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金札宮(きんさつぐう) 後編

京都市伏見区の金札宮の続きです。

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本殿に向かって右手に公岡稲荷大明神社があります。1891年頃に勧請されたと伝えられています。

公岡稲荷大明神社です。
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公岡稲荷大明神社に向かって左手にある恵比須像です。
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公岡稲荷大明神社の手前、右手にある橋吉稲荷社です。
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橋吉稲荷社に向かって右隣にある常盤稲荷社です。
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常盤稲荷社に向かって右隣に2社が並んであります。
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写真左が恵比須社、右が金刀比羅社です。

拝殿の手前、参道右手にあるご神木です。
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樹齢約1200年といわれるクロガネモチの木です。冬には木々いっぱいに赤い実を付けるそうです。クロガネモチが「苦労がなく金持ちになる」といわれ金運のパワースポットになっています。

参道の途中、右手にある授与所・社務所です。
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<金札宮(きんさつぐう)>京都市伏見区鷹匠町8
金札宮 公式ページ
京阪丹波橋駅・近鉄丹波橋駅西口から徒歩約9分


金札宮(きんさつぐう) 前編

京都市伏見区の金札宮へ、行ってきました。

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750年に翁が現れて、「吾は天太玉命(あめのふとだまのみこと)で、干天で稲が枯れそうな時には、白菊の露を注ごう」といって手に持った白菊を打ち振ると清水が湧き出し、話を聞いた孝謙(こうけん)天皇(第46代天皇=重祚して称徳(しょうとく)天皇(第48代天皇))は事のほか喜び「金札白菊大明神」の宸翰(しんかん、直筆の書)を里人に与えて社殿を造営したのが始まりと伝えられています。豊臣秀吉の伏見城造営の際に城内に移されますが、1604年に現在地に遷座しています。

門から参道を進むと右手に手水鉢があります。
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「白菊井(しらぎくい)」とよばれ、「手水に触れれば清らかな心と福運が舞い込む」といわれています。(飲用不可)

参道正面にある拝殿です。
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拝殿の奥に本殿拝所があります。
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本殿です。
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祭神は、天太玉命〈白菊大明神〉・天照大御神(あまてらすおおみかみ)・倉稲魂命(うがのみたまのみこと)の3柱です。

本殿手前、向かって左手に置かれている菰樽です。
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神聖(しんせい)」(伏見区山本本家)、「月桂冠(げっけいかん)」(伏見区月桂冠)です。

本殿手前、向かって右手に置かれている菰樽です。
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金鵄(きんし)」(伏見区キンシ正宗)、「英勲(えいくん)」(伏見区齊藤酒造)です。

本殿に向かって左隣にある神輿蔵です。
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後編に続きます。


伏見名水スタンプラリー 長建寺(ちょうけんじ)編

京都市伏見区で「伏見名水スタンプラリー」が実施され、長建寺へ行ってきました。

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1699年に伏見奉行・建部政宇(たけべまさのき)が、この辺りの開拓の際に、深草大亀谷(伏見区)にあった即成就院(そくじょうじゅいん、現・即成院(そくじょういん、京都市東山区))の塔頭である多聞院をこの地に移し、弁財天をまつったのが始まりとされています。写真は山門(竜宮門)です。山門手前脇には「月桂冠(げっけいかん)」(伏見区月桂冠)の菰樽が置かれています。

境内から見た山門です。
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山門を入って参道を進むと左手にある鐘楼です。
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鐘楼前で「和歌のおみくじ」をひくことができます。
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参道を進むと左手にある手水鉢です。
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この水が「閼伽水(あかすい)」で、伏見名水の1つです。

参道正面にある本堂です。
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本尊は、八臂弁財天(はっぴべんざいてん)です。秘仏で毎年1/1~1/15のみ開帳されます。「島の弁天さん」ともよばれています。

本堂に向かって右手にある不動堂です。
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参道の途中で、右手に進むとある福富稲荷社です。
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参道の途中、左手にある地蔵堂です。
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地蔵堂に向かって右手に小堂が並んでいます。
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写真左の祠には飛龍大権現(ひりゅうだいごんげん)、右の祠には摩利支尊天(まりしそんてん)がまつられています。

鐘楼の近くには奉納された菰樽が置かれています。
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金鵄(きんし)」(伏見区キンシ正宗)・「神聖(しんせい)」と「源ベエさんの鬼ころし」は伏見区の山本本家・「名誉冠(めいよかん)」は名誉冠酒造(伏見区)が醸していましたが2005年に廃業し山本本家が継承しています。

伏見名水スタンプラリー10か所コンプリート!
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コンプリート記念に頂いた猪口です。伏見の酒や食事券などが抽選で135名に当たるのですが、今時点では届いていません・・。

<伏見名水スタンプラリー 長建寺(ちょうけんじ)編>京都市伏見区東柳町511
京阪中書島駅北口から徒歩約5分、近鉄桃山御陵前駅から徒歩約14分


伏見名水スタンプラリー 御香宮(ごこうのみや)神社編 その4

京都市伏見区で「伏見名水スタンプラリー」が実施され、訪れた御香宮の続きです。

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拝殿の手前、参道左手に能舞台があります。

能舞台です。
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能舞台の近くにある九社殿脇には奉納された菰樽が!
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富翁(とみおー)」(北川本家)、「英勲(えいくん)」(斎藤酒造)、「神聖(しんせい)」(山本本家)、「招德(しょうとく)」(招德酒造)、「黄桜(きざくら)」(黄桜)、「金鵄(きんし)」(キンシ正宗)、は地元、伏見の酒です。

能舞台の近くに茶室・九香軒があります。
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毎月第3日曜日に茶会が行われています。(1月・4月・7月・8月・11月は休会)また、伏見の酒が振舞われる点心席というのもあるようですが、現在は休止されています。

九香軒です。
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参道の途中、左手にある参集館です。
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本殿の手前、左手にある「御香水(ごこうすい)」です。
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水が涸れていましたが1982年に地下150mから汲み上げて復元したもので、伏見名水の1つです。

本殿の手前、右手にある御香水の石碑です。
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昔はこの井戸に御香水が湧き出していたのでしょう。

本殿の手前、左手にある社務所です。
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参道の途中、右手にある桃山天満宮があります。
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御香宮神社の敷地内にありますが、1969年に社殿の環境保全のために遷されたもので、御香宮神社の摂社末社ではなく独立した神社です。

<伏見名水スタンプラリー 御香宮神社(ごこうのみやじんじゃ)編>京都市伏見区御香宮門前町174
御香宮神社 公式ページ
表門まで、近鉄桃山御陵前駅から徒歩約3分、京阪伏見桃山駅から徒歩約4分、JR桃山駅から徒歩約5分


伏見名水スタンプラリー 御香宮(ごこうのみや)神社編 その3

京都市伏見区で「伏見名水スタンプラリー」が実施され、訪れた御香宮の続きです。

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本殿に向かって右手奥に大神宮があります。

大神宮の拝殿です。
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大神宮の拝殿の奥にある本殿です。
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天照皇大神(あまてらすおおみかみ)と豊受大神(とようけのおおかみ)をまつっています。

本殿に向かって右手にある豊国神社があります。
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豊国神社です。
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豊臣秀吉をまつっています。

豊国神社に向かって右手にある東合祀社です。
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写真左から、住吉社・八坂社・恵比須社・若宮八幡社です。

拝殿に向かって右手にある絵馬堂です。
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二の鳥居(石鳥居)の近く、参道右手にある大杉社です。
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二の鳥居の近く、参道左手にある祠です。
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何がまつられているのかは未確認ですが、祠の奥に「伏見義民碑」があるので、その関係者をまつっているのかもしれません。1785年に奉行の不正を町人らが訴えた事件で、自由民権運動のさきがけともいわれています。

その4に続きます。