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灘三郷酒蔵巡り その5 富久娘酒造~安福又四郎商店編

神戸市灘区から東灘区にある灘三郷酒蔵巡りの続きです。

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若宮神社の西側にあるオエノン関西事務所です。オエノンホールディングス傘下の合同酒精(東京都中央区、代表銘柄「富貴(ふうき)」)、福徳長酒類(千葉県松戸市、代表銘柄「福徳長(ふくとくちょう)」、富久娘酒造(神戸市灘区、代表銘柄「富久娘(ふくむすめ)」などの事務所にもなっています。

若宮神社の裏(北)側にある富久娘酒造の旧事務所です。
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1681年創業で、当初は花木酒造でした。1963年に富久娘酒造になっています。

富久娘酒造灘工場です。
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一般の見学は行っていないようです。

富久娘酒造灘工場から東へ進むと酒蔵のような建物が。
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1995年の阪神淡路大震災で甚大な被害があった地区で、復興の際に「新在家南地区まちづくり協定」が締結され、酒蔵のまちになじむようなデザインが随所に施されています。

酒蔵のように見える建物は、主に駐輪場です。
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さらに歩いて10分ほど進むと飲食店のある区域に。
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以前は「大黒正宗(だいこくまさむね)」を醸す安福又四郎商店の事務所や大黒蔵がありました。

以前あった大黒蔵です。ここからは御影郷(みかげごう)になります。
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老朽化のため、2013年に解体されてしまいました・・。
以前の様子はこちら → 安福又四郎商店 過去記事

現在は敷地の一部に事務所があります。
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1751年創業です。

入口脇には菰樽が置かれています。
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直売もされています。
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かつての蔵のパネルなども置かれています。
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現在は、白鶴酒造(神戸市東灘区)二号蔵で、設備を借りて酒造りを行っています。

その6に続きます。

<灘三郷酒蔵巡り その5 富久娘酒造(ふくむすめしゅぞう)~安福又四郎商店(やすふくまたしろうしょうてん)編>神戸市灘区新在家南町4-9-23~神戸市東灘区御影塚町1-5-10
安福又四郎商店 公式ページ 安福又四郎商店 facebook
富久娘酒造は阪神大石駅から徒歩約10分、安福又四郎商店は阪神石屋川駅から徒歩約7分

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灘三郷酒蔵巡り その4 若宮神社編

神戸市灘区から東灘区にある灘三郷酒蔵巡りの続きです。

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灘三郷の西郷(にしごう)にある若宮神社です。1678年に海浜を流れる八幡宮と秋葉権現の御真影を見つけたことから、社殿を建立し創建したといわれています。元は若宮八幡宮で戦後に改称されたようです。

鳥居を入り正面にある拝殿です。
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1995年の阪神淡路大震災で倒壊し、2000年に再建されています。祭神は、応神天皇・迦具突智神(かぐつちのかみ)・天照大神
(あまてらすおおかみ)です。

拝殿に向かって左手奥にある松尾(まつのお)社です。
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醸造守護の神さまです。

拝殿に向かって手前右手に鳥居があります。
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鳥居を進むと玉水稲荷社があります。
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玉水稲荷社に向かって左隣にある祠です。
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何がまつられているのかは未確認です・・。

神社の境内を囲む玉垣には酒蔵の名がたくさん。
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忠勇(ちゅうゆう)」を醸していた若林酒類食品で、1966年に忠勇酒造となっていましたが、1976年に「忠勇」商標を白鶴酒造(神戸市東灘区)に譲渡しています。

富久娘(ふくむすめ)」を醸す花木酒造。
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1963年に富久娘酒造、2003年からオエノンホールディングスの子会社になっています。

福徳長(ふくとくちょう)」を醸す福徳長酒造。
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1991年に福徳長酒類、2001年に合同酒精傘下となり、2003年にオエノンホールディングスの子会社になっています。

大倉酒造、「月桂冠(げっけいかん)」を醸す月桂冠の旧社名です。
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1899年から西郷で酒造りをし、1987年に月桂冠に社名変更しています。阪神淡路大震災で11棟もの酒蔵が全壊し、2003年に灘蔵は閉鎖されています。阪神淡路大震災での被害の様子はこちら → 月桂冠  語り継ぐ:阪神・淡路大震災(兵庫県南部地震)から20年 手記「1月17日午前5時46分」のページ

その5に続きます。

<灘三郷酒蔵巡り その4 若宮神社(わかみやじんじゃ)編>神戸市灘区新在家南町3-2-25
阪神大石駅から徒歩約10分

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灘三郷酒蔵巡り その3 沢の鶴(さわのつる)編(3)

神戸市灘区から東灘区にある灘三郷酒蔵巡りの続きです。

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沢の鶴資料館2階にある麹室(こうじむろ)です。

麹室内部の様子です。
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麹菌の発育温度がは30~40℃で適度な湿度が必要なため、外気と遮断した室(部屋)が必要です。

麹室正面からミュージアムショップに向かうことができる階段があります。
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階段を降りたところにある竹石稲荷社です。

ミュージアムショップです。
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ミュージアムショップ正面入口です。
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ショップの様子です。
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いろんな年の熟成酒の販売もしています。
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沢の鶴では1973年から長期熟成酒作りを始め、現在30種類ほどの長期熟成酒が貯蔵タンクで眠っているそうです。

1973年醸造の本醸造酒も販売しています!
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飲み頃の温度は、15℃か50℃だそうです。720ml・10,800円(税込)。

「試飲しますか?」 「喜んで!」
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写真左より
澤之鶴(さわのつる)原酒 沢の鶴資料館来館記念限定商品
<データー>本醸造原酒、精米歩合65%、アルコール分18.5度
沢の鶴 梅酒 長期熟成生酛純米酒仕込み

有料試飲もあります!
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写真左より
敏馬の浦(みぬめのうら)純米大吟醸 生酛造り」(1杯500円(税込))
<データー>純米大吟醸酒、山田錦、精米歩合45%、アルコール分16.5度
※敏馬の浦は灘・西郷にあった港で海上輸送の中心地
Sunday Japon 三二四の酒(みつよのさけ)1995年 本醸造熟成古酒
((株)TITANの太田光代社長プロデュースの酒)(1杯500円(税込))
<データー>本醸造酒、精米歩合70%、アルコール分14.5度

その4に続きます。

<灘三郷酒蔵巡り 沢の鶴(さわのつる)編>沢の鶴資料館(神戸市灘区大石南町1-29-1)、沢の鶴(神戸市灘区新在家南町5-1-2)
沢の鶴 公式ページ 沢の鶴 facebook

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灘三郷酒蔵巡り その2 沢の鶴(さわのつる)編(2)

神戸市灘区から東灘区にある灘三郷酒蔵巡りの続きです。

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沢の鶴資料館では、昔の酒造りの様子がわかるように道具類が展示されています。写真は釜場で、米を蒸し上げる場所です。

醪(もろみ)仕込コーナーです。
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三段仕込みの工程で使用された大小さまざまな桶が展示されています。

酒や水を運ぶ試桶(ためしおけ)と酒を搾るときに使う渋袋(しぶくろ)です。
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渋袋は木綿の袋を柿渋で染めることで、織目がつまらずに酒が濾しやすくなるとともに、防虫・防腐の効果があります。

酒を搾る上槽(じょうそう)コーナーです。
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木槽(きぶね)の中に、醪の入った渋袋が並べられています。
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テコの原理を応用して圧力をかけ酒を搾ります。

こんなものも展示されています。
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1860年製の消火ポンプです。しっかりと※マークも描かれています。

沢の鶴資料館2階に上がります。
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酛(もと)仕込コーナーです。酒の醸造に必要な酵母を育てる酛(酒母)を仕込みます。

沢の鶴資料館のすごいところは、道具類が丁寧に展示されています。
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1つ1つの道具類に名前がつけられ、説明があります。

江戸に酒を運んだ樽廻船の模型も展示されています。
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酒器の展示なども行われています。
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その3に続きます。

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灘三郷酒蔵巡り その1 沢の鶴(さわのつる)編(1)

神戸市灘区から東灘区にある灘三郷酒蔵巡りに、行ってきました。

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神戸市灘区・東灘区から西宮市にかけての海岸線に日本酒の生産地が集まっています。西から順に、西郷(にしごう)、御影郷(みかげごう)、魚崎郷、西宮郷、今津郷があり、灘五郷(なだごごう)とよばれています。今回はそのうちの西郷~魚崎郷を巡ります。阪神大石駅をスタート。

阪神大石駅から都賀川沿いに南へ徒歩10分弱で、沢の鶴資料館に到着。
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都賀川をはさんで向かい側に本社や蔵があります。
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1717年創業で、代表銘柄は「沢の鶴」です。ちょうど今年が創業300周年、いろんなイベントを期待しています。一般の蔵見学は普段は行われていませんが、毎年3月に蔵開きが開催され、蔵の見学が可能です。

瑞宝蔵(ずいほうぐら)です。
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1971年に完成した四季醸造蔵です。

沢の鶴資料館です。
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江戸時代末期建築の木造酒蔵を利用し、昔の酒蔵を再現していましたが、1995年の阪神淡路大震災で全壊、1999年に免震システムを施し復興再建しています。

資料館入口手前左手にある撥つるべ(はねつるべ)です。
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井戸の水を汲むのに使われていたものです。

入口脇には菰樽が積まれています。
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米に由来する※のマークが使われているのは、米屋の副業として酒造りを始めたのと、「米にこだわり、米を生かし、米を吟味する」想いがあることからとのことです。

入口を入って右手には大きな看板が。
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1991年までは「澤之鶴」だったそうです。

搾った酒を溜める垂れ壺(たれつぼ)も展示されています。
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写真に写っている大きな壺は、兵庫県丹波市の丹波立杭焼(たんばたちくいやき)です。

再建に先立った発掘調査で発見された槽場(ふなば)跡です。
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江戸時代から昭和初期に使われていたものと考えられています。

槽場では、こんな感じで酒を搾っていたようです。
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その2に続きます。

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船寺(ふなでら)神社

神戸市灘区の船寺神社へ、行ってきました。

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創建の詳細は不明ですが、神功皇后が三韓征伐(新羅征伐)の帰路、暴風雨に襲われ、この地で停泊して難を逃れたとされていいます。また水害が多く888年に石清水八幡宮(京都府八幡市)から八幡大神を勧請し、都賀川(とががわ)の流れる東向きに社殿を建てて諸難除けを祈願したなど諸説があります。船寺神社と厄除東向八幡宮の社標があります。

鳥居を入って正面にある拝殿です。
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社殿は1945年の空襲で全焼し1966年再建のものです。祭神は、八幡大神・天照皇大神・春日大神です。

拝殿に掛けられている額は船寺八幡宮です。
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拝殿脇には奉納された菰樽が置かれています。
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白鶴(はくつる)」(神戸市東灘区白鶴酒造)以外は、地元灘区の酒、、「沢の鶴(さわのつる)」(沢の鶴)、「富久娘(ふくむすめ)」(富久娘酒造)と「福徳長(ふくとくちょう)」(福徳長酒類)はオエノングループです。

拝殿に向かって右手にある岩楠社です。
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岩楠社です。
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御神木をまつったものでしょう。

拝殿に向かって右手奥にある船吉稲荷社の鳥居です。
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船吉稲荷社です。
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拝殿の手前、右手にある社務所です。
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拝殿に向かって左手にある神社会館です。
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<船寺神社(ふなでらじんじゃ)>神戸市灘区船寺通2-1-25
阪神大石駅から徒歩約3分、JR摩耶駅から徒歩約10分

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日本酒酒場 立ち呑み 仁(じん)福島本店

大阪市福島区の「日本酒酒場 立ち呑み 仁 福島本店」へ、行ってきました。

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常時70種類以上の日本酒を置いている店で、カウンターの「立ち呑み」のほか、店の奥にはテーブル席もあります。日本酒は1杯(110ml)350円(税別)均一です。2号店として天満店もあります。

今回はテーブル席でさっそく。
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写真左より
出雲富士(いずもふじ)純米吟醸 超辛口」(島根県出雲市富士酒造)
<データー>純米吟醸酒、佐香錦、精米歩合55%、アルコール分16度
作(ざく)prototype G 純米原酒」(三重県鈴鹿市清水清三郎商店)
<データー>純米原酒、みえのゆめ、精米歩合60%、アルコール分16度

続いて。
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写真左より
開運(かいうん)雄山錦 純米酒」(静岡県掛川市土井酒造場)
<データー>純米酒、雄山錦、精米歩合60%、アルコール分15度
上を向いて歩こう 純米吟醸 生酒」(北九州市八幡東区溝上酒造)
<データー>純米吟醸生酒、夢一献、精米歩合55%、アルコール分15度

高知県安芸郡田野町の濵川商店。
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美丈夫(びじょうふ)純米超辛口
<データー>純米酒、松山三井、精米歩合60%、アルコール分15度

福井県吉田郡永平寺町の黒龍酒造。
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黒龍(こくりゅう)いっちょらい
<データー>吟醸酒、五百万石、精米歩合55%、アルコール分15度

<日本酒酒場 立ち呑み 仁(じん)福島本店>大阪市福島区福島8-17-1
日本酒酒場 立ち呑み 仁 福島本店 facebook
JR福島駅から徒歩約5分、JR新福島駅または阪神福島駅から徒歩約6分

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第5回 大阪地酒 天満大酒会(てんまだいしゅかい) 後編

大阪市北区のOAP(大阪アメニティパーク)特設会場で開催された「第5回 大阪地酒 天満大酒会」の続きです。

引き続き飲みます。大阪府阪南市の浪花(なにわ)酒造。
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さか松(さかまつ)純米吟醸 本生
<データー>純米吟醸生酒、他未確認

大阪府岸和田市の井坂酒造場。
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三輪福(みわふく)原酒
<データー>普通酒原酒、アルコール分18度

奈良県北葛城郡広陵町の長龍(ちょうりょう)酒造。
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長龍(ちょうりょう)蒼穂(そうほ)純米酒 山廃仕込み
<データー>純米酒、雄町・アケボノ、精米歩合65%、アルコール分15度

もう1杯、長龍酒造。長龍酒造は大阪府八尾市に八尾蔵があります。
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長龍 純米大吟醸 無濾過生原酒
<データー>純米大吟醸生原酒、山田錦、精米歩合50%、アルコール分17~18度

大阪府池田市の吉田酒造。
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緑一(みどりいち)特別本醸造原酒
<データー>特別本醸造原酒、精米歩合58%、アルコール分19度

大阪府藤井寺市の藤本雅一(ふじもとただひと)酒造場。
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冨士正(ふじまさ)特撰
<データー>普通酒、山田錦・五百万石、精米歩合60%、アルコール分15~16度

締めは、もう1杯藤本雅一酒造場。2001BYの熟成酒。
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たまのみず 2000
<データー>普通酒原酒、五百万石、精米歩合未確認、アルコール分17度

<第5回 大阪地酒 天満大酒会(てんまだいしゅかい)>2017年5/28 OAP(大阪アメニティパーク)特設会場(大阪市北区天満橋1-8-30)
JR桜ノ宮駅西口から徒歩約5分、JR大阪天満宮駅から徒歩約8分

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第5回 大阪地酒 天満大酒会(てんまだいしゅかい) 前編

大阪市北区のOAP(大阪アメニティパーク)特設会場で「第5回 大阪地酒 天満大酒会」が開催され、行ってきました。

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大阪地酒のPRと復活を目指して、大阪酒造組合と大阪酒販青年会が2013年から年に1度開催しているイベントです。今年のチラシは、話題のあの方と思われる人が叫んでいる大阪らしいものです。

会場のOAP特設会場です。
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入場は無料で、前売り券(1,000円、猪口・金券1,000円付き)がお得です。

酒は1杯100円~。大阪府高槻市の清鶴酒造。
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飲んだのは写真中央
清鶴(きよつる)純米酒 あらばしり
<データー>純米生酒、五百万石・日本晴、精米歩合70%、アルコール分18度

大阪府泉佐野市の北庄司(きたしょうじ)酒造。
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荘の郷(しょうのさと)純米酒
<データー>純米酒、五百万石、精米歩合65%、アルコール分15.5度

大阪府豊能郡能勢町の秋鹿酒造。
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秋鹿(あきしか)純米酒 生囲い
<データー>純米生酒、山田錦、精米歩合70%、アルコール分15度

大阪府高槻市の寿(ことぶき)酒造。
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國乃長(くにのちょう)カエルラベル 無濾過純米生原酒
<データー>純米生原酒、精米歩合70%、アルコール分18度

寿酒造の地ビールも!
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飲んだのは写真右 「國乃長 蔵アンバー

後編に続きます。

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笠置寺(かさぎでら) その4

京都府相楽郡笠置町の笠置寺の続きです。

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二の丸跡にある石の建造物です。案内板などが無く確かではありませんが、戦前に建てられた国旗掲揚の基壇のようです。

二の丸跡の広場隅にある貝吹岩です。
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1331年の元弘の乱の際に、士気を高めるためこの岩の上で法螺貝(ほらがい)を吹いたことから名付けられています。

二の丸から進むと小さな摩崖仏があります。
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摩崖仏から進むと行在所跡への石段があります。
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1331年に後醍醐天皇が約1か月生活した場所です。その後、捕らえられ隠岐へ流されてしまいます。以前は石段の上へあがれたのですが、現在は結界がされています。

修行場を一回りした場所にある大師堂です。
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1897年建築で、当初の正月堂があった場所です。大師堂から石段を下りると、修行場入口、椿本護王宮に戻ります。

椿本護王宮から修行場入口への道と反対側に進むと毘沙門堂に着きます。
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毘沙門堂近くに鳥居があり石段が続きます。
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石段を上がって進むと稲荷社があります。
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毘沙門堂近くにある祠です。
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地蔵堂かと思われます。(未確認)

祠の後方にある舎利殿です。
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1974年建築です。

<笠置寺(かさぎでら)>京都府相楽郡笠置町笠置山29
笠置寺 公式ページ 笠置寺 facebook
JR笠置駅から徒歩約45分

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笠置寺(かさぎでら) その3

京都府相楽郡笠置町の笠置寺の続きです。

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虚空蔵磨崖仏(こくぞうまがいぶつ)から道を進むと、「胎内くぐり」があります。笠置山には修行の際に身を清める滝がないため、この岩をくぐることで身を清めたそうです。

「胎内くぐり」を抜けて進んだあたりの風景です。
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いたるところに巨岩があります。

さらに進むと、太鼓石と書かれた案内の棒があります。
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棒の写真右隣の石が太鼓石らしく、石のある部分をたたくとポンポンと太鼓のような音がするそうです。やってみましたが、よくわからず・・。

太鼓石の先には、こんな場所も・・。
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地震がおこったら押しつぶされるのではと思いながら、素早くくぐって進みます。

続いての案内の棒は「ゆるぎ石」。
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重心が中央にあり、人の力で動くとこから「ゆるぎ石」といわれているそうですが、押しても全く動かないです・・。1331年の元弘の乱の際に、後醍醐天皇が鎌倉幕府の奇襲を受けた場所だそうで、石は投げ落としたりする武器として運ばれてきたそうです。

さらに進むと、ひときわ大きな岩があり、平等石といわれています。
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平等石からの風景です。
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写真中央奥に見えるのは木津川です。

平等石から先には、岩の隙間を抜けていかないと進むことができない場所も。
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「蟻(あり)の戸わたり」といわれています。蟻が一筋の縦列を作って進むことから名付けられたようです。

ようやく、少し開けた場所に。
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二の丸跡です。正式な築城はされていませんが、後醍醐天皇の行在所を本丸と見立てて一段低いこの場所を二の丸としているそうです。

その4に続きます。

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笠置寺(かさぎでら) その2

京都府相楽郡笠置町の笠置寺の続きです。

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修行場入口から入り進んでいきます。大きな岩が覆いかぶさるようです。

道を進んでいくと正月堂に着きます。
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室町時代建築で、本堂にあたる建物です。751年に笠置山で修業をしていた実忠(じっちゅう)が竜穴を見つけ入ると天界の兜率天(とそつてん)に着き、そこで行われた行法を人間界に伝えたものが「お水取り」といわれています。751年1月に正月堂で行われ、翌年2月から東大寺(奈良市)二月堂で修二会として始められています。

正月堂の入口脇には奉納された菰樽が。
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「月桂冠(げっけいかん)」(京都市伏見区月桂冠)です。

正月堂横にある本尊の弥勒大磨崖仏です。
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正月堂は本尊の礼拝堂になっています。8世紀頃の作と考えられていますが、1331年の元弘の乱で焼かれ、現在は光背部分のみしか見えません。

正月堂の内陣に、線刻が再現されたパネルが置かれています。
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正月堂近くにある石造十三重塔です。
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鎌倉時代後期から室町時代作と考えられていて重要文化財です。元弘の乱で焼失した木造十三重塔の跡地に建てられています。

正月堂に向かって右手脇の道を進むと千手窟があります。
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東大寺の初代別当・良弁(ろうべん)が千手窟にこもり千手の秘法を行ったことで、東大寺造営の建築資材を調達することができたといわれています。実忠はここから入り、兜率天に着いたともいわれています。

千手窟からさらに進むと大きな岩が見えます。
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岩に彫られている虚空蔵磨崖仏(こくぞうまがいぶつ)です。
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高さ13m・幅7mあり、製作年代は不詳ですが、奈良時代や平安時代といわれていて、彫られているのは如意輪観音とする説もあります。

その3に続きます。

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笠置寺(かさぎでら) その1

京都府相楽郡笠置町の笠置寺へ、行ってきました。

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創建の詳細は不明ですが、古くから磐座(いわくら)信仰があったといわれています。また、飛鳥時代に大友皇子が狩猟の際に山神に救われ後に弥勒菩薩を彫って創建した、682年に大海人皇子(後の天武天皇)が創建したなど諸説があります。写真は山門です。

山門を入ると笠置型燈篭があります。
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平安時代に参道に建てられていたものですが、現存のものはおろか資料すら残っておらず幻の灯篭といわれており、近年インターネットで全国に資料を求めたところ、愛知県岡崎市の石材業者の組合が大正時代に発行した本に形状や寸法が記載されていたことがわかり復元したものだそうです。

山門を入り左手に進むと本坊があります。
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さらに進むと鐘楼があります。
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梵鐘(ぼんしょう)です。解脱鐘とよばれています。
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1196年作で重要文化財です。最下部に6か所の切り込みを入れて六葉形になっています。

鐘楼の横に拝観受付があり、さらに進むと左手に鳥居があります。
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鳥居の奥に椿本護王宮(つばきもとごおうぐう)と春日明神社があります。

鳥居を入って正面にある椿本護王宮です。
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笠置寺の総鎮守社で、908年に吉野金峯山より勧請、1331年の元弘の乱で焼失後、豊臣氏によって再建されたと考えられています。

椿本護王宮に向かって左隣にある春日明神社です。
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元弘の乱で焼失後、再興されませんでしたが、2016年に春日大社(奈良市)の式年造替に伴い摂社・本宮神社の旧社殿が移設され685年ぶりに再興しています。

その2に続きます。

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海住山寺(かいじゅうせんじ) 後編

京都市木津川市の海住山寺の続きです。

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本堂に向かって手前、右手にある文殊堂です。鎌倉時代建築で重要文化財です。普段は内部非公開です。

文殊堂に向かって左手にある地蔵堂です。
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本堂に向かって左手にある五重塔です。
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1214年建築で国宝です。1重目に裳階(もこし)があります。

1重目の部分です。
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裳階は風雨から構造物を保護したり、実際より多層に見せ外観を優美にする効果があります。

五重塔の近くにある三社です。
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写真左より、稲荷社、春日社、天満宮のようです。(未確認)

三社に向かって左手にある薬師堂(開山堂)です。
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山門を入って右手に進むと本坊への門があります。
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本坊内部は普段は非公開です。

本坊の門に向かって右手に奥の院へ進む道がありますが普段は立入禁止です。
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毎年秋(10月下旬~11月上旬)に文化財特別公開があり、五重塔初層開扉、文殊堂開扉、本坊庭園公開などが行われています。

<海住山寺(かいじゅうせんじ)>京都府木津川市加茂町例幣海住山20
海住山寺 公式ページ
JR加茂駅西口から徒歩約60分、JR加茂駅西口から木津川市コミュニティバス奥畑行き海住山寺口バス停下車徒歩約25分、JR加茂駅西口から奈良交通バス和束町小杉行き岡崎バス停下車徒歩約40分(土日祝のみ)

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海住山寺(かいじゅうせんじ) 前編

京都市木津川市の海住山寺へ、行ってきました。

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735年に聖武天皇の勅願で東大寺の僧・良弁(ろうべん)を開基として創建したと伝えられています。写真は楼門です。

楼門から参道を進み左手の石段を上がると山門があります。
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山門を入ると右手にある鐘楼です。
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鐘楼の近くにある修行弘法大師像です。
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山門の正面にある1884年建立の本堂です。
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本尊は十一面観音菩薩立像(平安時代作、重要文化財)です。

本堂に向かって右手にある地蔵堂です。
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本堂の裏手にある稲荷社です。
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本堂に向かって右手前にある鎌倉時代作の岩風呂です。
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後編に続きます。

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浄瑠璃寺(じょうるりじ)

京都市木津川市の浄瑠璃寺へ、行ってきました。

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1047年に義明上人(ぎみょうしょうにん)を開基として創建しています。9体の阿弥陀仏があることから九体寺(くたいじ)ともよばれています。

参道を進むと山門に着きます。
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山門を入って左手にある鐘楼です。
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山門を入って右手にある灌頂堂(かんじょうどう)です。
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鎌倉時代作の大日如来像などが安置されていますが、秘仏で毎年1/8~1/10のみ公開されています。

さらに進むと本堂が見えてきます。
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1107年建築で国宝です。堂内に西の本尊として九体阿弥陀如来像(藤原時代作、国宝)がまつられていることから九体阿弥陀堂ともいわれています。また吉祥天女像(鎌倉時代作、重要文化財)が厨子に入って安置されていますが、秘仏で毎年1/1~1/15、3/21~5/20、10/1~11/30に開扉されます。

本堂正面は池を中心とした庭園になっています。
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1150年に興福寺(奈良市)の僧・恵心(えしん)が掘ったもので、対岸(東)に三重塔があります。

池の中央の小島に弁財天堂があります。
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本堂に向かって左手奥にある石仏です。
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本堂から池の対岸にある三重塔です。
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1178年に京都の一条大宮(寺の詳細は不明)から移建されたもので国宝です。塔内に東の本尊として薬師如来像(藤原時代作、重要文化財)が安置されていますが、秘仏で毎月8日、彼岸の中日、1/1~1/3、1/8~1/10の好天時に限って開扉されています。

三重塔から見た本堂です。
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三重塔前と本堂前にある石燈籠は南北朝時代作で重要文化財です。

池の周りを歩いていて出くわした巳さま(蛇)です。
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<浄瑠璃寺(じょうるりじ)>京都府木津川市加茂町西小札場40
JR加茂駅から木津川市コミュニティバス加茂山の家行き浄瑠璃寺前バス停下車すぐ、JR奈良駅または近鉄奈良駅から奈良交通バス浄瑠璃寺行き浄瑠璃寺バス停下車すぐ

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白山(はくさん)神社

京都市木津川市の白山神社へ、行ってきました。

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創建の詳細は不明ですが、岩船寺(がんせんじ)の鎮守として、749年(もしくは729年)に柿本人麻呂が社殿を造営し行基(ぎょうき)が祭神を勧請して創建されたと伝えられています。岩船寺への参道、石段手前に右におれる道が白山神社への参道になっています。

参道を進むと石段があり社務所が見えます。
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割拝殿のような感じの社務所です。
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社務所を抜けて境内に入ると右手に鳥居があります。
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鳥居をくぐって石段を上がると2社が並んであります。
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向かって左が白山神社、右が摂社の春日神社です。

白山神社です。
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室町時代建築で重要文化財です。祭神は、伊弉册尊(いざなぎのみこと)です。

春日神社です。
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1727年再建です。白山神社とほとんどそっくりです。

白山神社に向かって左手にある祠です。
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何がまつられているかは未確認です・・。

社務所に奉納されている絵馬です。
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毎年10/16におかげ踊りが行われています。1730年頃に大飢饉が続き、伊勢の皇大神宮に願をかけ、五穀豊穣の恵みを受けることができたことから、感謝の気持を表わした踊りが生れたそうです。

<白山神社(はくさんじんじゃ)>京都府木津川市加茂町岩船上ノ門94
JR加茂駅から木津川市コミュニティバス加茂山の家行き岩船寺バス停下車すぐ、JR奈良駅または近鉄奈良駅から奈良交通バス浄瑠璃寺行き浄瑠璃寺バス停下車徒歩約40分(または木津川市コミュニティバス乗り換え)

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岩船寺(がんせんじ) 後編

京都市木津川市の岩船寺の続きです。

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三重塔からさらに奥へ進むと鐘楼があります。

鐘楼から二股に分かれた右手の道を進むと歓喜天堂が見えてきます。
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歓喜天堂です。
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歓喜天堂からは三重塔を見下ろすこともできます!
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本堂の正面左手にある石室不動明王立像です。
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1312年作で重要文化財です。

石室不動明王立像です。
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石室不動明王立像に向かって左手にある地蔵堂です。
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地蔵堂にまつられている厄除け地蔵菩薩石像です。
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鎌倉時代末期作と考えられています。

地蔵堂に向かって左手にある五輪塔です。
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鎌倉時代作で重要文化財です。

<岩船寺(がんせんじ)>京都府木津川市加茂町岩船上ノ門43
JR加茂駅から木津川市コミュニティバス加茂山の家行き岩船寺バス停下車すぐ、JR奈良駅または近鉄奈良駅から奈良交通バス浄瑠璃寺行き浄瑠璃寺バス停下車徒歩約40分(または木津川市コミュニティバス乗り換え)

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岩船寺(がんせんじ) 前編

京都府木津川市の岩船寺へ、行ってきました。

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創建の詳細は不明ですが、聖武天皇の発願で行基(ぎょうき)により建立されたと伝えられています。関西花の寺二十五霊場の第15番札所です。

山門へ続く石段の手前にある岩風呂です。
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鎌倉時代作で、僧侶が身を清めたといわれています。

山門です。
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山門手前左手にある石仏です。
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南北朝時代作の地蔵石龕(せきがん)像だそうです。

山門を入ると正面奥には三重塔が見えます。
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山門を入って進むと右手にある本堂です。
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1988年再建です。本尊は阿弥陀如来坐像(946年作)で重要文化財です。

本堂前から見た三重塔です。
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本堂の正面にある十三重石塔です。
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高さ6.3m、鎌倉時代作で重要文化財です。

十三重石塔から三重塔へ進む途中にある開山堂です。
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三重塔です。
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1442年建築で重要文化財です。

後編に続きます。

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日本酒酒場 立ち呑み 仁(じん)天満店 後編

大阪市北区の「日本酒酒場 立ち呑み 仁 天満店」の続きです。

どんどん飲みます。福島県南会津郡南会津町の花泉酒造。
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皐(さつき)ロ万(ろまん)純米大吟醸 一回火入れ
<データー>純米大吟醸酒、五百万石・ヒメノモチ、精米歩合45%、アルコール分15度

奈良県葛城市の梅乃宿酒造。2016年発売のUK01に続く02。今回は酸がテーマ。
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UK02(梅乃宿 蔵人の酒 No.2)
<データー>純米吟醸酒、山田錦、精米歩合60%、アルコール分16度

京都府舞鶴市の池田酒造。
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池雲(いけくも)CLOUD 純米無濾過生原酒
<データー>純米生原酒、日本晴、精米歩合65%、アルコール分17~18度

京都府京丹後市の木下酒造。
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玉川 自然仕込 山廃 白ラベル 無濾過生原酒
<データー>雑酒②、北錦、精米歩合66%、アルコール分22~23度

この酒の裏ラベル。写真中央下「雑酒②」の表記。
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酒税法で規定されている清酒のアルコール度数22度未満を超えているためです。加水してアルコール度数を減らし純米酒にせず、あえて雑酒で販売。純米系の造りでこの度数はなかなかだせないとか。

奈良県北葛城郡広陵町の長龍(ちょうりょう)酒造。
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稲の国の稲の酒 特別純米酒 2012BY
<データー>特別純米酒、露葉風、精米歩合65%、アルコール分15~16度

締めはこれ。奈良県御所市の千代酒造。
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篠峯(しのみね)愛山 純米無濾過生酒
<データー>純米生酒、愛山、精米歩合65%、アルコール分16度

<日本酒酒場 立ち呑み 仁(じん)天満店>大阪市北区天神橋4-6-39天満駅前コーポ中央1F
日本酒酒場 立ち呑み 仁 天満店 facebook
大阪市営地下鉄扇町駅から徒歩約2分、JR天満駅から徒歩約3分
追記 2018年3月に閉店(大阪福島に移転)

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日本酒酒場 立ち呑み 仁(じん)天満店 前編

大阪市北区の「日本酒酒場 立ち呑み 仁 天満店」へ、行ってきました。

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2016年7月にオープンした立ち呑み店です。JR福島駅近くに1号店(福島本店)があり、こちらは2号店です。

19時までは日本酒2杯(1杯・110ml)と肴3種で1000円(税別)です。
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日本酒は冷蔵ガラスケースを見て選ぶことも可能です。
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立ち呑み店ですが店の奥に4人掛けのテーブル席が1つだけあります。
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加古屋(かこや)純米酒 一回火入れ」(兵庫県朝来市此の友酒造)
<データー>純米酒、山田錦・他、精米歩合70%、アルコール分16度

続いて。
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写真左より
菊鷹(きくたか)純米 無濾過生酒 金沢酵母」(愛知県稲沢市藤市酒造)
<データー>純米生原酒、雄山錦・夢吟香、精米歩合70%、アルコール分16度
美冨久(みふく)夏の純米にごり酒 金魚ラベル」(滋賀県甲賀市美冨久酒造)
<データー>純米酒、渡船6号、精米歩合60%、アルコール分15度

長野県大町市の薄井商店。
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白馬錦(はくばにしき)とどろき 純米酒
<データー>純米酒、トドロキワセ、精米歩合80%、アルコール分15度

岡山県倉敷市の十八盛酒造。
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十八盛(じゅうはちざかり)朝日純米大吟醸 備前50
<データー>純米大吟醸酒、朝日、精米歩合50%、アルコール分16度

もう少し飲みます。後編に続きます。

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食堂てらかわ

奈良市の「食堂てらかわ」へ、行ってきました。

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2017年3/1にオープンした飲食店です。

窓際にはおしゃれな器などが並べられています。
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店内の様子です。
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店内から見た外の様子です。
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ランチは蕎麦を中心としたメニュー。
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日替わりの一品メニューもあります。
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話を聞くと、店主はシンガポールの日本料理店から戻ってきて店をオープンしたとか。

ランチタイムでも酒を飲むことができます。
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60ml・300円(税込)~

置いている酒は、「風の森(かぜのもり)」(奈良県御所市油長(ゆうちょう)酒造)。
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写真左より
風の森 露葉風(つゆはかぜ)純米大吟醸しぼり華
<データー>純米大吟醸生原酒、露葉風、精米歩合50%、アルコール分17度
風の森 キヌヒカリ 純米大吟醸しぼり華
<データー>純米大吟醸生原酒、キヌヒカリ、精米歩合45%、アルコール分17度

炙りじゃこ天を頼んだのですが、サービスでいっぱい出してもらえました。
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鶏つけ麺炙り葱(800円(税込))。
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ディナーは一品料理が中心のようですが、蕎麦もできるそうです。

蕎麦と酒もいい組み合わせです!
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写真左より
風の森 ALPHA TYPE1
<データー>純米生原酒、秋津穂、精米歩合65%、アルコール分14度
風の森 雄町 純米吟醸しぼり華
<データー>純米吟醸生原酒、雄町、精米歩合60%、アルコール分17度

<食堂てらかわ>奈良市坊屋敷町42石原ビル1階
食堂てらかわ facebook

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なら泉勇斎(ならいずみゆうさい)

奈良市のなら泉勇斎へ、行ってきました。

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奈良県内にある酒蔵のうち29蔵・約120種類の酒を試飲販売しています。試飲は有料で、1杯(50ml・200円(税込))~です。

山乃かみ酵母使用の酒を飲み比べ。山乃かみ酵母は大神(おおみわ)神社(奈良県桜井市)のササユリの花から発見された清酒用酵母です。山乃かみ酵母 過去記事
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写真左より
御代菊(みよきく)純米吟醸 水もと仕込み」(奈良県橿原市喜多酒造)
<データー>純米吟醸生原酒、露葉風、精米歩合60%、アルコール分17度
千代の松(ちよのまつ)純米無濾過原酒 八段仕込み」(奈良県宇陀市芳村酒造)
<データー>純米原酒、赤米、精米歩合98%、アルコール分17度
※水もと仕込みは、菩提酛と同じで乳酸菌をわかした水(そやし水)を使って仕込む方法。詳細はこちら → 菩提酛 過去記事

もう少し!
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写真左より
金鼓(きんこ)純米生原酒 うすにごり」(奈良県香芝市大倉本家)
<データー>純米生原酒、五百万石・他、精米歩合60%、アルコール分16~17度
千代の松 奈良の神仏習合の酒 八段仕込み」(奈良県宇陀市芳村酒造)
<データー>純米原酒、夢山水、精米歩合95%、アルコール分16度
※神仏習合の酒とは、興福寺(奈良市)の多聞院日記の記述を基に、少しずつ量を増やしながら仕込んでいく(八段仕込み)製法を用い、大神神社の山乃かみ酵母を使用して醸したことから名付けた酒。

<なら泉勇斎(ならいずみゆうさい)>
なら泉勇斎 公式ページ なら泉勇斎 facebook
近鉄奈良駅から徒歩約8分、JR奈良駅から徒歩約10分

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酒蔵訪問 今西清兵衛商店(いまにしせいべえしょうてん)

奈良市の今西清兵衛商店へ、行ってきました。

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1884年創業で、代表銘柄は、「春鹿(はるしか)」です。毎年2月の土・日に酒蔵見学会(要予約)、9月に酒蔵まつりを実施しています。

ショップには酒がズラリ。
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きき酒コーナーもあります。
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500円(税込)で「きき酒グラス」を申込むと、5種類のきき酒ができます。(グラスはきき酒後、4種類の色から好きな色を選び持ち帰れます)

蔵の方が酒の説明をしながら試飲できます。
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春鹿 純米 超辛口 中取り限定品
<データー>純米酒、五百万石、精米歩合60%、アルコール分16~17度

2種類目、これも季節限定品。
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春鹿 純米吟醸 超辛口 生原酒
<データー>純米吟醸生原酒、五百万石、精米歩合60%、アルコール分18~19度

3種類目、これまた季節限定品。試飲の途中では仕込水も頂けます。
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春鹿 純米吟醸 生酒
<データー>純米吟醸生酒、五百万石、精米歩合60%、アルコール分15~16度

4種類目、2013燗酒コンテスト金賞受賞酒。
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春鹿 本醸造 極味(ごくみ)
<データー>本醸造酒、ヒノヒカリ、精米歩合65%、アルコール分15~16度

5種類目、これも季節限定品。
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春鹿 純米大吟醸 しろみき 活性にごり生酒
<データー>純米大吟醸生酒、山田錦、精米歩合50%、アルコール分15~16度

試飲後は「奈良漬」の試食も!
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特別に6種類目、低アルコール発泡性の純米酒。
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春鹿 ときめき 発泡性 純米酒
<データー>純米酒、精米歩合70%、アルコール分6~7度

試飲させていただいた酒を並べてみました。
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販売している商品も、お願いすれば試飲させていただける場合も。
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春鹿の夏しか 純米吟醸
<データー>純米吟醸酒、山田錦、精米歩合60%、アルコール分14~15度

<今西清兵衛商店(いまにしせいべえしょうてん)>
今西清兵衛商店 公式ページ 今西清兵衛商店 facebook
近鉄奈良駅から徒歩約15分、JR奈良または近鉄奈良駅から奈良交通バス天理または下山行き、福智院町バス停下車徒歩約2分

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璉珹寺(れんじょうじ)

奈良市の璉珹寺へ、行ってきました。

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天平年間(729~749年)に聖武天皇の勅願で行基(ぎょうき)により創建されたと伝えられています。

参道です。
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毎年5月の1か月間のみ、「女性で裸の阿弥陀様」といわれる白色裸形の阿弥陀仏像が特別公開されます。

表門です。
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表門を入って進むと中門があります。
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中門を入って正面にある本堂です。
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本堂中央に本尊の白色裸形の阿弥陀仏が安置されています。上半身は裸で、下半身には袴が着せられています。50年に一度袴を着替えさせるそうで、お寺の関係者で未婚の女性が行うそうです。(次回は30年以上先だとか)両脇時の観音菩薩立像・勢至観音菩薩立像は鎌倉時代作で重要文化財です。

本堂から渡り廊下で続く客殿です。
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境内にある石仏です。
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<璉珹寺(れんじょうじ)>奈良市西紀寺町45
JR京終(きょうばて)駅から徒歩約10分、近鉄奈良駅から徒歩約20分、近鉄奈良駅またはJR奈良から奈良交通バスで田中町バス停または紀寺町バス停から徒歩約2分

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なら麦酒ならまち醸造所

奈良市の「なら麦酒ならまち醸造所」へ、行ってきました。

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2017年3/30にクラフトビール醸造所としてオープンしています。

レストラン麦舎(むぎや)が併設されています。
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カウンター席とテーブル席があり、併せて20~25名が利用できます。

店内の隅には瓶も置かれていますが、まだ瓶は発売されていません。
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開店から人気となり、ビールの醸造が追い付いていない状況で、臨時休業になってしまうことがたびたびあります・・。

ガラス張りを通して、タンクを見ることもできます。
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カウンター席正面の様子です。
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メニューです。
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この日も、「ならまちエール」はすでに売り切れ・・。

注文するとカウンター席正面のサーバーから注いでもらえます。
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ヴァイツェン」(570円(税込))です。
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営業しているか確認してから来店することをお勧めします。

<なら麦酒ならまち醸造所>奈良市紀寺町956-2
なら麦酒ならまち醸造所 電話0742-95-9700
近鉄奈良駅から徒歩約20分、JR奈良駅・近鉄奈良駅から奈良交通バスで田中町バス停または紀寺町バス停から徒歩約3分

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奈良のバス100周年記念フェスタ 後編

奈良県宇陀市の道の駅「宇陀路 大宇陀」で開催された「奈良のバス100周年記念フェスタ」の続きです。

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いよいよボンネットバスに乗車。元車掌の上條正幸さんが当時の制服を着て今回の車掌に。

運転席はこんな感じ。
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当時の話をしながらバスは進んでいきます。
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約30分、宇陀市内を周ります。

バックミラーに写るバスです。
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当時のバス停で停車。
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昔はバスを利用する人が多くて常に満員だったそうで、扉を閉めることができず車掌が手すりを握りしめ、扉を開けたまま走っていたことがたびたびあったそうです。

こんな場所も。
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長い下り坂が続く道では、いったんバスを止めてブレーキテストを行っていたそうです。

ここで行先の表示を変更。
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取っ手をクルクルと回して変更します。後部の表示はお客さんがお手伝い。

当時バス停があったお店の前に赤い旗が。
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バス停に人がいなくても、店内でバスを待つ人がいるという目印の旗だったそうです。

途中の郵便局前では、荷物を下ろす様子を再現。
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荷物や新聞なども路線バスで運んでいたそうです。

無事に到着。とっても楽しい30分でした。
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お土産にいただいた絵ハガキや交通安全反射タスキなどです。
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<奈良のバス100周年記念フェスタ>2017年5/27・5/28 道の駅「宇陀路 大宇陀」(奈良県宇陀市大宇陀拾生714-1)
近鉄榛原駅南口・または近鉄桜井駅から奈良交通バス大宇陀行き、大宇陀バス停下車すぐ

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奈良のバス100周年記念フェスタ 前編

奈良県宇陀市の道の駅「宇陀路 大宇陀」で「奈良のバス100周年記念フェスタ」が開催され、行ってきました。

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奈良県で最初の乗合バスは、1917年5/25に宇陀郡松山町(現宇陀市大宇陀)の松山自動車商会により松山・桜井間で運行を開始しています。松山自動車商会は、「初霞(はつがすみ)」を醸す久保本家酒造の8代目・久保伊一郎が設立しています。戦時中にバス事業者が統合され、1943年に奈良交通が発足しています。

会場で展示されている車両です。
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最初に走った車両は「T型フォード(6人乗り)」で、1日5往復していたそうです。展示車両は後継車の「A型フォード」です。

「T型フォード」の写真ラベルの限定酒も販売されています。
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初霞 特別純米酒 奈良県乗合バス運行百周年ラベル
<データー>特別純米酒、精米歩合60%、アルコール分15~16度

ボンネットバスも展示されています。
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1960年製の「いすゞ BX553型」です。羽後交通(秋田県)で11年使用された後、廃車となり物置に使用されていたものをジェイ・バス(株)が完全レストアし、2013年に車検を取得しています。

後姿がかわいいです。
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中に入ることもできます。
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ボンネットバス試乗会があり、応募したところ当選!
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試乗会は1回20名限定で、6回実施されています。400通を超える応募があったそうです。写真左の乗車証は当時の乗車券を復元したものだそうです。

バスに乗車するまで地ビールを飲んで休憩。
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曽爾高原(そにこうげん)ビール ケルシュ」(奈良県宇陀郡曽爾村曽爾高原ファームガーデン)

いよいよボンネットバスに!
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奈良交通で1966~1979年に路線バスとして活躍していたそうです。

前から見るといかつい感じがしますが、後姿はやっぱりかわいいです!
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後編に続きます。

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酒蔵訪問 久保本家(くぼほんけ)酒造 後編

奈良県宇陀市の久保本家酒造の続きです。

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本来はテーブル席ですが、座敷が空いていれば利用することが可能です。

酒蔵カフェでも酒の購入が可能です。
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壁に尾瀬あきら氏の漫画「蔵人(くろーど)」が貼られています。
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久保本家酒造の酒が登場するほか、蔵の絵も描かれています。

酒のみのセットもありますが、きき酒セット(800円・税込)がおすすめ。
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酒3種類と酒肴がついています。

もちろん、飲みたい酒だけをいただくことも可能です。
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酒は120ml・300円(税込)~。

きき酒セットです。
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この日の酒肴は、ナス・ふき・奈良漬・クリームチーズ・かつお梅などでしたが、内容は旬に合わせて変わるそうです。

きき酒セットの酒はこちら。
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写真左より
生酛のどぶ(きもとのどぶ)仕込11号 +12
<データー>純米酒、山田錦・秋津穂、精米歩合65%、アルコール分15度
初霞(はつがすみ)生酛純米 2010BY
<データー>純米酒、山田錦・秋津穂、精米歩合65%、アルコール分15度
初霞 純米大吟醸 50」(新聞紙で包装、表ラベル無し)
<データー>純米大吟醸酒、山田錦、精米歩合50%、アルコール分15度

もう1杯、古酒を燗で。(120ml・500円(税込))
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瓶はこちら。
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睡龍(すいりゅう)生酛純米吟醸 2010BY
<データー>純米吟醸酒、山田錦、精米歩合50%、アルコール分15度

たまにはスィーツも。酒粕チーズケーキ。(400円(税込))
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酒蔵カフェ以外に大阪に直営店・「初かすみ酒房」があります。
久保本家酒造 初かすみ酒房のページ

<久保本家酒造(くぼほんけしゅぞう)>奈良県宇陀市大宇陀出新1834
久保本家酒造 公式ページ 久保本家酒造 酒蔵カフェ facebook
近鉄榛原駅南口・または近鉄桜井駅から奈良交通バス大宇陀行き、大宇陀バス停下車徒歩約3分

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酒蔵訪問 久保本家(くぼほんけ)酒造 前編

奈良県宇陀市の久保本家酒造へ、行ってきました。

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1702年創業で、代表銘柄は「初霞(はつがすみ)」・「大和のどぶ(やまとのどぶ)」・「睡龍(すいりゅう)」・「生酛のどぶ」です。

母屋です。
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1909年建築で、2階部分の虫籠窓(むしこまど)や格子・犬矢来(いぬやらい、写真左下)など、これぞ町屋という感じです。

玄関先には杉玉がいっぱい!
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玄関を入ると右手は座敷が続いています。
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格子を通しての陽の光がやさしく感じます。

玄関土間がショップになっています。
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酒はもちろん、猪口や前掛けのグッズ、酒飴なども販売しています。

冷蔵庫には無濾過生原酒や酒粕が!
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母屋玄関に向かって右手に、「酒蔵カフェ」の入口があります。
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2015年に創業時の蔵をリノベーションしてオープンしています。

中へ入ると蔵の前を通ったり
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座敷の横を通ったりと、ちょっとワクワク!
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そしていよいよ、酒蔵カフェの入口に到着。
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後編に続きます。

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