新熊野(いまくまの)神社 前編

京都市東山区の新熊野神社へ、行ってきました。

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1158年に退位し法住寺(ほうじゅうじ、東山区)で院政を敷いた後白河法皇が、1160年に鎮守社として平清盛・重盛に造営させ創建しています。熊野神社、熊野若王子神社(いずれも京都市左京区)とともに京都三熊野とよばれています。

鳥居を入って進むと右手に案内板があります。
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神と仏を一体としてとらえ、神と仏を区別なく拝む神仏習合の先駆けとなったのが熊野信仰だそうです。曼荼羅は熊野本宮八葉曼荼羅を基にしたもので、境内案内図と同じ内容が記載されています。

案内板から参道を進むと右手にある拝殿です。
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拝殿から見た本殿です。
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祭神は、熊野牟須美大神(くまのむすびのおおかみ=伊弉諾尊(いざなぎのみこと))です。

本殿手前脇には奉納された菰樽が。
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金鵄正宗(きんしまさむね)」(京都市伏見区)です。

境内には御神木の椥(なぎ)が随所に植えられています。
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中国の海南島や台湾に自生する植物で、熊野信仰の原点が黒潮に乗って渡来した大陸南部の人々の信仰であったことを示唆しているといわれています。

拝殿に向かって左手にある宝蔵です。
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拝殿に向かって左手奥にある上之社です。
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上之社に向かって右隣にある中之社です。
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後編に続きます。

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一華院(いっかいん) 後編

京都市東山区の一華院の続きです。

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方丈から見る南庭・依稀松庭(いきまつてい)です。「依稀たり松の屈曲」という禅語に由来していて、松の曲がった幹や枝ぶりが様々な姿に現れているという意味です。

依稀松庭の松です。
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松は片方の枝を西に長く伸ばしています。南を司る四神・朱雀の意味もあるそうです。

北庭・彷彿石庭(ほうふつせきてい)です。
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昭和を代表する作庭家・重森三玲(しげもりみれい)の孫・重森千靑(ちさを)の作庭です。「彷彿たり石の爛班」という禅語に由来し、石の模様や形が様々な姿に現れているという意味です。

全部で15石があり、七五三の石組になっているそうです。
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奥の島が蓬莱島と山の石組、中間の島が鶴と亀、手前の島が亀を表していて、北を司る四神・玄武の意味もあるそうです。

依稀松庭の東にある客殿です。
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山門を入って左手にある前庭です。
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前庭の南東隅にある祠です。
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稲荷社のように思われますが未確認です。

前庭から墓地に続くと思われる参道です。(立入禁止)
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<一華院(いっかいん)>京都市東山区本町15丁目800
一華院 公式ページ
JR東福寺駅、京阪東福寺駅から徒歩約10分

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一華院(いっかいん) 前編

京都市東山区の一華院へ、行ってきました。

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東福寺の境内北西部にある塔頭寺院で、1382年に東漸(とうざん)禅師が創建しています。

普段は非公開ですが、毎年11/6~11/30に特別公開が行われています。
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山門から見た庫裏・玄関です。
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玄関から見た様子です。
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内部の拝観は庫裏の玄関から。庫裏を入って左手にある座敷です。
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「一華五葉を開く」と書かれた衝立が置かれています。達磨(だるま)大師が弟子の慧可(えか)大師に、詠んで与えたという「吾れ本(も)と茲(この)土に来たり、法を伝えて迷情を救う。一華五葉を開き、結果自然に成る」が基で、「一つの華が五枚の花弁を開き、やがて自ら実を結ぶように、自分の心の華を開く、悟りという華が開けば、身の回りの物事も自然に成就していく」という教えだそうです。

方丈です。
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方丈に飾られている東福寺大仏蓮華台花弁です。
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南北朝時代作で高さ15mの大仏が仏殿にありましたが1881年に焼失、焼失を免れた蓮華台花弁が塔頭に1枚ずつ配られています。

方丈の北側に仏間があります。
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本尊の白衣観音座像です。
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室町時代作です。

後編に続きます。

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市比賣(いちひめ)神社

京都市下京区の市比賣神社へ、行ってきました。

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桓武天皇が平安京遷都に伴い、795年に左右両京の市座(官営市場)を守護する神社として創建したと伝えられています。1591年に現在地に移転しています。写真は神門で、その上はマンションになっています。

神門を入って進むと鳥居があります。
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鳥居をくぐって正面やや右手にある本殿です。
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祭神は、多紀理比賣命(たぎりひめのみこと)・市寸嶋比賣命(いちきしまひめのみこと)・多岐都比賣命(たぎつひめのみこと)・神大市比賣命(かみおおいちひめのみこと)・下光比賣命(したてるひめのみこと)の五女神です。

本殿に向かって左手奥に植松稲荷神社の鳥居があります。
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植松稲荷神社の拝所です。
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植松稲荷神社です。
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植松稲荷神社に向かって右手にある衆霊殿です。
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花山天皇や大国主命をまつっています。

衆霊殿の前にある御神井・「天之真名井(あめのまない)」です。
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清和天皇から後鳥羽天皇までの27代の間、皇子・子女の誕生の際の産湯に使われたと伝えられています。絵馬を掛け、「天之真名井」のご神水を飲んで手を合わせると、願い事が一つだけ叶うといわれています。

本殿に向かって左手にあるカード塚です。
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使い終わったカードに感謝する意味で、カード塚で祓い清めているそうです。病気と縁が切れるようにと、病院の診察券などを納める人も多いようです。

<市比賣神社(いちひめじんじゃ)>京都市下京区河原町五条下ル一筋目西入ル
市比賣神社 公式ページ
京阪五条駅から徒歩約5分、京都市営地下鉄五条駅から徒歩約10分

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出雲大神宮(いずもだいじんぐう) その4

京都府亀岡市の出雲大神宮の続きです。

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御神体山の参道をまっすぐ下ると、笑殿社(わらへどのしゃ)があります。

笑殿社です。
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事代主命(ことしろぬしのみこと)・少那毘古名命(すくなひこなのみこと)をまつっています。

笑殿社からさらに下ると蔵(宝物庫)があります。
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蔵に向かって右手に進むと参集殿があります。
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拝殿と社務所の間を西に徒歩3分ほど進むと、境外摂末社があります。
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鳥居を入って正面にある黒太夫社(くろだゆうしゃ)です。
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黒太夫社の手前、左手にある祖霊社です。
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千年宮鳥居から東へ徒歩約2分の場所にある神饌田です。
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<出雲大神宮(いずもだいじんぐう)>京都府亀岡市千歳町千歳出雲無番地
出雲大神宮 公式ページ
JR千代川駅からレンタサイクルで約15分(推奨)または徒歩約45分、JR亀岡駅北口から亀岡市ふるさとバスF11系統川東コース出雲大神宮前バス停下車すぐ

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