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長岡天満宮(ながおかてんまんぐう)

京都府長岡京市の長岡天満宮へ行ってきました。

正面大鳥居です。1998年に奉納された石の大鳥居です。
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鳥居をくぐると真っ赤! キリシマツツジが満開です。(2013年4/29撮影)
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後ろに見えるのは、たけのこ料理で有名な「綿水亭(きんすいてい)」です。
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どこから見ても、真っ赤です。
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本殿に向かう途中に菰樽が奉納されていました。
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京都の酒が多いです。「天王山」は、名誉冠酒造で醸されていた酒です。(現在は廃業)

拝殿です。
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本殿です。祭神は菅原道真です。
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1941年に平安神宮の拝殿を移築したものです。

境内では、朝掘りたけのこの量り売りのイベントもやっていましたが、長蛇の列ですぐに売り切れ。
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地名が付いた「乙訓(おとくに)たけのこ」として有名です。

てっとり早く「焼きたけのこ」をいただきました。
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<長岡天満宮(ながおかてんまんぐう)>京都府長岡京市天神2-15-13
見返り天神ともいわれ、菅原道真が太宰府へ左遷される途中、名残を惜しんだ地に近臣たちが道真自作の木像を祀ったことにはじまる。
長岡天満宮公式ページ

海潮温泉 海潮荘(うしおおんせん うしおそう)

島根県のパワースポット巡りのオマケです。

島根県雲南市の海潮温泉・海潮荘に行ってきました。
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出雲国風土記にも記されている古湯で、奥出雲の斐伊川の支流、赤川上流の山峡にひっそりと佇んでいます。

玄関先にあった手水鉢です。
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日本秘湯を守る会の宿です。
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部屋からの庭の眺めです。
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温泉にもはいって、あとは飲みまくり!
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簸上正宗(ひかみまさむね)純米吟醸 七冠馬 一番人気」(島根県仁多郡奥出雲町簸上清酒)
<データー>純米吟醸酒、山田錦100%、精米歩合50%、アルコール分15~16度

どんどん飲みます。
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純米吟醸 美波太平洋(みなみたいへいよう)」(島根県雲南市木次酒造)
<データー>純米吟醸酒、佐香錦100%、精米歩合58%、アルコール分15~16度

エンジン全開!
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簸上正宗 純米酒 七冠馬
<データー>純米酒、精米歩合65%、アルコール分15~16度

そのほか、旅行中に飲んだ酒です。
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悦凱陣(よろこびがいじん) 純米酒 無濾過生 オオセト」(香川県仲多度郡琴平町丸尾本店)
<データー>純米無濾過生原酒、オオセト100%、精米歩合60%、アルコール分18~19度

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長寿金亀(ちょうじゅきんかめ)白80 生原酒」(滋賀県犬上郡豊郷町岡村本家)
<データー>純米生原酒、精米歩合80%、アルコール分17度

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写真左から
千代むすび 袋取り 生 しずく酒 純米吟醸 強力(ごうりき)」(鳥取県境港市千代むすび酒造)
<データー>純米吟醸無濾過生原酒、強力100%、精米歩合50%、アルコール分17度
千代むすび 袋取り生おおにごり 純米吟醸 強力
<データー>純米吟醸にごり無濾過生原酒、強力100%、精米歩合50%、アルコール分17~18度

<海潮温泉 海潮荘(うしおおんせん うしおそう)>島根県雲南市大東町451

八重垣神社(やえがきじんじゃ)

島根県のパワースポット巡りの続きです。(最終です)
島根県松江市佐草町の八重垣神社へ行ってきました。

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縁結びで有名な神社です。

鳥居の前にある夫婦椿です。根本は2本で地上で幹が1本にくっついています。
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櫛稲田姫(くしなだひめ)が、地面に立てた2本の椿の枝が芽吹いて1本になったという言い伝えがあります。

拝殿です。
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本殿です。主祭神は素盞嗚尊(すさのおのみこと)と櫛稲田姫です。
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神話「八岐大蛇(やまたのおろち)」で、素盞嗚尊が大蛇を酔わせて退治し、助けた櫛稲田姫と夫婦になります。

末社の脚摩乳社(あしなづちしゃ)と伊勢宮です。
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同じく末社の貴布祢社(きふねしゃ)と手摩乳社(てなづちしゃ)です。
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脚摩乳・手摩乳は櫛稲田姫の父母です。

同じく末社の山神社です。
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夫婦和合、子宝に霊験があるとか。たくさん奉納されています。
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毎年8/1に山神神社の夏祭りがあり、担がれるお神輿です。
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占いで有名な、鏡の池に向かいます。
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大杉を中心に八重垣を造って櫛稲田姫を隠したといわれています。
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八雲立つ 出雲八重垣 妻ごみに 八重垣つくる その八重垣を

鏡の池です。奥に見える社は、櫛稲田姫を祀る天鏡神社です。
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鏡の池で占いを。
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沈むのを待っている間に発見!「占い用紙に百円か十円硬貨をのせ浮かべてお祈りしてください・・」

<八重垣神社(やえがきじんじゃ)>島根県松江市佐草町227
創建年代は不明。素盞嗚尊が八岐大蛇を退治した後、住居を構えたという須賀の地(現在の須我神社)に創建され、後に、青幡佐久佐日古命が祀られる「佐久佐神社」の境内に遷座したと伝えられてる。1872年佐久佐神社が境内に祀られていた八重垣神社を合祀。1878年社名を八重垣神社に改称。

神魂神社(かもすじんじゃ)

島根県のパワースポット巡りの続きです。
島根県松江市大庭町の神魂神社へ行ってきました。

二の鳥居です。
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手水舎です。
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急な石段を登ると拝殿です。
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拝殿と本殿です。
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祭神は、伊弉冊大神(いざなみのおおかみ)と伊弉諾大神(いざなぎのおおかみ)です。

拝殿内部です。外国人の方が絵を奉納していました。
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もしや、日本神話を奉納しているというマークエステルさんだったのでしょうか?(未確認)
マークエステルさんの公式ページ

奉納されていた絵画です。
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本殿です。現存する最古の大社造建造物で国宝です。
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1583年再建と考えられています。

反対側から見た本殿です。
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本殿隣にある貴布禰稲荷両神杜(きふみいなりりょうじんじゃ)本殿です。写真右です。
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安土桃山時代の建築で、重要文化財に指定されています。

末社の杵築社・伊勢社・熊野社・御釜宮です。
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同じく末社の武勇社・蛭子社・荒神社・外山社です。
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ここの奥には穴があり、石が積まれていました。何なのでしょうか?(未確認)
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<神魂神社(かもすじんじゃ)>島根県松江市大庭町563
日本神話に登場する天穂日命(あめのほひのみこと)がこの地に天降って創建したと伝えられる。実際の創建は平安時代とみられている。

グランフロント大阪 日本酒バルさわら

2013年4/26「グランフロント大阪」がついにオープン! さっそく行ってきました。

南館です。
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北館です。
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迷子にならないための強い味方、ガイドマップ!
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こんな店も気にはなるのですが。
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目をつけていたのはココ! 北館6F「日本酒バル さわら」
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「さわらの樽香酒」が気になります・・。写真クリックで拡大できます。

しかしながら・・!行った時間が悪かった・・。15~17時はお休み中・・。
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カウンターに置かれている酒・・。
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樽香酒はこれでしょうか?
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楽しみは次回に取っておくことにします!

<日本酒バル さわら>グランフロント大阪 北館6F
電話06-6485-7460、営業時間11~15時、17~28時(翌日が平日の日・祝は23時)

熊野大社(くまのたいしゃ)

島根県のパワースポット巡りの続きです。
島根県松江市八雲町の熊野大社へ行ってきました。

一の鳥居です。
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二の鳥居です。鳥居の奥に見える橋は、八雲橋です。
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八雲橋から見た意宇川の風景です。
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三の鳥居です。
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神門です。
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拝殿です。ここの注連縄も大きいです。
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本殿です。大社造りで、内部は田の字型の4つの部分に分かれています。
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祭神は、伊射那伎日真名子 加夫呂伎熊野大神 櫛御気野命(いざなぎのひまなご かぶろぎくまのおおかみ くしぬけぬのみこと)です。素戔嗚尊(すさのおのみこと)の別名です。

本殿隣にある伊邪那美(いざなみ)神社です。
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祭神は伊邪那美命(いざなみのみこと)です。

荒神社(こうじんじゃ)です。祭神は素戔嗚尊です。
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1906年一村一社制により、熊野村内の多数の荒神・水神・氏神が合祀されています。

舞殿(まいどの)です。元は拝殿で、1978年の造営の際に、舞殿として移築されました。
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鑚火殿(さんかでん)です。神器の燧臼(ひきりうす)と燧杵(ひきりきね)を保管しています。
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燧臼・燧杵は、古代の人々が火を熾す際に使った道具です。毎年10/15に鑚火祭が行われ、出雲大社の宮司が「古伝新嘗祭」に使用する燧臼、燧杵を受け取るために熊野大社を訪れます。

<熊野大社(くまのたいしゃ)>島根県松江市八雲町熊野2451
出雲大社と共に出雲国一の宮。創建は659年。戦国時代、兵火により社殿も記録も喪失。

加賀の潜戸(かがのくけど)

島根県のパワースポット巡りの続きです。
島根県松江市島根町の「加賀の潜戸」へ行ってきました。潜戸とは、洞窟とか洞門の意味です。

近くまで遊歩道もあるそうですが、遊覧船を利用しました。
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風雨が強まるとの天気予報でしたが、何とかセーフ!

レインコートとライフジャケットを着けて出発です。
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潜戸は、国の名勝及び天然記念物に指定されています。

見えてきました! 旧潜戸と新潜戸の2つがあり、まずは旧潜戸へ。
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高さ10m、長さ30mです。

さらに近づきます。旧潜戸は仏潜戸(ほとけのくけど)とも呼ばれています。
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船を降り、お参りに向かいます。
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仏潜戸は、生命絶えた幼子の魂が集まる「賽(さい)の河原」と言われています。

到着です。海側を見ています。
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夜明け前に来ると、浜には、夜の間に来て石を積んだといわれる子どもの霊の足跡があるとか・・。

石が無数に積み上げられています。
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時化で全部崩れても、一晩中かかって泣きながら積みなおされるとか・・。
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一心不乱に幼子が積んだ石を崩す鬼どもを、お地蔵様が追い払ったとも・・。
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再び乗船し、新潜戸へ。こちらは神潜戸(かみのくけど)とも呼ばれています。
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佐太大神(さだのおおかみ=猿田彦命)誕生の地と伝えられています。

高さ40m、長さ200mあり、この中を船で通過します。
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入口は、幅がギリギリです・・。

内部に鳥居があります。誕生岩と呼ばれています。
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潜戸大神宮のあった場所で、江戸時代に祠が津波で流され、現在は加賀の集落に移転されています。

中央に見える穴の開いた島が的島(まとじま)です。
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佐太大神が、弓で潜戸を射抜き、勢い余って沖のこの島まで射通してしまったとか。

確かに、一直線上に的島が見えます。
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<加賀の潜戸(かがのくけど)>島根県松江市島根町加賀
新潜戸は3つの入り口を持つ海中洞窟。安山岩と凝灰岩の岩盤が地殻変動で断層や亀裂を発生させ、その割れ目に沿って日本海の荒波や強風が、岩盤を長い歳月をかけて浸食していったことによって形成されたもの。

乗船場に戻ると、すでに欠航の案内が! 仏や神が待っていてくれたのでしょうか・・。
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美保神社(みほじんじゃ)

島根県のパワースポットを巡ってきました。何回かに分けて紹介します。
まずは、松江市美保関町の美保神社へ。

一の鳥居です。
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「おかげの井戸」です。
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その昔、長い干ばつの際、時の宮司が美保大明神に雨乞いをしてお告げの場所を掘ると、こんこんと水が湧き出したとか。登録有形文化財に指定されています。

二の鳥居です。
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神門です。
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神門のしめ縄です。
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神門横の回廊です。回廊の下に4本爪の錨(いかり)や折れ舵が奉納されて置かれています。
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拝殿です。1928年造営です。
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拝殿と本殿です。
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拝殿は船庫を模した壁のない造りで、梁がなく天井がむき出しになっています。

本殿です。1813年造営で重要文化財です。
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大社造りの二殿が連なった特殊な形式で美保造とよばれています。

<美保神社(みほじんじゃ)>島根県松江市美保関町美保関608
創建年代は不明。事代主神系えびす社3千余社の総本社である(蛭子神系のえびす社の総本社は西宮神社)。右殿に大国主神の子の事代主神(ことしろぬしのかみ)、左殿に大国主神の后の三穂津姫命(みほつひめのみこと)を祀る。

美保神社周辺の写真です。

美保関漁港です。
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名物のイカ焼き。干しているイカを焼いてくれます
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レトロな雰囲気がある美保関青石畳通りです。
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酒蔵訪問 千代むすび酒造(ちよむすびしゅぞう)

鳥取県境港市の千代むすび酒造へ行ってきました。

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創業は1865年です。

水木しげるロード沿いにあるので、蔵の前にも妖怪がいます。
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直営店があります。申し込めば酒蔵見学もできます。
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中の写真です。代表銘柄は「千代むすび」です。
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鬼太郎シリーズも販売していました。(中身は本醸造酒です)
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かわ坊主」という純米大吟醸酒も販売しています。
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試飲ができます。
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写真左から、
千代むすび 特別純米 無濾過原酒 生
<データー>特別純米無濾過生原酒、五百万石100%、精米歩合55%、アルコール分15~16度
千代むすび 袋取り 生 しずく酒 純米吟醸 強力(ごうりき)
<データー>純米吟醸無濾過生原酒、強力100%、精米歩合50%、アルコール分17度

悩んだ末に購入したのは、上の写真右の
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千代むすび 袋取り 生 しずく酒 純米吟醸 強力(ごうりき)

もう一本!
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千代むすび 袋取り生おおにごり 純米吟醸 強力
<データー>純米吟醸にごり無濾過生原酒、強力100%、精米歩合50%、アルコール分17~18度

蔵の横にもいた妖怪?「井戸の神」。蔵の水を守っているのでしょうか?
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<千代むすび酒造>
1865年創業、当初「日本魂」「岡正宗」であったが、昭和になり「千代に八千代に契りを結ぶめでたい酒として「千代むすび」と命銘。純米酒以上はすべて無濾過。
千代むすび酒造公式ページ

酒蔵訪問 油長酒造(ゆうちょうしゅぞう)

奈良県御所市の油長酒造へ行ってきました。

近鉄御所駅またはJR和歌山線御所駅から歩いて10分弱で着きます。
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代表銘柄は「鷹長(たかちょう)」・「風の森(かぜのもり)」です。

1719年創業です。古い街並みが残る一角に蔵があります。
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残念ながら、蔵見学はしていません。

軒先につるされている杉玉と虫小窓(むしこまど、虫籠窓)がいい感じです。
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横に回ってみました。こちらにも出入口があります。
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平成蔵です。吟醸酒専用に建設されました。
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霜月祭(そうげつさい)と年末の年に2回だけ蔵元直販が実施されます。
2012年11/11の霜月祭での蔵元直販の写真です。
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<油長酒造(ゆうちょうしゅぞう)>奈良県御所市中本町1160
金剛葛城山系深層地下水(硬水)で仕込む。「風の森」は葛城古道にある風の森峠から命名。発酵中の もろみの中に笊籬(いかき)状のスクリーンを沈めて「もろみ」と 透明の「清酒」を分離する(液体の中で透明の液体を採る)笊籬採りを完成。
油長酒造公式ページ

野田城跡・野田の藤

大阪市福島区の野田駅界隈を歩いてみました。

地下鉄玉川駅2番出口そばにある野田城跡の石碑です。
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1531年浦上掃部(うらがみかもん)が築いたとされています。

近くの極楽寺の前にも石碑があります。この辺りが城の中心部と考えられています。
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三好三人衆によって増強・修築されましたが、1576年織田信長の攻撃で落城しました。

極楽寺ではフジが咲いていました。
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境内の拝観はできませんでした。

同じ道路沿いに野田恵比寿神社があります。
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創建は不明ですが、平安末期ごろと考えられています。エビスなので漁業関係者がお祀りしたのかな?

拝殿です。奥に、弊殿(へいでん)・本殿が連なっています。
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祭神は事代主大神(ことしろぬしのおおかみ)など3柱です。
野田恵比寿神社公式ページ

今回のお目当てはこちら!春日神社。昔は藤之宮とよばれていました。
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藤なので、藤原氏を祖人としているのでしょう。

野田の藤跡の石碑が境内にあります。
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古来この付近にはフジが群生していて、1364年足利義詮(室町2代将軍)が来遊して有名になりました。

1594年には豊臣秀吉が花見に訪れ、「吉野の桜、野田の藤」と謳われました。
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満開ですね。(2013年4/19撮影)
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2013年4/20・4/27の10~16時に「のだふじまつり」が開催されます。

第二次大戦の空襲で野田藤は壊滅したそうですが、地域の人が復活させる取り組みを続けています。
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福島区の区の花に指定されています。近くの公園や保育園などにも藤棚があり、見ることができます。

杉本商店

大阪市都島区にある杉本商店に行ってきました。

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店内は広いとは言えませんが、日本酒好きの雰囲気が伝わってきます。

古酒が並んでいました。
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仕入れた酒は、摂氏0度の保冷庫で保管しているそうです。
量り売りといって、1升瓶の酒を4合瓶に移して購入できます。値段は1升瓶の0.4倍で4合瓶を買うよりお得です。

好みを聞きながら、次々と試飲させていただけます。
写真を撮るのを忘れるほど、いっぱい話(試飲)をしていました。
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唯一、撮影していたものです。
写真左から、
悦凱陣(よろこびがいじん)純米吟醸 興(こう)」(香川県仲多度郡琴平町丸尾本店)
<データー>純米吟醸無濾過生原酒、八反錦100%、精米歩合50%、アルコール分17~18度
悦凱陣 純米吟醸 無濾過生
<データー>純米吟醸無濾過生原酒、五百万石100%、精米歩合50%、アルコール分17~18度
悦凱陣 純米酒 無濾過生 オオセト
<データー>純米無濾過生原酒、オオセト100%、精米歩合60%、アルコール分18~19度

貰った地酒リストの一部分です。150種類近くあります。
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クリックで拡大表示できます。

<杉本商店>大阪市都島区内代町3-2-4
電話06-6951-2145、営業時間10~20時(火~金)12~18時(土・日)月・祝・第3日曜定休日
杉本商店のページ

ボストン美術館 日本美術の至宝 特別展

天王寺公園にある大阪市立美術館に行ってきました。

2013年6/16まで「ボストン美術館 日本美術の至宝」特別展が開催されています。
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ボストン美術館は、海の向こうの正倉院といわれています。

大阪市立美術館です。1936年開館です。
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住友家本邸があった場穂で、美術館の建設を目的に庭園(慶沢園)とともに寄贈されました。

入口を入ると、記念写真コーナーが!
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これ以外の館内は、撮影禁止です。

日本にあれば、国宝と思われるものが多数ありました!
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図録を思わず購入してしまいました。


慶沢園(けいたくえん)にも行ってみます。

途中にある旧黒田藩蔵屋敷長屋門です。
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1933年中之島三井ビル建設の際、寄贈されて移築したものです。

慶沢園入口です。
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1908年から小川治兵衛により作庭された林泉式回遊庭園です。

慶沢園から見る美術館は、いい感じです。
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あべのハルカスです。2014年春グランドオープンです。もう少し!
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2013年6/13にハルカス近鉄が先行オープンします。

慶沢園を抜けて、茶臼山(ちゃうすやま)にも行ってみます。
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茶臼山古墳といわれていますが、疑問視されています。

大阪冬の陣では、徳川家康の本陣に。夏の陣では真田幸村の本陣になりました。
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大坂夏の陣のパネルがありました。
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耳成山(みみなしやま)

大和三山の一つ、耳成山に登ってきました。

標高は139.6mです。大和三山の中では一番低い山です。
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国の名勝に指定されています。
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道しるべもあり、遊歩道も整備されています。
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耳成山口神社の参道を行ってみることにしました。
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登ること10分位で、耳成山口神社が見えてきました。
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神社に到着です。耳成山の8合目くらいにあります。
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創建は定かではありませんが、730年に天皇より稲を給わったと天平税帳に記載があるそうです。

拝殿です。和算の問題と解法が書かれた算額がありました。
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本殿前に鳥居があります。
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本殿です。祭神は高御産巣日神(たかみむすびのかみ)と大山祗神(おおやまつみのかみ)の二柱です。
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山頂に到着です。三角点があるだけで、他には何もありません。
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木々が生い茂っていて、眺望は全くありませんでした・・。

<耳成山>奈良県橿原市木原町
死火山。大和三山で北に位置する。東に天香久山、西に畝傍山がある。円錐形のバランスのとれた山で、余分なところがないことから「耳無し」山といわれる。

藤原京跡(ふじわらきゅうせき)

藤原京跡へ行ってきました。近鉄橿原線八木西口駅から向かいます。

途中にある「おふさ観音」へ寄ってみます。
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高野山真言宗・別格本山のお寺です。
おふさ観音公式ページ

本堂です。本尊は十一面観音像です。秘仏で毎年4/17・4/18のみ開帳されます。
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庭園です。奥の建物は茶房になっています。
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亀は観音様の化身とされていて、たくさんいました。
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一直線に並んで甲羅干しをしていました。

バラの寺として親しまれています。2011年5月に訪れた時の写真です。
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藤原京跡に到着!特別史跡に指定されています。
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694年に持統天皇が遷都し、文武・元明と3代にわたり710年の平城京遷都まで都がおかれました。

広い敷地に、柱の一部が復元されているだけで、建物は何もないです。
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奥の木の茂っているあたりが、大極殿跡です。
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現在も、発掘調査が続いています。
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今回の目的はコレ! 菜の花が満開です!(2013年4/14撮影)
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奥に見える山は、大和三山の一つ、畝傍山(うねびやま)です。
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<藤原京跡(ふじわらきゅうせき)>奈良県橿原市高殿町・縄手町など
藤原京は690年に着工され、694年に飛鳥浄御原宮から遷都。中国の都城制を模して造られた日本初の本格的都城。東西約5.3km、南北約4.8kmで平城京・平安京をしのぐ古代で最大の都。

東大寺天皇殿特別拝観・本坊襖絵一般公開

東大寺天皇殿特別公開並びに本坊襖絵の一般公開があり行ってきました。

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本坊へ入る門です。明治以降本坊になっていますが、以前は東南院という東大寺で最有力院家でした。
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門から入ると右手にある経庫です。奈良時代建築で国宝です。
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本坊への入り口です。仮設通路が作られ、ビニールテントが置かれていました。
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入口の枝垂桜です。
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庭園です。
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奥の建物が、東南院持仏堂です。
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元は談山神社の本殿だったそうです。

襖絵は全部で40面あり、小泉淳作(1924~2012)によって制作されました。
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内部は撮影禁止です。パンフレットを撮影しています。

本坊の外観です。
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天皇殿です。江戸時代建立です。聖武天皇坐像を安置しています。
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聖武天皇坐像です。もちろん内部は撮影禁止なので、パンフレットを撮影しています。
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もう一カ所の特別公開・東大寺戒壇院千手堂へ。
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千手堂です。2002年再建です。
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受付です。手書きの看板がいい感じです。
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内部は撮影禁止です。看板を撮影しました。
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厨子の絵は1998年火災で損傷し、写真を元にして復元されました。今回は修復完成を記念しての特別公開です。

<東大寺>奈良市雑司町406-1
華厳宗大本山。東大寺の創建は、743年聖武天皇大仏造立の詔を出したことに端を発する。本尊は毘盧遮那仏(びるしゃなぶつ、奈良の大仏)。

天満風の森(てんまかぜのもり)

お気に入りの店の一つ、JR大阪環状線天満駅近くの「天満風の森」へ行ってきました。

奈良県御所市の油長酒造・千代酒造、香芝市の大倉本家、吉野郡の美吉野酒造、和歌山県岩出市の吉村秀雄商店の日本酒しか扱わないという、日本酒にこだわりあるお店です。
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空き瓶がずらりと並べられています。
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冷蔵庫には、ご指名を待つ一升瓶が。
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ここでの一杯目は、いつもこれ!
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風の森 秋津穂 純米しぼり華」(奈良県御所市油長酒造)
<データー>純米無濾過生原酒、秋津穂100%、精米歩合65%、アルコール分17度

続いてこれ! 自家製燻製の盛り合わせと一緒にいただきます。
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風の森 秋津穂 純米 真中採り
<データー>純米無濾過生原酒、秋津穂100%、精米歩合65%、アルコール分17度

調子が出てきました!
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風の森 雄町 純米吟醸しぼり華
<データー>純米吟醸無濾過生原酒、雄町100%、精米歩合60%、アルコール分17度

さらにテンションアップ!
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風の森 雄町 純米しぼり華
<データー>純米無濾過生原酒、雄町100%、精米歩合80%、アルコール分17度

エンジン全開!
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風の森 山田錦 純米吟醸しぼり華
<データー>純米吟醸無濾過生原酒、山田錦100%、精米歩合60%、アルコール分17度

仕上げの一杯!
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風の森 キヌヒカリ 純米大吟醸しぼり華
<データー>純米大吟醸無濾過生原酒、キヌヒカリ100%、精米歩合45%、アルコール分17度

仕上げといいながら、ふりだしに戻って、また飲むことに・・。飲みすぎには注意しましょう!

<天満風の森>大阪市北区天神橋4-2-19
電話06-6356-3400、営業時間17時頃~23時頃、不定休

園城寺(おんじょうじ) 唐院・観音堂

園城寺の続きです。

唐院(とういん)に向かいます。
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開祖・智証大師円珍(ちしょうだいし えんちん)の廟所として最も神聖な場所です。

唐院・表門の四脚門(しきゃくもん)です。
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1924年建立で重要文化財です。

灌頂堂(かんじょうどう)です。桃山時代建立で重要文化財です。
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灌頂堂の奥に大師堂がありますが、柵がしてあり入ることはできません。

三重塔です。室町初期の建築で重要文化財です。
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1601年徳川家康により寄進されました。元は奈良県比蘇寺の塔です。

唐院を出て観音堂へ向かいます。

塀の向こうには、勧学院(1600年再建、国宝)がありますが、拝観には事前予約が必要です。
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途中にある微妙寺です。園城寺の五別所の一つです。
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本尊は十一面観音(平安初期・重要文化財)です。

毘沙門堂です。1616年建立で重要文化財です。
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西国三十三観音霊場14番札所の観音堂までもう少し。
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観音堂です。1689年再建です。
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本尊は如意輪観音像(平安時代・重要文化財)です。33年ごとに開扉される秘仏とか。

<園城寺(おんじょうじ)唐院(とういん)>滋賀県大津市園城寺町
智証大師円珍が唐より請来した経典・法具類を納めた伝法・灌頂の道場で、園城寺で最も神聖な区域。大師堂には智証大師坐像二躯と金色不動明王画像(黄不動尊)が安置されている。(いずれも平安時代・国宝、秘仏)

園城寺(おんじょうじ)

園城寺(三井寺)へ行ってきました。

仁王門です。1452年建立で重要文化財です。
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1601年徳川家康により、黄河の常楽寺より移築、寄進されました。

釈迦堂です。室町初期の建築で重要文化財です。
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金堂です。1599年北政所(高台院)により再建されました。国宝です。
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本尊は天智天皇の念持仏と伝えられている弥勒仏ですが、絶対秘仏です。

鐘楼です。1602年再建で重要文化財です。
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梵鐘は、近江八景「三井の晩鐘」で知られています。

閼伽井屋(あかいや)です。1600年建立で重要文化財です。
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閼伽井屋正面上部にある、左甚五郎作の龍の彫刻です。
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閼伽井屋内部です。三井の霊泉といわれています。
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天智・天武・持統の3天皇が産湯に用いられたという泉が湧いています。

「弁慶の引き摺り鐘」の伝説がある梵鐘(奈良時代、重要文化財)です。
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三井寺が比叡山と争ったとき、武蔵坊弁慶が三井寺に攻め入り、この鐘を奪って比叡山まで引き摺り上げて撞いてみると「イノーイノー(帰りたい)」と響いたので、「そんなに三井寺へ帰りたいのか」と谷底へ投げ落としたといわれています。その時、引き摺った痕跡やヒビが残っています。

一切経蔵です。室町初期の建築で、重要文化財です。
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1602年毛利輝元により山口県国清寺より移築・寄進されました。

一切経蔵内部です。高麗版一切経を納める回転式の八角輪蔵が置かれています。
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このあと、唐院や西国三十三所14番札所観音堂へ。(後日報告)

<園城寺(おんじょうじ)>滋賀県大津市園城寺町
天台寺門宗総本山。一般には「三井寺(みいでら)」で知られる。産湯に用いられた霊泉があり「御井(みい)の寺」に由来。7世紀頃大友氏の氏寺として草創され、9世紀に智証大師円珍により再興。比叡山延暦寺との対立で焼き討ちされることも度々。豊臣秀吉により寺領を没収され廃寺同然になるが、死の直前に再興許可を受ける。現在の寺観はこの頃に整えられる。

エスサーフ 第19回きき酒会

酒類食品卸の(株)エスサーフが主催する「第19回きき酒会」に行ってきました。

会場は、滋賀県の大津プリンスホテルです。
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受付を済ませると、出品商品一覧が貰えます。
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広い会場ですが、年々来場者が増えています。
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滋賀県の酒蔵を中心に、日本酒52社・焼酎50社・泡盛7社・ワイン11社、合計120社が参加しています。
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すべてを飲みきることは不可能です。 と言いながら、体力(意識?)のある限り・・!

家のみ提案コーナーでは、滋賀県の純米酒を紹介していました。
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プロ挑戦コーナーもあり、参加してみました。
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吟醸酒と純米酒と普通酒を当てるというものでしたが、正解は後日発表になっていました。

松尾大社(まつのおたいしゃ)

酒の神として信仰の篤い京都市西京区の松尾大社へ行ってきました。

一の鳥居(大鳥居)です。大きな徳利も置かれています。
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二の鳥居です。脇勧請(わきかんじょう)と呼ばれる榊(さかき)が下がっています。
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農作物の出来を占う太古の風習だそうです。一部が枯れ残ると不作とか。

楼門です。江戸時代建立です。
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山吹の名所ですが、満開はもう少し先ですね。
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2013年4/10~5/5山吹まつり開催中で、5/3はライトアップが行われます。

拝殿です。
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神輿庫(しんよこ)に積まれている菰樽の山です。
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奥の屋根が本殿(1397年建造、重要文化財)です。松尾造という様式です。
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霊泉「亀の井」です。延命長寿・蘇りの水と言われています。
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この水を醸造の際に酒水に加えると腐敗しないと伝えられています。

滝御宮です。松尾山の大杉谷から湧き出る清泉が、霊亀の滝となって流れ落ちています。
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大杉谷には磐座(いわくら)とされる巨石があります。(撮影禁止)

樽うらないです。樽の真ん中を射抜くと大吉です。
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2本射ることができます。

お守りの「服酒守」です。
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<松尾大社(まつのおたいしゃ)>京都市西京区嵐山宮町3
701年に秦忌寸都里(はたのいみきとり)が神殿を営む。祭神は大山咋神(おおやまくいのみこと)・市寸島比売命(いちきしまひめのみこと)。多数の神像を所蔵し、木造男神(おがみ)坐像2体と女神(めがみ)坐像1体は平安期の作とされ、日本最古の神像の一つで重要文化財。

仁和寺 御殿エリア

仁和寺の続きです。御殿エリアを拝観します。

勅使門(ちょくしもん)です。1913年再建です。
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本坊表門です。ここから中に入ります。
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桃山~江戸時代に再建され重要文化財です。

御殿の入り口です。
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御殿入口に飾られている生け花です。
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宇多天皇を流祖として、仁和寺に伝えられている華道の流派で、御室流華道といいます。

1887年に仁和寺御殿が焼失したため、仮宸殿として1890年に建てられました。
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宸殿等が再建された後は、白書院(しろしょいん)と呼ばれています。

宸殿(しんでん)です。1914年再建です。
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宸殿内部です。襖絵や壁などの絵は、原在泉(はらざいぜん)の手によるものです。
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宸殿の南にあることから南庭とよばれている庭です。
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写真左の屋根は勅使門、中央は仁王門です。

北庭です。池の奥に見える茶室は飛濤亭(ひとうてい)といいます。
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江戸時代建築で、光格天皇遺愛の席と伝えられています。重要文化財です。

北庭側から見た宸殿です。
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旧安井門跡の寝殿を移して改造した黒書院(くろしょいん)です。
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1909年建築です。

内部の襖絵は、堂本印象が描いています。
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霊明殿です。御殿内で唯一の仏堂で、歴代門跡の位牌をまつっています。
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1911年建立、本尊は薬師如来坐像(平安時代、国宝)です。

仁和寺(にんなじ)御室桜(おむろざくら)

仁和寺に行ってきました。

「おむろ桜 見頃」の看板が!期待が膨らみます。
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中門を抜けると左手に名勝・御室桜が広がります。
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すごい! 満開!(2013年/4/8撮影)
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ミツバツツジも満開!
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国宝・金堂です。
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金堂前で仏生会(ぶっしょうえ)が行われていました。灌仏会(かんぶつえ)ともいいます。
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釈迦の誕生を祝う行事です。

草花で飾った花御堂(はなみどう)を作って、その中に灌仏桶を置き甘茶が満たされています。
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誕生仏の像をその中央に安置して、柄杓で像に甘茶をかけて祝います。

この後は、仁和寺御殿へ(後日報告)

<仁和寺(にんなじ)>京都市右京区御室大内33
京の冬の旅 仁和寺 関連

万博公園 桜まつり

文字色万博公園へ行ってきました。2013年3/30~4/14桜まつりが開催されています。

モノレールの車両基地越しに見た万博公園です。
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ご存知、岡本太郎制作・太陽の塔、高さ70mです。
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内部公開はいつあるのでしょうか?

背面の顔です。過去を表しているとか。
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桜のトンネルって言ってもいいくらいです。
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折角なので、日本庭園に。
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日本庭園内にある茶室・千里庵です。
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たまには、抹茶でも。
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茶室からの風景もなかなかです。
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茶室の近くでは、ミツバツツジが咲いています。
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キクモモも満開!いろんな花が咲いています。
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2013年4/13~4/29チューリップフェスタが開催されますが、今でも十分楽しめます。
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再び、太陽の塔を目指します。その訳は・・?
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やっぱりね・・! 菊正宗が新商品試飲会を実施していました。
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2013年4/5~4/7実施ですが、爆弾低気圧の影響を受けそうです・・。

3種類が試飲できます。
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菊正宗 本醸造 樽酒
<データー>本醸造酒、精米歩合70%、アルコール分15度
菊正宗 乳酸菌のお酒 あましゅワにごりん
<データー>リキュール、アルコール分5度
すだち冷酒
<データー>リキュール、アルコール分7度

日本万国博覧会記念機構公式ページ

千代酒造 春のきき酒会2013

奈良県御所市の千代酒造「春のきき酒会2013 午前の部」に行ってきました。

葛城山(かつらぎさん)の麓、櫛羅(くじら)という地区に蔵があります。
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代表銘柄は、「篠峯(しのみね)」・「櫛羅」です。篠峯は葛城山の別称です。

玄関です。
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玄関横にある蛙の石像です。
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きれいに手入れされている庭もあります。
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会場は熱気でムンムンです。
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60種類の酒が用意されています。

蔵見学があったので参加してみました。精米機です。
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洗米機です。
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米を蒸す甑(こしき)です。横にぶら下がっているのは、疑似米(ぎじまい)と言うそうです。
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疑似米を底に入れることで、米が均一に蒸しあがるそうです。

麹室(こうじむろ)内部です。ここで、蒸米に種麹をふりかけ、麹を作ります。
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仕込みタンクがズラリ!
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写真左手前の小さいタンクは、酒母の仕込み用かな。

醗酵中のタンクです。
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圧搾機です。醪(もろみ)を酒と酒粕に分離します。
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試桶(ためおけ)が置かれていました。肩に担いで、水・酒・醪を運ぶ道具です。
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蔵見学が終わって再び、会場へ!
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チケットの半券で、チーズのセットが、どちらか一つ貰えます。

こんな酒や
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篠峯 どぶろく
<データー>純米濁酒、雄町、精米歩合70%、アルコール分16度

あんな酒。
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写真左から
篠峯 大吟醸 吟和(ぎんわ)
<データー>大吟醸酒、山田錦100%、精米歩合40%、アルコール分17~18度
篠峯 大吟醸 山田錦 春限定生原酒
<データー>大吟醸無濾過生原酒、山田錦100%、精米歩合50%、アルコール分18~19度
篠峯 山田錦 純米 生酛一火原酒 18BY
<データー>純米原酒、山田錦100%、精米歩合70%、アルコール分17~18度

こんな酒も!
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写真左から
千代(ちよ)長期熟成 秘蔵酒 1BY
<データー>詳細不明、アルコール分16~17度
千代 純米古酒
<データー>純米酒、精米歩合65%、アルコール分18~19度

エンジン全開!
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写真左から
櫛羅 純米吟醸 中取り生酒
<データー>純米吟醸生酒、山田錦100%、精米歩合50%、アルコール分17~18度
櫛羅 瓶囲い火入れ純米吟醸
<データー>純米吟醸酒、山田錦100%、精米歩合50%、アルコール分16~17度

他にも飲んだ酒は数知れず・・。
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午後の部の出番を待つ酒!
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<千代酒造(ちよしゅぞう)>奈良県御所市大字櫛羅621
1873年創業。1994年より蔵の周囲にある自家田で山田錦の自家栽培を始め、この米だけで造った酒を「櫛羅」として販売。

酒蔵訪問 泉酒造(いずみしゅぞう)

神戸市東灘区の泉酒造へ行ってきました。

神戸酒心館と泉勇之介商店の間にあり、前は何度も通っていたのですが、中に入るのは初めてです。
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代表銘柄は「仙介(せんすけ)」・「琥仙(こせん)」です。

小さな祠があります。奥に見えるのが事務所です。
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仙介の菰樽が置かれています。
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中に入ると、酒や猪口、パンフレットなどが置かれています。
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販売もしています。
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「車じゃなければ試飲できます」「はい、喜んで!」
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写真左より
仙介 特別純米 無濾過しぼりたて
<データー>特別純米無濾過生原酒、山田錦・五百万石、精米歩合65%、アルコール分18~19度
仙介 純米吟醸 無濾過しぼりたて
<データー>純米吟醸無濾過生原酒、山田錦100%、精米歩合50%、アルコール分17~18度
琥泉 純米吟醸 無濾過生原酒
<データー>純米吟醸無濾過生原酒、精米歩合60%、アルコール分17~18度

<泉酒造(いずみしゅぞう)>神戸市東灘区御影塚町1-9-6
1756年初代泉仙介が有馬郡道場村にて酒造業を始める。3代目仙介の時に、現在の御影に製造所を移す。震災で事業縮小し、醸造委託していたが2007年度より自家醸造を再開。
泉酒造公式ページ

せっかく来たので、神戸酒心館へ。桜がきれいです。
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きき酒カウンター前のボードに惹かれて、すぐにカウンターに着席!
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これを飲んでみたかった!しかも600円とは、思いっきりのサービス価格!
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蔵出し生原酒 純米大吟醸 にごり生酒 福寿
<データー>純米大吟醸にごり生酒、精米歩合40%、アルコール分16~17度

<<速報>>2012年ノーベル賞授賞式式典後の晩餐会で提供された「福寿 純米吟醸」が2013年4月26日から蔵直売所・東明蔵で販売開始。

阪急百貨店 蔵元まつり

阪急百貨店 蔵元まつりに行ってきました。

会場入り口です。菰樽が積まれ、雰囲気を盛り上げます。
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2013年3/30~3/31の2日間だけの開催のためか、会場はかなりの混雑でした。
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ステージには、「日本酒のできるまで」や「日本酒の種類」の解説や、道具の展示がありました。
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蔵元さんのお勧めや、日本酒にかける思いなど、いろんな話を聞くことができました。
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もちろん、いっぱい試飲させていただきました! 顔なじみの蔵元さんにも数人お会いできました。

今回、いちばんテンションが上がったのがこちら、「お燗酒バー」!
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燗酒1合が300円~500円で楽しむことができます。
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さっそく注文! オリジナルお猪口は、記念に貰えます。
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ボトルの写真は撮れませんでしたが、
玉乃光(たまのひかり)純米大吟醸 備前雄町」(京都市伏見区玉乃光酒造)
<データー>純米大吟醸酒、備前雄町100%、精米歩合50%、アルコール分16.2度

調子が出てきました!
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鷹長(たかちょう)純米酒」(奈良県御所市油長酒造)
<データー>純米酒、精米歩合65%、アルコール分15度

エンジン全開!
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常きげん(じょうきげん)山廃仕込純米酒」(石川県加賀市鹿野酒造)
<データー>純米酒、精米歩合65%、アルコール分17度

修学院離宮 上離宮(かみりきゅう)

修学院離宮の続きです。中離宮から、再び松並木を通って上離宮へ向かいます。

地形を利用して堤防を築き土塁や石垣を隠して自然になじむ景観にした大刈込み(おおかりこみ)が見えます。
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写真奥の方に、階段のように見える生垣です。

上離宮の御幸門(みゆきもん)です。
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高い刈込みの間をぬって急な石段を登ると、隣雲亭(りんうんてい)に着きます。
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上離宮で最も高い位置にある茶室です。

上の写真6畳と3畳の2室に洗詩台(せんしだい)とよぶ4畳大の板間があります。
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裏側に、8畳・6畳・6畳の控えの間があります。室内装飾は何もありません。

軒の下のたたきは、漆喰に小石が1粒・2粒・3粒と埋め込まれています。
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一二三石(ひふみいし)と呼ばれています。

隣雲亭からの眺めです。池は浴龍池(よくりゅうち)と呼ばれています。
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島の形を泳ぐ龍の姿に見立ててものと言われています。

千歳橋(ちとせばし)と呼ばれる石橋です。
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楓橋(かえでばし)です。渡ると、茶室・窮邃亭(きゅうすいてい)があります。
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窮邃亭内部です。
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後水尾上皇宸筆の扁額です。
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橋の欄干の根元に土が盛られている土橋です。
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欄干は大工道具の釿(ちょうな・ちょんな)で削られています。
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ちょんな削りと言うそうです。

御舟宿(おふなやどり)です。
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浴龍池は御舟遊びの場で、島々を廻りながら詩歌の会などを楽しまれたそうです。

万松塢(ばんしょうう)と呼ばれる中島の御腰掛です。(写真右)
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池を一周し、隣雲亭を見上げています。
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修学院離宮は、とっても広く(参観で歩く距離約3キロ)見どころ満載です。案内のガイドもしていただけるうえ、参観料は無料なので見に行かないと損です。
紅葉の時期が最もきれいだそうで、ぜひその頃にもう一度、来てみたいと思います。(抽選で当たればいいですけどね・・)

修学院離宮 中離宮(なかりきゅう)

修学院離宮の続きです。下離宮から中離宮に向かいます。

下離宮の裏門を出ると一気に視界が広がります。
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写真左の山は比叡山です。

下・中・上の各離宮へは松並木の道で結ばれています。
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樹齢350年を超える松です。幹や枝が入り組んでどうなってるのか・・。
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中離宮の中門です。
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写真正面が楽只軒(らくしけん)、左は客殿です。
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楽只軒は、もとは林丘寺宮の御居間でした。

楽只軒の内部です。
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奥側・二の間の襖には、龍田川の紅葉が描かれています。

客殿です。
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客殿一の間です。違棚は「霞棚(かすみだな)」と呼ばれています。
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桂離宮の桂棚、醍醐三宝院の醍醐棚と共に天下の三大名棚といわれています。

一の間の杉戸で、鯉と鮒に網を描いています。
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客殿西縁北側の杉戸です。
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祇園祭山鉾が描かれています。

客殿二の間です。
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客殿の釘隠です。ポケットガイドを撮影しました。
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上離宮は後日報告。

修学院離宮(しゅうがくいんりきゅう) 下離宮(しもりきゅう)

京都市左京区の修学院離宮へ行ってきました。参観には事前予約が必要です。

総面積54万5千㎡で、上・中・下の3つの離宮からなっています。
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下離宮(しもりきゅう)の御幸門(みゆきもん)です。

寿月観(じゅげつかん)です。
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こけら葺き数寄屋造りで、1824年に改造されて今日に伝えられています。

扁額は後水尾上皇の宸筆です。
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寿月観一の間の違棚です。
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一の間の襖です。虎渓三笑(こけいさんしょう)の墨絵が描かれています。
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虎渓三笑とは、何かに夢中になって他のことを忘れてしまうという意味だそうです。

二の間(写真右)と三の間です。
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二の間の杉戸には夕顔の絵が、三の間の襖には泊船(とまりふね)が描かれています。

寿月観周辺の庭園にある変わった形の灯篭です。
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袖型灯篭と言うそうです。

こちらもいい感じの灯篭です。
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矢倉灯篭と言うそうです。

中離宮と上離宮は後日報告。

<修学院離宮(しゅうがくいんりきゅう)>京都市左京区修学院薮添
後水尾天皇が退位後に営んだ山荘。松並木で結ばれた3つの離宮(御茶屋)からなり、間には田畑が広がる。もとは、上と下の2つの離宮からなり、明治時代に入って林丘寺(りんきゅうじ)の楽只軒(らくしけん)などの建物と寺地が割かれて中離宮となった。
宮内庁修学院離宮ページ