木殿神社へ、行ってきました。

s-DSC03939.jpg
創建の詳細は不明ですが、江戸時代は牛頭天王(ごずてんのう)社とよばれていたそうです。写真は一の鳥居です。

一の鳥居をくぐると右手に手水舎があります。
s-DSC03940.jpg

手水舎から進むと右手に二の鳥居・拝殿があります。
s-DSC03941.jpg

拝殿内の様子です。
s-DSC03942.jpg
たくさんの絵馬が奉納されています。

拝殿の奥にある本殿です。
s-DSC03944.jpg
祭神は、天児屋根命(あめのこやねのみこと)、素盞嗚命(すさのおのみこと)です。

<木殿神社(こどのじんじゃ)>奈良県橿原市城殿町166
近鉄畝傍御陵前駅東出口から徒歩約10分


鷺栖(さぎす)神社

奈良県橿原市の鷺栖神社へ、行ってきました。

s-DSC03948.jpg
創建の詳細は不明ですが、古事記に垂仁天皇の皇子・本牟智和気皇子(ほむつわけのみこと)が出雲大社に参拝の折、ここに立ち寄り祈願したと記されています。

参道を進むと一の鳥居があります。
s-DSC03966.jpg

一の鳥居から進むと左手に手水舎があります。
s-DSC03953.jpg

さらに進むと二の鳥居があり、奥に拝殿が見えます。
s-DSC03963.jpg

拝殿です。
s-DSC03955.jpg
向拝(手前にある庇(ひさし))付きの割拝殿(中央に通路(土間)がある拝殿)です。

拝殿を通って進むと中門・本殿があります。
s-DSC03961.jpg

中門から見た本殿です。
s-DSC03958.jpg
祭神は、天児屋根命(あめのこやねのみこと)、誉田別命(ほんだわけのみこと=応神天皇)、天照皇大神(あまてらすおおみかみ)の3柱です。

本殿に向かって左手にある社殿です。
s-DSC03960.jpg
何の社殿かは未確認です・・。

参道途中、一の鳥居の近くにある万葉歌碑です。
s-DSC03952.jpg
柿本人麻呂が高市皇子(たけちのみこ)をしのんで詠んだ歌で、「ひさかたの 天知(あめし)らしぬる 君ゆえに 日月(ひつき)も知らず 恋ひ渡るかも」と刻まれています。

参道途中、一の鳥居の手前左手にある社務所です。
s-DSC03950.jpg

<鷺栖神社(さぎすじんじゃ)>奈良県橿原市四分町305
近鉄畝傍御陵前駅東出口から徒歩約15分


春日(かすが)神社

奈良県橿原市の春日神社へ、行ってきました。

s-DSC03968.jpg
創建の詳細は不明ですが、高市郡高市村(現・奈良県高市郡明日香村)から洪水で流された神が鎮座したと伝えられています。田畑の真ん中にポツンと鎮座しています。

境内の様子です。
s-DSC03969.jpg

社標に向かって右手前に手水舎があります。
s-DSC03970.jpg

鳥居を入って正面にある拝殿です。
s-DSC03971.jpg
建物の真ん中に通路がある割拝殿です。

本殿です。
s-DSC03972.jpg
祭神は、春日権現=天児屋根命(あめのこやねのみこと)です。

<春日神社(かすがじんじゃ)>奈良県橿原市四分町27
近鉄畝傍御陵前駅東出口から徒歩約10分


酒蔵訪問 喜多(きた)酒造 その3

奈良県橿原市の喜多酒造の続きです。

s-DSC03999.jpg
醪(もろみ)を搾り、酒と酒粕に分ける圧搾機(あっさくき)です。

こちらも酒を搾る槽(ふね)です。
s-DSC04006.jpg
中に醪を入れた酒袋を並べて重ねていき、上から圧力をかけてしぼります。

酒を貯蔵する貯蔵タンクです。
s-DSC04004_2019022222504536f.jpg

蔵の隣にある建物です。
s-DSC03974.jpg
建物内では濾過や洗瓶・瓶詰などを行っています。

搾った酒を濾過(ろか)する濾過機です。
s-DSC04011.jpg

瓶詰機です。
s-DSC04012.jpg

蔵見学後は試飲タイム。
s-DSC04021.jpg
写真左より
嘉龍(かりょう)純米大吟醸
<データー>純米大吟醸酒、山田錦、精米歩合40%、アルコール分16度
白檮(はくじゅ)大吟醸
<データー>大吟醸酒、山田錦、精米歩合40%、アルコール分16度
利兵衞(りへい)純米吟醸 原酒 水もと仕込み
<データー>純米吟醸原酒、露葉風、精米歩合60%、アルコール分20度

続いて。
s-DSC04022.jpg
写真左より
あすか川(あすかがわ)純米吟醸
<データー>純米吟醸酒、五百万石、精米歩合60%、アルコール分16度
倭(やまと)純米
<データー>純米酒、イクヒカリ、精米歩合70%、アルコール分15度

まだまだ。
s-DSC04023.jpg
写真左より
御代菊(みよきく)純米 水もと仕込 奈良うるはし
<データー>純米酒、ヒノヒカリ、精米歩合65%、アルコール分18度
御代菊 本醸造 しぼりたて生酒
<データー>本醸造生酒、五百万石、精米歩合65%、アルコール分18度
御代菊 にごり酒
<データー>普通酒生酒、あきさかり、精米歩合70%、アルコール分16度

酒蔵見学のお土産(写真右)と購入した酒です。
s-DSC04044.jpg
写真左より
御代菊 にごり酒
<データー>普通酒生酒、あきさかり、精米歩合70%、アルコール分16度
御代菊 本醸造 上撰
<データー>本醸造酒、精米歩合70%、アルコール分15度

<喜多酒造(きたしゅぞう)奈良県橿原市御坊町8
喜多酒造 公式ページ
近鉄畝傍御陵前駅西出口から徒歩約5分


酒蔵訪問 喜多(きた)酒造 その2

奈良県橿原市の喜多酒造の続きです。

s-DSC03988.jpg
蔵の入口を入ると釜場になっています。米は桶で10㎏ずつ手洗いしているそうで、写真は洗米・浸漬(しんせき)後、水切りを行っている米です。

米のサンプルです。
s-DSC03986.jpg
山田錦の玄米(写真右)と白米(精米歩合40%)です。

米を蒸す甑(こしき、写真中央右)と米を冷ます放冷機です。
s-DSC03989.jpg
甑の下には釜があり、湯を沸かして、その蒸気で米を蒸します。釜は火入れ(加熱殺菌)の際にも利用しているそうです。

麹を造る製麹室(せいぎくしつ=麹室(こうじむろ))です。
s-DSC03997.jpg

製麹室内部の様子です。
s-DSC03994.jpg
写真ではわかりにくいですが、写真奥中央から左は引き戸になっていて、引き戸の奥にもう1部屋製麹室があるそうです。

種麹のサンプルです。
s-DSC03992.jpg
写真左が種麹散布前のもので、右が散布後のものです。

蔵は2階建てで、2階は酒母室になっているそうです。
s-DSC04008.jpg
また、麹や掛米はいったん2階へ上げ、2階から仕込みタンクへ投入するそうです。

仕込みタンクです。
s-DSC04003.jpg

貯蔵タンクです。
s-DSC04004_2019022222504536f.jpg

その3に続きます。


酒蔵訪問 喜多(きた)酒造 その1

奈良県橿原市の喜多酒造へ、行ってきました。

s-DSC03976.jpg
1718年創業で、1940年に現在地に移築しています。代表銘柄は「御代菊(みよきく)」・「白檮(はくじゅ)」です。

玄関です。
s-DSC03978.jpg

玄関前の軒先に掲げられた看板と杉玉です。
s-DSC03979.jpg

玄関を入った土間の様子です。
s-DSC03981.jpgって

玄関を入って右手には商品を並べたショーケースがあり、販売もしています。
s-DSC03983.jpg

土間から暖簾をくぐって蔵へ向かいます。
s-DSC04020.jpg
蔵見学は事前に予約が必要です。蔵見学料は500円(税込)ですが、酒のお土産が付いています。

玄関から進み正面にある建物です。
s-DSC04017.jpg
建物の一部は吟醸蔵になっています。建物の軒先には冷蔵コンテナが置かれています。

正面から左に進むと蔵があります。
s-DSC04013.jpg

外側から見た蔵の様子です。
s-DSC03973.jpg

蔵の入口(写真左)です。
s-DSC04010.jpg

その2に続きます。


ナギサビール 後編

和歌山県西牟婁郡白浜町のナギサビールの続きです。

s-DSC03758.jpg
昔使われていた瓶詰機(写真中央左)と瓶を乾かすボトルツリーです。

現在の瓶詰機です。
s-DSC03762.jpg

昔使われていた瓶に蓋をする打栓機です。
s-DSC03761.jpg
昔は7.、一本一本この機械で蓋をしていたのですね。

昔使われていたラベル貼布機(ラベラー)です。
s-DSC03754.jpg

現在の打栓・ラベル貼布機です。
s-DSC03763.jpg

ショップに飾られていた昔のボトルです。
s-DSC03777.jpg

お楽しみの有料試飲!
s-DSC03769.jpg
ナギサビール ゴールデンエール

ボトルを購入して飲むこともできます。
s-DSC03774.jpg
ナギサビール インディアペールエール

さらに。
s-DSC03776.jpg
写真左より
ナギサビール アメリカンウィート
ナギサビール アイパッチスタウト

紀州熊野の名水・南紀白浜富田(とんだ)の水は自由に飲むことができます。
s-DSC03768.jpg

<ナギサビール>和歌山県西牟婁郡白浜町2927-220
ナギサビール 公式ページ
JR白浜駅から明光バスで三段壁バス停下車徒歩約17分


ナギサビール 前編

和歌山県西牟婁郡白浜町のナギサビールへ、行ってきました。

s-DSC03782.jpg
1996年創業で、1997年から醸造を開始しています。2015年に現在地へ新工場を建設し移転しています。

入口を入って正面の様子です。
s-DSC03780.jpg

入口を入った左手にはショップがあります。
s-DSC03779.jpg

もちろんビールも販売しています。
s-DSC03741.jpg

まずは、醸造所の見学へ。
s-DSC03749.jpg
麦芽粉砕機です。モルトミルというそうです。砕かれた麦芽はクリーム色のパイプ(写真中央左)の中にあるチェーンコンベアをつたって煮沸釜まで運ばれるそうです。

原料見本も置かれています。
s-DSC03747_20190220215707b4c.jpg

糖化や濾過、煮沸などを行うタンク類が並んでいるそうです。
s-DSC03746.jpg
工程のほとんどはコンピュータ-で管理されているそうです。

仕込みタンク(写真左)と熟成タンクです。
s-DSC03752.jpg

熟成タンクを別の角度から。
s-DSC03751.jpg

後編に続きます。


前田酒店 2019年 第2回 日本酒勉強会 後編

大阪市北区の前田酒店で開催された「2019年 第2回 日本酒勉強会」の続きです。

「きき酒チャレンジ大会」の後は、心ゆくまで。(差し入れの酒も含まれます)
s-DSC04426.jpg
嬉長(きちょう)無濾過純米生原酒」(奈良県生駒市上田酒造)
<データー>純米生原酒、キヌヒカリ・山田錦、精米歩合60%、アルコール分18度

兵庫県宍粟市の山陽盃(さんようはい)酒造。
s-DSC04416.jpg
播州一献(ばんしゅういっこん)純米 超辛口
<データー>純米酒、兵庫北錦、精米歩合60%、アルコール分16度

宮城県加美郡加美町の山和(やまわ)酒造店。
s-DSC04419.jpg
わしが國(わしがくに)純米大吟醸 雄町
<データー>純米大吟醸酒、雄町、精米歩合50%、アルコール分15度

こんな素敵な方法で燗酒も!
s-DSC04423.jpg

三重県名張市の木屋正(きやしょう)酒造。
s-DSC04410.jpg
而今(じこん)大吟醸
<データー>大吟醸酒、山田錦、精米歩合40%、アルコール分17度

群馬県前橋市の町田酒造店。
s-DSC04436.jpg
町田酒造(まちだしゅぞう)特別純米55 五百万石 にごり
<データー>特別純米生酒、五百万石、精米歩合55%、アルコール分16度

同じく、町田酒造店。米違い。
s-DSC04443.jpg
町田酒造 特別純米55 美山錦
<データー>特別純米生酒、美山錦、精米歩合55%、アルコール分16度

<前田酒店 2019年 第2回 日本酒勉強会>2019年2/16 大阪市北区天神橋4-2-19
JR駅から徒歩約2分、大阪メトロ扇町駅1番出口から徒歩約3分
第3回は2019年3/21(祝)17時から。会費2,500円(税込)+肴1品。
電話:09062310789(前田、17~22時)


前田酒店 2019年 第2回 日本酒勉強会 前編

大阪市北区の前田酒店で「2019年 第2回 日本酒勉強会」が開催され、行ってきました。

s-DSC04412.jpg
前田酒店は、2017年4月までは奈良県御所市油長(ゆうちょう)酒造の「風の森(かぜのもり)」に特化した店でしたが、現在は、こだわりのマスターが厳選した酒を置いています。

毎月「日本酒勉強会」が行われています。
DSC036930001_20190219104703075.jpg
会費は2,500円(税込)で、肴を1品各自が持参することなっています。参加者が持ち寄った肴はみんなで分けます。第3回は2019年3/21(祝)17時から開催で、現在参加予約を受け付けています。電話:09062310789(前田、17~22時)

始めに20分程度の座学があります。(クリックで拡大できます)
s-DSC04445.jpg
今回は「特定名称の清酒」について。「特定名称の清酒」の条件や純米酒と本醸造酒の違いなどを学びました。

座学の後は、恒例の「きき酒チャレンジ大会」。
s-DSC04428.jpg
①~④の番号が書かれた酒を飲んだあと、A~Dの酒を飲み、同じものを組み合わせるマッチングです。

正解数によって、大相撲のように番付が決まります。
s-DSC04440.jpg
前回は全問不正解でしたが、今回は全問正解で小結に昇進!次回、2問以上正解で関脇に昇進できますが、全問不正解だと前頭に陥落します・・。 前回の様子はこちら。 → 前田酒店 2019年 第1回 日本酒勉強会

「きき酒チャレンジ」の酒、1種類目、福島県喜多方市の喜多の華酒造場。
s-DSC04434.jpg
星自慢(ほしじまん)特別純米無濾過生原酒
<データー>特別純米生原酒、タカネミノリ・五百万石、精米歩合55%、アルコール分18度

2種類目、群馬県前橋市の町田酒造店。
s-DSC03820.jpg
町田酒造(まちだしゅぞう)特別純米55 五百万石
<データー>特別純米生酒、五百万石、精米歩合55%、アルコール分16度

3種類目、秋田県湯沢市の木村酒造。
s-DSC04429.jpg
角右衛門(かくえもん)純米吟醸 無圧上槽 中汲み 無濾過生原酒
<データー>純米吟醸生原酒、美山錦、精米歩合55%、アルコール分17.5度

4種類目、山形県酒田市の楯の川酒造。
s-DSC04432.jpg
吾有事(わがうじ)純米 無濾過生原酒
<データー>純米生原酒、出羽燦々、精米歩合60%、アルコール分16度

後編に続きます。


交野(かたの)おりひめ大学 おさけ学科 酒造り体験 その5

大阪府交野市の山野酒造で開催された「交野おりひめ大学 おさけ学科 酒造り体験」の続きです。

s-DSC04117.jpg
山野酒造事務室です。日本酒の基礎知識について座学が行われます。

座学の講師は、山野久幸社長。
s-DSC04231.jpg
日本酒の基礎知識のほか、清酒の地理的表示(GI、正しい産地及び一定基準を満たした品質があるもので、現在、日本酒・白山・山形・灘五郷の4つ)、酒税など幅広い内容でした。

サンプルで置かれていた玄米と白米(精米歩合64.5%)
s-DSC04238.jpg

山田錦のサンプル。
s-DSC04237.jpg
写真左から、精米歩合35%、50%、65%。並べると米の大きさがよく分かります。

座学の後は、「利き酒テスト」。
s-DSC04226.jpg
5種類の酒を飲み、同じものを組み合わせます。

まずは、純米酒や本醸造酒などが記載された酒を飲みます。
s-DSC04234.jpg

続いて、①~⑤の酒を飲み組み合わせます。(純米酒=④など)
s-DSC04232.jpg
結果は全問正解ならず・・。23名中全問正解者は2名でした。

<交野(かたの)おりひめ大学 おさけ学科 酒造り体験>2019年2/10 山野酒造(大阪府交野市私部7-11-2)
交野おりひめ大学 公式ページ ←2019年度新規学生募集中(交野市以外の地域の方も入学できます)
山野酒造 公式ページ
京阪交野市駅から徒歩約13分


交野(かたの)おりひめ大学 おさけ学科 酒造り体験 その4

大阪府交野市の山野酒造で開催された「交野おりひめ大学 おさけ学科 酒造り体験」の続きです。

s-DSC04202_20190217094404eaa.jpg
醪(もろみ)の温度管理ができるサーマルタンクです。

サーマルタンクの中の様子です。
s-DSC04204_20190217094405e1c.jpg
醪日数16日目です。吟醸酒用(精米歩合50%)です。

タンクにはデーターを記入する用紙が吊るされています。
s-DSC04201_20190217094402077.jpg
室温や日本酒度、酸度、アルコール度数のほか1日に4回品温を測定し、記入しています。

大吟醸用(精米歩合38%)の醪です。
s-DSC04199_201902170944017b7.jpg
醪日数10日目です。

醪を搾る圧搾機(あっさくき)です。
s-DSC04217_201902170944136d3.jpg

山野久幸社長が搾ったばかりの酒を猪口に。
s-DSC04209_20190217094408dfa.jpg

酒造りのご褒美?でみんなで、ちょっとずつ試飲。
s-DSC04211_201902170944105f6.jpg
今回の酒は普通酒だそうです。

貯蔵タンクです。
s-DSC04216_201902170944113a1.jpg

使用した道具類や布などをすぐに洗うことも酒造りにはかかせません。
s-DSC04205_201902170944071bf.jpg

蔵も前には洗った布類が干されていました。
s-DSC04220_201902170944149a1.jpg

その5に続きます。


交野(かたの)おりひめ大学 おさけ学科 酒造り体験 その3

大阪府交野市の山野酒造で開催された「交野おりひめ大学 おさけ学科 酒造り体験」の続きです。

s-DSC04142.jpg
麹米用に引き続き、掛米用の米を甑(こしき)から取り出します。麹米用と掛米用は麻布で仕切って分けています。

掛米用の米をザルに入れて運びます。
s-DSC04174.jpg

麻布が敷かれた台の上に掛米用の米を広げます。
s-DSC04181.jpg

できるだけ米が固りにならないようにバラしていきます。
s-DSC04183.jpg
徐々に米が冷めていきます。

冷めた米から運び出し、仕込みタンクに入れて行きます。
s-DSC04185.jpg

櫂棒(かいぼう)で混ぜます。
s-DSC04188.jpg

仕込みタンクの近くにある酒母タンクです。
s-DSC04196.jpg

酒母タンク内の様子です。
s-DSC04179.jpg
中央にあるのは抱き樽(だきだる)です。酒母を培養するのに重要な道具で、中に湯や氷を入れ酒母タンク内の温度を調節します。

仕込みタンクの様子です。
s-DSC04189.jpg

酒母や醪(もろみ)は定期的に一部を取り出し分析します。
s-DSC04194.jpg

その4に続きます。


交野(かたの)おりひめ大学 おさけ学科 酒造り体験 その2

大阪府交野市の山野酒造で開催された「交野おりひめ大学 おさけ学科 酒造り体験」の続きです。

s-DSC04131.jpg
米が蒸しあがり甑(こしき)から放冷機へ移します。最初に甑から取り出すのは麹米用のものです。

米を冷ます放冷機です。
s-DSC04145.jpg

米が広げられて放冷機を進んでいきます。
s-DSC04155.jpg

今回の麹米は、ここで種麹(もやし)を振りかけます。
s-DSC04159.jpg
吟醸クラス以上の際は、麹室の中で種麹を振りかけているそうです。

この缶の中に種麹が入っています。
s-DSC04171.jpg

放冷機から出てきた米は麻布で受け、麹室(こうじむろ)に運び入れます。
s-DSC04169.jpg

麹室です。製麹室(せいぎくしつ)ともいいます。
s-DSC04182.jpg
33~38℃の温度や湿度の管理をして2~3日で米麹が出来上がります。

作業を見守るように神棚があります。
s-DSC04124.jpg
酒の神といわれる松尾大社の御札がまつられています。

放冷機の近くにあったタンクには時間ごとのスケジュールがびっしり!
s-DSC04123.jpg

その3に続きます。


交野(かたの)おりひめ大学 おさけ学科 酒造り体験 その1 

大阪府交野市の山野酒造で「交野おりひめ大学 おさけ学科 酒造り体験」が開催され、行ってきました。

s-DSC04106.jpg
交野おりひめ大学は、2013年に交野市の市民大学として開校、2017年に大学の自主・独立の運営を目指し「一般社団法人交野おりひめ未来研究所」を設立、交野おりひめ大学はその傘下になっています。現在、おさけ学科・そば学科・しぜん農法学科など7つの学科と酒造りの会・総合口座などの部会があります。現在2019年度の新規学生を募集しています。交野市民以外でも入学できます。詳細はこちら → 交野おりひめ大学 公式ページ 写真は山野酒造です。

塀際に大きな杉玉が吊るされています。
s-DSC04107.jpg
「交野おりひめ大学 おさけ学科」では概ね毎月、テーマを決めてワークショップが開催され、座学などの後、テーマに沿った酒を楽しみます。

山野酒造 母屋の長屋門です。
s-DSC04110.jpg

門です。
s-DSC04111.jpg
山野酒造は江戸末期創業で、代表銘柄は「片野桜(かたのさくら)」です。全製造数の約8割が特定名称酒で、その内の4割が原酒で販売しているという原酒にこだわりのある蔵です。

門の正面には山野酒造事務所兼ショップがあります。
s-DSC04112.jpg

簡単な予定の説明の後、さっそく蔵へ。
s-DSC04118.jpg

屋根からは湯気が立ち上っています!
s-DSC04119.jpg

甑(こしき)で米を蒸しています。
s-DSC04121.jpg
今回は、この甑で麹米用の米と掛米用の米を同時に蒸しています。

甑の近くには原料米が積まれています。
s-DSC04148.jpg

米を洗う洗米機も置かれています。
s-DSC04149.jpg

その2に続きます。


大阪天満宮 てんま天神梅まつり 後編

大阪市北区の大阪天満宮で開催されている「てんま天神梅まつり」の続きです。

s-DSC04272.jpg
境内で開催された「天満天神梅酒フェス2019」へ向かいます。2006年に「梅酒コレクション」としてスタートし、2007~2014年は「天満天神梅酒大会」としてコンテストが行われていましたが、2015年は諸般の事情で開催が見送られ、2016年から内容を変更し「天満天神梅酒フェス」として再開しています。今年は2019年2/9~2/11の3日間開催されました。295種類の梅酒が並べられ、「異なる種類の梅酒の最多展示数」のギネス世界記録に認定されたそうです。

1杯100円~有料試飲ができます。(チケット制)
s-DSC04277.jpg

大阪府羽曳野市の河内ワイン。20年以上熟成のブランデーベース。
s-DSC04275.jpg
布袋梅酒(ほていうめしゅ)美味爽々」(写真中央)
<データー>リキュール、アルコール分12.4度

愛知県岡崎市の丸石醸造。
s-DSC04278.jpg
三好うめ
<データー>リキュール、アルコール分3%

奈良市の八木酒造。
s-DSC04276.jpg
飲んだのは写真左から2本目と右端
とろとろの梅酒」(写真左から2本目)
<データー>リキュール、アルコール分10度
月ヶ瀬梅酒の原酒
<データー>リキュール、アルコール分20度

「柿の種」の試食もあります。
s-DSC04279.jpg

お土産に購入!大阪府羽曳野市の河内ワイン。
s-DSC04292.jpg
天満梅酒
<データー>リキュール、アルコール分12度

<大阪天満宮 てんま天神梅まつり>2019年2/9~3/3 大阪市北区天神橋2-1-8
大阪天満宮 公式ページ
大阪メトロ南森町駅またはJR大阪天満宮駅から徒歩約3分


大阪天満宮 てんま天神梅まつり 前編

大阪市北区の大阪天満宮で「てんま天神梅まつり」が開催され、行ってきました。

s-DSC04240.jpg
毎年、梅の見ごろになる頃に開催され、今年は境内で「天満天神梅酒フェス2019」・「骨董市」・「振る舞い梅餅」などの催し物や盆梅展が2019年3/3まで行われています。

表大門です。
s-DSC04239.jpg

まずは、お参り。
s-DSC04242.jpg
写真は拝殿で、祭神は菅原道真です。

事前に購入していた天満天神梅酒フェスなどのチケットを引き換え。
s-DSC04241.jpg
天満天神梅酒フェスは当日券もありますが、行列に並ぶことが多いです・・。

引き換えたチケットです。
s-DSC04244.jpg

盆梅展は参集殿で行われています。
s-DSC04271.jpg
1910年建築です。

盆梅展の様子です。
s-DSC04257.jpg
樹齢200年を超える古木をはじめ50鉢以上の盆梅が展示されています。

満開のものもあります。
s-DSC04256.jpg

今年は刀剣展も行われています。
s-DSC04260.jpg
写真は「天光丸」という太刀で、壷井八幡宮(大阪府羽曳野市)が所蔵し重要美術品に指定されています。

庭も見ることができます。
s-DSC04268.jpg

後編に続きます。


前田酒店 2019年 第1回 日本酒勉強会

大阪市北区の前田酒店で「2019年 第1回 日本酒勉強会」が開催され、行ってきました。

DSC038140001.jpg
JR天満駅近く、大阪環状線沿いにある日本酒のみを置いている飲食店です。

店内の様子です。
DSC038150001.jpg
以前は奈良県御所市油長(ゆうちょう)酒造の「風の森(かぜのもり)」のみを置いていましたが、現在は、こだわりのマスターが厳選した酒を置いています。

毎月1回、「日本酒勉強会」が開催されています。
DSC036930001.jpg
会費は2,500円(税込)で、あてとなる肴を一品持参することになっています。参加者が持ち寄った肴は参加者みんなで分け合います。次回は2019年2/16(土)18時から開催で、事前に電話連絡(17~22時)が必要です。電話:09062310789(前田)

20分程度の座学の後、「きき酒チャレンジ大会」が行われます。
s-DSC03880.jpg
4種類の酒のマッチングです。最初に、1~4の番号が書かれた酒を飲み特徴をメモします。

全員が1~4を飲み終わった後、A~Dのアルファベットが書かれた酒を飲みます。
s-DSC03879.jpg
1~4とA~Dで同じ酒を組み合わせます。(例1=C、2=Aなど)

全員が終了後、正解発表!
s-DSC03876.jpg
正解数に応じて、番付が決まります。2019になりリセットされ、全員初参加扱いでスタート。全問正解は小結、2問正解・1問正解は前頭ですが、全問間違いは番付外になってしまします・・。小結以上になると降格もあります。(例、大関で全問間違うと関脇に降格、1問正解はカド番(次回2問以上正解しないと関脇に降格)など)

私は、張り切って参加したのに番付外・・。
s-DSC03877.jpg
横綱は程遠いです・・。

今回の「きき酒チャレンジ」の酒です。
s-DSC03822.jpg
写真左より
北安大黒(ほくあんだいこく)純米無濾過生原酒」(長野県大町市北安醸造)
<データー>純米生原酒、ひとごこち、精米歩合59%、アルコール分17度
三連星(さんれんせい)番外編Ⅰ ワイン酵母」(滋賀県甲賀市美冨久酒造)
<データー>純米吟醸生原酒、山田錦、精米歩合60%、アルコール分16度

同じく、「きき酒チャレンジ」の酒。
s-DSC04287.jpg
写真左より
町田酒造 特別純米55 美山錦」(群馬県前橋市町田酒造店)
<データー>特別純米生酒、美山錦、精米歩合55%、アルコール分16度
町田酒造 特別純米55 五百万石
<データー>特別純米生酒、五百万石、精米歩合55%、アルコール分16度

その後は、ほぼ飲み放題。新潟県南魚沼市の髙千代酒造。
s-DSC03881.jpg
たかちよ 緑 おりがらみ しぼりたて生原酒
<データー>純米生原酒、一本〆、精米歩合60%、アルコール分16度
※一本〆(いっぽんじめ)は豊盃(ほうはい)と五百万石を交配して誕生した酒造好適米

島根県邑智郡邑南町の池月酒造。
s-DSC03829.jpg
誉池月(ほまれいけづき)しぼりたて純米 ハーブ米コシヒカリ
<データー>純米生原酒、コシヒカリ、精米歩合60%、アルコール分16~17度
※ハーブ米は米作りにハーブを利用し、化学肥料や農薬の使用量を抑え島根県エコロジー農産物の推奨を受けている米

秋田県湯沢市の木村酒造。
s-DSC03828.jpg
角右衛門(かくえもん)直汲み 純米 しぼりたて 生酒
<データー>純米生酒、ぎんさん、精米歩合60%、アルコール分16.5度

<前田酒店 2019年 第1回 日本酒勉強会>2019年1/26 大阪市北区天神橋4-2-19
JR駅から徒歩約2分、大阪メトロ扇町駅1番出口から徒歩約3分


越前・若狭 わたしの酒蔵

大阪市北区の「越前・若狭 わたしの酒蔵」へ、行ってきました。

s-DSC03831.jpg
2019年5/6までの期間限定でオープンした日本酒Barです。福井県の酒蔵の酒に特化しています。

店は、Whityうめだイーストモール、いずみの広場近くにあります。
s-DSC04085.jpg
中心に噴水がありますが、2019年の春頃に大規模工事をして撤去されてしまうそうです。店も大規模工事のため期間限定だとか・・。

メニューです。(クリックで拡大できます)
s-DSC03841.jpg
1杯(70ml)350円~(税込)。内容は定期的にかわるそうです。

15時までは1杯(50ml)300円(税込)と少しお得なものも。
s-DSC03832.jpg

さっそく。福井県鯖江市の加藤吉平商店。
s-DSC03833.jpg
梵(ぼん)純米 磨き五割五分
<データー>純米酒、五百万石、精米歩合55%、アルコール分15度

生酒の飲み比べセット(1,100円(税込))を。
s-DSC03843.jpg
写真左より
越前岬(えちぜんみさき)純米吟醸 初槽」(福井県吉田郡永平寺町田邊酒造)
<データー>純米吟醸生酒、五百万石、精米歩合55%、アルコール分18度
一本義(いっぽんぎ)新米新酒 シボリタテ」(福井県勝山市一本義久保本店)
<データー>本醸造生酒、五百万石、精米歩合68%、アルコール分17度
舞美人(まいびじん)特別純米 無濾過生原酒」(福井市美川酒造)
<データー>特別純米生原酒、精米歩合60%、アルコール分18~19度

締めは、 福井県丹生郡越前町の朝日酒造。
s-DSC03836.jpg
冨士の関(ふじのせき)純米酒
<データー>純米酒、コシヒカリ、精米歩合50%、アルコール分15~16度

LINE(@git5529i)でお友達登録すると1杯無料やクーポンなどの特典があります。
s-DSC03838.jpg

<越前・若狭 わたしの酒蔵>大阪市北区小松原梅田地下街4-1ホワイティうめだイーストモール
大阪メトロ東梅田駅から徒歩約3分


浅野日本酒店 Umeda

大阪市北区の「浅野日本酒店 Umeda」へ、行ってきました。

s-DSC03849.jpg
梅田と扇町の間にある純米酒専門の酒販店です。

店内の様子です。
s-DSC03850.jpg
生酒を中心に4合瓶以下のボトルのみ取り扱っています。(1升瓶は取り扱っていません)試飲も可能です。

店内に立ち飲みカウンターがあり、昼前の11時から飲むことができます。
s-DSC03851.jpg

週替わりの「利き酒セット」や「ハウス酒」がお得です。
s-DSC03852.jpg
「利き酒セット」は16時まで肴付きで630円(16時以降は肴無しで830円)、「ハウス酒」は45ml・280円~(価格は税別)

さっそく、「利き酒セット」を。
s-DSC03854.jpg
写真左より
出羽鶴(でわつる)純米酒 生酛造り」(秋田県大仙市秋田清酒)
<データー>純米酒、美山錦・めんこいな、精米歩合65%、アルコール分14~15度
出羽鶴 新米初しぼり 特別純米酒 直詰生原酒
<データー>特別純米生原酒、ぎんさん、精米歩合60%、アルコール分16~17度
雪の茅舎(ゆきのぼうしゃ)秘伝山廃 生酒」(秋田県由利本荘市 齋彌(さいや)酒造店)
<データー>純米吟醸生酒、秋田酒こまち・山田錦、精米歩合55%、アルコール分16度

カウンターから見えるガラスケースを見ているとついつい追加を!
s-DSC03860.jpg

滋賀県甲賀市の美冨久(みふく)酒造を燗酒で。
s-DSC03868.jpg
三連星(さんれんせい)純米吟醸 山田錦 中取り 無濾過生原酒 2019
<データー>純米吟醸生原酒、山田錦、精米歩合55%、アルコール分17度

締めは、新潟県佐渡市の天領盃酒造。
s-DSC03870.jpg
天領盃(てんりょうはい)純米吟醸 にごり酒
<データー>純米吟醸、精米歩合58%、アルコール分15度

ポイントが貯まると「酒ガチャ」に挑戦できます!
s-DSC03873.jpg

「レギュラー酒1杯プレゼント券」をGET!
s-DSC03874.jpg

週替わりでイベントをされています。
s-DSC03865.jpg
2019年2/9~は「滋賀フェア」。


<浅野日本酒店 Umeda(あさのにほんしゅてん うめだ)>大阪市北区太融寺町2-17
浅野日本酒店 fcebook
大阪メトロ東梅田駅から徒歩約10分


日本酒と私 天満店

大阪市北区の「日本酒と私 天満店」へ、行ってきました。

s-DSC03381.jpg
2018年5月にオープンした日本酒中心の立ち飲み店です。他になんば店があります。細い路地を入り、裏口のような場所が店への入口と隠れ家的な感じです。

路地の随所に案内がありますが、見落とし厳禁・・。
s-DSC03383.jpg

裏口のような入口を入ると、いきなり階段!
s-DSC03380.jpg

階段の途中には「灘泉(なだいずみ)」の看板が!
s-DSC03379.jpg
「灘泉」は泉勇之介商店が醸し、神戸市東灘区に木造酒蔵がありましたが、2013年に取り壊してしまいました・・。その後、堺泉酒造(大阪府堺市堺区)へと名を変えています。在りし日の泉勇之介商店はこちら → 泉勇之介商店 過去記事

無事にお店へ。
s-DSC03364.jpg
長いL字型のカウンターがあります。酒はグラス1杯(約70ml)190円(税込)~

さっそく。滋賀県東近江市の近江酒造。
s-DSC03376.jpg
はつふね しぼりたて 純米原酒
<データー>純米生原酒、精米歩合70%、アルコール分17度

岐阜県各務原市の林本店。
s-DSC03374.jpg
百十郎(ひゃくじゅうろう)白炎(びゃくえん)純米吟醸
<データー>純米吟醸生原酒、五百万石、精米歩合60%、アルコール分17度

燗酒もあるので締めに!(燗酒は1合のみ)
s-DSC03368.jpg

燗酒の中身はコレ。奈良県北葛城郡広陵町の長龍(ちょうりょう)酒造。
s-DSC03366.jpg
「稲の国の稲の酒(いねのくにのいねのさけ)特別純米酒 2013年醸造
<データー>特別純米酒、露葉風、精米歩合65%、アルコール分15~16度

<日本酒と私 天満店>大阪市北区天神橋4-12-20 2F
JR天満駅から徒歩約2分、大阪メトロ扇町駅1番出口から徒歩約4分


飛騨高碕(ひだたかさき)神社

岐阜県下呂市の高碕神社へ、行ってきました。

s-DSC01552.jpg
1974年に料理の始祖神をまつっている高碕(たかはし)神社(栃木県小山市)・火守(ほもり)神社(島根県出雲市)、総持寺(そうじじ、大阪府茨木市)、から分霊を勧請し創建しています。下呂温泉合掌村の中にあり、下呂温泉の調理人の方や料理がうまくなりたいと願う方が参拝しているそうです。

覆い屋の下に本殿があります。
s-DSC01568.jpg

本殿です。
s-DSC01569.jpg
祭神は、磐鹿六雁命(いわかむつかりのみこと、高碕神社から勧請)、櫛八玉命(くしやたまのかみ、火守神社から勧請)、藤原山蔭(ふじわらのやまかげ、総持寺から勧請)です。

本殿に向かって右手にある包丁塚です。
s-DSC01570.jpg
料理人が包丁を奉納しているそうです。

下呂温泉合掌村は日本の原風景を再現しています。
s-DSC01497.jpg
白川郷(岐阜県高山市、岐阜県大野郡白川村)などから移築した10棟の合掌家屋があります。写真は旧大戸家住宅(1846年建築、重要文化財)です。

旧大戸家住宅内部の様子です。
s-DSC01508.jpg
囲炉裏には火が灯されています。

囲炉裏の傍には「通い徳利(かよいとっくり)」が展示されています。
s-DSC01533.jpg

旧大戸家住宅2階部分から見た様子です。
s-DSC01520.jpg

旧遠山家板倉です。
s-DSC01538.jpg
1810年建築の木造倉庫で、板で壁を二重にしているため板倉とよばれています。

旧岩崎家住宅です。
s-DSC01593.jpg
江戸時代中期の建築で、現在は民俗資料館になっています。

<飛騨高碕神社(ひだたかさきじんじゃ)>岐阜県下呂市森2369
下呂温泉合掌村 公式ページ
JR下呂駅前から濃飛バス合掌村・下呂交流会館行きで合掌村バス停下車徒歩約7分、JR下呂駅から徒歩約20分


温泉寺(おんせんじ) 後編

岐阜県下呂市の温泉寺の続きです。

s-DSC01749.jpg
本堂の手前、右手にある普明堂(ふみょうどう、観音堂)です。

普明堂(観音堂)内部の様子です。
s-DSC01754.jpg
近くの集落にあった「さるやの石」が旅館建築のため移され、まつられています。農民夫婦にかわいがられた猿が、夫婦に孝行するため、ネズミから蚕を守る番をします。何年もの歳月のあと、猿は高齢で亡くなります。夫婦は猿の墓を作り、いつのころから猿の墓の小石を持ち帰って家にまつるとネズミの害が無くなると伝えられています。今は、この小石を「さるやの石」と呼んでいるそうです。

山門を入って正面にある書院玄関です。
s-DSC01764.jpg

玄関には恵比寿天や大黒天などがまつられています。
s-DSC01765.jpg

本堂に向かって右手から奥に進むと書院中庭を見ることができます。
s-DSC01780.jpg

さらに進むと、水屋があります。
s-DSC01770.jpg
屋根は飛騨地方特有の建築様式で、栗の木を割った「板ぐれ」とよばれるもので葺いているそうです。

水屋です。
s-DSC01772.jpg
取水口の上には山之神や水神、氏神と書かれた石がまつられています。

さらに進むと天醫稲荷大明(てんいいなりだいみょう)神社があります。
s-DSC01774.jpg
1858年に温泉寺の鎮守としてまつられ、山号の「醫王霊山」から名付けられています。

天醫稲荷大明神社です。
s-DSC01775.jpg

山門を入って左手にある寺務所兼書院通用口です。
s-DSC01763.jpg

<温泉寺(おんせんじ)>岐阜県下呂市湯之島680
JR下呂駅から徒歩約15分


温泉寺(おんせんじ) 前編

岐阜県下呂市の温泉寺へ、行ってきました。

s-DSC01739.jpg
天暦年間(947~957年)に湯ヶ峰に湧出したのが下呂温泉の始まりとされますが、1265年に山頂の湧出が止まり、現在の温泉地である飛騨川の河原に湧出しているのが発見されます。白鷺が湧出地を知らせたと伝わり、その白鷺が舞い上がって止まった松の木の下に薬師如来像が鎮座していて、湯島薬師堂としてまつったのが温泉寺の始まりとされています。

石段を少し上がった左手にある地蔵堂です。
s-DSC01740.jpg
山門までの石段は173段あります。

石段の途中、左手に武川(飛騨屋)久兵衛の墓があります。
s-DSC01744.jpg
江戸時代中期に北海道開拓で業績があった豪商だそうで、3代目武川久兵衛倍良(ますよし)は温泉寺再興に寄与しています。

山門から見た様子です。(山門の写真失念・・)
s-DSC01745.jpg

山門を入って右手にある鐘楼です。
s-DSC01756.jpg

山門を入って右手奥にある本堂です。
s-DSC01766.jpg
本尊は薬師如来像です。中部四十九薬師霊場第37番札所です。

本堂の手前、左手に湯掛薬師像が鎮座しています。
s-DSC01757.jpg

湯掛薬師像です。
s-DSC01759.jpg
源泉が湧いていて、痛い部分に湯をかけておまいりするそうです。

本堂の手前、右手にある旧飛騨屋邸地蔵堂です。
s-DSC01751.jpg
7代目武川久兵衛益郷(ますさと、飛騨屋4代目)が1821年に屋敷内に建立したもので、2012年に修復しています。

後編に続きます。


加恵瑠(かえる)神社

岐阜県下呂市の加恵瑠神社へ、行ってきました。

s-DSC01612.jpg
下呂発温泉博物館や下呂温泉白鷺の湯を経営する下呂温泉株式会社が、下呂と鳴き声の「ゲロ」、「無事帰る」などの語呂合わせから2010年に建立しています。

鳥居です。
s-DSC01790.jpg

鳥居から進むとすぐ左手にある手水鉢です。
s-DSC01792.jpg
石造の蛙の口から水が出ています!

鳥居の正面にある社殿です。
s-DSC01787.jpg

まつられている加恵瑠大明神です。
s-DSC01788.jpg
賽銭箱に硬貨を入れると「お告げ」を聞くことができるユニークな神社です。

近くにある下呂温泉白鷺の湯です。
s-DSC01613.jpg
1926年から続く大衆浴場で、入口脇には無料の足湯があります。下呂温泉は有馬温泉(神戸市北区)、草津温泉(群馬県吾妻郡草津町)とともに日本三名泉といわれています。

<加恵瑠神社(かえるじんじゃ)>岐阜県下呂市湯之島543-2
JR下呂駅から徒歩約8分


下呂温泉(げろおんせん)神社

岐阜県下呂市の下呂温泉神社へ、行ってきました。

s-DSC01734.jpg
下呂温泉の歴史や温泉の恵みに感謝し、1989年に出羽三山の湯殿山(ゆどのやま)神社(山形県鶴岡市)から分霊を受け創建しています。下呂温泉旅館会館のビルの1階部分にあります。

鳥居を入って進むと左手に手水舎があります。
s-DSC01738.jpg

鳥居を入って正面右手に本殿があります。
s-DSC01735.jpg
祭神は湯殿山大神(ゆどのやまおおかみ)です。

奉納された酒が供えられています。
s-DSC01736.jpg
山形県東置賜郡川西町の嵐山(あらしやま)酒造の酒と思われます。毎年10/8に例祭が行われ、振る舞い酒があるそうです!

鳥居近くの白鷺橋から見た様子です。
s-DSC01730.jpg

近くを流れる飛騨川(益田川)の河川敷に下呂温泉噴泉地があります。
s-DSC01727.jpg
写真左にあるのが下呂温泉噴泉地です。入浴できますが、相当の度胸または水着着用が必須です。

<下呂温泉神社(げろおんせんじんじゃ)>岐阜県下呂市湯之島801-2
JR下呂駅から徒歩約8分


柏屋(かしわや)酒店

岐阜県下呂市の柏屋酒店へ、行ってきました。

s-DSC01601.jpg
1918年創業の下呂温泉街にある酒店です。2012年にテレビ朝日の「大改造!!劇的ビフォーアフター」で、劇的にリフォームした店舗だそうです。

店舗軒先には杉玉が吊るされています。
s-DSC01783.jpg

店舗外側からガラス越しに商品が見えるよう並べられています。
s-DSC01602.jpg
このあたりの工夫も、匠のリフォームでしょうか。

店内には地元・岐阜県飛騨地方の酒がズラリ!
s-DSC01599.jpg

冷蔵ケースにも酒や地ビールがたくさん!
s-DSC01600.jpg
お土産や飲み比べができるように180mlや300mlのボトルがたくさんあるのが嬉しいです!

店舗の奥では店主お勧めの酒の有料試飲ができます。(2杯300円(税込)猪口付)
s-DSC01782.jpg
写真左より
天領(てんりょう)飛切り 特別純米酒」(岐阜県下呂市天領酒造)
<データー>特別純米酒、ひだほまれ、精米歩合60%、アルコール分15~16度
蓬莱(ほうらい)蔵元の隠し酒 番外品」(岐阜県飛騨市渡辺酒造店)
<データー>普通酒、ひだほまれ、精米歩合55%、アルコール分15~16度

頂いた猪口です。
s-DSC04048.jpg

<柏屋酒店(かしわやさけてん)>岐阜県下呂市湯之島745-1
JR下呂駅から徒歩約10分


諏訪(すわ)神社 後編

岐阜県下呂市の諏訪神社の続きです。

s-DSC01647.jpg
拝殿の手前、右手にある秋葉社です。

秋葉社です。
s-DSC01648.jpg

秋葉社に向かって左手奥に祠があります。
s-DSC01660.jpg

祠は相殿で、愛宕社・山神社・床浦社・那智社です。
s-DSC01662.jpg
※相殿(あいどの)・・同じ社殿に2柱以上の神を合祀(ごうし、一緒にまつること)すること、またはその社殿。

拝殿に向かって左手に進むと祠が並んであります。
s-DSC01656.jpg
写真左が忠魂社、右は相殿で琴平社・津島社・戸隠社です。

忠魂社近くから見た様子です。
s-DSC01659.jpg
萩原諏訪城の堀の跡や石垣が残っています。

本殿に向かって右手にある蔵です。
s-DSC01663.jpg

蔵の手前、右手に稲荷神社の鳥居があります。
s-DSC01665.jpg

鳥居から進み、石段を上がると稲荷神社があります。
s-DSC01666.jpg

二の鳥居の手前、参道右手にある社務所です。
s-DSC01636.jpg

<諏訪神社(すわじんじゃ)>岐阜県下呂市萩原町萩原1007
JR飛騨萩原駅から徒歩約4分