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安養寺(あんようじ)

奈良市の安養寺へ、行ってきました。

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創建の詳細は不明ですが、奈良時代に當麻寺(たいまでら、奈良県葛城市)に伝わる當麻曼荼羅図(国宝)を織り上げた中将姫(ちゅうじょうひめ)が開祖したと伝わっています。

山門を入って正面にある本堂です。
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江戸時代に改変された部分があるものの構造形式や手法から室町時代中期の建立と考えられています。本尊は阿弥陀如来像です。

本堂に向かって左手に並ぶ石仏です。
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山門に向かって右隣にある観音堂です。
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観音堂に安置されている石造の千手観音像です。
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<安養寺(あんようじ)>奈良市鴨川町29
JR京終(きょうばて)駅から徒歩約9分、近鉄奈良駅から徒歩約12分


なら泉勇斎(ならいずみゆうさい)

奈良市のなら泉勇斎へ、行ってきました。

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奈良県内にある酒蔵のうち29蔵・約120種類の酒を試飲販売しているはずなのですが、表の看板には28蔵と記載されています。1蔵減ったのでしょうか、それとも単なる書き間違いか?(未確認)

店内の様子です。
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写真左にカウンターコーナーがあり有料試飲ができます。1杯(50ml・200円(税込))~。

さっそく。
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写真左より
談山(たんざん)大名庄屋酒 生にごり」(奈良県桜井市西内酒造)
<データー>普通酒生酒、ホウレイ、精米歩合65%、アルコール分19度
梅乃宿(うめのやど)山廃純米吟醸 ひやおろし」(奈良県葛城市梅乃宿酒造)
<データー>純米吟醸酒、山田錦・アケボノ、精米歩合60%、アルコール分15度

続いて。
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写真左より
千代の松 奈良の神仏習合の酒 八段仕込み」(奈良県宇陀市芳村酒造)
<データー>純米原酒、露葉風、精米歩合95%、アルコール分17度
鷹長(たかちょう)純米吟醸」(奈良県御所市油長酒造)
<データー>純米吟醸原酒、山田錦、精米歩合60%、アルコール分16度

締めの2種。
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写真左より
金嶽(きんがく)じゅんまい 山乃かみ酵母使用」(奈良市倉本酒造)
<データー>純米酒、コシヒカリ、精米歩合95%、アルコール分16度
初霞(はつがすみ)万葉かぎろひの里 2014BY」(奈良県宇陀市久保本家酒造)
<データー>純米酒、五百万石・日本晴、精米歩合65%、アルコール分15度

<なら泉勇斎(ならいずみゆうさい)>奈良市西寺林町22
なら泉勇斎 公式ページ 
近鉄奈良駅から徒歩約8分、JR奈良駅から徒歩約10分


京勘 中井酒店(きょうかん なかいさけてん)

奈良市の京勘 中井酒店へ、行ってきました。

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大正時代から続く酒屋で、ならまちの中、元興寺郵便局の近くにあります。

奈良酒を中心に扱っています。
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玄関脇の案内では、きき酒が1杯・100円~!
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店内に入ってきき酒メニューを拝見。(クリックで拡大できます)
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確かに100円~300円(税込)!ずっと以前からこの価格で提供しているそうです。

さっそく。写真右は限定オリジナル品。
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写真左より
櫛羅(くじら)純米吟醸 生詰 瓶燗 一火」(奈良県御所市千代酒造)
<データー>純米吟醸酒、山田錦、精米歩合50%、アルコール分16度
阿吽(あうん)純米吟醸」(奈良県桜井市今西酒造)
<データー>純米吟醸酒、精米歩合60%、アルコール分15~16度

阿吽」のTシャツや猪口も販売する気合の入れよう!
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テーブルに座って酒を眺めながらゆっくりと、きき酒できます。
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きき酒1杯は約40mlです。

奈良県生駒市の中本酒造店。
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山鶴(やまつる)特別純米酒 其ノ弐 めちゃ辛
<データー>特別純米酒、五百万石、精米歩合55%、アルコール分15~16度

締めに、こんなのを!ミルクから生まれた酒。
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乳華(にゅうか)」(奈良県高市郡高取町乳華」
<データー>雑酒②、アルコール分8~9度

<京勘 中井酒店(きょうかん なかいさけてん)>奈良市元興寺町33
JR京終(きょうばて)駅から徒歩約10分、近鉄奈良駅から徒歩約15分


酒蔵訪問 今西清兵衛商店(いまにしせいべえしょうてん)

奈良市の今西清兵衛商店へ、行ってきました。

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1884年創業で、代表銘柄は、「春鹿(はるしか)」です。

玄関を入ると菰樽・商品などが置かれています
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事務所棟ですが、ショップ・きき酒コーナーを併設しています。蔵見学は毎年2月の土・日のみ予約制で行われています。また、毎年9月に酒蔵まつりが行われ、蔵の一部を見学することができます。

猪口(500円(税込))を購入すると、きき酒をすることできます。
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春鹿 超辛口 純米酒
<データー>純米酒、五百万石、精米歩合60%、アルコール分15度

きき酒の内容は、毎月変わります。
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春鹿 純米吟醸 生酒
<データー>純米吟醸生酒、山田錦、精米歩合60%、アルコール分15度

きき酒は5種類です。3種類目。
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春鹿 旨口四段仕込 純米酒
<データー>純米酒、ヒノヒカリ、精米歩合70%、アルコール分16度

4種類目。
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春鹿 純米吟醸 生原酒 零下二百十日熟成
<データー>純米吟醸生原酒、山田錦、精米歩合55%、アルコール分16度

5種類目。
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春鹿 純米大吟醸 しろみき 活性にごり酒
<データー>純米大吟醸生酒、山田錦、精米歩合50%、アルコール分15度

おまけで6種類目。
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春鹿 発泡清酒 ときめき
<データー>発泡清酒(発泡性①)、精米歩合70%、アルコール分6.5度

きき酒の後は、奈良漬も試食することができます。
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ショップにある「オリジナルガチャ」(400円)に挑戦。
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1等は純米大吟醸酒(500ml)!

真っ黒のカプセルの中から、こんなのが・・!
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当たったキーホルダー(写真中央下)と春鹿シール、猪口です。
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以前も5等だったような。もうちょっと、くじ運が良くならないかな・・!

<今西清兵衛商店(いまにしせいべえしょうてん)>奈良市福智院町24-1
今西清兵衛商店 公式ページ
近鉄奈良駅から徒歩約15分、JR京終(きょうばて)駅から徒歩約18分、JR奈良駅・近鉄奈良駅から奈良交通バス天理行き福智院町バス停下車徒歩約2分


酒蔵訪問 八木(やぎ)酒造

奈良市の八木酒造へ、行ってきました。

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江戸時代以前に創業した酒造業「横田屋」を大阪堂島の米商・八木千之助が1877年に継承して創業しています。代表銘柄は「升平(しょうへい)」です。

玄関です。
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趣ある看板が掲げられや杉玉が吊るされています。

こんな看板も!
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吟味処は試飲ってことでしょうか?

横(駐車場側)に廻ってみました。
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駐車場の奥から先が蔵でしょうか。
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事前予約し、日程が合えば蔵見学が可能だそうです。

貯蔵タンクも見えます。
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玄関を入って右手がショップになっています。
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階段箪笥(たんす)を利用して商品が並べられています。
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日本酒以外に「月ヶ瀬の梅酒」・「とろとろ梅酒」が人気です。

奥の方にも色々と。
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火鉢も置かれています。
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冬場はここで暖まることもできるのでしょう。

試飲をさせていただきました。
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写真左より
升平 純米 オルニチン酵母使用
<データー>純米酒、五百万石、精米歩合表記無し、アルコール分15度
升平 純米 菩提酛(ぼだいもと)
<データー>純米酒、ヒノヒカリ・山田錦、精米歩合70%、アルコール分15度
升平 大和の清酒 純米吟醸
<データー>純米吟醸酒、精米歩合60%、アルコール分15度

<八木酒造(やぎしゅぞう)>奈良市高畑町915
八木酒造 公式ページ
JR京終(きょうばて)駅から徒歩約20分、近鉄奈良駅から徒歩約23分、JR奈良駅・近鉄奈良駅から奈良交通バス天理駅前行きで福智院町バス停下車徒歩約5分
<追記>2022年12月に奈良春日山(ならかすがやま)酒造に社名変更されました


日本酒とおつまみ chūin(ちゅういん)

奈良市の「日本酒とおつまみ chūin」へ、行ってきました。

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2018年4月にオープンした日本酒専門の立ち飲み店です。

入口です。中院町にあるから「chūin」なのかな?。
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店内はカウンターのみで5人も入れば一杯かも。(7人は大丈夫とのことですが・・)

猪口は好きなのを選ぶことができます。
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酒の種類にかかわらず、Sサイズが300円、Mサイズが500円、Lサイズが1,000円(税込)です。

約20種類の酒が常時置かれています。
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店主は日本酒ソムリエとも言われる「酒ディプロマ」の資格を持っているそうで、選びやすいように香りや味わいで酒を分類分けしています。

佐賀県小城市の天山(てんざん)酒造。
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岩の蔵(いわのくら)サファイア 純米吟醸50
<データー>純米吟醸酒、精米歩合50%、アルコール分16度

山口県岩国市の八百新(やおしん)酒造。
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雁木(がんぎ)純米 ひやおろし
<データー>純米酒、西都の雫・山田錦、精米歩合60%、アルコール分17度

宮城県大崎市の寒梅酒造。災害復興活動の寄付型商品。
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宮寒梅(みやかんばい)純米吟醸 ハロウィンラベル
<データー>純米吟醸酒、精米歩合55%、アルコール分16度

佐賀県伊万里市の古伊万里酒造。
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古伊万里(こいまり)前(さき)モノクロームプラス
<データー>特定名称表記無し、原料米・精米歩合非公開、アルコール分16度

秋田県横手市の日の丸(ひのまる)醸造。
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まんさくの花 MK-Y 2018 純米吟醸一度火入れ原酒
<データー>純米吟醸原酒、日の丸・山田錦、精米歩合50%、アルコール分16度
※MK-Yは「Mansaku Koubo projeck Y」の略称で、通常使用していない酵母や酒米の組み合わせでチャレンジする社長と杜氏の隠し酒

締めは燗酒。福島県河沼郡会津坂下町の曙(あけぼの)酒造。
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天明(てんめい)MITSUGO 山廃純米 生
<データー>純米生酒、雄町、精米歩合80%、アルコール分16度

<日本酒とおつまみ chūin(ちゅういん)>奈良市中院町22-4
日本酒とおつまみ chūin facebook
近鉄奈良駅から徒歩約10分、JR奈良駅から徒歩約15分


興福寺 中金堂(こうふくじ ちゅうこんどう)

奈良市の興福寺で中金堂が落慶し、一般公開が始まったので行ってきました。

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興福寺は、669年に藤原鎌足夫人の鏡大王が創建した山階寺(やましなでら)が起源で、710年の平常遷都に伴い鎌足の子・不比等が現在地に移転し興福寺と名付け、実質的な創建年としています。中金堂は710年に建築されますが、7度焼失しています。

南大門跡から見た中金堂です。
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1717年に焼失して以来、301年ぶりの再建です。再建計画は1991年にスタートし、2010年から本格的な工事が始まっていました。再建工事の様子はこちら → 興福寺中金堂 再建現場特別公開

拝観受付をして公開内部へ。
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近くで見ると圧巻。東西約37m、南北約23m、高さ約21mです。本尊は1811年作の釈迦如来像で、周囲に四天王像(国宝、鎌倉時代作)、薬王(やくおう)・薬上(やくじょう)菩薩像(重要文化財、鎌倉時代)、大黒天像(重要文化財、鎌倉時代)が安置されています。厨子入り吉祥天倚(きっしょうてんい)像も安置されていますが、扉は閉められたままで、公開は2019年1/1~1/3だそうです。

外から内部の柱が少し見えます。(堂内の撮影は禁止)
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法相柱(ほっそうちゅう)というそうで、周囲約2.5m、高さ約6.8mの柱に法相宗の発展に貢献した日本・インド・中国の高僧14人が描かれています。

別の角度から見た中金堂です。
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中金堂から見た東金堂(とうこんどう)、五重塔です。
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東金堂は1426年再建、五重塔は1426年再建で、いずれも国宝です。西金堂(さいこんどう)は1717年に焼失したままです。西金堂の堂内には阿修羅(あしゅら)像(国宝、奈良時代作)も安置されていました。(現在は国宝館に安置)

中金堂から見た南円堂です。
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1741年再建で重要文化財です。

興福寺会館で「中金堂再建記念 興福寺今昔写真展」が行われていました。
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興福寺会館です。(館内での撮影は禁止)
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中金堂再建工事の経過写真や中金堂の模型、解体された仮金堂(赤堂)の写真などが展示されていました。

興福寺会館から見た三重塔です。
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鎌倉時代前期の再建で国宝です。

三重塔の奥には五重塔もチラッと!
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<興福寺 中金堂(こうふくじ ちゅうこんどう)>奈良市登大路48
興福寺 公式ページ
近鉄奈良駅東改札口から徒歩約6分


油長(ゆうちょう)酒造 霜月祭(そうげつさい)蔵元直売

奈良県御所市の油長酒造で「霜月祭 蔵元直売」が行われ、行ってきました。

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油長酒造は1719年創業で、代表銘柄は「鷹長(たかちょう)」・「風の森(かぜのもり)」です。毎年11月の第2日曜に付近一帯で行われる霜月祭にあわせ、蔵元直売を行っています。写真は屋外タンク群です。

母屋の山本邸です。
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霜月祭では歴史ある町家にオレンジ色の暖簾をつけています。

玄関先につ吊られている杉玉です。
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玄関脇には菰樽も置かれています。
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母屋に向かって左手に蔵への入口があります。
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残念ながら、一般の蔵見学は行っていません・・。

駐車場を利用して蔵元直売が行われています。
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普段は蔵元での販売は一切行われていません。蔵元直売は年末に2日間と霜月祭の日、併せて3日のみ行われています。

直売の様子です。
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試飲もできます。
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写真左より
風の森 純米大吟醸しぼり華 露葉風(つゆはかぜ)
<データー>純米大吟醸生原酒、露葉風、精米歩合50%、アルコール分17度
風の森 純米吟醸しぼり華 山田錦
<データー>純米吟醸生原酒、山田錦、精米歩合60%、アルコール分16度

年末の蔵元直売のチラシです。
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2018年12/22と12/23に行われます。

以前、販売された年末の蔵元直売での酒です。
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風の森」は、2018年2月末から全て4合瓶化されていますので、年末の蔵元直売も4合瓶のみです。

<油長酒造(ゆうちょうしゅぞう)霜月祭(そうげつさい)蔵元直売>2018年11/11 奈良県御所市本町1160
油長酒造 公式ページ
JR御所駅から徒歩約7分、近鉄御所駅から徒歩約8分


第20回 御所まち霜月祭(ごせまち そうげつさい)

奈良県御所市で「第20回 御所まち霜月祭」が開催され、行ってきました。

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「御所まち」は江戸時代初期に形成された陣屋町で、現在も歴史ある町家が点在しています。霜月祭は毎年11月第2日曜に開催され、町家や寺の特別公開、山伏おねり、茶会、スタンプラリーなどが行われています。また、御所市が今年、市制施行60周年を迎え様々なイベントが行われています。(1958年3/31に奈良県内8番目の市として誕生)

町家の1つ、吉村邸(中央通り)です。
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1840年頃の建築と考えられています。

町家の特別公開は玄関先までなのですが、吉村邸は内部も公開。
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座敷や中庭、離れ、蔵なども見学することができます。

中庭です。
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御所で有名なのが、「御所柿(ごしょがき)」!
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甘柿のルーツで、正岡子規の「柿食へば鐘が鳴るなり法隆寺」の柿も御所柿だといわれています。栽培が難しく収穫量も少ないためほとんど残存しない品種です。吉村邸の庭に御所柿の木があり、実をつけています。あまりにも食べたそうにしていたのが伝わったのか、1ついただきました。ありがとうございます!

御所町の中にある東川酒店です。
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御所市内にある油長(ゆうちょう)酒造、千代(ちよ)酒造、葛城(かつらぎ)酒造の酒を中心に販売しています。

東川酒店の駐車場では屋台が出ています。
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酒の「ちょい飲み」も行っています。
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飲んだのは写真左端と、右から2本目。
百楽門(ひゃくらくもん)完熟 純米吟醸」(葛城酒造)(写真左端)
<データー>純米吟醸原酒、雄町、精米歩合60%、アルコール分16度
櫛羅(くじら)純米 無濾過生原酒」(千代酒造)(写真右から2本目)
<データー>純米生原酒、山田錦、精米歩合60%、アルコール分17度

<第20回 御所まち霜月祭(ごせまち そうげつさい)>2018年11/11 奈良県御所市中央通りなど
JR御所駅から徒歩約7分、近鉄御所駅から徒歩約8分(吉村邸(中央通り))
JR御所駅から徒歩約3分、近鉄御所駅から徒歩約5分(東川酒店)


第20回 長龍酒造広陵蔵(ちょうりょうしゅぞう こうりょうくら)蔵開き その4

奈良県北葛城郡広陵町の長龍酒造で開催された「第20回 長龍酒造 広陵蔵 蔵開き」の続きです。

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ステージでは菰巻の実演が行われています。

毎年恒例の「利き酒にチャレンジ」コーナーです。
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今年は3種類の酒の醸造年度の違いを当てるというもの!

「イ・ロ・ハ」の酒を飲み2012~2014BYを推理します。
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ふた穂(ふたほ)特別純米酒 雄町」の2012BY・2013BY・2014BYです。
<データー>特別純米酒、雄町、精米歩合68%、アルコール分15~16度

その後の正解発表!
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残念ながらハズレ・・。正解者には塗り枡がプレゼントされていました。

有料で飲める「日本酒Bar 酒楽亭(しゅらくてい)」があります。
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「四季咲(しきざき)」を飲み比べ。②と④を。
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四季咲 梅子黄(ばいしおう)純米吟醸 無濾過生原酒」(②)
<データー>純米吟醸生原酒、雄町、精米歩合55%、アルコール分16~17度
四季咲 半夏生(はんげしょう)純米吟醸 無濾過生原酒」(④)
<データー>純米吟醸生原酒、露葉風、精米歩合55%、アルコール分16~17度

販売コーナーももちろんあります!
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酒のほか、奈良漬やお米の販売も行っています。

蔵開き限定のしぼりたて新酒を購入して、即飲み!
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長龍 広陵蔵 純米新酒 生原酒
<データー>純米生原酒、精米歩合68%、アルコール分17~18度

ステージでは「ゆかさくら」さんのライブが始まります。
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この後、長龍製品が当たる抽選会も行われます。

お土産に購入!
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これがうまいんだなぁ。冷酒でも燗酒でもOK!

<第20回 長龍酒造広陵蔵(ちょうりょうしゅぞう こうりょうくら)蔵開き>2018年11/11 奈良県北葛城郡広陵町南4
長龍酒造 公式ページ
近鉄箸尾駅から徒歩約8分


第20回 長龍酒造広陵蔵(ちょうりょうしゅぞう こうりょうくら)蔵開き その3

奈良県北葛城郡広陵町の長龍酒造で開催された「第20回 長龍酒造 広陵蔵 蔵開き」の続きです。

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無料の「飲み比べお試しコーナー」は行列が出来ています!広陵蔵自慢の酒を試飲することができます。

1種類目。地元・広陵町の飯米を使って醸した酒。
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長龍 広陵蔵 特別純米酒
<データー>特別純米酒、ヒノヒカリ、精米歩合60%、アルコール分15~16度

2種類目。(ピンボケご容赦)
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長龍 純米吟醸 快(こころよし)
<データー>純米吟醸酒、精米歩合60%、アルコール分15~16度

3種類目、奈良県産の秋津穂(飯米)と奈良うるはし酵母で醸した酒。
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長龍 大和秋津穂(やまとあきつほ)純米酒
<データー>純米酒、秋津穂、精米歩合65%、アルコール分15~16度

4種類目、奈良県の酒造好適米・露葉風(つゆはかぜ)で醸した酒。
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稲の国の稲の酒 特別純酒 2013BY
<データー>特別純米酒、露葉風、精米歩合65%、アルコール分15~16度

5種類目、山乃かみ酵母(やまのかみこうぼ)を使用した酒。
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蒼穂(そうほ)純米原酒 山乃かみ酵母仕込み
<データー>純米原酒、露葉風、精米歩合65%、アルコール分13~14度
※山乃かみ酵母は2012年に大神(おおみわ)神社(奈良県桜井市)神域のササユリから分離に成功した酵母、2014年から奈良県酒造組合に加盟する蔵元で醸造を開始

5種類目・6種類目は、醸造年度違いの飲み比べ。
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雄町発祥の地・備前高島地区(岡山県)の雄町を使って醸した酒。

5種類目、30か月以上低温熟成の後、熟度を見極めて出荷している酒。
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ふた穂(ふたほ)特別純米酒 雄町 2014BY
<データー>特別純米酒、雄町、精米歩合68%、アルコール分15~16度

6種類目、同じ条件の2012BY。
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ふた穂 特別純米酒 雄町 2012BY
<データー>特別純米酒、雄町、精米歩合68%、アルコール分15~16度

締めの7種類目は、1種類目の燗酒。
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その4に続きます。


第20回 長龍酒造広陵蔵(ちょうりょうしゅぞう こうりょうくら)蔵開き その2

奈良県北葛城郡広陵町の長龍酒造で開催された「第20回 長龍酒造 広陵蔵 蔵開き」の続きです。

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蔵見学へ向かいます。普段は完全予約制で概ね10名以上で受付けています。写真はエレベーター前の神棚と杉玉です。

靴を履き替え、ヘアキャップをしてエレベーターで最上階へ。
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香りの体験コーナーです。酵母が発酵中に生成する「カプロン酸エチル」(リンゴの香り)や「酢酸イソアミル」(バナナの香り)などの香りを嗅ぐことができます。

「手造り酒母室」の様子です。
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掲示されている「酒母製造事績(山廃)」です。
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室温や品温のデーター、作業内容などが記載されています。暖めたり冷やしたりしながら約半月で完成しています。

製麹室(せいぎくしつ=麹室(こうじむろ))です。
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木造の壁や蓋だと臭いや品質に差が出るので、コンクリートとステンレスにしているそうです。

浸漬室(ガラス戸内部)です。
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米を蒸す甑(こしき)です。
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麹冷却保管機というものもあります。
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蒸米冷却機です。
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米を蒸しているときの様子です。(案内パネルを撮影)
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仕込室です。
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その3に続きます。


第20回 長龍酒造広陵蔵(ちょうりょうしゅぞう こうりょうくら)蔵開き その1

奈良県北葛城郡広陵町の長龍酒造で「第20回 長龍酒造 広陵蔵 蔵開き」が開催され、行ってきました。

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長龍酒造は、1923年に飯田酒造場(現・奈良県天理市飯田本店)より独立し、大阪府八尾市に酒の小売店を開業、1963年に長龍酒造を設立しています。1979年に広陵酒造を設立し広陵蔵で醸造を開始した後、1993年に合併、2008年に本社を広陵町に移転しています。代表銘柄は、「「長龍」・「ふた穂(ふたほ)」・「稲の国の稲の酒」です。蔵開きは毎年、11月の第2日曜日に開催しています。

受付で頂いた案内と木枡です。
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例年は先着1,000名に猪口をプレゼントしていますが、今年は20回の記念で木枡です!

飯田豊彦社長のあいさつ。
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杉玉の掲揚!
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毎年、社員の方がトラック一杯に積まれた吉野杉の枝を使って作り、蔵開きの日に新しく吊るしています。

まだ青々としています。
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鏡開きのあと、振舞い酒。
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振舞い酒は、先着800人に配られます。

20周年特別企画の樽酒コーナーです。
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吉野杉の樽酒(よしのすぎのたるざけ)」は、1964年に日本で最初の瓶詰め樽酒として発売されています。

10名ずつ案内され、ビデオで説明を受けた後、試飲があります。
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吉野杉の樽酒」の説明ビデオの様子です。
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樹齢80年を超えるの吉野杉の「甲付(こうつき)」とよばれる赤味と白太の境目部分だけを使用して四斗樽を作り、その中に原酒を入れて馴染ませます。熟練した樽添師が味わい香りのバランスを見極めて瓶詰め、すぐにパストクーラー(急冷装置)で急冷し香りと味わいを封じ込めています。

試飲は3種類で、1つは燗酒です。
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試飲した3種類はコレ。
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写真左より
吉野杉の樽酒 生囲い(生貯蔵酒)
<データー>普通酒、精米歩合70%、アルコール分15~16度
長龍 吉野杉の樽酒
<データー>普通酒、精米歩合70%、アルコール分15~16度
長龍 吉野杉の樽酒 雄町 山廃純米酒
<データー>純米酒、雄町、精米歩合68%、アルコール分14~15度

その2に続きます。


しまねの地酒フェア その4

大阪市中央区の國民會館で開催された「しまねの地酒フェア」の続きです。

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燗酒を準備している蔵が多いのが、このフェアの特長!

燗酒で飲み比べ。島根県大田市の若林酒造。
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写真左より
開春 イ宛(おん)生酛木桶仕込 2016BY
<データー>純米酒、山田錦、精米歩合90%、アルコール分17~18度
開春 生酛 山口 2012BY
<データー>純米酒、山田錦、精米歩合65%、アルコール分17~18度
開春 山口 三年熟成 2014BY
<データー>純米酒、山田錦、精米歩合65%、アルコール分14度

島根県邑智郡邑南町の玉櫻酒造も燗酒で。
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試飲したのは中央の2本、写真左より
玉櫻(たまざくら)純米 とろとろにごり酒
<データー>純米酒、五百万石、精米歩合70%、アルコール分14度
玉櫻 殿(しんがり)純米
<データー>純米酒、五百万石、精米歩合80%、アルコール分13度

島根県出雲市の旭日(あさひ)酒造も燗酒で。
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試飲したのは写真左の2本、左より
十旭日(じゅうじあさひ)純米酒 五百万石 2015BY
<データー>純米酒、五百万石、精米歩合70%、アルコール分15~16度
十旭日 純米吟醸 改良雄町 にごり火入れ 2016BY
<データー>純米吟醸酒、改良雄町、精米歩合60%、アルコール分15~16度

もう1杯、旭日酒造を燗酒で。試飲したのは写真中央。
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十旭日 生酛純米原酒 大呂御幡の元気米
<データー>純米吟醸酒、改良雄町、精米歩合70%、アルコール分19~20度

島根県出雲市の板倉酒造。
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天穏(てんおん)馨(かおる)特別純米 佐香錦
<データー>特別純米酒、佐香錦、精米歩合60%、アルコール分15~16度

板倉酒造を燗酒で。
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写真左より
天穏 生酛 無濾過純米酒 改良雄町
<データー>純米酒、改良雄町、精米歩合70%、アルコール分15~16度
天穏 生酛 にごり純米酒 改良雄町
<データー>純米酒、改良雄町、精米歩合70%、アルコール分15~16度

島根県松江市の國暉酒造。
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國暉(こっき)八塩折(やしおり)仕込 紫の位
<データー>貴醸酒、五百万石、精米歩合70%、アルコール分15~16度
※仕込水の代わりに酒を用い、搾った酒を次の仕込みに用いるという醸造を13年13回繰り返した酒

國暉酒造も丁寧に燗酒を。
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締めは、國暉酒造を燗酒で飲み比べ。
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写真左より
國暉 ふねしぼり大吟醸 原酒 無加圧
<データー>大吟醸酒、山田錦、精米歩合35%、アルコール分17~18度
國暉 純米吟醸 古酒 二十年熟成
<データー>純米吟醸酒、神の舞、精米歩合55%、アルコール分15~16度

<しまねの地酒フェア>2018年11/4 國民会館(大阪市中央区大手前2-1-2)
島根県酒造組合 公式ページ
大阪メトロ天満橋駅3番出口から徒歩約3分


しまねの地酒フェア その3

大阪市中央区の國民會館で開催された「しまねの地酒フェア」の続きです。

引き続き試飲します。島根県松江市の李白酒造。
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李白(りはく)特別純米 超辛口 生原酒」(写真左)
<データー>特別純米生原酒、五百万石、精米歩合58%、アルコール分17度

もう1杯、李白酒造。
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李白 純米吟醸 雄町 生原酒
<データー>純米吟醸生原酒、雄町、精米歩合55%、アルコール分17度

島根県浜田市の日本海(にほんかい)酒造。
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渦(うず)純米吟醸 八反錦 五割五分 一火仕上
<データー>純米吟醸酒、八反錦、精米歩合55%、アルコール分16度

島根県邑智郡邑南町の池月酒造。
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誉池月(ほまれいけづき)純米大吟醸 袋吊り直汲み 無濾過生原酒
<データー>純米大吟醸生原酒、山田錦、精米歩合40%、アルコール分16~17度

続いて、池月酒造。
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誉池月 純米 八反錦 無濾過生原酒
<データー>純米生原酒、八反錦、精米歩合65%、アルコール分17~18度

もう1杯、池月酒造。
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誉池月 純米 山田錦 無濾過 生原酒
<データー>純米生原酒、山田錦、精米歩合60%、アルコール分16~17度

島根県仁多郡奥出雲町の奥出雲酒造。
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試飲したのは写真左端と右端、左端より
奥出雲の一滴(おくいずものいってき)純米酒 佐香錦
<データー>純米酒、佐香錦、精米歩合60%、アルコール分15~16度
奥出雲の一滴 純米酒 改良雄町
<データー>純米酒、改良雄町、精米歩合60%、アルコール分15~16度

もう少し、奥出雲酒造。
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試飲したのは写真左の2本
裏 奥出雲の一滴 純米酒 改良雄町
<データー>純米生原酒、改良雄町、精米歩合60%、アルコール分18度
裏 奥出雲の一滴 純米酒 五百万石
<データー>純米生原酒、五百万石、精米歩合60%、アルコール分18度

島根県大田市の若林酒造。
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開春(かいしゅん)石の顔(いわのかんばせ)無濾過生
<データー>純米生原酒、山田錦、精米歩合60%、アルコール分17.5度

仕込水で休憩。
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その4に続きます。


しまねの地酒フェア その2

大阪市中央区の國民會館で開催された「しまねの地酒フェア」の続きです。

引き続き試飲を。島根県雲南市の竹下本店。
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試飲したのは写真中央
出雲誉(いずもほまれ)純米酒
<データー>純米酒、山田錦・玉栄、精米歩合60%、アルコール分15度

島根県安来市の金鳳酒造。
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金鳳(きんぽー)大吟醸
<データー>大吟醸酒、山田錦、精米歩合40%、アルコール分17度

もう1杯、金鳳酒造。
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金鳳 純米吟醸 ひやおろし
<データー>純米吟醸酒、五百万石、精米歩合58%、アルコール分15度

島根県仁多郡奥出雲町の簸上(ひかみ)清酒。
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試飲したのは写真右端
七冠馬(ななかんば)ザ・セブン タイプG
<データー>特別純米生原酒、五百万石・他、精米歩合55%、アルコール分未確認

島根県松江市の米田酒造。
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豊の秋(とよのあき)純米吟醸酒 佐香錦 生
<データー>純米吟醸生原酒、佐香錦、精米歩合55%、アルコール分17~18度

もう1杯、米田酒造。
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豊の秋 かんなび 純米吟醸
<データー>純米吟醸酒、五百万石、精米歩合58%、アルコール分16度

島根県隠岐郡隠岐の島町の隠岐酒造。
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試飲したのは写真中央
隠岐誉(おきほまれ)純米大吟醸
<データー>純米大吟醸酒、山田錦、精米歩合45%、アルコール分16度

島根県安来市の吉田酒造。
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月山(がっさん)純米吟醸 佐香錦 直汲み 中取り 無濾過生原酒
<データー>純米吟醸生原酒、佐香錦、精米歩合55%、アルコール分17度

もう1杯、吉田酒造。
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月山 美月シリーズ 純米大吟醸
<データー>純米大吟醸酒、山田錦、精米歩合50%、アルコール分14度

吉田酒造の仕込水で休憩。
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その3に続きます。


しまねの地酒フェア その1

大阪市中央区の國民會館で、「しまねの地酒フェア」が開催され、行ってきました。

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島根県酒造組合の主催で、大阪では2016年から毎年9月~10月に開催されています。

会場入り口です。
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昨年までは事前申し込み制でしたが、今年は予約不要になっています。開場の約1時間前から行列ができ始め、開場時間が10分繰り上げになりました。

入口で猪口を貰って入場。(猪口は持ち帰りできます)
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入場料は1,000円(税込)で、会場内では自由に試飲できます。写真は会場に飾られていた菰樽です。

会場の様子です。
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中央には各蔵の仕込水が置かれています。(数に限りあり)

さっそく。島根県出雲市の富士酒造。
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写真左より
出雲富士 純米吟醸 佐香錦(さかにしき)無濾過生原酒
<データー>純米吟醸生原酒、佐香錦・山田錦、精米歩合55%、アルコール分16度
※佐香錦は島根県の酒造好適米、改良八反流と金紋錦を交配し誕生
出雲富士(いずもふじ)天の叢雲(あまのむらくも)純米大吟醸
<データー>純米大吟醸酒、山田錦、精米歩合35%、アルコール分17度

島根県大田市の一宮酒造。
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石見銀山(いわみぎんざん)大吟醸酒
<データー>大吟醸酒、山田錦、精米歩合40%、アルコール分17度

もう1杯、一宮酒造。4代目蔵元の次女・浅野理可さんが携わった酒。
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理可(りか)純米吟醸
<データー>純米吟醸酒、改良八反流、精米歩合60%、アルコール分16度
※改良八反流(かいりょうはったんながれ)は島根県の酒造好適米、八反流と農林44号を交配し誕生、佐香錦の母米。

島根県益田市の右田(みぎた)本店。
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宗味(そうみ)純米吟醸酒 佐香錦60
<データー>純米吟醸酒、佐香錦、精米歩合60%、アルコール分15~16度

島根県雲南市の木次(きすき)酒造。
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美波太平洋(みなみたいへいよう)雲(くも)純米吟醸 無濾過生原酒
<データー>純米吟醸生原酒、佐香錦、精米歩合55%、アルコール分19~20度

もう1杯、木次酒造。雲南市を舞台に撮影された映画「うん、何?」を記念した酒。
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美波太平洋 うん、何? 純米吟醸 熟成原酒
<データー>純米吟醸酒、佐香錦、精米歩合55%、アルコール分19~20度

その2に続きます。


第38回 全国きき酒選手権大会 その5

東京都港区のグランドプリンスホテル新高輪 国際館パミールで行われた「第38回 全国きき酒(しゅ)選手権大会」の続きです。

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結果発表・表彰式が始まります。まずは「大学対抗の部」、優勝は京都大学(写真中央)。おめでとうごさいます。

続いて、「インターナショナルの部」。
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優勝は韓国の女性(写真中央)。おめでとうございます。

「団体の部」・「個人の部」。
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団体優勝は宮城県(写真左)、個人優勝は、長野県の男性(写真中央)。おめでとうございます。

表彰式にも参加してた日本酒マスコットの「おちょこくん」。
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テーブルに追加の酒が。もう少し飲みます。
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天山(てんざん)超辛口」(佐賀県小城市天山酒造)
<データー>本醸造酒、日本晴、精米歩合65%、アルコール分16度

山形県天童市の出羽桜酒造。
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出羽桜(でわざくら)大吟醸酒
<データー>大吟醸酒、山田錦、精米歩合40%、アルコール分16度

鹿児島県いちき串木野市の濱田酒造 薩摩金山(さつまきんざん)蔵。
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薩州正宗(さっしゅうまさむね)純米吟醸酒
<データー>純米吟醸酒、五百万石、精米歩合60%、アルコール分15度
※鹿児島県唯一の清酒醸造蔵、2014年に約40年ぶりに清酒を醸造を再開。

中締め。兵庫県西宮市の辰馬(たつうま)本家酒造。辰馬健仁社長。
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全国大会レベルの高さに驚かされるばかりでした・・。

<第38回 全国きき酒選手権大会>2018年10/26 グランドプリンスホテル新高輪 国際館パミール(東京都港区高輪3-13-1)
日本酒造組合中央会 全国きき酒選手権大会ガイドのページ


第38回 全国きき酒選手権大会 その4

東京都港区のグランドプリンスホテル新高輪 国際館パミールで行われた「第38回 全国きき酒(しゅ)選手権大会」の続きです。

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懇親会が徐々に盛り上がってきます。

引き続き全国の酒を飲みます。佐賀市の窓乃梅酒造。(写真中央)
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閑叟(かんそう)純米大吟醸
<データー>純米大吟醸酒、山田錦、精米歩合50%、アルコール分15~16度

奈良県宇陀市の芳村酒造。
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右近(うこん)純米大吟醸
<データー>純米大吟醸酒、キヌヒカリ、精米歩合50%、アルコール分16度

静岡市清水区の神沢川(かんざわがわ)酒造場。(写真中央)
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正雪(「しょうせつ)大吟醸
<データー>大吟醸酒、山田錦、精米歩合35%、アルコール分15度

神奈川県厚木市の黄金井(こがねい)酒造。
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盛升(さかります)純米大吟醸
<データー>純米大吟醸酒、山田錦、精米歩合40%、アルコール分15度

福岡県みやま市の菊美人酒造。
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菊美人(きくびじん)純米大吟醸 雫 山田錦
<データー>純米大印醸酒、山田錦、精米歩合40%、アルコール分15度

福島県白河市の有賀(ありが)醸造。
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陣屋(じんや)大吟醸 Premium Jinya 袋吊り雫酒
<データー>大吟醸酒、山田錦、精米歩合40%、アルコール分16度

テーブルにも追加の酒が。宮城県塩竈市の佐浦(さうら)。
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浦霞(うらかすみ)純米酒
<データー>純米酒、まなむすめ、精米歩合65%、アルコール分15~16度

その5に続きます。


第38回 全国きき酒選手権大会 その3

東京都港区のグランドプリンスホテル新高輪 国際館パミールで行われた「第38回 全国きき酒(しゅ)選手権大会」の続きです。

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別室(旭光の間)に移動して懇親会が始まります。写真は会場に置かれていた菰樽です。

立食形式でテーブルに酒が配られます。
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写真左より
ねね 発泡純米酒」(山口県岩国市酒井酒造)
<データー>発泡性①、日本晴、精米歩合70%、アルコール分5度
いづみ橋(いづみばし)恵 青ラベル」(神奈川県海老名市泉橋酒造)
<データー>純米吟醸酒、山田錦、精米歩合58%、アルコール分16度
白鹿(はくしか)豪華千年壽」(兵庫県西宮市辰馬(たつうま)本家酒造)
<データー>純米大吟醸酒、山田錦・他、精米歩合50%、アルコール分15~16度
石鎚(いしづち)吟醸 生詰酒」(愛媛県西条市石鎚酒造)
<データー>吟醸酒、松山三井・山田錦、精米歩合60%、アルコール分15~16度

日本酒造組合中央会篠原成行会長による乾杯!
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愛媛県松山市の桜うづまき酒造5代目で前社長です。

各都道府県の酒、47種類も自由に試飲できます。
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さっそく。
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試飲したのは写真手前の2種類、手前左より
酒一筋(さけひとすじ)純米大吟醸 赤磐雄町」(岡山県赤磐市利守酒造)
<データー>純米大吟醸酒、雄町、精米歩合40%、アルコール分15~16度
毛利公(もうりこう)超特撰」(山口県周南市山縣本店)
<データー>大吟醸酒、山田錦、精米歩合35%、アルコール分16.5度

香川県観音寺市の川鶴酒造(写真手前)
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川鶴(かわつる)秋あがり 純米吟醸
<データー>純米吟醸酒、オオセト・よいまい・雄町、精米歩合58%、アルコール分16度

燗酒コーナーもあります。
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千葉県成田市の鍋店(なべだな)を燗酒で。
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不動(ふどう)特別純米 一度火入れ 無炭素濾過
<データー>特別純米酒、美山錦・酒こまち、精米歩合60%、アルコール分15~16度

その4に続きます。


第38回 全国きき酒選手権大会 その2

東京都港区のグランドプリンスホテル新高輪 国際館パミールで行われた「第38回 全国きき酒(しゅ)選手権大会」の続きです。

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返還された優勝杯や授与されるトロフィー・メダルなどが並べられます。

筆記試験が行われます。(クリックで拡大できます)
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解答時間は20分間で、問題数は全部で20問です。

筆記試験、2ページ目。(クリックで拡大できます)
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筆記試験、3ページ目。(クリックで拡大できます)
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かなり、ひっかけ問題が多いです!きき酒競技会の点数が同点の場合は、筆記試験の点数で順位付けされます。

後ほど配られた、筆記試験解答です。
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きき酒競技会の説明資料です。(クリックで拡大できます)
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まず初めに、第1コーナーにある7種類の酒を飲み、自分の好みの順に順位付けします(制限時間7分)。1分間のインターバルの後、次に第2コーナーにある7種類の酒を飲み、自分の好みの順に順位付けします(制限時間7分)。各コーナーの酒は同じものが並びを変えて置かれています。きっちりと、きき酒できると同じ酒は並びが変わっても同順位になるはずですが、仮に第1コーナーで順位「1」にした酒が、第2コーナーで順位「5」にしてしまうと、順位の差「4」の2乗で「16」がマイナス点になります。

別室(王庭の間)に移動して、きき酒競技会開始。第1コーナーの酒。
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酒の色で見分けがつかないよう、あらかじめ薄く色付けされています。

続いて、第2コーナーの酒。
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合計15分間のきき酒競技会が終了。

後ほど配られた、きき酒競技会の解答です。(クリックで拡大できます)
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今回、全問正解者がなんと13名もいて、プレーオフ(酒を替えて再度のきき酒競技会)へ。私はこの時点で脱落・・。

セミナーとして「味覚と嗅覚の話」。
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講師は、日本酒造組合中央会濱田由紀雄理事です。

その3に続きます。


第38回 全国きき酒選手権大会 その1

東京都港区のグランドプリンスホテル新高輪 国際館パミールで「第38回 全国きき酒(しゅ)選手権大会」があり、行ってきました。

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日本酒造組合中央会が主催で、日本酒文化の普及・振興を目的に1981年から行われています。清酒製造業と酒販流通業関係者を除くアマチュアのきき酒日本一を決める大会です。写真は会場の国際館パミールです。

私は初参加、案内を見るだけで緊張してきます・・。
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今回は36都道府県の予選会から選ばれた2名ずつ、計72名が参加する「個人の部」、都道府県代表2名の合計得点で競う「団体の部」、「大学対抗の部」、外国の人のみ参加する「インターナショナルの部」の4部門が行われます。

受付が始まります。
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会場(暁光の間)の様子です。
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受付で渡されたグループ番号に従い着席します。

大会スケジュールです。(クリックで拡大できます)
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開会式の後、筆記試験が行われ、その後、グループ順に別室(王庭の間)に移動し、きき酒競技会が行われます。きき酒競技会で上位者が同点の場合は、プレーオフ(酒の種類を変えて再度、きき酒競技会)が行われます。

日本酒造組合中央会需要開発委員会七田謙介委員長のあいさつ。
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競技会が終わった後は、懇親会で酒の輪を広げてください。

前年団体の部優勝・高知県の今回参加者から優勝杯の返還。
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前年団体の部準優勝・京都府の今回参加者による選手宣誓。
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日本酒造組合中央会濱田由紀雄理事からあいさつ。
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引き続き、きき酒競技会のルール・方法の説明。
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その2に続きます。


山陽盃(さんようはい)酒造 出火お見舞い申し上げます。

2018年11/8、兵庫県宍粟市の山陽盃酒造の木造酒蔵から出火し約1,500㎡を焼失したそうです。
出火お見舞い申し上げます。
人的被害はないのが幸いですが、大きな被害があるのは間違いないですが、一日も早い復興をお祈りします。

山陽盃酒造は、1837年創業で代表銘柄は「播州一献(ばんしゅういっこん)」です。
明延鉱山(兵庫県養父市)の坑道を利用して長期熟成酒も造っています。

以前飲んだ酒です。復興を応援し、みんなで飲みましょう!
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写真左より
播州一献 ののさん 純米吟醸 生酒
<データー>純米吟醸生酒、山田錦・兵庫夢錦、精米歩合60%、アルコール分16度
播州一献 播州産山田錦仕込 無濾過 純米吟醸 生酒
<データー>純米吟醸生酒、山田錦、精米歩合58%、アルコール分16度

<山陽盃酒造(さんようはいしゅぞう)>兵庫県宍粟市山崎町山崎28
山陽盃酒造 公式ページ


浅野日本酒店 Umeda

大阪市北区の「浅野日本酒店 Umeda」へ、行ってきました。

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梅田と扇町の間にある純米酒専門の酒販店です。店内に立ち飲みカウンターがあり、私は定期的に訪れています。

お得な「きき酒セット」があります。
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今回は「真野鶴(まのつる)」フェア。新潟県佐渡市の尾畑(おばた)酒造が醸している酒です。

新潟でないと、ほぼ飲めない酒を集めた「超限定セット」を。
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写真左より
超 真野鶴 ひやおろし 辛口純米原酒
<データー>純米原酒、五百万石・こしいぶき、精米歩合60%、アルコール分18.5度
佐州正宗(さしゅうまさむね)
<データー>特定名称表記無し(純米)、アルコール分16.5度
真野鶴 緑山生 純米大吟醸中取り無濾過生原酒
<データー>純米大吟醸生原酒、山田錦、精米歩合50%、アルコール分17.5度

京都市左京区の松井酒造。
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五紋神蔵(ごもんかぐら)純米 無濾過生原酒
<データー>純米生原酒、五百万石、精米歩合70%、アルコール分17度

新潟市中央区の今代司(いまよつかさ)酒造。
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錦鯉(にしきこい)
<データー>特定名称表記無し(純米)、アルコール分17度

新潟市上越市の頚城(くびき)酒造。
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越後乃紅梅(えちごのこうばい)無濾過純米原酒
<データー>純米原酒、八反錦、精米歩合60%、アルコール分18度

滋賀県高島市の福井弥平商店(ふくいやへいしょうてん)を燗酒で。
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萩乃露(はぎのつゆ)里山 純米吟醸 無濾過生原酒
<データー>純米吟醸生原酒、こしひかり、精米歩合60%、アルコール分17度

締めは、京都府与謝郡伊根町の向井酒造を燗酒で。
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京の春(きょうのはる)純米生原酒 雄町 無濾過生
<データー>純米生原酒、雄町、精米歩合65%、アルコール分17度

<浅野日本酒店 Umeda(あさのにほんしゅてん うめだ)>大阪市北区太融寺町2-17
浅野日本酒店 fcebook
大阪メトロ東梅田駅から徒歩約10分


いろり庵 みつば 後編

大阪市都島区の「いろり庵 みつば」の続きです。

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燗酒もつけてもらえます。店長やスタッフの方が、それぞれの酒のお勧めの温度を把握しています。

奈良市の倉本酒造を燗酒で。
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嘉兵衛(かへえ)純米醸造
<データー>純米酒、夢山水、精米歩合50%、アルコール分15~16度
※夢山水(ゆめさんすい)は主に愛知県で栽培されている酒造好適米、山田錦と中部44号の交配で1998年に命名。倉本酒造は自家田で栽培を行っている。

再び冷酒で、九州の酒を飲み比べ。
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写真左より
雲雀(ひばり)純米吟醸酒」( 熊本県上益城郡山都町通潤(つうじゅん)酒造)
<データー>純米吟醸酒、華錦、精米歩合55%、アルコール分15度
※華錦(はなにしき)は熊本県が開発した新品種の酒米、山田錦と夢いずみを交配
USUKI(うすきらべる)特別純米無濾過生原酒」(大分県臼杵市久家(くげ)本店)
<データー>特別純米生原酒、若水、精米歩合55%、アルコール分18度
本陣(ほんじん)夏純吟 山田錦」(長崎県佐世保市潜龍(せんりゅう)酒造)
<データー>純米吟醸酒、山田錦、精米歩合55%、アルコール分13度

中国地方の酒を飲み比べ。
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写真左より
超 王祿(ちょう おうろく)無濾過生詰 2015」(島根県松江市王祿酒造)
<データー>特定名称表記無し(純米)、山田錦、精米歩合60%、アルコール分15.5度
超群(ちょうぐん)純米 千本錦」(広島県庄原市生熊(いくま)酒造)
<データー>純米酒、千本錦、精米歩合60%、アルコール分15~16度
大典白菊(たいてんしらぎく)純米吟醸 雄町」(岡山県高梁市白菊酒造)
<データー>純米吟醸酒、雄町、精米歩合55%、アルコール分16~17度

東北地方の酒を飲み比べ。
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写真左より
喜久盛(きくさかり)タクシードライバー 仕込み8號」(岩手県北上市喜久盛酒造)
<データー>純米生原酒、精米歩合55%、アルコール分18度
磐城壽(いわきことぶき)山廃 純米原酒」(山形県長井市鈴木酒造店長井蔵)
<データー>純米生原酒、五百万石、精米歩合65%、アルコール分17~18度
蒼玉(そうぎょく)純米吟醸」(秋田県湯沢市両関(りょうぜき)酒造)
<データー>純米吟醸酒、出羽燦々、精米歩合55%、アルコール分16度

再び燗酒で。
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写真左より
巖(いわお)心照古教(しんしょうこきょう)」(群馬県藤岡市高井)
<データー>純米酒、雄町、精米歩合55%、アルコール分17度
梅乃宿(うめのやど)生酛 無濾過生原酒」(奈良県葛城市梅乃宿酒造)
<データー>特別純米生原酒、山田錦・アケボノ、精米歩合60%、アルコール分17度

これも燗酒で。
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众(ぎん)生酛70 純米無濾過生原酒」(愛知県岡崎市柴田酒造場)
<データー>純米生原酒、五百万石、精米歩合70%、アルコール分17度

貴醸酒(きじょうしゅ、一部の仕込水の代わりに酒を使って醸造)に挑戦。
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福井県大野市の南部酒造場。写真左より
花垣(はながき)貴醸年譜(きじょうねんぷ)拾年貯蔵
<データー>貴醸酒、精米歩合70%、アルコール分17度
花垣 貴醸年譜 7年貯蔵
<データー>貴醸酒、精米歩合70%、アルコール分18度
花垣 貴醸年譜 3年貯蔵
<データー>貴醸酒、精米歩合70%、アルコール分18度
花垣 貴醸年譜 1年貯蔵
<データー>貴醸酒、精米歩合70%、アルコール分17度

締めは冷酒。
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写真左より
玉旭(たまあさひ)純米 うすにごり 生」(富山市玉旭酒造)
<データー>純米生酒、五百万石・他、精米歩合65%、アルコール分16度
喜久泉(いくいずみ)吟冠」(青森市西田酒造店)
<データー>吟醸酒、華吹雪、精米歩合55%、アルコール分15.5度
貴(たか)特別純米酒 2017」(山口県宇部市永山本家酒造場)
<データー>特別純米酒、山田錦・八反錦、精米歩合60%、アルコール分15~16度

<いろり庵 みつば>大阪市都島区片町2-11-4パティオ京橋1F南側A
いろり庵 みつば 公式ページ
京阪京橋駅片町口改札口・大阪メトロ京橋駅5番出口から徒歩約3分、JR京橋駅から徒歩約5分


いろり庵 みつば 前編

大阪市都島区の「いろり庵 みつば」へ、行ってきました。

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店長がこだわりの日本酒を取り揃えている飲食店です。

店の入口には杉玉が吊るされています。
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店内に囲炉裏があります。
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「原始焼」というそうで、北海道では主流だとか。

冷蔵ガラスケースには日本酒がズラリ!
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今回は店舗内日本酒全種類飲み放題コース(制限時間3時間)を選択!日本酒以外にビールやチューハイなども飲み放題。

スタートは近畿の酒を。(3名で入店しています)
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写真左より
車坂(くるまざか)山廃純米 2014BY」(和歌山県岩出市吉村秀雄商店)
<データー>純米酒、五百万石、精米歩合65%、アルコール分16度
播州一献(ばんしゅういっこん)サンダーヘッド」(兵庫県宍粟市山陽盃酒造)
<データー>純米吟醸生酒、兵庫北錦、精米歩合55%、アルコール分15度
南方(みなかた)特別純米 美山錦 無濾過生原酒」(和歌山市世界一統)
<データー>特別純米生原酒、美山錦、精米歩合55%、アルコール分17度

続いて、近畿と三重県の酒。
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写真左より
六歓(ろっかん)はな 無濾過生酒」(京都府福知山市東和酒造)
<データー>特別純米生酒、山田錦、精米歩合55%、アルコール分15度
作(ざく)玄乃智(げんのとも)」(三重県鈴鹿市清水清三郎商店)
<データー>純米酒、精米歩合60%、アルコール分15度
なみのおと 純米吟醸 無濾過生原酒 2016BY」(滋賀県大津市浪乃音酒造)
<データー>純米吟醸生原酒、日本晴、精米歩合60%、アルコール分17度

山梨県の酒を飲み比べ。
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写真左より
谷櫻(たにざくら)米の精 純米吟醸」(山梨県北杜市谷櫻酒造)
<データー>純米吟醸酒、精米歩合58%、アルコール分15~16度
旦(だん)純米吟醸 愛山」(山梨県大月市笹一酒造)
<データー>純米吟醸酒、愛山、精米歩合50%、アルコール分17~18度

どんどん飲みます。
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写真左より
白龍(はくりゅう)純米吟醸」(福井県吉田郡永平寺町吉田酒造)
<データー>純米吟醸酒、山田錦・五百万石、精米歩合55%、アルコール分15~16度
荷札酒(にふだざけ)純米大吟醸 Ver5」(新潟県加茂市加茂錦酒造)
<データー>純米大吟醸生原酒、山田錦・雄町、精米歩合50%、アルコール分15度
磯自慢(いそじまん)特別本醸造」(静岡県焼津市磯自慢酒造)
<データー>特別本醸造酒、山田錦、精米歩合60%、アルコール分15度

後編に続きます。


酒蔵訪問 吉村秀雄商店(よしむらひでおしょうてん) 後編

和歌山県岩出市の吉村秀雄商店の続きです。

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蔵の近くに「酒のねごろっく」という店舗があります。吉村秀雄商店の関連会社である吉村ビール販売が経営しています。

「酒のねごろっく」です。
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酒蔵の一部を改装して2015年7月にオープンしています。

店内の様子です。
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酒以外にTシャツ・前掛けのグッズ類や和歌山県の特産品なども販売しています。

焼酎の量り売りも行っています。
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もちろん、吉村秀雄商店の酒はたっぷりと!
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角打ちコーナーもあります。
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1杯(90ml)150円(税別)~で、土・日・祝の10~19時に営業をしているそうです。

試飲もできます。
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写真左より
波乗り車坂(なみのりくるまざか)山廃 生原酒
<データー>本醸造生原酒、日本晴・五百万石、精米歩合65%、アルコール分19.2度
車坂(くるまざか)山廃純米吟醸 生原酒
<データー>純米吟醸生原酒、美山錦・山田錦、精米歩合55%、アルコール分16.4度
根来(ねごろ)純米吟醸 生酒 2016BY
<データー>純米吟醸生酒、日本晴・五百万石、精米歩合58%、アルコール分16.4度

もう1杯!
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車坂 純米生酒 玉栄
<データー>純米生酒、玉栄、精米歩合65%、アルコール分17.8度

こんなのも!
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青みかん酒
<データー>リキュール、アルコール分13度

お土産に購入。
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車坂 純米生酒 玉栄
<データー>純米生酒、玉栄、精米歩合65%、アルコール分17.8度

これもお土産に!
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写真左より
紀州完熟南高梅 ねりうめ酒
<データー>リキュール、アルコール分13度
じゃばら酒
<データー>リキュール、アルコール分10度

<吉村秀雄商店(よしむらひでおしょうてん)>和歌山県岩出市畑毛72
吉村秀雄商店 公式ページ
JR岩出駅から岩出市巡回バス中央巡回コースで畑毛バス停下車すぐ、JR岩出駅から徒歩約30分、JR紀伊駅から徒歩約70分


酒蔵訪問 吉村秀雄商店(よしむらひでおしょうてん) 前編

和歌山県岩出市の吉村秀雄商店へ、行ってきました。

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創業1915年で、代表銘柄は「日本城(にほんじょう)」、「車坂(くるまざか)」です。毎年7月に初呑み切り&蔵開きが行われるほか、田植え・稲刈りが行われています。

広い敷地で、堀(水路)がめぐらされています。
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門の脇に菰樽が置かれています。
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母屋です。事務所にもなっています。
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以前は、写真右手奥にショップがありましたが、現在は別棟に設けられています。

門に向かって左手に進むと、通路(写真右)の奥に蔵が見えます。
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蔵です。
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4月~10月に事前予約すると蔵見学が可能です。見学料は500円(税込)で、生原酒(300ml)のお土産があります。

通路脇に井戸があります。
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井戸の横に置かれている機械は「カンリウ式 研米機付精米機」と書かれていました。

さらに敷地をぐるっと回ると別の角度からの蔵を見ることができます。
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蔵の横には自営田があります。
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「玉栄(たまさかえ)」を栽培しています。主に滋賀県や鳥取県で栽培されている酒造好適米です。

さらに別の角度から見た蔵です。
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いい雰囲気ですね!
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後編に続きます。


水天宮(すいてんぐう)

和歌山市の水天宮へ、行ってきました。

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和歌山市民図書館の裏手、市堀川(しほりかわ)を渡ったところにある小さな神社です。創建の詳細は不明です。

鳥居です。
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水天宮は福岡県久留米市の水天宮を総本宮としています。水と子どもを守護し水難除け漁業・安産・子育てについて信仰があります。

鳥居を入ったところから見た境内の様子です。
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覆屋の中に祠がありまつられています。
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写真中央が水天宮本殿と思われます。
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祭神は、天之御中主神(あめのみなかぬしのかみ)です。左右に祠があり、向かって右は稲荷社のようです。(写真左は未確認)

境内にある二宮尊徳像です。
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元々この地にあった、小学校の跡地から移築されたなど諸説あるようですが、由来は不明のようです。

<水天宮(すいてんぐう)>和歌山県和歌山市伝法橋南ノ丁
JR・南海和歌山市駅から徒歩約7分


水門吹上(みなとふきあげ)神社

和歌山市の水門吹上神社へ、行ってきました。

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創建の詳細は不明です。社伝によると、紀水門(きのみなと、紀ノ川河口の港)に神光が顕れ、やがで浜辺に打ち上げられたのを見ると戎様の神像で、祠を建ててまつったのが始まりとしています。1523年に現在地に遷座、天正年間(1573~1591年)に吹上神社を合祀しています。

鳥居を入って左手にある手水舎です。
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鳥居を入って正面にある拝殿です。
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2018年9月の台風で屋根に被害を受け修復中です。祭神は御子蛭児神(みこひるこのかみ=恵比寿様)、・大己貴神(おおなむちのかみ=大黒様)です。七福神の二神が一緒にまつられているのは珍しいそうです。

拝殿脇には奉納された菰樽が。
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全て和歌山市内の蔵です。「世界一統(せかいいっとう)」(世界一統)、「羅生門(らしょうもん)」・「大東一(だいとういち)」(田端酒造)、「天長(てんちょう)」(天長島村酒造)です。

拝殿に向かって左隣に笠森稲荷神社があります。
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笠森稲荷神社です。
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笠森稲荷神社に向かって左隣にある参集殿です。
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拝殿の手前、左手に大きな石碑があります。
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「神武天皇聖跡男水門顕彰碑(じんむてんのうせいせき をのみなと けんしょうひ)」です。神武天皇東征の際に、長兄の彦五瀬命(ひこいつせのみこと)が長髄彦(ながすねひこ)と交戦中に矢が当たり、「賊に傷つけられて死ぬとは」と雄たけびをあげた場所とされています。「雄たけび」と「水門の湊」から「雄湊(おのみなと=男水門)」となったそうです。

拝殿に向かって右手にある社務所です。
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境内西側にある鳥居です。
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<水門吹上神社(みなとふきあげじんじゃ)>和歌山市小野町2-1
JR・南海和歌山市駅から徒歩約8分