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酒蔵訪問 辰馬本家(たつうまほんけ)酒造 前編

兵庫県西宮市の辰馬本家酒造へ、行ってきました。

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1662年創業で、代表銘柄は「黒松白鹿(くろまつはくしか)」です。写真は本社ビル(写真右)と六光蔵(ろっこうぐら)です。

本社ビルの東に建つ乾蔵です。
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乾蔵の北に建つ戎蔵です。
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一般の蔵見学は行われていませんが、毎年10月頃に「白鹿特別酒蔵見学会」の案内がリリースされ12月~3月に実施されるほか、2月に蔵開きが行われ蔵見学会が行われています。見学は六光蔵で、すぐに定員がいっぱいになってしまいます。

白鹿記念酒造博物館・酒蔵館があります。
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1982年に創業320周年記念事業として開館し、レンガ造りの酒蔵(1892年建築)を利用した酒蔵館と記念館がありましたが、1995年の阪神淡路大震災で記念館は残ったものの酒蔵館は全壊、1998年に再オープンしています。

門を入ると前庭があります。
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菰樽が置かれ、「黒松白鹿」の黒松が植えられています。入館料は一般400円(税込)で酒蔵館・記念館とも見学できます。

酒のお土産が付いています。
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黒松白鹿 生貯蔵酒 ご来館記念ボトル
<データー>吟醸酒、精米歩合60%、アルコール分13~14度

酒蔵館です。
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戦災や震災でも残った1869年建築の辰馬本家本蔵を改装したものです。

酒蔵館入口前にある撥つるべ(はねつるべ)です。
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井戸の水を汲むのに使われていたものです。

後編に続きます。


松竹梅(しょうちくばい)酒造

兵庫県西宮市の松竹梅酒造へ、行ってきました。

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1884年に井上信次郎が創業し「桔梗政宗(ききょうまさむね)」という銘柄を醸していたと伝わっています。1920年に「松竹梅(しょうちくばい)」を酒銘とし、1933年に宝(たから)酒造(京都市伏見区)の傘下として松竹梅酒造となっています。戦争で企業整理が進む中、1947年に宝酒造傘下から離れ(「松竹梅」は宝酒造へ)、1950年に「灘一(なだいち)」を酒銘とし新たに松竹梅酒造として設立しています。

2019年1月に改修された旧工場です。
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阪神淡路大震災で酒蔵は全壊、現在は自社醸造は行っておらず、瓶詰のみを行っているそうです。

事務所棟です。
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事務所玄関です。
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ショップはありませんが、酒を購入することは可能です。

玄関ホールに飾られている菰樽です。
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酒瓶も飾られています。
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お土産に購入。
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灘一 生貯蔵酒
<データー>本醸造酒、精米歩合70%、アルコール分13~14度

<松竹梅酒造(しょうちくばいしゅぞう)>兵庫県西宮市浜町13-10
松竹梅酒造 公式ページ
阪神西宮駅から徒歩約13分、JRさくら夙川駅から徒歩約18分


酒蔵訪問 日本盛(にほんさかり)

兵庫県西宮市の日本盛へ、行ってきました。

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1889年に西宮企業会社として創業、1893年に西宮酒造となり2000年に日本盛に社名変更しています。代表銘柄は「日本盛」です。一般の蔵見学は行っていませんが、毎年2月・10月頃に蔵開きが行われ、酒蔵見学が行われています。

日本盛酒蔵通り煉瓦館があります。
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2000年にオープンし、館内にはショップ、レストラン、ガラス工房があるほか、寄席などのイベントも開催しています。

日本盛酒蔵通り煉瓦館正面の様子です。
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ショップの様子です。
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生原酒の量り売りサーバーもあります。
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有料試飲もあります。
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さっそく。
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日本盛 大吟醸 金賞受賞酒
<データー>大吟醸酒、山田錦、精米歩合38%、アルコール分15~16度

もう1杯。
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日本盛 純米酒 魚沼産こしひかり
<データー>純米酒、コシヒカリ、精米歩合70%、アルコール分15~16度

<日本盛(にほんさかり)>西宮市用海町4-57
日本盛 公式ページ
阪神今津駅から徒歩約13分、JR西宮駅から徒歩約15分


甘辛の関寿庵(あまからのせきじゅあん)

兵庫県西宮市の「甘辛の関寿庵」へ、行ってきました。

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1711年創業の大関がプロデュースする和菓子店で、2001年にオープンしています。グループ会社のオーゼキ・エフ・アンド・シーが経営しています。

店舗の半分が和菓子売場、残り半分が酒関係を販売しています。
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商品がズラリと並べられています。
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甕や通い徳利(かよいとっくり)なども展示されています。
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大関の生原酒や鹿児島直送の本格焼酎を量り売りで販売もしています。

蔵出し生原酒のサーバーです。1杯100円(税込)で試飲も可能です。
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量り売りの酒類は1杯100円(税込)で試飲も可能です。
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大関(おおぜき)大吟醸 生原酒
<データー>大吟醸生原酒、他未確認
大関 純米 生原酒
<データー>純米生原酒、他未確認

<甘辛の関寿庵(あまからのせきじゅあん)>兵庫県西宮市今津出在家町3-3
甘辛の関寿庵 公式ページ
阪神今津駅から徒歩約10分


酒蔵訪問 大澤本家(おおさわほんけ)酒造 後編

兵庫県西宮市の大澤本家酒造の続きです。

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蔵の3階から見た様子です。

2階には酒母室があります。
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酒母の温度を調節する暖気樽(だきだる)です。
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暖気樽の中に湯や氷を入れて酒母に浸け、温度を調節します。

1階の仕込室です。
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中2階に上がってタンク内の様子を見せていただけます。
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醪(もろみ)の様子です。
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見学後は試飲。
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寳娘(たからむすめ)蔵出し しぼりたて原酒 生
<データー>普通酒生原酒、アルコール分20度

続いて。
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寳娘 蔵出し しぼりたて新酒 にごり酒
<データー>普通酒、アルコール分19度

もう1杯。
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寳娘 純米原酒 灘の生一本(なだのきいっぽん)
<データー>純米原酒、精米歩合70%、アルコール分17度

<大澤本家酒造(おおさわほんけしゅぞう)>兵庫県西宮市東町1-13-28
大澤本家酒造 公式ページ
阪神西宮駅・JR西宮駅から徒歩約23分、阪急西宮北口駅・JR西宮駅(北側ターミナル)・阪神西宮駅東口(西宮市役所前)から阪急バス朝凪町行きで誠成公倫会館バス停下車徒歩約2分


酒蔵訪問 大澤本家(おおさわほんけ)酒造 前編

兵庫県西宮市の大澤本家酒造へ、行ってきました。

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1770年に堺(大阪府堺市)で創業、1945年に戦災で酒蔵が焼失しますが、1953年に神戸市灘区で再興、1954年に現在地へ移転しています。代表銘柄は、「寳娘(たからむすめ)」です。写真は阪神淡路大震災でも倒壊を免れた木造酒蔵です。

蔵の煙出し(けむりだし)です。
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灘五郷(なだごごう、兵庫県西宮市・神戸市東灘区・灘区の酒造地域)で築50年以上の木造酒蔵で醸造しているのはここだけです。

ショップがあります。
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軒先には杉玉が吊るされています。
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ショップ内の様子です。
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有料試飲(1杯200円(税込))も可能です。

大澤一慶さんに蔵を案内していただきます。
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大澤一慶さんは杜氏で10代目を継ぐ予定です。蔵見学は事前に連絡し日にちが合えば可能です。(冬季のみ)

蔵の入口にある神棚です。
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酒の神・松尾大神の御札などがまつられています。

米に一定量の水吸わす浸漬機(しんせきき)です。
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蒸した米を冷ます放冷機です。
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蒸米の作業はすでに終えていて、ビニールカバーが被せられています。

蔵の3階部分にある製麹室(せいぎくしつ=麹室(こうじむろ))です。
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麹を造るため温度や湿度が管理できる部屋になっています。

製麹室内の様子です。
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後編に続きます。


酒蔵訪問 万代大澤(まんだいおおさわ)醸造

兵庫県西宮市の万代大澤醸造へ、行ってきました。

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2005年に西隣にある大澤本家(おおさかほんけ)酒造から独立して創業、代表銘柄は「徳若(とくわか)」です。

ショップがあります。
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ネットショップや特約店は無く、販売のほぼ全てがこのショップだそうです。

ショップの入口です。
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入口手前には酒樽が置かれています。
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事前に連絡して日にちが合えば蔵見学も可能だそうです。

ショップ内の様子です。
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たくさんの商品が並べられています。
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有料試飲ができます!
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私個人的には、有料試飲ができる蔵はとっても嬉しいです。グラス1杯(約50ml)100円(税込)~

生原酒の飲み比べセット(400円(税込))を。
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写真左より
徳若 純米吟醸 しぼりたて 蔵出し原酒 生酒
<データー>純米吟醸生原酒、山田錦、精米歩合60%、アルコール分17~18度
徳若 純米酒 しぼりたて 蔵出し原酒 生酒
<データー>純米生原酒、精米歩合70%、アルコール分17~18度

販売されている純米酒の瓶はコレ。(写真左)
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熟成酒を。
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徳若 純米吟醸原酒 10年熟成
<データー>純米吟醸原酒、山田錦、精米歩合60%、アルコール分17~18度

販売されている瓶はコレ。
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<万代大澤醸造(まんだいおおさわじょうぞう)>兵庫県西宮市東町1-13-25
阪神西宮駅・JR西宮駅から徒歩約23分、阪急西宮北口駅・JR西宮駅(北側ターミナル)・阪神西宮駅東口(西宮市役所前)から阪急バス朝凪町行きで誠成公倫会館バス停下車徒歩約1分


酒蔵訪問 國産(こくさん)酒造

兵庫県西宮市の國産酒造へ、行ってきました。

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1861年創業で代表銘柄は「灘自慢(なだじまん)」、「國産一(こくさんいち)」です。戦前の社名は覺心平十郎(かくしんへいじゅうろう)商店、戦時の企業整備で数社とともに宮郷(みやごう)酒造となりますが、1948年に解散し現社名となっています。

事務所の玄関です。
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1995年の阪神淡路大震災で被災し醸造を断念、現在は大関(兵庫県西宮市)に醸造を委託しています。

事務所受付に商品が展示されています。
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販売は行っていますが、残念ながら試飲は行っていません。

後日、灘五郷のアンテナショップで試飲させていただいた酒です。
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灘自慢 上撰 本醸造
<データー>本醸造酒、精米歩合70%、アルコール分15~16度

徒歩約10分の場所に「灘自慢 宮水井戸」があります。
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「灘自慢 宮水井戸」です。
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現在も名水・宮水が湧き出しているそうです。

<國産酒造(こくさんしゅぞう)>兵庫県西宮市東町1-12-34
阪神西宮駅から徒歩約20分、阪急西宮北口駅・JR西宮(北側ターミナル)・阪神西宮駅東口(西宮市役所前)から阪急バス朝凪町行きで東浜町バス停下車徒歩約2分


住吉(すみよし)神社

神戸市灘区の住吉神社へ、行ってきました。

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創建の詳細は不明ですが、当地の大石は、元は生石(おいし)とよばれ神をまつる氏族が住んでいて。1681年に大石浜の海中で御神体が発見され、社殿を建て航海の安全を守る神としてまつったと伝えられています。写真は1998年に再建された鳥居です。

神戸市灘区の敏馬(みぬめ)神社の御旅所になっています。
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敏馬神社はこちら → 敏馬神社 過去記事

鳥居を入って進むと注連柱(しめばしら)があります。
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祭事の際には注連縄を張るのでしょうか。

注連柱から参道を進むと左手にある手水舎です。
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手水舎にある井戸です。
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手水舎から参道を進むと正面に拝殿・本殿があります。
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阪神淡路大震災で倒壊し2002年に再建されたものです。主祭神は天照皇大神(あまてらすおおみかみ)で、住吉三神(すみよしさんじん、表筒男神(うわつつおのみこと)、中筒男神(なかつつおのみこと)、底筒男神(そこつつおのみこと))を配祀しています。

拝殿手前にある石燈籠です。
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灘西郷酒造組合(現在は灘五郷酒造組合に統合)が奉納したものです。

拝殿手前左手に与謝蕪村の句碑があります。
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「畑打ちの 目にはなれずよ 摩耶が嶽」と刻まれているようです。

本殿裏にまつられている神です。
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写真右は彦九郎大明神がまつられていますが、左は読めなかったです・・。

<住吉神社(すみよしじんじゃ)>神戸市灘区大石南町1-1-20
阪神大石駅から徒歩約10分、JR摩耶駅から徒歩約20分


酒蔵訪問 沢の鶴(さわのつる) その3

神戸市灘区の沢の鶴の続きです。

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資料館2階に展示されている樽廻船の模型です。速い樽廻船では4~5日で、平均でも6.3日で江戸まで新酒を運んでいたそうです。

昭和初期頃のポスターも展示されています。
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麹を造る麹室(こうじむろ)です。
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麹菌の発育には高い温度(30~40℃)と適当な湿度を要するため、外気と遮断した部屋(室)が必要になります。床や天井の中には断熱材が使われています。昭和30年頃までは熱が伝わりにい・軽い・安価などの理由で籾殻(もみがら)が断熱材として使われていたそうです。

麹室内の様子です。(室内へは立入禁止)
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麹室の前では、酒樽づくりの材料や道具が展示されています。
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資料館2階からミュージアムショップへ順路が続きます。
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階段を下りたところにある竹石大明神社です。沢の鶴の鎮守社なのでしょう。

ミュージアムショップ入口です。
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新発売の「沢の鶴 X 02(エックスゼロツー)」も販売しています。
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2018年3月に「沢の鶴 X 01(エックスゼロワン)」が発売、今年は第2弾です。沢の鶴と大手農業機械メーカーのヤンマーとの共同による「酒米プロジェクト」で開発された酒です。 「沢の鶴 X 01」はこちら → 沢の鶴X01 発表パーティ

試飲コーナーもあります。
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写真左より
澤之鶴(さわのつる)原酒 沢の鶴資料館来館記念限定商品
<データー>本醸造原酒、精米歩合65%、アルコール分18.5度
沢の鶴 梅酒 長期熟成生酛純米酒仕込み
<データー>リキュール、アルコール分11度

有料試飲もあります。
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写真左より
沢の鶴 瑞兆(ずいちょう)純米大吟醸
<データー>純米大吟醸酒、山田錦・他、精米歩合47%アルコール分16.5度
敏馬の浦(みぬめのうら)純米大吟醸 生酛造り
<データー>純米大吟醸酒、山田錦、精米歩合45%、アルコール分16.5度
※敏馬の浦は灘・西郷にあった港で海上輸送の中心地 参考 → 敏馬神社

<沢の鶴(さわのつる)>神戸市灘区新在家南町5-1-2 沢の鶴資料館(神戸市灘区大石南町1-29-1)
沢の鶴 公式ページ
阪神大石駅から徒歩約10分、JR摩耶駅から徒歩約20分