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2016年 感謝

2016年も締め。今年も素敵な出会いが山ほどありました。全ての出会いに感謝!

2017年も輝く年になりますように!
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京都市伏見区の黄桜伏水蔵(きざくら ふしみぐら)にて。

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油長(ゆうちょう)酒造 年末蔵元直売 後編

奈良県御所市の油長酒造で行われた年末蔵元直売の続きです。


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貯蔵タンクです。ここにはどんな酒が入っているのでしょうか・・。残念ながら一般の蔵見学は受け付けていません。

年末蔵元直売のお楽しみ。「お接待」で酒が振舞われます。
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風の森(かぜのもり)ALPHA TYPE1」(写真中央)
<データー>純米生原酒、秋津穂、精米歩合65%、アルコール分14度

仕込水も飲み放題?!
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こんなのも!
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写真左より
風の森 雄町 純米
<データー>純米生原酒、雄町100%、精米歩合80%、アルコール分17度
風の森 雄町(おまち)純米吟醸」(ラベル無し)
<データー>純米吟醸生原酒、雄町、精米歩合60%、アルコール分17度

20㎏入りの酒粕を共同購入して分けるという強者も!
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トイレを借りに行くと、ちょうど「火入れ(加熱殺菌)」の最中。
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風の森」で唯一の火入れ酒・「風の森 ALPHA TYPE3」です。

<油長酒造(ゆうちょうしゅぞう)年末蔵元直売>2016年12/24・12/25 奈良県御所市本町1160
油長酒造 公式ページ

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油長(ゆうちょう)酒造 年末蔵元直売 前編

奈良県御所市の油長酒造で年末蔵元直売が行われ、行ってきました。

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油長酒造は、1719年創業で、代表銘柄は「鷹長(たかちょう)」・「風の森(かぜのもり)」です。毎年12月の最終の土・日に蔵元直売が行われています。

今年は新しく新築した居宅の前で販売が行われています。
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普段は蔵元での直売は行っておらず、酒の購入は近くの酒屋・東川酒店を案内されます。蔵元直売は年末と11月にある御所まちのお祭り・霜月祭(そうげつさい)の時の2度だけです。

年末に販売する酒はこれ。720ml・1250円、1升・2500円(税込)のみ。
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風の森(かぜのもり)笑う門には福来たる あらばしり
<データー>純米生原酒、秋津穂、精米歩合65%、アルコール分17度
※今年の酒は、うすく澱がからむ「うすにごり」になっています。

主屋です。
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玄関脇に置かれている菰樽です。
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玄関先の杉玉です。まだ青いです!
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2階の軒先に飾られている杉玉です。
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後編に続きます。

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交野おりひめ大学 おさけ学科 第8回ワークショップ

大阪府交野市のゆうゆうセンターで「交野おりひめ大学 おさけ学科 2016年度 第8回 ワークショップ」が開催され、行ってきました。

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今回の1つ目のテーマは日本酒関連のビデオ鑑賞。「神事と日本酒」について学びました。

2つ目のテーマは「こだわりのお酒大集合」。
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参加者のうち有志がお薦めの酒を持参し、その酒への「こだわり」を発表します。

ずらりと並んだ「こだわりのお酒」。
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もちろん、発表の後は参加者で試飲。

さっそく。
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写真左より
片野桜(かたのさくら)山廃仕込純米酒 雄町」(大阪府交野市山野酒造)
<データー>純米生原酒、雄町、精米歩合65%、アルコール分17度
香住鶴(かすみつる)山廃純米」(兵庫県美方郡香美町香住鶴)
<データー>純米酒、精米歩合63%、アルコール分15度

続いて。
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写真左より
酔心(すいしん)純米吟醸 超軟水仕込」(広島県三原市酔心山根本店)
<データー>純米吟醸酒、精米歩合60%、アルコール分15度
瀧津瀬(たきつせ)純米大吟醸」(岐阜県養老郡養老町玉泉堂酒造)
<データー>純米大吟醸酒、ひだほまれ、精米歩合48%、アルコール分15~16度

さらに。
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写真左より
大典白菊(たいてんしらぎく)純米酒 トリプルA」(岡山県高梁市白菊酒造)
<データー>純米生原酒、アケボノ・朝日米・アキヒカリ、精米歩合73%、アルコール分16~17度
天野酒(あまのさけ)無濾過生原酒」(大阪府河内長野市西條合資会社)
<データー>普通酒生原酒、精米歩合65%、アルコール分20度

まだまだ。
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写真左より
羽根屋(はねや)純米大吟醸50 翼」(富山市富美菊(ふみぎく)酒造)
<データー>純米大吟醸生酒、五百万石、精米歩合50%、アルコール分15度
羽根屋 純吟 煌火(きらりび)生原酒
<データー>純米吟醸生原酒、五百万石、精米歩合60%、アルコール分16度
奥能登の白菊(しらぎく)夏越酒 純米にごり」(石川県輪島市白藤(はくとう)酒造店)
<データー>純米酒、山田錦・五百万石、精米歩合55%、アルコール分16度

第6回ワークショップで蔵見学に行った京都市伏見区の増田德兵衞商店。
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月の桂(つきのかつら)大極上中汲 純米にごり酒
<データー>純米生原酒、五百万石、精米歩合55%、アルコール分17度

<交野おりひめ大学 おさけ学科 2016年度 第8回 ワークショップ>2016年12/18 ゆうゆうセンター(大阪府交野市天野が原町5-5-1)
交野おりひめ大学 facebook

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大旦那(おおだんな)

大阪市北区の大旦那へ、行ってきました。

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JR天満駅・地下鉄扇町駅徒歩約3分で着く居酒屋です。月~金は15時、土日祝は14時オープンなので明るいうちから飲むことができます。

日本酒は常時約10種類あり、銘柄は定期的に入れ替わります。
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香住鶴(かすみつる)山廃純米原酒 ひやおろし」(兵庫県美方郡香美町香住鶴)
<データー>純米原酒、兵庫北錦、精米歩合63%、アルコール分18度

日本酒は、ほとんどが1杯(120ml)380円(税別)です。
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一代弥山(いちだいみせん)純米吟醸原酒」(広島県廿日市市中国醸造)
<データー>純米吟醸原酒、八反錦・こいおまち、精米歩合55%、アルコール分17~18度

秋田県仙北郡美郷町の栗林(くりばやし)酒造店で締め。
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春霞(はるかすみ)純米 赤ラベル
<データー>純米酒、美山錦・美郷錦、精米歩合60%、アルコール分16度

<大旦那(おおだんな)>大阪市北区天神橋4-1-2 松一ビル1F

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酒蔵訪問 白鶴(はくつる)酒造

神戸市東灘区の白鶴酒造へ、行ってきました。

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1743年創業で、代表銘柄は「白鶴」です。酒銘「白鶴」は1747年に命名されています。写真左が本店二号蔵、奥が本店三号蔵、右が本店一号蔵で現在は白鶴酒造資料館になっています。

白鶴酒造資料館入口に置かれている菰樽です。
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白鶴酒造資料館は大正初期建築で1969年まで醸造をしていた蔵を整備して1982年に開館しています。阪神淡路大震災で被災しましたが1997年に復興開館しています。

醸造の流れがよくわかるように展示されています。
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ショップもあります。
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ショップには「白鶴」の法被を着たこんな人?がお出迎え。
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試飲コーナーもあります。
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白鶴 超特撰 大吟醸 金賞受賞酒 山田錦
<データー>大吟醸酒、山田錦、精米歩合38%、アルコール分17度

<白鶴酒造(はくつるしゅぞう)>神戸市東灘区住吉南町4-5-5
白鶴酒造 公式ページ
阪神住吉駅徒歩約8分

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へべれ家(へべれけ)

神戸市灘区の「へべれ家」へ、行ってきました。

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2012年5月に開店した立ち飲み店です。

店内の様子です。
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リーズナブルな価格で飲食できます。(日本酒1合420円~)

さっそく。愛知県稲沢市の藤市(ふじいち)酒造。
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菊鷹(きくたか)雌伏(しふく)山廃 純米 無濾過生原酒 2015BY
<データー>純米生原酒、五百万石・山田錦、精米歩合60%、アルコール分17度

広島県三次市の山岡酒造。
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瑞冠(ずいかん)純米酒 生酛仕込 生原酒 2015BY
<データー>純米生原酒、山田錦、精米歩合70%、アルコール分17~18度

藤市酒造を燗酒で飲み比べて締め。
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写真左より
菊鷹 本醸造
<データー>本醸造酒、精米歩合65%、アルコール分15度
菊鷹 比翼(ひよく)山廃 本醸造 無濾過生酒
<データー>本醸造生酒、五百万石・兵庫夢錦・フクノハナ、精米歩合65%、アルコール分18度

<へべれ家(へべれけ)>神戸市灘区友田町4-1-28
へべれ家 twitter
阪神新在家駅徒歩約1分、JR六甲道駅徒歩約5分

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酒蔵訪問 神戸酒心館(こうべしゅしんかん)

神戸市東灘区の神戸酒心館へ、行ってきました。

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1751年創業で、代表銘柄は「福寿(ふくじゅ)」です。

醸造を行っている福寿蔵(写真左)とショップの東明(とうみょう)蔵です。
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福寿蔵は事前予約すると見学が可能です。
蔵の様子はこちら → 神戸酒心館 過去記事

東明蔵の様子です。
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福寿 純米吟醸」はノーベル賞晩餐会や晩餐会後のアフターパーティ・ノーベルナイトキャップで振舞われた酒です。

蔵限定生酒を量り売りしています。
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お土産!
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福寿 斗瓶倶楽部 蔵直採り生酒 吟醸
<データー>吟醸生原酒、精米歩合60%、アルコール分18度

<神戸酒心館(こうべしゅしんかん)>神戸市東灘区御影塚町1-8-17
神戸酒心館 公式ページ
阪神石屋川駅下車徒歩約10分

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酒蔵訪問 菊正宗(きくまさむね)酒造 

神戸市東灘区の菊正宗酒造へ、行ってきました。

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1659年創業で、代表銘柄は「菊正宗(きくまさむね)」です。

菊正宗酒造記念館があり無料で入館できます。
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1659年に建てられた神戸・御影の嘉納家本宅内の酒蔵を1960年に移築し酒造記念館として保存・開放していましたが、1995年の阪神淡路大震災で倒壊、1999年に全面建て替えして復興オープンしています。

酒造りの用具や小道具などが展示されています。
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阪神淡路大震災で倒壊したがれきの下から、手作業で丁寧に取り出したもので、ほとんどが無事・修復可能だったそうです。

ショップが併設されていて、限定酒などの試飲も可能です。
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写真左より
菊正宗 酒造記念館限定 嘉宝蔵 生酛 純米吟醸
<データー>純米吟醸酒、精米歩合60%、アルコール分16度
百黙(ひゃくもく)純米大吟醸
<データー>純米大吟醸酒、山田錦、精米歩合39%、アルコール分15~16度

今回の訪問目的は、この酒の購入。兵庫恋錦を100%使った生酛造りです。
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菊正宗 灘の生一本 純米酒 2016年度認定 数量限定品
<データー>特別純米酒、兵庫恋錦、精米歩合70%、アルコール分16度
灘の生一本についてはこちら → 灘酒研究会 酒質審査委員会 灘の生一本のページ

<菊正宗酒造(きくまさむねしゅぞう)>神戸市東灘区御影本町1-7-15
菊正宗酒造 公式ページ
本社へは阪神住吉駅下車徒歩約10分、酒造記念館へは阪神魚崎駅下車徒歩約10分

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酒蔵訪問 小山(こやま)本家酒造 灘浜福鶴(なだはまふくつる)蔵

神戸市東灘区の小山本家酒造 灘浜福鶴蔵へ、行ってきました。

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1957年に福鶴酒造として創業、2013年に小山本家酒造(さいたま市、1808年創業)と合併し現社名に変更しています。代表銘柄は「浜福鶴(はまふくつる)」・「空蔵(くぞう)」です。

屋外には大きな木桶が置かれています。
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蔵とショップを兼ねた浜福鶴吟醸工房です。
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1996年にオープンしています。

入口を入ると右手に階段があり、見学コースになっています。
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見学コースからガラス越しに酒造りの様子を見ることができるようになっています。

吟醸工房限定の生原酒などの試飲販売も行っています。
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さっそく。
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限定 浜福鶴 仕込伍號
<データー>大吟醸生原酒、精米歩合50%、アルコール分17度

続いて。
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限定 浜福鶴 仕込七號
<データー>純米吟醸生原酒、山田錦、精米歩合60%、アルコール分17度

さらに。
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限定 浜福鶴 仕込八號
<データー>純米吟醸生原酒、山田錦、精米歩合60%、アルコール分17度

もう1杯。
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限定 浜福鶴 大吟醸 番外品
<データー>大吟醸生原酒、山田錦、精米歩合50%、アルコール分17度

有料試飲ができる「きき酒処」もあります。
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吟醸工房限定 生 秘蔵酒
<データー>純米吟醸生原酒、精米歩合60%、アルコール分17度

<小山本家酒造(こやまほんけしゅぞう)灘浜福鶴蔵(なだはまふくつるくら)>神戸市東灘区魚崎南町4-4-6
小山本家酒造灘浜福鶴蔵 公式ページ 浜福鶴吟醸工房 facebook
阪神魚崎駅徒歩約10分

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濱田屋(はまだや)

神戸市東灘区の濱田屋へ、行ってきました。

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地酒と地ワインの専門店で、神戸地元酒保存会の協力店にもなっています。

入口では、日本酒王子「なだのん」がお迎え。
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神戸地元酒保存会のマスコットキャラクターで、日本酒王の命を受け、灘の美味しい酒を守るためにやってきたお酒の妖精だそうです。頭はお猪口です。 日本酒王子なだのん facebook

店内では販売のほか濱田アルコール研究所があります。
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入場は無料ですが、厳しい!?規則があります。
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有料試飲の酒を研究します。
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写真左より
琥泉(こせん)純米吟醸生原酒 おりがらみ」(神戸市東灘区泉酒造)
<データー>純米吟醸生原酒、精米歩合60%、アルコール分17~18度
来楽(らいらく)純米生原酒 しぼりたて」(兵庫県明石市茨木酒造)
<データー>純米生原酒、五百万石、精米歩合65%、アルコール分17度

新潟麦酒(新潟市)の「ゴールデンケルシュ」。
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研究の締めは濱田屋店内熟成酒。(蔵では終売の酒)
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梅乃樹(うめのき)純米酒 2013BY」(神戸市東灘区安福又四郎商店)
<データー>純米酒、山田錦、精米歩合58%、アルコール分15度

<濱田屋(はまだや)>神戸市東灘区魚崎南町4-15-13
濱田屋 公式ページ 濱田屋 ブログ
阪神魚崎駅徒歩約5分

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酒蔵訪問 櫻正宗(さくらまさむね)

神戸市東灘区の櫻正宗へ、行ってきました。

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1925年に伊丹荒牧村(現・伊丹市)で創醸、1717年に創業しています。代表銘柄は「櫻正宗」です。写真は櫻正宗記念館「櫻宴(さくらえん)入口の長屋門です。

長屋門の裏に置かれている菰樽です。
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1712年に建造された木造の内蔵があったのですが、1995年の阪神淡路大震災で倒壊、唯一残ったのが長屋門です。

1998年にオープンした櫻宴です。
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1階は喫茶とショップ、2階は展示スペースとレストラン・呑処があります。

2階の展示スペースです。
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酒造りの道具などが展示されています。

昔からの酒瓶の展示もあります。
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戦前のものもあります。中身はどんな味がするのか気になります・・。

櫻正宗の歴史を紹介する展示もあります。
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1840年に6代目当主・山邑太左衛門が宮水を発見、1906年に櫻正宗の酒母から分離された櫻正宗酵母は1907年から協会1号酵母として頒布、など輝かしい歴史を持っています。

2階から見た様子です。
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ショップでは試飲も可能です。
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有料のきき酒セットも楽しむことができます。

今回試飲した酒。
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櫻正宗 秋あがり 特撰 純米
<データー>純米酒、山田錦、精米歩合70%、アルコール分14~15度

<櫻正宗(さくらまさむね)>神戸市東灘区魚崎南町5-10-1
櫻正宗 公式ページ 櫻正宗 facebook
阪神魚崎駅徒歩約7分

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慈光院(じこういん)その3

奈良県大和郡山市の慈光院の続きです。

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庭園中央辺りの、さつきの刈り込みです。一段高いところに観音堂が見えます。

観音堂です。
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十一面観音像がまつられていますが秘仏です。

観音堂から見た楼門です。
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観音堂から見た拝観入口(写真左)から続く建物です。
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書院の背後にある茶室・閑(かん)です。
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茶室・閑です。
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書院の奥にある本堂(方丈)です。
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本尊は釈迦如来像です。

書院から本堂への廊下にある窓です。
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本堂の脇にある開梆(かいばん)です。
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叩いて日常の行事や儀式を告げる時計の役目をします。

本堂から見た書院、茶室・閑です。
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<慈光院(じこういん)>奈良県大和郡山市小泉町865
慈光院 公式ページ
JR大和小泉下車徒歩約15分

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慈光院(じこういん)その2

奈良県大和郡山市の慈光院の続きです。

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書院上ノ間に続く八畳の中ノ間です。写真左の間が上ノ間(十二畳)です。

上ノ間から東側の風景です。
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拝観は抹茶の接待付きで一般1000円です。
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書院全体の様子です。
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写真右が上ノ間、中央が中ノ間、左が下ノ間です。

下ノ間の水屋です。
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書院南側の庭園です。
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名勝に指定されています。丸い刈り込みは、さつきです。

庭園から見た書院です。
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農家風の外観の建物で重要文化財です。書院の廊下から茶室・高林庵(こうりんあん)が続きます。(写真右奥)

茶室・高林庵です。
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庭園内にある祠です。
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弁天堂と思われますが未確認です。

庭園にある稲荷社です。
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その3に続きます。

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慈光院(じこういん)その1

奈良県大和郡山市の慈光院へ、行ってきました。

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1663年に当地の小泉藩主片桐定昌(かたぎりさだまさ)が大徳寺(京都市北区)の185世玉舟和尚を開山に迎え創建しています。

石畳の参道を進むと右手にある一之門です。
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片桐定昌は茶道・石州流の祖で、片桐石州の名で知られています。

門を入るとさらに石畳の参道が続きます。
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境内全体が一つの茶席の風情になるよう考えて作られていて、茶の湯で人を招く場合に必要な場所の一揃えが石州の演出そのままに残されているそうです。

参道を進むと楼門があります。
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石州の出生地である摂津茨木城(大阪府茨木市)の楼門(櫓門)を移築したもので、屋根を書院と合わせて茅葺に葺き替えています。

楼門を入ると拝観受付の庫裏が見えてきます。
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受付から書院へ行く途中、右手にある座敷です。
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火鉢の枠は太鼓の一部を使ったものです。

座敷から見た庭と楼門です。
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その2に続きます。

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法起寺(ほうきじ)

奈良県生駒郡斑鳩(いかるが)町の法起寺へ、行ってきました。

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606年に聖徳太子が法華経を講じた岡本宮を山背大兄王(やましろのおおえのおう)が寺に改めたのが始まりとされ、その後、638年に僧・福亮(ふくりょう)が金堂を造立して創建したと伝えられています。写真は拝観入口の西門です。

西門を入ると右手に池があり奥に三重塔が見えます。
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大和北部88か所第52番札所です。また、「法隆寺地域の仏教建造物」の一部として1993年に日本で最初に世界文化遺産に登録されています。

池の奥に進むと右手にある南大門です。
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南大門から見て右手にある三重塔です。
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唯一現存する創建当時の建造物で、706年に建立されたとされています。現存する日本最古の三重塔で国宝です。高さ約23.9m、基壇を含めると約24.3mあります。

三重塔は扉が開けられていて、内部の様子を見ることができます。
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南大門から見て左手、三重塔の西側にある聖天堂です。
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金堂跡に1863年に再建されたものです。塔を東、金堂を西におく伽藍で法起寺式で法隆寺とは塔と金堂の位置が逆になっています。

南大門から見て聖天堂の手前にある鐘楼跡です。
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南大門から見て正面にある講堂(本堂・観音堂)です。
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1694年再建です。本尊は十一面観音菩薩像で、10世紀後半頃の作と考えられ重要文化財です。

講堂に向かって左手にある収蔵庫です。
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本尊をはじめ多くの仏像が安置されています。

池の脇にある礎石です。
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旧三重塔礎石と案内板がありましたが、心礎を取り出した記述などは無く、近年の模造品ではないかともいわれています。

<法起寺(ほうきじ)>奈良県生駒郡斑鳩町岡本1873
法起寺 公式ページ
JR大和小泉駅徒歩約25分、近鉄郡山駅から奈良交通バス法隆寺前行き法起寺前下車すぐ

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賢聖院(けんじょういん)

奈良県大和郡山市の賢聖院へ、行ってきました。

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元は法隆寺の塔頭寺院で、1896年に現在地に移転しています。大和北部88か所第22番札所です。

暗峠(くらがりとうげ)へ通じる国道308号線沿いにあります。
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かつては暗越え奈良街道(大坂街道)で、奈良三条大路(現・三条通)を起点として難波(なにわ)に至る古道で、飛鳥時代から利用されていたそうです。

山門です。
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山門を入って右手にある本堂です。
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本堂内部の様子です。
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本尊は弘法大師像(秘仏)です。「榁ノ木(むろのき)のお大師さん」として信仰されています。

本堂に向かって右手にある小堂です。
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何がまつられているかは未確認です・・。

本堂に向かって左手にある地蔵堂です。
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山門を入って左手にある庭園です。
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庭園の横にある建物です。
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書院かと思われますが未確認です・・。

<賢聖院(けんじょういん)>奈良県大和郡山市矢田町1937
近鉄南生駒駅徒歩約40分

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酒蔵訪問 中谷(なかたに)酒造 後編

奈良県大和郡山市の中谷酒造の続きです。

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玄関を入ると土間で左手が座敷になっています。

土間のガラスケースには商品見本が並べられ、販売も行っています。
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蔵見学は、団体(10~30名)のみ、事前に電話予約で日程を調整のうえ受け付けをしているそうです。

「どうぞ試飲を」と、たくさん並べていただきました。
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さっそく。
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写真左より
斗ぎん(とぎん)純米大吟醸25%ブレンド
<データー>純米吟醸酒、精米歩合60%、アルコール分15~16度
米ぎん(よねぎん)純米大吟醸18%ブレンド
<データー>純米吟醸酒、精米歩合60%、アルコール分15~16度
本ぎん(ほんぎん)鑑評会出品用大吟醸18%ブレンド
<データー>特別本醸造酒、精米歩合70%、アルコール分15~16度

続いて。
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写真左より
萬穣(ばんじょう)三日踊(みっかおどり)純米吟醸 山乃かみ酵母使用
<データー>純米吟醸酒、山田錦、精米歩合60%、アルコール分16.5度
萬穣 三日踊 特別純米
<データー>特別純米酒、ひとめぼれ、精米歩合60%、アルコール分16.5度
萬穣 三日踊 純米吟醸
<データー>純米吟醸酒、ひとめぼれ、精米歩合50%、アルコール分16.5度
萬穣 三日踊 純米大吟醸
<データー>純米大吟醸酒、ひとめぼれ、精米歩合35%、アルコール分15.5度

さらに!
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写真左より
萬穣 豊臣秀長 吟醸
<データー>吟醸酒、ひとめぼれ、精米歩合60%、アルコール分15度
語り部のつぶやき こをろこをろ 純米吟醸 一貫造り
<データー>純米吟醸酒、山田錦、精米歩合60%、アルコール分15度

結局、新酒(写真左端)の無濾過生原酒をお土産に!
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萬穣 三日踊 特別純米 無濾過生原酒
<データー>特別純米生原酒、ひとめぼれ、精米歩合60%、アルコール分16.5度

<中谷酒造(なかたにしゅぞう)>奈良県大和郡山市番条町561
中谷酒造 公式ページ

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酒蔵訪問 中谷(なかたに)酒造 前編

奈良県大和郡山市の中谷酒造へ、行ってきました。

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1853年創業で、代表銘柄は「萬穣(ばんじょう)」・「奈良吟(ならぎん)」です。1995年に中国で設立した関連会社・天津中谷酒造有限公司が醸造し、奈良の中谷酒造で瓶詰めしている「朝香(あさか)」は中国でトップブランドになっています。

主屋への門です。
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近鉄筒井駅から徒歩25分、またはJR郡山駅から徒歩約30分の場所にあります。

門を入ると大和棟の主屋が見えます。
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主屋までの庭には二宮金治郎(二宮尊徳)の姿も!
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玄関です。
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玄関先には杉玉も吊るされています。
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写真右端の杉玉はまだ青さが残っています。新酒ができたってことですね!

玄関脇に置かれている酒壺です。
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元亀年間(1570~1573年)の備前焼の酒壺です。

後編に続きます。

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春日(かすが)神社・笠縫(かさぬい)神社

奈良県磯城(しき)郡田原本町の春日神社・笠縫神社へ、行ってきました。

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創建の詳細は不明です。秦楽寺(じんらくじ)の境内南側に隣接して鎮座しています。

鳥居をくぐって進むと右手に鳥居が2つあります。
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写真左が春日神社、右が笠縫神社です。

春日神社です。
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写真中央が春日神社です。
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祭神は、建甕槌命(たけみかづちのみこと)、経津主命(ふつぬしのみこと)、天児屋根命(あめのこやねのみこと)、比咩大神(ひめのおおかみ)の春日四神です。写真左に稲荷神社、右に八坂神社が鎮座しています。

笠縫神社です。
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笠縫神社です。
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日本書紀で崇神天皇が天照大神(あまてらすおおみかみ)を皇女・豊鍬入姫命 (とよすきいりひめのみこと)にまつらせた笠縫邑(かさぬいむら)の候補地の1つになっています。

春日神社の正面にある絵馬殿です。
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絵馬殿の中の様子です。
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<春日神社(かすがじんじゃ)・笠縫神社(かさぬいじんじゃ)>奈良県磯城郡田原本町秦庄267
近鉄笠縫駅徒歩5分

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秦楽寺(じんらくじ)

奈良県磯城(しき)郡田原本町の秦楽寺へ、行ってきました。

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647年に聖徳太子の家臣・秦河勝(はたのかわかつ)によって創建されたと伝えられています。大和北部88か所第84番札所です。写真は中国風の表門(土蔵門)です。

表門を入って右手にある鐘楼です。
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表門を入って右手奥にある本堂です。
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本尊は千手観音像です。

本尊の千手観音像です。(説明案内板を撮影したものです)
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楠の一木造で平安時代前期作と考えられています。

本堂に向かって左隣にある聖天堂です。
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境内奥にある歯竜王(はりゅうおう)堂です。
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歯竜王堂の近くにある十三重石塔です。
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本堂正面にある阿字池です。
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梵字の「阿」を形どった池で空海が造ったといわれています。

<秦楽寺(じんらくじ)>奈良県磯城郡田原本町秦庄267
近鉄笠縫駅徒歩5分

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第8回 阪急蔵元まつり

大阪市北区の阪急うめだホールで、「第8回 阪急蔵元まつり」が開催され、行ってきました。

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年2回、12月と春(3~4月)に行われています。

会場入り口には菰樽が!
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山田錦生誕80周年ということで、兵庫県の蔵元の菰樽が並べられています。山田錦は1923年に兵庫県立農事試験場で母・山田穂(やまだぼ)と父・短稈渡船(たんかんわたりぶね)を人工交配し、1936年に誕生しています。

会場の様子です。
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今回は全国から45蔵元が参加し、試飲販売を行っています。ゲストや蔵元による酒談議コーナーもありますが、すぐに予約で埋まってしまいます・・。

「兵庫県の地酒特集」コーナーで気になった酒。
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白鷺の城(しらさぎのしろ)美郷錦 純米大吟醸」(兵庫県姫路市田中酒造場)
<データー>純米大吟醸酒、美郷錦、精米歩合37%、アルコール分16度
※美郷錦(みさとにしき)は母・山田錦と父・美山錦を交配してできた酒米。

もう1つ、しぼったばかりの「白鹿(はくしか)」(兵庫県西宮市辰馬本家)。
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白鹿 山田錦 新米新酒しぼりたて
<データー>特別純米生酒、山田錦、精米歩合70%、アルコール分14~15度

ステージの隅には「語らい処 SAKE BAR」があります。
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にごり酒の飲み比べセットや燗酒を有料で楽しむことができます。

燗酒は錫の酒器を使って湯煎で。
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猪口はお土産にもらえます。
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飲んだ酒はコレ。(写真中央)
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天の戸(あまのと)まる燗 生酛 純米」(秋田県横手市浅舞酒造)
<データー>純米酒、美山錦、精米歩合60%、アルコール分16度

<第8回 阪急蔵元まつり>2016年12/9~12/11 阪急うめだホール(大阪市北区角田町8-7 阪急うめだ本店9F)

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与楽寺(ようらくじ)

奈良県北葛城郡広陵町の与楽寺へ、行ってきました。

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創建の詳細は不明です。大和北部88か所第86番札所になっています。

本堂です。
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本尊は弘法大師像で、1373年に僧・行盛が制作したものです。堂内の拝観は事前予約が必要です。

本堂に向かって右手にある不動堂です。
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不動堂にまつられている不動明王です。
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どんな願いも身代わりになって引き受けてもらえるそうです。

山門を入って右手にある延命地蔵尊です。
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本堂に向かって左手にある収蔵庫です。
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本尊の脇に安置されていた十一面観音像(1233年作)の胎内から、8世紀頃の十一面観音像が発見され、重要文化財に指定されています。中国・唐時代の作と推定され、遣唐使によって伝えられたものと考えられています。

<与楽寺(ようらくじ)>奈良県北葛城郡広陵町広瀬797
近鉄但馬駅徒歩約25分または近鉄箸尾駅からコミュニティバス(広陵元気号)与楽寺前バス停下車すぐ

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春日若宮(かすがわかみや)神社

奈良県北葛城郡広陵町の春日若宮神社へ、行ってきました。

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創建の詳細は不明です。境内に百済寺(くだらじ)の三重塔があり鳥居の向こうに見えます。

鳥居を入って参道を進むと正面にある拝殿です。
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拝殿の奥、一段高いところにある本殿です。
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祭神は、天押雲根命(あまのおしくもねのみこと)です。

本殿に向かって右手にある絵馬殿です。
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拝殿に向かって左手に祠があります。
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何がまつられているかは未確認です。

参道脇に境内社が並んでいます。
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最も拝殿側にある天満社です。
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天満社に向かって左隣にある春日神社です。
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春日社に向かって左手にある熊野大神社です。
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熊野大神社に向かって左隣にある素戔嗚神社です。
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素戔嗚神社に向かって左手にある春日神社です。
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春日神社に向かって左隣にある三日月神社です。
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三日月神社に向かって左隣にある迎田神社です。
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最も鳥居側にある稲荷神社です。
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<春日若宮神社(かすがわかみやじんじゃ)>北葛城郡広陵町百済1411
近鉄田原本駅下車徒歩約50分、近鉄大和高田駅または箸尾駅からコミュニティバス(広陵元気号)百済寺公園前バス停すぐ

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百済寺(くだらじ)

奈良県北葛城郡広陵町の百済寺へ、行ってきました。

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創建の詳細は不明です。以前は聖徳太子建立の百済大寺の伝承地とも考えられていましたが、1996~2001年に吉備池廃寺(きびいけはいじ、奈良県桜井市)の発掘調査が行われ、百済大寺にあたることが確実との結果報告がでています。

寺務所ですが、現在は無住になっています。
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同じ場所にある春日若宮神社の社務所を兼ねています。大和北部88か所霊場85番札所になっていますが、朱印は當麻寺西南院(奈良県葛城市)で行っています。

本堂です。
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室町~江戸時代に多武峰(とうのみね)の妙楽寺(現・談山(たんざん)神社(桜井市)の末寺で、妙楽寺の旧本堂を移築されたものと伝わっています。大織冠(たいしょくかん)ともよばれています。本尊は十一面観音像です。

三重塔です。
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鎌倉時代中期の建立で重要文化財です。こんな素敵な塔があるのに無住とは・・。

三重塔の近くにある梵字池です。
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梵字池の脇にある山部赤人の万葉歌碑です。
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「百済野の萩の古枝に春待つと 居りし鶯 鳴きにけむかも(百済野の萩の古枝に春を待って留まっていた鶯はもう鳴くようになった)」と刻まれています。

<百済寺(くだらじ)>奈良県北葛城郡広陵町大字百済1168
近鉄田原本駅下車徒歩約50分、近鉄大和高田駅または箸尾駅からコミュニティバス(広陵元気号)百済寺公園前バス停すぐ

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浅野日本酒店 UMEDA

大阪市北区の「浅野日本酒店 UMEDA」へ、行ってきました。

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2014年12月に開店した純米酒専門の酒販店で、2016年7月には京都店もオープンしています。地下鉄谷町線東梅田駅から徒歩約10分の場所にあります。

立ち飲みカウンターがあり1杯45ml・250円(税別)~楽しむことができます。
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泉チャレンジ(いずみちゃれんじ)」(神戸市東灘区泉酒造)
<データー>特別純米生原酒、山田錦、精米歩合65%、アルコール分13~14度

奈良県桜井市の今西酒造。
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みむろ杉 ろまんシリーズ 純米吟醸 山田錦 火入れ
<データー>純米吟醸酒、山田錦、精米歩合60%、アルコール分15.5度

燗酒は錫の酒器で! 石川県珠洲市の宗玄酒造。
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宗玄(そうげん)純米 山田錦 無濾過生原酒
<データー>純米生原酒、山田錦、精米歩合65%、アルコール分17度

締めは燗の飲み比べ。
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写真左より
手取川(てどりがわ)山廃純米 ひやおろし」(石川県白山市吉田酒造店)
<データー>純米酒、山田錦・五百万石、精米歩合60%、アルコール分16度
三連星(さんれんせい)純米酒 ひやおろし」(滋賀県甲賀市美冨久酒造)
<データー>純米原酒、吟吹雪、精米歩合60%、アルコール分16度

ポイントがたまると「酒ガチャ」に挑戦できます。
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会計1回ごとに1ポイント、3ポイントでチャレンジできます。

なんと、通称・バンビカップが当たりました!
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秋鹿(あきしか)千秋 純米酒」(大阪府豊能郡能勢町秋鹿酒造)
<データー>純米酒、精米歩合75%、アルコール分14度

<浅野日本酒店 UMEDA>大阪市北区太融寺町2-17 太融寺ビル1F
浅野日本酒店 facebook

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外村繁(とのむらしげる)邸 その3

滋賀県東近江市の外村繁邸の続きです。

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2階から見た中庭・土蔵です。

土蔵です。
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土蔵の1階は外村繁文学館になっています。
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近江商人を題材にした小説「草筏(くさいかだ)」・「筏」・「花筏」や「澪標(みおつくし)」などの作品や資料が展示されています。

土蔵の2階です。
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昔使われていた道具やタンス類が置かれています。

中庭から見た母屋です。
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中庭に置かれている狸の置物です。
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陶狸(とうたぬき)といい、大きくくり抜かれた目は社会情勢を見通せる人間に、太っ腹な精神を持ち家訓を身につけタヌキ(他抜き)のごとく秀でた人になるようにとの願いが込められています。家や蔵を守る守護狸として置かれたと伝えられています。

庭園です。
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<外村繁邸(とのむらしげるてい)>滋賀県東近江市五個荘金堂町631
JR能登川駅から近江バス神崎線「プラザ三方よし前」バス停下車徒歩約5分

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外村繁(とのむらしげる)邸 その2

滋賀県東近江市の外村繁邸の続きです。

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母屋の座敷へ上がります。

座敷の様子です。めちゃくちゃ広いです。
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繁が小説を書いていた小座敷です。
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2階の座敷です。
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2階の茶室です。
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床の間は松の一枚板が使われています。

もう1つ別の2階の座敷です。
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2階から見た風景です。
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松の木の奥に見えるのが川戸、その右手に門があります。

その3に続きます。

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外村繁(とのむらしげる)邸 その1

滋賀県東近江市の外村繁邸へ、行ってきました。

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近江商人の旧家が並ぶ五個荘(ごかしょう)金堂エリアにある屋敷です。1895年に4代目外村宇兵衛の妹・みわに婿養子・吉太郎を迎えて分家したのが始まりです。外村繁(本名・茂)は三男で昭和前期に近江商人を題材にした作家として知られています。

門を入ると右手にある川戸です。
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川の水を取り入れた洗い場です。洗い物のほか、淡水魚や鯉を飼ったり防火用水に利用しています。

玄関へ続く通路には消防ポンプ車が。
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調べてみると明治時代から1950年頃まで火災現場で活躍した腕用ポンプ車のようです。

玄関と母屋です。
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玄関を入ると正面は土間・台所と続きます。
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竈(かまど=おくどさん)には圧力鍋(写真中央)も!

燗をつける湯煎器でしょうか。
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壁には「妻女心得條」が貼られています。
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「酒燗熱からず温からず妻女勤めなり」とあり、酒の燗に例えて何事にも程の良さを気配りするようにとの意味だそうです。

土間の地下には自家水道が作られています。
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土間の井戸から水を汲み、写真後方の容器に入れると配管を通って風呂に水が入るようになっているそうです。

風呂は五右衛門風呂。
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その2に続きます。

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外村宇兵衛(とのむらうへえ)邸 後編

滋賀県東近江市の外村宇兵衛邸の続きです。

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母屋2階の様子です。近江商人の歴史や概要などが紹介されています。

こんなものも。
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1890年に当主が明治天皇の晩餐会に出席した時の大礼服だそうです。4代目宇兵衛元亨は、これからは洋服の時代と考え、1918年に御幸(みゆき)毛織(名古屋市西区)を株式会社化し、高級紳士服メーカーの礎をつくっています。

母屋の奥にある土蔵1階の様子です。
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御幸毛織の記事や資料、近江商人の帳簿などが展示されています。

土蔵2階の様子です。
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書画や軸物類などが置かれているようです。

竈(かまど)です。京都では「おくどさん」です。
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庭には近江商人の銅像が。
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特産の呉服や反物を天秤棒で担いで行商していました。売り手よし・買い手よし・世間よしという「三方よし」の精神で有名ですね。

庭に面した入り口です。
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元はこちらが玄関だったのでしょうか・・。(未確認)

庭園です。
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<外村宇兵衛邸(とのむらうへえてい)>滋賀県東近江市五個荘金堂町645
JR能登川駅から近江バス神崎線「プラザ三方よし前」バス停下車徒歩約5分

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