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大神(おおみわ)神社 その4

奈良県桜井市の大神神社の続きです。

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狭井(さい)神社から北へ進むと末社の貴船神社があります。

貴船神社です。
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水の神・淤加美神(おかみのかみ)をまつっています。縁結びの神としても信仰されているそうです。

さらに北へ、山辺の道(やまのべのみち)を進みます。
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山辺の道は、三輪山の麓から奈良市の春日山の麓まで続く最古の道路といわれています。

貴船神社から10分程歩くと摂社の檜原(ひばら)神社に着きます。
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崇神天皇の代に、宮中でまつっていた天照大御神を皇女・豊鋤入姫命(とよすきいりひめのみこと)に託し、この地に遷しまつったのが始まりで、元伊勢ともよばれています。

三ツ鳥居です。山をご神体としていて社殿はありません。
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祭神は、天照大神若御魂神(あまてらすおおみかみのわかみたまのかみ)・伊弉諾命(いざなぎのみこと)・伊弉冊命(いざなみのみこと)です。

三ツ鳥居に向かって左手に末社・豊鋤入姫宮があります。
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境内からは、二上山(にじょうざん)がきれいに見えます。
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<大神神社(おおみわじんじゃ)>奈良県桜井市三輪1422
大神神社 公式ページ

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大神(おおみわ)神社 その3

奈良県桜井市の大神神社の続きです。

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拝殿から北へ進むと、活日(いくひ)神社の鳥居があります。

摂社の活日神社です。
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疫病の蔓延に悩んでいた崇神天皇が、神のお告げにより酒を奉納することになります。高橋活日命(たかはしいくひのみこと)をよび、一夜でおいしい酒を造り奉納すると疫病は去り国が富みます。その時に高橋活日命が詠んだ歌が「此の神酒は 我が神酒ならず 倭なす 大物主の 醸みし神酒 幾久幾久」(この神酒は私が醸したものではなく、大和の国をおつくりになった大物主神が醸された神酒です。幾世までも久しく栄えませ) このことから高橋活日命は杜氏の神としてまつられています。

活日神社から北へ進むと摂社の磐座(いわくら)神社があります。
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社殿はなく、神が鎮まる岩(磐座)を神座としています。
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磐座神社から北に進むと狭井(さい)神社の鳥居があります。
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鳥居を入って左手にある末社・市杵嶋姫神社(いちきしまひめじんじゃ)です。
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市杵嶋姫神社です。
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参道を進むと狭井神社に着きます。
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現在は屋根の葺き替え工事中で、2015年3月に完成予定です。

以前に行った時の狭井神社の写真です。
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病気を鎮める神として信仰を集めています。

拝殿に向かって左手にある水琴窟です。
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拝殿の左手奥にある薬井戸です。
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ご神水が湧き出していて、万病に効くといわれています。

拝殿脇に三輪山への登拝口があります。
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社務所に申し出ると登拝が可能です。

登拝の案内図です。(クリックで拡大できます)
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往復で約4キロ、標高差約370m、2~3時間かかるそうです。ご神体の山なので、飲食・喫煙、山中の草木・土・石の採取、写真撮影などは禁止されているほか、参拝証の襷を首にかけるなど決まりごとがあります。

その4へ続きます

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大神(おおみわ)神社 その2

奈良県桜井市の大神神社の続きです。

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手水舎からの風景です。石段を上がると拝殿に着くのですが、ちょっと寄り道。

石段の手前を左手に進むと儀式殿があります。
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儀式殿につるされている直径160cm、重さ250kgある「しるしの杉玉」です。毎年11/14に「醸造安全祈願祭(酒まつり)が開催され、前日の11/13に新しいものと取り換えられます。

石段の手前を右手に進むと衣掛杉(ころもがけのすぎ)です。
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謡曲「三輪」にでてくる僧・玄賓(げんぴん)が女に与えた衣が掛かっていたと伝えられる神木です。

石段を上がると、正面に拝殿があります。
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1664年に4代将軍・徳川家綱が造営したもので重要文化財です。拝殿の後方にある三輪山全体を神体山として拝んでいて、本殿はありません。祭神は、大物主神(おおものぬしのかみ)です。

拝殿の手前、右手にある「巳の神杉(みのかみすぎ)」です。
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大物主神の使いとされる蛇が住んでいるそうで、好物とされる卵が酒とともに供えられています。

「巳の神杉」から右手(南)に進むと神宝(かんだから)神社の鳥居があります。
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末社の神宝神社です。
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財宝の神として崇敬されているそうです。

神宝神社の西側に天皇社の鳥居があります。
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石段を上ると末社の天皇社があります。
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崇神天皇をまつっています。

天皇社の鳥居から南へ進むと成願稲荷(じょうがんいなり)神社があります。
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末社の成願稲荷神社です。
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大神神社の神宮寺の1つ浄願寺(明治の廃仏毀釈で廃絶)の鎮守祠として1290年に創始したと伝わっています。

成願稲荷神社からさらに南へ。
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平等寺の入口手前を左手に進むと大行事(だいぎょうじ)社があります。

末社の大行事社です。
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三輪惠比須神社の元宮です。 三輪惠比須神社 過去記事

その3へ続きます。

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大神(おおみわ)神社 その1

奈良県桜井市の大神神社へ行ってきました。

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創建年代は不詳ですが、三輪山(写真の鳥居の間に見える山)をご神体とする日本最古の神社といわれています。神代に大国主神(おおくにぬしのかみ)が国造りを完成させるため大物主神(おおものぬしのかみ、大国主神の幸魂(さきたま)と奇魂(くしたま))をまつったのが始まりとされています。
写真は、大鳥居です。1986年に竣工し、高さ32.2m、柱間23m、柱の直径3m、笠木の長さ40.86m、総重量185t。あらゆる天候に耐える鋼板が使われていて、耐久年数は1300年だそうです。

大鳥居から南へ進むと綱越(つなこし)神社があります。
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参道の入り口にある大神神社の摂社で、祓戸(はらえど)大神をまつっています。

綱越神社です。
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綱越神社から三輪山の方へ進むと一の鳥居があります。
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一の鳥居から10分弱で境内入り口に着きます。
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駐車場の脇に奉納された菰樽が置かれています。
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豊祝(ほうしゅく)」(奈良市奈良豊澤酒造)、「梅乃宿(うめのやど)」(葛城市梅乃宿酒造)、「歓喜光(かんきこう)」(香芝市澤田酒造)、「鷹長(たかちょう)」(御所市油長酒造)、「猩々(しょうじょう)」(吉野郡吉野町北村酒造)など奈良県の銘柄がたくさんあります。

二の鳥居です。
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二の鳥居から参道を進むと左手にある祓戸(はらえど)神社です。
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罪穢れを祓う神をまつってあり、心身ともに清らかになって参拝するために、最初にこの神社にお参りします。

祓戸神社からすぐに鳥居があります。
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夫婦岩があります。
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古くは神が鎮まる磐座(いわくら)で、聖天石(しょうてんせき)といわれていたようです。縁結び・恋愛成就・夫婦円満に霊験あらたかだそうです。

さらに進むと左手に手水舎があります。
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大神神社では蛇は神の使いとされ、手水口は酒樽と蛇になっています。

手水舎の後方にある「しるしの杉」です。
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三輪の大神が現れた杉だそうです。酒蔵の玄関先などにつるされている杉玉は、「しるしの杉玉」といわれ、三輪山の聖なる杉で作られています。

その2に続きます。

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三輪惠比須(みわえびす)神社

奈良県桜井市の三輪惠比須神社へ行ってきました。

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創建年代は不詳ですが、日本最初の市場である海柘榴市(つばいち)の守護神として奈良時代以前に創建されたと考えられています。

926年に初瀬(はせ)川の氾濫があり、その後、三輪の地に移ってきています。
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鳥居です。

鳥居に向かって右手にある梵鐘堂です。
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神社の鐘をつくと「金がつく」といわれているとか・・。

拝殿です。
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祭神は、八重事代主命(やえことしろぬしのみこと)、八尋熊鰐命(やひろわにのみこと)、加夜奈流美命(かやなるみのみこと)です。

拝殿に向かって右手にある御神木の欅(けやき)です。
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拝殿に向かって左手にある琴比羅神社の鳥居です。
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琴比羅神社です。
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エビス・ダイコクのダイコクとしてまつられています。

<三輪惠比須神社(みわえびすじんじゃ)>奈良県桜井市三輪375
三輪恵比寿神社 公式ページ

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酒蔵訪問 今西(いまにし)酒造 後編

奈良県桜井市の今西酒造の続きです。

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洗米機です。米を傷つけないように気泡が出る最新型で、お値段はなんと!400万円だとか。

米を蒸す甑(こしき)です。
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写真左は最新型のもの、右は昔ながらの和釜です。

蒸した米を冷ます放冷機です。
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奥の部屋に進みます。
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部屋に入ってすぐ右手に扉があります。
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扉の奥に麹室(こうじむろ)があるそうで、蒸米に種麹(もやし)をふりかけ麹を作ります。

部屋にはタンクがずらりと並んでいます。
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酵母を培養して大量に増殖させた酒母(しゅぼ)と麹、蒸米、水をタンクに仕込み約1か月醗酵させます。

圧搾機(あっさくき)です。
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醗酵中の醪(もろみ)を搾り、酒と酒粕に分けます。白い部分に酒粕が残ります。

搾られた酒はこのタンクに。
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搾られたばかりの酒が、どんどん出てきます。
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搾った酒を貯蔵・熟成するタンクです。
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昔ながらの槽(ふね)も置かれています。
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酒袋に醪をいれて並べ、積み重ねていき、圧力をかけることで搾る方法で、木槽搾り(きぶねしぼり)とよばれています。

蔵見学の後は、試飲タイム。
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どぶろくや梅酒を含め7種類もあります!

試飲した清酒。お猪口は記念に貰えます。
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写真左より
三諸杉(みむろすぎ)純米大吟醸
<データー>純米大吟醸酒、山田錦、精米歩合50%、アルコール分16度
三諸杉 純米吟醸 五百万石
<データー>純米吟醸、五百万石、精米歩合60%、アルコール分15.5度
鬼ごのみ(おにごのみ)しぼりたて無濾過生原酒
<データー>普通酒生原酒、精米歩合70%、アルコール分18度
みむろ杉 ろまんシリーズ 水酛(みずもと)純米酒 ひやおろし
<データー>純米酒、露葉風、精米歩合60%、アルコール分16度
三諸杉 辛口 純米酒 切辛(せっから)
<データー>純米酒、精米歩合65%、アルコール分15度

試飲中も今西当主から酒に対する熱い思や楽しい話がどんどんと。
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大塚製薬の新しいプロジェクト「未来をハツラツにできるか。キミハツ」に選ばれて進行中だそうです。
キミハツ 今西酒造のページ
<<速報>>2014年11/28(金)18時からNHK総合テレビ「ニューステラス関西」で、「奈良・酒で人を呼ぶ!若社長の挑戦」が放映されます。

大神(おおみわ)神社・二の鳥居の手前にある参道店です。
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試飲販売、グッズ販売のほか、日本酒アイスも販売しています。

購入したどぶろくです。
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三諸杉(みもろすぎ)三輪のどぶろく 生
<データー>その他の醸造酒生酒、アルコール分15度

<今西酒造(いまにししゅぞう)>奈良県桜井市大字三輪510
今西酒造 公式ページ

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酒蔵訪問 今西(いまにし)酒造 前編

奈良県桜井市の今西酒造へ行ってきました。

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1660年創業で、代表銘柄は「三諸杉(みむろすぎ)」・「鬼ごのみ(おにごのみ)」です。

玄関です。
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三諸杉」は、近くにある三輪山が、古来から三諸山(みむろやま)とよばれていたこと、三輪山では杉に神様が宿るとされていることから命名され、創業からの銘柄だそうです。

玄関を入るとショップになっています。
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こんな暖簾も。
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味のよい酒を神にささげる酒「神酒(みわ)」にすることから、「うま酒」は、三輪や三諸などにかかる枕詞(まくらことば)になっているそうです。

奥に土間があります。蔵見学はここから入ります。
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事前に予約すると蔵見学が可能です。

土間から奥に通路が延びます。
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暖簾をくぐると右手に井戸があります。
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左手には手水鉢があります。
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酒を造る仕込水で、飲むことができます。

酒米が展示されています。
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今回、案内してくださるのは、14代当主・今西将之さんです。

塀の窓からは、庭も見ることもできます。
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酒造りに使う米が置かれています。
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後編に続きます。

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百萬遍知恩寺(ひゃくまんべんちおんじ)後編

京都市左京区の百萬遍知恩寺の続きです。

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御影堂(本堂)です。1753年建築で、本尊は阿弥陀如来像です。

本堂内には大念珠が吊るされています。
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全長110m、重量320kg、珠数1080個で世界最大級で、毎月15日(8月は25日)に大念珠繰り法要が行われています。

御影堂に向かって右手にある勢至堂です。
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御影堂に向かって右手奥にある納骨堂です。
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御影堂の右手を進むと中門があります。
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奥に、方丈がありますが非公開です。

中門から左手に塀に沿って進むと玄関があります。
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玄関の左手にある庫裏です。
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御影堂に向かって左手にある加茂明神です。
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加茂明神の奥にある百萬辨財天です。
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鳥居の傷みが激しく、立入禁止になっています。

いただいた栞です。
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<百萬遍知恩寺(ひゃくまんべんちおんじ)>京都府京都市左京区田中門前町103
百萬遍知恩寺 公式ページ

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百萬遍知恩寺(ひゃくまんべんちおんじ)前編

京都市左京区の百萬遍知恩寺へ行ってきました。

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もとは、比叡山功徳院の里坊で、平安時代前期に円仁(えんにん)が創建したものと伝えられています。賀茂社との関わりがあり神宮寺として、「賀茂のかわら屋」・「今出川釈迦堂」などとよばれていたそうです。法然が一時期住んだ後、弟子の源智(げんち)が住持となり念仏道場となっています。開山を法然、開基を源智としています。

総門です。
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1331年に京都で大地震が起こったり、疫病が流行した際に、第8世空円(くうえん)が7日間、阿弥陀仏の念仏を百萬遍称えたことから、後醍醐天皇より「百萬遍」の寺号と大念誦を下賜されています。

総門から見た御影堂(本堂)です。
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総門を入ると左手にある祠です。
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石灯籠に吉祥前と記されています。

参道左手にある阿弥陀堂です。
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1811年建立です。

参道右手にある釈迦堂です。
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1664年建立です。

釈迦堂の前にある仏足石です。
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釈迦堂の前にある覆屋の中に阿弥陀経石があります。
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阿弥陀経石です。
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全国に3基しかなく、彫られている阿弥陀経の全文は、現在拝読している阿弥陀経より21字多いもので、1714年に建てられたものだそうです。

参道をさらに進むと、左手に鐘楼があります。
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梵鐘です。
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元禄年間(1688~1704年)に鋳られたものだそうです。

後編に続きます。

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京都伏見 SAKEZO'S BAR

京都市下京区のCOCON烏丸に期間限定でオープンしている「京都伏見 SAKEZO'S BAR」へ行ってきました。

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COCON烏丸(阪急烏丸駅・地下鉄四条駅2番出口すぐ)の入り口には菰樽が積まれています。

伏見酒造組合主催の立飲みBARです。
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月~土は17~22時、日・祝は15~20時で2014年12/7までオープンしています。

伏見の酒のほか、日本酒にぴったりの料理が用意されています。
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酒は1杯300円~です。

冷酒と燗を!
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写真左より
黄桜(きざくら)生酛山廃 特別純米酒」(京都市伏見区黄桜)
<データー>特別純米酒、山田錦、精米歩合65%、アルコール分15度
都鶴(みやこづる)極辛純米」(京都市伏見区都鶴酒造)
<データー>純米酒、精米歩合70%、アルコール分15度

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大坂の陣400年天下一祭 櫓(やぐら)特別公開 後編

大阪市中央区の大坂城で行われた「大坂の陣400年天下一祭 櫓 特別公開」の続きです。

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千貫櫓(せんがんやぐら、写真左)と多聞櫓(たもんやぐら)です。千貫櫓は大手口を守る重要な隅櫓の1つで1620年建築で重要文化財です。

多聞櫓です、といいたいですが修復工事中です・・。
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多聞櫓は1628年に建築されましたが、1783年に落雷で焼失、1848年に再建されています。

以前に撮影した多聞櫓です。
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大門をまたいで東西に立つ渡櫓(写真中央から左)と直角に折れ曲がり南へ延びる続櫓からなっています。

続櫓が公開の出入口になっています。
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内部の様子です。
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板張りの渡り廊下がまっすぐに伸び、廊下に面して部屋が並んでいます。

渡り廊下に面してある部屋です。
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戦いのときに、兵士が籠城して寝泊まりするために作られたものです。

渡櫓内部の様子です。
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渡櫓には3つの部屋があり、写真は中央の部屋です。

櫓を解体修理した際の古材や瓦などが展示されています。
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多聞櫓の鯱(しゃち)瓦(幕末改修時のもの)です。
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多聞櫓から千貫櫓へ向かいます。
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鉄砲を撃ち掛けるための鉄砲狭間(さま)です。
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千貫櫓の内部の様子です。
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入場チケットといただいたピンバッチです。
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<大坂の陣400年天下一祭 櫓(やぐら)特別公開>2014年11/8~11/16 大坂城(大阪市中央区大坂城)

今は何位かな? 押してみてね!

大坂の陣400年天下一祭 櫓(やぐら)特別公開 前編

大阪市中央区の大坂城で、「大坂の陣400年天下一祭 櫓特別公開」が行われ、行ってきました。

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1614年10~12月の「大坂冬の陣」から400年の節目を迎え、たくさんのイベントが実施されています。
大坂の陣400年天下一祭 公式ページ

イベントの1つとして、櫓が特別公開されました。
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豊臣秀吉が築いた大坂城は全て地中に埋められ、現在の石垣などは1620~1629年にかけて徳川幕府により再築されています。

1928年建築の一番櫓です。
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石垣を登ろうとする敵を撃退する石落としも設けられています。

内部の様子です。
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1963~1965年に行われた解体修理後、初めての一般公開だそうです。50年近くも公開されていなかったのですね・・。

内部からの風景です。
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金銀を置いていた金蔵(きんぞう)です。
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1751年にこの場所から南へ延びていた長屋状の建物を切断改造して築造され、重要文化財です。

小窓は土の扉と鉄格子で二重構造になっています。
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床下の通気口にも鉄格子がはめられています。

内部の様子です。
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床下はすべて石敷きです。さすが、防犯には工夫が見られます。

後編に続きます。

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第16回 御所まち(ごせまち)霜月祭(そうげつさい) その3

奈良県御所市で開催された「第16回 御所まち 霜月祭」の続きです。

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吉村邸(中本町)です。1730年頃の建築と伝えられています。

土間からの内部の様子です。
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1792年建築の中井邸(南中町)です。
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国の登録有形文化財になっています。

土間からの内部の様子です。
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1700年代の高札が残されています。
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復元された高札場が御所まちの入り口にあります。
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中井邸に残っている高札を基に復元したものもあるそうです。

1719年創業の油長酒造です。
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代表銘柄は「鷹長(たかちょう)」・「風の森(かぜのもり)」です。

霜月祭にあわせて、直販を行っています。
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残念ながら、「風の森」はすでに完売・・。

近くにある東川酒店(西町121-1)です。
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油長酒造の酒は、こちらの酒店で購入することができます。(水曜日定休)

油長酒造恒例の年末直販が実施されます。
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風の森 しぼりたて純米酒」が2014年12/27・12/28に販売されます。
直販が行われるのは、霜月祭の日と年末の2度(3日間)だけです。

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第16回 御所まち(ごせまち)霜月祭(そうげつさい) その2

奈良県御所市で開催された「第16回 御所まち 霜月祭」の続きです。

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1880年建築の芳本邸(神宮町)です。

代々、肥料商を営んでいて、奥には大きな蔵があるそうです。
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江戸時代後期建築の赤塚邸(神宮町)です。
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江戸時代中期建築の赤塚邸(本町)です。
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御所まちに残る最も古く建てられた町家の1つと考えられています。屋根に特徴があり大和棟といわれています。

土間からの内部の様子です。
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以前は油商を営んでいたそうです。

野阪邸(本町)です。
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江戸中期より油商を営み、後に肥料商に移行、昭和初めより歯科医院を開設しています。

何度か改築をされていますが、重厚な雰囲気は残っています。
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奥野邸(本町)です。
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1850~1860年頃の建築と考えられています。薬製造業を営んでいたそうです。

玄関の横に上げ下げできる縁台があります。(写真右)
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「ばったん床几」とよばれ、商品を並べたり、近所の人が将棋を楽しんだり夕涼みをしていたそうです。

その3に続きます。

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第16回 御所まち(ごせまち)霜月祭(そうげつさい) その1

奈良県御所市で「第16回 御所まち 霜月祭」が開催され、行ってきました。

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御所まちに点在する町家が、この日限りで特別公開されるほか、山伏お練り、コンサートなどが行われています。御所まちは、江戸時代初期に形成された陣屋町で、江戸時代の検地絵図が使えるほど往時の姿をとどめています。

1857年建築の岸本邸(西町)です。
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霜月祭のオレンジ色の暖簾が映えます。

1863年建築の藤本邸(中央通り)です。
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以前は、大和絣(やまとがすり)の製造が行われていたそうです。

土間からの内部の様子です。
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公開はここまでですが、奥には井戸が3つもあり、染色用の水を汲み上げていたそうです。

奥野邸(中央通り)です。
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当初の建物は1740年の大洪水で全て流出したと伝えられ、現在の建物の建築年代は不明ですが、瓦に1841年の記載があります。

土間からの内部の様子です。
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以前は大和絣の問屋で、庄屋として付近の徴税も行っていたそうです。

吉村邸(中央通り)です。1840年頃の建築と考えられています。
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以前は醸造業や織物業を営んでいたそうです。

土間からの内部の様子です。
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こちらは唯一、建物内部まで上がらせていただけます。
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客間です。
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庭です。
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奥には太鼓橋が掛けられ(写真中央右)、蔵に続きます。

蔵の扉です。
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蔵からはさらに太鼓橋が掛けられ離れに続きます。
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離れです。
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蔵の前からは、御所柿(ごしょがき)の木が見えます。
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幻の柿ともいわれ、天皇の御座所で突然生まれた甘柿のルーツだそうですが、原木は見つかっていません。

御所柿です。
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環境の変化に敏感で熟練の農家でさえ実をつけるのが難しく、今年は数十年に1度あるかないかの不作だとか・・。一度でいいから食べてみたいです!

その2に続きます。

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第16回 長龍(ちょうりょう)酒造 広陵蔵 蔵開き

奈良県北葛城郡広陵町の長龍酒造で「第16回 長龍酒造 広陵蔵 蔵開き」が開催され行ってきました。

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長龍酒造は、1963年に大阪府八尾市で創業、1993年に広陵蔵を開設、2008年に本社を広陵町に移転しています。代表銘柄は「長龍」・「吉野杉の樽酒」です。

鏡開きの酒が振る舞われています。
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長龍
<データー>詳細不明

無料試飲コーナーがあります。
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ふた穂 雄町 特別純米酒 2010年醸造
<データー>特別純米酒、雄町、精米歩合68%、アルコール分15~16度

こちらも熟成酒。
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稲の国の稲の酒 特別純米酒 2011年醸造
<データー>特別純米酒、露葉風、精米歩合65%、アルコール分15~16度

1964年に日本で初めて「瓶詰め樽酒」として発売されたロングラン商品。
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吉野杉の樽酒
<データー>普通酒、アルコール分15~16度

もう1本、樽酒。
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吉野杉の樽酒 雄町 山廃 純米酒
<データー>純米酒、雄町、精米歩合68%、アルコール分14~15度

「奈良うるはし」酵母で仕込まれた酒。
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奈良うるはし 大和 秋津穂(あきつほ)
<データー>純米酒、秋津穂、精米歩合65%、アルコール分15~16度

どんどんと。
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長龍 純米吟醸 快(こころよし)
<データー>純米吟醸酒、精米歩合60%、アルコール分15~16度

流行りのスパークリング!
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粉雪(こなゆき)
<データー>純米酒、精米歩合70%、アルコール分8~9度

きき当てチャレンジコーナーもあります。
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3種類の酒の醸造年度(2010・2011・2012年)を当てるものでした。

有料試飲コーナーではこんなのも!
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写真左より
蔵開き限定酒 純米大吟醸 無濾過生原酒
<データー>純米大吟醸生原酒、雄町、精米歩合38%、アルコール分未確認
蔵開き限定酒  大吟醸 無濾過生原酒
<データー>大吟醸生原酒、山田錦、精米歩合38%、アルコール分未確認

利き当てチャレンジ正解賞の塗り枡と来場記念の猪口です。
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不思議なことに、毎回、雨なんですよね・・。来年は晴れてほしいです!

<第16回 長龍(ちょうりょう)酒造 広陵蔵 蔵開き>2014年11/9 奈良県北葛城郡広陵町南4
長龍酒造 公式ページ

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英勲(えいくん)蔵開き 2014秋

京都市伏見区の齊藤酒造で「英勲 蔵開き 2014秋」が開催され行ってきました。

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齊藤酒造は1895年創業で、代表銘柄は「英勲」です。年2回、春と秋に蔵開きを開催しています。

入り口です。
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1000円で金券を購入すると生原酒無料券がついています。
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英勲 純米 しぼりたて生原酒
<データー>純米生原酒、精米歩合60%、アルコール分17度

恒例の「利き当てチャレンジ」も実施しています。
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5種類の酒を飲んでマッチングさせるものです。
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写真左より
英勲 純米大吟醸 生貯蔵
<データー>純米大吟醸酒、精米歩合50%、アルコール分16度
英勲 秋上り 吟醸酒
<データー>吟醸酒、精米歩合60%、アルコール分15~16度

残りの3種類(写真右端は仕込水です)、1つは飲まなくても判ります!
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写真左より
英勲 辛口
<データー>普通酒、精米歩合70%、アルコール分15度
英勲 純米 しぼりたて生原酒
<データー>純米生原酒、精米歩合60%、アルコール分17度
英勲 SPARKLING MUSCAT SAKE
<データー>リキュール(発泡性①)、アルコール分5度

次の部屋に進んで「い・ろ・は・に・ほ」の5種類を。
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同じと思う酒を組み合わせていきます。

全問正解で賞品を頂きました!
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有料試飲コーナーです。
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1杯100円~500円分の金券で飲むことができます。

せっかくなので、一番高いのを!
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英勲 純米大吟醸 一吟(いちぎん)
<データー>純米大吟醸酒、山田錦、精米歩合35%、アルコール分15度

もう一杯!
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醪音(もろみね)六割磨き 特別純米酒 火入れ 原酒
<データー>特別純米原酒、祝、精米歩合60%、アルコール分17~18度

日本酒検定(クイズ)にも参加することに。
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「酒に(  )あり(意味:酒の量は体の大小に関係がない」 (  )に入る言葉は? a.限度、b.別腹、c.規律、d.別腸 など難問ばかりだったのですが、酔うと勘が冴えるのか80点! またまたスパークリング酒をいただきました。(答えは、d.別腸)

会場では「杉玉」を作るコーナーも!
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残念ながら今回は時間切れ。次回も実施予定だそうで、ぜひ作ってみたいと思います! 

<英勲(えいくん)蔵開き 2014秋>2014年11/8 齊藤酒造(京都市伏見区横大路三栖山城屋敷町105番地)

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キンシ正宗 秋の蔵開き

京都市伏見区のキンシ正宗 新常盤蔵(しんときわぐら)で「キンシ正宗 秋の蔵開き」が開催され、行ってきました。

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キンシ正宗は1781年京都市中京区で創業し、創業の地は「堀野記念館」として公開されています。代表銘柄は「金鵄正宗(きんしまさむね)」です。
堀野記念館 過去記事へ

会場入り口です。場内はすでに宴会状態・・。
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ステージもあり、ライブ・ダンス・大道芸などが次々と行われます。
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1995年建築の新常盤蔵入口です。
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蔵見学も行われていますが、すでに満員で締切。(あらかじめ予約すれば平日に見学できます)

「きき酒当て」があったので挑戦してみます。
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5種類の酒のマッチングで、なんと!全問正解すると純米大吟醸酒が賞品です。

飲める量は、スポイドで1回限り。
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写真左より
金鵄正宗 特別純米酒
<データー>特別純米酒、五百万石、精米歩合60%、アルコール分15~16度
金鵄正宗 純米酒
<データー>純米酒、精米歩合65%、アルコール分15~16度
キンシ正宗 特撰 金閣
<データー>本醸造酒、精米歩合65%、アルコール分16~17度

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キンシ正宗 上撰 銀閣
<データー>普通酒、アルコール分15~16度
荒武者(あらむしゃ)辛口 上撰 銀閣
<データー>普通酒、アルコール分15~16度
結果は! 残念ながら全問正解ならず。純米大吟醸は幻に・・!(3問正解、悔しい・・)

気を取り直して有料試飲コーナーへ。蔵開き限定酒!
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金鵄正宗 純米吟醸 無濾過生原酒
<データー>純米吟醸生原酒、祝、精米歩合55%、アルコール分17~18度

どんどんと。
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金鵄正宗 純米生原酒
<データー>純米生原酒、精米歩合65%、アルコール分18~19度

こんなのも!
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金鵄正宗 純米大吟醸 15年古酒
<データー>純米大吟醸酒、山田錦、精米歩合50%、アルコール分15~16度

<キンシ正宗 秋の蔵開き>2014年11/8 キンシ正宗 新常盤蔵(京都市伏見区紙子屋町554-1)

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棚倉孫(たなくらひこ)神社

京都府京田辺市の棚倉孫神社へ行ってきました。

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623年に京都府相楽郡の棚倉ノ庄より高倉下命(たかくらじのみこと)を勧請したと由緒にあります。棚倉は蚕棚の小屋の意味で、養蚕に関係の神ではないかといわれていますが、定かではないそうです。

参道です。
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社標の所まで坂を上ってきたのですが、今度は下りです。

参道を進むと左手にある社務所です。
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神宮寺として建てられた旧・松寿院(しょうじゅいん)の建物です。(神仏分離令以後、廃寺)

石段の先に石鳥居があります。
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石段の途中、左手にある金毘羅神社です。
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1768年再建の拝殿です。
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桃山時代建立とされる本殿です。
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祭神は、高倉下命です。

拝殿に向かって右手にある五社殿です。
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境内にあった稲荷神社・春日神社・八幡神社などを明治末期に集めてまつったものとされていますが詳細は不明です。

拝殿に向かって左手にある絵馬殿です。
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絵馬殿の左隣にある神輿殿です。
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置かれている瑞饋(ずいき)神輿です。
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ずいき、とうがらし、きんかんなど、約30種類の穀物と野菜で作られています。

<棚倉孫神社(たなくらひこじんじゃ)>京都府京田辺市田辺棚倉49
棚倉孫神社 公式ページ

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薪(たきぎ)神社

京都府京田辺市の薪神社へ行ってきました。

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創建の詳細は不明ですが、1907年にこの地にあった天神社と南東150mにあった八幡社を合祀し薪神社としています。

一の鳥居です。
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二の鳥居です。
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割拝殿です。
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本殿です。
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祭神は、天津彦根命(あまつひこねのみこと)と応神天皇です。両脇に末社があり、式内神社と住吉神社かと推測されますが、定かではありません。

本殿に向かって右手にある金毘羅神社です。
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金毘羅神社の右手にある明治神宮遥拝所です。
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一の鳥居の正面にある猿田彦神社です。
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二の鳥居の左手にある影向石(ようこういし)です。
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薪神社後方の甘南備山(かんなびやま)山頂にあり、月読命(つきよみのみこと)が降臨したと伝わる磐座を移したものだそうです。

境内にある「能楽発祥の碑」です。
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能楽は、猿楽・田楽・散楽とよばれた民俗芸能から発展したもので、大和猿楽の一座から、観阿弥・世阿弥が登場し、現在とほぼ同様の能楽を形作ったといわれています。

酬恩庵の山門前にある薪能金春(こんばる)芝跡の石碑です。
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世阿弥の娘婿・今春禅竹(こんばるぜんちく)は、世阿弥の能をさらに発展させ今春流を中興した人です。この辺りで一休禅師に能を演じ観覧に供したと伝えられています。

<薪神社(たきぎじんじゃ)>京都府京田辺市薪里ノ内1

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酬恩庵 一休寺(しゅうおんあん いっきゅうじ) その3

京都府京田辺市の酬恩庵 一休寺の続きです。

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中門を入って正面に庫裏がありますが、入口左手にある東司(とうす、トイレ)です。

東司の中はこんな感じ。トイレといっても、1650年建築で重要文化財です。
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そういえば、東福寺(京都市東山区)の東司も重要文化財だったような。

東司の正面にある唐門です。
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こちらも1650年建築で重要文化財です。

庫裏です。1650年建築で重要文化財です。
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庫裏は僧侶の居住の場で食事を整える場所です。

庫裏に入ると土間になっていて、竃や水甕があります。
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庫裏の座敷です。
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庫裏から続く方丈です。住職の接客や仏事を行う場所です。
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1650年再建で重要文化財です。中央に一休禅師木造(1481年作、重要文化財)が安置されています。(写真撮影は禁止)

方丈南庭です。
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虎丘庵や一休宗純王墓を背景にしています。

方丈東庭です。
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築地塀との細長い空間に石組を置き十六羅漢の遊戯を表しているそうです。

方丈北庭です。
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雄大な石組で滝を表した枯山水だそうです。これらの方丈庭園は、松花堂昭乗・佐川田喜六・石山丈山の三氏合作といわれています。

方丈の北西側にある庭園です。
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庫裏では一休寺納豆(写真左上)が販売されています。(試食可)
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一休禅師が伝えたという納豆で、代々住職に伝えられてきたもので、今も住職が作っています。味噌を固めて塩辛くしたような感じで、1粒で酒が数杯飲むことができます。(お買い上げ~!)

<酬恩庵 一休寺(しゅうおんあん いっきゅうじ)>京都府京田辺市薪字里ノ内102
酬恩庵 一休寺 公式ページ

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酬恩庵 一休寺(しゅうおんあん いっきゅうじ) その2

京都府京田辺市の酬恩庵一休寺の続きです。

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一休禅師墓所から本堂へ続く参道です。

参道正面にある門です。本堂はさらに奥にあります。
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門の手前左手にある鐘楼です。
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1650年建築で重要文化財です。

本堂(法堂)です。本尊は釈迦如来像です。
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1429~1440年、6代将軍足利義教が建立したもので、重要文化財です。

本堂の右手奥にある開山堂です。
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開山堂の正面にある一休禅師の像です。
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88歳で亡くなるまでの晩年をこの地ですごしています。

開山堂の左手には、かわいらしい少年一休像もあります。
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思わず頭をなでたくなるのか、頭だけ光っています。

開山堂の左手奥には、こんな橋が!
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もちろん、あることをすると渡れます。

鐘楼の前まで戻ると、参道の右手に中門があります。
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この奥に、庫裏、虎丘庵(こきゅうあん)があります。

中門を入って右手にある虎丘庵への入り口です。
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2014年11/9まで特別公開されています。普段は3名以上で予約すると特別拝観が可能です。

虎丘庵です。
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京都東山の麓にあったものを移築し、一休禅師が暮らしていたそうです。

虎丘庵の庭園です。
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作者は、茶祖・村田珠光と伝えられています。

虎丘庵内部からの風景です。
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その3へ続きます。

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酬恩庵 一休寺(しゅうおんあん いっきゅうじ) その1

京都府京田辺市の酬恩庵 一休寺へ行ってきました。

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正応年間(1288~1293年)に南浦紹明(なんぽしょうみょう)が創建した妙勝寺(みょうしょうじ)が前身で、1456年に6世の法孫にあたる一休宗純(そうじゅん)が再興し、師恩に報いる意味で酬恩庵と命名しています。写真は総門です。

総門を入って左手にある一休和尚碑です。
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「諸悪莫作(しょあくまくさ)衆善奉行(しゅうぜんぶぎょう)」と刻まれていて、「悪いことをするな、良いことをせよ」の意味だそうです。

参道左手にある手水舎です。
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石畳の参道が続きます。
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モミジが植えられているので紅葉した風景も見てみたいものです。

参道を進むと左手に浴室があります。
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1650年建築で重要文化財です。第50回京都非公開文化財特別公開で2014年11/9まで公開されています。

浴室内部です。
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浴室は七堂伽藍の1つで、静寂さを大切にする修行の場です。

蒸風呂になっています。
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浴室から石段を上がり左手奥にある門です。
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江庵と(写真中央)と待月軒(右端)がありますが、立入禁止です。
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拝観受付のすぐ右手にある一休禅師墓所です。
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一休さんで知られる一休宗純は、後小松天皇の皇子なので、この一画は宮内庁の陵墓になっています。

門にある透かし彫りの菊の紋から中を見ることができます。
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枯山水庭園の中に小堂があります。庭園は茶祖・村田珠光の作と伝えられています。

その2へ続きます。

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服部天神宮(はっとりてんじんぐう)

大阪市豊中市の服部天神宮へ行ってきました。

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朝鮮から機織りの技術を伝えた秦氏(はたうじ)が、412年に織部司(おりべのつかさ)に任ぜられ、この地を本拠とした際に少彦名命(すくなひこなのみこと)をまつったのが始まりとされています。

石鳥居です。
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参道進むと右手にある手水舎です。
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手水舎の奥にある「ぞうり堂」には奉納されたぞうりがいっぱい!
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菅原道真が大宰府へ左遷される途中、この地で脚気に悩まされ動くことができなくなります。村人の勧めで少彦名命をまつる祠に詣で平癒祈願したところ、健康を取り戻し任地にたどり着けたと伝えられていることから「足の神様」として崇敬されています。

1952年に造営された拝殿です。
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祭神は、少彦名命と菅原道真です。

拝殿に向かって左隣にある豊中えびす神社です。
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豊中えびす神社です。
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足の守護は「おあし(お金)の守護」に通ずるとして1950年に創建しています。

拝殿の手前、右手にある豊中稲荷神社です。
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豊中稲荷神社です。
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手水舎の右隣にある祖霊社・招魂社です。
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写真左端が招魂社、右端が祖霊社です。
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中央は藤原魚名(ふじわらのうおな)の墓です。藤原鎌足の曾孫だそうです。

奉納された菰樽が置かれています。
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浪花正宗(なにわまさむね)」(大阪府阪南市浪花酒造)・「日本盛(にほんさかり)」(兵庫県西宮市日本盛)などです。

鳥居を入ってすぐ右手にある祠です。
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何がまつられているのかは未確認です。

<服部天神宮(はっとりてんじんぐう)>大阪府豊中市服部元町1-2-17
服部天神宮 公式ページ

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住吉(すみよし)神社

大阪府豊中市の住吉神社(服部住吉(はっとりすみよし)神社)へ行ってきました。

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創建年代は不明ですが、1152年に本殿・鳥居を再建したとの記録が社記にあり、それ以前の創建と考えられ、大阪市住吉区の住吉大社の別宮として造立されたと伝えられています

鳥居をくぐると一直線の参道が続きます。
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参道を進むと神門があります。
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神門の手前、左手にある愛宕社です。
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神門を入って左手にある手水舎です。
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拝殿です。
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大阪市北区の豊国神社が大坂城内へ移転する際に譲り受け、1961年に移築再建したものです。祭神は、表筒男命(うわつつのおのみこと)・中筒男命(なかつつのおのみこと)・底筒男命(そこつつのおのみこと)と神功皇后です。

拝殿に向かって左手に菰樽が飾られています。
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長龍(ちょうりょう)」(奈良県北葛城郡広陵町)、「白雪(しらゆき)」(兵庫県伊丹市小西酒造)などです。

拝殿右手に神楽殿の入り口があります。
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普段は閉まっていますが、社務所にお願いすると拝観することができます。

神楽殿です。大阪府最古の能舞台で登録有形文化財です。
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元は大阪博物場(現・大阪商工会議所)に1898年に建立されたもので、大阪天満宮境内に移築の後、1981年にこの地に移築されています。

本殿裏手にある住吉稲荷神社の鳥居です。
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鳥居が続く参道です。
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途中右手に、本殿裏手の神門が見えます。
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天皇より豊臣秀吉に下賜された「五七の桐」が彫刻されています。

住吉稲荷神社です。
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住吉稲荷神社の右手にある住吉龍神社です。
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<住吉神社(すみよしじんじゃ)>大阪府豊中市服部南町2-3-31

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酒蔵訪問 松井(まつい)酒造

京都市左京区の松井酒造へ行ってきました。

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1726年創業です。創業当初は兵庫県の香住で醸造していましたが、1800年代初めに京都に移ってきています。代表銘柄は「京千歳(きょうちとせ)」・「富士千歳(ふじちとせ)」・「神蔵(かぐら)」です。

マンションの1階部分が松井酒造鴨川蔵になっています。
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大正末期に河原町竹屋町からこの地に移り、1970年に伏見に蔵を移したのち、2009年に地下60mまで掘り進めて湧き出てきた井戸を活用する形で、再度この地に戻ってきています。

玄関脇には、菰樽が積まれています。
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事前に予約すれば、蔵見学も可能です。

玄関を入ると、ショップになっています。
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「試飲しますか?」 「喜んで!」
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写真左から
五紋 神蔵 秋あがり 長期熟成氷温囲い 純米 五百万石
<データー>純米生原酒、五百万石、精米歩合70%、アルコール分18度
神蔵 純米大吟醸 無濾過生原酒
<データー>純米大吟醸生原酒、祝、精米歩合35%、アルコール分17度
神蔵 大吟醸 無濾過生原酒
<データー>大吟醸生原酒、山田錦、精米歩合35%、アルコール分17度

玄関先にある井戸(仕込水)です。
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ショップに声をかけるといただくことができます。

神蔵」の宣伝ポスターです。
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モデルはなんと!若女将さんだそうです。

購入した酒です。
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神蔵 純米大吟醸 無濾過原酒(白)
<データー>純米大吟醸、祝、精米歩合35%、アルコール分17度

<松井酒造(まついしゅぞう)>京都市左京区吉田河原町1-6
松井酒造 公式ページ

新日吉(いまひえ)神宮

京都市東山区の新日吉神宮へ行ってきました。

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1160年に後白河上皇が、法住寺(京都市東山区)の鎮守社として日吉神(滋賀県大津市日吉大社)を勧請し創建しました。1615年、豊国廟の破却に伴い旧廟前に移り、1897年に現在地に移転しています。

楼門です。
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拝殿です。
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拝殿の右手奥にある旧社標です。
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「新日吉神社」とあります。1958年に後白河天皇の御神霊を合祀し、1959年に「新日吉神宮」に社名変更しています。

拝殿と本殿の間に安置されている神猿です。
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日吉神の使いとされ、信者の災禍を去るという不思議な力を持ち、真猿(魔去る、勝る)ともいわれています。

本殿前の拝所です。
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祭神は、大山咋命(おおやまくいのみこと)・大己貴命(おおむなくちのみこと)などです。

本殿前の向拝柱(ごはいはしら)には、扇を持つ神猿がいます。
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残念ながら写真ではわかりにくいです。公式ページに正面からの写真が掲載されています。

本殿に向かって左手にある飛梅天満宮です。
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本殿に向かって右手にある豊国社です。
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元の名は、樹下社(このもとのやしろ)で、豊国廟が破却された後、密かに豊臣秀吉をまつっていました。

豊国神社の右隣にある愛宕・秋葉社です。
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本殿の裏手にある御神木・スダジイです。
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ブナ科シイ属の広葉樹で、江戸時代以前から現存していたと推定されています。

境内にある元京都市午砲台座です。
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こんな感じで午砲(ごほう)があったそうです。
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午砲は時刻を知らせる空砲で、正午に撃っていたそうです。

境内入り口、鳥居の左手にある山口稲荷社です。
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<新日吉神宮(いまひえじんぐう)>京都府京都市東山区妙法院前側町451-1

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豊国廟(ほうこくびょう)

京都市東山区の豊国廟へ行ってきました。

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1598年に亡くなった豊臣秀吉の墓所です。豊臣家滅亡後、徳川氏により破却されましたが、1898年に廟宇が再建されました。

通称・女坂を進むと大きな鳥居があります。
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さらに進み、京都女子大を過ぎると石段があり鳥居が見えます。
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豊国(とよくに)神社の飛地境内です。

石段を上がると、鳥居があり平坦地が広がります。
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太閤坦(たいこうだいら)といわれる場所で、かつて豊国社があったところです。

手水舎です。
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拝殿です。ここから先は登拝券(100円)が必要になります。
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拝殿の左手にある五輪塔です。
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豊臣秀頼の子・国松丸と秀吉の側室・松丸殿(京極竜子)の墓で、誓願寺(京都市中京区)から改葬されたものです。

ここまで来たので、頑張って登ってみます。
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延々と石段が続いています。廟までは489段あるそうです。

313段上ると平坦地になっています。
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途中で段数がわからなくなったので、登拝券に記載があった489段から逆算して算出しています・・。

進むと中門があります。
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門の手前に4段、その奥に残り172段の石段が・・!(実測)

中門からの石段です。さらに急になったような・・。
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ようやく到着!正面に大きな五輪i石塔があります。
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高さ約10mです。
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どうやって山の上まで運んだのでしょう・・? 昔の人は偉いですね!

登りはしんどかったですが、帰りは転げ落ちそうで怖いです!
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<豊国廟(ほうこくびょう)>京都市東山区今熊野阿弥陀ヶ峰町

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豊国(とよくに)神社

京都市東山区の豊国神社へ行ってきました。

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1598年に亡くなった豊臣秀吉は、遺命により東山連峰の阿弥陀ヶ峰に埋葬されます。1599年に社殿の造営が行われ豊国社(とよくにのやしろ)とよばれますが、豊臣家滅亡後、徳川氏によって完全に破却されます。1878年に明治政府が社殿を造営し復興しました。写真は石鳥居です。

手水鉢です。
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天皇より豊臣秀吉に下賜された「五七の桐」の紋が刻まれています。

参道正面にある唐門です。
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桃山時代に建築された伏見城の遺構で国宝です。南禅寺金地院(こんちいん)より移築されました。

唐門の奥にある拝殿です。(門から先へは入れません・・)
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祭神は、豊臣秀吉です。拝殿の奥に本殿、本殿に向かって右側に、北政所(きたのまんどころ、おねねの方)を祭神とする貞照(さだてる)神社があるそうですが見えません。

拝殿の奥に奉納されている菰樽が。
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京都市伏見区の「キンシ正宗」と「月桂冠」です。

もう2種類、菰樽が。
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「松竹梅」(京都市伏見区宝酒造)と、もう一つは「EH酒造」と書かれています。長野県安曇野市の蔵で「酔園(すいえん)」を醸しています。

唐門の脇には石燈籠が並んでいます。
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豊臣恩顧の大名が奉納したもので、阿弥陀ヶ峰にあったものを移したものだそうです。

唐門に向かって右手に宝物館の入り口があります。
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宝物館です。
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重要文化財を含む約80点が展示されています。

宝物館入口に展示されている鉄燈籠です。
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1600年作で重要文化財です。

宝物殿の裏手にある馬塚(うまづか)です。
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豊国社が徳川氏により破却され参道をふさがれた後、秀吉を慕う人々が代拝所として設け近辺の地名・馬町にちなんで馬塚とよばれるようになったそうです。

境内に稲荷社があります。
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槙本稲荷(まきもといなり)神社です
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石鳥居から西へ少し行くと耳塚があります。
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朝鮮・明へ出兵した文禄・慶長の役(1592~1598年)の際、武将たちが首の代わりに削いだ鼻や耳を埋めて供養したものといわれています。

<豊国神社(とよくにじんじゃ)>京都市東山区大和大路正面茶屋町530

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正林寺(しょうりんじ)

京都市東山区の正林寺へ行ってきました。

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平重盛の別邸(小松殿)があった場所に、平家滅亡後、関白・九条兼実(かねざね)が山荘を建てたのち1202年に法然を招き開基したと伝えられています。写真は山門です。

山門手前にある小松谷地蔵尊です。
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参道を進むとフェンスで仕切られています。
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正林寺が設立した小松谷保育園(1991年社会福祉法人に移行)があり、境内が園庭になっています。

フェンス手前左にある庫裏です。
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こちらに声をかけると、中に入って参拝してくださいとのことです。

フェンスを入って左手にある建物です。
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方丈でしょうか?保育園の入り口になっています。

梵鐘堂です。
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本堂です。本尊は阿弥陀如来像です。
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本堂の内部には、会議室や職員室もあるそうです。

阿弥陀堂です。
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毎月25日に開放されます。

境内にある祠です。
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何がまつられているかは未確認です・・。

<正林寺(しょうりんじ)>京都市東山区渋谷通東大路東入3丁目上馬町553

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